S 003 010 00x 4
○吉村(1-1)6,H石山1,H清水1,S田口(7)1−古賀
サンタナ3号A(才木)
▼データ
・吉村:プロ初勝利:背番号21の勝利投手は2018年5月12日横浜DeNA戦(横浜)以来。神宮では2016年8月3日広島戦以来7年ぶり。
◆ポイント
・1回裏先頭濱田(3−1から)三直
・2回裏2死無走者長岡中安(吉村まで回す)
・4回表先頭大山(吉村のグラブ弾くも山田カバーで)二ゴ
・4回裏1死三塁村上左安(中押し点)
チームの重苦しいムードを変えてくれたのはやはり奥村の存在だった。
4/30(日)のセ・リーグ公示
— 日本野球機構(NPB) (@npb) April 30, 2023
【出場選手登録】
久保拓眞(S)
奥村展征(S)
【出場選手登録抹消】
成田翔(S)
元山飛優(S)https://t.co/5mKOaPg6dX#NPB
吉村の立ち上がり。金曜日の高橋と同じように2死無走者から満塁となり打席に井上。悪夢が過ったが井上を三振に打ち取って無失点で切り抜けると,その裏先頭濱田。3−1から見逃せば明らかなボール球を強振。結果サードライナーにはなったが,連敗中にありがちな四球を取ろうという弱気の空気を感じなかった。山崎ヒット山田四球村上四球で満塁となるがサンタナ併殺で結局無得点だったが,なんか重圧から解かれたような気配を感じた。さらに2回裏。2死無走者から長岡がヒットを放ったことで吉村まで回り,次の回1番からという流れを築いていた。
そして3回裏。先頭濱田が第1打席の積極姿勢は間違いでは無かったことを証明した。レフトノイジーの判断を迷う飛球で二塁ヘッドスライディング。山崎犠打で1死三塁という形を作り,山田四球。暴投間に二進し,二三塁で村上。実に2021年6月22広島戦(マツダ)以来677日ぶり,神宮では2021年4月14日DeNA戦以来746日ぶりとなる犠飛を記録。さらにサンタナが打った瞬間それとわかる弾丸がレフトスタンドへ。「初回のチャンスで凡退してしまったので、何としてでも取り返す気持ちでした」。
5回裏も1番濱田からという好循環。山崎の失策で出塁すると暴投で三塁まで進み,村上が広く空いた三遊間抜けるタイムリー。思わずホームランでも無いのに一塁ベンチに指しポーズ。マツダでハマスタで取れなかった中押し点を奪えた。
濱田の二塁打。サンタナの本塁打。村上のタイムリー。このシーンでいずれもフジテレビのカメラはベンチの奥村を捉えていた。ベンチ最前飛び出し喜びを前面に出しチームを盛り上げる。野村克也監督に言わせればこれぞ一流の脇役。天国で褒めているにちがいない。釣られた同期入団田口キャプテンもブルペンで奥村の真似をして絆も感じられた。
吉村は点をとってもらった直後の4回表。先頭大山の打球が自らのグラブに当たって打球が変化するも,山田が体勢変えてカバー。先頭の出塁を阻止した。連敗中の流れならこういう当たりで先頭出して一気に形勢逆転があり得た。5回表も吉村が初めてヒットの走者を許すも次の木浪を併殺で結局三者凡退。初回こそ34球擁したが終わってみれば6回97球被安打2。失点は中野のソロ本塁打のみという完全に事故案件で申し分なし。2度目となるプロ初勝利の権利をもってリリーフ陣に託す。
7回石山−8回清水−9回守護神。ライト並木の落球で肝を冷やしたが,守護神らしく点を与えてもリードを保ってくれた。
4月終えての順位表
順位 | チーム名 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | 勝差 | 得点 | 失点 | 本塁 | 盗塁 | 打率 | 防御率 | 失策 |
1 | DeNA | 23 | 16 | 7 | 0 | .696 | 81 | 65 | 15 | 6 | .250 | 2.63 | 14 | |
2 | 阪神 | 24 | 13 | 10 | 1 | .565 | 3.0 | 86 | 67 | 12 | 14 | .239 | 2.58 | 9 |
3 | 広島 | 24 | 12 | 12 | 0 | .500 | 1.5 | 81 | 74 | 20 | 9 | .241 | 2.78 | 13 |
4 | ヤクルト | 25 | 11 | 13 | 1 | .458 | 1.0 | 63 | 73 | 14 | 22 | .195 | 2.74 | 8 |
5 | 巨人 | 25 | 11 | 14 | 0 | .440 | 0.5 | 83 | 101 | 23 | 2 | .238 | 3.90 | 12 |
6 | 中日 | 23 | 8 | 15 | 0 | .348 | 2.0 | 56 | 70 | 4 | 6 | .238 | 2.71 | 13 |
3位と1.0差の4位。昨年は5月の中村復帰からチームが落ち着いた。今日を見ても山崎の復帰で外野守備が落ち着いた。待たれるのはもう一人。背番号9の復帰を待つばかり。
本日も完売御礼の神宮球場。3・4月の13試合で362,158名。2020年の年間観客動員60試合360,593名を上回りましたとさ。
■NEXT GAME
巨人(戸郷?)−東京ヤクルト(サイスニード)4回戦 東京ドーム 18:00
・ホームビジター1巡となる10カード目
日別直近勝利年5月版。
— マーサ@まーくん!#34 (@masak20) April 30, 2023
鬼門は5日。10日。13日。16日。 https://t.co/eWSBaJuPsO