最速160キロを誇る豪腕、愛知工大の中村はヤクルトに1位指名された。
長崎・諫早農高時代は無名だった右腕は、「実感が湧かない。プロに程遠かった人間でもプロ野球選手になれることを示せた」と感慨深げに語った。
高校卒業後は公務員になるつもりだったが、ロッテで活躍した平井光親監督の熱心な誘いで愛知工大へ。トレーニングに励んで投球フォームを試行錯誤すると、球速が15キロ伸びた。「頑張ってきたかいがあった」
幼少期から巨人・坂本のファン。同じセ・リーグの球団で「やっと同じ舞台で戦える。持ち味の真っすぐが通用するか試したい」と目を輝かせた。[ 10/24(木) 20:10配信 時事通信 ]
津監督が前日「良い打撃をする」と野手の指名をにおわせたことで,スポーツ報知は宗山争奪戦に電撃参戦する可能性と報じたが,蓋を開けてみれば「高校3年の時にエースで4番だった」大学生四天王の一本釣りに成功!
1位 中村優斗(諫早農高−愛知工業大・投手)
「MAX159キロのストレートを武器にする本格派右腕。奪三振能力が高く、愛知リーグ通算301奪三振を記録。スピードもさることながら、制球力も高い。将来の先発候補として期待。」
津監督「総合的に今のスワローズに一番マッチしているのは彼だと。パワーピッチャーが少ないですし、縦変化、横変化が使えますし、体が小さい割に力感もすごくありますし、そして何よりタフなところがある」「先発として大きく育てていきたい」。
3月侍ジャパン選出。大学リーグ最終戦でMAX160km/h計測。顔は大瀬良くりそっ。長崎はこういう顔が多いの?!中村姓で来季から新聞表記は「中村優」「中村悠」。場内アナウンスは同じ「ナカムラユウ」なのでフルネームコールとなるのでしょうか。
生年月日2003年2月8日は浦添キャンプ中。
2位 モイセエフ・ニキータ(豊川高・外野手)
「ロシア人の両親をもつ強打の外野手。スイングの力強さに加え、ミートカも高い。公式戦の通算打率.485を記録。将来的にチームの主軸を担える選手。」
津監督「非常にスカウトの評価が高くて、体も大きくてパワフル。サトテルに似ている。スケールの大きさというか、当たった時の打球の速さ、構えもすごく似ている」
ホームランが出ないと騒がれた中で,甲子園初アーチを放ったロシア砲。ヤクルトの誇るドラフト7年周期。1989古田→1996岩村→2003青木→2010山田→2017村上。この”共通項”は野手最上位指名&小学校2年生までに習う。この条件を完璧なまでに満たしたニキータ。2度の年間200本安打・歴代日米通算安打数5位。トリプルスリー3度。56本塁打&三冠王ときてギータならぬニキータはどんな成績を残すのか。
生年月日2006年11月29日はオフ。
3位 荘司宏太(駿台甲府高−国士舘大−セガサミ・投手)
「ダイナミックな投球フォームから繰り出すスピンの効いたストレートはMAX150キロ。決め球チェンジアップを操り空振りが奪える。リリーフタイプの左投手、勝利の方程式の一角として期待。」
津監督「投げっぷりは素晴らしい。不足している左投手なので非常に期待している。特徴を生かしてほしい」
同じリリーフ左腕で昨年ドラフト3位石原にも刺激か。
生年月日2000年5月22日。翌23日G真中C土橋H佐藤BペタジーニA古田F高橋智D岩村E宮本@石井一。
4位 田中陽翔(健大高崎高・内野手)
「強打・堅守の大型遊撃手。広角に打ち分けることができ、高校通算21本塁打の長打力を併せ持つ。打撃技術が高く、将来のレギュラー候補として期待。」
津監督「二遊間を是非(取りたい)ということだった。何年かかるかわからにですけど、ここからチームの中心選手になるスタートを切ってほしい」
お父さんは元ヤクルト充さんで親子鷹。小学校6年時スワローズ.Jr。中学時代は東練馬シニアで宮本慎也から指導を受けたという乳酸菌溢れる内野手。2016年以来9年ぶりに田中姓の内野手が復活。
生年月日2006年6月25日。G青木BリグスD岩村 FラミレスCラロッカH宮出 A米野E大原@石川。
5位 矢野泰二郎(済美高−四国ILplus・愛媛マンダリンパイレーツ・捕手)
「送球の正確性、フットワークの良さには定評がある。投手の特徴を活かしたリードが出来る事も強み。打撃は思い切りの良さが持ち味で、攻守に渡りゲームでの存在感は際立っている。」
独立L愛媛から捕手指名。松山秋季キャンプ練習試合など接点は多い。矢野姓は1992年まで在籍した和哉氏以来33年ぶり。
生年月日2002年5月22日。G佐藤E宮本H稲葉BペタジーニA古田D岩村FラミレスC三木@ホッジス。
育成1位:根岸辰昇(慶応高−オレンジコースト大−ミドルテネシー州立大−ノースカロライナA&T州立大・内野手)
「異色の経歴を持つプレーヤー。ポテンシャルが高く、広角に打てる打撃が魅力。将来の主軸候補として期待。」
慶応高3年甲子園出場。佐々木麟太郎がスタンフォード大へ進学表明する5年前に米大学でのプレーを志し渡米。ミート力に優れた中距離打者。鉄壁の打球処理と送球の正確さで「Wizard(魔術師)」とも呼ばれる逸材。塀際の魔術師だけは勘弁してほしい・・?!
生年月日2000年9月20日。G真中C土橋H稲葉BペタジーニA古田F副島D岩村E宮本@伊藤智。
育成2位 廣澤優(日大三高−JFE東日本−四国ILplus・愛媛マンダリンパイレーツ・投手)
「角度があるバランスの良いフォームから、最速158キロのストレートを投げ込む本格派右腕。変化球も上手く操り、特にチェンジアップは、空振りが取れる球質である。リリーバーとして地位を確立したい。」
1995年に退団した広沢好輝さん以来30年ぶりにヤクルトにHIROSAWA姓が復活。まさか令和の時代に復活するとは・・時代は変わりました。
生年月日2001年4月27日。翌28日G真中E宮本H稲葉BペタジーニA古田FラミレスD岩村C土橋@入来。
育成3位 下川隼佑(湘南工大付高−神奈川工科大−オイシックス新潟アルビレックスBC・投手)
「アンダースローから放たれる強いストレートを武器とする。高低・左右を広く使った投球ができ、緩急も使える。先発・リリーフどちらもこなすことができる万能型のサブマリン投手。」
右のアンダーハンド投手。今季から加入のイースタンリーグでトップの102奪三振をマーク。
生年月日2000年3月22日。翌23日G飯田H真中F佐藤BペタジーニA古田D岩村CロブロE宮本@石井一。
育成4位 松本龍之介(東海大山形高−堺シュライクス・捕手)
「強肩が売りの捕手。脚力もあり、年齢も若い。まだまだ伸びしろ満載の選手で、プロの舞台での成長に期待。」
今ドラフトで2人目の捕手指名。これによって壮真か橋本の野手転向も視野に入ったか。松本姓はこれで3人目。
生年月日2005年3月1日。オープン戦期間中につき5日E宮本G青木D岩村FラミレスB鈴木CリグスHユウイチA福川D牧谷。
ドラフト当夜の背番号予想。現状空き番:2/6/8/11/23/30/31/49/52/66/71。
呪われし11の扱い。14/15/16の剥奪は十二分に考えられる。高卒野手にいきなり一桁もないだろう。ドラフトの結果を受けて第二次通告も昨年から本格的に始まっただけに予断を許さない。
中村→15
ニキータ→31
荘司→30
田中→66
矢野→39