2023年09月30日

:東京ヤクルト 2-4 横浜DeNA

B 000 000 202 4
S 200 000 000 2
サイスニード6,石山1,H清水1,●田口(2-5)1ー中村

▼データ
 ・7月1日以来91日ぶり最下位
 ・対DeNA戦全日程終了:10勝14敗1分

◆ポイント
 ・7回表0死一塁宮崎三失(村上)

逆転負けで7月1日以来最下位転落。明日デーゲームで中日が勝つかナイターでヤクルトが敗れれば最下位確定。いわゆる最下位マジック1。

初回鮮やかな攻撃。先頭塩見ヒット。2番ハマキラー濱田の二塁打。レフト佐野がクッション処理をもたつく間に一塁から一気に塩見が生還して先制。さらに2死一二塁からオスナがライトフェンス直撃のタイムリーでもう1点。

この2点の援護を貰ったサイスニードは6回81球3安打無失点。勝ち投手の権利をもって7回から継投へ。

石山。先頭牧秀悟にヒットを許したが,続く宮アは注文通りのサードゴロ。5−4−3の併殺のはずが,村上が二塁悪送球。ライトへ転々とする間に走者それぞれ進塁。2死無走者となるはずが0死二三塁と一転としてピンチに。1死二三塁からソトセカンドゴロ間に牧生還し1点差。なお2死三塁から山本にタイムリーで同点。これでサイスニードの勝ちの権利は消える。

同点の7回裏。0死一塁で代打荒木。結果は三振に倒れたが場内のボルテージは上がり,塩見四球。1死一二塁で代打川端。ショートゴロで三塁封殺。林と宮崎の阿吽の呼吸も見事だったか。

8回裏で勝ち越せなかった時点でホームチームの守護神にセーブにつくことはない。同点の9回表に守護神投入もソトに被弾。最後はウェンデルケンの前に長岡二飛,荒木左飛,塩見三振でゲームセット。今季を象徴するような守備の綻びからの敗戦に。

DeNAのヒーローインタビューもないまま,荒木がグランドに現れ,同学年川端から花束を受け取り,背番号と同じ10度胴上げ。そして場内一周。挨拶は無く雄姿のみ。本人から大々的な引退試合というものを固辞された部分もあったのか。

ホームDeNA戦全日程終了(6勝7敗)
4.1118:0023,7263:076-3○サイスニード(2-0)52/3,星1/3,今野2/3,H石山1/3,小澤1,山本1−中村M口
村上2号A(M口)
4.1218:0023,5243:171-6●高橋(1-1)5,尾仲2,大西2−中村
5.514:0129,7103:4810x-9高橋4,丸山翔2,久保2,○木澤(1-1)1−中村山崎
サンタナ4号@(今永)村上4号A(今永)濱田3号@(今永)4号B(伊勢)中村3号@(エスコバー)長岡1号Aサヨナラ(山崎)
5.618:0029,6934:017-17●小川(1-4)4,小澤2,長谷川2−中村,内山上茶谷
5.714:15雨天のため中止→振替日:9.30
7.2818:0029,6313:384-5サイスニード6,H木澤1,●清水(1-3)1,山本2/3,尾仲1/3−古賀山崎
古賀1号@(東)
7.2918:0029,3293:295-3○小川(5-7)7,H清水1,S田口(23)1−中村大貫
塩見4号@(大貫)村上18号@(大貫)
7.3018:0027,7083:177-4○小澤(4-2)50/3,H山本1/3,H石山2/3,H今野1,H木澤1,S田口(24)1−中村石田
村上19号@(伊勢)
8.1518:0129,6413:123-9●小澤(5-3)5,石山2,星1,大西1−内山バウアー
武岡1号@(バウアー)
8.1618:0129,6983:038-6○小川(6-8)7,阪口11/3,山本0/3,S田口(28)0/3−中村今永
村上23号@(今永)濱田5号@(エスコバー)オスナ16号@(宮城)
8.1718:0028,7052:383-5●ロドリゲス(1-1)6,山本1,星1,今野1−中村M口
村上24号A(M口)サンタナ12号@(森原)
9.1518:0026,0432:351-3●ロドリゲス(1-4)6,高梨2,丸山翔1−内山平良
9.1618:0029,3533:056-3○小川(9-8)6,H清水1,H星1,S田口(32)1−中村石田
サンタナ15号@(石田)村上30号@(石田)山田12号@(山崎)オスナ22号@(山崎)
9.3018:0029,7423:092-4サイスニード6,石山1,H清水1,●田口(2-5)1−中村上茶谷

楽しかった子どもの日&燕市DAY。
【記録】
 ・津監督:通算200勝(球団史上7人目)(4/11) ・北村:プロ初出場,初打席(5/6) ・古賀:プロ初本塁打[東] 青木:通算1000得点(NPB史上46人目)(7/28) ・小川:通算1500投球回(史上184人目)(7/29) ・小澤:プロ初打点[石田](7/30) ・武岡:プロ初本塁打[バウアー](8/15) ・村上:球団通算8500号本塁打(8/16)

9月終えての順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1阪神14184525.618優勝5454148178.2472.6382
2広島14274644.53611.04885029578.2463.2079
3DeNA14173653.5291.051649510532.2473.1969
4巨人14068702.4935.051850616347.2523.4651
5中日14156805.41211.03894917136.2353.0779
6ヤクルト14156823.4061.052956212261.2393.6870


■NEXT GAME
 巨人(グリフィン)−東京ヤクルト(山野)最終戦 東京ドーム 17:00
 ・秋田振替試合
 ・デーゲームで中日勝てば最下位確定
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:12 | 更新情報をチェックする

2023年09月27日

:東京ヤクルト 11-3 横浜DeNA

S 100 230 041 11
B 100 101 000 3
○吉村(4-2)6,星1,大西1,高梨1−中村
サンタナ18号A(坂本)

▼データ
 ・10桁得点:10度目(両リーグ最多)

◆ポイント
 ・5回表1死一二塁塩見投ゴ(走者それぞれ進塁)
 ・8回表1死一塁中村右安(バスター)
 ・9回表0死一二塁オスナ中飛(タッチアップ)中村左犠

勝つ時は大勝。最下位中日も大勝。よってゲーム差変らず0.5差のまま。残り3試合。

初回先頭塩見が二塁打。ここで初回からハマキラー濱田に犠打を指示し勝ちに拘った津采配。三塁に進んで山田のタイムリーで6試合ぶりに先制。

吉村は復帰の阪神戦もそうだったが立ち上がりの味方の守備が課題か。連打とファンブルでいきなり0死満塁。それでも牧を併殺で宮崎セカンドライナー。いわゆる最少失点で乗り切った。

そんな吉村を援護したのはサンタナ。4回表1死三塁からライトポール際に力でもっていったホームランで勝ち越し。その裏2死一塁からソトニあわや同点弾のフェン直タイムリーを許すという中盤までの展開。

試合を決めたのは2番手になんとM口が告げられた5回表。慣れない中継ぎでいきなり先頭長岡に四球。吉村の犠打を自らエラー。2死二三塁から山田村上連続四球で押し出し。そしてサンタナのライト大田の前にポトリと落ちる2点タイムリー。この回4点で吉村を援護。

6回裏牧にタイムリーで1点失うも,6回3失点でQSをクリアし,4勝目。ドラフト1位投手がルーキーイヤーに4勝を挙げたのは2010年中澤以来。

このまま3点差を守って守護神にセーブがつく展開を願ったものの・・
8回表。1死からオスナ中村長岡の3連打で満塁とし,代打青木が押し出し四球。さらに代打川端が2点タイムリー。9回表にも中村が犠飛で計11得点。

今日目についたのは進塁打。初回の濱田の犠打に始まり,5回塩見のピッチャーゴロ。得点には結びつかなかったが6回吉村も長岡を二塁に置いてセカンドゴロ。9回オスナのセンターフライで村上タッチアップ。意味のあるアウトが実に多かった。こういう攻撃が出来るんだから,これを好投手の時にも出来るようになって接戦をモノにできるチームに再びなってほしいものです。

ビジターDeNA戦全日程終了(4勝7敗1分)
4.2517:4528,7043:103-5●サイスニード(3-1)42/3,成田11/3,星1,木澤1−中村ガゼルマン
濱田2号A(エスコバー)
4.2617:4527.7843:132-5●高梨(0-1)61/3,木澤0/3,尾仲12/3−内山三嶋
4.2717:4532,5444:116-7xピーターズ51/3,星2/3,石山1,H清水1,●大西(1-1)12/3,田口0/3−中村,古賀三嶋
中村1号@(平良)サンタナ2号B(平良)
5.1915:50雨天のため中止→振替日:9.27
5.2014:0033,2463:353-5ピーターズ5,H木澤1,●石山(3-3)1/3,小澤12/3−内山ウェンデルケン
内山3号A(ガゼルマン)
5.2114:0033,2494:533-3小川6,木澤1/3,H星2/3,H清水1,H田口2,大西2−中村-
山田5号@(今永)村上7号A(今永)
7.418:0131,2283:424-3小川7,○清水(1-2)1,S田口(17)1−中村山崎
7.518:0030,8844:375-4小澤5,星0/3,H山本1/3,H大西12/3,H石山1,H木澤2,○今野(1-0)1,S田口(18)1−中村入江
7.618:0131,9382:502-3丸山翔2,●石川(2-5)5,尾仲1−内山バウアー
9.818:0030,9643:571-2x石川6,清水1,H木澤1,H石山1,●坂口(0-2)1/3−古賀,中村,内山上茶谷
9.914:0132,2973:3813-1○小川(8-8)7,山本1,丸山翔1−古賀,中村石田
塩見6号@(石田)
9.1014:0032,7923:184-6●山野(1-2)41/3,高梨22/3,石山1−内山M口
オスナ20号@(M口)
9.2718:0033,2543:0211-3○吉村(4-2)6,H星1,大西1,高梨1−中村坂本
サンタナ18号A(坂本)

サヨナラ負け2試合。延長12回引き分け1試合。代打川端タイムリー。バウアー熱投。石川見殺し。小川100勝。総得点は明らかに上回ってるのに・・
【記録】
 ・小川:通算100勝(史上142人目)(9/9)

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)−横浜DeNA()最終戦 神宮 18:00
 ・5/7振替試合
 【メモ】実況山本アナ[3-2-0 .600]×高木解説員[3-3-0 .500]坂口解説員[6-4-0 .600]
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:13 | 更新情報をチェックする

2023年09月26日

:東京ヤクルト 0-2 阪神

S 000 000 000 0
T 000 200 00x 2
●高橋(4-9)5,石山1,小澤1,木澤1−中村

▼データ
 ・対阪神戦9連敗
 ・零封負け:今季10度目

◆ポイント

試合時間2時間18分で零封負け。挙句最多セーブを争う岩崎にセーブを献上。熾烈な最下位争い。中日は広島に敗れゲーム差0.5は変わらず。

今日最大の見どころは3回〜6回の復刻応援歌。武岡→城石,高橋→岩村,塩見→福地,山崎→真中,山田→池山,村上→野口,サンタナ→バレンティン,オスナ→デントナ,中村→古田,代打宮本→宮本。

そんな応援歌も空しく響くだけ。西勇の前に5回2死までノーヒット。福地の応援歌に乗せて塩見がノーヒットノーランを阻止する初安打を放ったのみ。淡々と攻撃が進んでいった。

高橋奎二は今季最終登板だったか。3回までは許した走者はノイジーに与えた四球のみ。しかし4回裏先頭中野に初安打を許すと,大山に打った瞬間完璧な本塁打。この2点が唯一の失点。試合は作ったが,6回表打席が回ったところで代打を告げられ交代。WBCまで選出され日本を代表する左腕に成長が期待された今季は4勝9敗で終えることに。

小澤は交流戦前以来となるリリーフ登板。残された試合と登板機会の兼ね合いもあっただろうが,来期小澤をどこで使うのか。まだ首脳陣は見極めたいのだろうか。

ビジター阪神戦全日程終了(4勝7敗1分)*8/11-13は京セラドーム
4.718:0242,4653:173-1小川6,○石山(2-0)1,H清水1,S田口(4)1−中村浜地
オスナ3号@(青柳)山田2号A(浜地)
4.814:0042,5802:570-1●尾仲(0-1)3,大西2,今野12/3,星1/3,木澤1−内山大竹
4.914:0142,5014:291-1吉村5,星1,H石山1,H清水1,H木澤1,H田口1,H小澤1,H山本1/3,大西2/3−中村,古賀-
5.918:0141,1282:551-0○吉村(2-1)6,H石山1,H清水1,S田口(9)1−古賀村上
サンタナ5号@(村上)
5.1018:0040,5863:155-0○石川(1-1)51/3,H木澤2/3,H石山1,大西1,星1−中村西勇
5.1118:0140,9783:321-2サイスニード5,H大西1,H木澤1,●清水(0-1)1−内山石井
7.716:20雨天のため中止→振替日:9.26
7.818:0042,6303:363-2ピーターズ51/3,○木澤(2-1)2/3,H石山1,H清水1,S田口(19)1−内山伊藤将
7.918:0142,6092:530-1高橋6,H大西1,●木澤(2-2)1−中村岩貞
8.1118:0236,1013:371-2高橋5,H星1,H木澤1,●清水(1-5)1−中村馬場
塩見5号@(村上)
8.1218:0336,1175:163-4xサイスニード5,大西1/3,H山本11/3,H木澤1/3,H清水1,H阪口2,●田口(1-3)1/3−中村馬場
8.1318:0236,0253:433-5●山野(1-1)4,今野2,星1/3,山本1/3,大西1/3−内山,古賀伊藤将
山田10号A(伊藤将)
9.2618:0242,6172:180-2●高橋(4-9)5,石山1,小澤1,木澤1−中村西勇

7月までは4勝3敗1分と互角の戦いが出来ていたのだが・・。7敗はいずれも2点差以内。接戦を取るチームと取れないチ―ム。強いチームと弱いチームの差が如実に出てしまった。

【記録】
 ・武岡:プロ初盗塁[ビーズリー−梅野](4/7) ・1試合6ホールド(球団最多)(4/9) ・石川:22年連続勝利(史上5人目)(5/10) ・澤井:プロ初出場,初打席(5/11) ・山田:10年連続10号本塁打(広沢克己に並び球団最長タイ)(8/13)

これにて今季西日本でのビジター試合も全日程終了。ナゴヤ(5勝7敗)甲子園(4勝4敗1分)京セラ(0勝3敗)広島(1勝11敗1分)計10勝25敗2分 勝率.286。あの頃のように散々なビジターでした。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(坂本)−東京ヤクルト(吉村)24回戦 横浜 18:00
 ・残り4試合。ハマスタ→神宮De→東京ドーム→神宮T
兵庫 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:06 | 更新情報をチェックする

2023年09月24日

:東京ヤクルト 3-1 広島

S 000 200 100 3
C 001 000 000 1
○小川(10-8)8,S田口(33)1−中村

▼データ
 ・対広島戦全日程終了:13勝11敗1分

◆ポイント
 ・3回裏1死二三塁小園二ゴ(前進守備敷かず)

昨年9月30日以来実に359日ぶりとなるマツダスタジアムでの勝利。小川2年連続規定投球回数到達。3年ぶり4度目となる10桁勝利。最終回守護神が締めて岩崎に並びリーグトップタイ33セーブ目。最下位転落回避と言うこと無し!

打線は九里亜蓮相手に序盤3回パーフェクトに抑えられていたものの,4回表塩見が初めての走者となる死球で出塁すると,山崎がキッチリ送って山田村上の連続タイムリー。7回表は小川が3バント犠打を決めて得点圏に進めて塩見のタイムリーと,犠打を得点に絡めた。

小川の唯一の失点は3回裏。先頭九里にヒット菊池四球上本犠打で1死二三塁から小園のセカンドゴロ間によるもの。このシーン内野前進守備を敷かなかったベンチ。今シーズン試合序盤とか関係なくこういう場面前進敷いてたよね?!で前進裏目に出てなお1死一三塁と相手のチャンスは続いて・・みたいな展開が多かったのに。同じ1点失っても1死一三塁と2死三塁で4番堂林を迎えるというのもまた心理的に違うもの。
4回先頭坂倉に内野安打を打たれて以降はノーヒットと全く危なげなかった小川。エースという形容詞しか浮かびません。

ビジター広島戦全日程終了(1勝11敗1分)
4.1418:0125,9112:390-1●小川(1-1)6,木澤1−中村大瀬良
4.1514:0029,5743:334-5x高梨4,H星1,H木澤1,H石山1,H清水1,●田口(0-1)2/3−内山戸根
4.1613:3130,3643:005-7吉村52/3,星1/3,●石山(2-1)1,小澤1−中村ターリー
5.2618:0030.3123:284-6●高梨(0-3)3,今野2,小澤3−古賀島内
5.2714:0030,6312:491-4●ピーターズ(1-1)7,大西2/3,山本1/3−中村森下
5.2813:3030,5682:541-3●小川(2-5)5,星1,木澤1,丸山翔1−中村アンダーソン
村上9号@(アンダーソン)
7.2518:0028,6143:183-6ピーターズ51/3,大西1/3,H山本1/3,●石山(3-4)1,丸山翔1−中村ターリー
7.2618:0026,8043:383-5●高橋(4-6)5,木澤1,今野1,尾仲1−中村
オスナ15号B(森)
7.2718:0027,4793:011-4石川50/3,H山本1,●石山(3-5)2/3,丸山翔2/3,大西2/3−中村床田
8.2518:0130,5613:063-4x石川6,H山本1/3,H星2/3,H石山1,●清水(1-7)0/3−古賀,中村栗林
8.2618:0030,6153:466-7●ピーターズ(6-4)5,阪口1,木澤1,山本1−中村アンダーソン
8.2718:0030,3635:017-7高橋2,高梨3,H石山1,H星1,木澤1,H田口12/3,H清水1/3,山本1−古賀-
サンタナ14号B(森浦)
9.2418:0031,2692:583-1○小川(10-8)8,S田口(33)1−中村九里

振り返ると4月のマツダスタジアム。雨に泣かされた試合から始まり,守護神田口が秋山にサヨナラ被弾。さらに吉村プロ初勝利濃厚から中継ぎ炎上。この3連戦がその先にある今季の暗喩だったか。

■NEXT GAME
 阪神()−東京ヤクルト(サイスニード)24回戦 甲子園 18:00
 ・7月7日七夕振替試合
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:40 | 更新情報をチェックする

2023年09月23日

:東京ヤクルト 3-9 阪神

T 403 100 010 9
S 000 200 010 3
●ロドリゲス(1-5)3,高梨2,大西2,阪口1,木澤1−古賀,内山
村上31号A(大竹)塩見9号@(大竹)

▼データ
 ・80敗到達:4年ぶり
 ・対阪神戦8連敗(球団史上初)
 ・神宮阪神戦10敗目(1970年以来53年ぶり2度目)

◆ポイント
 ・3回表2死無走者ノイジー三失
 ・4回表2死一塁オスナ一失
 ・8回表0死一塁森下三野

首位阪神相手に全く試合にならず。両リーグ最速80敗到達。最下位中日と0.5差。

初回で漂った絶望感。先頭近本四球。二盗決められ,中野タイムリーと電光石火の先制点。濱田の好捕もあり2死三塁まで行ったが,ワイルドピッチで中野生還。さらに佐藤輝ヒットノイジー本塁打で一挙4点。

3回表中野森下連打から4番大山2点タイムリー。そして今日も飛び出した村上の2死からエラー。ここから坂本二塁打,小幡申告敬遠で大竹勝負も,大竹にまでタイムリー。4回表も2死二塁から今度はオスナがまさかの後逸。8回表0死一塁森下のサードゴロこちらを村上が二塁送球でオールセーフ(記録野選)。守備にまるで気力なし。これだけ点差が離されても極端な前進守備を続けるなどもう方向性すら見えなくなってきた感。

村上と塩見に本塁打で完封だけは阻止が精一杯。

■NEXT GAME
 広島(九里)−東京ヤクルト(小川)最終戦 マツダスタジアム 18:00
 ・当日移動で今季0勝11敗1分のマツダへ。1つ勝って終わることが出来るのか。
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:55 | 更新情報をチェックする

2023年09月22日

ヤクルトの荒木が現役引退 プロ野球

 ヤクルトは22日、荒木貴裕内野手(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。
 14年目の今季はここまで1軍出場がなかった。
 山梨・帝京三高から近大を経て、ドラフト3位で2010年にヤクルト入団。通算684試合出場で打率2割2分8厘、18本塁打、116打点。[ 9/22(金) 16:50配信 時事通信 ] 

10.荒木貴裕(2017-2023)←24.(2010-2016)
帝京第三高校−近畿大を経て2009年ドラフト3位入団。背番号は花田真人の引退で空いた「24」に。野手がこの背番号をつけるのは阿井利治(1955-1961年)以来で,ヤクルト球団となってからは初めてだった。

内外野どこでも守れるユーティリティープレーヤーのイメージが強いが,入団時のポジションはショート。当時は宮本慎也がサードにコンバートされており,ショートのポジションを川島慶三,梶本勇介,鬼崎裕司,三輪正義,森岡良介らが争うなかで,チームは阪神からFAで藤本敦士を獲得。そこに若手有望株川端慎吾と同学年の荒木が入団するという構図だった。川島慶以外はいずれも左打者。その川島が右肘靱帯手術でリハビリということで貴重なショートを守れる右打者である荒木は,春季一軍浦添キャンプメンバーに名を連ねると,その年の開幕は巨人戦,左腕の内海哲也が開幕投手ということで,ヤクルト球団としては1970年中村国昭以来実に40年ぶりとなる開幕スタメンに名を連ねた。4月7日広島戦(神宮)で斉藤悠葵からプロ初安打を放ったものの,ルーキーイヤーは出場18試合20打数2安打とプロの壁に阻まれた。

2011年もキャンプこそ一軍スタートだったもののオープン戦中に二軍降格。一軍出場は3試合とファームが主戦場となっていた。
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この年地元富山で開催されたフレッシュオールスターゲームで3打数2安打1打点。守備でもファインプレーと攻守に渡って活躍。チームでは2004年青木宣親2006年飯原誉士に続くMVPを獲得したものの,一軍の壁は厚く,2012年も一軍出場6試合と伸び悩んでいた。
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今こうして改めてスタメンメンバーを見返すと両軍ともにある意味伝説の2013年6月9日北海道日本ハム戦(神宮)。
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3年続けて開幕一軍を逃し,ファームではショートからファースト・サードにコンバートされていた荒木。6月5日にこの年初めて一軍昇格を果たし,この試合8番サードでスタメン起用されたものの,セ・リーグワーストタイとなる1試合3失策を記録してしまう。セカンド田中浩康,ショート山田哲人も合わせ実に球団では1971年8月22日大洋戦(神宮)以来となる6失策したこの試合を転機にセカンド山田が誕生したというチームにとっても節目の試合。荒木は守備に課題を残していたが,この年イースタンで首位打者を獲得するまでに打撃が成長した。

2014年からはさらなる出場機会を探るため外野手にも挑戦するようになる。ところがオープン戦で川島が,開幕直後に森岡,さらに開幕直前日本ハムからトレードで獲得した今浪隆博と相次いでショートが離脱。4月26日に一軍初昇格するとしばらくショートのポジションを託されたが,荒木がショートを守ったのはこれが最後だった。9月27日再昇格後は主に外野を守り,55試合に出場。ここから一軍に欠かせない選手となっていく。

2015年。ウラディミール・バレンティンを欠くチームで,主に1番レフトとして出場。7月に左大腿二頭筋2度肉離れで離脱したが8月中旬に復帰。外野のポジションは途中加入のミッチ・デニングや比屋根渉に奪われてしまったが,終盤の代打・代走として73試合に出場。チームの14年ぶりセ・リーグ優勝に貢献した。

2016年はチームに故障者が相次いだ。とりわけ前年優勝チームの不動の4番ファースト畠山和洋の離脱の穴が大きく,多くの選手が急造一塁手とならざるを得なくなるなかで,貴重な一塁の守備固めとして61試合に出場。森岡が引退したことで,背番号は10に変更された。

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2017年5月14日中日戦(松山)大野雄大から劇的なサヨナラ満塁ホームランを放った。この年の212打席,6本塁打,25打点はいずれもキャリアハイ。

2018年。
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5月3日中日戦(神宮)で延長10回田嶋慎二から代打サヨナラタイムリーでお立ち台。
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翌日4日広島戦(神宮)では中田廉から代打満塁本塁打を放ち2日続けて神宮のお立ち台に。62試合打率.218,3本塁打,21打点という成績ながらその印象度は高かった。

2019年。
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自己2番目に多い93試合に出場。この年はファーストセカンドサードレフトライトを守って守備率10割と抜群の安定感も誇った。

2020年。打率.164と数字は落としたが,9月25日阪神戦(神宮)で能見篤史から2球続けてバントの構えからこちらも伝説のバスターホームランを放った。
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そしてオリンピック中断期間を除きフルシーズン一軍帯同し,自己最多の100試合に出場した2021年。
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うち91試合が途中出場。主たる役割はファーストホセ・オスナの守備固めではあったが,他にも代打・代走さらには外野の守備固めとまさにユーティリティープレイヤーとして様々な役割をこなし,ベンチに欠かすことの出来ない唯一無二の存在として,チームの優勝・日本一に貢献。チーム20年ぶり日本一を決めた日本シリーズ第6戦(ほっと神戸)でウイニングボールを掴んだのは一塁を守っていた荒木だった。

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2022年も開幕から変わらずその役割を担い続けていた。ところが・・9月17日中日戦(バンテリンドーム)の出来事だった。いつものように一塁の守備固めに入っていた荒木。ところが同点の延長11回裏2死無走者から平凡なファーストゴロを一塁ベースカバー木澤尚文に悪送球(記録は失策)。このプレーの翌日荒木は登録抹消となり,以後一軍に昇格することは無かった。
チームは優勝マジック一桁の佳境。そんな中でベテランが犯したたった1つのミス。オスナへの守備固めもここから無くなったと言っても過言ではなかろう。まさに荒木にとって最大の転機となってしまったプレー。

プロ14年目の2023年。自身初めてキャンプを二軍西都で迎えた。そこからキャンプオープン戦公式戦と一軍から声がかかることはとうとう無かった。そして9月22日現役引退発表。
「ヤクルトに入団して14年、ファンのみなさんのたくさんの応援に支えられて、ここまでやってこられました。リーグ優勝、日本一になれた事、これまで指導いただいた、監督、コーチ、スタッフのみなさん、共に戦ったチームメイトとの日々は私の宝物です。また、ここまで野球をやらせてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。携わっていただいた全ての皆様、14年間本当にありがとうございました」

規定打席に到達したことは一度もない。少ない打席の中でも打率3割もない。シーズン最多本塁打は6本。最多盗塁は5個。走・攻・守。いずれか一つが飛びぬけていたかといえば決してそうでもないだろう。それでもチームに欠かせない存在であることは,誰しもが知っている。
歴代の監督も荒木がベンチにいるから様々な策を打てたはずだ。与えられた役割を堅実にこなす。決して腐らない。それでも陰で努力し出番に備える。いぶし銀。縁の下の力持ち。ずっとチームを支え続けてくれた背番号「10」。この荒木の背中を引き継げるのは宮本丈だと思う。

【記録】
 ・初出場・初先発出場:2010年3月26日巨人戦(東京ドーム)
 ・初打席:同上[内海哲也]
 ・初安打:2010年4月7日広島戦(神宮)[斉藤悠葵]
 ・初本塁打・初打点:2013年6月27日DeNA戦(神宮)[鄭凱文]
 ・初盗塁:2014年5月8日広島戦(神宮)[永川勝浩-石原慶幸]
【表彰】
 ・フレッシュオールスターゲームMVP:2011年
 ・スカパー!月間サヨナラ賞:2017年5月度
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS Memories | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2023年09月21日

:東京ヤクルト 8-9 中日

D 020 106 000 9
S 003 401 000 8
●サイスニード(7-8)52/3,木澤1/3,石山1,阪口1,今野1ー古賀
山田13号A(小笠原)塩見7号C(小笠原)

▼データ
 ・対中日戦全日程終了:14勝11敗

◆ポイント
 ・4回裏0死一二塁長岡中安
 ・6回表2死無走者ビシエド左安(村上の守備)
 ・6回裏1死二塁山田遊ゴ(堂上好捕)
 ・7回裏0死一二塁長岡三振青木二併

17安打8得点の猛攻も,4点リードを保てず逆転負け。再び最下位中日と1.5差に。

7−3と4点リードで6回表。2死無走者でビシエド。サードゴロでチェンジと思われた打球を村上が後逸(記録は身体に触れていないので安打)。ここから石川昂四球,木下右中間タイムリー二塁打。細川申告敬遠,村松タイムリー。代打宇佐見四球。2死満塁で代わった木澤が岡林に走者一掃タイムリーであれあれよの6失点。なんでもないようなゴロで試合が一変してしまうのも野球の怖さ。凡事徹底が出来ないスワローズ。

2回表木下拓に2ランで先制されるも,3回裏先頭長岡二塁打から塩見タイムリー。さらに山田に2ランで逆転。だが3回表先頭カリステの二塁打から犠打犠飛で同点に。

4回裏。先頭オスナヒット。古賀もつないで一二塁。ここで長岡。ベンチは犠打のサインは出さずそのまま打たせた。長岡が見事につないで0死満塁。1死となり塩見がバックスクリーンへプロ2本目の満塁弾。これで試合は決まったと思われたが・・

7回裏にもオスナ古賀の連打で0死一二塁で長岡に回る場面が。ここもベンチはフリーに打たせたが今度は3−2フルカウントから見逃し三振。1死一二塁で青木併殺。青木をどういう状況で迎えるか。0死満塁。1死二三塁。2死三塁。このいずれかでもまた青木の打撃が変わったはず。谷沢解説員が4回裏の打席で今年はこういう場面でレフトフライとかセンターに浅いフライとか内野のポップフライと指摘していたが,同じ76歳でも江本と違ってしっかりスワローズの野球を見てくださってるなぁと感心させられました。

昨日打たれたフェリスー松山でなく勝野−藤嶋で締めた立浪采配。延長になればその2名しか残されていない。しかも8連戦の2戦目。結果一つでまた采配に対しての見解が変わる。
6回裏1点返してなお1死二塁。ここで山田の打球をこの回からショートに入った堂上が飛び込んでキャッチし,崩れた体勢から一塁へワンバウンドスローでアウト。結果的にこれで流れが止まった。抜けていれば同点の可能性もあった。この回から堂上をショートに入れた立浪采配。これが見事的中したのだから天晴れでしょう。

ホーム中日戦全日程終了(9勝4敗)*4/18松山開催
4.1818:0124,5313:182-0○サイスニード(3-0)6,H石山1,H清水1,S田口(5)1−中村涌井
4.2018:0024,1704:103x-2石川5,H木澤1,H星1,H清水1,H田口1,○大西(1-0)2−古賀,中村山本
5.1218:0026,9413:011-7●高梨(0-2)5,丸山翔1,エスピナル1,尾仲1,梅野1−古賀,西田小笠原
5.1318:0029,6363:064-1○ピーターズ(1-0)6,H木澤1,H清水1,S田口(10)1−内山仲地
村上5号A(仲地)6号A(福)
5.1418:0125,8513:368-5○小川(2-4)70/3,H清水1,S田口(11)1−内山高橋宏
オスナ7号A(谷元)
7.1118:0020,3503:072-5●サイスニード(5-5)6,今野2,丸山翔1/3,山本2/3−中村,内山
7.1218:0022,5983:478-5小川42/3,○大西(2-1)11/3,H石山1,H清水1,S田口(20)1−中村祖父江
並木1号@(福谷)村上13号B(祖父江)14号@(岡野)
7.1318:0020,8292:492-4●小澤(3-2)6,山本1,今野1,木澤1―中村小笠原
サンタナ9号@(小笠原)村上15号@(小笠原)
8.1818:0129,6673:3710-2○ピーターズ(6-3)6,木澤1−中村,古賀仲地
長岡3号B(仲地)
8.1918:0029,7253:233-2高橋6,H木澤1/3,○星(2-2)2/3,H清水1,S田口(29)1−古賀橋宏
8.2018:0029,6212:251-0○サイスニード(6-6)9−古賀
サンタナ13号@(柳)
9.2018:2023,7043:056x-5石川31/3,大西22/3,高梨2,○田口(2-4)1−中村,古賀松山
サンタナ17号A(フェリス)
9.2118:0024,9723:478-9●サイスニード(7-8)52/3,木澤1/3,石山1,阪口1,今野1−古賀橋本
山田13号A(小笠原)塩見7号C(小笠原)

【記録】
 ・石川:22年連続犠打(4/20) ・エスピナル:来日初登板・初奪三振[細川](5/12) ・ピーターズ:来日初勝利(5/13) ・並木:プロ初本塁打[福谷](7/12) ・澤井:プロ初安打[仲地](8/18)

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)−阪神(才木)23回戦 神宮 18:00
 【メモ】実況立本アナ[3-1-0 .750]×里崎解説員[1-1-0 .500]福留解説員[0-2-0 .000]
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:27 | 更新情報をチェックする

2023年09月20日

:東京ヤクルト 6x-5 中日

D 200 300 000 5
S 011 000 031x6
石川31/3,大西22/3,高梨2,○田口(2-4)1−中村,古賀
サンタナ17号A(フェリス)

▼データ
 ・今季4試合目サヨナラ勝ち

◆ポイント
 ・大西22/3回無失点
 ・高梨2回無失点
 ・8回裏(9回表は7番からの打順)4番5堂上直倫9番1フェリス
 ・8回裏1死一塁武岡三犠

不思議の勝ちといえばそれまで。でも一昨年昨年のようにビハインドの場面で大西がロングリリーフかつ無失点。高梨も得点を許さない。これが終盤の逆転劇に結び付いた。

中日サイドの心の隙。8回表の攻撃を終えて5−2と3点リード。次の回は7番からという打順で4番石川昂のところに引退を表明している堂上をサードの守備固めで入れた。交代アナウンス(申告漏れ?)に関しては立浪監督の観客へのサービスがあったのかもしれない(実際そのコールだけ遅れて盛り上がったわけだし)。ただ実況の竹下アナも初解説平田解説員も「打席は回らないかも」とこの時点で触れていた。

ライマルは抹消されたが,6回勝野7回藤嶋とリレーし,8回を託されるフェリスは13試合連続無失点中。9回予定の松山は育成上がりながら驚異の防御率0.91。他球団も羨む盤石のリリーフ陣が控えるので,3点あれば安全圏ではあったはず。

それでも一昨日1イニング5人投入して根尾の勝ち投手の権利を消したばかり。移動日挟んだ最初の試合となる今日で1イニング3人投入してまたしても先発の勝ち投手の権利を消す。連日のマシンガン継投。立浪監督には我慢というものが足りないのか。
残された投手は橋本祖父江斎藤ということで,9回表9番に入っていた松山がそのまま打席に入ってイニング跨いで,挙句プロ初黒星と。これにはさすがに平田解説員「中継ぎを使いすぎて代打が出せないんですよね。こうなる事を見据えていれば9番堂上・5番松山にしておくのが定石ですよね」とストレートなコメント。監督のあまりに短気かつ危機管理に欠如した采配が色々を招いたと。

雨のため20分遅れで試合開始。2番に加藤翔平。その加藤翔平の一塁ヘッドスライディング内野安打からカリステにホームランで今日も初回失点の石川さん。それでもなんだかんだ5〜6回をこの失点でまとめるのも最近の石川さんとそれほど心配はしなかった。

初回2死満塁を活かせなかったが,2回裏四球の武岡を石川がキッチリ送って塩見タイムリーで1点返し,3回裏は1死一三塁ショートゴロ併殺崩れ間に同点に追いつき,さぁ行こうかとなる4回表。

いきなり初球をカリステに2打席連続被弾。なんでもカリステはこれで対石川4打数3安打2本塁打4打点とのこと。そこから連打と四球で満塁となって龍空。前進守備は敷かず通常の守備体系でライト前に運ばれ2者生還。3点ビハインドとなって石川のあとを受けた大西そして高梨の無失点リリーフへつながる。

8回裏サンタナの2ランで1点差。中村が脇腹肉のない箇所への死球。これは心配。代走に古賀。
ここで福に継投。武岡が初球でキッチリ犠打を決める。これが長岡だったら果たしてどうだったか?少なくとも現状長岡武岡を比較し犠打には明らかに武岡が優勢だろう。2死二塁となって代打青木。このイニング2つめの死球。当てた福は青木に謝りもしなかったのでは?
さらに塩見を迎えて松山投入。そして暴投間に古賀が判断良く生還。中村だったら三塁ストップだったかも?!

最終回守護神を投入して勝ちに行く姿勢を見せたベンチ。9回裏1死から山田村上連続四球。サンタナライト前。外野前進守備が的中しヒットでの生還は許さなかった。1死満塁で内野は前進。外野は通常だったかな。オスナは初球で決めてくれた。

ちなドラ。今日から神宮神宮ハマスタハマスタバンテリンバンテリンマツダ甲子園と移動日無しデーゲームも織り交ぜながらの8連戦だそうです。その初戦でマシンガン継投ですから溜まったもんじゃありませんよね。。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)−中日(小笠原)最終戦 神宮 18:00
 ・対中日最終戦
 【メモ】実況大川アナ[4-6-0 .000]×谷沢解説員[3-0-0 1.00]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:33 | 更新情報をチェックする

2023年09月18日

:東京ヤクルト 3-4x 巨人

S 000 001 101 000 3
G 000 002 010 001x4
山野6,H石山1,星1,H阪口2,H高梨1,●田口(1-4)1/3−中村
オスナ23号@(今村)

▼データ
 ・今季8試合目サヨナラ負け(うち東京ドームで4試合目)
 ・1点差敗戦:29試合目
 ・東京ドーム7連敗
 ・借金25:今季ワースト

◆ポイント
 ・8回裏2死二塁坂本左2(外野前進)
 ・12回裏1死一二塁増田大中2(外野前進)

魔界・東京ドームで連日のサヨナラ負け。実に4試合目。さらにドーム7連敗。中日勝って最下位とは1.5差に。

今日も9回表土壇場で1点差を追いついた。1死から代打青木がきっちり見極めて四球で出塁。代走には昨日同様丸山和。濱田の打席で二盗成功。2死二塁から塩見のレフト線の当たりで生還。

9回裏10回裏と阪口がイニングを跨ぎ,11回裏は高梨が0に抑え延長12回へ。先頭塩見が四球を選び,代打宮本がキッチリ犠打を決め1死二塁。山田もファールで粘って四球を選び一二塁で村上。しかしここでワイルドピッチがあったことで一塁が空いて申告敬遠に。たらればになるが暴投なければどうだったか。1死満塁で赤羽。ヒーローになる絶好のチャンスだったが,外へ逃げるボール球をクルクル。追い込まれて三振。オスナも倒れて今日の勝利は無くなって,守護神登板。

その初球代打北村拓己に容易に入りすぎたかレフト線へ二塁打でいきなり得点圏のピンチ。岡田はスリーバント失敗で1死二塁。昨日のヒーロー門脇はショートゴロ。途中から守備に就いた長岡がさすがのグラブ捌きで一塁をアウトにしたが,原監督リクエスト。確かにほぼ同時だったが覆るほどでは無かったはず。判定変わって一二塁。ここで外野は前進し,右中間を真っ二つに破られると。

6回裏同点のシーンも2死二塁坂本を迎えて前進守備。レフト壮真の頭の上を越されて勝ち越し点に。2死。通常の守備体系ならフライアウトでチェンジ。もっと言えば坂本。増田大に較べ長打がある打者。

1死と2死の違い。打者の長打力の違い。最終回と中盤。2度の外野前進守備。同じ外野前進守備でも状況は異なる。理解できる前進守備だってある。しかしあまりに今季このシーンを目にした。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)−中日(涌井)24回戦 神宮 18:00
 ・1.5差で最下位攻防2連戦
 【メモ】実況竹下アナ[3-3-0 .500]×野村解説員[0-4-0 .000]平田解説員[初]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:52 | 更新情報をチェックする

2023年09月17日

:東京ヤクルト 2-3x 巨人

S 000 100 001 2
G 000 002 001x3
小澤6,石山1,木澤1,●清水(1-8)2/3−中村
サンタナ16号@(メンデス)

▼データ
 ・今季8試合目サヨナラ負け
 ・5位以下確定

◆ポイント
 ・7回表0死一塁長岡三振併殺

9回表。1点ビハインドでマウンドには約3月ぶり復帰登板となる大勢。先頭サンタナが二塁打。代走に丸山和。オスナのライトフライで三塁へタッチアップ。そして中村のライトフライで生還し土壇場で同点に追いつく。進塁打と犠飛の0安打で1点。これぞチーム。これぞ野球。

同点で9回裏に清水。先頭岡田にヒット。吉川尚輝犠打で1死二塁。代打中山三振で2死二塁となり丸を申告敬遠で一二塁。門脇。カウント2−2からファールで粘られ10球目。打球は無情にもセンター前。岡田生還でリーグワーストタイとなる8試合目のサヨナラ負け。これで5位以下が確定したとのこと。5位マジックは「8」。中日と直接対決2試合を残しており現在2.5差。この2試合に敗れても残り8試合に全部勝てば中日を上回れる計算となるため。

スタメン
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G塩見F濱田C山田D村上HサンタナBオスナA中村E長岡@小澤

初回メンデスから塩見四球,山田ヒット,サンタナ四球で2死満塁の好機築くもオスナセンターフライで無得点。3回表も塩見四球山田ヒットで1死一三塁で村上に回すも併殺で得点ならず。それでも4回表サンタナの16号ソロで先制。

小澤は5回まで巨人打線を1安打に抑え勝利投手の権利。しかし6回丸と岡本和に被弾。1点リードを許して7回表の攻撃だった。

先頭中村が死球で出塁。続く長岡には犠打のサイン。しかし2球続けてファールで追い込まれヒッティングに変更。そこからボール球見極め,カウント3ー2。結果三振一走中村スタート切っており併殺。課題の長岡の犠打。昨年は犠打成功率10割だったのにどうしてこうなってしまったのか。「その通りですね。練習するしかないでしょうね」とは監督のコメント。

最終スコア
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ドーム1F座席最上段より観戦。背後から感じる風があったり,前の方から向かってくる風があったりとイイ感じに”調整”してくれてました。それでもデーゲームのドーム快適です。
あと気づきが多かった坂本勇人のサードの守備。構えはほんとうにゆったり。一瞬だけ腰を下げて打球がこないとわかるなりすぐ力を抜く。瞬発力を最大限生かそうというのか。同じくサードを守る村上は,投手が投球動作に入ればグラブをグランドにつけ腰をさげる姿勢に。短距離走と中距離走とでも言うべきか。随分ちがうものだなぁと感じることが出来たのが収穫。

サヨナラ時は地鳴りのような大歓声でした。なんだかんだで3年続けてドームで野球観戦。次行くときはやっぱりコンサートがイイです♪来春あたりドームツアー何としてもお願いします🥺

■NEXT GAME
 巨人(グリフィン)−東京ヤクルト(山野)24回戦 東京ドーム 14:00
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東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2023年09月16日

:東京ヤクルト 6-3 横浜DeNA 燕市DAY

B 002 010 000 3
S 110 112 00x 6
○小川(9-8)6,H清水1,H星1,S田口(32)1−中村
サンタナ15号@(石田)村上30号@(石田)山田12号@(山崎)オスナ22号@(山崎)

▼データ
 ・村上:3年連続30本塁打到達(球団では2016〜2019年バレンティン以来。日本人では2004〜2006年岩村明憲以来17年ぶり球団史上6人目)
 ・燕市DAY:7勝2敗

◆ポイント
 ・2回裏1死一塁長岡一併
 ・3回表1死三塁牧二ゴ(前進守備敷かず)
 ・5回裏1死一塁小川投犠

山田村上サンタナオスナの4ヤク揃い踏みで燕市DAYは快勝!小川は10桁勝利に王手。守護神は32セーブ目で岩崎ライマルと並び再びトップタイ。言うこと無し!やっぱり野球って楽しい!!そう思えた1日。

満員御礼と大盛況の燕市Day2023〜Presented by北越⼯業・新越ワークス〜
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30ねんめのだいべてらんつば九郎きょうのひとこと
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きのうのきょうのひとことでわすれていたことがありました。
みやざきくんうたないでとつたえることをしあいちゅうず〜っとひっかかってた。
あー!!さいごのほーむらん・・・・・。ほんとじんぐうでうつよね〜。
べいすたーずのみなさんあるはいどうげーむでこうしえんです。
こんやはあうにそなえてゆっくりとおすごしください。
きょうもみなとまちよこはまからすたーまん&dianaおこしです。
さくやのりれーはdianaのあっしょうでした。れーずごのどーぴんぐけんさもんだいなしでした。
dianaのみなさんにあっぱれです!!Passionにかつおおかつです!
Passionのみんなこれからはふだんのせいかつにもばとんをいしきしてせいかつしてほしいです。
でんしゃでかいさつをとおるとききっぷをかってつうかしてください。さいそくでばとんをいしきすること!!
こんや5かいしゅうりょうではばずーかきゃっちがあります。ふぁんくらぶだいひょうとすたーまんです!!
すたーまんはたしてないすきゃっちできるのか?みなさんきたいしてください。
このてでとれるのか〜。
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ほんじついりぐちでつばくろうまいをくばってました。
どあらにおくります。いじょう。
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『さあいこうか』

来場者先着1,000名様に「つば九郎米(450gパック)」をプレゼントということでこのネタに触れないわけがない笑1週間ぶりとなる燕市PR隊鳥
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新たな名物となった試合前リサイタル。本日は加山雄三さんの『君といつまでも』
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市長に議長に大物勢揃い。試合前燕市ブースで誰かに頭下げられたなぁと思ったらJAえちごかがやきの常務様でした。そんな憶えられるようなことしたっけ?!←
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スタメン
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G塩見F濱田C山田D村上HサンタナBオスナA中村E長岡@小川
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今季8試合目(オープン戦含めると9試合目)の観戦でようやくお姿を拝むことが出来た背番号9塩見。やはり貴方がいるだけで頼もしおみ。
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いきなりヒットで出塁。濱田との間でエンドランが見事に決まり,塩見はレフト前ヒットにも関わらず三塁へ。0死一三塁。山田のサードゴロ間に1点先制。でもこれ実は昨日と同じ展開。2回裏には1死一塁。併殺だけは避けてほしい場面で長岡が併殺でチェンジとどうにも良くない流れ。

さらに言うと援護を吐き出してしまう小川も健在。2回裏サンタナのソロ本塁打で2点目を貰うも,3回表先頭大田泰示のレフト線ギリギリ落ちる二塁打から桑原にタイムリー二塁打。佐野のライトフライで三塁に進まれ,1死三塁から牧セカンドゴロ間であっさり同点。でも
死三塁で前進守備を敷かなかったベンチ
。1点失ったが2死無走者になった。これが前進だと同点に追いつかれなお1死一塁と攻撃が続くことになる。これがこの試合で感じた変化。

4回裏1死から村上が逆方向レフトへの本塁打。これで3年連続30号到達。実は9月16日は高卒1年目の村上が神宮球場でプロ初打席初本塁打を放った記念日。なにか縁もあった。

ただ小川はまたもリードを守れない。またも先頭大田の二塁打から。桑原の犠打で1死三塁となり佐野にタイムリー。それでも1死一二塁で宮崎ソトと連続三振とギアを上げ,勝ち越し点は許さないのも小川。

そして5回裏。1死から長岡が四球を選び,小川の打席。お見事お得意の犠打をキッチリ決め,得点圏に走者進めここで塩見がこれまたキッチリタイムリー。この1点が決勝打に。

6回には山崎康晃から,ミスター燕市DAYこと山田に本塁打。オスナにも一発が飛び出し,リードは3点に。小川は6回104球3失点。これでここ10試合で9人目のQS。7回清水−8回星でリードを保ち,打線も3点リードで調整してくれたお陰で,最終回には守護神がマウンドへ。

LAST3。代打大和をサードゴロ。
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LAST2。今日3安打の太田を空振り三振。
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LAST1。桑原をセカンドフライ。
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見事3者凡退でVICTORY
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マウンドには勝利の輪
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お立ち台は塩見&小川で勝利の関東一本締め
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最終スコア
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■NEXT GAME
 巨人(メンデス)−東京ヤクルト(小澤)23回戦 東京ドーム 14:00
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 ・お隣ドームでデーゲームということで明日も観戦できます!

追伸)
8回裏「ショート西浦」のコールに自然と拍手が起こった一塁側スタンド。神宮のショートのポジションを守ったのはまだ長岡にレギュラー奪われる前の2022年のオープン戦以来。公式試合となると2021年クライマックスシリーズ以来ですからね。なんか感慨深いものがありましたよ。。
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ありがとうスターマン!
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東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2023年09月15日

:東京ヤクルト 1-3 横浜DeNA

B 100 010 001 3
S 010 000 000 1
●ロドリゲス(1-4)6,高梨2,丸山翔1−内山

▼データ
 ・対DeNA戦負け越し確定
 ・借金24:最多タイ

◆ポイント
 ・2回裏0死一三塁長岡遊併
 ・5回裏0死一塁長岡一併
 ・8回裏1死無走者長岡初球三邪

試合時間2時間35分。得点は併殺間の1点のみ。淡々と負けた感。

間隔空けてのロドリゲス。初回1死関根の飛球はレフト線ギリギリ。濱田処理を誤り二塁に。佐野の当たりも後ろに守っていた濱田の前にポトリ。外野守備位置次第で防げた一三塁から牧に犠飛で失点。それでも2回3回4回とパーフェクト。5回表先頭ソトに一発を浴びるも,6回84球5安打2失点とQSクリア。実は先発陣。9月5日以降アクシデントの山野を除いて全試合QSクリアと安定しているのだ。

しかしそんなロッドを見殺しにする打線。もちろん平良の出来も良かったんだろうけど,今日の長岡の3打席の内容はあまりにも無いよ。。
打ちに行っての併殺はまぁ結果論かもしれないけど,第3打席の初球三邪は・・本当に何を考えて打席に立っているのか分からない。濱田が濱田なりに粘ったあとの打席だったにも関わらず。
雨でスリッピーな人工芝での好捕。守備の貢献は計り知れないし,決して出来ない選手じゃないはずだから。考えた打席内容を見たい。

なんとか1点差で9回裏と願うも,9回表2死無走者2死からソロ本塁打を浴びるあたりがもう・・どうしようもないやるせなさ。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)−横浜DeNA(石田)23回戦 神宮 18:00
 ・燕市DAY
 【メモ】実況大川アナ[3-6-0 .333]×斉藤解説員[1-0-0 1.00]高木解説員[2-3-0 .400]
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:33 | 更新情報をチェックする

2023年09月14日

:東京ヤクルト 5-6 広島

C 010 010 040 6
S 022 100 000 5
高橋6,H清水1,石山0/3,●木澤(2-3)1/3,山本2/3,阪口1−中村
山田11号@(遠藤)村上29号@(遠藤)

▼データ
 ・対広島戦負け越し確定
 ・クライマックスシリーズ進出可能性完全消滅=Bクラス確定

◆ポイント
 ・5回表0死二塁野間左2

7回終わって5−2と3点リード。甲子園は阪神2点リードで9回に突入ということでチャンネルを変え,18年ぶり優勝のシーンを敵ながらおめでとうございますとしっかり見届けてフジテレビワンにチャンネルを戻すとすでにきな臭い。

先頭代打秋山四球。堂林ヒットで0死一三塁。小園タイムリーで2点差。石山から木澤にスイッチ。デビッドソン三振で1死もマクブルーム四球で満塁。ここで山本投入。代打松山押し出し四球で1点差。なお1死満塁で磯村。併殺コースかと思った打球はセンター前へ。これで2者生還し逆転。広島の目の前で胴上げを見たくないという死んだふり作戦の前にあっけなくひっくり返され,守護神のバースデーセーブの可能性も無くなった。

堂林のソロで先制されるも,長岡の逆転タイムリー二塁打。さらに山田&村上の今季2試合目のアベックホームラン。さらに塩見にもタイムリーが出て5−1と4点差。5回表高橋が連続二塁打で1点返され3点差となったことをどこか喜んでしまった自分がいた。

やっぱり野球は団体競技。気持ちがひとつにならないと勝てない。そう痛感した。本当にごめんなさい。

ホーム広島戦全日程終了(10勝2敗)
3.3118:0529,7142:374-0○小川(1-0)7,H清水1,星1−中村大瀬良
村上1号A(大瀬良)オスナ1号@(河野)
4.114:0029,7052:301-0ピーターズ6,○石山(1-0)1,H清水1,S田口(1)1−中村島内
オスナ2号(島内)
4.213:3029,7322:523-2吉村5,H木澤1,H石山1,○星(1-0)1,S田口(2)1−中村松本
山田1号A(玉村)
6.3018:0029,6332:520-8●サイスニード(5-4)5,今野2,山本1,丸山翔1−中村,内山九里
7.118:0029,0773:153-2○ピーターズ(3-3)52/3,H木澤1/3,H星2/3,H石山1/3,H清水1,S田口(15)1−中村大瀬良
サンタナ8号B(大瀬良)
7.218:0027,9773:074-2○高橋(3-5)6,H石山1,H清水1,S田口(16)1−中村
オスナ13号B(森)
8.818:0027,9203:275-4石川51/3,H大西2/3,木澤1/3,○山本(2-0)2/3,H清水1,S田口(27)1−中村ターリー
村上20号@(九里)
8.918:0026,7223:1411-5○ロドリゲス(1-0)5,今野1,石山2,星1−中村,古賀
北村1号C(森)村上21号@(河野)
8.1018:0129,7153:3213-3○ピーターズ(5-3)7,阪口1,今野1−中村,古賀床田
サンタナ11号B(床田)村上22号B(戸根)
9.1218:0023,8962:482-1○サイスニード(7-7)7,H星1,S田口(31)1−中村玉村
村上27号@(玉村)
9.1318:0026,6233:125-1○吉村(3-2)6,H清水1,山本1/3,H星2/3,木澤1−古賀大瀬良
オスナ21号A(大瀬良)村上28号@(大瀬良)
9.1418:0025,3513:505-6高橋6,H清水1,石山0/3,●木澤(2-3)1/3,山本2/3,阪口1−中村大道
山田11号@(遠藤)村上29号@(遠藤)

強さを感じた開幕3連勝。九里亜蓮に完璧に抑えられた試合を除いて全く負ける気がしなかった神宮の広島戦。しかし最後で勝負弱さを露呈。
【記録】
 ・内山:プロ初盗塁[大瀬良−坂倉](3/31)
 ・ピーターズ:来日初登板初先発・同:初奪三振[野間](4/1)
 ・吉村:プロ初登板初先発・同:初奪三振[玉村](4/2)
 ・村上:5年連続20号到達(球団史上5人目)(8/8)
 ・ロドリゲス:来日初登板・同:初奪三振[秋山]・同:初勝利(8/9)
 ・北村:プロ初打点・プロ初安打・プロ初本塁打[森](8/10)

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ロドリゲス)−横浜DeNA(平良)22回戦 神宮 18:00
 ・セ・リーグの焦点はクライマックス進出争いへ
 【メモ】実況酒主アナ[4-2-0 .667]×野村解説員[0-3-0 .000]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:29 | 更新情報をチェックする

2023年09月13日

:東京ヤクルト 5-1 広島

C 000 100 000 1
S 300 000 20x 5
○吉村(3-2)6,H清水1,山本1/3,H星2/3,木澤1−古賀
オスナ21号A(大瀬良)村上28号@(大瀬良)

▼データ
 ・7カードぶり勝ち越し
 ・神宮広島戦10勝1敗

◆ポイント
 ・6回表2死一二塁松山捕邪飛
 ・7回裏2死一二塁長岡右2(外野前進守備)

本当にこの内弁慶シリーズは何なのだろう。
マツダで予告先発大瀬良と聞いたら全然勝てる気がしないのに,神宮だと初回からオスナ2ラン村上ソロで3点先制しちゃうのだもの。。

吉村は対阪神以外から初勝利となる3勝目は5月9日阪神戦(甲子園)以来実に4ヶ月ぶり。失点は4回表堂林に浴びたソロ本塁打のみ。いわゆる事故案件。6回93球4安打1失点でまとめた。

しかしこの時期。もはや団体競技の野球でなく個人競技(守護神のセーブ)として見てしまう自分がいた。7回裏2死無走者からサンタナ壮真の連続四死球で一二塁となり長岡。打球はライト野間僅か及ばず頭上を越えて2点タイムリーに。通常守備であればライトフライでチェンジとなったはず。2死からの外野の前進守備は本当に意味があるのか。是非球辞苑で取り上げて欲しいテーマ。

2点差から4点差に。1点でも失えば守護神にセーブがつく。そんな疾しい思いでみつめてしまう自分。
8回表は山本。先頭秋山に死球。その後2死一二塁となり坂倉はライト前。1点入るかと思われたがライト丸山和のストライク返球で二走秋山は憤死。
4点リードで9回表は木澤。先頭曽根に二塁打。田村のショートゴロで曽根が暴走で三塁憤死。1死一塁から田中広輔二塁打で二三塁。「続く打者2人にホームランを打たれたら同点、または逆転される状況」というセーブ条件を満たしたが木澤は続投。マクブルームファーストフライで2死。秋山抜けたかと思われた打球はショートライナーでゲームセット。勝って嬉しいはずなのに推しにセーブがつかない。明日にも優勝が決まる。すっかり秋風ですね。。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)−広島(遠藤)24回戦 神宮 18:00
 ・第4クールラスト&ホーム広島最終戦
 【メモ】実況向坂アナ[1-3-0 .250]×館山解説員[2-1-0 .667]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:06 | 更新情報をチェックする

2023年09月12日

:東京ヤクルト 2-1 広島

C 010 000 000 1
S 002 000 00x 2
○サイスニード(7-7)7,H星1,S田口(31)1ー中村
村上27号@(玉村)

▼データ
 ・神宮広島戦9勝1敗 勝率.900

◆ポイント
 ・3回裏0死一塁オスナ中安(一走塩見三塁へ)
 ・9回表1死一三塁坂倉二併

内弁慶シリーズ。マツダで12戦未勝利なのに神宮では勝率.900。一体何があるのか。

サイスニード初回三者凡退も,2回表坂倉にソロ被弾で先制点を許したが,3回裏。先頭塩見が死球を受け,オスナがセンター前ヒット。この打球で迷わず三塁を陥れる塩見の走力。0死一三塁となって山田サードゴロ。サードデビッドソンは5−4−3併殺を選択。この間に塩見が還り同点に。2死無走者となり村上を迎え,その村上が逆方向へ本塁打。これが決勝打。0死一二塁で併殺2死三塁村上でも結果的には同じだったかもしれないが,やっぱり塩見がいることの巡りを感じた。

その後サンタナ二塁打,濱田四球,中村内野安打で2死満塁とするも長岡三振で追加点ならず。それでもこの最少1点リードを守りぬいたサイスニードー中村のバッテリー。

4回表1死二三塁。坂倉三邪飛デビッドソン三振。5回表1死三塁松山左飛秋山中飛と要所を締め,6回7回は三者凡退。7回94球5安打5奪三振1失点で継投へ。

8回表は序列が3月に戻った星。1死田中広に四球を与えたが,代走羽月の二盗を刺した中村の肩。9回守護神は先頭安打から犠打安打で1死一三塁と先週に続きサイスニードの勝利投手の権利が消えかねない場面だったが,坂倉を4−6−3でゲームセット。1点怖がって前進守備なら抜けていた?!岩崎ライマルに並んでリーグトップタイに。優勝が決まった阪神。熾烈に最下位を争うヤクルト中日。タイトル争いの時期でもあります。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村)−広島(大瀬良)23回戦 神宮 18:00
 【メモ】実況今湊アナ[3-4-0 .429]×井端解説員[2-2-0 .500]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:38 | 更新情報をチェックする

2023年09月10日

:東京ヤクルト 4-6 横浜DeNA

S 100 000 030 4
B 000 150 00x 6
●山野(1-2)41/3,高梨22/3,石山1−内山
オスナ20号@(M口)

▼データ
 ・6カード連続負け越し
 ・借金24:ワーストタイ

◆ポイント
 ・5回裏1死無走者M口投安(山野に打球直撃)

5回裏1死バッターはM口。ピッチャー返しの打球が脛付近に当たり,治療のためベンチへ。それでもマウンドに戻って続投したがストライクが全く入らない。知野にストレートの四球。桑原にもストライク入らずさらにボークまで。1死満塁となって佐野。左だから?ベンチは代える素振りすら見せなかった。ボール先行でストライクを取りに行って2点タイムリー。続く牧にも2点タイムリー。これで一気に試合も決して交代。代わった高梨も山野の走者を一掃する2点タイムリー。

交代期については賛否両論あるんだろうけど,明らかにストライク入らなくなったのに代えなかった時点で,目の前の勝負に徹していないことがこの時点で理解出来たし,投げたい投げられるという山野の意思を尊重したという見方出来た。山野にとっても投げるからには責任をもつということを学べたということで。実際打球を受けるまでは4回1失点。その失点も内野ゴロ間で後続も断っていたのだから。

ただこの継投で勝つ気がないんだなという姿勢が判ってから一気にテンション落ちたけど。

3連戦の総得点は18-9。しかし1勝2敗でキッチリ負け越しというのがなんとも。これでここ6カード3勝14敗1分。借金はミルミル増えていく。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)−広島(森)22回戦 神宮 18:00
 ・内弁慶シリーズ8勝1敗とお得意の神宮広島戦
 【メモ】実況黒瀬アナ[3-2-0 .600]×平松解説員[1-0-0 1.00]
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 17:34 | 更新情報をチェックする