2024年08月19日

神村学園、青森山田が4強 関東一、京都国際も進出―全国高校野球

 第106回全国高校野球選手権大会第12日は19日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、神村学園(鹿児島)、青森山田(青森)、関東一(東東京)、京都国際(京都)が準決勝に進んだ。
 今春の選抜8強の青森山田は滋賀学園(滋賀)を1―0で退け、春夏通じて初の4強入り。神村学園は大社(島根)を8―2で下し、2年連続で準決勝進出を果たした。
 関東一は東海大相模(神奈川)を2―1で破り、2015年以来9年ぶりのベスト4となった。京都国際は智弁学園(奈良)に4―0で勝ち、3年ぶりの準決勝進出。
 準決勝は神村学園―関東一、京都国際―青森山田の顔合わせで、休養日を挟んで21日に行われる。 [ 8/19(月) 18:37配信 時事通信 ]

戦前予想振り返り。
太字:ベスト8,白:三回戦,下線:二回戦,打消:一回戦敗退
ベスト8三回戦二回戦一回戦
【第1ブロック】東海大相模(神奈川)広陵(広島)熊本工(熊本)富山商(富山)
【第2ブロック】関東第一(東東京)明徳義塾(高知)北陸(福井)鳥取城北(鳥取)
【第3ブロック】青森山田(青森)石橋(栃木)聖和学園(宮城)長野日大(長野)
【第4ブロック】智弁和歌山(和歌山)滋賀学園(滋賀)花巻東(岩手)霞ケ浦(茨城)有田工(佐賀)
【第5ブロック】大阪桐蔭(大阪)智弁学園(奈良明豊(大分)英明(香川)健大高崎(群馬)興南(沖縄)岐阜城北(岐阜小松大谷(石川)
【第6ブロック】花咲徳栄(埼玉)金足農(秋田)京都国際(京都)菰野(三重)札幌日大(南北海道)西日本短大付(福岡)南陽工(山口)新潟産大付(新潟)
【第7ブロック】木更津総合(千葉)日本航空(山梨)中京大中京(愛知)聖カタリナ(愛媛)神村学園(鹿児島)岡山学芸館(岡山)宮崎商(宮崎)掛川西(静岡)
【第8ブロック】報徳学園(兵庫)早稲田実(西東京)聖光学院(福島)創成館(長崎)白樺学園(北北海道)大社(島根)鳴門渦潮(徳島)鶴岡東(山形)

【第1ブロック】〜【第3ブロック】はパーフェクトだったものの・・3/8。
選抜優勝校健大高崎を筆頭に強豪が相次いで敗れる波乱。それもいわゆる戦前の評価では「C」とされるような高校に相次いで敗れた。大社は報徳学園・創成館・早稲田実を下しての8強入りの大旋風。大阪桐蔭を甲子園では初めて完封それもマダックスで下した小松大谷。初出場新潟産大付は花咲徳栄を撃破。栃木の進学校石橋高校も印象に残った。

今春選抜から導入された低反発バットによって本塁打が激減。SNSによる技術共有や動画解析。さらに卓越した知識を持つ個人トレーナーの介入などプロ同様投手のレベルが上がり”投高打低”がより顕著に。ロースコアゲームでワンチャンスをモノにするような試合展開が増えた。けれどもそれが2試合3試合続くかと言われればそうとも行かないのが野球。

ベスト4には全て春選抜出場校が残った。「末尾4の年は初優勝の当たり年」というデータは今年も健在。「2021年以降の優勝はすべて2回戦からの登場組」というジンクスに倣うなら関東一と青森山田が優位。時代は令和。青森勢が夏初制覇あり得るマルティネス?!
京都国際が初優勝 延長タイブレーク制す―全国高校野球
 第106回全国高校野球選手権大会は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われ、京都国際(京都)が延長十回タイブレークの末、関東一(東東京)を2―1で破り、初優勝を果たした。 
 京都国際は京都府勢としては、1956年の平安(現龍谷大平安)以来の夏制覇となった。
 87年の選抜で準優勝している関東一は、またも頂点には届かなかった。
 決勝での延長タイブレークは、春夏通じて初めて。[ 8/23(金) 12:17配信 時事通信 ] 

低反発バットの影響。48試合の総得点は308点で前回大会の455点から150点近く減った。本塁打は前回より16本減って7本。金属バットが採用された1974年以降では,同年の11本塁打を下回って最少。ロースコアの試合が多く,準々決勝は4試合で計18得点だった。

投手は完投は負け試合を含めて31試合。前回の14試合の倍以上。無失点勝利は17試合を数え,うち完封は11試合。
大阪 ☔ | Comment(0) | 高校野球 | at 21:06 | 更新情報をチェックする
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