2020年06月19日

}東京ヤクルト 7-9 中日

D 200 101 300 2 9
S 300 301 000 0 7
石川5,長谷川2/3,H清水1/3,梅野1/3,H近藤2/3,Hマクガフ1,H石山1,●今野(0-1)1−嶋
山田哲1号A(大野雄)青木1号A(大野雄)

▼データ
 ・2年連続開幕黒星
 ・石川:40代開幕投手(1998年広島・大野豊以来プロ野球史上5人目)
 ・村上:球団史上最年少開幕四番
 ・長谷川:プロ初登板
40歳石川、5番目の年長開幕投手 20歳村上は球団最年少開幕4番―ヤクルト
 ヤクルトの石川雅規投手は19日、神宮球場で行われた中日1回戦で先発登板し、プロ野球史上5番目の年長記録となる40歳4カ月28日での開幕投手となった。40代での大役は史上5人目(6度目)で、球団では最年長。石川は5回3失点で、勝敗はつかなかった。
 プロ野球最年長の開幕投手は、1998年に42歳7カ月4日で登板した大野豊(広島)。
 また、村上宗隆内野手は4番三塁で先発出場し、球団最年少の20歳4カ月で開幕4番打者を務めた。従来は56年に22歳だった町田行彦が最年少。[ 6/19(金) 20:21配信 時事通信 ]


◆ポイント
 ・5回表2死二三塁阿部三ゴ(村上好捕石川快心のガッツポーズ)
 ・6回表1死一三塁大島二ゴ(併殺捕れず)
 ・8回裏0死一塁山田二併(グラブに当たって打球変わった)

野球のある日常が帰ってきた。当たり前が当たり前では無かったと気がつかされ,ようやく取り戻せた”喜怒哀楽”が4時間49分の中にこれでもかと凝縮されていた。それでも最後に残ったのは”哀”だった。でもそれすらも実は有り難いことでもあるということを今一度噛みしめて。。。

本来なら桜の季節に華やかな開幕セレモニーに包まれたはずのグランド。しかし今年は厚い雲と大粒の雨に神宮球場が覆われていた。それでもオープニングムービーだったり音楽だったりと練習試合とは明らかに違う緊張感は漂ってきた。
さらには開幕からいきなりのアクシデント発生。当初予定されていた捕手は中村でなく急遽嶋に。

そしてある種厳かな「開幕宣言」で幕を明けた―
 高津監督「はじめに、新型コロナウイルスに罹患された方々に心からお見舞い申し上げます。全国の医療従事者の皆さん、危機対応にあたる行政の皆さんに心より感謝申し上げます。また、開幕を信じ、待ち続けて下さっていた全国のプロ野球ファンのみなさん、いよいよ今日プロ野球は開幕します。今シーズンも数か月前まで私たちはいつも通り開幕に向けて調整を行ってまいりました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大という前代未聞の事態に開幕日の度重なる延期、全体練習もできない日々が続き、プロ野球どころではない不安な日々を過ごしてきました」
 与田監督「しかしプロ野球界として何ができるか、何をすべきかを考え、開幕できる日が必ずくることを信じ、今日やっとこの日を迎えることができました。まだ球場で直接プレーをお見せすることはできませんが、選手のプレーを楽しみに待ってくださっている、多くのファンの思いは選手たちに確実に届いています。今こそ野球の存在価値を示すときだと思っています。みんなで一緒にこのときを乗り越えましょう。その先には明るい未来がまっています。医療従事者のみなさまや、最前線で新型コロナウイルスの対応されている皆様、大変な思いをしている皆様、ともに頑張りましょう。(高津)頑張りましょう」


さださんの国歌斉唱もなく,始球式もない。そんなマウンドに上がったのは40歳5ヶ月目前の石川雅規。村田兆治,佐藤義則,大野豊と錚々たるメンバーと同じく名を連ねることとなった40代開幕投手。
球審がプレイボールを告げ,石川が初球を投じ,大島が見逃す。これまでなんどとなく見てきたはずの光景だが,なんだか今年はジーンときた。簡単に2死を奪うも,アルモンテに初安打を許すと,直後ビシエドに被弾。

先制こそ許したが,その裏ヤクルト打線はいきなり火を噴いた。
まずは坂口。2019年6月4日日本ハム戦(札幌ドーム)以来1年以上ぶりとなるヒットで出塁すると,山田が自身初となる開幕アーチですぐさま追いつくと,キャプテン青木が二塁打。村上は20代として初打席でいきなりタイムリーと電光石火の4連打で逆転に成功。
塩見のアウトを挟んで,雄平も内野安打。エスコバー完全な併殺コースを大野雄大悪送球と,雨で状態の悪いグランドも味方につけ初回からビックチャンスを築いたが,嶋石川と倒れ初回から三者残塁。3点は贅沢ながらちょっと勿体ないと感じた。

降りしきる雨の中2回からは落ち着きを取り戻した両開幕投手。
3回裏先頭嶋があわやのフェンス直撃となる移籍後初安打で出塁すると,石川が芸術的な犠打で1死三塁を築き,坂口が2019年3月29日阪神戦(京セラドーム)以来となるマルチ安打で嶋生還。さらに青木が2ランで試合を優位に進める。

5回表は2死二三塁とピンチを背負うも,阿部の痛烈な三塁線の当たりを村上が落ち着いて捌いてピンチを乗り切った。勝利投手の権利を得た石川は渾身のガッツポーズ。村上ももう守備に不安など無いという表情で引き上げてきた。

一向に弱まらない雨。グランド状態不良で5回コールドという期待しかなかったが,試合は中断されるまで行かず後半に進んだのだった・・・

あのグランド状態からして石川もう1イニングはあり得ないと思ったし,継投は正しい選択だった。石川のあとを受けた長谷川はプロ初登板。いきなり連打を浴びてピンチを招くも,1死一三塁から大島は4−6−3で3アウトチェンジのはずだった。完全な併殺コース。しかしワンテンポ遅れた?握り損ねたエスコバー。併殺捕れず1点返されたことはともかく,最大の誤算はここで清水をワンポイントで起用しなくてはならなくなったこと。これが流れを変えた感。

6回裏もはや主砲の貫禄。リードを再び3点に拡げる村上のタイムリー。これであとはリリーフ陣が抑え切って,石川に勝利投手。まさに最高の形で2020年シーズンのスタートを切れる予定だった―。
しかしその思惑が狂った梅野の誤算。ベンチで呆然とする梅野にそっと声をかける石川の姿。。

石川に開幕投手を託さざるを得なかった小川高橋ら先発陣の不甲斐なさ。そして今日の長谷川梅野といった若手リリーフ陣。今日という日が投手陣により一層自覚を芽生えさせることを信じて。。

近藤−マクガフー石山はやはり経験値が違った。
ただ最終回残されたカードは移籍の今野とルーキー大西の2枚のみ。先頭打者への四球とエラーからの失点。負けに不思議の負け無し
10回裏2死無走者から古賀・山田・廣岡の3連打で村上に回すという見せ場は作ってくれた。ただでは負けなかった。特に廣岡は昨年開幕から41打席無安打と球史に名を刻むくらい苦しんだが,今季は最初の打席でヒット。ホッとしたことでしょう。

投手は最初の登板。野手は1本の安打。その意味では17安打の野手陣で一人蚊帳の外塩見に早く1本欲しいところ。

2番に山田を置いて,0死一塁の場面で山田を迎えたのが初回と8回。いずれも当然の如く強攻。結果は本塁打と併殺。その併殺が紙一重で,マルティネスのグラブに当たらなければおそらく0死一三塁とチャンスを拡げたであろう。その意味で運が無かったが,高津監督の理想は体現出来た。
直近では2018年小川監督,2015年真中監督,2008年高田監督,2006年古田監督,1999年若松監督と監督初陣はいずれも白星発進だった。2010年小川監督代行も引き分けから。ということでスワローズ史上で監督初陣黒星は篠塚疑惑の本塁打のあった1990年野村克也監督以来30年ぶりとなります。これも何かの縁か?

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)ー中日(吉見)2回戦 神宮 14:00
 ・試合終了後から13時間後再びプレーボール
 ・練習試合ピリッとしなかった坂口は2018年10月1日巨人戦(神宮)以来2年ぶり猛打賞。エスコバーマルチ。近ちゃんもピシャリ。やはり公式戦は違うというところを小川さんにも魅せてほしいもの。
 ・中村の状態は?!
東京 🌁 | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする
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