B 300 000 000 3
山野7,○大西(5-1)1,S木澤(3)1−松本直
▼データ
・5位浮上
・首位と6.0差
◆ポイント
・2回表1死二塁松本直左安(13球粘って)
・5回裏1死ディアス→代打梶原左飛
・7回表2死二塁村上中安
初回ヨーイドンで3失点もコツコツ1点ずつ返して最後は偉人サンタナが決めての逆転勝ちで首位と6.0差の5位。
昨日の今日で打順組み替え。C山田G西川H宮本D村上FサンタナE長岡BオスナA松本直@山野という並びに。
3点失った直後の2回表は6番長岡から。センター前ヒットで出塁し打席にはオスナ。併殺が過る中で二盗成功させてオスナを気持ち的に楽にさせたか。1死二塁で松本直。粘って粘って13球目をレフト前で一三塁。山野犠打の構えからそのまま犠打。これが長岡の好判断もあってセーフティスクイズの形ですぐさま1点返せた。
3回表は1死から村上サンタナの連打で二三塁。ここでベイスターズは前進守備を敷かず1点OKの守備体系。長岡のセカンドゴロ間にもう1点返せた。ここから試合が硬直状態となって終盤へ。
7回表先頭山田が四球で出塁し,西川が犠打。1死二塁の形を作って,2死から村上がキッチリセンター返しで同点。3点いずれも犠牲の精神が得点につながった。
初回立ち上がり牧への3ラン被弾でどうなることかと思った山野は終わってみれば7回99球で投げ切った。1回2死以降は僅か1安打&無四球のピッチング。7回1死から暑さで足がつったが,それでも投げ切った。勝ちこそつかなかったが,すっかり頼もしい存在になった。
ベイスターズは先発M口が4回で101球というハイペース投球で5回から継投へ。そんな中2番手ディアスは9球であっさり三者凡退で斬ったのに,打順の関係で代打が送られ,3番手京山がイニング跨ぎ。坂本挟んで8回ウィック。9回は同点で森原という継投で来た。昨日36球投げた中川虎はおそらく使えないだろうから,残り投手は徳山と佐々木のみで最大延長3イニングを賄わなければならなかった。この点に優位性を感じただけに,5回から伊藤光の所にディアスを入れて,9番に山本なりでバッテリー毎入れ替えてディアスもう1イニングならもしかしたらそのまま1点差で逃げ切れられたんじゃないかなぁと。
9回表2死無走者から宮本が内野安打で出て代走にジョーカー並木。村上が打席ながら見事に二盗を決めたのも束の間・・・オーバーランしての脱臼。捕手からの送球が逸れたから良かったものの,もしベースカバー大和のグラブに収まっていたらタッチアウトでチェンジだったかも。必死のベースタッチ痛々しかった。脱臼というやつか。並木が出てくれば何かが起きそう。そんな機運が高まっていただけにこの離脱は痛手。岩田がその役目を担えるか。
村上サイレント申告敬遠で一二塁となってサンタナ。2ストライク追い込まれながら偉人の逆方向。度会が右中間を狭めていたため一走村上まで還れた。
2点差で木澤。これの意図は準備面か打順の兼ね合いか。或いは序列の変化か。一発出れば同点という状況を作ったわけだが,前述の通り最悪一発打たれても同点。ベイスターズのブルペンは最大3イニングで2人しかいないのだから正直一発OKと思えたもの。
元オリックスの中川を獲得=独立リーグ所属の捕手―プロ野球・ヤクルト
ヤクルトは3日、独立リーグ・九州アジアリーグの火の国サラマンダーズから中川拓真捕手(21)を獲得したと発表した。支配下選手契約を結び、背番号は90。年俸は500万円。昨季までオリックスに所属していた。球団を通じ「もう一度NPB(プロ野球)でプレーできることに感謝している。チームのために精いっぱい頑張る」とコメントした。(金額は推定)[ 7/03(水)15:02配信 時事通信社 ]
69人目の支配下選手。壮真と同学年の捕手。支配下登録したもの一軍に上がらない橋本。古賀の状況。来季の編成も見えてきたでしょうか。
■NEXT GAME
横浜DeNA(平良)−東京ヤクルト(ヤフーレ)14回戦 横浜 18:00
・京山坂本ウィック森原と明日投げれば3連投と投手事情は苦しいはず。ペコちゃん3ヶ月ぶり勝利なるか。