2005年01月23日

長野V2、兵庫に競り勝つ 上野選手スパート 全国男子駅伝

 第10回全国都道府県対抗男子駅伝大会が23日、広島市平和記念公園発着の7区間48キロであり、長野はアンカーの上野裕一郎(中大)が兵庫との激しい首位争いに競り勝ち、2連覇を果たした。記録は2時間20分2秒。大会2連覇は02、03年の福岡以来。
 2位でたすきを受け取った上野は、兵庫の北村聡(日体大)と並走する形で最後まで激しい争いを繰り広げた。過去2大会で区間新記録を出している上野。残り300メートル付近でラストスパートをかけて抜き返し、必死に食い下がる北村をかわしてテープを切った。兵庫との差は2秒だった。
 上野は「ラスト1キロは誰にも負けない自信があった」と振り返った。
 長野は、1万メートルで高校最高記録を持つ1区の佐藤悠基(佐久長聖)が区間タイ記録を出して1位に躍り出た後、2区の唐沢充樹(伊那中)らも安定した走りを見せ、終始トップグループでたすきをつないでいった。
 西沢民雄監督は「スタートでは佐藤が全国高校駅伝のリベンジを果たし、中盤が良く耐えた。上野は最後の最後に爆走してくれた」と話した。

区間選手名所属時間個人順位
1佐藤 悠基佐久長聖高19:5111
2唐沢 充樹伊那中8:51161
3帯刀 秀幸富士通24:40263
4永田 慎介佐久長聖高14:3673
5松本 昂大佐久長聖高25:0432
6佐々木健太広徳中9:0472
7上野裕一郎中央大37:5621
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