第97回選抜高校野球大会第8日は25日、甲子園球場で2回戦が行われ、聖光学院(福島)、智弁和歌山(和歌山)、甲子園初出場の浦和実(埼玉)が準々決勝に進んだ。
聖光学院は早稲田実(東京)に7―4で逆転勝ちし、2013年以来12年ぶりのベスト8。智弁和歌山は春夏通じて初出場のエナジックスポーツ(沖縄)を9―4で下し、6年ぶりの8強入りを果たした。浦和実は東海大札幌(北海道)に8―2で快勝。
26日の準々決勝は花巻東(岩手)―健大高崎(群馬)、横浜(神奈川)―西日本短大付(福岡)、広島商(広島)―智弁和歌山、聖光学院―浦和実。[ 3/25(火) 18:07配信 時事通信 ]
大会前予想と照合。太字:準々決勝進出,無装飾:ベスト16,打消:初戦敗退
◎ | ○ | △ | △ | |
【A】 | 花巻東(岩手) | 二松学舎大付(東京) | ||
【B】 | 健大高崎(群馬) | 敦賀気比(福井) | ||
【C】 | 横浜(神奈川) | 沖縄尚学(沖縄) | ||
【D】 | 山梨学院(山梨) | 西日本短大付(福岡) | ||
【E】 | 広島商(広島) | 東洋大姫路(兵庫) | ||
【F】 | エナジックスポーツ(沖縄) | 智弁和歌山(和歌山) | ||
【G】 | 聖光学院(福島) | 早稲田実(東京) | ||
【H】 | 浦和実(埼玉) | 東海大札幌(北海道) |
3/8。一回戦11/16。奇を衒ってみるも割と順当感。爪痕を残したのはエナジック。
「ノーサイン」収穫と課題 高校野球・エナジックスポーツ
エナジックスポーツは甲子園常連の強豪の前に2回戦で敗退した。
1回戦に続き4安打を放ったイーマンが、「守備から崩れて、攻撃にリズムを持ってこられなかった」と振り返ったように、重苦しい展開を打開できなかった。
それでも、選手がプレーを選択する「ノーサイン野球」の成果は随所に。積極的に先の塁を狙う姿勢を貫き、相手をかき乱す場面もあった。砂川主将は「どの相手でも自分たちの走塁は通用した」と手応えを示しつつ、「打撃はまだまだ。粘ることやチームバッティングを全体としてやらなければいけない」。夏に向けて課題を口にした。[ 3/25(火) 17:43配信 時事通信 ]
創部3年目で甲子園の新進気鋭校。伝統校智辯和歌山の前に屈しこそしたが,「ノーサイン野球」で野球脳はどこまで育ってくるのかというのも楽しみ。
春夏通じて初出場の浦和実がベスト8。2016年滋賀学園明石商以来9年ぶりの快挙。関東勢は2023年山梨学院作新学院専大松戸東海大菅生。2024健大高崎中央学院山梨学院に続き,3年連続で3校以上が8強入り。これは1971〜73年以来52年ぶり2度目で,この時も日大三・日大桜丘・横浜が優勝しているそうで,歴史が繰り返されるならば今年も関東勢の優勝か?東北勢も2校。2013年聖光学院仙台育英以来12年ぶり5度目。
これらも踏まえて準々決勝以降予想を。総合力で横浜か。
◎ | ○ | △ | △ |
横浜(神奈川) | 健大高崎(群馬) | 花巻東(岩手) | 西日本短大付(福岡) |
広島商(広島) | 浦和実(埼玉) | 智弁和歌山(和歌山) | 聖光学院(福島) |