S 300 010 10x 5
○ヤフーレ(1-0)6,H石山1,H清水1,S星(1)1ー中村
塩見1号@(メヒア)
▼データ
・ヤフーレ:来日初登板,来日初奪三振[ロドリゲス],来日初登板来日初勝利(2023年ロドリゲス以来球団史上10人目)
・同:開幕3試合目でマークしたのは1995年ブロス,1999年ハッカミーに次いで25年ぶり3人目
・3年連続開幕カード無敗(8勝1分)
◆ポイント
・1回裏1死一二塁村上一安(立浪監督この回2度目のリクエスト要求も判定通り)
・6回表0死一二塁上林一安(津監督リクエストを要求しようとしたが嶋ヘッド身を呈して阻止)
・7回裏2死三塁西川遊安(津監督リクエスト判定覆りセーフ)
開幕カード2勝1分で勝率10割キープ。単独首位浮上!!実はこれで開幕カードに限るとここ3年間○○○○○○○△○ということになりました。スタートダッシュは切れてるんですよね。
今日のポイントは一塁塁審の判定への「リクエスト」。これに尽きます。
まずは立浪監督。1回1死から西川のセカンドへ高く弾んだ打球。一塁セーフの判定に立浪監督早速リクエストを要求も判定通りで内野安打に。オスナ四球で一二塁。そして村上の打球。ファースト中田翔からベースカバーメヒアにトス。これまたセーフの判定に立浪監督全く躊躇せずリクエスト要求。判定は覆らず内野。なんと中日立浪監督は初回1死にして2回のリクエスト権利を使い果たしてしまうという球史に語り継がれるであろう事態に。さすがにこれには中日の選手も呆れるというか不信感抱くというか。。
1死満塁となりサンタナがライトへタイムリーで先制。山田の代役6番武岡が三振に倒れるも,中村がレフトへ2点タイムリー。初回幸先よく3点を先制。メヒアが2回以降完全に立ち直っただけに大きい得点だった。
中田翔の完璧な一発で1点返されたものの,突き放せた5回裏塩見のチーム初本塁打。3点のリードを保って後半へ。
6回表は先頭代打村松から。ヤフーレのベースカバーが遅れオスナが自ら一塁ベースを踏みにいくが際どいプレー。ここで津監督リクエスト要求も判定通り内野安打。カリステもヒットで一二塁。そして迎えた上林。またもヤフーレの一塁ベースカバーから生まれたプレー。ヤフーレがリクエストを要求して津監督がそれに応えようとしたが,嶋ヘッドが阻止。この冷静な判断がドラマを生むことになる。
0死満塁の大ピンチを招いたわけだが,ここまで無安打細川を6−4−3。中田翔空振り三振と併殺間の最少失点に留め,ヤフーレは昨年ロドリゲス以来となる来日初登板初勝利。開幕カードでは1995年ブロス,1999年ハッカミー以来球団史上3人目。
連覇した翌年最終戦サヨナラ勝利で最下位を回避。翌1月に大きな地震が起きた年の開幕3戦目に新外国人投手が来日初登板初勝利も重なりました。この年のブロスは14勝5敗。防御率2.33で最優秀防御率のタイトルを獲得。1999年のジェイソン・ハッカミーも12勝を挙げております。
オープン戦京セラドームで投げた時には正直どうなの?!なんて印象しかなかったけど投げる度に調子を上げてきて,何より日本に適応した証が「ヤフーレデス ピッチャーデス ペコチャンデス ガンバリマス ヤリカエス」という流暢な日本語。やはりオープン戦は当てにならないと投げる度に評価を落としていったあのイノーアの事を想いだすなどしました。
さて伏線回収が起きたのは7回裏。先頭長岡が逆らわず逆方向。丸山和がキッチリ送って,塩見のショートゴロで2死三塁となって西川。ショートへのゴロは一塁アウトの判定だったが,松元一塁コーチは不服そう。津監督リクエスト要求の際は嶋ヘッドがここはOK的なジェスチャーもあった気がする。そして見事判定覆りチェンジが一転内野安打タイムリーとなり貴重な貴重な追加点。
8回清水は変えず,9回は星が締め自身3年ぶりとなるセーブをマークした。
岩田を支配下登録 プロ野球・ヤクルト64 ○佐々木重樹(1987-1990)→○村田正幸(1991-1993)→○小橋正佳(1994-1997)→△高木晃次(1998-1999)→11伊藤彰(2000)→○ハースト(2001)→46牧谷宇佐美(2002-2009)→○バーネット(2010)→○川崎成晃(2011-2015)→16木谷良平(2016)→△榎本葵(2017)→32風張蓮(2018-2020)→15大下佑馬(2021-2023)→024岩田幸宏(2024-)
ヤクルトは31日、育成選手の岩田幸宏外野手(26)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は64。球団を通じ「1軍の戦力として、チームに貢献できるように頑張る」との談話を出した。
兵庫・東洋大姫路高からミキハウス、BCリーグの信濃を経て、育成ドラフト1位で2022年に入団した。[ 3/31(日)11:59配信 時事通信 ]
山田に続き並木にアクシデント発生ということで,岩田が支配下登録即一軍登録された。ただこれによってファームは火だるまとなり野手の控えが居なくなったとか。本来このポジションを担うはずだった晃大朗はある意味厳しい立場に。さらにいえば太田や高野も試合に出られない状態ということか。
■NEXT GAME
広島(床田)−東京ヤクルト(小澤)1回戦 マツダスタジアム 18:00
・カープのホーム開幕は床田が予想されているのでセカンドは赤羽か北村拓の出番がありそう。一気にポジション掴めるか。