Ｇ 300 010 100 0 ５
加藤42/3，松岡1/3，Ｈ久古1，押本2，Ｈバーネット1，林昌勇1－相川
ホワイトセル８号①（金刃）
正直勝てたかなぁって欲もあるにはあるんだけど，結果的には充分な引き分け。
なぜならマシンガン打線復活のお陰で中日が連敗して，セ界の貯金をひとり占めなのだから！
首位のチームが，２位との負け数の差が６で，引き分けの差も５というのは，数字以上に大きな意味をもっている。
元々は谷間？の加藤先発試合。さらにＧＧ坂本のお粗末な守備で貰った３点。確かにこっちにも痛い（お粗末な）守備が出てしまったのだが，それでも負けなかったってのに意味がある。
バネ劇場の助演男優賞にノミネートしたジャンパイア・西本。お陰で０死一二塁から長野二ゴ・ラミレス三振・小笠原二直という手に汗握る攻防を味あわせていただけた。感謝！
しっかし驚いた強気の攻め。１死一三塁ラミレス３球勝負。ベンチもバッテリーも守備陣も誰ひとり怯えることなく強気に巨人に立ち向かった。この姿勢があればきっと乗り越えられる！！
ただ昨日同様采配で気になったのは，９回表の代走について。藤本がヒットで出ても代えなかった。結局その裏の守備から藤本の所に野口が入っただけに「？」マークがつく采配。
ただこれも結果論で，１死一塁から青木のセンター前安打は長野からの好返球があった。俊足とは
いえない藤本だったからセカンドに自重出来た＝代走・野口なら三塁で刺された可能性が高いという見方も出来る。
でも逆になんらかの形で足を絡めれば，浩康のラミレスへの飛球で還ってこれたという見方もある。
ちょっと昨日今日と同じような展開で，同じような疑問を抱いたかなぁ。。
あとはバレ砲をどうするのか。キャンプ～オープン戦＋今のバレと，交流戦までのバレと一体どっちがホンモノなの？！いずれにしても守備で精彩を欠くようなことがあると，監督自身も考えるはず。
気分転換のためにリフレッシュさせるのか，使い続けるのか。どんな決断を下すかは楽しみ。
明日の見どころはオールスターファン投票と，館山の中５日か。石川と分断する意味もあるけど，明日が６月最終戦（←月間ＭＶＰが懸る）ということもあって濃厚なのかな？という気がする。
あと今日は宮本さんがすごく楽しそうに野球をやっている姿がすごく印象的だった。オリンピック予選やＷＢＣで魅せたキャプテンシーとはまた違って，純粋に野球少年のように試合を楽しみ，かつ10年ぶりに味わう独特の緊張感を一秒一秒一プレー一プレーで噛みしめている・・・そんな感じを強く受けた。
宮出のボテボテの打球で，一瞬の隙をついて一気にホームに還ってきた場面。
14年前の日本シリーズで，誰もが唖然としたホージーのグリップエンド打法に，宮本が何の迷いもなくホームに飛び込んできたシーンを思い出した。
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