2025年09月11日

<東京ヤクルト 6-5 中日

D 200 000 030 5
S 000 150 00x 6
○吉村(6-6)7,田口1/3,H大西1/3,H荘司1/3,S星(12)1−中村悠
オスナ13号C(涌井)

▼データ
 ・3カードぶりカード勝ち越し
 ・オスナ:2024年4月25日広島戦(神宮)以来自身5本目満塁本塁打
 
◆ポイント
 ・5回裏1死無走者吉村四球
 ・8回表1死一塁ボスラー三失

試合前はゲリラ豪雨。洪水警報も出る中でプレイボール。時折雨脚強まる時間帯もあったが,無事消化。今季最後の同一カード3連戦のカード勝ち越し。オスナの満塁弾で楽勝ムードも終わってみれば勝ちパターン全員投入の1点差ヒヤヒヤ勝利だった。

吉村苦手の立ち上がり。先頭岡林初球ヒット。田中ヒットで一三塁。上林セカンドゴロ間に1点。細川内野安打,ボスラーヒットで満塁。山本のショートゴロを長岡が併殺を狙いに行ってもう1点。チェイビスショートゴロでようやく3アウト。擁した球数23。時間にして15分。

一方の涌井は初回5球。2回6球。計11球で6つのアウトを奪うあまりに対照的な両先発の立ち上がり。それでも終わってみれば吉村は失点は結局初回のみで7回を102球のHQSで勝利投手。涌井は5回もたずKOで敗戦投手なのだから野球って不思議なもの。

神宮のグランドが味方してくれた4回裏の攻撃。濱田のサードゴロをチェイビスがファンブル。続く長岡のセカンドゴロを今度が田中がファンブル。0死一二塁から北村恵の抜けたと思われた打球は涌井のグラブに当たってショートゴロ併殺。まさに紙一重。チャンス潰えたかと思われたが,村上オスナ連続四球で満塁となり太田がライト前。ここまで打者6人。5者出塁の末ようやく奪えた1点。なお満塁続くが中村悠三振で結局1点止まり。

5回裏1死で吉村の四球から濱田ヒット北村恵四球。2死満塁から村上押し出し死球で追いつき,オスナの満塁弾。2度レフトポール際に大ファール。まさに三度目の正直だった。

4点差で8回のマウンドには76日ぶり一軍昇格即登板となった田口さん。先頭上林はボテボテ打ち取った当たりもどうしようもない内野安打。それでも細川を三振。ボスラーは注文通りのサードゴロで併殺チェンジと思われたが・・まさかの村上が二塁悪送球。逸れた送球をカバーした太田が三塁返球。これも悪送球で一走上林生還。

大西を投入するも,山本タイムリー二塁打で2点差。2死までこぎつけるも加藤匠にもタイムリーでとうとう1点差。なお2死一二塁とピンチ続いて今度は荘司投入。岡林ファーストゴロでなんとかリード保って,最終回は星。先頭ヒットと四球でランナー2人背負ったが,ボスラーセカンドゴロでゲームセット。8回同じようにボスラーで併殺取れていればなんてことなく終わっていたはずなのに・・・

でも久しぶりに推しの登板で力入れて観戦出来た。8月の実戦復帰からファームでも打たれる日々。長谷川が山本が昇格する中で正直もう一軍にお呼びがかからないのかなぁなんて思ってしまうこともあった。ようやく今月9月入って無失点ピッチ続けていたし,何より球速が上がっているのを一球速報で確認できた。
昨日山本が炎上してようやく回ってきた出番。こんがり日焼けした姿。スライダーにもキレが戻っていたんでホント一安心。だからこそ村上のお粗末な守備に若干キレ気味の大声を上げてしまった自分がいた。封印されていたSNSも復活したし。こういうのが推し活なんだなぁ( ̄ー ̄)ニヤリ。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高梨)−横浜DeNA(ジャクソン)22回戦 神宮 18:00
 【メモ】実況田淵アナ[5-4 .556]×五十嵐解説員[2-3 .400]
東京 ☁ | Comment(1) | SWALLOWS | at 22:47 | 更新情報をチェックする

2025年09月10日

<東京ヤクルト 3-6 中日

D 020 200 020 6
S 000 200 100 3
●ランバート(3-11)4,石山1,木澤2,山本2/3,松本健11/3−古賀
村上19号A(金丸)

▼データ

◆ポイント
 ・7回裏0死一三塁宮本三飛濱田三併
 ・8回表山本右安ロドリゲス左安石伊投犠失福永死球

ランバートと山本がぶち壊した試合。

昨日の奥川同様初回から満塁のピンチ招くもなんとか無失点も,2回2死二塁から岡林に被弾で先制許す。4回も1死一二塁から金丸に犠打を決められ二三塁からまたも岡林にタイムリー。4回4失点KO。11敗目。一人で借金8抱えたランバート。これが日本での最終登板か。もう限界でしょう。
12本塁打の村上、月間MVP 才木初受賞、パは牧原と上沢―プロ野球
 セ、パ両リーグは10日、8月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、セは村上宗隆内野手(ヤクルト)と才木浩人投手(阪神)、パはソフトバンク勢の牧原大成内野手と上沢直之投手が選ばれた。
 村上は5度目で上沢は2度目、才木と牧原は初受賞。
 村上はリーグトップの12本塁打をマーク。30日の広島戦では3本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。才木は最多の4勝を挙げ、独走でのリーグ優勝に貢献した。
 牧原はリーグ最多の37安打を放ち、16試合連続安打を記録。上沢は4戦4勝とし、4年ぶりに2桁勝利に到達した。[ 9/10(水) 16:13配信 時事通信 ]

それでもすぐさまその裏。8月の月間MVPを受賞した村上の一発で2点取り返してくれた。だからこそ尚更悔やまれる先の失点。

5回から継投へ。中でも7回表はイニング跨いだ木澤が三者連続三振で流れを作ってくれた。7回裏まるで昨日のリプレイを見るかのようだった。北村恵を一塁に置いて古賀の二塁打で二三塁。岩田が狭い一二塁間破って1点差。なお0死一三塁で切り札宮本のカードを切ったが,その宮本がまさかの初球サードフライ。一走岩田も厳しい牽制で一塁釘付けとなってしまい,濱田が5−4−3併殺でチェンジ。

8回山本の投入。結果的にこれが裏目となったわけだが,そもそも追いつけなかった時点で継投としては一択。7連戦の2戦目。残り最大5イニング。優勝争いしているならともかく,このチーム状況。1点ビハインドで星荘司矢崎大西の防御率1点台カルテットの投入は得策ではないでしょう。目くじら立てるような采配ではないと思います。

この山本がヒット・ヒット・自らの送球エラー・死球と完全な一人相撲。相手走塁死+捕邪飛と互いに壮絶な譲り合いでまだ分からないと思わせたが・・2死一三塁田中幹也のタイムリーで完全に白けた。リズムの悪さも手伝って野手陣もやる気を削がれた感。8回裏3者連続セカンドゴロがその象徴だった。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村)−中日(涌井)22回戦 神宮 18:00
 ・13時頃から雨予報。予備日は9月24日に組み込まれているので連盟判断は早そうだが果たして。
 【メモ】実況黒瀬アナ[0-3 .000]×真中解説員[3-6 .333]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:27 | 更新情報をチェックする

2025年09月09日

<東京ヤクルト 3-2 中日

D 010 100 000 2
S 000 012 00x 3
奥川5,○松本健(1-0)1,H大西1,H矢崎1,S星(11)1−古賀

▼データ
 ・松本健:2024年5月15日以来プロ通算2勝目

◆ポイント
 ・1回表1死満塁ボスラー遊飛福永三振
 ・9回表2死満塁福永三振

得点圏に走者を進められたのは僅か2イニング。その2つのイニングで得点を奪い,最少リードを保っての7連戦の初戦白星スタート。

初回からピンチの連続だった。とにかく制球に苦しむ奥川。先頭岡林への四球に始まり,内野安打四球で1死満塁といきなりのピンチ。ここは内野フライと三振で切り抜けたが,2回表も2つの四球与えて田中に先制のタイムリー二塁打。3回こそ三人で抑え立ち直ったかと思われたが,4回は三塁打と犠飛で失点。5回まで100球を擁する苦しい内容。

中日先発今季初登板松木平。4回からは左腕ルーキー吉田。壮真の2併殺もあって攻略の糸口が見いだせない序盤。それでも5回裏1死から北村恵が四球を選び,古賀二塁打で二三塁。岩田タイムリーで1点差。奥川に打順回って代打北村拓。ここで何も起きない捕邪飛。濱田も倒れて1点止まり。吉田は6回表に回ってきた打席そのまま打席に入り続投。試合後に明かされたが松木平はマメをつぶすアクシデントだったようで,7連戦の初戦というこもあって,ある程度イニングをという中日サイドの思惑はあったようだ。

6回も2死一塁。オスナヒットで一二塁となって回ってきた北村恵。右中間を破って一塁からオスナも生還。逆転に成功。

こうなれば方程式。今日は荘司温存で7回大西−8回矢崎−9回星のリレー。星は満塁のピンチを招くも,最後は古賀の強気のフォーク要求でリードを保った。

中日は13残塁の拙攻で自力クライマックスシリーズの可能性消滅。ヤクルトからすると常に走者を背負っている感覚だったが,競り合いを制した。対戦成績は10勝9敗1分。直接対決残り5試合で6.0差。3年連続熾烈な争いを繰り広げるか否かは明日明後日に委ねられそう。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ランバート)−中日(金丸)21回戦 神宮 18:00
 【メモ】実況今湊アナ[4-4 .500]×田尾解説員[1-0 1.00]
東京 ☀ | Comment(1) | SWALLOWS | at 22:44 | 更新情報をチェックする

2025年09月07日

<東京ヤクルト 2-3 横浜DeNA

S 010 000 100 2
B 000 101 01x 3
小川6,H荘司1,●大西(3-3)1−中村悠
オスナ12号@(藤浪)

▼データ
 ・対DeNA戦負け越し確定
 ・70敗到達(2球団目)

◆ポイント
 ・4回裏2死ビシエド中安(長岡壮真お見合い)
 ・7回表2死満塁代打山田初球左邪

接戦落として2カード連続負け越。対DeNA戦負け越し確定。ロッテに次いで2球団目の70敗到達。

藤浪に対して組んだ打線はH濱田G岩田F内山D村上BオスナE長岡C北村恵A中村悠@小川。藤浪を苦手とする山田に代えて北村恵を入れた以外はほぼ通常通りだった。

オスナの本塁打で先制。小川も連続イニング無失点を16まで伸ばし,17イニング目も2死からビシエドをフライアウトでチェンジ・・と思われたが,長岡が追うのを止めてしまいヒットに。壮真はダイビングしても及ばなかったから長岡が捕るほかなかった当たり。この走者を佐野の二塁打クッション誤り一走ビシエドの一気生還を許してしまう。小川にとっては実に勿体ない失点となってしまった。

同点の6回裏桑原の一発は最前列に飛び込むまぁ事故と片づけられる一球。6回2失点と間隔空けながらもきっちり先発としての役目を果たしてくれている。そんな小川の負けを消した7回表代打宮本の同点タイムリー。2死無走者から北村恵二塁打中村悠四球でようやく藤浪をマウンドから引き下ろして代わった森原から放った一打。なおも濱田死球で満塁とし,岩田に代打山田のカードを切ったが・・初球でチェンジ。

8回裏2死二三塁筒香を申告敬遠で満塁としてビシエド勝負。これも理解出来る。注文通り内野にゴロが飛んだが・・無情にも三遊間を抜けていった。これが今季2試合目の4番スタメン。結果的に三浦采配が当たってしまった。

1点差で9回表。伊勢から北村恵がヒットを放ち代走並木のカードを切るが・・。並木のコンディションにもよるが,仕掛けてから犠打というのがどうにも今年は皆無。1死二塁で赤羽。見逃し三振では何も起こりません。7月の赤羽は何処へ??

猛虎が1990年巨人の9月8日を抜いて2リーグ制で最も早く優勝を決めた2025年9月7日でした。おやすみなさい。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(奥川)−中日(マラー)20回戦 神宮 18:00
 ・第4クール最終カード。いわゆる同一カード3連戦はこれが最後に。
 【メモ】実況立本アナ[3-0-1 1.00]×笘篠解説員[昨季1-0 1.00]
神奈川 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:16 | 更新情報をチェックする

2025年09月06日

<東京ヤクルト 3-2 横浜DeNA

S 000 003 000 3
B 000 002 000 2
○山野(3-2)6,H大西1,H荘司1,S星(10)1−古賀
濱田2号@(竹田)

▼データ

◆ポイント
 ・6回表2死満塁古賀右安
 ・9回裏1死一塁ビシエド右安(一走神里打球判断)
 ・9回裏1死一二塁蝦名三振(ハーフスイング一塁塁審スイング判定)

勝利の方程式2025。7回大西−8回荘司−9回星のリレーで1点差を守り切って勝利!

大西は全て伊藤琉偉のところへ打たせる安定感。荘司部長は先頭筒香に四球与え,古賀の二塁悪送球もあって三塁まで進めるも落ち着いた投球。
危なかったのは星。まず先頭度会のピッチャーゴロを捕れず内野安打にしてしまう。林は犠打フライアウトで1死奪うも,続く代打ビシエドにはライト前にポトリ。ただここの打球判断代走三森は三塁奪えなかった。1死一二塁で蛯名。フルカウントからのハーフスイング。一塁塁審市川スイングの判定。これがなかったら満塁だったから大きな判定。で最後は桑原をライトフライでゲームセット。キャリア8年で2セーブだった星が,9年にして10桁セーブ達成。正直シーズン当初は予想だにしていなかった。

打線はルーキー通算2戦2勝の竹田プロの前に5回まで得点を奪えずにいたが,6回表均衡破る濱田のソロ。さらに1死から壮真のヒットと二盗。村上申告敬遠。山田四球の2死満塁で古賀。得点圏で46打数4安打打率.087の古賀。ところがこれを満塁に限ると6打数2安打7打点というデータ通りライト前へ運び,壮真さらに二走村上も生還。これで満塁時は7打数3安打9打点打率.429となった。即ち満塁以外の得点圏は40打数2安打打率.050となることに。

山野は直後の6回裏に山本に被弾で1点差とされたが,これで自身キャリアハイタイの3勝目。今年のうちにもう一殻破っておかないとですね。

濱田に関しては興味深い記事が。https://www.sanspo.com/article/20250906-R2RKZOOO6BOQ3OATEA7EUIUVOA/?outputType=theme_swallowsより引用。
 キーワードの一つは「下半身」である。ファームで鍛錬中は、土橋2軍内野守備走塁コーチから盗塁数のノルマを課されていた。具体的な数字は明かさなかったが、特徴的な金髪を黒髪にしたのも、長かった襟足を短く切ったのも、土橋コーチとの約束≠果たせなかったからだという。
 もちろんノルマには盗塁の意識を高める目的があるが、もう一つ意図があった。「足を動かして土台をしっかりしないとバッティングにも生きないよ、といわれていました」と浜田。土台作りにもつながっており「手だけになったら打てない。下半身の意識を強くして打ったらいい形になったのでよかった」と効果を実感している。
 令和のブンブン丸≠フ異名を持つ背番号51が、打って打って打ちまくる。

DSC06228.JPG
これは5月のファームでの試合。令和の時代に髪色髪型云々というのは時代遅れだなんて言われてしまうかもだが,少なくとも日本ハムはファームでの茶髪金髪長髪は禁止としたはず。開幕一軍も結果残せずファーム落ちし,ファームでも打率.100台前半と低迷する日々に,正直今年の現役ドラフト候補筆頭かトレードの駒。あるいは戦力外もなんて見方も多かったはず。チャラチャラした部分変えないと厳しいんじゃないかと思っていたけど,8月29日に一軍に再昇格した試合の濱田を見ての第一印象は「あっ髪の毛切ったな」だった。ネックレスも本当にプレーに必要なのかと思う所はあるけれど,こうして結果を残せているのはなにより本人が内心から変わった証。ポテンシャルは確かなのだから,こちらもさらに内面に磨きをかけて,化けて欲しいもの。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(藤浪)−東京ヤクルト(小川)21回戦 横浜 18:00
 ・藤浪NPB復帰3戦目はついにヤクルトとの対戦。過去2戦中日は左打者を9人→8人と並べてきたが,ヤクルトの場合ベンチメンバー左は長岡宮本村上太田岩田と最大5名。右打者を起用せざるを得ないが果たして・・
神奈川 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:45 | 更新情報をチェックする

2025年09月05日

<東京ヤクルト 6-7 横浜DeNA

S 001 200 000 3
B 011 002 30x 7
●高梨(2-5)52/3,矢崎1/3,石山1/3,山本2/3,清水1−古賀
村上18号B(入江)

▼データ

◆ポイント
 ・6回裏2死無走者筒香左本
 ・8回裏2死一三塁山本中失

いくら突出した個人がいようとも,野球はあくまで団体競技であって,必ずしも勝ちに結び付くものでは無い。それを感じた試合。

バッテリーエラー2つ。2死無走者からの被弾。そして正面の飛球を落球。これらの失点の積み重ねがあっての敗戦。

台風15号が西から東へ横断。午後1時頃には横浜スタジアムのグラウンド全体水浸し。さらにDeNAは広島から,ヤクルトは岐阜からの当日移動試合。東海道新幹線が規定雨量を超えて運転見合わせ。いくら18時以降は雨が止む予報とはいえ,流石に今日の開催は厳しいだろうと思っていたが,連盟管理試合。強行姿勢崩さず,結局1分の遅れも無く18時プレーボール。

苦手ジャクソン相手に4回までにすべて単打ながら10桁安打を浴びせ,ノックアウトしたまでは良かった。

リードは最少ながら高梨は持ち味の粘り強い投球で6回2死までこぎつけた。あと1人抑えてくれれば,大西荘司星の勝利の方程式に持ち込める。ここで一番やってはいけない2死無走者からのソロ被弾を筒香にやられてしまった。これで同点。ただの一発では無い。やはり筒香には場内の空気を変える力がある。これが天性のスラッガーたる所以。

山本ヒット度会四球で一二塁としたところで,矢崎にスイッチ。この判断は致し方ないだろう。ここで代打オースティンというカード。最悪歩かせても・・という場面でタイムリーを浴びて勝ち越し。

さらに1点差から4点差まで広げられたのは7回の石山が3安打集中され,山本がなんとか3アウトを取ったと思われた飛球を岩田が落球。照明が目に入ったとか目測誤ったとかダイビング試みてあと1歩及ばずとかそういうレベルじゃないプレー。結果的にこの1点が痛恨の失点となるのだから・・。

もちろん3点差では最初から伊勢が出てきただろうし,伊勢vs村上ならまた別の結果になった可能性はあるものの。。
最早村上の本塁打と来季の人事だけが関心の的。そういう残り1ヶ月になるのだから,今更勝敗云々言ってもどうしようもないんだけどね・・・

■NEXT GAME
 横浜DeNA(竹田)−東京ヤクルト(山野)20回戦 横浜 18:00
神奈川 ☁ | Comment(1) | SWALLOWS | at 22:31 | 更新情報をチェックする

2025年09月04日

<東京ヤクルト 12-1 巨人(8回裏降雨コールド)

S 200 700 12 12
G 100 000 00x 1
○吉村(5-6)7,矢崎0/3−中村悠
村上16号A(又木)17号C(泉)オスナ11号A(宮原)

▼データ
 ・今季最多タイ17安打
 ・今季初10桁得点:2024年4月18日中日戦(バンテリンドーム)以来

◆ポイント
 ・4回表0死満塁吉村三振

開催すら危ぶまれた長良川の試合。終わってみれば今季初の10桁得点で巨人相手にコールド勝ち。これにてビジター巨人戦全日程終了。

止まらない村上。第1打席で昨日の最終打席から2打席連続となる16号先制2ラン。そして第3打席で勝負を決める17号グランドスラムは2022年6月23日中日戦(バンテリン)以来3年ぶり。球団3位となる通算8本目。
オスナにも一昨日の憂さ晴らしの一発が飛び出して計12得点。これは2023年9月9日横浜DeNA戦(横浜)の13得点以来2年ぶり。

大量援護を受けて吉村は約3時間30分マウンドに立ち続け,終わってみれば課題の立ち上がりの1失点のみ。先週のバンテリンの反省が活かされたと感じたのは4回表の打席だった。
この回先頭北村恵ヒット。中村悠二塁打。岩田死球で0死満塁で打席に吉村。犠打の構えなどで決して振らず,最後は三振。1死満塁で次の濱田に回した。濱田はサードゴロ。これを岡本がファンブルでまず1点。なお満塁で長岡がタイムリー二塁打。5−1となって最初の中断。中断明け壮真四球で満塁となって村上の満塁弾。長良川球場通算100号のメモリアルアーチとなるおまけつき。

なおも猛攻止まらずオスナヒット北村恵死球岩田ヒットとこの回2度目の吉村の打席はまたも満塁で回るという巡りに。2度の中断を挟みながらも7回106球7安打1失点(自責0)で,6月21日オリックス戦(神宮)以来75日ぶりの白星。まさに自ら掴み取った勝利投手だと思う。

大量リードに気を良くし,中断中には池山秦飯田土橋バレンティン青木畠山福地ガイエルと新旧応援歌メドレーで全然飽きない展開。最後は巨人のブルペンで増田が準備を始めるなど巨人サイドも完全にお手上げ。

両軍このあと移動という大人の事情もあって3度目の中断後協議の上早々にコールドが宣告されましたとさ。

対巨人ビジター全日程終了(2勝10敗)
3.2818:1942,2703:265-6x奥川6,石山1,山本0/3,H木澤1,田口1,●清水(0-1)2/3−中村悠マルティネス
サンタナ1号@(堀田)
3.2914:0041,8632:480-12●吉村(0-1)11/3,金久保22/3,阪口1,荘司1,長谷川1,山本1−中村悠,松本直赤星
3.3014:0041,9433:420-3●高橋(0-1)4,長谷川0/3,木澤1,清水1,荘司1,小澤1−松本直石川
5.2318:0042,0672:370-5●山野(1-1)4,山本2,小澤1,大西1−古賀赤星
5.2418:0042,1692:562-4吉村6,H星1,●田口(0-1)1−中村悠,古賀大勢
5.2514:0142,1943:042-5日-●アビラ(0-2)3,小澤3,バウマン1,大西1−古賀,内山戸郷
8.518:0242,0272:422-5ランバート7,●荘司(1-1)1−古賀大勢
8.618:0041,9432:510-2●アビラ(4-7)6,小澤1,清水1−古賀森田
8.718:0042,1473:032-1石川6,○大西(2-1)1,H荘司1,S星(4)1−中村悠田中瑛
オスナ8号@(田中瑛)
9.218:0030,0553:201-4●奥川(4-7)6,石山1,清水1−古賀戸郷
9.318:0031,2323:173-5●ランバート(3-10)4,松本健2,山本1,木澤1−古賀森田
村上15号@(大勢)
9.418:0015,9752:5912-1○吉村(5-6)7,矢崎0/3−中村悠又木
村上16号A(又木)17号C(泉)オスナ11号A(宮原)

【記録】3.29荘司:プロ初登板,初奪三振[中山] 8.7石川:24年連続安打(三浦大輔と並び投手プロ野球最長記録タイ記録)プロ1年目から24年連続安打(張本勲・衣笠祥雄・門田博光を抜き歴代単独2位)大卒1年目から24年連続安打(自身のもつプロ野球新記録更新)

あの悪夢の開幕3連敗に始まり,暗黒5月も同一カード3連敗。ドーム9戦目にようやく連敗を止め,これが結果的に今季東京ドーム最終戦。よってこれから7ヶ月以上ドームでの負けを知らずに過ごせることに。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(ジャクソン)−東京ヤクルト(高梨)19回戦 横浜 18:00
岐阜 ☔ | Comment(1) | SWALLOWS | at 22:24 | 更新情報をチェックする