2026年03月15日

>2026WBC準々決勝 JPN 5-8 VEN 

VEN 110 023 010 8
JPN 104 000 000 5
山本4,隅田2/3,藤平1/3,●伊藤(0-1)1,種市2,菊池−若月

▼データ
 ・WBC史上ワースト1試合8失点
 ・WBC史上初準々決勝敗退

◆ポイント
 ・1回裏2死一塁鈴木二盗死(チャレンジ成功&負傷交代)
 ・7回裏0死若月三振1死大谷(インターフェアチャレンジ失敗)
 ・8回表0死二塁牽制悪送球(二走生還)
日本、連覇ならず ベネズエラに敗れる―WBC
 【マイアミ時事】野球の国・地域別対抗戦、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は14日、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークなどで準々決勝の2試合が行われ、日本代表「侍ジャパン」はベネズエラに5―8で敗れ、2大会連続4度目の優勝を逃した。 
 一回に大谷翔平(ドジャース)がソロ本塁打、三回に森下翔太(阪神)が3ランを放ったが、1点リードの六回に4番手の伊藤大海(日本ハム)が3ランを浴び、逆転された。八回には失策で1点を失った。[ 3/15(日) 13:24配信 時事通信 ]
 
WBC史上初めて準々決勝での敗退。これまで準々決勝までが東京ドームで開かれており,地の利もあったはず。完全ビジターのマイアミの空気にも呑まれた感。最後の打者が大谷というのがなんとも言えないシーンだった。。

山本由伸がいきなり先頭打者本塁打を浴びるも,大谷が先頭打者本塁打返し。

2回表1点勝ち越されるも,3回裏大谷の申告敬遠から,佐藤輝&森下の猛虎コンビで一気にひっくり返す。阪神タイガース世界一。そう思わせた。

あとは本塁打の脅威とミス。これが勝敗に直結した。
2番手隅田が2ラン被弾で1点差に詰め寄られ,3番手伊藤がまさに痛恨の逆転3ラン被弾。さらに痛恨の牽制悪送球という致命的なミスによる失点で3点差。

もし漫画の世界があるのなら最終回一発出ればサヨナラという大谷に回るだろう。しかしそうはならなかった。

負ければ槍玉に挙げられてしまうのが采配。鈴木誠也の二盗の意図。7回先頭若月はそのまま打席に。大谷のインターフェアの判定にチャレンジ&失敗。成功しても四球にしかならない場面でのチャレンジは果たして本当に必要だったのか。物議を醸しそう。

投高打低のNPB。.300打者が絶滅危惧種となり,投手のメジャー志向は増すばかり。その裏で長距離砲タイプの野手が育ってこない。要は打球が飛ばないことの弊害。これだけ叫ばれているのだからNPBさんも本気に考えて欲しい。だけど給食の赤飯を「震災の日に相応しくない」という電話一本で破棄してしまう事なかれ主義の日本の組織たるものは変わらないのだろうなぁ。

日本・アメリカいずれも敗退でNetflixの思惑も外れたか。野球好きは他国の試合も楽しんでいるようですが,大谷目当ての一般層にどれだけ浸透したのか。今月での解約数はどのくらいになるのか。地上波テレビにはないコンテンツとして浸透するのか。このあたりも今回のWBCの投じた意義となるはず。
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2026年03月10日

>2026WBC 1次R・プールC JPN 9-0 CZE 

CZE 000 000 000 0
JPN 000 000 09x 9
橋42/3,宮城11/3,○金丸(1-0)2,北山1−中村悠
周東1号B村上1号C

▼データ
 ・WBC11連勝:2013〜17年ドミニカ共和国に並び大会記録

◆ポイント
 ・8回裏1死一塁若月右2(中継ミス)

侍ジャパン、チェコ下し4戦全勝 大谷、鈴木は出場せず―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームで1次リーグC組が行われ、同組1位で準々決勝進出を決めている日本代表「侍ジャパン」が最終戦でチェコを9―0で下し、4戦全勝で1次リーグを終えた。 
 0―0で迎えた八回に周東(ソフトバンク)の3ラン、村上(ホワイトソックス)の満塁本塁打など5本の長短打を集めて9点を奪った。先発の高橋宏(中日)は五回途中を2安打無失点。その後は3投手をつないで零封した。大谷(ドジャース)と鈴木(カブス)は出場しなかった。
 13日に始まる準々決勝以降は米国で開催される。日本は14日(日本時間15日)、D組2位と4強入りを懸けて対戦。ドミニカ共和国かベネズエラが相手となる。[ 3/10(火) 21:56配信 時事通信 ]
 

1位での準々決勝進出を決めておりいわば消化試合。佐藤輝森下小園周東中村悠平牧原を今大会初めてスタメン起用するも,格下チェコ相手に7回まで0-0と思わぬ苦戦。。大谷&鈴木を欠くとここまで力が劣るのかを痛感させられる試合展開となったが,終わってみれば9-0で圧勝。高校野球に導入しようとしている7回制だとタイブレークになってましたね。

8回裏1死一塁からチェコの中継プレーの乱れ。これでここまで張りつめていた集中力がプツンと切れてしまったのか?!2死一二塁から周東3ラン。押し出し挟んで,村上の満塁弾。

でも正直3年前ほど心躍らなかった。自分が根っからのヤクルトファンで,もう”元”チームメイトと割り切っているからなんだろうなと。そんな人間ですなんですわたくしは。

■NEXT GAME
 2026WBC準々決勝 JPN−VEN or DOM
 ・日本時間15日(日)の10時から。13時からはオープン戦出陣式さらにお馬さんにお相撲と忙し八重樫な1日になりそう!
東京 ☀ | Comment(2) | JAPAN | at 22:13 | 更新情報をチェックする

2026年03月08日

>2026WBC 1次R・プールC JPN 4-3 AUS

AUS 000 001 002 3
JPN 000 000 22x 4
菅野4,○隅田(1-0)3,種市1,S大勢(2)1−若月,中村悠
吉田2号A

◆ポイント
 ・7回裏1死一塁近藤一ゴ(一塁悪送球で併殺取れず)

侍、C組1位で準々決勝へ 吉田が逆転2ラン―WBC
 野球の国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は8日、東京ドームで1次リーグC組が行われ、連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」が第3戦でオーストラリアを4―3で下して開幕3連勝とし、同組1位で準々決勝進出を決めた。
 日本は、第1試合の結果により試合前に8強入りが決まっていた。
 日本は六回に失策で1点を先制されたが、七回に吉田(レッドソックス)が逆転2ラン。八回に代打佐藤(阪神)の適時二塁打などで2点を加えた。先発の菅野(ロッキーズ)は四回まで投げて4安打無失点。1番指名打者の大谷(ドジャース)は3打数無安打、2四球だった。豪州は2勝1敗。
 C組の台湾は韓国に延長十回の末に5―4で競り勝ち、2勝2敗。韓国は1勝2敗。 [ 3/8(日) 22:01配信 時事通信 ]


3連勝でC組1位での1次ラウンド突破決定。ただ最大7試合の超短期決戦。好不調を見極めるべき選手も投打に出てきたか。

ここまで2連勝同士の戦いとあって前半0−0と緊迫した展開。そんな中で命取りとなりかないのがミス。

先制点は三盗を試みたホワイトフィールドを刺そうとした若月の悪送球。これで均衡破れた。7回裏も1死一塁。ここまで11打数無安打と絶不調の近藤は一ゴロ。併殺でチェンジと思われたが,ショートからの一塁悪送球で近藤が残って吉田に本塁打。

これで一気に場内の流れも変わり,その流れに呑まれるような形で8回裏に佐藤輝のタイムリーと押し出しでもう2点。3点差の最終回大勢がソロ2発被弾で結果的には1点差。抑え投手はいくら点を取られようと最後1点でもリード守れば良しではあるが,種市があまりに神っているため井端監督も勇気が要りそう。

■NEXT GAME
 WBC 1次R・プールC JPN−CZE 東京ドーム 19:00
東京 ☀ | Comment(4) | JAPAN | at 22:06 | 更新情報をチェックする

2026年03月07日

>2026WBC 1次R・プールC JPN 8-6 KOR

KOR 300 200 010 6
JPN 203 000 30x 8
菊池3,伊藤3,○種市(1-0)1,松本裕1,S大勢(1)1−坂本,中村悠
鈴木1号A大谷2号@鈴木2号@吉田1号@

◆ポイント
 ・4回裏2死一塁源田二盗死(チャレンジ権消滅)
 ・7回表種市三者連続三振
 ・7回裏0死一塁源田一犠
 ・9回表R→8周東・8→9鈴木・9→7近藤

日本、開幕2連勝 4本塁打で韓国破る―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、東京ドームで1次リーグC組が行われ、前回2023年大会覇者の日本代表「侍ジャパン」が韓国を8―6で破り、開幕2連勝とした。
 試合は打撃戦となり、日本は一回に3点を先制されたが、鈴木誠也(カブス)の2本塁打、大谷翔平(ドジャース)と吉田正尚(レッドソックス)のソロで三回に逆転。同点の七回、満塁からの押し出し四球と吉田の2点適時打で勝ち越した。[ 3/7(土) 22:20配信 時事通信 ]

ホームランは正義。ホームランは野球の華。ホームランは観客を魅了する。守備って大事。今のスワローズに無いもの全てを教えてくれるWBC。

韓国戦の先発を託された菊池雄星が立ち上がりいきなり3連打。僅か5球で失点。さらに2死からタイムリーで計3失点と不穏な空気。それを取り払った鈴木誠也の一発。さらに圧巻だった3回裏の大谷・鈴木・吉田の3連発。

しかし相手は韓国。そう簡単にはいかない。4回表に本塁打で同点に追いつかれ,その裏はチャレンジ失敗。まだ同点の中盤。しかも二盗の判定に果たして行使する必要があったのか?疑問はあった。

そこから膠着状態。試合の流れを動かした種市の三者連続三振。そして昨日同様ポイントとなる源田の打席。今日は犠打が成功。2死二塁で大谷に回ればそれは申告敬遠されるのは当たり前。打者3人に投じないと代えられないというNPBではまだ導入されていないルールにも救われた。これが無ければまた違った展開になっていたはず。

3点差あれば安心かと思ったが,あの松本裕も失点し,最終回だってセンター周東でなければ一気に状況変わっていただろう。代走牧原代打佐藤輝代走周東。限られた傭兵をこれ以上ない形で使いこなし,采配冥利にも尽きる一戦でした。

■NEXT GAME
 WBC 1次R・プールC JPN−AUS 東京ドーム 19:00
 ・オーストラリアに勝てばC組1位確定
東京 ☀ | Comment(1) | JAPAN | at 22:41 | 更新情報をチェックする

2026年03月06日

>2026WBC 1次R・プールC JPN 13-0 TPE

JPN 0103 000 0 13
TPE 000 000 0 0
○山本(1-0)22/3,藤平1/3,宮城2,北山1,曽谷1−若月,坂本
大谷1号C

◆ポイント
 ・2回表0死一二塁源田死球
 ・2回表1死満塁大谷右本

日本、連覇へ白星発進 大谷翔平が満塁アーチ―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は6日、東京ドームで1次リーグC組が行われ、2023年大会からの連覇を目指す日本代表「侍ジャパン」が初戦で台湾と対戦し、13―0の七回コールドで白星発進した。 
 日本は米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が1番指名打者で出場し、二回の先制満塁本塁打を含む3安打を放った。先発の山本由伸は三回途中まで投げて無安打無失点。継投も決まり、零封した。[ 3/6(金) 21:20配信 時事通信 ]

前回大会から3年という月日が流れました。3年前は2年連続セ・リーグ優勝チームとして代表にも4名が選出されていたものの,いまやその栄光をみる影もなくなり,なんとか経験を買われて中村悠平が選出されただけ。

そして前回大会の村上宗隆を見てヤクルトファンになったという人も数多いると言われ,野球人気普及には欠かせないのもこの大会の意義。しかしそれを取り巻く環境は激変し,地上波放送無しのNetflix独占中継という形に。それでも台湾や韓国といった海外ではテレビ放送があるとのことで,完全に日本だけカモにされた感があり,Netflixへの加入には二の足を踏んでいたのですが・・19時直前にアカウントの共有という形で視聴することになりました。

日テレが下請けということで,画面表示も日テレそのもの。実況平川氏解説高橋由伸氏黒田博樹氏とこちらも日テレなじみの面々。画像も鮮明で途切れることもなく,黒船襲来を体感しました。
そしてイニング間のCMも然ることながら,投手交代時など2画面でのCM挿入。この枠を高値で買うスポンサーが存在するのだから,これもビジネス。
大谷ハラスメントとすら揶揄される日本の地上波放送の取り上げ方にも一石を投じてくれた感もしました。

さて試合。2回で大勢が決した訳だが・・もう千両役者という言葉しか思い浮かばなかった。0死満塁で最初の打者がアウト。野球のセオリーからすると無得点に終わる可能性が高いと言われるなかで,片手一本でスタンドへ満塁弾。本当に人間離れしているというか・・末恐ろしい。。

その意味でポイントは0死一二塁源田の打席。昨今話題の犠打には絶好の場面で,その構えはなく結果的に源田の身体をかすめ死球となった。たとえばこれが犠打で相手に1死を献上し,若月が倒れれば大谷は問答無用の申告敬遠となったはず。犠打に対する是非論がより深まったシーンに。

■NEXT GAME
 WBC 1次R・プールC JPN−KOR 東京ドーム 19:00
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2023年03月22日

:2023WBC決勝 JPN 3-2 USA

USA 010 000 010 2
JPN 020 100 00x 3
〇今永(1-0)2,H戸郷2,H橋宏1,H伊藤1,H大勢1,Hダルビッシュ1,S大谷(1)1 ー中村
村上1号@(ケリー)岡本2号@(フリーランド)

◆ポイント
 ・5回表橋宏無失点
 ・9回裏2死無走者トラウト外スライダー空三振
日本、米国破り王座奪還 「二刀流」大谷がMVP―WBC 
 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで決勝が行われ、日本代表「侍ジャパン」が前回覇者の米国を3―2で破り、3大会ぶり3度目の優勝を果たして王座を奪還した。
 日本は二回に1点を先制されたが、その裏に村上(ヤクルト)が同点ソロを放ち、ヌートバー(カージナルス)の内野ゴロで1点を勝ち越し。四回には岡本和(巨人)のソロで3点目を挙げた。
 小刻みな継投で米国の反撃をしのぎ、1点リードで迎えた九回は大谷が指名打者から登板。無失点救援で逃げ切った。
 日本は1次リーグから7戦全勝。無敗での頂点は、2013年の第3回大会でドミニカ共和国が8戦全勝で達成して以来、史上2チーム目となった。次回の第6回大会は、3年後の26年に開催される見込み。[ 3/22(水) 11:59配信 時事通信 ]

米メディア、日本の戦い称賛 「100年語り継がれる試合」―WBC
 大リーグ公式サイトは「無敗の日本が3度目の制覇」と見出しをつけ、エンゼルスの同僚である大谷とトラウトの対決が実現した熱戦を「今後100年語り継がれる試合」と伝えた。
 米スポーツ専門局ESPN(電子版)も、九回2死で訪れた大谷―トラウトの勝負に注目。「夢の対戦が実現した。物語のような結末を迎えた試合で日本が勝ち、完璧なWBCの戦いを締めくくった」と報じた。
 CBSスポーツ(電子版)は、強打者の並んだ米国打線を2点に抑えた日本の投手陣を称賛。「大谷や本塁打を放った選手が注目を浴びるだろうが、日本の勝利の大部分は強固な投手力に支えられたものだ」と伝えた。[ 3/22(水) 18:24配信 時事通信 ]

14年ぶり世界一奪還!!!
野球は筋書きの無いドラマのはずなのに,まるで描かれていたような結末だった。大谷翔平がエンゼルスの同僚トラウトを14年前のダルビッシュ有と同じ外へのスライダーで空振り三振に斬ってのゲームセット。
MVPには打率.435。1本塁打8打点9得点,3試合2勝1セーブ防御率1.86という驚異的な成績の大谷。その大谷が「日本だけじゃなくて韓国もそうだし、台湾も中国も、そのほかの国もどんどん野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかった。そうなることを願っている」と語ったことの意義。

14年前。当時9歳の熊本の村上少年がWBCを見て野球に夢をもち主軸に成長した。当時22歳の若手ダルビッシュが最年長となり所属チームの許可を得て合宿に初日から参加し,自身のトレーニング法やコンディション,食事に至るまであらゆる自身の経験を伝えた。

倍速再生だったり短編動画が若い世代にウケる世の中にあって,3〜4時間にわたる長い野球という競技。昨年の出生数は80万人を割り込み,15〜18年後の高校球児は大幅に減少していく。そういう意味でも野球が置かれた環境は決して永年未来に向かって明るいものではないと思う。そんな中で大谷翔平という漫画の主人公が子どもたちに夢を与え,日本にとどまらずアジアそして世界に広まるメジャースポーツとなることを切望してくれている。

野球というのは1話完結のドラマでは無いから面白い。長編小説だし人生そのものだ。

ドラフトにあたり大谷の二刀流がどれだけ批判されたか。朝の情報番組で野球界の大御所は”通じるわけがない””喝だ”と言っていた。これが昭和の時代の指導者だったら一蹴されていたのではないか。個性を伸ばした栗山英樹監督。世界一の捕手となった中村悠平だって5年前は96敗チームの正捕手で非難の的だった。

当初は2021年に予定されていたこの大会。伊藤大海・大勢・佐々木朗希・大勢・橋宏斗・宮城大弥・湯浅京己・宇田川優希・高橋奎二・山ア颯一郎・牧秀悟・中野拓夢。この面々はそもそも入団していなかったり,実績が無く選出はあり得なかった面々。一方山本由伸・甲斐拓也・山田哲人・源田壮亮・吉田正尚・近藤健介の6選手は2019年プレミア12,2021年東京五輪,2023年WBCと主要国際大会3連覇で金メダルを手にした。様々なものが絡み合って掴んだ世界一。

次回は3年後。31歳となる大谷翔平が投打の柱となるだろう。村上は今回の吉田正と同じくメジャー1年目シーズンの開幕前になるのか。
今回最年少橋宏が3番手としてマウンドに上がり1イニングを無失点に抑えたことがもつ意味。栗山監督の未来を見据えた起用が最大の◆ポイントだと感じた。
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2023年03月21日

:2023WBC準決勝 JPN 6x-5 MEX

MEX 000 300 020 5
JPN 000 000 312x 6
佐々木4,山本31/3,湯浅2/3,〇大勢(1-0)1ー中村,甲斐,大城
吉田正2号B(ロメロ)

◆ポイント
 ・8回裏0死一塁岡本→代走中野
 ・9回裏0死一二塁吉田正→代走周東

日本、鮮やかにサヨナラ WBC・日本―メキシコ
 日本が鮮やかに逆転サヨナラ勝ちした。
 七回に吉田が同点3ラン。直後に2点を勝ち越されたが、八回に代打山川の犠飛で1点差とし、九回無死一、二塁で村上が決勝の2点二塁打を放った。先発の佐々木朗は4回3失点で、継投した山本も2失点と打ち込まれた。
 メキシコは先発サンドバルが五回途中まで無失点と好投したが、救援陣が踏ん張れなかった。[ 3/21(火) 12:15配信 時事通信 ]

佐々木朗希が浴びた一発。レフト・アロサレーナの攻守連発。山本由伸がなんとか踏みとどまるもあまりにも重苦しい3点だった。3大会続けて準決勝の壁は厚い。そう思えてしまった。

7回裏2死無走者から近藤の四球大谷のヒット吉田のまさに起死回生の一発で同点に追いついたのもほんの束の間。。8回表4イニング目に入った山本が連続二塁打で1点を勝ち越され,リリーフの湯浅も1点失い万事休すかという流れだった。

それでも8回裏。先頭岡本が死球で出塁。代走に中野。山田がヒットで続き,源田が追い込まれながらも犠打を決め1死二三塁から甲斐の代打山川穂高が犠飛。1点差として9回表は大勢が0で踏ん張り,9回裏。メキシコ守護神ガイエゴスから先頭大谷が気迫の二塁打。吉田は積極的な勝負を避けられた四球で一二塁。ここで吉田に代えて周東を送り,打席には今日3三振。4打数無安打の村上。


勝てば官軍とは言われるが,栗山監督の選手起用が全部当たった。
最初に動いたのは5回裏1死一二塁の場面で中村に代打牧。これで6回表から甲斐がマスクを被る。7回裏先頭打者は甲斐だがそのまま。8回裏先頭として出塁した岡本の代走に周東ではなく中野。中野がセカンドに入り,山田がファーストに回る。そして最終回吉田正に代えて周東を起用した。

周東で無ければ還ってこれなかっただろう。もし吉田のままだったり,8回に中野でなく周東を起用してしまっていたら?
吉田が三塁ストップなら0死二三塁で中野。そのまま打席に立たせただろう。中野がアウトなら山田を敬遠して満塁で源田,そして代えの効かない大城に回る。延長も考えると牧原も使いづらい。同点止まりならまた一気に戦況が変わったはず。

継投の難しさも改めて考えさせられた。同点に追いついたところで山本からスイッチする考えは無かったのか?負けたらあれこれ言われたことだろう。もちろん非難の的は村上にも集まったはず。

「たぶん、最後に打ちましたけど、本人の中ではまだチームに迷惑をかけているという感じしかないのではないかなと。あんなバッターではないので、本当に世界がびっくりするバッターであると。僕はWBCでそれを証明したいと思ってやってきた。彼を信じる気持ちは揺るぎないものがある。ただ、打つきっかけをつくるためにはいろんなことをしないといけない。なんとか彼の能力を引き出すお手伝いができればいいので。よかったけど、凄く悔しいんじゃないかなと思う。ずっと本人に言ってきた。『最後はお前で勝つんだ』って。僕は信じていました」
小川監督・津監督・栗山監督。それぞれの”言霊”。本当に良い指導者に恵まれて,また一つ若き才能が引き延ばされている。

■NEXT GAME
 2023WBC決勝 日本(今永)ーアメリカ ローンデポ・パーク 8:00
 ・2009年以来14年ぶりの世界一なるか。相手はアメリカ。さぁどんなドラマや結末が待っているのだろうか。
マイアミ ☁ | Comment(0) | JAPAN | at 14:04 | 更新情報をチェックする

2023年03月16日

:カーネクスト2023WBC準々決勝 JPN 9-3 ITA

ITA 000 020 010 3
JPN 004 030 20x 9
〇大谷(2-0)42/3,伊藤1/3,今永1,ダルビッシュ2,大勢1−甲斐,中村
岡本1号B(ラソーラ)吉田正1号@(マルシアノ)

◆ポイント
 ・3回裏1死一塁大谷投安(初球セーフティバント)
 ・3回裏2死二塁村上四球
 ・5回裏0死一二塁村上中2

侍ジャパン4強入り イタリア下し、舞台は米国へ―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は16日、東京ドームで準々決勝が行われ、日本代表「侍ジャパン」がイタリアを9―3で下し、5大会連続で4強入りを果たした。
 日本は20日(日本時間21日)に米マイアミで行われる準決勝で、メキシコ―プエルトリコの勝者と戦う。
 三回に岡本和真内野手(巨人)の3ランなどで4点を先取。五回以降も得点を重ねた。二刀流で臨んだ大谷翔平選手(エンゼルス)は、投手として五回途中2失点だった。[ 3/16(木) 22:48配信 時事通信 ] 

負けたら終わりというトーナメント方式の戦いを制し5大会連続4強入り=アメリカでの準決勝進出決定!

流れを変えたのはやはり大谷だった。初回2回と得点圏に走者を進めながら,村上が甲斐が三振に倒れ無得点。先制点が大きな意味をもつ国際大会。迎えた3回裏。1死から近藤が四球を選んで打席に大谷。その初球でまさかのセーフティバント。まさに意表をつかれたイタリアサイド。悪送球を誘って1死一三塁。場内の空気も変えた。吉田正尚センター前完全に抜けたと思われた打球をショートの好捕に遭ったが1点を先制。2死二塁村上が四球でつないで,東京ドームを知り尽くした岡本が3ラン。これで勝負を決めた感。

大谷はMAX164km/hを計測。イタリア攻撃時には静まり返るドームに大谷の一球毎の雄叫びが響いた。松坂大輔解説員も指摘するように(ピンチでギアを上げることはあっても)これだけ一球一球に全力投球することはシーズンでも滅多にないということでさすがに制限の球数が近づいてくるにつれ制球も乱し,失点してしまったが,チーム一丸栗山JAPAN。

取られた直後のイニング5回裏。大谷吉田正の連続四死球から村上の逆方向センターオーバーの二塁打。

やっと村上らしい笑顔が出た。岡本も連続二塁打で続き村上が生還。7回裏は4番吉田正のソロ本塁打と右手小指を骨折しながらスタメン復帰した源田のタイムリーでイタリアを完全に突き放した。

投げては伊藤ー今永ーダルビッシュー大勢という超豪華リレーで締め。野球の夢が詰まった試合だった。

栗山監督「なかなか野球ファンの皆さんが球場に来られない時期は続きましたけれども、(球場の歓声を聞いて)本当に野球が戻ってきたな、と。感謝しています。」この言葉の重み。無観客。上限5000人。酒類禁止。PCR検査。収容人数上限半分規制。声出し禁止。ここまでの締め付けは果たしていつまでが妥当だったのか。やまーだてつと!の360°からの歓声に責任所在・検証なき専門家のことを思わずにはいられなかった。

■NEXT GAME
 2023WBC準決勝 日本ーメキシコvs.プエルトリコの勝者 ローンデポ・パーク 8:00
 ・地の利日本を離れ完全アウェー。ほぼ昼夜逆転する時差。過去の大会で決勝が行われた西海岸ではなく東海岸。真価が問われる準決勝は日本時間の祝日に合わせた日程になっているということで”おとなのじじょう”ではあるけれどじっくり観られます。
東京 ☀ | Comment(0) | JAPAN | at 23:21 | 更新情報をチェックする

2023年03月12日

:カーネクスト2023WBC東京プール JPN 7-1 AUS

JPN 320 110 000 7
AUS 000 000 001 1
〇山本4,高橋奎二2,大勢1,湯浅1,橋宏1−中村,大城
大谷1号B(シェリフ)

◆ポイント
 ・1回表0死一二塁大谷右本
日本、4戦全勝で準々決勝へ 大谷が3ラン、豪州に快勝―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、東京ドームで1次リーグB組が行われ、日本代表「侍ジャパン」が最終戦でオーストラリアを7-1で下して4戦全勝とし、同組1位で16日の準々決勝(東京ドーム)進出を決めた。
 日本は一回、大谷(エンゼルス)のWBCで初の一発となる3ランで先制。二回にヌートバー(カージナルス)と近藤(ソフトバンク)の連打で2点、四、五回にも1点ずつ加えた。先発投手の山本(オリックス)は4回無失点。高橋奎(ヤクルト)、大勢(巨人)、湯浅(阪神)、高橋宏(中日)の継投で反撃を1点に抑えた。
 B組の第1試合は韓国がチェコを7-3で下し、それぞれ1勝2敗となった。A組はキューバが台湾に7-1で勝ち、ともに2勝2敗。第2試合はイタリアとオランダが対戦。[ 3/12(日) 22:36配信 時事通信 ]

試合前に準々決勝進出が確定。そして全勝で1位通過を決めた。初回いきなり0死一二塁で大谷さんの自身の看板直撃弾で先制。これでもう決まった感。先発山本由伸は4回8奪三振無失点と素晴らしいピッチング。

5回からはグランド9人中4人がヤクルトという夢のような時間。高橋奎二2回を圧巻のピッチング。女房役中村悠平は猛打賞。村上は逆方向に打球こそ上がらなかったが1本出た。
9番中村、攻守に貢献 WBC
 9番中村のバットが振れている。
 四回に今大会初安打をマークして波に乗り、五回1死一、二塁の好機では甘く入った直球を流し打ち。一塁線を鋭く破る適時二塁打で7点目をたたき出した。七回にも二塁打。好調な上位につなぐ役目をきっちりと果たした。
 ヤクルトの守備の要として、日本シリーズなど短期決戦の経験も十分。それでも、初めて臨むWBCには「素晴らしい国際大会の舞台。個人としてすごくわくわくしている」と興奮気味に語っていた。マスクをかぶっても投手陣もうまくリードし、攻守でチームに貢献した。[ 3/12(日) 22:36配信 時事通信 ]

■NEXT GAME
 カーネクスト2023WBC準々決勝 日本(大谷)ーイタリア 東京ドーム 19:00
 ・いよいよ一発勝負の準々決勝。負けたら終わり。緊張感はまるでちがうものとなる。
東京 ☁ | Comment(0) | JAPAN | at 22:49 | 更新情報をチェックする

2023年03月11日

:カーネクスト2023WBC東京プール JPN 10-2 CZE

CZE 100 010 000 2
JPN 003 410 02x 10
〇佐々木朗32/3,宇田川1/3,S宮城5−甲斐
牧2号@(カプカ)

日本3連勝、チェコに快勝 吉田逆転打、佐々木朗ら好投―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、東京ドームで1次リーグB組が行われ、日本代表「侍ジャパン」はチェコに10―2で快勝した。
 開幕3連勝で8強入りに大きく前進した日本は、12日にオーストラリアと対戦する。
 日本は1点を先制されたが、三回に吉田(レッドソックス)の2点二塁打で逆転し、山田(ヤクルト)の適時打で加点した。四回に大谷(エンゼルス)の二塁打などで4点。八回には大谷の代打、牧(DeNA)がソロを放った。先発投手の佐々木朗(ロッテ)は四回途中1失点。救援陣も好投した。
 B組の第1試合は豪州が中国に12―2の七回コールド勝ちで2戦2勝。3連敗の中国は敗退が決まった。
 台湾・台中開催のA組ではパナマがイタリアに2―0で勝ち、2勝2敗。イタリアは1勝2敗。[ 3/11(土) 22:54配信 時事通信 ]
 

野球がマイナー競技であるチェコ。なんでも監督が医師で,選手も技師や教師・消防士など本職の仕事があっての来日とのこと。文字通り圧勝したわけだが,尖った見方をするわけではないが,どうもこういう試合展開が3試合も続くと,なんというか油断というか一発勝負の準々決勝への懸念を感じるようになってきた。

台湾プールはオランダ・台湾が2勝1敗。パナマが2勝2敗。キューバ・イタリアが1勝2敗という大混戦。実力伯仲でどこが勝ち上がるかというリーグ戦となっている。それだけにかつてプレーオフ制度を導入したパ・リーグにセ・リーグ優勝チームが勝てなかった日本シリーズのようなことが起こりうるんじゃないかと。

でも一野球ファンとしてこうして野球の裾野が拡がることにWBCの最大の意義がある。6年前に綴った自分の見聞LOGを読み見返して改めてその思いは強くした。どうも今日は試合と関係ないところに目が行ってしまった。

■NEXT GAME
 カーネクスト2023WBC東京プール 日本(山本由)−オーストラリア
 ・勝てば4勝0敗で1位通過。デーゲームでチェコが韓国に敗れるとその時点で準々決勝進出確定。
東京 ☀ | Comment(0) | JAPAN | at 23:19 | 更新情報をチェックする

2023年03月10日

:カーネクスト2023WBC東京プール JPN 13-4 KOR

KOR 003 001 000 4
JPN 004 025 20x 13
〇ダルビッシュ3,H今永3,宇田川1,松井1,高橋宏1−中村
近藤1号@(グァク・ビン)

◆ポイント
 ・3回裏0死一塁中村四球
 ・3回裏0死一二塁ヌートバー中安

侍ジャパン、韓国下し2連勝 13安打、13得点で大勝―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームで1次リーグB組の2試合が行われ、日本代表「侍ジャパン」は韓国に13―4で大勝し、開幕2連勝とした。
 韓国は2連敗。日本は11日にチェコと対戦する。
 日本は3点を先取されたが、三回にヌートバー(カージナルス)、近藤(ソフトバンク)の連打で1点差とし、吉田(レッドソックス)の2点適時打で逆転。五回以降も打線がつながり、得点を重ねた。ダルビッシュ(パドレス)は3回3失点。大谷(エンゼルス)は2安打1打点。
 B組の第1試合は、チェコが中国を8―5で下して白星発進。中国は2連敗。台湾・台中開催のA組ではキューバがパナマを13―4で破り、ともに1勝2敗。[ 3/10(金) 23:21配信 時事通信 ]

WBCとしては2009年以来となる日韓戦。あのダルビッシュが被弾で先制点を許し,さらに村上の悪送球からもう1失点。重苦しいムードに包まれたが,終わってみれば大勝。10投手から13得点。韓国の心を折ったような勝ち方だった。

贔屓目に見て勝負眼は3点を取られた直後の攻撃。先頭源田が出ての中村悠平にあったと思う。送りもあるのかと思われた場面。栗山監督は中村を信頼してくれた。そして源田がスチール。併殺の可能性が無くなった。こうなれば中村の真骨頂である右打ちかと思われたが,きっちり見て四球を選んで0死一二塁の形を築いた。

そして今日のヒーローヌートバー。自ら犠打の構えもファール。そこからのタイムリー。そして塁上での雄叫び。これが何よりチームそして球場のムードを変えた。
守っても5回表1死一塁。ショートレフトセンター魔のトライアングルゾーンへの打球をダイビングキャッチ。球際の強さ。

6回裏背中に死球を受ければ相手に睨みを効かせ,11-4という大量リードの7回裏1死一塁の場面では,ライト前ヒットで緩めた足で相手ライトを油断させ,一気に加速で二塁を陥れる全力疾走。さらにお立ち台に上がれば笑顔をふりまき「ニッポンダイスキ!ありがとう!」。

合流4試合目というのにすっかりチームに溶け込みこの存在感。現場もそしてファンも”結束力”を感じられた試合。

■NEXT GAME
 カーネクスト2023WBC東京プール 日本(佐々木朗)ーチェコ 東京ドーム 19:00
 ・チェコに勝ちオーストラリアが中国に敗れれば明日にも2位以内が確定し準々決勝進出が決定する
東京 ☀ | Comment(0) | JAPAN | at 23:50 | 更新情報をチェックする

2023年03月09日

:カーネクスト2023WBC東京プール JPN 8-1 CHN

CHI 000 001 000 1
JPN 100 200 14x 8
〇大谷4,戸郷3,湯浅1,伊藤1−甲斐
牧1号@(スー・ジャンロン)

▼データ
 ・1試合17奪三振(大会新)
 ・1試合16四球(大会新)
 ・先発全員四死球:1938年名古屋―イーグル戦で名古屋がマークして以来の珍記録

◆ポイント
 ・1回裏1死満塁岡本右飛(三走近藤本塁憤死)
 ・7回表1死一二塁戸郷連続奪三振
 ・8回表湯浅三者凡退
 ・8回裏1死満塁山田左安

侍ジャパンが白星発進 大谷、4回を1安打無失点―WBC
 野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、東京ドームで1次リーグB組が始まり、3大会ぶりの優勝を目指す日本代表「侍ジャパン」は中国と対戦し、8―1で初戦を白星で飾った。大谷(エンゼルス)は3番投手兼指名打者(DH)の二刀流で先発登板し、4回1安打無失点の好投。打撃でも四回に2点二塁打を放つなど、4打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献した。
 B組の第1試合は、オーストラリアが3本塁打を放ち、韓国に8―7で競り勝った。台湾・台中のA組ではオランダがパナマを3―1で破り、開幕2連勝。第2試合はキューバ―イタリア。
 日本は10日に韓国と対戦する。[ 3/9(木) 23:00配信 時事通信 ]

本来なら2021年のこの時期に行われる予定だった第5回WBC。コロナ騒動で2年延期され6年ぶりに開かれた大会。2019年のプレミア12以来となる東京ドームでの「大声援」がこのWBCで帰ってきた。

終わってみれば圧勝。それでも初戦の難しさを痛感させられた。6回で3−1。決して楽勝ムードでは無かった。それでも野球の流れというものを再認識させられた。7回表戸郷と8回表湯浅のピッチング。これが流れを引き寄せたと言えよう。

7回裏牧の逆方向へのホームラン。そして今日最も歓喜した8回裏1死満塁から山田の火の出るようなタイムリー。22時を超えトランペットは禁止されたものの,アカペラで東京ドームが一体となってこだまするかのような”やまーだてつと!”の声援。4万を超える観衆による合唱。本当に鳥肌が立った。

初回ヌートバーがいきなり初球をヒット。近藤大谷と連続四球で0死満塁で4番村上を迎え,村上にもストライク入らず押し出しで先制。これはコールドペースかと思いきや・・・。背番号34吉田正尚ショートフライ。岡本和真ライトフライで三走近藤タッチアップも本塁憤死で併殺チェンジ。僅か1得点に終わり,2回裏には牽制死。走者を出せどもホームが遠い。4回までで10残塁の拙攻。さらにはまさかの被弾で得点差は2。ここから見せた日本の底力。

東京ラウンドオープニングゲームでいきなり韓国がオーストラリアに敗れる番狂わせ。下馬評では日本・韓国が優位と見られていたが,これにより本命、日本・韓国・オーストラリアがともに3勝1敗で並ぶ可能性が出てきた。そうなると@対戦成績A1アウトあたりの失点数が少ないチームB1アウトあたりの自責点数が少ないチームとより複雑な項目で準々決勝に進めない可能性すら出てくる。

決して楽観視できない。明日の韓国戦が大きなカギを握ることは間違いない。

■NEXT GAME
 カーネクスト2023WBC東京プール 日本(ダルビッシュ)ー韓国(キム) 東京ドーム 19:00
東京 ☀ | Comment(0) | JAPAN | at 23:40 | 更新情報をチェックする

2021年08月07日

!JPN 2-0 USA

USA 000 000 000 0
JPN 001 000 01x 2
○森下5,千賀1,伊藤10/3,岩崎1,S栗林1−甲斐
村上@

日本は全勝、正式競技で初優勝 野球・7日
 野球の決勝で日本が米国を2―0で下し、1次リーグから5戦全勝で正式競技としては初の金メダルに輝いた。
 日本は三回に村上(ヤクルト)のソロ本塁打で先制し、八回1死二塁から吉田正(オリックス)の中前打に悪送球が絡んで追加点を挙げた。先発の森下(広島)は5回を3安打無失点と好投。六回以降は継投でピンチをしのぎ、九回は栗林(広島)が締めた。
 銀メダルの米国は、野球が前回実施された08年北京五輪の銅に続くメダル獲得。
 3位決定戦ではドミニカ共和国が韓国を10―6で破り、野球では初のメダルとなる銅メダルを獲得し、前回実施の08年北京大会優勝の韓国はメダルなしだった。[ 8/7(土) 22:20配信 共同通信 ]


◆ポイント
 ・すべて

やりましたー稲葉JAPAN金メダル!
監督もヤクルト(稲葉)。解説もヤクルト(宮本)。勝利打点もヤクルト(村上)。MVPもヤクルト(山田)
。もうヤクルトが世界一ということです!!!!

最高でも金メダル。最低でも金メダル。自国開催。金しか課せられないプレッシャー。その重圧をはねのけた24名。もう天晴れというか言葉が出ません。。
表彰式。背番号順にまずは山田から選手同士メダルをかけあうシーン。中日大野雄大はそのメダルを真っ先に天に掲げた。そしてその瞬間ぽつぽつと降ってきた雨。もうなんだかいろんな感情が合わさって・・・

侍守護神としていわゆる胴上げ投手最後を締めた栗林は2勝3セーブの大車輪。準決勝に続き決勝も投げ無失点のロージン伊藤大海はコンディション不良で代表を辞退した菅野の代替選手。菅野が居たら伊藤はそもそも選ばれなかった。そもそも菅野がドミニカ戦と韓国戦に先発していたら金メダルを獲得出来たのか?

とにかく結果が全て。すべてが絡み合っての金メダル。控え選手は控え選手なりに,源田の走塁。栗原の一球犠打。近藤の併殺崩れ。このいずれを欠いても金メダルは無かった。特に栗原は1球しか出番が無かったにも関わらず今日は先輩松田譲りの鉢巻きでベンチから鼓舞。こういうサブの存在も野球の魅力。

他にも贔屓でしかないけど,稲葉監督の誕生日にサプライズ動画と『勝負の赤パンツ』を贈ったプレミア12代表メンバー田口くんら今回24人に選ばれなかったメンバーの存在だって忘れてはならない。

そして国際舞台で実現したマクガフvs山田哲人。銀メダリストも堂々と東京ヤクルトスワローズに帰ってきてください!

山田と村上は五輪に続いてペナントでも金メダル=優勝を掴める可能性のあるシーズン。マクガフもオリンピックで勝ち取れなかった金メダルをスワローズで。宴が終わればいざペナントモード!
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2021年08月04日

!JPN 5-2 KOR

KOR 000 002 000 2
JPN 001 010 03x 5
山本51/3,岩崎2/3,○伊藤2,S栗林1−甲斐

◆ポイント
 ・3回裏0死一二塁山田一犠
 ・8回裏1死一塁近藤一ゴ(ベースカバーの投手一塁ベース踏めず併殺取れず)
 ・8回裏2死二塁村上申告敬遠

日本、韓国下し決勝進出 野球・4日
 野球の準決勝で日本が韓国を5―2で下し、7日の決勝に進出した。正式競技としては初の金メダルを懸け、韓国と米国が戦う5日の敗者復活3回戦の勝者と顔を合わせる。
 日本は三回に坂本(巨人)の犠飛で先取点を挙げ、五回に吉田正(オリックス)の適時打で加点。先発の山本(オリックス)が六回につかまり追い付かれたが、八回2死満塁で山田(ヤクルト)の3点二塁打で勝ち越した。
 敗者復活2回戦は、米国がドミニカ共和国に3―1で勝ち、敗者復活3回戦に進んだ。ドミニカ共和国は7日の3位決定戦に回った。[ 8/4(水) 22:43配信 共同通信 ]


決勝進出決定!決めたのは我らが山田。8回裏2死満塁の場面。初球あわや満塁弾というフェンス最上段に当たる走者一掃タイムリー。ヤクルトファンとして鼻高々な夜!



3回裏。村上・甲斐の連続安打で0死一二塁。ここで稲葉監督山田に犠打のサイン。見事初球で決めて魅せた。ヤクルトで直近で犠打が記録されているのは2014年なので実に7年ぶりの犠打。これが野球センスか。1死二三塁となり,坂本がキッチリ犠飛で先制。5回裏1死三塁から吉田正のタイムリーで2点目。

先発山本由伸は5回まで8奪三振の快投。しかし6回表先頭パクの打球をレフト近藤が捕球ミス。二塁まで進まれ,タイムリー。1死一三塁となり左が続く場面で山本から岩崎にスイッチ。しかし岩崎がキムにタイムリーを浴び同点に追いつかれてしまう。なお1死一二塁とピンチは続いたが,ここから岩崎が連続三振。この岩崎のピッチングも大きかった。7回8回は伊藤が無失点ピッチ。

同点のまま8回裏。1死一塁で近藤はファーストゴロ。3−6−1と渡って完全に併殺のタイミングだったが,一塁ベースカバーの投手がベースを踏んでおらず近藤が生きた。ドミニカ戦同様終盤ピッチャーのベースカバーから生まれるドラマ。

2死一塁で村上を迎えてパスボールで近藤は労せず二塁へ。一塁空いて村上の申告敬遠を選択した韓国ベンチ。村上の調子からして勝負だったらどうだっただろう。甲斐には明らかにボール先行で四球。これで満塁。そしてもう言うまでもない山田の軌道。

韓国戦では2019年プレミア12の決勝でも逆転3ランを放っている「韓国キラー」ぶりをここでも発揮。ヤクルトではあまり見せないベース上での歓喜の表情。これも国際試合の山田。

3点リードの最終回は栗林。伊藤ー栗林とまだシーズンを一年戦っていないルーキー二人がこの国際大会でノビノビとプレー。藤川球児解説員も怖いもの知らずの若い力をポイントに挙げていた。言われてみればなるほど説得力ある。
実績のあるオールプロ編成。04アテネ08北京に明らかに足りなかったのが,この”若さ”なのかも知れない。

でも改めて振り返ると山田は昨年の今頃(7月27日〜8月12日)はコンディション不良で登録抹消中。伊藤と栗林はまだアマチュア。1年前とはまったくメンバーが違う。これがスポーツ選手にとっての1年。改めてその意義を考えさせられる。

■NEXT GAME
 決勝戦 日本−韓国orアメリカ 横浜 19:00
 ・ここまで全勝でも次負ければ銀メダル。まさに一発勝負の決勝戦に。
神奈川 ☀ | Comment(0) | JAPAN | at 23:30 | 更新情報をチェックする

2021年08月02日

!JPN 7x-6 USA

USA 000 330 000 0 6
JPN 002 120 000 1x 7
田中32/3,岩崎1/3,青柳1,千賀2,山崎康1,大野1,○栗林1−梅野,甲斐
鈴木1号@

◆ポイント
 ・6回表千賀三者連続三振
 ・9回表1死無走者鈴木(3−2から)四球(微妙な判定)
 ・10回裏0死一二塁村上→H栗原初球一犠

日本、サヨナラで準決勝へ 野球・2日
 野球の準々決勝が2試合行われ、1次リーグA組を1位で通過した日本はB組1位の米国に延長十回、タイブレークの末に7―6でサヨナラ勝ちし、韓国はイスラエルに11―1で七回コールドゲームで勝った。日本は4日の準決勝で韓国と対戦。
 日本は3―3の五回に3番手の青柳(阪神)が3ランを浴びたが、5―6の九回1死一、三塁で柳田(ソフトバンク)の二ゴロの間に同点に。タイブレークで無死一、二塁から始まった延長十回1死二、三塁で甲斐(ソフトバンク)が右越え適時打で試合を決めた。
 3日の敗者復活1回戦はイスラエルとドミニカ共和国が対戦。勝者が4日の敗者復活2回戦で米国と戦う。[ 8/2(月) 23:15配信 共同通信 ]


先制するも逆転され,追いつくも勝ち越され,1点差に迫ったが,そのまま最終回へ。1点リードのアメリカはクローザーにマクガフを投入。もうヤクルトファンにとってはたまらない試合。

でもこれがわたしのスタンスです。

先発は田中まーくん。初回2回と得点圏に走者背負うも無失点に切り抜ける熟練のピッチング。しかし日本も2イニング連続で併殺という拙攻。

試合が動いたのは3回裏。2死から坂本が二塁打。吉田正のタイムリーで先制。さらに連続四球で満塁とし,柳田の内野安打でもう1点。しかし直後の4回表にまさかのまーくん3失点。

それでも神の子まーくんは負けない。すぐさま2死二塁からまーくんの同級生坂本がまーくんを援護するレフトフェンス直撃の同点タイムリー二塁打で振り出しに。

だが5回表。3番手青柳が連打から3ラン本塁打を喫し,3点のビハインド。けれども5回裏先頭鈴木の今大会初安打となる本塁打で1点返し,なお1死三塁から菊池の内野安打。1点差まで詰めよったが,ここから試合は完全に硬直。

そして最大のハイライト。9回表マクガフ。先頭吉田正をセカンドゴロ。続く鈴木誠也は3−2フルカウントから三振と思われたが,審判の手は上がらず四球の判定。浅村にはライト前。一三塁となり柳田。打球は高く跳ね上がりこの間に三走鈴木に生還され同点に。なお2死二塁と一打出ればサヨナラ。でも次は村上。せっかくなら夢の勝負を見てみたかったが,菊池を三振に奪って延長タイブレークへ。

10回表は社会人野球でタイブレークに慣れている栗林。圧巻の三者凡退ピッチ。
10回裏は村上から。どんな采配をしてくるかと思われたが,ヤクルトファンが誰一人納得出来なかった代打栗原。その栗原がキッチリ初球で犠打を決め,1死二三塁。ここでアメリカは満塁で山田では無く,内野5人制のブラウンシフトを選択。勝負は1球で決した。

土壇場で三塁にランナーを置いて高く弾んだ内野安打。タイブレークの0死一二塁で初球犠打。そしてサヨナラタイムリー。これらを演出したのはいずれもソフトバンクの選手。さすが日本で最も勝ち方を知っているチーム。あっぱれとしか言いようがない。

もう一人の殊勲者は千賀でしょう。4月に左足首靱帯損傷。リハビリ明けの公式戦初戦で炎上。大会直前の強化試合でも失点。不安しかなかったのにそれを一掃する2回5奪三振のお化けフォークを駆使したピッチング。ここで1点でも失点していたらおそらく勝負は決していただろう。

■NEXT GAME
 決勝トーナメント準決勝 日本−韓国 横浜 19:00
 ・因縁の韓国戦。今回はどんなドラマが生まれるやら。
 ・ただいくら全勝で決勝に進んでも,そこで負けたら銀メダルというのが今大会のルール。難しい戦いは続く。
神奈川 ☔ | Comment(0) | JAPAN | at 23:42 | 更新情報をチェックする

2021年07月31日

!JPN 7-4 MEX

JPN 011 300 110 7
MEX 100 100 020 4
○森下5,伊藤2,平良1,S栗林1−甲斐
山田1号B坂本1号@

◆ポイント
 ・4回表1死一三塁山田左本

日本、2連勝で1位通過 準々決勝は米国が相手〔五輪・野球〕
 野球は31日、1次リーグ最終日が行われ、A組の日本はメキシコを7―4で破り、2連勝で同組1位通過を決めた。
 三回に浅村(楽天)の投ゴロで勝ち越し。四回に山田(ヤクルト)が3ラン、七回には坂本(巨人)がソロを放つなどして突き放した。先発の森下(広島)は5回2失点。
 B組は米国が韓国を4―2で下し、2勝で1位となった。8月1日に始まる敗者復活戦を含む決勝トーナメントの組み合わせは、1次リーグの順位が反映され、日本は2日の準々決勝で米国と対戦する。
 1日にはA組2位のドミニカ共和国とB組2位の韓国、A組3位メキシコとB組3位イスラエルが1回戦を行う。[ 7/31(土) 12:13配信 時事通信 ]


灼熱のハマスタ正午開始のデーゲーム。初回にいきなり先制こそされたが,2回表すぐさま甲斐のタイムリーで追いつき,3回表1死一三塁から柳田のピッチャーゴロ間坂本勇人の執念の本塁ヘッスラで勝ち越し。我らが山田の一発でダメを押し,坂本勇人でダメのダメを押す。投げては昨年開催なら絶対に選ばれなかった伊藤ー平良−栗林のリレーで1次リーグ1位通過。よって次の試合は8月2日19時開始のナイターに。

「追加点が欲しい場面で、うまく反応できた」「求められているのは打撃だけではなく、走塁も大事。走れる場面があれば、残りの試合も積極的に走りたい」と納得の哲人さん。シーズンでも走ってヤ!

■NEXT GAME
 決勝トーナメント準々決勝 日本−アメリカ 横浜 19:00
 ・WBCの秋吉vsバレンティン以来となる国際舞台でのマクガフvs山田村上の対戦が実現するか。これが一番の注目ポイントでしょう!
神奈川 ☀ | Comment(0) | JAPAN | at 23:14 | 更新情報をチェックする