2020年07月30日

}東京ヤクルト 6-0 阪神

T 000 000 000 0
S 010 000 32x 6
○高橋(1-1)8,大下1−西田,井野

▼データ
 ・2019年9月19日阪神戦(甲子園)以来0封勝利
 ・5カードぶりカード勝ち越し
 ・高橋:自身プロ最長投球回(8)

◆ポイント
 ・1回表0死一塁近本投ゴ(二塁封殺)・1死一塁牽制死・サンズ三ゴ3者凡退無失点
 ・7回表0死サンズ左直(青木好捕)・2死ボーア一ゴ(10球の勝負)
 ・8回表1死満塁陽川二併

高橋奎二と藤浪晋太郎。互いに150km/h近いストレートでがっぷり四つ。一球一球息詰まる投手戦。見応えのある投手戦でした!

大胆な対藤浪用オーダー。B坂口H上田F青木D村上G山崎C宮本E吉田大成A西田@高橋。ピッチャー高橋先発ということでスタメン9人中8人が左打者。

初回が最初のポイントか。チームにとっても鬼門の初回。今日も先頭陽川の飛球をセンター山崎がグラブに収めながら捕球出来ずで出塁を許す。2番近本に犠打を指示した矢野監督。高橋が思い切って二塁送球。セカンド宮本もナイスアシストで犠打失敗。
1死一塁に近本を置いて高橋が上手い牽制で誘い出して2死。サンズはサードゴロで初回無失点の立ち上がり。

対藤浪。2回表先頭山崎が一二塁間破るヒットで出塁し,宮本がキッチリ送って,今季初スタメンの吉田大成。藤浪とは同学年の吉田大成レフト線への二塁打で先制点。さらに高橋もヒットで2死一三塁とするも1点どまり。

ここから見応えある高橋と藤浪の投げ合い。3回~6回まで許した安打は高橋1本・藤浪2本。奪った三振はいずれも4回連続で高橋4個・藤浪7個。特筆すべきはいずれも無四球。1−0のままテンポよく1時間45分で7回まで試合が進む。

7回の高橋のピッチングが2つめのポイント。
先頭打者サンズの飛球をレフト青木がスライディングキャッチ(昨年までなら当然のごとく二塁打)して,未知の領域へ突入。大山をショートフライで自己最長イニング更新。そして見応えあったボーアとの勝負。BKKBBFFFF。3−2フルカウントから4球連続ファールで粘るボーア。投じた10球目はスライダーを引っかけせてファーストゴロ。7回を投げ切った高橋。ブルペンは誰も始めないというのも高橋への信頼の裏返し。

負けじと藤浪も7回裏のマウンドへ。先頭宮本のショートゴロを北條がファンブル。吉田大成が送って,西田内野安打で1死一三塁(河田コーチの好判断)。高橋をそのまま打席に立たせた高津監督。犠打の構えも最後は三振で2死一三塁。藤浪にとってはあと一人。坂口はボテボテのピッチャーゴロ。ただ右腕に当てて送球焦って一塁悪送球。ヤクルトにとっては貴重な貴重な1点が入った形。
これで緊張の糸が切れたのか阪神野手陣。痛みに耐えてマウンドに上がった藤浪を見放すプレーのオンパレード。誰もマウンドに駆け寄らず孤軍奮闘。なんだか可哀想に映った。
上田の飛球はショート北條とセンター近本が交錯し落球。転々とする間に一塁坂口まで生還。上田も二塁到達。青木のファーストゴロを今度はボーアが捕り損ねて二塁から上田が本塁突入もここはタッチアウトで5点目はならなかったが,このイニングエラー3つ。藤浪は4失点ながら自責点は1で7回115球を投げ切った。

援護をもらって高橋は8回もマウンドへ。これまでとは違う”間”でのマウンド。先頭梅野にヒット。さらに四球もあって1死一二塁。代打中谷はショートゴロ併殺コース。これを吉田大成が捕球出来ず満塁。このピンチにも動じず,高橋の将来のため続投させた高津監督&隆コーチ。陽川を4−6−3で切り抜けた高橋。吠えた高橋。ここがハイライト。
8回108球無失点。今季初めて先発投手が8回を投げ切った。高橋の経験値を大きく上げた1勝。試合で育成してみせた首脳陣の手腕。

ダメ押しは代打の神様川端慎吾。1死満塁から芸術的な左方向。さらに坂口の押し出しでもう1点。

6−0となって9回は今季初登板大下をマウンドに。バックも応えた。近本の飛球はレフト上田がダイビングキャッチ。点差があるからこそ生まれたプレー。これが僅差なら後逸して長打のリスクを背負ってまで飛び込むことはできない。続くサンズの打球はサード廣岡が長身活かしてジャンピングキャッチ。下手すれば三塁打と二塁打の当たりで2アウト。最後は大山をセカンドゴロでゲームセット。同時に昨日投げた梅野長谷川マクガフ清水石山を温存できた。

一昨日投壊して20失点から,17イニング連続無失点と奮起の投手陣。ほっと神戸以来5カードぶりのカード勝ち越しでようやく貯金3の壁を越えて貯金4。巨人が連敗して再び2.5差に詰め寄った。

■NEXT GAME
 中日(大野雄)ー東京ヤクルト(吉田大喜)7回戦 ナゴヤドーム 18:00
 ・一昨日の大敗の夜にこう書きました。「この試合もカード初戦だったが,翌日・翌々日と投手陣が1失点で踏ん張り連勝してカードを勝ち越した。試合数でいうと37試合目で貯金3。順位も2位と非常に似たようなチーム状況。ただこの次のカードからあの16連敗。」と。あまりに似ています。なので戒めを込めて。明日からの戦いが大事なんです!!
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:54 | 更新情報をチェックする
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