2023年04月30日

:東京ヤクルト 4-2 阪神

T 000 001 001 2
S 003 010 00x 4
○吉村(1-1)6,H石山1,H清水1,S田口(7)1−古賀
サンタナ3号A(才木)

▼データ
 ・吉村:プロ初勝利:背番号21の勝利投手は2018年5月12日横浜DeNA戦(横浜)以来。神宮では2016年8月3日広島戦以来7年ぶり。

◆ポイント
 ・1回裏先頭濱田(3−1から)三直
 ・2回裏2死無走者長岡中安(吉村まで回す)
 ・4回表先頭大山(吉村のグラブ弾くも山田カバーで)二ゴ
 ・4回裏1死三塁村上左安(中押し点)

チームの重苦しいムードを変えてくれたのはやはり奥村の存在だった。

吉村の立ち上がり。金曜日の高橋と同じように2死無走者から満塁となり打席に井上。悪夢が過ったが井上を三振に打ち取って無失点で切り抜けると,その裏先頭濱田。3−1から見逃せば明らかなボール球を強振。結果サードライナーにはなったが,連敗中にありがちな四球を取ろうという弱気の空気を感じなかった。山崎ヒット山田四球村上四球で満塁となるがサンタナ併殺で結局無得点だったが,なんか重圧から解かれたような気配を感じた。さらに2回裏。2死無走者から長岡がヒットを放ったことで吉村まで回り,次の回1番からという流れを築いていた。

そして3回裏。先頭濱田が第1打席の積極姿勢は間違いでは無かったことを証明した。レフトノイジーの判断を迷う飛球で二塁ヘッドスライディング。山崎犠打で1死三塁という形を作り,山田四球。暴投間に二進し,二三塁で村上。実に2021年6月22広島戦(マツダ)以来677日ぶり,神宮では2021年4月14日DeNA戦以来746日ぶりとなる犠飛を記録。さらにサンタナが打った瞬間それとわかる弾丸がレフトスタンドへ。「初回のチャンスで凡退してしまったので、何としてでも取り返す気持ちでした」。
5回裏も1番濱田からという好循環。山崎の失策で出塁すると暴投で三塁まで進み,村上が広く空いた三遊間抜けるタイムリー。思わずホームランでも無いのに一塁ベンチに指しポーズ。マツダでハマスタで取れなかった中押し点を奪えた。

濱田の二塁打。サンタナの本塁打。村上のタイムリー。このシーンでいずれもフジテレビのカメラはベンチの奥村を捉えていた。ベンチ最前飛び出し喜びを前面に出しチームを盛り上げる。野村克也監督に言わせればこれぞ一流の脇役。天国で褒めているにちがいない。釣られた同期入団田口キャプテンもブルペンで奥村の真似をして絆も感じられた。

吉村は点をとってもらった直後の4回表。先頭大山の打球が自らのグラブに当たって打球が変化するも,山田が体勢変えてカバー。先頭の出塁を阻止した。連敗中の流れならこういう当たりで先頭出して一気に形勢逆転があり得た。5回表も吉村が初めてヒットの走者を許すも次の木浪を併殺で結局三者凡退。初回こそ34球擁したが終わってみれば6回97球被安打2。失点は中野のソロ本塁打のみという完全に事故案件で申し分なし。2度目となるプロ初勝利の権利をもってリリーフ陣に託す。

7回石山−8回清水−9回守護神。ライト並木の落球で肝を冷やしたが,守護神らしく点を与えてもリードを保ってくれた。

4月終えての順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1DeNA231670.6968165156.2502.6314
2阪神2413101.5653.086671214.2392.589
3広島2412120.5001.58174209.2412.7813
4ヤクルト2511131.4581.063731422.1952.748
5巨人2511140.4400.583101232.2383.9012
6中日238150.3482.0567046.2382.7113

3位と1.0差の4位。昨年は5月の中村復帰からチームが落ち着いた。今日を見ても山崎の復帰で外野守備が落ち着いた。待たれるのはもう一人。背番号9の復帰を待つばかり。
本日も完売御礼の神宮球場。3・4月の13試合で362,158名。2020年の年間観客動員60試合360,593名を上回りましたとさ。

■NEXT GAME
 巨人(戸郷?)−東京ヤクルト(サイスニード)4回戦 東京ドーム 18:00
 ・ホームビジター1巡となる10カード目
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:49 | 更新情報をチェックする

2023年04月29日

:東京ヤクルト 0-6 阪神

T 000 020 121 6
S 000 000 000 0
●小川(1-3)6,木澤1,丸山翔1,成田1−中村

▼データ
 ・2022年8月5-12日以来7連敗
 ・丸山翔:プロ初登板,プロ初奪三振[井上]
丸山翔と支配下契約 プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは29日、丸山翔大投手(24)と支配下選手契約を結んだと発表した。
 背番号は68。
 福岡・小倉工高、西日本工大を経て育成ドラフト4位で2021年に入団。身長194センチの大型右腕で、最速151キロの直球が持ち味。[ 4/29(土) 18:00配信 時事通信 ]

◆ポイント
 ・2回裏1死村上二ゴ(リクエスト要求も判定通りアウト)
 ・7回表2死三塁近本左2(外野前進)

先制中押しダメ押し。打線は虎の村神様の前に沈黙。2021年開幕3連敗以来となる借金3。昨年は24試合消化で首位と最大ゲーム差5.0だった訳だが・・。

佐藤輝に2発。近本には5回表2死一二塁7回表2死三塁いずれも2ストライク追い込んでからのタイムリー。2死で外野の前進守備。得点が取れないから失点をこれ以上与えたくない。それが心理的に影響してしまうのだろうか。この連敗中何度もみたシーンをまたみせつけられた。

2試合連続無得点。終わってみれば一番盛り上がったのは史上最も惜しかったつば九郎の空中くるりんぱだった。

急に強くなったり弱くなったりするのがヤクルト。歯車が狂った時期はどうしようもならないのは百も承知。ただとにかくキッカケを見いだせないのが今の状態。幸いに明日まで4月。とにかくキッカケ。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村)−阪神(才木)6回戦 神宮 18:00
 ・吉村は明日の登板でリフレッシュさせて小澤が収まるような気がする
 【メモ】実況竹下アナ[昨季6-3-0 .667]×坂口解説員[1-1-0 .500]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:29 | 更新情報をチェックする

2023年04月28日

:東京ヤクルト 0-4 阪神

T 300 001 000 4
S 000 000 000 0
●高橋(2-2)5,小澤3,成田1−中村

▼データ
 ・2022年8月5-12日以来6連敗

◆ポイント
 ・5回裏1死二三塁並木投ゴ(セーフティスクイズ)

完封負けで6連敗。大竹にはこれでオープン戦から14イニング無得点と完全にカモとなった。

ヨーイドンで3失点。昨日は序盤4−0でもひっくり返されたのに,今日は初回の0−3でもうお手上げモードというのがチーム状態を現わしている。

高橋奎二の失点は初回簡単に2死奪ってから四球安打四球で満塁となり連続タイムリー。それでも以降毎回走者出しながらも中押しの点は与えなかったのは高橋らしさ。昨日はこういう展開で追加点を奪えず相手(横浜DeNA)に流れが行ったのだが・・

流れはきた。5回裏先頭中村ヒット。長岡も続いて0死一二塁。ピンチバンター背番号60武岡が初球でキッチリ犠打を決め1死二三塁と流れを作った。ここで並木。セーフティスクイズはサインだったのか。ベンチは解せない首脳陣の顔だった。判断としては悪くないのかも知れないが,如何せん当たりはピッチャーの正面。これではスタート切るのに躊躇するのも頷ける。これが野手の居ないところなら一気に形勢変えられたのかもしれないが・・

山田復帰も起爆剤にはならず。
「本当に技術、結果がすべての世界ですけど、やっぱり気持ちも大事かなと。テレビで見ていて思いましたし、勝ちたいという思いを持ってみんなやっているのは変わりない。続けて、一人一人が勝ちたい気持ちを持っていれば、いずれいい方向に行くなと思う。結果的には0点で完封負けという形になりましたけど、最後まで声も出ていますし、気持ちを前面に出している。一人一人がそういう気持ちを持っているなと実感したので、あとはそういう気持ちさえ忘れなければ大丈夫。16連敗したときとかに心がなかったなというのは一緒にプレーしていて思っていますし、そことは今は違うなと思うので、いずれ上がってくると信じてやるしかない」

ベンチ嶋さんがコーチとなり従来のようには声出し出来ない。となると明らかに不足しているのは声出し。奥村展征の存在感の大きさも感じるようになった。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)ー阪神(村上)5回戦 神宮 18:00
 ・明日は完全試合ノーヒットノーランと乗りに乗る虎の村神様が相手。振り帰れば巨人がいる。
【メモ】実況山本アナ[昨季1-0-0 1.00]×江本解説員[昨季4-1-0 .800]老人江本に若手山本アナが付き合わされる。これも苦痛。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:48 | 更新情報をチェックする

2023年04月27日

:東京ヤクルト 6-7x 横浜DeNA

S 001 030 110 0 6
B 000 005 100 1x7
ピーターズ51/3,星2/3,石山1,清水1,●大西(1-1)12/3,田口0/3−中村,古賀
中村1号@(平良)サンタナ2号B(平良)

▼データ
 ・5連敗

◆ポイント
 ・4回表2死満塁中村三振
 ・6回表0死一二塁中村三振長岡二飛

中村先制ソロ。サンタナ中押しの3ラン。ピーターズは全く危なげなし。楽勝ムードの4−0からのサヨナラ負け・・・ハマスタのDeNAの勢いに呑まれ同一カード3連敗。借金1。

5回無失点のピーターズがいきなりああなるなんて想像も出来ないし,代え時としては間違ってない。打ち取った打球がヒットになるし泥臭くヘッドスライディングで内野安打にするし執念というか・・25年ぶりのアレの年かなぁと感じるものがあった。

最後は前進守備が裏目というパターン。通常の位置なら取れてたんでしょうね。さすがに今日は振り返る気力なくしております。。

9回赤羽1球も振らずに見逃し三振。10回武岡中途半端なスイングで三振。ヤンスワともてはやされたが正直ここがガッカリだった。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)−阪神(大竹)4回戦 神宮 18:00
 ・前回手も足も出ずの大竹→トラの村神様→苦手の才木→横川戸郷さらに今永大貫と強敵が続く。踏ん張れるのかチャンピオンチーム。岐路となりそうなGW。
 【メモ】実況谷岡アナ[昨季5-2-0 .714]×谷繁解説員[昨季5-1-0 .833]
神奈川 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:17 | 更新情報をチェックする

2023年04月26日

:東京ヤクルト 2-5 横浜DeNA

S 001 000 001 2
B 001 000 31x 5
●高梨(0-1)61/3,木澤0/3,尾仲12/3−内山

▼データ
 ・今季初10桁安打

◆ポイント
 ・7回表1死無走者高梨(そのまま打席)三振
 ・9回表(4点差で)山崎康晃投入

8回終えて1−5。セーブがつかない場面で山崎康晃投入。その山崎から代打青木がヒット。そして濱田がタイムリーを放ち,チーム21試合目にして初の10桁安打達成。リーグワースト記録まであと2死というところまで追い詰められながら解いた”呪縛”。明日も試合があるのに山崎を投げさせたこと。そして山崎から2安打放ったこと・これがスワローズにとって何かを変えるキッカケになれば。そう信じるほかない。

先制点は村上だった。3回表サンタナの気迫もあって築いた1死二三塁というチャンス。高く弾んだ一塁ゴロの間に三走濱田が生還し18日中日戦(松山)以来の打点。しかし悩める4番のバットにボールが当たったのはこの打席のみ。最終打席あわやのファールがあったが結局三振で3三振。

分岐点となった高梨の続投判断。6回1失点の高梨を7回表そのまま打席に立たせ続投。

牧ヒット。桑原犠打失敗も関根にヒット。1死一二塁で高梨降板。木澤にスイッチ。そして木澤が戸柱に被弾で実質ゲームセット。だったら最初から代えておけという見解。でも一方で勝ちパが打たれて負けるよりは精神的ダメージが少ないのも事実。

ハマスタ不敗神話は止められそうにない。あの人がいれば・・そんな心境になる。。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(平良)−東京ヤクルト(ピーターズ)5回戦 横浜 17:45
 ・高梨投げ抹消でピーターズ登録か。体調や如何に
 ・試合後のLIVEパフォーマンスは湘南乃風とのこと。あの人というのはそう湘南乃風大好きパトリック・キブレハン。観客として来てないかしら←
神奈川 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:33 | 更新情報をチェックする

2023年04月25日

:東京ヤクルト 3-5 横浜DeNA

S 000 000 300 3
B 100 120 10x 5
●サイスニード(3-1)42/3,成田11/3,星1,木澤1−中村
濱田2号A(エスコバー)

▼データ
 ・開幕から20試合連続1桁安打

◆ポイント
 ・4回裏2死一二塁ガゼルマン四球
 ・5回裏2死二三塁伊藤光中2

負けに不思議の負けなし。3連勝のあと3連敗で3位タイに転落。
エラーから失点。ピッチャーに四球を与え失点。外野フライを交錯してランニングホームラン。これだけ揃っては勝てるはずがない。

今の打線では重く感じる2点のビハインド。4回裏簡単に2死アウトとったサイスニード。ところが伊藤にヒット柴田に四球。それでも打席にはピッチャーのガゼルマン。ここをきっちり抑えればというところで追い込んでからストライク取れず結局根負けの四球で満塁とし,佐野も簡単に2球で追い込んだからボールが続いて押し出し。点差が2となり重い空気に包まれる。

5回裏1死一塁から桑原にエンドラン決められ一三塁。それでも関根は力で捻じ伏せ三振。2死二三塁と局面変わって伊藤光。一塁も空いている中で101球目。前進守備の外野の上を越されて4点差。これで万事休した感。ガゼルマンの四球がここにつながってきた。

それでも7回表。エスコバーからサンタナ二塁打。中村タイムリー。代打濱田ホームランで1点差に迫るも,その裏センター太田とライトサンタナの声の連携取れず結果ランニングホームランで再び2点差に。

連続一桁安打はついに20試合に。セ・リーグ記録にリーチ。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(石田)−東京ヤクルト(高梨)4回戦 横浜 17:45
 ・日中雨予報も試合開始時には止んでしまう予報
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:07 | 更新情報をチェックする

2023年04月23日

:東京ヤクルト 3-7 巨人

G 020 221 000 7
S 000 200 100 3
●吉村(0-1)5,山本1/3,大西12/3,小澤2−内山
サンタナ1号A(横川)オスナ4号@(直江)

▼データ
 ・開幕から19試合連続1桁安打

◆ポイント
 ・5回表1死一塁ブリンソン左本
 ・6回表0死二三塁秋広中犠

吉村が一発攻勢に沈み巨人に神宮で負け越し。神宮名物プロ初勝利2023年第1号は横川。

プロ初登板以来となる神宮での登板。自身初のナイター登板にもなった吉村。2回表岡本和に先制ソロ。4回表2死一塁から大城に完璧に捉えられ,2点差に迫った直後の5回表にはブリンソンにも一発。反撃ムードは萎み,昨日同様山本が1イニング投げ切れず更なる失点を許したことで大勢は決した。

打線は16日広島戦(マツダ)三ツ俣長岡以来一週間ぶりとなる連打。11日DeNA戦(神宮)村上以来の本塁打がサンタナに。そしてオスナとのアベック弾も,どうにもこうにも重い失点。

7回裏2死満塁赤羽。直江との同郷同級生対決。可変ゾーンにも苦しんだが野球人生を変えるような打撃は出来なかった。最終回長岡が大勢から安打を放ち9安打目を放つも万事休す。これで19試合に。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(ガゼルマンor石田)−東京ヤクルト(サイスニード)3回戦 横浜 17:45
 ・火曜から交流戦終了まで8週連続6連戦に突入
 ・まずはハマスタ3連戦から。キブレハンが居れば・・という展開にならないことを願いたいが。。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:52 | 更新情報をチェックする

2023年04月22日

:東京ヤクルト 2-4 巨人

G 010 201 000 4
S 100 000 100 2
●小川(1-2)5,山本2/3,小澤11/3,尾仲2−中村

▼データ
 ・開幕から18試合連続1桁安打

◆ポイント
 ・6回表2死一二塁オコエ右2

初回幸先よく先制するもスミ〇になりがちな打線。相手のミスに乗じて得点こそしたが,畳みかけるまでには行かなかった。ただ連投の清水田口を出すまでもなく,登板機会の少なかった山本小澤尾仲で締めくくれたという点は長いシーズン意味はある。

中7日で土曜日に回った小川。初回から2つの三振を奪う上々の立ち上がり。援護点をもらった直後も簡単に2死を奪ったが,ここから吉川にヒット。そして巨人ファン待望の背番号55秋広にプロ初安打初打点を献上し追いつかれ,4回表。連打と死球で0死満塁で再び秋広。今度は三振に仕留めるも,大城に2球で追い込んでから3球目。中村は1球誘おうと高く構えたが真ん中に入り2者生還。勝ち越しを許した。聞けば対大城は対戦通算打率.390と天敵だったとか。そういう意識が手元を狂わせてしまったか。

5回裏先頭で小川に回るところで代打。攻撃に出ざるを得なかった。この降板はやむなしか。


2番手に山本。簡単に2アウトとってから大城さらにピッチャーのグリフィンにまでヒットを許し,オコエにタイムリー。まぁ流れからすれば致命的。

それでもグリフィン降板して2番手直江から青木中村で0死一二塁のチャンス。しかし長岡セカンドゴロで二塁封殺。代打川端サードゴロ併殺で万事休すかと思われたら岡本エラーで青木生還。2点差となりなお1死一二塁。濱田ショートゴロ今度こそ併殺かと思いきや坂本が打球ファンブルで二塁アウトのみ。ただ武岡凡退で結局もらった1点だけ。

最終回も大勢から青木が鬼の形相意地の二塁打でチームを鼓舞するも若手は続けず。そして何より村上今日も3三振。これで16打席安打無し。四球か三振かになっている。三冠王にしか分からない指摘を松中解説員がされていた。練習で左足。これを進言出来る誰かはいるのか。1桁安打記録を今日も更新。広島がもつ2リーグ制の記録まであと4試合。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(吉村)−巨人(横川)3回戦 神宮 18:00
 ・吉村4度目の正直
 【メモ】実況大川アナ[1-0-0 .000]×福留解説員[初]鳥谷解説員[初] 福留鳥谷いずれも初解説
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:50 | 更新情報をチェックする

2023年04月21日

:東京ヤクルト 3-0 巨人

G 000 000 000 0
S 110 000 10x 3
○高橋(2-1)6,H石山1,H清水1,S田口(6)1−中村

▼データ
 ・リーグ10勝1番乗り:1951年(最終順位5位),1966年(同5位),1995年(同1位),1997年(同1位),2011年(同2位),2019年(同6位)に次いで4年ぶり7度目
 ・開幕から17試合無失点勝利6試合目:1939年阪急,1944年巨人,1969年阪神と並び最多
 ・開幕から17試合連続1桁安打:2リーグ制以降では1959年広島の21試合に次ぎ史上2度目

◆ポイント
 ・2回裏1死無走者長岡左2(ウォーカー後逸)
 ・5回表0死一二塁吉川捕邪飛
 ・5回表1死一二塁ブリンソン中安(二走岡本和打球判断)
 ・5回表1死満塁大城二併

今季初の巨人戦。率直な感想として3−0というスコア以上に両軍の差を感じた。申し訳ないが完全に個人軍。求心力を失った指揮官のもと,ただ目の前に並べられた試合を淡々とこなしているチームにしか見えない。

まずは守備。2回裏1死から長岡の打球をレフトウォーカーが目測を誤ったのか,アキーノの亡霊が残っていたのか分からないが後逸で二塁打となり,2死二塁から武岡がレフト前。河田コーチ全く迷うことなく腕を回して悠々生還。上手いレフトならこの1点は無かっただろう。

そして攻撃。6回まで4併殺の拙攻に助けられた形の奎二。
1回表1死から中山に与えるも3番中田翔を1−6−3。4回表も同じように1死から中山にこの日初安打を許すも中田翔6−4−3。
そして暗黒の象徴は5回表。先頭岡本和二塁打ウォーカー四球で0死一二塁。ここで原監督犠打のサイン。ところが吉川捕邪飛で走者進められず。ブリンソンセンター前。しかしここで二走岡本和は一瞬二塁に帰塁しかけてスタート遅れ1死満塁。貧打に悩むヤクルトだけに前進守備を敷いてもおかしくないのに,通常の守備位置という余裕。大城を注文通りの4−6−3でチェンジ。6回表は1死からオコエに四球も,中山を4−6−3。長岡武岡の美しい併殺が何度も完成した。

挙句ゲームセットの瞬間も併殺打。9回表1死一塁代打丸ファーストゴロ。オスナー長岡ーベースカバー田口とわたって試合終了。代打に坂本・長野・丸。時間の流れは残酷で2023年にはこの3人に全く怖さを感じなかった。

おまけに走塁も。8回表から代走の並木がライトの守備に就き,ブリンソンのバットに止めた打球がライン上には入るも素手で捕球し矢のような送球で二塁を狙ったブリンソンを刺し,結果3者凡退。センターの守備に走塁に一生懸命さは伝わる助っ人ではあるがどうにもチグハグ。

7回表の攻撃に入る前にデーブ大久保打撃コーチが円陣の中心となり鬼の形相で檄を飛ばしていたが,終わってみれば9人で攻撃が終わりましたよね?!

石山早くも10試合目。清水田口2連投と勝ちパターンに負担をかけているのは事実。明日は清水田口を使わないで勝てる展開にしないと。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)−巨人(グリフィン)2回戦 神宮 18:00
 ・初物シリーズお次はグリフィン
 【メモ】実況中村アナ[昨季4-1-0 .800]×松中解説員[昨季3-1-0 .750]斎藤雅解説員[昨季1-2-0 .333]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:00 | 更新情報をチェックする

2023年04月20日

:東京ヤクルト 3x-2 中日

D 020 000 000 00 2
S 200 000 000 01x3
石川5,H木澤1,H星1,H清水1,H田口1,○大西(1-0)2−古賀,中村

▼データ
 ・今季初サヨナラ勝ち
 ・開幕から16試合連続1桁安打(開幕から2桁安打なしの記録は1リーグ時代の39年名古屋の34試合。2リーグ制後に16試合以上は1959年広島21試合、1961年近鉄16試合に次いで62年ぶり3度目)
 ・石川:22年連続犠打

◆ポイント
 ・1回裏2死一三塁オスナ左2(アキーノファンブル)
 ・4回表2死三塁古賀三走木下拓牽制殺
 ・5回裏1死満塁オスナ遊併
 ・6回表1死二三塁木下拓遊ゴ(前進守備長岡好捕二走細川二三塁間に挟んでアウト)

初回幸先よく2点先制も,すぐさま追いつかれどうなることかと思われたらそこから膠着状態。今日もスミ2状態の打線。重苦しいムードではあったが,投手陣が踏ん張り,野手陣が守りぬき,最後は中村が決めてくれた。長岡もよく走ってくれた。

振り返ってみると今日もアキーノだったのか。初回今日昇格即スタメン武岡が初球をショートへの結果内野安打となり出塁。青木四球。その後2死一三塁となってオスナ。レフト線への打球。クッションが手につかなかったアキーノ。2死ということもあったが,サンタナまで還ってこれた。ファンブルが無ければ河田コーチ制止したのか。あるいはホームタッチアウトだったかも。

しかし石川がすぐさまリードを吐き出してしまう。先頭石川対決のソロは事故としても,細川二塁打やくせんキノタクタイムリー。さらにピッチャーの柳にまでヒットを打たれる始末。3回も1死から岡林石川昂に連打と今日も3回持たないのか・・そんな不安を抱いてしまったのだが,ここから真骨頂を発揮してくれた。1死二三塁から細川三振福永ライトフライで勝ち越しを許さず。
4回表も先頭木下を不運な打球で二塁打とされるも,龍空三振柳ファーストゴロ。そして大島の打席で古賀のバズーカで木下を刺してチェンジ。壮真とのバッテリーが続いていた石川だが,今季1イニングマスク被っただけで全く出番が無いながら嶋コーチから英才教育を受けていたのだなぁと感心させられた。
5回表は1番大島からの打順ながら今日初めて三者凡退。5回79球2失点と先発としての役目を果たし,津監督から労を労われた石川。そんな石川に勝利投手の権利を与えるべく,5回裏1死満塁でチーム唯一の3割打者オスナに回るというこれ以上無いお膳立てをするも,オスナが低めの変化球に手を出してしまい最悪の併殺打。これで石川の勝利投手の可能性は無くなった。

6回から継投。木澤が連続四死球で0死一二塁とピンチを招き福永犠打で1死二三塁。ここでお得意の前進守備を敷いて木下の打球。長岡が痛烈な打球を止め,飛び出した二塁走者細川を冷静に挟殺。これで2死一三塁。代打ヤクモンテを三振で吠えた木澤。そして古賀までもが中村のように感情を表していた。大人しいイメージがあったのに,これも嶋コーチの影響か。

7回星8回清水9回田口とホームアドバンテージで裏の回のサヨナラを期するも沈黙の打線。8回裏2死一二塁二走オスナに代走丸山和。9回裏0死一塁代走並木。代打川端というカードも実らず。延長に入って困ったときの大西がイニングをまたいでも淡々とアウトを重ねてくれた。最終回はライネル・マルティネスが控えるだけに実質最終回となる11回裏。

先頭長岡クリーンヒットで並木が初球犠打で流れを作り,中村。22時を超えて4年ぶりのアカペラ夏祭りに乗せてセンター前。河田コーチ迷わず腕を回して長岡生還。苦しみながらもチーム一丸勝ち取った勝利。これで同率首位に再浮上。

ドラマを生む館山解説員。本当に頼もしい。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)ー巨人(ビーディ)1回戦 神宮 18:00
 ・セ・リーグ7カード目でようやくカード一巡目となる巨人戦。混迷するチーム相手に力の差を見せつけたい。
 ・小川でなく高橋奎二がカード頭に
 【メモ】実況酒主アナ[1-0-0 1.00]×井端解説員[昨季0-2-0 .000]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:26 | 更新情報をチェックする

2023年04月18日

:東京ヤクルト 2-0 中日

D 000 000 000 0
S 100 100 00x 2
○サイスニード(3-0)6,H石山1,H清水1,S田口(5)1ー中村

▼データ
 ・4月18日:2015年以来8年ぶり勝利

◆ポイント
 ・4回表1死満塁涌井遊飛大島遊ゴ(長岡ポジショニング)
 ・5回表2死無走者石川昂右安(サンタナ二塁好返球でアウト)
 ・7回表0死無走者大島投ゴ(石山ジャンピング)

打線は僅か4安打も今季5試合目のシャットアウト勝利。対中日戦3勝はいずれもシャットアウト。得点は相手エラー絡みと内野ゴロ間。良く捉えれば試合巧者。セ・リーグ3試合はいずれも2得点以下。投手優位の春先ということもあるだろうが,いかに僅差の試合をモノに出来るかが4チームによる混戦を制していくカギになっていきそうな予感も。

悪夢の広島からフェリーで移動し坊っちゃんスタジアム。球場慣れが勝負を分けたか。
1回裏宮本の打球。松山初体験のアキーノ。薄暮という条件もあったが,今宵も落下地点に入りながらの落球。サンタナのライトフライでタッチアップ。2死三塁で村上。またもアキーノ狙い。上手いレフトならどうだったか?!結果二塁打となりラッキーな形で先制。

竜キラースニード。しかし毎回得点圏に走者を背負う苦しいピッチング。4回表は1死からヒット二塁打四球で満塁のピンチで涌井。ヒッティングしてきたがショートフライ。飛んだ位置的にはポテンもありうるところ。ポジショニングが良かった。2死満塁で大島。難しい打球だったがさすがGG受賞者長岡。決して派手さはなく淡々と捌いてくれた。これだって土のグランドで簡単な打球ではなかっただろうが,秋季キャンプの経験が活きた。

5回表はサンタナがスニードを助けた。ライト前ポテンも素手でキャッチして二塁へ矢のような送球で二塁狙った石川昂を刺してチェンジ。2週間前の気の入ってないサンタナの姿はもう何処にも無い。インテリ眼鏡も大活躍。

サイス二最後はギアを上げて6回102球でリリーフ陣へ。石山は早くも9試合目。先頭出したら煩い大島のピッチャーゴロをジャンプ一番でピッチャーゴロ。これがグラブに当たって内野安打だとまたガラッと局面変わったはず。これでハッキリしたのは石山の場合はもうマツダスタジアム広島戦という相性の問題。1年ならともかく3年以上続いているので今後は考慮すべきかと。

8回清水。達川解説員がフラグを立てまくっていたが・・。3人で抑えてお役御免かと思いきやベンチ前でキャッチボールでそのままマウンドへ。守護神にアクシデント?!なんてかなり心配したが,打順がピッチャーからということで左を出させるための三味線だったと。結局告げられたのは両打ちのやくせん加藤翔平だったためあまり意味は無かったが,これも野球の駆け引きの面白さ。清水もベンチチラチラ見てなかなか見応えがあった。

土曜日以来の守護神。これまた達川解説員に色んな指摘されていたが,今日の印象としてはコントロール重視とにかく丁寧に慎重に放っているなぁと中村のサインに見入る目元の角度は自分くりそつだったけどね〜。秋山翔吾への初球の入りをよっぽど悔やんでいるのだろうなと。先頭加藤翔平ショートゴロを長岡がまさかの後逸でランナー背負うも,カリステ三振。そして大島をショートゴロ併殺でゲームセット。ここでようやく感情を露わにしてくれた。

山田不在で「マツヤマダイスキ」いただきました。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)−中日(柳)5回戦 神宮 18:00
 ・関西遠征終えてGW最終日まで第1クールの残りは全カード関東圏。腰を据えて野球が出来る環境になれば。
 【メモ】実況向坂アナ[1-4-0 .200]×館山解説員[8-1-0 .889]満を持して昨年4月から負けなしの館山解説員登板です!
愛媛 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:38 | 更新情報をチェックする

2023年04月16日

:東京ヤクルト 5-7 広島

S 500 000 000 5
C 000 104 11x 7
吉村52/3,星1/3,●石山(2-1)1,小澤1−中村

▼データ
 ・日曜日(練習試合オープン戦含め)今年初黒星。公式戦では昨年9月4日以来の黒星。

◆ポイント
 ・5回裏終了後中断
 ・6回表0死一二塁吉村(3バント失敗)三振
 ・6回裏継投判断

悪夢の大逆転負けで昨年8月5-12日以来となる4連敗。Bクラス転落。

苦悩の打線。濱田を1番に戻し,2番に中村。6番青木。7番に今季初スタメンでセカンド三ツ俣。これがヤっと形になった。
開幕3戦目打ちあぐねた玉村相手に,先頭の濱田がショート内野安打で出塁。中村は二飛も,サンタナの打席で濱田が二盗。フルカウントからストレート捉えてレフト前タイムリー。これで着火。村上・オスナと冷静に見極め連続四球で1死満塁。青木タイムリー。三ツ俣押し出し。長岡2点タイムリー。1イニング5得点は今季最多。しかし終わってみればスミ5。

完全に流れを変えた雨。5回裏終了試合成立と同時に45分の中断。そして試合再開。直後三ツ俣長岡の連打で0死一二塁とチャンスを築いて,9番吉村の打順。中断もあったから代えるのか思われたがそのまま打席へ。そして3バント失敗。続く濱田中村はいずれも初球打ちで3アウトチェンジ。


これが的中したというか,流れというものはそういうものと言ってしまえばそれまでか。吉村100球を超えてどこまで投げさせるのかというのも注目点だった。吉村の成長に賭けた首脳陣。2死一三塁坂倉。3−2フルカウントから中村のサインに首を振って選択したフォークボール。これが外れて満塁。プロ最長107球で降板。そして星がまさかの満塁被弾でプロ初勝利は消え,どうにもここ数年マツダスタジアム広島戦を苦手とする石山が勝ち越しを許し,小澤がダメを押される。ここまで踏ん張ってきた中継ぎが悉く失点。開幕3連勝をそのままやり返された形に。

振り返れば3連戦雨との闘いでもあった。中断による再開の判断。金曜日はもう少し早く止めていれば木澤を使わずに済んだ。そして今日は試合成立と同時にコールドとなっていれば・・。そんな雨を憎む。

今日を1つ「シーズン最初の山場」の試合と見たが結果は悪夢の逆転負け。ただ火曜日からセカンド武岡が起爆剤となると明るい見通しを立てているが果たして。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)ー中日(柳)4回戦 松山坊ちゃん 18:00
 【メモ】実況田淵アナ[1-0-0 .000]×達川解説員[昨季1-1-0 .500] BS1宮本解説員
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 17:46 | 更新情報をチェックする

2023年04月15日

:東京ヤクルト 4-5x 広島

S 000 202 000 4
C 010 100 102x5
高梨4,H星1,H木澤1,H石山1,H清水1,●田口(0-1)2/3−内山

▼データ
 ・内山:捕手1番打者(球団史上初)
 ・2022年9月12-16日以来3連敗
 ・首位陥落同率2位転落

◆ポイント
 ・4回表0死一二塁濱田三併
 ・6回表0死一三塁赤羽一ゴ(セーフティスクイズ失敗)
 ・7回表1死二塁代走丸山和三盗失敗

勝利まで1アウトの9回裏2死無走者から代打堂林に四球。次の秋山への初球本塁打でサヨナラ負け。守護神推しとして一番辛い展開。正直今日ブログ書く気力すら失いかけた…。でも守護神の「今日は文句を浴びせてください!明日からの活力に変えちゃいます。」という言葉で生き返った。この強靭なメンタルこそ守護神たる所以。津監督もマクガフも誰もが通った道。前を向けた。本当にありがとう守護神!!

失点はオープン戦も無かったので今年初。被弾に至っては2021年10月23日巨人戦(東京ドーム)以来2年ぶり。「どちらかというと投げミス。四球後の初球は大事にしないといけない。ストライクは必要ですけど、取っていい場面とそうじゃない場面がある。ちょっと欲しがっちゃったなというのが僕自身ある。そこを気を付けないといけない」。あれを逆方向に打つ秋山翔吾もすごいよ。堂林への四球は仕方ないと思ったけど,振り返ると痛かったのかな。星のバースデー勝利を消してしまったけれど2人の信頼関係はより強固になったはずだから。

冷静に試合を振り返ると,1番A内山2番C元山。3番にサンタナが入り,6番G赤羽7番F濱田。山田一人居ないだけでこんなにも変わってしまうのだから偉大すぎる。日本人野手では24歳の元山が最年長というヤング打線。色んな経験を積めた。

まずは濱田。相手のエラーで一気に逆転しなお0死一二塁と押せ押せの状況。ここで首脳陣は犠打を指示した。ところが2球続けてファールと決められず。サイン戻して強攻も結果最悪の併殺打。追い込まれたら進塁打の意識があればまた違う結果になったか。濱田には細かい指示など要らないという意見もあるだろうが,これが野球だし,状況に応じて求められるものというのはあるはず。

次に赤羽。6回表先頭村上四球オスナヒットで一三塁という絶好のチャンスでセーフティスクイズ。これがファーストゴロとなりグラブトスで村上本塁憤死。これもベンチの指示だったはず。結果1死一二塁から満塁となりタイムリーと犠飛で2点勝ち越せたが,苦い経験に。

さらに丸山和。7回表復調気配のサンタナマルチとなる二塁打で代走起用。村上の打席で三盗を試みアウトの判定。リクエスト要求も判定通り。結果2死無走者となり村上四球オスナヒット。たらればになるが走る場面だったのか。または何を根拠にスチールを試みたのか。

打線低調の中,勝ちパターンの失点で3連敗。ピーターズのアクシデントから明らかに狂い始めた歯車。武岡を僅か1日で抹消し,10日経たないうちに山田のアクシデント。おそらく松山から登録可能となる武岡が1番もしくは2番セカンドに落ち着くだろう。すると不思議と長岡との相乗効果も出てくるはず。浮足立つのは明日まで。シーズン最初の山場と位置付けられるのではないか。

■NEXT GAME
 広島(玉村)ー東京ヤクルト(吉村)6回戦 マツダスタジアム 13:30
 ・不敗の日曜日
広島 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:48 | 更新情報をチェックする

2023年04月14日

:東京ヤクルト 0-1 広島 7回表終了降雨コールド

S 000 000 00- 0
C 000 001 0-- 1
●小川(1-1)6,木澤1−中村

▼データ
 ・今季初連敗

◆ポイント
 ・6回裏1死一塁菊池投失

恨むべくは雨だが,この状態じゃ良くてスコアレスドロー。ミスが出ての負け。これは致し方なし。それでも阪神も青柳で敗れたので同率首位はキープ。そしてまだ対戦の無い巨人が単独最下位に。

山田離脱で打線シャッフル。1番セカンドに元山。3番に濱田。ファームで結果を出して昇格の太田を6番ライト。しかし如何せん繋がらない。。
ランナーは出すのだ。1回表1死から青木四球。2回表1死から太田ヒット。3回表2死から青木二塁打。4回表1死からオスナ二塁打。5回表2死から元山ベースに当たるヒット。7回表1死から中村ヒット。8回表1死から青木四球(代走並木)。究極のたらればになるが,どこかで連打が出れば得点になる。しかしその1本が出ない。

両軍唯一の得点はミス。6回97球大瀬良を代えてくれた新井監督。試合が動く場面でのエラー。それでも小川のことは責められまい。敗戦投手は気の毒だが,少なくとも勝利投手にはさせてあげられそうになかった。

キャプテン不在。こういう時にキャプテンになりうるのは誰なのか。色んな意味で村上に託すしかないのかな。

■NEXT GAME
 広島(床田)ー東京ヤクルト(高梨)5回戦 マツダスタジアム 14:00
 ・雨は深夜にかけて強まり,朝には止む予報
広島 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:42 | 更新情報をチェックする

2023年04月12日

:東京ヤクルト 1-6 横浜DeNA【公式戦2500試合連続記ログ達成】

B 002 001 120 6
S 100 000 000 1
●高橋(1-1)5,尾仲2,大西2−中村

▼データ
 ・開幕からの3失点以内記録10試合でストップ

◆ポイント
 ・6回表1死一塁山本右3(外野前進守備)
 ・7回裏0死満塁長岡初球投併
 ・8回表2死一二塁代打楠本中2(外野前進守備)

神宮初黒星。中村スタメンマスク試合初黒星。侍先発陣初黒星。開幕からの連続3失点以内の記録も途切れた。そんな1日。

幸先よく先制した。サンタナが二塁へヘッドスライディングと気迫を魅せ,村上がタイムリー。奎二ならこの1点で十分かなんて思ってしまったが今日の高橋は今一つだった。

直後の2回表。桑原関根に連打で0死一二塁。大田併殺,山本申告敬遠,東三振で無失点に切り抜けたが3回表。先頭佐野に死球。三振併殺で2死無走者となるも,宮崎ヒット牧に完全なボール球をスタンドに運ばれ逆転を許す。さらに桑原に二塁打。関根もヒットでもう1点かと思われた当たりは壮真のスーパーダイビングキャッチで更なる失点は防いだが,4回表そして5回表も簡単に外野に飛ばされたりと圧巻の高橋には程遠かった。

5回表に入る前津監督が出てきたので,まさか高橋降板か?!と思ったら,アクシデントは山田だった。一塁駆け抜けた際に足に違和感を訴えベンチ裏へ。せっかく走れているだけに箇所が箇所で心配。津監督「下半身(の異変)。(14日からの広島3連戦については)なんとも言えないですね」。察するべきか。

これでお通夜ムードになってしまったわけではないが,東を全く攻略出来ず。2番手尾仲が失点。これは1死二塁から外野の前進守備が完全に裏目になったパターン。8番捕手ということでまぁ分からなくもない賭け。これを責めるのは結果論。

7回裏。0死一塁から中村のショートゴロ。これを牧が完全捕球しておらずリクエストの末にオールセーフ。さらに壮真四球で0死満塁と絶好の反撃チャンスも,長岡が代わったエスコバーから初球最悪の1−2−3。代打の切り札も見逃し三振に倒れ,相手のミスを活かすことが出来なかった。

言い方悪いが撤退戦。尾仲2イニング大西2イニング。木澤・清水・田口はこれで4日間の休みが出来た。これもペナントレースだから致し方無し。

ということで私事ではありますが本日の試合をもちまして公式戦2500試合連続記ログとなりました。2015年09月20日の1500試合。2019年06月08日の2000試合に引き続き,2500試合の節目も黒星でした。敗因は私にもあり得るマルティネスかね。

■NEXT GAME
 広島(大瀬良)−東京ヤクルト(小川)4回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・5カード目は全球団開幕カードの折り返しとなる
 ・大瀬良床田玉村と再び強力3枚との対戦だけに打線奮起を
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:05 | 更新情報をチェックする

2023年04月11日

:東京ヤクルト 6-3 横浜DeNA

B 010 001 001 3
S 310 020 00x 6
○サイスニード(2-0)52/3,星1/3,今野2/3,H石山1/3,小澤1,山本1−中村
村上2号A(M口)

▼データ
 ・津監督通算200勝:球団史上7人目
 ・開幕10試合連続3失点以内(日本記録まであと4試合)
 ・開幕からの中継ぎ陣連続無失点記録は382/3回(プロ野球新記録)

◆ポイント
 ・2回裏1死満塁山田遊ゴ間1点
 ・5回裏0死満塁中村遊ゴ併殺崩れ間1点
 ・5回裏1死満塁長岡押し出し四球

今季最多となる6得点で快勝。2位阪神とのゲーム差を1.5に拡げ,正真正銘津監督通算200勝。神宮4連勝。

今朝熱愛発覚で世間を騒がせた村上。雑音を振り払えとばかりに第1打席で開幕戦以来37打席ぶり怒りの2号2ランで先制。さらにオスナ中村と続いてもう1点。M口から初回3点を奪い完全に優位に試合を進められた。

直後に桑原に被弾で1点返されたが,内野ゴロ間・併殺崩れ・押し出しとタイムリー無しで3得点。これぞ相手にじわじわダメージを与える野球。

こうなれば興味は失点。6回表0死一二塁から桑原に犠飛で2失点目。62/3回94球で降板しリリーフ陣に。星−今野−石山−小澤とつないで9回は山本。2死無走者から代打大田泰示に本塁打を献上し,開幕からの無失点は382/3で途切れたが,これはこれでブルペン陣が呪縛から解放されたのでね。開幕から連続3失点以下の日本記録まではあと4試合。

ヒーローインタビューには村上。「(週刊誌報道に)色んな情報がありますけど、そこに惑わされずに。最近ちょっと家の周り、週刊誌の車がたくさん止まっているので。ちょっと行きづらいけど、僕を信じて付いてきてください」自ら触れるスタイル。さすが肝っ玉。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)−横浜DeNA(東)2回戦 神宮 18:00
 ・東を中5日でもってくるDeNA
 【メモ】実況今湊アナ[昨季2-3-0 .400]×坂口解説員[1-0-0 1.00]
 個人的ではありますが明日のログが成立すると2500試合連続記ログとなります
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:34 | 更新情報をチェックする