2019年12月13日

ヤクルト、クックと契約に合意 先発右腕として期待、米国出身

 ヤクルトの奥村政之編成部国際担当部長は13日、新外国人選手として今季米大リーグ、ダイヤモンドバックスでプレーしたマット・クック投手(29)と口頭で契約に合意したと明らかにした。1年契約で背番号は「33」となる見込み。先発として期待されている。
 クックは米国出身の右投げで身長は約190センチ。2016年に大リーグ初登板を果たし、今季は救援として9試合に登板した。メジャー通算では16試合の先発を含め36試合に登板して6勝6敗1セーブ、防御率4.88。18、19年は平野佳寿投手とチームメートだった。奥村担当部長は「先発として完成された投手」と説明した。[ 12/13(金) 18:02配信 共同通信 ]

5人目の外国人と「口頭で」の合意をもって外国人補強は完了。奥村担当部長が「組織全体で考えた結果。候補者(クック)を選ぶことにしました」というからにはおカネの事情が絡んでいるでしょうか。
長身右腕で速球派。今季AAAで21試合に登板し5勝10敗。防御率7.38というのは若干不安要素も。

背番号は「33」
33 ○中西親志(1988-1995)→○カツノリ(1996-1999)→○レモン(2000)→○畠山和洋(2001-2019)→クック(2020-)
ちょうど20年ぶりに外国人右腕投手が背負うことに。レモンだとかクックだとかなんかお料理に関する名前に縁がある。

これにともなって退団となる両助っ人に惜別メッセを。

45.ハフ(2018-2019)
2017年12月20日に獲得発表。
来日初年度のオープン戦は3試合に登板し防御率0.90と抜群の安定感で開幕ローテーション入り。2018年4月4日広島戦(神宮)初登板初先発。5回無失点も,6回に突如崩れ3本塁打を浴びて降板。ランナーを背負うと痛打を浴びたり,打線の援護に恵まれなかったりで,来日初勝利は7試合目の登板となった5月15日巨人戦(鹿児島)。
7月22日中日戦(神宮)後に登録抹消となり,8月7日に再昇格。以降中継ぎに配置転換となったが,ここで2勝7ホールドを挙げてシーズン終盤のブルペンを支えた。保留者名簿からは外れていたが12月19日再契約を結び残留。

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2019年は開幕からリリーフとしてフル回転。リード時に僅差のビハインド時にと,点差イニング関係なく登板。8月13日DeNA戦(神宮)で来日初セーブ。リーグ3位タイの68試合に登板し,27ホールド,3セーブをマーク。しかし終盤は勤続疲労からか打ち込まれる場面も目立つようになった。

それでもマウンド上で味方選手の好プレーに大きなリアクションで感謝を表し,さらにはベンチに戻っても最前で戦況を見守り,サヨナラ勝利時には喜びを前面に出してくれた。
とりわけ今年前半は来る日も来る日もハフマクガフハフマクガフ。ブルペンで何度も肩を作り,状況に応じて再び戦況を見守り,再び肩を作る。そんな酷な起用にも,顔色ひとつ変えず投げてくれたナイスガイ。そんなハフの魂には何度も心打たれた。

記録
 ・初登板・初先発:2018年4月4日広島戦(神宮)
 ・初奪三振:同上[田中広輔]
 ・初勝利:2018年5月15日巨人戦(鹿児島)
 ・初ホールド:2018年8月19日阪神戦(神宮)
 ・初セーブ:2019年8月13日DeNA戦(神宮)

28.ブキャナン(2017-2019)
2016年12月19日に獲得発表。
来日初年度=2017年。96敗を喫したチームにあってブキャナンも6勝13敗と大きく負け越した。しかしチームで唯一規定投球回をクリアし,まさに孤軍奮闘ぶりの活躍。
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来日2年目となる2018年には,チームの開幕投手に任命された。6回1失点の好投で勝利投手となりチームを開幕戦勝利に導いた。シーズン終盤奥さんの出産に立ち会うために一時帰国。そして帰国後初のマウンドとなった10月8日阪神戦(神宮)に先発し10勝目を挙げ,チーム唯一の二桁勝利投手となった。

来日3年目となった今季は,ハフとスコット・マクガフが手薄なブルペンを支えるチーム事情もあり,序盤からアルバート・スアレスとの併用に。スアレスの離脱によりローテーションを任されるも1勝6敗と調子があがらずにいた。
しかし8月に入って本来の調子を取り戻し,6日阪神戦(神宮)では本来の打たせて取るピッチングのゴロの山を築き5月以来の2勝目。お立ち台では家族の姿に感極まり涙を流した姿は印象的だった。8月は5試合に登板して3勝0敗,防御率1.64の成績で「大樹生命月間MVP賞」を受賞。

一度グランドに立てばとにかく熱くなった。バットを持っては三塁打。塁に出れば三塁コーチの制止を振り切って本塁へ突進。
さらにマウンドでも印象的だった5月6日阪神戦(神宮)。4-0と4点リードで迎えた6回に2点を失い,なお2死二塁のピンチ。"One, more! One, more!"とベンチに向かって人差し指を立てた。
無情にも交代を告げられたが,自身のあとを託されたハフの投球を見守り,ラリーキャップとよばれる逆転を祈願する願掛けも流行らせていた。そして何より家族さらにチームとファンを大事にする姿勢はあらゆる方面から伝わってきた。

確かに後半成績的には下降し,高年俸もネックとなっていたかもしれない。ただオンドルセク,ルーキと悪態つかせてチームを去った面々とはあまりに対照的な2人だけに,心情的にも退団は寂しい。

記録
 ・月間MVP:2019年8月
 ・初登板・初先発:2017年4月4日阪神戦(京セラドーム)
 ・初奪三振:同上[高山俊]
 ・初完投・初完封勝利 : 2017年6月17日日本ハム戦(神宮)
 ・初安打:2017年4月19日巨人戦(鹿児島)[篠原慎平]
 ・初打点:2018年4月19日広島戦(マツダ)[岡田明丈]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする
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