C 100 100 000 1 3
S 000 010 100 0 2
高橋6,大西1,H清水1,Hマクガフ1,●梅野(3-3)1−中村
▼データ
・木曜日4連敗(7週間勝ち無し)
・青木:日米通算2643安打(松井秀喜に並ぶ)
◆ポイント
・6回裏1死一二塁サンタナ三併
・8回裏1死満塁山田三振
・9回表3番1マクガフ9番3オスナ
DeNAが11日ぶりに敗れたが,ヤクルトもお付き合い。完封負けでいわば割り切れた負けのベイスターズ。一方勝ちパターンを投入しながら延長で敗れたスワローズ。これが明日以降どう影響を与えるのか。4.0差変わらずいよいよ直接対決。
この3連戦3試合とも初回に失点。しかし高橋は2回表3者連続三振。3回表三者凡退。4回表も簡単に2死と完璧な状態。しかしここに落とし穴。坂倉長野に連続四球で會澤翼にタイムリー。5回表6回表はいずれも三者凡退。それだけに悔やまれる2つの四球。
ただ高橋奎二は自らのバットでそれを取り返してくれた。5回裏先頭中村二塁打長岡進塁打で三塁に進み,前進守備が幸いしタイムリー。1点返すも,5回裏6回裏と2イニング連続併殺でチャンスを潰す。特に6回は1死二塁で村上が歩かされサンタナが併殺と。広島の思う壺に嵌った感。
7回裏2死二塁から代打青木のタイムリーで追いつき場内のボルテージも最高潮に。8回裏1死二塁で村上今日2つめの申告敬遠。サンタナ0−2から振りに行ったところに死球。顔をしかめていたが果たして?それでも結果的には1死満塁と絶好のチャンス到来!しかし山田が三振。中村もセンターフライで勝ち越せず。
10回表0死一塁から會澤翼に犠打というサインを出してくれた河田代行。梅野自らの好フィールディングで併殺となり,さぁというところで矢野ヒット代打松山タイムリー二塁打となんともあっさり勝ち越され,栗林の前に頼みの村上も三振で2死無走者。
それでもここから丸山和ヒット山田中村連続四球で2死満塁。長岡の当たりはあわやと思ったが・・万事休す。
9回表。宮本のところにマクガフを入れ,9番にオスナという交代も終わってみれば一つの妙だったか。9回裏0死一塁でオスナに回るも犠打など小技を使えず。10回裏は栗林から本塁打を放った宮本からという攻撃にもならなかった。
4.0差で迎えるということは1勝2敗でも御の字という見方も出来よう。いずれにしても初戦が大事。
オールドファンとして1997年を想いだす。この年もオールスターまで独走態勢だったが,8月に月間21勝と猛烈な勢いで追い上げてきたのがベイスターズ。3.5ゲーム差にまで迫られて,9月2日から横浜スタジアムで直接対決。その初戦で石井一久がノーヒットノーランを達成。翌日も勝利し連勝。これで引導を渡し,9月に再スパートをかけたヤクルト。終わってみれば2位に11.0差をつけての独走優勝だった。当時と状況は酷似。ちょうど一週間早いが,ゲーム差もほぼほぼ変わらない。いざ天王山へ。
■NEXT GAME
横浜DeNA(大貫)ー東京ヤクルト(サイスニード)17回戦 横浜 18:00
・いざ25年ぶり史上2度目のヤクルトと横浜いよる首位攻防戦!!!歴史的決戦がいざ。
大事な初戦を取れました!
山田について津監督「僕は、その選手がそれまでに積み上げてきたものは絶対的に大事にしたいなと思っています。「今」はもちろん大切だけれど、「これまでやってきたこと」はもっと大事なのかもしれないとも思います。もちろん、年齢を重ねれば体力も落ちるし、技術も落ちるし、いろいろな面でかつてのようなプレーはできなくなることもあります。でも、その選手が築き上げてきたものは最大限に尊重したいという思いは強いです。もちろん、情に流されて結果が出ないというのは本末転倒なので、その点は気をつけながら見ています。」
「これまでの彼の成績、経験からすれば、不振のときには人よりもしんどい思いもするでしょうし、バッティングにしても守備にしても、人よりもインパクトの残るプレーをするでしょうし、ものすごく責任の大きい立場だと思います。「普通の選手」と言ったら失礼かもしれないけど、哲人の場合は他の選手よりも、そうしたものを抱えながらプレーしなければいけないと思っています。」
https://www.alphapolis.co.jp/business/official/takatsu/6449?page=3
この言葉が全てではないでしょうか。