2023年05月31日

:東京ヤクルト 2-5 北海道日本ハム

S 001 000 010 2
F 111 011 00x 5
●市川(0-2)5,丸山翔1,今野1,山本1−中村

▼データ
 ・12連敗:2019年以来4年ぶり(球団史上6度目)
 ・対日本ハム戦カード負け越し:2019年以来4年ぶり通算8度目

◆ポイント
 ・1回表1死一塁市川牽制悪送球(三進)

打率.192の長岡を今季初めてスタメンから外すという荒治療も実らず。12連敗でとうとう最下位転落。1950年14連敗,1965年13連敗,1970年16連敗,2017年14連敗,2019年16連敗に次いで球団史上6度目とのこと。

そして中日に次いで30敗到達。ちなみに昨年は30敗時53勝30敗。今年は17勝30敗。実にジェットコースターロマンス。

市川。自ら四球で出した走者を得意の牽制で刺そうとするも結果悪送球となり傷口拡げ失点。2回の失点も自らの先頭死球から。そして昨日は万波中世なら今日は加藤豪将。いずれも2死無走者から2打席連続被弾。小刻みに失点を重ねプロ初勝利には程遠い内容。

それでも3点差以内はきっちりキープ。昨年は交流戦を挟んでプロ野球史上初となる11球団連続カード勝ち越しを記録したが,なんか今年はその逆を行くんじゃないかという不安に襲われるのだが・・・

悪夢の5月は6勝17敗1分。5月6勝5敗。2カード連続勝ち越して借金1で迎えた静岡の地から始まった連敗。
5月終えての順位表。懐かしのあの頃の位置になりました。
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1阪神4832151.681-1921362625.2502.6228
2DeNA4625201.5566.0182171439.2623.5521
3広島4825230.5211.51681613421.2453.0724
4巨人4924250.4901.51852015612.2473.9818
5中日4818300.3755.51351632111.2422.9436
6ヤクルト4917302.3620.51632024328.2293.8322



■NEXT GAME
 北海道日本ハム(加藤貴)−東京ヤクルト(サイスニード)最終戦 エスコンフィールド 18:00
 ・月が変ればツキも変わる。月並みだが明日から6月。
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:50 | 更新情報をチェックする

2023年05月30日

:東京ヤクルト 1-2 北海道日本ハム

S 010 000 000 1
F 000 101 00x 2
●石川(1-3)7,木澤1−中村

▼データ
 ・11連敗:2019年以来4年ぶり

◆ポイント
 ・2回表2死満塁長岡中安(二走サンタナ本塁憤死)
 ・4回表2死二塁中村中安(二走濱田本塁憤死)
 ・7回表0死一塁長岡投ゴ(一走中村挟殺死)

石川が7回2失点と2019年8月14日DeNA戦(神宮)以来のHQSも打線が見殺しで11連敗。開幕戦の小川以来無かったHQSも,ここ5試合で3試合目。先発は踏ん張ってくれている。

今日も1点差。この11連敗いずれも3点差以内。最終回本塁打が出れば逆転という試合はうち9試合。

今日のミスはポイントに挙げた3つ。
1つ目は河田コーチ制止もサンタナ全く目に入っておらず。
2つ目は河田コーチの判断。ただし止めたところで次は打率得点圏打率ともに.200を切る長岡。腕を回してアウトかセーフは.500の確率。
3つ目。これは長岡に猛省を。0死一塁で珍しく犠打のサイン。初球ファールフライ。2球目も打ち上げてピッチャー河野が上手くワンバウンドで捌いて併殺完成。一塁走者中村はどうしようもできない。この回の犠打は特に石川の負けを消すという意味合いがあった。それを台無しにしたプレー。

43歳が中6日でローテーションを守らざるを得ない現状。来週には高橋奎二さらには山野あたりも上がって来そうだが,奥川山下原樹理吉田大喜杉山金久保と行方不明者故障者不調者多数。或いは育成下手なだけか。

■NEXT GAME
 北海道日本ハム(上沢)−東京ヤクルト(市川)2回戦 エスコンフィールド 18:00
 ・ファームで2回37球を投げて中4日登板となる市川先発と苦しい5月の戦いもあと1試合
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:18 | 更新情報をチェックする

2023年05月28日

:東京ヤクルト 1-3 広島

S 000 000 100 1
C 100 020 00x 3
●小川(2-5)5,星1,木澤1,丸山翔1−中村
村上9号@(アンダーソン)

▼データ
 ・10連敗:2019年以来4年ぶり

◆ポイント
 ・8回表1死二三塁代打濱田三振サンタナ右飛
 ・9回表2死一二塁長岡三振

マツダスタジアムでは今季6戦6敗。連敗を10の大台に乗せて交流戦に突入することに。


ヨーイドンで先頭打者本塁打。打線はアンダーソンの前に沈黙で0行進。5回裏に追加点奪われクッション処理のミスも重なり致命的な3点目。村上が一矢報いて完封を逃れるのがやっと。
アンダーソン降ろして8回9回と走者2人出し,濱田サンタナ長岡に一発出ればの展開を作ったが・・。

交流戦前の順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1阪神4631141.689-1891312623.2532.6426
2DeNA4424191.5586.0178166418.2633.5921
3広島4624220.5221.51651563320.2493.0823
4巨人4723240.4891.51771955211.2494.0118
5ヤクルト4717282.3785.01601954327.2293.8220
6中日4617290.3700.51231491810.2392.8235


■NEXT GAME
 北海道日本ハム(メネズ)−東京ヤクルト()1回戦 エスコンフィールド 18:00
 ・昨年と同じく日本ハム戦から。通算成績は30勝32敗3分。
 ・いきなり先発が居ない
 ・DH制も人員不足
 ・今年は札幌遠征終われば神宮千葉所沢神宮神宮と考えられうる最も負担の少ない日程に恵まれたというのに・・・
広島 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 18:06 | 更新情報をチェックする

2023年05月27日

:東京ヤクルト 1-4 広島

S 000 000 001 1
C 000 000 13X 4
●ピーターズ(1-1)7,大西2/3,山本1/3ー中村

▼データ
 ・9連敗:2019年16連敗以来4年ぶり
 ・自力優勝消滅


◆ポイント
 ・8回表1死二塁太田遊飛(ランナー進められず)2死二塁代打川端左安(外野前進につき三塁ストップ)
 ・8回裏1死二塁菊池左2(外野前進越される)
 ・8回裏2死一二塁坂倉左2(外野前進越される)

5月27日。交流戦前にして自力優勝可能性消滅。

両軍ともに8回先頭打者が出て犠打で送って1死二塁という形を築きながら,外野前進守備体形がこうもハッキリ明暗を分けるとは‥

苦手の森下。立ち上がりが最大のチャンスだった。太田山崎連打で一二塁。村上四球で1死満塁。しかし濱田三振,西浦ニゴで無得点。2回以降はわずか1安打と完璧に抑えられる。

しかしピーターズも負けず劣らずの熱投。6回無失点。しかし7回に90球が近づいたところで連続死四球から西川に均衡破られる痛恨のタイムリー。これで敗戦投手なのだから,昨日の高梨と入れ替わっていれば・・なんて思わなくもないが。。

そして8回の攻防。1死二塁で進塁打を打てない左打者。そして裏目裏目の外野前進守備。1点を防ぎに行って2〜3失点するパターンは今季の象徴と言えよう。

でもね!


2010年は同じ残り98試合で貯金23したのよ。その時は借金19。でも今は借金10。これが最後のつよがり。

■NEXT GAME
 広島(アンダーソン)ー東京ヤクルト(小川)9回戦 マツダスタジアム 13:30
広島 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:17 | 更新情報をチェックする

2023年05月26日

:東京ヤクルト 4-6 広島

S 000 310 000 4
C 213 000 00x 6
●高梨(0-3)3,今野2,小澤3−古賀

▼データ
 ・8連敗:2019年16連敗以来4年ぶり


◆ポイント
 ・3回裏1死一三塁田中右本
 ・4回表1死一二塁代打西浦中安
 ・5回表0死二塁長岡右飛(ランナー進められず)

0−6から4−6まで追い上げるも4年ぶり8連敗でいよいよ明日にも自力優勝可能性消滅というところまで追い込まれました。振り向けば中日と1.5差。

ちな2020/09/01 61試合目

先発高梨3回被安打7。与四死球3。失点6。もうこの時点で試合の大勢は決したと思われた。ところが崖から落ちた男が魅せた野球選手生命を懸けた意地の一打から形勢は逆転した。ところが序盤の失点田中の3ランがあまりに痛すぎたと。

西浦直亨。オープン戦で極度のスランプに陥り,そこで長岡秀樹が台頭。完全に居場所を失い,二軍暮らしの日々。長岡離脱時も結果を残せず早々に一軍登録を抹消され,自己ワーストの6試合14打数1安打打率.071に終わった昨年。
今年の春季キャンプは入団10年目にして初の西都キャンプスタート。春季教育リーグで死球を受け途中退場。そこから約一ヶ月行方不明。その間に誕生日を迎え気がつけば32歳。それでも4月18日に実戦復帰。ショートのポジションは19歳小森航大郎が守ることを最優先とされながらも,打率.300台をキープしていたが,言い方悪いが完全に構想外となり二軍の埋め合わせ要員。今季の一軍出番はほぼ無いであろう。そう思われても仕方ない立場まで追い込まれていた西浦が,塩見の離脱もあってキャンプオープン戦を通じて初めて一軍に呼ばれた。

そして合流最初の試合。4回表1死一二塁投手高梨の代打で早速起用された。2球で簡単に追い込まれたが,2球見極めて5球目を基本に忠実なセンター返し。二塁走者濱田を返して2年ぶりの打点をマーク。そこから打線がつながりサンタナにもタイムリー。3点差に追い上げ,そのまま山田の代わりにセカンドの守備に就いた。いや就かせてもらえた。そして第3打席でも先頭打者として内野安打で出塁。昨年年間1本しか放てなかった安打なのだ。。

散々チャンスを貰いながらも活かしきれなかった。西浦が9年かけても叶わなかったオールスター出場ゴールデングラブ受賞。これすら長岡は軽くやってのけた。将来性だって長岡だ。それは誰もが認める。

「フルスイングできなくなったら、外すからね」「フルスイングする限り、起用し続ける」

津監督の著書で明らかになった長岡とのやり取り。今季開幕から明らかにフライアウトが目立った。守備での貢献度もあるし打率云々ではない。その内容。今日も2点差に迫ってなお0死二塁で長岡に回ったが浅いライトフライ。ランナーを進めることが出来なかった。これが例えばなんとしてでも右方向でランナー進めるという意識があれば1死三塁。古賀の内野ゴロで1点差に詰め寄れたかもしれない。長岡個人の成長のためならフルスイングフライアウトランナー進められずそれでいいかもしれない。けれど野球はやっぱり団体競技なのだ。
今は21歳の若さだから許されているけれど,これを3年5年と続けていたらたちまちそのポジションはあっという間に奪われるはずだ。

長岡のためにポジションをそして野球生命を奪われかけた西浦。極限まで追い込まれられた男の意地。状況に応じた打撃。甘やかされただけでは長岡も成長しない。長岡のためにもチームのためにも西浦は壁になって欲しい。

かつて池山が岩村にサードのポジションを奪われたとき,池山がスタメン出場したがのちに「チームの顔なんだからちょっとの怪我で休むな」と激怒したことがあったと。そこから岩村は飛躍的に成長していった。そういう壁のような存在になって欲しい。

■NEXT GAME
 広島(森下)−東京ヤクルト(ピーターズ)8回戦 マツダスタジアム 14:00
広島 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:09 | 更新情報をチェックする

2023年05月25日

:東京ヤクルト 4-7 阪神

T 000 100 110 4 7
S 020 000 010 1 4
サイスニード7,清水1,H田口1,●星(1-1)2/3,木澤1/3−中村
村上8号@(岩貞)

▼データ
 ・今季2度目7連敗

◆ポイント
 ・6回裏1死一二塁塩見遊ゴ(木浪好捕)
 ・8回裏先頭並木左飛(ノイジー好捕) 

昨年の5月24日25日は2試合連続劇的サヨナラ勝利。あれから1年。今年の5月24日25日は2試合連続2死無走者から無残な負け・・。

鳥谷解説員に通常のアウトをとるために「外野はもう少し下がった方がいい」と指摘された通りの結果に。
阪神戦12試合を消化して11.0差。直接対決は残り13試合なので,あと2.0差離されると自力優勝の可能性が消滅するという計算に。

阪神の守備力。初回の並木のサードゴロに始まり最後塩見のサードゴロまで実に固い。レフトのノイジーも球際に強い。そしてセカンド中野ショート木浪。6回裏1死一二塁塩見の打球をショート木浪が止めてセカンド中野にトスしたシーンが典型。あれ抜けていれば満塁で次のオスナのライトフライが犠飛になったわけだし,昨年と雲泥の差。

1番並木の起用。結局4打数0安打。同点の9回裏2死一二塁。ヒットが出ればサヨナラ。これ以上ない雪辱のチャンスに代打西田が送られた。これが意味するものとは。

お得意の前進守備。10回表2死一二塁ノイジーの場面は成功=単打で本塁生還許さず。しかし2死満塁佐藤輝は完全に裏目。通常の守備位置なら捕れたろう。河田さんが外野守備走塁コーチを担当するのは2018年・2019年・2020年・そして2023年。野球観のアップデート。これは単なる偶然なのだろうか・・

■NEXT GAME
 広島(黒原)−東京ヤクルト(高梨)7回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・ハツモノ黒原との対戦
 
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:06 | 更新情報をチェックする

2023年05月24日

:東京ヤクルト 5-6 阪神

T 000 202 002 6
S 001 101 200 5
吉村4,山本2,星1,H清水1,●田口(0-2)1−古賀,中村

▼データ
 ・吉村:プロ初打点[西勇]

◆ポイント
 ・9回裏2死無走者ノイジー右3(並木後逸)

二塁打の走者を古賀が徹底した右方向で三塁に進め,吉村の犠飛で先制。逆転された直後ボークで二塁に進んで,5番起用塩見がタイムリーですぐさま追いつく。2点勝ち越されたが,再び5番塩見のタイムリーで1点差に迫る。そして7回裏村上タイムリーで追いつき,塩見の執念の一塁ヘッドスライディング併殺阻止で勝ち越し。塩見は8回表全部のアウトを広い守備範囲で守りきり,最後は守護神が1番近本からの打順で2者連続三振。ノイジーもライトフライで試合終了!かと思ったら並木が後逸。ノイジーに三塁にまで進まれ,大山四球佐藤輝タイムリー。さらに並木は佐藤輝なのに右中間に守っていてくれたおかげで一塁走者の生還まで許して勝ち越し。最後は岩崎に抑えられて6連敗。

オンドルセクのアレを思い出すくらいの試合。すべてをぶち壊してくれた並木。もうイライラして何言うか分からないからこの辺で。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)−阪神(伊藤将)12回戦 神宮 18:00
 【メモ】実況大川アナ[1-2-0 .333]×鳥谷解説員[0-1-0 .000]
東京 ☀ | Comment(1) | SWALLOWS | at 21:49 | 更新情報をチェックする

2023年05月23日

:東京ヤクルト 3-6 阪神

T 003 000 300 6
S 000 002 001 3
●石川(1-2)40/3,丸山翔2,エスピナル2,小澤1−中村

▼データ
 ・石川:投手として入団年から22年連続安打(1953〜73年小山正明(大洋)、1956〜76年米田哲也(阪神)の21年を抜くプロ野球新記録)
 ・同:投手として22年連続安打(1993〜2016年三浦大輔(DeNA)24年に次ぐ歴代単独2位)
 ・同:43歳4カ月での安打(宮本慎也の42歳10カ月を抜き球団最年長記録)

◆ポイント
 ・3回表1死満塁佐藤輝二ゴ(高く弾んだゴロ)
 ・7回表エスピナル四球四球本塁打
 ・9回裏2死一三塁長岡に代打三ツ俣

2番手丸山翔が2回5奪三振の力投で踏ん張り,散発3安打と打ちあぐねていた村上から山田が2試合連続となる2ラン本塁打で1点差。まさにチームスローガンさぁ行こうか!というムードをぶち壊したエスピナル。
近本四球中野四球。ノイジーにも3−0となりストライクを取りに行ったボールを12の3でスタンドまで運ばれて,1点差は一瞬にして4点差に。これじゃあ反撃ムードなるものも消滅しますわ。。

引き分け挟んで5連敗となり借金6。2019年以来4年ぶりに借金を抱えて交流戦に突入することも確定しました。

最終回雨にも助けられ岩崎まで引っ張り出したことが明日明後日どう意味をもつか。そして最終回本塁打が出れば同点の場面で長岡への代打三ツ俣。これのもつメッセージ。いよいよ指揮官鞭を入れるのかも。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村)−阪神(西勇)11回戦 神宮 18:00
 ・虎キラー襲名なるか吉村
 【メモ】実況竹下アナ[1-0-0 1.00]×井端解説員[1-0-0 1.00]
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:31 | 更新情報をチェックする

2023年05月21日

:東京ヤクルト 3-3 横浜DeNA

S 000 300 000 000 3
B 010 100 100 000 3
小川6,木澤1/3,H星2/3,H清水1,H田口2,大西2−中村
山田5号@(今永)村上7号A(今永)

▼データ
 ・今季2試合目引き分け

◆ポイント
 ・8回表1死一塁濱田→代走並木二盗成功もベースから離れタッチアウト盗塁失敗
 ・10回表0死並木投ゴ(三嶋好フィールディング間一髪)
 ・11回表1死満塁並木初球遊ゴ

14時に始まった試合。今季最長4時間53分の死闘は引き分け。一週間勝利無し。

野球は流れのスポーツ。それを感じる試合展開だった。
2回裏2死無走者から桑原。センター前ヒットを濱田が捕球出来ず一気に三塁まで進まれるミス。京田を歩かせ今永勝負も,今永にセンター前に運ばれ今日も先制を許す展開。続く佐野もレフト前。ここでレフト壮真からダイレクト返球。リクエストの末判定覆りタッチアウト。このプレーで京田が負傷交代し,ショートに柴田が入る。

3回裏1死一塁から牧のレフトへのフェンスぎりぎりの大きな飛球。ここで一走関根が戻れず走塁死。このミスから流れが変わり,4回表先頭山田の本塁打。さらにサンタナヒット村上本塁打で3−1とリードを奪う。

取られた直後のイニング。小川は簡単に2死奪うも,そこから桑原二塁打。柴田セカンド山田のグラブを弾くタイムリー。これで1点差に。それでも小川はここから粘り,7回裏。いわゆる先に動いた形となったヤクルト。6回90球の小川から木澤にスイッチ。先週のこともあったから降ろすというのも理解出来た。

木澤が先頭桑原に二塁打。柴田が送って1死三塁。ここから今永の代打楠本にタイムリーで同点に追いつかれる。なお1死一三塁と追い詰めれれたが,関根のセーフティスクイズが失敗に終わり,怖い宮崎も斬ってなんとか同点に留めた。

ここから毎回のようにドラマが起きたスワローズ。それも並木が絡んでの。ここをポイントと挙げてみたい。
まず8回表。伊勢から濱田が四球を選び代走並木を起用。その並木が山田の打席で盗塁成功。しかし勢い余って足がベースから離れベースカバー牧にタッチされ一転アウトの宣告(リプレイ要求したら果たしてどうだったか)。2死無走者とランナー消えて山田がセンターフェンス直撃の二塁打。たらればの典型。

9回表は2死無走者からオスナ長岡中村3連打で満塁とし代打川端起用。いい角度で捉えたかと思われたが,前進守備のライトが追いついてチェンジ。

10回表。先頭並木から。絶妙な位置に転がしたが三嶋の好フィールディングで間一髪アウト。それでもここから山田サンタナ連打村上四球で再び満塁。ここで今日5番の壮真。サードショートレフトのトライアングルゾーンへ。結局レフト関根が捕球。山田はギャンブルスタートを切るも本塁タッチアウト。体制不利なショートが捕っていれば。送球が逸れていれば。これは互いにプロのプレー。

11回表も1死から3者連続四球で満塁。ここでピッチャー上茶谷に交代。そして問題の並木。あろうことか初球打ちで前進守備のショート正面。併殺こそ逃れたが,バッテリーからすれば代わり端。何をやってくるか探りの面もあったろうに。もちろんベンチとしてもセーフティスクイズで痛い目に遭っているのでそれが過ったかもしれないが。背番号0の野球脳。ちょっと今日はそれが目に余った。

8回清水。9回10回田口。11回12回大西と凌いでなんとか引き分けに持ちこめたわけだが,今週は静岡神宮ハマスタ×2と7回の継投が勝敗の明暗を分けた結果となった。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村or高橋or石川)−阪神(村上)10回戦 神宮 18:00
 ・交流戦前最終節
 【メモ】実況中村アナ[0-1-0 .000]×江本解説員[0-1-0 .000]野村解説員[昨季1-3-0 .250]
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:39 | 更新情報をチェックする

2023年05月20日

:東京ヤクルト 3-5 横浜DeNA

S 000 200 001 3
B 002 000 21x 5
ピーターズ5,H木澤1,●石山(3-3)1/3,小澤12/3,ー内山
内山3号A(ガゼルマン)

▼データ
 ・借金5

◆ポイント
 ・1回表1死一三塁村上三振
 ・3回表2死一二塁村上三振
 ・7回裏1死満塁関根右2


極論を言うと田口の穴を痛感させられた試合。

同点の7回裏1死満塁で左の関根。昨年なら迷わずここで切り札田口というカードを切れた。実際昨年一球で関根を併殺で仕留めてガッツポーズというシーンもあった。ところが今年はそれが出来ない。本来なら穴を埋めるべきはずの久保成田長谷川が炎上続きで一軍に残れず左腕0。
石山続投で打球は前進守備のオスナの右を抜けて2点タイムリー。守備位置もあと一歩右寄りなら3−2の併殺も狙えたかもしれないくらいツキからも見放された。

そして細かいミス。
3回裏2死二塁。二塁走者はガゼルマン。関根のセンター前へのライナー性の飛球。塩見がダイビング試みて結果掴めず。ガゼルマン生還。関根も二塁に進まれた。塩見の肩とガゼルマンの足なら無理しなくてもとは元センター飯田解説員の指摘。そもそもこれは投手ガゼルマンへの四球からというのもあった・

7回裏0死一塁伊藤光。2つ犠打失敗してヒッティングに切り替えてフルカウント。エンドランで二塁ベースカバーに入った長岡の左を抜かれて結局一三塁。打球としては完全な併殺コースだった。2死無走者でもおかしくない状況が一転して0死一三塁とピンチ拡大なのだから。
8回裏2死三塁もあと1つ踏ん張れなかった。

そして四番の深刻さ。初回そして3回とランナー2人置いて落ちる球を空振り三振。初球を簡単に見逃して追い込まれて難しい球に手を出して三振。

4連敗で借金5。とにかく試合を優位に進められない。つねに追いかける展開が続いている。なんかこう時期的にもズルズルいきそうな雰囲気がある。ここらでチームに鞭を入れるとしたら村上の4番はく奪なのだろうけど。我慢し続け村上とともに心中するのか。ノムさんならどう考えるのか。この答えは誰も知る由もない。

■NEXT GAME
 横浜(今永)−東京ヤクルト(小川)9回戦 横浜 14:00
 ・屋外デーゲームの小川。昨年は甲子園とハマスタで16イニング無失点。一方一昨年は散々な目に。今年はどっち?!
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 17:46 | 更新情報をチェックする

2023年05月18日

:東京ヤクルト 3-6 巨人

G 000 041 010 6
S 001 000 002 3
●サイスニード(3-2)5,大西1,梅野2,石山1−内山,中村,古賀
内山2号@(横川)オスナ8号A(高梨)

▼データ
 ・2020年以来3年ぶり借金4

◆ポイント
 ・5回表1死一塁横川投犠失

3回裏壮真の本塁打で先制。この3連戦初めてリードを奪った。2回表は0死三塁でお得意の前進守備を敷かず1点OKの守備シフトだった。

しかし5回表。1死一塁から横川の犠打。サイスニードは二塁を睨むも一塁送球。しかしオスナとベースカバーの山田が互いにスルー。ボールはファールグランドを転々。2死二塁となる場面が,ミスミス1死一三塁に。吉川の打球はサードショートレフトの魔のトライアングルゾーンに。この打球に関しては完全に不運。仮に2死二塁でも1点は入っただろう。それでも丸は三振。本来ならこれで3アウトだったが2死一二塁で坂本。フルカウントからのストレートをレフトスタンドに運ばれ,自責0で4失点。

6回表は2死三塁。門脇を申告敬遠し横川にタイムリー。8回表の失点は2死一三塁からワイルドピッチ。完全なる自滅で今季3度目の同一カード3連敗。阪神は最下位中日相手に同一カード3連勝で首位とのゲーム差は今季最大の7.0。2021年は交流戦明けまで7.0差あったのは事実。ただ貯金の有無。借金は2020年以来の4。交流戦前に.500というのが目安となるだろうが。。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(今永)−東京ヤクルト(高梨)8回戦 横浜 18:00
 ・15時以降降水確率80%
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:23 | 更新情報をチェックする

2023年05月17日

:東京ヤクルト 4-5 巨人

G 100 310 000 5
S 000 000 121 4
●市川(0-1)42/3,星1/3,エスピナル2,丸山翔2−内山
塩見3号@(中川)内山1号@(大勢)

▼データ
 ・5位転落

◆ポイント
 ・4回表0死一二塁秋広右本
 ・8回裏1死一二塁オスナ三併(門脇好捕)

2番手以降が無失点だとこういう試合になるんですよ。0−5から7回以降4点返すも1点及ばず。対巨人戦4試合連続1点差負けで5位転落。

実質プロ初先発(前回は優勝決定後の消化試合)市川で正直厳しいと思った。立ち上がり連続二塁打僅か10球でいきなり1点奪われる。しかしそこから立ち直って2回3回は三者凡退。しかし4回秋広に3ラン。これで正直試合は決したと思われた。5回にはヒットの走者を自身の牽制悪送球で進めて岡本和にタイムリー。白けた。

そこから病み上がり星。オープン戦の酷評から立ち直ったエスピナル。そして支配下奮闘続く丸山翔と無安打リレー。

完投完封ペースの山崎伊から2番手中川に代わり反撃の狼煙。塩見の2試合連続弾。青木四球山田タイムリーで2点差。なお0死二塁で村上。ここでショートフライ。しかしサンタナ四球を選び一二塁でオスナ。フルカウントから三塁線痛烈な当たり。これを三塁線詰めていた門脇の好捕に遭い併殺完成。紙一重。ポジショニング1つで二塁打。一気に同点だった。

最終回。2死無走者からなんでもないゴロを村上がファンブル。ここから満塁と傷口拡げることに。結果抑えたし,大勢にとっても”間”が出来た面はあろう。
1死から壮真の本塁打で1点差。さらに塩見が四球選んで青木。昨日同様一発出ればサヨナラだったが及ばなかった。エラーが無ければ逆転できたという問題ではないだろうが。守備への厳しい見方は然るべきかと。門脇とあまりに対照的だった。

対巨人戦8試合2勝6敗46失点。捕手も中村内山古賀と被ってのこの結果。この相性をどうすべきか。借金1から遠い5割の壁。5位転落。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)−巨人(横川)9回戦 神宮 18:00
 ・前回やられた横川
 【メモ】実況大川アナ[1-1-0 .500]×若松解説員[1-0-0 1.00]高木解説員[1-0-0 1.00]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:41 | 更新情報をチェックする

2023年05月16日

:東京ヤクルト 8-9 巨人

G 202 001 400 9
S 001 031 300 8
吉村3,丸山翔2,大西1,●石山(3-2)0/3,梅野1,小澤2−古賀,内山
川端1号B(戸郷)塩見2号B(田中豊)

▼データ
 ・澤井:プロ初打点[戸郷]

◆ポイント
 ・5回裏0死一二塁長岡三振(ボール球)
 ・7回表0死二三塁秋広左2(外野前進)2死二三塁吉川右2(外野前進)
 ・8回裏0死一塁長岡一ゴ(犠打失敗)
 ・9回裏1死一塁代走山崎二盗失敗

荒れるヤクルトー巨人戦。4点差を追いつき,勝ち越された直後に追いつき,再び4点差つけられるも1点差。しかし1点及ばず。ブリンソンはノーヒットに抑えたが,丸4安打。吉川大城秋広に3安打。どうもこのカード固め打ちに遭っているのが気になる。

吉村も阪神戦と巨人戦では別人。立ち上がり岡本和と吉川にタイムリー。3回表に岡本和に2ラン。3回で被安打9と打ち込まれ代打を送られ交代。吉村の代打で起用されたルーキー澤井が1死三塁から内野ゴロ間にプロ初打点。

2番手丸山翔が試合を落ち着かせると,5回裏代打川端が右翼ポール際に吸い込まれる2年ぶりの本塁打で同点。強いて言うと慎吾の前の長岡の打席。フルカウントから見逃せばボール球に手を出して三振。これがもし四球で満塁弾だったらなぁ。

3番手大西が2死無走者から1点失うも,裏オスナのタイムリーで同点。4番手で特例復帰の石山を起用したベンチ。しかしこの石山が誤算。四球・二塁打・二塁打・四球と1死も奪えず4失点。試合は決したかと思われた。ところがその裏塩見の3ランで1点差。試合は分からなくなった。続く青木が四球をもぎとって切り札代走並木を起用。しかし山田村上サンタナが倒れてしまう。

8回裏も先頭オスナがセンター前ヒットで出塁するも,長岡の犠打は一塁岡本和のチャージに遭い送れず。状況見てバスターに切り替えたならまた状況変わったか。2死から壮真が上手くセンター前に運んだだけに,送っていればという展開。

最終回は大勢から山田が四球を選び村上。一発出ればサヨナラという状況で山崎が二盗を敢行するも失敗。最後は村上が三振でゲームセットという幕切れ。

外野前進守備。犠打。盗塁。こういう作戦が全部裏目に出た感。でもあの場面代打川端で無かったらまた違った展開になっていただろうし・・一度もリードは奪えなかった訳だしね。なんも言えねぇ。。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(市川)−巨人(山崎伊)8回戦 神宮 18:00
 ・市川:プロ初先発。今日ベンチ外のエスピナルと高梨で賄う算段か。
 ・負ければ5位転落
 【メモ】実況田淵アナ[2-0-0 1.00]×斎藤雅解説員[0-1-0 .000]五十嵐解説員[1-1-0 .500]
静岡 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:28 | 更新情報をチェックする

2023年05月14日

:東京ヤクルト 8-5 中日

D 000 001 040 5
S 000 023 21x 8
○小川(2-4)70/3,H清水1,S田口(11)1−内山
オスナ7号A(谷元)

▼データ
 ・対橋宏斗:通算6戦目で初勝利
 ・小川:2試合連続被満塁本塁打(2022年4月21日27日坂本裕哉(DeNA)以来10人目。ヤクルトでは1986年尾花高夫,1990年川崎憲次郎に次いで33年ぶり3人目)

◆ポイント
 ・6回表1死三塁加藤翔二ゴ(前進守備敷かず)
 ・7回裏0死一三塁並木三ゴ(挟殺プレー一走村上も挟まれ変則併殺)
 ・8回裏1死一三塁山崎左安

神宮でプロ初勝利を献上してから5戦5勝。カモにされていた橋宏斗に初めて土をつけ2カード連続勝ち越し。借金1。

降りしきる雨×橋宏斗。先制点が大きな大きな意味をもつ。そんななか前回強風の中大量失点した小川がキッチリ修正してきて中日打線相手に淡々とアウトを重ねてくれる。

しかし橋宏斗の前に打線は今日も2回迄4三振と全く打てそうにない。3回裏1死から長岡がようやく初ヒット。小川犠打で得点圏に進めるも無得点。4回裏は石川昂の連夜の拙い守備でランナー2人貯めるもオスナの飛球を橋宏自ら捕りに行く気迫を見せつけられる。

ドアラとつば九郎ショータイムを挟んで5回裏。先頭壮真がセンター前にまさにクリーンヒットで出塁。長岡狭い一二塁間を破って一三塁。小川は3犠打失敗となったが,塩見死球で1死満塁で今季唯一橋宏から打点(本塁打)をあげている濱田に回る。長距離砲の濱田がバットを短くもって橋の球をキッチリ見極める。最後はフルカウントから四球をまさにもぎとった形で均衡を破ると,次の山田がレフトへキッチリ犠飛でもう1点。

6回表1死三塁で橋宏斗に代打加藤翔平が送られたことで,橋の勝ちは無くなった。そしてこの場面が注目ポイント。内野は1点OKの守備体系。加藤翔平セカンドゴロ間に1点は失ったが走者を無くした。4月によくみたのはこの場面で1点怖がって前進守備。通常守備位置ならアウト取れたのにヒットとなってランナー残すパターンだったから・・

天敵橋宏斗を降ろせばなんとかなる。6回裏先頭サンタナ四球代走並木。オスナ連続四球で0死一二塁。壮真がキッチリ送って1死二三塁となり長岡。中日内野は極端な前進守備。ここで2点タイムリーと中日を突き放し,小川が犠打で2死二塁として塩見がタイムリー。実に鮮やかな攻撃だった。

しかし野球は怖い。7回裏相手連続エラーでもらった0死一三塁で並木。サードゴロ挟殺間に村上も挟まれ併殺というお粗末プレー。

ここから並木を一塁に置いて東京ドームでも見たオスナの一発がでるわけだが,どうもこういう場面で並木が打席に入ると何かが起こるのがここ最近の印象。。

マダックスペースだった小川は当然のように8回もマウンドに行ったわけだが,レフトスタンドからの”気合を入れろドラゴンズ”コールに発奮した恐竜打線。連続ヒットと四球で0死満塁となり,伏兵ルーキー村松にプロ初本塁打それも満塁本塁打を浴びて一瞬にして2点差に。オスナの本塁打が無ければ・・という展開となるの野球の怖さ。

でも坂口解説員が言うように,本塁打でランナー無くなった方が良かった。下手にタイムリーで1点返されてなお満塁で清水投入というよりは。さらにはカード初戦ではなく,3連戦の3戦目ということもあった。初戦大敗で落としたけれど,結果的にカード勝ち越したのだから。

守護神を3点差で送り出してくれたのは山崎。昨年は大勢から。そして今年は福から2年続けて母の日のタイムリー。特例昇格中の西田も相手エラーで出塁し,ヒットで三塁まで進み,タイムリーで生還。坂口解説員が実に温かい言葉をかけてくれていた。あのライマルを抜いてセーブ数はリーグトップに。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村or高橋)−巨人(戸郷)7回戦 静岡草薙 18:00
 ・中10日で高橋奎二が登録可能となるがどういうローテで回すのか。
 【メモ】実況酒主アナ[2-0-0 1.00]×坂口解説員[3-1-0 .750] 地上波谷岡アナ×谷繁解説員・松中解説員
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:29 | 更新情報をチェックする

2023年05月13日

:東京ヤクルト 4-1 中日 & スワローズライスファーム2023

D 000 000 010 1
S 200 000 02x 4
○ピーターズ(1-0)6,H木澤1,H清水1,S田口(10)1−内山
村上5号A(仲地)6号A(福)

▼データ
 ・ピーターズ:来日初勝利
 ・土曜日:4月1日広島戦(神宮)以来6週間ぶり勝利
 ・5月13日:2014年以来9年ぶり。神宮では2008年以来15年ぶり勝利

◆ポイント
 ・7回表2死満塁加藤翔中飛
 ・7回裏0死一二塁代打並木三振(犠打失敗)
 ・8回表1死岡林遊ゴ(リクエスト判定の末判定覆る)

デーゲームで延長12回の死闘の末巨人がサヨナラ勝ち。敗れれば5位転落という試合で村神様君臨。55号を放った昨年9月13日巨人戦(神宮)以来となる1試合2本塁打。投げてはピーターズが4試合目で来日初勝利。守護神はR・マルティネスに並びリーグトップとなる10セーブ目。

プロ初登板初先発の仲地との対戦。先頭山崎がヒット。2死二塁となり村上の第1打席。逆方向の5号2ランでプロの洗礼。

仲地は1回で降板。アクシデントとのことだったが,2回から橋本−勝野−清水−藤嶋と小刻みな継投で追加点を奪えず。

ピーターズ。4回まで毎回走者を出しながらも得点を許さないピッチング。中盤からはエンジン懸かってきた感。四球を与えない安心感がある。6回81球で継投に。中日サイドからすれば助かる交代だったはず。
石山不在で7回に木澤。1死から四球安打さらに四球。2死満塁で代打加藤翔平。一番怖い打者を迎えたがここをセンターフライでガッツポーズの木澤。

その裏相手エラーで0死一二塁。木澤に代わり代打並木が起用されるも,送れず結局三振走者進められず結局無得点。そして8回表清水が細川に被弾で1点差という嫌な流れ。その前に岡林のショート内野安打がリクエストで判定覆っていた。もしリクエストが無ければこれで同点。ピーターズの勝利投手の権利が消えていたのだから。

それでも最後は福から村上にとっても久々の確信歩き。守護神も楽になった。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)−中日(橋宏)8回戦 神宮 18:00
 ・18時以降降水確率80%
 ・プロ通算7勝10敗ながらヤクルト戦に限ると5勝0敗という超やくせん人橋宏斗
 【メモ】実況山本アナ[0-1-0 .000]×坂口解説員[2-1-0 .667]

午前中は実に4年ぶりとなるスワローズライスファーム田植えイベント。今年は4月22日・29日・5月7日・13日と4週連続週末神宮開催。来週5月20日なら神宮で試合が無いが農家さん的にNG。ということで九郎さんの代打で真中元監督を招いての田植えイベントに。
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鈴木市長。「つば九郎米発売からちょうど10年の記念の年」「秋の稲刈りには来てもらえるように調整している」「スワローズの3連覇日本一奪還につながるよう田植えをしてもらいたい」
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真中氏。「僕が田植えできるということで、あまりうれしくないが精いっぱい、皆さんと田植えを頑張っていきたい」
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4年ぶりに足を踏み入れた田んぼの感触。びさひさでした。始植え式を任された真中氏は「腰痛」とのことで3分で切り上げトークショーに備えたとのこと。

場所を会議室に移してトークショー。
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栃木生まれだが田植えは初めて。つば九郎の代理ということもあり,当の本人は何をしているのか。忙しい振フリをするとつば九郎弄り。
新潟は二軍の試合で何度か。二軍監督時代にはアルビレックス新潟と試合をした。
昔は神宮球場の入りが悪かったので地方主催試合が多かったが,最近は神宮の観客が多いため,今年も地方主催は松山と静岡それぞれ1試合だけ。秋田も無くなった。新潟は神宮まで新幹線で2時間かからないので神宮に行ってください。

野球を始めたキッカケ―
近所のお兄ちゃんが左のグローブをくれたから左投げになったと両親は言っている。野球クラブに入ったのは6年生が引退した小学校4年生の秋から。面白くてハマった。中学まで軟式で,公式は高校(宇都宮学園)から。硬球は痛さはあるが,弾まないしバットに当たれば飛ぶし簡単。
進学は練習嫌いということもあって,明治駒澤亜細亜あたりは厳しいので日大(当時二部)ぐらいがちょうど良いと監督が勧めてくれた。
大学1年の秋に一部に昇格。高津小池川尻(亜細亜)岡林武藤(専修)若田部鶴田河原(駒澤)といったドラフト1位クラスのピッチャーと対戦しプロを意識。

ヤクルト入団は1993年。1年目のユマキャンプは背番号31を引き継いだ橋上秀樹さんと同部屋。同期の伊藤智仁は古田敦也と同部屋だった。砂漠地帯でカリフォルニア米が口に合わず,休日は近所のピザハットの昼食しか楽しみがなかった。
現役時代苦手だったのはウィリアムス(阪神)と上原浩治。藤川球児のストレートは速かった。

セ・リーグの展望―
阪神の村上。低めにのびる。それでもプロはそんなに甘くない。15勝無双するとは思えない。DeNAは勝ちきれない。差せる。中日は厳しい。巨人は投手がひどい。広島は今までの監督の概念を覆した菊池の一番起用など思ったより良いが優勝まではないだろう。団子状態ならヤクルトにチャンスがあるから,.500で粘って欲しい。

村上について―
大谷翔平の影響。(身振り手振りを交えて)テイクバックを取りすぎて入りが浅いが,おそらく本人は理解した中でやっている。進化の途中。いつか打つ。いやそろそろ打つ。

WBC―
強かった。栗山監督が全員に手紙と電話。俺には出来ない。源ちゃんと呼んだり選手との距離感が絶妙。次の監督はプレッシャーがかかるだろう。俺には無理。漫画や映画でもあり得ないストーリー。

質問コーナー
Q.毎年甲子園や大学で活躍した選手がドラフトで指名されるが,活躍できる人とそうでない人は何が違うのか?
 身体つきだって変わらないのでちょっとした差。センスだったり感覚。腕の使い方だったり指先だったり感性。経験だったりキッカケ。根性や負けん気では無いし,教えようがない。

Q.代打の神様と聞いた。気持ちの持ちようだったりルーティーンは?
 並木のように8回9回からの守備固めだったり代走の方がプレッシャーかかる。牽制死なりエラーが許されない100%を求められるから。それに較べ代打の方がメンタルが楽。集中力が大事。極端だが1回〜3回は寝ないで我慢するくらいでよい笑。ゲーム展開によってMAXにもってくることが大事。

Q.スワローズ注目選手は?
 壮真濱田吉村あたり

お楽しみ抽選会
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抽選BOX登場で会場に笑い。高校生の娘も学校で弄られているらしい。

つば九郎米10周年パッケージはこちらから選ばれる予定。真中氏は真ん中を推しました。
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2023年05月12日

:東京ヤクルト 1-7 中日

D 220 001 020 7
S 000 100 000 1
●高梨(0-2)5,丸山翔1,エスピナル1,尾仲1,梅野1−古賀,西田

▼データ
 ・エスピナル:来日初登板・初奪三振[細川]

◆ポイント
 ・1回裏0死濱田右飛(岡林好捕)
 ・4回裏0死一塁サンタナ右安(サンタナ二塁憤死岡林好返球)

ヨーイドンで岡林にプロ初本塁打を献上。2回表にはレフト前ヒットの大島を本塁まで還すというお粗末な守備。これでもう集中力切らした感。中日に10桁被安打とはよっぽど。ただDeNAも敗れ首位とのゲーム差という点では変わらない。ここをプラスに捉えて。

火曜日伊藤コーチの体調不良小野寺投手コーチ登録から始まった連鎖。昨日中村抹消。石井弘コーチベンチ外。そして今日は石山と星が抹消。嶋コーチベンチ外。明らかに蔓延。昨年までなら全員PCR検査でさらなる無症状が炙り出されただろうけど,今年はそれがないのが不幸中の幸いではあるが。伊藤コーチは今日からベンチ入りなんて話があったが・・実際のところどうなのか。コーチから蔓延というのがなんともやるせない。

福川コーチ補佐がマウンドに行き,津監督松元ユウイチヘッド福川コーチ補佐という主要内閣3人が映し出されたベンチ。あの頃を知る老人としてはなんとも感慨深いというか・・信じられないような光景でもあった。

高梨vs小笠原のマッチアップ。守備の乱れ。初回2点失って次の細川のショートゴロを長岡が送球エラー。石川昂の打球も村上が一塁へ不安定な送球(記録は内野安打)。アルモンテ併殺で2死三塁から福永のサードゴロもオスナがワンバウンドした送球を上手くカバーしてくれたからチェンジになっただけ。不安定な送球が続いている村上。
2回表は2死二塁から大島のレフト前ヒット。濱田がホームへ送球。これを処理した古賀が二塁を伺った大島を刺そうと送球するも,センター前どころか並木でも追いつけない矢のような送球で大島は一気に生還。高梨のリズムの悪さがもたらしたもののか単なる集中力の欠如か。

あとは岡林の守備。1回裏先頭濱田の飛球をフェンスも苦にせず好捕。4回裏も岡林のクッションの速さで0死二三塁が1死三塁に。状況が一変した。

高梨が5イニング。そこから背番号68丸山翔−来日初登板エスピナルー特例昇格尾仲−初昇格梅野と試合をこなすのがやっと。また明日以降公示まで一安心できない日々がしばらく続きそう。。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ピーターズ)−中日(仲地)7回戦 神宮 18:00
 ・プロ初登板初先発仲地礼亜
 ・チームとしては2014年以来9年ぶり。神宮では2008年以来15年ぶり勝利を目指す鬼門【5月13日】
 【メモ】実況今湊アナ[0-2-0 .000]×谷沢解説員[公式戦では2021年6月27日巨人戦以来2年ぶり登板]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:44 | 更新情報をチェックする