2009年03月21日

感想「日本の、これから」

に追記で書こうとも思いつつ,結局書いてないので,備忘録もかねて。
「どうなってしまう?テレビの、これから」最近のテレビはつまらない?インターネットがあればいい?視聴者の本音爆発・民放看板番組制作者とNHKのスタジオで徹底討論▽なぜ?テレビを見ない若者が急増中▽茶の間からテレビが消える?ドラマで描く未来の姿▽シャボン玉・8時だヨ・北の国から…お宝映像▽ご意見を募集中FAX03(5455)7777

「最も印象に残ったテレビ番組」
この質問項目に制作者が挙げたのはバラエティが大多数だったことにまず失望した。
自分は真っ先に「9.11」のあの瞬間の衝撃を思い浮かべたし,視聴者代表の中にも2名おられた。
衛星放送によって世界中の映像をリアルタイムで届ける。あるいは阪神大震災や中越地震の時のように,現場上空にヘリを飛ばして状況を伝える。
こうした映像のネットワークこそがテレビ局の最大の強みだろうし,活字(新聞)でもなく音声(ラジオ)でもない。映像メディアであるテレビだからこそ提供できるものがある。

ニュース報道
ニュースの度に解説者なりキャスターなり時にはタレントがコメントをする。こうしたスタイルがいつからか主流になっている。
5W1Hを的確に伝えて,あとは視聴者がそれぞれ考える時間なりきっかけを与えれば,番組なんて5分〜10分もあれば充分ではなかろうか。

話が地上波のみ
キー局P帯の現在の番組表と4月からの番組表が大きなボードで出てきたり,TBS系列局の無い秋田県民からの「WBCが見られない」という格差是正の訴えが出たり。秋田の人だって,地上波では見られないだろうけど,ケーブルなりJ-SPORTSで見られるんだから。
テレビが「つまらなくなった」とか「見なくなった」って話は,自分からすればあくまで地上波テレビを全く見なくなっただけで,その分ニュースを定時に手短に伝えてくれるBS1ニュースや地上波からCSへと追い出されたプロ野球中継とプロ野球ニュースを見るようになっただけで,視聴の選択肢が以前と比べて格段に広がったことについては全く触れられてなかったこと。

アーカイブ/オンデマンド
WBCの試合を時差なり録画で見たいとは思わない。やっぱりライブだ。でも一昨日昨日の試合をオンデマンドで見ようとは思わないが,例えば野球に飢えるオフのように,ある程度の時間軸を経過したら見たいときが来る。WBCの場合は利権が絡むけれども,こうして日々蓄積していく産物を活かさない手は無いと思う。

視聴者からの意見の反映
放送局の番組HPの意見の多くは,事前に検閲があって,批判的なものは削除されてしまう。ただ掲示板やブログなどには賛否が混交する。
番組参加といった双方向ではなく,こうしたネット上の意見の抽出・反映した番組作りやフィードバックを制作者は考えるべきではないか。これぞテレビとネットの共存では?

とりあえずこんなところかな。
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