2022年05月11日

Mr.Children 30th Anniversary Tour "半世紀へのエントランス"

あれは3年前の5月。元号が令和に変わってまだ間もない頃。あらゆるものに新しい時代の到来を感じる日々でした。それから3年ー世界は一変。
密集空間の音楽ライブは早々にタブー視されました。上限は5,000人まで。最大収容人数の50%まで。分科会とやらに規制される興行。そこがようやく撤廃され満員の観客が集うことが可能になり,2019年5月以来3年ぶり自身16回目となるMr.Children LIVEにやっと辿り着けました。

ライブ開催が発表されたのが1月20日。そこからまたまん延防止などという非科学的な政策が始まり,開催できるのか?また制限されてしまうのか?上限は?まだまだ不満不安は拭えずにいた時期もあった。それでも厳選なる抽選に定評のある友人のお蔭で早い段階でチケットを確保していただけました。そして3日前発券された電子チケットの座席はアリーナ席!今回も神でした。本当にありがとうございます。

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東京ドーム自体は個人的に昨年4試合観戦でお世話になったので8ヶ月ぶり。グレー基調の"OUR GIANTS WILL LIVE FOREVER"と妙にマッチしたエントランスでした。

4.23 - 4.24 福岡Pay Payドーム
5.03 - 5.04 バンテリンドームナゴヤ
5.10 - 5.11 東京ドーム
5.21 - 5.22 京セラドーム大阪
6.11 - 6.12 日産スタジアム
6.18 - 6.19 ヤンマースタジアム長居
全12公演中6公演目。以下はネタバレを嫌う方ご遠慮ください。


ネタバレ承知の上続きをよむ


デビュー記念日に合わせての公演ということで東京のみ平日開催。ということで本日は有休なり。
しかも東京ドームはフル稼働で,日曜日まで巨人−ヤクルト戦が開催されており,火水とコンサートに使用し,また金曜日から巨人−中日戦が開催されるのですから,設営は急ピッチで行われたのでしょうね。

いつもの調子でまずは物販からとお昼を食べてから到着も,22ゲート前グッズ特設テントは平日にも関わらずすでに長蛇の列!!!!最後尾を探すもドームシティの方まで延びている状態。ちょっと予想以上に待ちそうだなとある程度覚悟を決めて並んでしたのだが・・・
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お姉さんがこんなボードを持って巡回してきた瞬間察しました。しかも一瞬で。これは並ぶだけ無駄だと・・。

今回から「会場受取事前予約受付サイト」というものが設けられていることは知っていました。確かにそちらの列はスムーズに流れている。こんなことになるなら予約しておけばよかった・・と後悔しました。でも時間が経つにつれそれすらも無駄だということを知ったのでした。

「昨今の情勢により、製造遅延・輸送遅延が発生し、品薄状態が続いて」おり,さらに公演限定グッズに関しては一人で150個も買い占める転売ヤーがいたと。そして「転売サイト等において、当該商品が定価よりも高額で販売されている」と。ツアー終了後も製造を継続し通販に対応していくとのことなのでそちらを待つこととします。

しかし!!Tシャツこそ前回のを着ていたが,タオルもリストバンドも持ってこなかったという失態を犯しており,慌てて買い慣れた野球のグッズを扱うショップへ。
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つば九郎のタオルを購入し,るーびー片手に会場周辺散策に切り替えました。徳を積んだ方々は様々なグッズを身につけていらっしゃいましたけど。。

15:20午後休の友人と合流し,開演待ち。神宮より相性の良い我らがホーム東京ドーム。あやうく係員のお兄さんお薦めの入場口に誘導されるところでしたが,野球で得た知識を信じ最短距離で25番岡本和真ゲート入場口へ。ライト側ですからね。昨年の経験の賜物。
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16時開場。
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人生初めて足を踏み入れる東京ドームのグランド内。着席して感動。近くにエキサイトシートが!!ということでおおよその位置を把握。これはまさにポランコシフトで山田哲人が守る位置だ!と笑。しかも前が通路になっており広々快適。
滅多にない機会なのでグランド内を散策。一塁ベンチ→マウンド→三塁ベンチ→三塁の定位置→レフトポールとヤクルトの選手と同じ視線をこの目にしっかりと焼き付けておきました。

開演時間が近づくにつれてスマホの通じも鈍くなり,スタンドを見渡せばもうぎっしり満員。山田哲人はこれだけの観衆に見られていたんだと改めて認識。

18時10分。優しい歌のストリングスから,ビジョンには過去作を時系列に振り返る映像がちりばめられている。これだけで感じられる30年。

太字は個人的LIVEで初めて聴けた曲

01.Brand new planet(2020)
 『SOUNDTRACKS』のリード曲から。本来であればこのアルバムが発売されてツアーが予定されていたんだろうけれど,それは叶わなかった。だからこそ込められた1曲目への意味。そしてライブという空間が帰ってきたという喜び・感動・安堵。色んな想いがいきなり交錯。でもそんな感情をすべて振り解いてくれるようなアゲアゲ曲を連発してくれます!

02.youthful days(2001)
03.海にて心は裸になりたがる(2018)
04.シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜(1995)
 「オーーーーオーー」「Yeah−−−−−−−」みんなで声を出してきた部分。心の声をどう表現するか。目一杯手を伸ばすしか出来ないけど,そんな心の声を身体で出す。これはやっぱり会場でなきゃ体験出来ないんだ!ずっと抱いていたモヤモヤした部分も吹っ切れた。

05.innocent world(1994)
 昨日がデビュー30周年。ということで今日は31年目の初日。いきなりイントロから入るでなく,桜井さんが「いつの日もこの胸に〜」と歌ってから入るバージョン。昨年ドームで感じた手拍子が跳ね返ってくるドームならではのこだまに感じるものがあった。いつも歓喜で飛び跳ねてるイノワーで泣いたのは初めて。ガチで自然な涙が出てきた。。

MC。初期の曲を。淡い恋愛を思い出してというフリ。抱きしめたいか?なんと思ったら意外な一曲!
06.Over(1994)
 まさかまさかのOverキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!超レア曲を初めてLIVEで聞けて感動モノ♪
07.Any(2002)
 全241楽曲から好きな曲3曲挙げろと言われたら多分必ず入れる「Any」まで。"今僕のいる場所が望んてたものと違っても間違いじゃないきっと答えは一つじゃない"。声を出せない。マスクをしている。これは望んでいたものとはちがうけれど拍手には力がある。拍手で伝わるというMCからセンターの花道へ。
08.くるみ(2003)
09.僕らの音(2005)
 「くるみ(=未来)」も「僕らの音」を奏でていくよなんてメッセージを勝手に受け取っちゃって・・ね。

再びステージへ
10.タガタメ(2004)
 アメリカ同時多発テロを機に作られた反戦のメッセージある曲をこの2022年というご時世に。これもミスチルらしさ。映像は今起きていること。それに対する桜井さんの歌に込められた熱と魂をこれまた全身で感じた。
11.Documentary film(2020)
12.DANCING SHOES(2020)
 『SOUNDTRACKS』から続けて2曲。ライブで聞くと印象が変わる体験をまたここでも。

13.ロックンロールは生きている(2010)
14.ニシエヒガシエ(1998)
 5月5日今日は一日“ミスチル30周年”三昧の第2部「Mr.Children30年史」で音楽ジャーナリストの鹿野淳さんが,2000年代に入り音楽は”聴く(CD)”から”体験する(LIVE)”に変化していったと語られていてなるほどと頷いたのだが,この「ニシエヒガシエ」がまさに典型で,正直CD時代はスキップしてしまうような楽曲だったが,LIVEで一変した。迫力もあるし,西へ東へステージを駆け回る。全速力でってのは流石に無くなっていくんだろうけど,こうして今もやってくれることがまたなんともいえぬ感じ方が出てきて。
15.Worlds End(2005)

16.永遠(2022)
 最新曲をと。桜が舞うのがまた印象的。春に聞きたくなるんだろうな。
17.others(2020)
 しっとり聞かせてからのイントロ
18.Tomorrow Never Knows(1994)
 その瞬間声無しでおぉぉぉと盛り上がる感じが伝わる一体感。これがライブ空間なんだ。OhOh手を伸ばそう。必死で伸ばした。

19 fanfare(2009)
20.エソラ(2008)
 アルバム収録曲ならが定番のアゲアゲソング。PVの絵空が映ってまたテンション上がる。2番の歌詞が好きすぎる。そして花火はあったけどご時世で禁止されたかと思われた紙テープがここで!しかし東京ドームのからくりで何故か落下地点はみなマウンド付近に。スタッフのお兄さんが通路に落ちた分を分配してくれていたので必死に手を伸ばすも,前列のエリアで終了。しかしその方の首に巻いたテープを拝見したら全くの無地のキラキラテープ。文房具屋でも買えるものなので,それはそれで納得できました。

21.GIFT(2008)
 31年目の初日。今一番届けたい歌。

アンコール
EN1.Your Song(2018)
 桜井さんだけのアコースティックバージョン。メンバー紹介。メンバー全員が挨拶。JEN「30年やってもう会えなくなった人もいる」田原さん「あと何年できるかわからない」桜井さん「この2年不条理なことがたくさんあった」とかやっぱり30年も経つと20代だったメンバーも50代となり,みな同じく歳をとってるし,こればっかりは逃がれようもない自然の摂理なので,より1回一回が貴重になってきているというか・・。決して永遠では無いし,どんなことがキッカケで音を奏でられなくなるかも分からない。それを『SOUNDTRACKS』でより強く意識させられるようになったのでなんかグッときて来てしまう面もあるのは事実。。

EN2.生きろ(2022)
 アンコールの最後が最新曲=この公演この楽曲が今後に続くエントランスなんだと。不条理な世の中を生きる!生きます!

この時点で21時05分を過ぎたあたりでした。平日の洗礼。最終東京駅21時40分の新幹線の時間が迫ります。規制退場より先に抜ければ十分に間に合う距離。しかも25番ゲートは地下鉄丸ノ内線に至近距離。後ろめたさはありましたが,桜井さんの一番励みになる”また!また会いましょう”を音漏れで聞くような感じで回転ドアから退出し外の新鮮な空気を。

そして地下鉄に乗車したところでスマホの電源を入れ,スポナビのアプリを起動し・・・あっ。。と察したのが21時13分。

2004年06月12日横浜アリーナ ●
2004年09月11日横浜国際競技場 ●
2005年11月27日東京ドーム オフ
2007年08月11日ビックスワン ○
2009年05月05日朱鷺メッセ 中止
2011年05月07日さいたまスーパーアリーナ ●
2011年09月03日日産スタジアム ○
2012年05月26日東京ドーム ●
2013年02月16日朱鷺メッセ オフ
2015年03月15日グリーンドーム前橋 ●OP戦
2015年08月08日ビックスワン ●
2015年09月05日日産スタジアム ●
2017年08月05日日産スタジアム ●
2017年08月06日日産スタジアム ●
2019年05月19日東京ドーム ●
2022年05月11日東京ドーム ●


こんなことをツイートしながら21時22分には新幹線のホームに着いていました。現地からは21時26分のLINEで「今出れそう」と来ていたので,ちょっとの差ではあるけど,まぁやむを得ない判断でした。。

戦利品
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 ・東京ドームにいってきましたTシャツ(2200円)
 ・前日届いたベストアルバム「Mr.Children 2011 - 2015」「Mr.Children 2015 - 2021 & NOW」初回限定版

常時マスク。声を出さない。息苦しさがあった。叫びたかった。確かにそれはあるし,桜井さんが最後に「次はマスクを外して、みんなの声も聴かせて!」と言ってくれたというからやっぱり野球もそうだけどライブは非日常空間だから早くメジャーのようにこの不条理は撤廃してほしい。

カメラが観客の後ろ姿を撮り5万人が手を振る映像は2019年までと一切変わらなかった。でもステージから観客を映した映像は全員がマスクをしてものすごく異質だった。決して好んで見たいと思う映像では無かった。どれだけ目を輝かせて,全身で喜びを表現しても,5万人がマスクというのはやっぱり怖かった。まるで変な宗教のようだったもの。

ただそれでも無観客配信。スマホやテレビの画面を通して音楽を享受しても,やはり会場まで行くというワクワク感。開演を待ちわびる高揚感。五感を使って感じるもの。そして何より何万という観客がいてこそ得られる一体感。それが何よりも得難いものであるということは強く感じた。

コロナ禍を経た初のライブ。ここ最近の楽曲は終わりを感じてしまうけれど,楽曲が存在する以上つねに感じ方も変わって新しいエントランスを提供してくれた。曲も生きているんだ。

30年。日本を取り巻く環境は明らかに変わったんだろうけれど,やはり自分の人生において彼らの音楽は11歳からの30年間だからもうほんと人生そのもので,つねにこの胸に流れてるメロディー。色んなこと言われる世代だけど,この世代に生まれた以上CDという存在に出会えたというのは,今の若い子とはまた違う経験出来てると思う。
最近は若くて多彩なアーティストも出てきたけれど,10代の二度と戻らない時期に出逢えた音楽ってやっぱり唯一無二の存在だなとまぁ色んな想いが改めて過ぎっているのであります。

こうしてLIVE見聞ログも大事にしていきたいです。
東京 ☀ | Comment(0) | Mr.Children | at 23:59 | 更新情報をチェックする
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