2025年10月04日

<東京ヤクルト 3-1 広島

S 001 200 000 3
C 000 100 000 1
○下川(2-1)6,H大西2/3,H荘司1/3,H田口1,S星(17)1−中村悠,古賀
濱田4号@(佐藤柳)

▼データ
 ・荘司:新人30ホールドポイント(プロ野球史上10人目)
 ・土曜日全日程終了:11勝16敗1分
 ・対広島戦全日程終了:15勝8敗2分
 ・全日程終了:57勝79敗7分 勝率.419

◆ポイント
 ・7回裏2死一塁P大西→荘司大盛一飛

今季最終戦。濱田の4号ソロで先制。相手暴投と中村悠のタイムリーで追加点。下川はマツダスタジアムで6回1失点のQSで2勝目。7回は大西荘司。8回田口。9回は星で逃げ切って2年ぶりとなる最終戦勝利締め。

大西は50試合登板達成。荘司は打者1人抑えて28ホールド目。2勝と合わせて30ホールドポイント。これは新人では史上10人目の記録。田口さんは5/27以降21試合連続自責0フィニッシュ。星もキャリアハイ17セーブ。防御率1.67。荘司(1.05)大西(1.17)星(1.67)松本健(1.87)矢崎(1.93)と5名がシーズン30投球回以上で防御率1点台。ブルペン陣は他球団と比較しても決して悪くないほどまでに整備された。

最終的に5位広島との差は1.0。両チームとも負け数は等しく,引き分けの差「2」が順位を分けた。
借金は津監督の背番号と同じ「22」。5月・6月の2ヶ月間で背負った借金がそのまま残った形に。前半72試合21勝47敗4分勝率.309だったチームは,後半71試合36勝32敗3分勝率.529と盛り返した。津政権の限界だの求心力の低下だの暗に示唆してしまったが,決してそうではなかったことが成績でも,DeNA・阪神・広島各球団によるセレモニーによっても示された。

2020年無観客で始まった神宮開幕戦。2021年極寒の神戸で決めた日本一。球団史上最強の2022年交流戦優勝。2023-2024年と2年連続最終戦での最下位回避。2月に衣笠会長とつば九郎担当スタッフを亡くしてスタートした2025年はその差1.0の最下位。通算835試合370勝419敗46分,勝率.469。
ヤクルト球団5人目の優勝監督。4人目の日本一監督。球団史上2人しかいない連覇を成し遂げた監督。歴史に名を刻み続ける監督です。6年間本当にありがとうございました。


ビジター広島戦全日程終了(6勝5敗2分)
4.2217:20雨天のため中止→振替日:10.3
4.2318:0023,8843:021-7●石川(1-1)10/3,矢崎1,高梨3,山本1,バウマン1,阪口1−中村悠,古賀大瀬良
5.2018:0024,5363:222-3●ランバート(1-4)6,田口1,矢崎1−中村悠中ア
5.2116:30雨天のため中止→振替日:10.4
5.2218:0023,1714:322-2小川7,木澤1,H矢崎1,H星1,Hバウマン1,石山1−中村悠-
7.118:0024,7814:082-2吉村7,H星1,H荘司1,H大西1,H矢崎1/3,H木澤2/3,石山1−古賀-
7.218:0121,2442:281-2●奥川(0-4)6,木澤1,清水1−松本直大瀬良
並木3号@(大瀬良)
7.318:0021,5833:205-0○中村優(1-1)5,大西1,矢崎1,清水1,松本健1−中村悠
増田1号B(森)
8.1518:0131,9182:432-1○高梨(2-3)6,H荘司1,H大西1,S星(6)1−古賀
村上6号@(森)
8.1618:0032,0113:233-5●吉村(4-6)6,長谷川2/3,木澤1/3,矢崎1−中村悠,古賀森下
8.1718:0129,8733:137-2○奥川(4-5)61/3,H大西2/3,矢崎1,松本健1−古賀遠藤
村上7号B(岡本)
9.1418:0032,1113:348-6○アビラ(6-8)60/3,H矢崎2/3,H荘司1,H大西1/3,S星(13)1−中村悠アドゥア
9.1514:0131,3783:062-6●青柳(0-1)4,田口1,松本健1,石山1,木澤1−中村悠玉村
10.318:0521,9703:166-1○高梨(3-6)6,松本健2,阪口1−鈴木叶斉藤
北村恵5号@(斉藤)
10.413:3032,1502:473-1○下川(2-1)6,H大西2/3,H荘司1/3,H田口1,S星(17)1−中村悠,古賀佐藤柳
濱田4号@(佐藤柳)

【記録】 7.3中村優:プロ初勝利 10.3田中:高卒新人で猛打賞(1967年奥柿幸雄以来58年ぶり球団史上2人目)

一昨年1勝11敗1分。昨年2勝10敗と全く勝てなかったマツダスタジアム。今年も最初5試合は3敗2分と勝てずにいたが,7月3日に今季初勝利を挙げると,そこから6勝2敗と苦手意識も払拭出来た。

阪神・佐藤輝が2冠 セ・リーグ個人タイトル
 セ・リーグは4日、レギュラーシーズン全日程が終了し、佐藤輝(阪神)が40本塁打、102打点で2部門を制し初めてのタイトルを獲得した。
 小園(広島)が打率3割9厘で首位打者、3割6分5厘で最高出塁率を手にした。岡林(中日)が168安打で最多安打、近本(阪神)は32盗塁で4年連続6度目の盗塁王となった。
 村上(阪神)と東(DeNA)が14勝で最多勝を分け合い、村上は勝率7割7分8厘で勝率第1位、144奪三振で最多奪三振にも輝いた。才木(阪神)は防御率1.55で初の最優秀防御率を獲得した。
 46セーブで並んだ松山(中日)とマルティネス(巨人)が最多セーブに輝いた。[ 10/4(土) 17:27配信 共同通信 ]

セ・リーグ順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
優勝阪神14385544.612-49635293100.2452.2157
2DeNA14371666.51813.051045611066.2472.9469
3巨人14370694.5042.04634619653.2502.9578
4中日14363782.4478.04034638380.2322.9765
5広島14359795.4282.54414977157.2463.2075
6ヤクルト14357797.4191.04435649061.2343.5972



■おわりに
 おかげさまで2025年も全試合記ログすることができました。公式戦連続記ログは2918試合となります。ありがとうございました。
広島 🌁 | Comment(2) | SWALLOWS | at 19:54 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一年間試合感想お疲れ様でした。
今年は色々ありましたが、
そんな中でも荘司選手が30Hという立派な記録を一年目から達成してくれて嬉しいです。
来年もスワローズの選手たちを応燕していきたいと思います。
Posted by 名無しさん at 2025年10月04日 21:46
ダントツ最下位に低迷して長〜く感じた今季もオールスター後に限れば勝率5割で5位広島に1ゲーム差まで追い上げたのは来季に向けて明るい兆しが見えた。来季は池山スワローズとなり報道では松元ユウイチヘッドコーチが支えることになりそう。目玉は川端慎吾2軍バッティングコーチ就任か?ポスト村上と期待されている昨年ドラ2指名の大器モイセイエフを指導して3年後には覚醒させてほしい。2軍監督に就任となりそうな城石監督も一昨年のWBC世界一で栗山監督を支えた経験を活かして若手育成を期待します。2軍もズタボロなんだから。ドラフトも近づいているが去年は中村優斗の一本釣りに成功したが今年はやはり早急に村上の後釜を指名してほしい。創価大の立石は2・3塁守れ走攻守三拍子にレベルはかなり高くドラフトの目玉で已にスワローズ含め10球団?が顔合わせしている。おそらく最低でも5球団以上が1位指名すると思われるが絶対に欲しい逸材なので抽選となるがリスク覚悟で指名してほしい。北村恵が成長著しいので獲得できれば2人でクリーンアップの3・4番を組めるだろう。締めくくりとして今季も喜怒哀楽あったけど詳しく感想を書いて頂いてありがとうございました。来季も宜しくお願い致します。
Posted by at 2025年10月05日 07:12
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