2022年07月31日

"東京ヤクルト 4-2 阪神

S 000 000 101 02 4
T 000 200 000 00 2
原40/3,久保1,木澤2,清水1,梅野1,○田口(1-1)1,Sマクガフ(26)1−中村
村上35号@(渡辺)36号@(岩崎)37号A(石井)

▼データ
 ・村上:1試合3本塁打(自身初)
 ・3打席連続本塁打:5月27日塩見以来・甲子園球場では2010年6月29日ブラゼル(阪神)以来8人目・阪神以外の選手では1961年4月23日中(中日),1984年7月31日中畑(巨人)に次いで史上3人目
 ・3本目を延長イニングで記録した1試合3本塁打:2001年5月29日中村紀(近鉄)以来史上9人目
 ・延長イニングで打って3打席連続本塁打:1971年5月3日江藤(ロッテ=6、8、10回)1990年5月11日ブライアント(近鉄=6、8、10回)に次いで史上3人目
 ・3打席連発で全得点をたたき出してチームが白星:2016年4月24日メヒア(西武=ソロ、2ラン、満塁で7−6)以来9人目。セ・リーグでは1962年9月9日王(巨人)1966年10月12日木俣(中日)に次いで3人目
 ・7月31日:2014年以来8年ぶり白星

◆ポイント
 ・5回裏2死満塁佐藤輝三振
 ・8回裏清水三者凡退
 ・11回表1死無走者青木三振振逃

昭和の甲子園3連発といえばバース・掛布・岡田なら令和の甲子園3連発といえば村上・村上・村上か。今後語り草になりそうな甲子園での3連発で同一カード3連敗を阻止。この試合だけは落とせない。その試合を取ったことの意味。もしかしたら振り返った時ターニングポイントになるかも。

村上の3連発無くして今日の勝利は無いのだけれど,七夕までの戦い方が出来たという意味で中継ぎ陣の無失点リレー。これをポイントに挙げたい。

まずは3連戦3連投の久保。0ー2で迎えた5回裏。先発原が0死一二塁のピンチを招いたところでスパッとスイッチした津監督。これも昨日同様次の回原に打順が回るという中での継投。今日は昨日のような欲や迷いが無かったし,あぁ今日の試合だけは落とせないのだなという気持ちも感じた継投だった。

中野の犠打はキャッチャー正面。2−5と渡って二塁走者封殺。一走がガンケルということで村上は2−5−6の併殺を狙いに行ったが,これが悪送球となり1死一三塁に局面変わる。島田はフルカウントから三振。一走中野スタート切っており中村も無理に送球せず2死二三塁。近本佐藤輝と左が2人続く場面。慎重に慎重に攻めて,近本は追い込んでからの四球で2死満塁。佐藤輝を3球三振で斬った。伊藤コーチもマウンドで近本と佐藤輝を天秤にかけたが,ここも仮に同じ結果四球でも近本を申告敬遠だったりすると佐藤輝に火を点けてしまったかもしれないし,逃げて逃げての四球でも無かったというのが意味をもったろう。

一昨日は小川の後を受けイニングまたいで打者5人パーフェクト。昨日は小澤の招いた2死満塁の場面で登板し左の近本をショートゴロ。そして今日も結果を残した。

4月の中日戦で打ち込まれ防御率22.50で登録抹消。そのまま出番無し。コロナ渦が無ければもしかしたらそのままお呼びがかかることなく秋を迎えていたかも知れない。キッチリ結果を残し,同じ左腕坂本がトレードとある意味今月一番環境が変わったかも知れない左腕。

6回7回は木澤がピシャリ。そして8回の清水。ここもポイントで,仮に清水が1点でも失っていたら村上が岩崎から放った一発はあくまで空砲にしかならなかった。この8回に失点を許していた松元代行時代。ここが埋まると試合になる。

あとは村神様の偉業でも。
まずは2点を追う7回表。6回72球と余力あるガンケルを降ろし,継投に出た矢野監督。ワンポイントに起用された渡辺は今季村上にヒットを許していなかったまさにキラー。カウント1−2からの4球目。外角高めスライダーを逆らわずにレフトへ。これが35号ソロで1点差。

1点を追う9回裏1死。渡辺のあとを浜地ー湯浅とつなぎ点を与えず守護神岩崎へのリレーと完璧な継投だった。初球を完璧に捉えライトスタンドへ36号ソロ。浜風をものともせず一番深いところに力で運ぶのだから恐ろしい。

極めつけは同点の延長11回表。三振振逃で出た青木の代走山崎を一塁に置いての場面。振り逃げが無ければ前の奥村でチェンジだった。2死一塁。マウンドには石井大。レフトポール方向への飛球が吸い込まれ37号2ラン。

「あんまり実感が湧かないが、きょうの試合を取れたことがすごくよかった」「その前の打席にスライダーをレフト方向へ打っていたので、『インコースで勝負してくるな』と思った。浜風があるのでしっかり打たないと入らないと思ったので、良いスイングができたと思います」「狙ってはいなかったが、甘く来た球をしっかりスイングするという意識はありました」「責任を背負ってますし、そういう打順ということを自覚しています。これからも厳しい戦いは続くと思うので、しっかり勝って、頑張っていきたいと思います」
神様の有り難いお言葉。余韻に浸ることなくあくまでチームの勝利と次戦を見据える姿勢。この4番がいる限り絶対大丈夫。そう思えた。

史上最速マジック点灯から一転・・・チームを襲ったコロナ禍。そしてまだまだ”筋力が戻らない”主力たち。7勝13敗と2年ぶりとなる月間負け越しとなった7月。月並みだけど月が変わってツキも変わればと思います。

7月終えての順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1ヤクルト9457361.613-41535811356.2543.3942
2阪神9748472.50510.03352716274.2402.5354
3広島9846493.4842.03793695719.2543.4459
4DeNA8942452.4830.03143526831.2503.5742
5巨人9645501.4741.037143611045.2464.0961
6中日9241501.4512.02743395032.2493.5146




■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)ー中日(大野雄)14回戦 神宮 18:00
 ・第3クール最終カードとなるホーム中日戦
 【メモ】実況大川アナ[4-2-0 .667]×谷繁解説員[3-1-0 .750]
兵庫 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:18 | 更新情報をチェックする

2022年07月30日

"東京ヤクルト 3-7 阪神

S 000 002 100 3
T 000 520 00x 7
●小澤(2-1)32/3,久保1/3,大西1,田口1,清水1,梅野1−中村
村上34号A(才木)

▼データ
 ・6月22日以来2位とのゲーム差一桁(9.0)
 ・小澤:プロ初黒星

◆ポイント
 ・4回裏2死満塁梅野中安
 ・4回裏2死一二塁才木四球

投打とも猛虎に歯が立たず後半連敗スタート。7月4日時点で17.0ゲーム差をつけていた猛虎。僅か4週間で8.0差縮められ,ついに9.0ゲーム差となった。このままだと8月には追い抜かれてしまう。

3回までは互いに支配下復帰を果たした才木と小澤の投げ合いだった。
しかし4回裏で勝負は決してしまった。先頭嶋田に二塁打を浴びるも2死二塁までこぎつけていた小澤。だがここから大山に四球。糸原にタイムリー。ロドリゲスに四球。梅野にタイムリー。投手の才木にフルカウントから四球。近本タイムリー。この回2打席目嶋田にもタイムリーで一挙5失点。5回表小澤に打順が回るというところで継投への決断を迷わせたか。

今日登録の3番手大西も佐藤輝に一発を浴びるなど2失点。村上に一発が飛び出した対阪神戦25イニングぶりの得点を挙げたものの,試合の大勢は決していた。

データでも後述するが,歴史的に見ても今日7月30日岡田さんの命日前後はどうやらスワローズの調子バロメーターが落ちている時期らしく,7月28日は2010年。7月31日は2014年。8月5日も2010年を最後に勝ちが無い。
これは5月10日の2012年。5月13日と5月16日が2014年を最後に勝ちが無いのと共通するものがある。
昨年はこの時期オリンピックブレイクでそもそも試合が無かった。
とりわけヤクルトは心を一つにコロナに患ったり,不調に陥るチームなのでもうここは耐えるほかない。ここを乗り越えればまたバロメーター上がるから大丈夫!今はただ堪えるしかない!!

■NEXT GAME
 阪神(ガンケル)ー東京ヤクルト(原)16回戦 甲子園 18;00
 ・ということで2014年を最後に勝ちがない7月31日。ちなみにその2014年は同じ甲子園で○村中(1-2)8,松岡1−中村というバッテリーでの勝利でした。
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2022年07月29日

坂本と山本貴でトレード ヤクルトとロッテで左腕同士―プロ野球 & 赤羽と支配下契約 プロ野球・ヤクルト

 ヤクルトの坂本光士郎投手(27)とロッテの山本大貴投手(26)の交換トレードが成立し、29日に両球団から発表された。
 両投手ともに左腕。坂本は新日鉄住金広畑から2019年にドラフト5位でヤクルト入団。昨季は36試合に投げるなど通算63試合に登板して1勝3敗、防御率5.77。山本貴は三菱自動車岡崎からドラフト3位で18年にロッテ入り。通算13試合に登板し、0勝1敗、防御率3.24。[ 7/29(金)11:56配信 時事通信]

26.坂本光士郎(2019-2022途)
2018年ドラフト5位指名。背番号は同じ左腕久古健太郎の番号を引き継ぐ形で「26」に。
2019年4月24日巨人戦(神宮)でプロ初登板。8月25日阪神戦(神宮)で初ホールドをマーク。9試合登板で勝敗無しの3ホールド。防御率5.82。
2020年は7月28日阪神戦(神宮)の1試合のみ登板に終わり防御率12.00。通称イノーアの乱を受けてのマウンドで気の毒な面もあった。
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自身初の開幕一軍入りを果たした2021年。4月24日中日戦(神宮)でプロ初勝利。貴重な左の中継ぎとしてブルペンを支えてきた。だが終盤調子を落とし,9月12日に登録抹消。シーズン当初から先発ローテーションの一角を担っていた田口麗斗にその座を譲ることになった。それでも36試合に登板し1勝2敗7ホールド。防御率4.05の成績でチームの6年ぶりリーグ優勝に大きく貢献した。
2022年も開幕は一軍だったが,3月29日巨人戦(神宮)で敗戦投手となり二軍落ち。以後登録と抹消を繰り返すような形となり,6月25日巨人戦(神宮)では2回8失点と打ち込まれるなど7試合登板で0勝1敗防御率9.28。チームのコロナ渦でも白羽の矢がたったが,この度同じ左腕同士のトレードが成立した。

【記録】
 ・初登板:2019年4月24日巨人戦(神宮)
 ・初奪三振:2019年5月10日巨人戦(東京ドーム)[丸]
 ・初ホールド:2019年8月25日阪神戦(神宮)
 ・初勝利:2021年4月24日中日戦(神宮)
 ・初打席:2022年7月23日広島戦(神宮)
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43.山本大貴(2022途-)
北海道出身。北星学園大付高校,社会人三菱自動車岡崎を経て2017年ドラフト3位で千葉ロッテに入団。1年目に1試合,2020年には12試合に登板したものの,昨季・今季と登板無し。
独特なフォームからのカットボールなどを武器にする左腕。イースタンでも対戦があるだろうから,尾花ファーム投手チーフコーチ始め,環境変えれば戦力になると判断されての合意か。
山本姓も4年ぶりに復活。樹(1993-2005)・斉(2008-2014)・哲哉(2010-2018)そして大貴(2022-)と息の長い投手の系譜も持ち合わせる。

背番号「43」
 ○阿井英二郎(1983-1990)→21西岡剛(1991-1992)→○鈴木浩文(1993-1994)→○宮出隆自(1996-2009)→△一場靖弘(2009-2012)→○江村将也(2013-2015)→15村中恭兵(2016-2019)→70スアレス(2020-2021)→△山本大貴(2022-)
江村広報,村中アカデミーコーチとつけてきた左腕の背番が3年ぶりに復活!

赤羽と支配下契約 プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは29日、育成選手の赤羽由紘内野手(22)と支配下選手契約を結んだと発表した。
 背番号は71。赤羽は23日のフレッシュオールスターゲームでサヨナラ3ランを放ち、最優秀選手(MVP)に選ばれた。 
[7/29(金) 16:51配信 時事通信]

2004年青木宣親,2006年飯原誉士,2009年荒木貴裕,2021年内山壮真とフレッシュオールスターMVPの系譜に乗った赤羽が支配下登録。
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2年目の今季は春季キャンプから一軍帯同と首脳陣の期待も高かった。コロナ渦で武岡の代役として選出されてサヨナラ3ランを放っての受賞なのだから,長岡同様実力だけでない運も備えているように感じる。

背番号「71」
 17松岡弘(1986-1989)→○有隅昭二(1990-1991)→○鮫島秀旗(1992-1993)→■柴田猛(1994-1995)→33中西親志(1996-2013)→○デニング(2015)→111中島彰吾(2016-2017)→▲河田雄祐(2018-2019)→○ケリン(2021)→023赤羽由紘(2022-)
ケリンなんていなかったに等しいから,選手では5年ぶり。野手となるとデニング以来7年ぶり。

これで支配下上限の70名に。支配下登録が叶わなかった丸山翔,下,内山太,松井聖,岩田。コロナ渦でお呼びがかからなかった中山,吉田大成。左腕で環境を変えるの判断に至らなかった寺島。このあたりは勝負の残り2ヶ月となりそう。キブレハンは・・お察しくださいか。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS Memories | at 22:19 | 更新情報をチェックする

"東京ヤクルト 0-6 阪神

S 000 000 000 0
T 300 100 02x 6
●小川(5-5)4,久保12/3,木澤1/3,コール1,今野1−中村

▼データ
 ・マジック消滅
 ・8カード連続カード初戦黒星

◆ポイント
 ・1回表0死一二塁佐藤輝の打席で重盗
 ・1回表1死一三塁糸原投ゴ(併殺を選択も崩れる)
 
後半戦開幕戦は散発4安打の完封負け。試合が延期となったDeNAの自力優勝可能性が復活。

初回が全てだった。開幕戦に続き後半も”開幕投手”を任された小川だったが・・。先頭中野,2番島田,3番近本といきなり3連打で先制され,尚0死一二塁から全くノーマークの重盗を決められ二三塁。佐藤輝は浅いセンターフライだったが,大山にセカンド山田がジャンプ一番及ばずセンター前に落ち嶋田生還。さらに1死一三塁から糸原のピッチャーゴロ。小川は1−6−3併殺狙いにいくも併殺崩れとなりもう1点。

防御率2点台の西勇相手に初回3失点。これはこの試合4点を奪わなければ勝てないことを意味する。

なんとか早いイニングに1点でも返しておけばまた違った展開にもなるが,2回表は村上の右中間の飛球。中村のレフトポール際への飛球がいずれも風に押し戻され外野フライに。これが神宮ならば一気に追いつけていた。そのくらいの飛球だった。

新戦力ロドリゲスにも一発を浴び小川は5回に打席が回ってきたところで代打を送られ敗戦投手に。2番手以降久保木澤コールと無失点で踏みとどまっていたが,5番手今野が大山に被弾。さらにロドリゲスにタイムリ―と松元代行時の試合展開に。

ついに阪神が貯金1。特にこの阪神とは8月神宮で3試合しかなく,9月甲子園4試合&延期となった神宮の2試合。計6試合が組み込まれるだけに6.0差は自力でひっくり返される計算。一気にダークホースになってきた感。

■NEXT GAME
 阪神(才木)ー東京ヤクルト(小澤)15回戦 甲子園 18:00
 ・ともに今季支配下復帰を果たした若者同士の予告先発
兵庫 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:52 | 更新情報をチェックする

2022年07月27日

"全セ 1-2 全パ

第2戦 全セ0勝2敗0分 ◇松山坊ちゃん 25,230人
AP 010 001 000 2
AC 100 000 000 1
床田2,大野雄2,伊藤将1,●岩崎(0-1)1,栗林1,マルティネス1,マクガフ1−中村,小林

【最優秀選手】柳田悠岐(ソフトバンク)
【敢闘選手】松川虎大(ロッテ)大野雄大(中日)村上宗隆(ヤクルト)
【マイナビ賞】村上宗隆(ヤクルト)

▼データ
 ・全セ:通算80勝88敗11分
 ・11人継投(オールスター史上初)

1番G塩見 三ゴ(佐々木朗)三振(本田)中飛(小野)
3番D山田 右安(佐々木朗)二飛(山本由)右飛(小野)
4番D村上 中安(佐々木朗)右安(山本由) 
7番A中村 右飛(本田)投ゴ(東浜)
8番E長岡 右2(本田)中飛(東浜)
1マクガフ 島内(三振)浅村(中飛)高部(二ゴ)

津セントラルは連敗・・。試合前に激震。
ヤクルト・つば九郎が新型コロナ陽性 オールスター出場中にPCR検査で判明
 ヤクルトは27日、球団の人気マスコット「つば九郎」が新型コロナウイルスに感染したことを公式ホームページで発表した。26日にオールスター出場スタッフを対象に行われたスクリーニングのPCR検査で判明した
 ヤクルトはホームページに「昨日7月26日(火)にマイナビオールスターゲーム2022の出場球団およびNPBスタッフを対象に行ったスクリーニングのPCR検査で、『つば九郎』が陽性判定を受けましたので、お知らせします」と発表。「本日予定していたマイナビオールスターゲーム2022第2戦(松山・坊っちゃんスタジアム)への出演は、見合わせることとなりました。ファンの皆さまをはじめ、関係者の皆さまにはご心配おかけいたしますことを、心からお詫びいたします。当球団では引き続き、チームの感染予防、感染拡大防止に取り組んでまいります」と伝えた。
 つば九郎は24日の試合終了時点で、通算2000試合出場まで残り2としていたが、こちらへの影響も避けられない見込みとなった。[ 7/27(水) 12:00配信 スポニチアネックス ]

津監督が七夕の短冊に書いた「つば九郎2000試合阻止!!」津監督自身の陽性判定で2試合延期となり,今度はつば九郎が炙り出しによって陽性反応。
現在の規定では「発症日の翌日から10日間経過(発症日を0日目としてカウント)し、かつ症状軽快後3日間経過していること」が解除要件。ただし無症状の場合は「検体採取日の翌日から7日間経過して引き続き症状がなければ療養解除」となっているようで,もし無症状なら8/3復帰8/4達成。ただ症状があれば最短でも8/6復帰8/7達成となってしまうようで,2000試合の前の試練。辛い。。

何もしない政府。世界から白い目で見られる国ニッポン。東京では30万人陽性判明して重症20人くらいで重症化率は0.006667%。実際には病院行かない人も多数存在しており重症化率はさらに下がり0.001%。それでもなお規制。社会インフラが止まるまで続けるのでしょうか。

10年ぶりの松山開催。管轄はセ・リーグ(ヤクルト)ということで,監督特権もありヤクルト勢はスタメンに5選手が名を連ねた。8番ショートには長岡。ヤクルトの選手がショートでオールスターのスタメンに起用されたのは,2002年宮本慎也以来20年ぶり。ショートを守ったのも2016年大引啓次以来6年ぶり。この20年間一体何人がショートを守ってきたことか。その誰もが成しえなかった偉業。坂本の加齢に故障ということも重なった年に彗星の如く現れるのだから,これがスター。

対佐々木朗希。今年の交流戦は対戦を逃れたので昨年以来の対戦。1回裏塩見は倒れたが,山田村上連打で満塁とし,佐藤輝の犠飛で先制。しかしすぐさま2回表佐々木の女房役松川のオールスター史上最年少打点となるタイムリーで同点に。

その後は昨日と同じような試合展開となり,6回表柳田が岩崎から放った本塁打が決勝打に。

佐々木朗から本田圭佑・山本由伸・東浜巨・小野郁・水上由伸・岸と継投してきた全パ。地上波の放送が終了した8回裏は伊藤大海が小園とビシエドに超スローボール勝負を挑み,2人とも外野フライに打ち取るという野球の奥深さを魅せてくれると,最終9回裏はモイネロー松井裕樹ー益田という1人一殺リレー。しかも投手コーチ役に則本と佐々木朗がマウンドにというエンターテイメントも提供。

どうやらネットで昨日の森下イニング跨ぎにSNSで異議を唱える輩が続出したらしいが,今日のパはこの3人のほかに本田と小野が連投しているのですが。連投とイニング跨ぎとどちらが負担なのでしょうか( *`ω´)

佐々木朗希山本由伸からヒットを放った村上が敢闘選手とマイナビ賞を獲得。せっかく100万×2をげっとしたというのに,賞金大好きつば九郎が不在。ドアラが代役を務めてくれたものの,我が物のように振る舞い,それをネタに写真とぶろぐを提供してくれるつばさまが居ないのは実に虚しい。。
愛媛 ☁ | Comment(0) | NPB | at 22:24 | 更新情報をチェックする

2022年07月26日

"全セ 2-3x 全パ

第1戦 全セ0勝1敗0分 ◇PayPayドーム 35,534人
AC 110 000 000 2
AP 010 001 001x3
青柳2,戸郷2,高橋1,伊勢1,湯浅1,●森下(0-1)12/3−木下拓,小林
ビシエド1号@(山岡)
【最優秀選手】清宮幸太郎(日本ハム)
【敢闘選手】山川穂高(西武)ダヤン・ビシエド(中日)宗佑磨(オリックス)
【マイナビ賞】山川穂高(西武)

▼データ
 ・全セ:通算80勝87敗11分
 ・球宴でのサヨナラ本塁打:1986年第3戦吉村禎章(巨人)以来36年ぶり7人目。パ・リーグでは1974年第1戦高井保弘(阪急)以来48年ぶり2人目

1番G塩見 左安(大関)遊ゴ(則本)三振(小野)遊邪(モイネロ)
4番D村上 中飛(大関)三振(則本)
3番4山田 三振(平良)三ゴ(松井裕)
7番D中村 三ゴ(益田)
9番6長岡 二飛(モイネロ)
1高橋 今宮(左安)高部(遊併)柳田(左飛)

もう諸外国は陽性者の数を数えることすら止めているというのに,日本では無料PCRを促進し,無症状も検査。今や全世界の新規陽性者の過半数が日本。いわばJAPAN is 世界一のコロナ感染国というデータになっているというのに・・ただただ呆れます。

PCRによる炙り出しで,当初出場予定だった原辰徳コーチ,大勢,菅野,中田翔,岡本和,丸(以上巨人),東條(ロッテ),野村佑(日本ハム),増田(西武)が出場辞退を余儀なくされ,さらに怪我で坂本(巨人),又吉(ソフトバンク),松本剛(日本ハム)も辞退。

これを受けて,駒田コーチ,岩崎,伊藤将(阪神),森下(広島),長岡(ヤクルト),小園(広島),ウォーカー(巨人),モイネロ(ソフトバンク),本田(西武),小野(ロッテ),小深田(楽天),高部(ロッテ)が補充選手に。

1番センターでスタメンに名を連ねた塩見がいきなり魅せた。先発大関の初球をレフト前に運び,二盗を決め,0死二三塁から牧の浅いレフトフライで果敢に本塁を狙い先制のホームイン。

2回にはビシエドと山川穂高という両リーグのホームラン打者による共演。その後は両軍小刻みな継投の前に0行進。6回裏伊勢が2死満塁とピンチを招いて宗佑磨にタイムリーを浴び同点に。

引き分け目前の9回裏2死無走者。プラスワン投票で選ばれた清宮幸太郎内野手が,森下から左中間のホームランテラスに飛び込むサヨナラホームランで決着。フレッシュオールスターの赤羽に続き,サヨナラ本塁打による結末。そしていずれもその打者が打席に入ったところで,中継が終わったところでのドラマという皮肉。

■NEXT GAME
 全セ(床田)ー全パ(佐々木朗)2回戦 松山 18:30
 ・佐々木朗希・山本由伸・東浜巨・大野雄大と今季9回を無安打無得点した投手が続々登板予定
 ・全セはマクガフ・岩崎・栗林・ライデルマルティネスと各球団のストッパーが控える。津監督はどのような順番で継投するのか楽しみ☆
福岡 ☀ | Comment(0) | NPB | at 22:59 | 更新情報をチェックする

2022年07月24日

"東京ヤクルト 4-2 広島 マジック41

C 001 001 000 2
S 010 011 10x 4
○サイスニード(5-3)6,H今野1,H梅野1,Sマクガフ(25)1−中村
サンタナ7号@(九里)長岡7号@(九里)山田16号@(九里)オスナ11号@(中崎)

▼データ
 ・マジック41再点灯

◆ポイント
 ・秋山欠場
 ・1回表2死三塁坂倉三ゴ
 ・7回表今野三者凡退
 ・試合終了後木澤勝利の舞

球宴前ラストゲーム。キャプテン山田を登録即スタメンの完全体で挑み,ソロ4発で同一カード3連敗を阻止。DeNAが阪神に敗れたため,優勝マジック「41」が再点灯した状態でオールスターへ。

G塩見F山崎C山田D村上HサンタナA中村BオスナE長岡という布陣。サンタナと中村悠平が揃ってスタメンに名を連ねたのは昨年日本シリーズ第6戦以来。

昨日の今日でプレッシャーのかかる初回の立ち上がり。今日も先頭にヒットを放たれ,犠打と進塁打で4番坂倉を2死三塁で迎えたが,ここを凌いで無失点。ここで打たれると今日もかという空気になりかねなかったと思うので,一つ大きかったのでは。ところで天敵秋山将吾がスタメン外れたのは何故?!喩えて言えば加藤翔平のいない中日のようなもの。打線の威圧感が全然違う。秋山の居ない広島には11勝1敗1分。秋山の居る広島には0勝2敗とデータでも立証されたのだから。

先制するも追いつかれ,勝ち越すも再び追いつかれるという試合展開で,決勝打はキャプテン山田一発。三十路となって初本塁打がチームを勝利へと導いた。
「本当にチームに迷惑をかけたのでしっかり活躍したかった。やっぱりファンの声援は力になりますし、ありがとうございます」「きょうの勝利はすごい大きいと思いますし、優勝目指して後半戦、しっかり頑張って行きたいと思います」
「きょうの勝利はすごい大きいと思います」この言葉に尽きる。これが全て。いくらゲーム差があるとはいえ,9.0差と11.0差では心理的にも違う。

サイスニードは今季最多の106球を投げ切り,6月17日広島戦(神宮)以来となる5勝目が山田の本塁打によりいわば転がり込んだ形に。初回からアドレナリンでまくりだったので106球は体感的には120球以上の疲労感だったのでは。
キャッチャー中村悠平の存在感も改めて感じた。0−2と追い込んでもい級ボールを外で外すのではなく,あくまで内を攻めて外すし,3−2フルカウントでも外で誘うのではなく,内内と攻める。逃げの弱腰リードと攻めの強気のリード。投球間にも関わらず野手に守備位置を指示したりと,古賀壮真には出せない存在感を存分に発揮。捕手は30歳からなんて言われていたがやっぱり経験+貫禄というものも大きいなと。
失点はエラーの走者と2死無走者から与えた四球の走者と勿体ないように感じてしまったが,勝利投手の権利が消えた直後に味方が勝ち越してもらい,下がった後のベンチでは一層気合が入っていたように映った。
「ムーチョ is great job」「ヤマダダイ、ダイ、ダイスキ〜」これもちなヤク新語・流行語大賞2022の候補にノミネートか。

野手はあと青木と川端の復帰を待つだけとなったが,中継ぎ陣はまだまだ石山・大西・田口・清水を欠き苦しい台所事情。それでも今日はリードを今野梅野とつないでマクガフにセーブが付くという必勝逃げ切りパターン。マクガフは僅か7球での鯉料理。
そして試合後・・。田口不在の穴を木澤に埋められてしまった?!勝利の舞をするようなキャラには全然見えないだけに意外だった。けれどこれもチームに元気が出てきた証拠。ピッチャーは時間かかるというけどせめて8月頭には帰ってきて!そして二人の共演待ってますよ!!

前半終えての順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1ヤクルト9156341.622M4140834310956.2563.3439
2阪神9446462.50011.03202645971.2392.5753
2広島9546463.5000.03743515616.2563.3757
4DeNA8942452.4831.53143526831.2503.5742
5巨人9645501.4741.037143611045.2464.0961
6中日8938501.4323.52563344628.2473.5746


■NEXT GAME
 阪神()−東京ヤクルト(小川?)14回戦 甲子園 18:00
 ・オールスター休み挟んで後半戦はGW以来となる甲子園から
 ・津監督つば九郎マクガフ中村山田塩見はオールスターへ。奎二は大丈夫なのかな?そして巨人勢の大勢辞退で長岡の選出はあるのかな?
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:45 | 更新情報をチェックする

2022年07月23日

"東京ヤクルト 3-15 広島

C 634 100 100 15
S 000 021 000 3
●原(6-4)1/3,市川22/3,星2,坂本3,コール1−内山壮,中村
村上33号@(森下)

▼データ
 ・7月月間負け越し確定(月間負け越しは2020年10月以来)
 ・坂本:プロ初打席
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 ・今季3試合目満員御礼
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◆ポイント
 ・1回表0死一三塁秋山右本
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 ・8回表〜2中村

1回表で実質ゲームセット。2回3回と苦行。ゲーム成立花火&くるりんぱまでの時間がとてつもなく長く感じられた。
やけくそ夏祭りでようやく傘の花。こんな試合展開でも千両役者の意地村上の一発。試合を引き締めてくれたのは扇の要・中村悠平の存在。中村がマスクを被った2イニングが明日につながることを信じて・・

つば九郎きょうのひとこと
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きのうから5かいうらにらいとほうこうにうちあげはなびが
どか〜んと300ぱつです。7/22〜8/25まで
みなさんおたのしみに〜。5うらといれすいてます。ちゃんすですよ〜。
こんかいの3れんせんはきっずぷろじぇくとになっていまして
たくさんのちびっこたちがらいじょうしています。
ちびっこたちにいいことおしえます。
なつやすみのしゅくだいはらすと1しゅうかんまでしかと。
のこり5にちでやばいかんをまわりのおとなたちにあぴーるすると〜
さいしょはおとなたちはつめたくしますがのこり3にちで
てつだってくれるはず。たぶん。
DSC06051.JPGだからおおいにあそんでひやけしてください。
てあらいうがいわすれずに。

スタメン
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G山崎C元山F坂口D村上HサンタナBオスナA内山壮E長岡@原
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広島をカモにしてきたはずの今季の原。野間に10球粘られてレフトへ二塁打。菊池涼に初球を三塁前にセーフティーバント。0死一三塁で秋山に2試合連発と3ラン。森下相手にこの3点だって辛いのに,さらに坂倉ヒット。1死後小園ヒット。羽月タイムリー三塁打。さらに會澤翼にもタイムリーで,1アウトしか奪えずKO。

2番手市川も7安打7失点。3番手星が5回表にようやく広島のスコアボードに0を刻み,昨日の8回表からの連続失点は6でようやくストップ。その間計19失点。壮真の頭も真っ白になってしまったか・・・

データ通り秋山翔吾には9打数7安打2本塁打と完全にカモられているのだが。

最終スコア
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つば九郎2000試合出場まであと「3試合」!!!
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■NEXT GAME
東京ヤクルト(サイスニード)ー広島(九里)15回戦 神宮 18:00
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 ・オールスター前ラストゲーム。マジック再点灯の可能性は残している。
 ・大勝の翌日は得てしてと言われるが果たして
 【メモ】実況大川アナ[3-2-0 .600]×田尾解説員[1-1-0 .500]

戦利品
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 ・「つば九郎のお家プロジェクト」特製うちわ
 ・丸ごとスワローズ特別号&つば九郎 2000試合記念すごろく
 ・2022SUMMER スワポン■アイスクリームスプーン#34(500 円)
 ・Swallows CREW 10th Anniversary Memorial Book(100pts)
 ・CREW10周年ピンバッジ(400pts)
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2022年07月22日

"東京ヤクルト 2-5 広島

C 000 000 023 5
S 110 000 000 2
小川7,梅野1,●マクガフ(0-2)1/3,久保2/3−古賀,内山壮

▼データ
 ・7カード連続カード初戦黒星
 ・金曜日3連敗

◆ポイント
 ・6回裏1死満塁小川三振
 ・7回表Hサンタナ→渡邉
 ・8回表2死無走者菊池涼三失

甲子園でDeNAが青柳の前に劣勢。優勝マジック「43」再点灯まであと4アウトからのまさかの逆転負け。

ただ今日の敗戦は正直納得している自分がいる。
津監督は今日の試合2−0で勝つしか勝ち目はないと睨んでいたのが伝わってきた。その意味で本来であれば小川から直接マクガフに継投すれば,おそらくすんなりと勝っていただろう。ただ球数があまりに多すぎてマクガフの間に一人挟まざるを得なくなった。
という意味で古賀の配球。阿波野解説員は0−2と追い込んでから1球外すことを「慎重」と表現していたが,これが積もり積もっての8回112球。中村との阿吽の呼吸なら思い切って3球勝負という場面もいくつかあったはず。
8回裏2死走者無しからの村上の失策については,これまで村上に何勝させてもらってるんだという話だから責める人などいないし。

中村悠平が一軍復帰。武岡がクロールから喰らった死球の影響かベンチ外でスタメンセカンドには元山。その元山が初回あわやのフェン直二塁打で出塁すると,コロナ渦でようやくスタメンの坂口のタイムリー二塁打で先制。
2回裏も1死からオスナ古賀と連打で一三塁。小川がセーフティスクイズ失敗で2死一二塁とチャンス潰えたが,それを山崎が取り返すタイムリ―でリードを拡げた。しかし3回からは大瀬良も立ち直り,5回裏は2死一三塁で村上に回るも捕邪飛に打ち取られていた。

6回裏の攻撃。1死から長岡が10球粘って四球を選ぶと,またもオスナ古賀の連打で満塁となり小川に回る。ネクストでは太田がバットを振っていたが,小川そのまま打席。最低限満塁のまま山崎に回せればという御の字ではあったし,実際そうなった。
これが石川だったら迷わず代打だったろうし,ほかのピッチャーでも迷うところ。ただブルペン清水田口を欠くこともあって,小川には1イニングでも多くというのは納得。代打で追加点というのもそう簡単な話ではなかったと思う。

7回表の守備からサンタナに代え渡邉を入れたのも逃げ切りの証。ただ6回裏は山崎で切れており,7回裏一人出ればサンタナに回るということで,もう1イニング待っても良かったのか。でももし丸山和が居ればそんなに遜色は無いだけに,打率.077の邉の打撃(セーフティ試みるも投手の正面過ぎてアウト)が実に物悲しい。

10勝1敗1分とカモにしていた広島に4月13日(松山)以来の黒星を喫した。新加入の秋山には早速5打数4安打と洗礼。どこを打ってくるかを実際に見極めたかったのか?それともセ・リーグの野球に対応してきたのか?はたまたやくせんか?
カープの背番号9がどうも後半厄介な存在になってきそうな悪寒が・・・。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(原)ー広島(森下)14回戦 神宮 18:00
 ・対広島戦3戦2勝防御率1.89の原樹理。自身キャリアハイの7勝目を目指す。
 【メモ】実況今湊アナ[2-1-0 .667]×大久保解説員[0-1-0 .000]
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:52 | 更新情報をチェックする

2022年07月20日

"東京ヤクルト 8-2 巨人

G 000 200 000 2
S 000 202 31x 8
高橋50/3,○木澤(5-2)11,H久保1,星1,市川1−古賀
村上32号B(クロール)長岡6号@(赤星)

▼データ
 ・5カードぶりカード勝ち越し

◆ポイント
 ・5回表0死一塁吉川右安(メルセデス二塁ストップ)
 ・5回表0死一二塁北村捕邪飛
 ・5回表1死一二塁丸中飛(メルセデスタッチアップ出来ず)
 ・5回表2死一二塁岡本和左安(メルセデス本塁憤死)
 ・6回表F内川→8並木
 ・6回裏0死並木右3
 ・7回表久保3凡

津監督が11日ぶりに復帰。大松打撃コーチと森岡三塁コーチの姿も。高橋奎二緊急降板というアクシデントがありながら,津マジック。連投の梅野・コールがベンチ外という中で,木澤ー久保ー星ー市川というリレーで逃げ切る。ネーム的には不安しかないのに,津監督がいるだけで安心してしまう。凄すぎる。

先発は高橋奎二とメルセデス。高橋は3回まで7奪三振という快投。メルセデスも序盤3回出した走者はサンタナと高橋の四球のみで無失点と予想通り投手戦の様相。

試合が動いたのは4回表。2つの四球から2死二三塁のピンチを招き,やくせん重信に追い込んでから2点タイムリー放たれ先制を許す。それでもすぐさま振り出しに戻したスワローズ。先頭Gキラー武岡がチーム初安打。続く内川もしぶとくライト前に落とし,村上。ライトへのタイムリーで1点返し,なお0死一三塁からサンタナの痛烈なサードゴロ併殺間に内川生還。

2−2同点で5回表。結果的にポイントとなった回。先頭打者メルセデスがヒットで出塁。これが起点。続く吉川もライト前。悠々三塁狙える打球だったがセカンドでストップ。原監督ここでイライラ。0死一二塁北村に犠打を命じるも捕邪飛となりランナーそのまま。1死一二塁で丸はあわや本塁打というくらいのセンターフェンスギリギリへの大飛球。当然タッチアップかと思われたがまたもや二塁釘づけ。原監督さらに不機嫌。岡本和レフト前。レフトは内川ということで三塁元木コーチ腕を回したが,内川ー村上ー古賀と渡って本塁憤死。
もし走者がメルセデスで無ければ,(丸犠飛岡本タイムリーで)少なくとも2点入っていただろう。これがチームスポーツである野球ということにつながっていく。

6回表。この回からセンターに並木。山崎はレフトへ。ネクスト内川で並木がバットを振っていたことでここもアクシデントがあったか。さらに高橋奎二が先頭ウォーカーに投じた初球で足がつったか?自ら違和感を訴え降板。木澤が緊急リリーフで無失点で凌ぐ。これが七夕までのヤクルトの戦い方。

6回裏先頭並木。ライトへの飛球で重信がダイビングキャッチ試みるも後逸。俊足並木はあっという間に三塁到達。村上勝負を避けられ0死一三塁でサンタナ。バットを折りながらセンター前に弾き返し勝ち越し。村上は判断良く三塁陥れ,一三塁からオスナのセカンドゴロ間に村上生還。

2点リードを奪って7回表は久保。1番吉川から始まる打順を3人で斬って流れを完全に引き寄せてくれた。

7回裏来日初登板クロールから,山崎四球。牽制悪送球で一気に三塁に進み,武岡死球。一三塁から並木スクイズ敢行もクロールに上手く処理されたが,その並木を救う村上の一発。打った瞬間の確信歩きは勝負を決める32号3ランだった。

リードが6点に拡がったことで,8回は今季初登板星。9回は経験を積んだ市川というギャンブルながら盤石のリレーでマクガフの3連投も阻止。

「野球はチームスポーツ。勝つことは難しいとひしひしと感じながらやっていた。僕たちは2年前、苦しい試合をずっと続けてきた中で、勝つ事が当たり前じゃなかった。今、こうやって勝つという喜びを改めてうれしく実感できていることが幸せ」ー教科書に載せたいお言葉でした。

そして試合後

試合に出ていた赤星丸岡本和大城北村とたっぷりと炙り出されましたとさ。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)ー広島(大瀬良)13回戦 神宮 18:00
 ・堂林とマクブルームの陽性判定を受け「1軍監督、コーチ、選手、スタッフは21日もPCR検査を行う」とのことで,結果如何では試合開催すら危ぶまれるのでは?!
 ・西武時代対ヤクルト戦打率.372。神宮球場.382(55打数21安打)というあの頃のヤクルトをカモとした秋山翔吾との再戦
 【メモ】実況竹下アナ[2-1-0 .667]×阿波野解説員[0-1-0 .000]
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:46 | 更新情報をチェックする

2022年07月19日

"東京ヤクルト 5-3 巨人

G 000 000 120 3
S 020 012 00x 5
○小澤(2-0)6,コール1/3,H今野2/3,H梅野1,Sマクガフ(24)1ー古賀,内山壮

▼データ
 ・松元代行初勝利
 ・武岡:プロ初打点[戸郷],プロ初猛打賞
 ・広島自力優勝可能性再消滅

◆ポイント
 ・4回表1死満塁戸郷二併
 ・5回表0死一塁北村二併(武岡POD)
 ・7回表1死満塁Pコール→今野岡本和二飛ポランコ左飛
 ・8回表0死一塁大城右飛(渡邉FP)吉川二直併

七夕以来12日ぶり。松元監督代行初勝利。これだけ勝ってきたのに1つ勝つって難しい。そう思えた1勝でした。

連日のPCR狂。一昨日は広島のファーム。昨日は日本ハムBIGBOSS始め大量陽性。そして今日は巨人ファーム。濃厚接触の疑いがあるということでジャイアンツ寮生である新人の大勢と菊池が特例抹消。巨人のベンチ入り投手は6名という状況でのプレイボール。こういう時に戸郷に完投完封されてしまうのではと心配してしまうのが性。ただある程度序盤から球数放らせておけば必ずそこに勝機を見いだせるとは思った。ただ初回は僅か9球で三者凡退・・・。何をしとるんじゃとぼやきたくなったが2回裏。

先頭村上がヒット。サンタナ四球で一二塁。オスナレフトへの打球はオスナシフトで右に寄っていたこともあり二塁打に(これ昨日7回裏1死一二塁で重信に好捕されたシフトにも通じてどうやら相当右に寄って守っていることが明らかに)。村上還ってなお0死二三塁。内野は前進せず。7番武岡セカンドゴロ間にもう1点。これが武岡にとってプロ初打点。なお1死三塁で古賀。松元代行スクイズでもう1点奪う作戦も,相手バッテリーに完全に読まれ(記録三走オスナ走塁死),結局古賀で切れてしまうというよろしくない打順の巡りに。


プロ2試合目の先発となった小澤。初回は3者凡退と素晴らしいの立ち上がり。2回はアウト3つ全て三振。2回までに5奪三振という快投。4回表1死から中田ヒットウォーカー死球岸田ヒットで1死満塁というピンチを招いたが,戸郷を初球4−6−3併殺。

勝利投手の権利がかかる5回表。しかも1番から。NHKの中継的に勝負眼・プロニュー的には熱視線だと思ったイニング。先頭吉川にヒットを打たれ不穏な空気。ここで迎えた北村のセンター前抜けそうな打球をセカンド武岡が超好捕。グラブトスで併殺を決めた。抜ければ0死一三塁で丸とチャンスは一気に拡大した。それを防いだプレー。5回を無失点で切り抜けた。

5回裏はその武岡がプロ初の三塁打を放ち,古賀がライトポランコの前にポランと落ちるタイムリー。6回裏にも2死満塁から武岡がセカンド強襲の内野安打。二塁から村上もヘッドスライディングで生還し,いわゆる2点タイムリー内野安打。武岡デーは止まらず8回裏の第4打席でもヒットを放ち,プロ初の猛打賞。これでプロ通算3年目で9安打となったがその全てが対巨人戦(菅野4・戸郷3・田口1・今村1)と超巨人キラーであることが判明!

6回84球を投げ切った小澤。5−0で継投へ。しかしここからが長く苦しかった。。
2番手コールはゴロ間に1点失ったもののランナー綺麗になってから3者連続四球でコントロール定まらない。たまらず今野にスイッチ。散々満塁のピンチを同級生田口に助けてもらった今野。その田口が居ない分俺が!という気持ちを感じた。岡本和をインフィールドフライ。ポランコをレフトフライで無失点で斬ってのけた。

8回は現状方程式の梅野。しかしまさかの中田翔ウォーカーに連続被弾で3点差。なおも重信に四球と絶体絶命。それでもここから堅守のスワローズが復活。大城の飛球をフェンス際ライト渡邉ジャンプ一番。サンタナのままならまず間違いなく二塁打コース。1死一塁吉川はセカンド武岡へのライナー。一走重信飛び出しており今日3つめの併殺。

最後はマクガフ。昨日の登板はやはり空きすぎていたし,同点というモチベーションもあっただろう。抑え捕手壮真との呼吸もばっちりで,丸に対しては敢えて昨日打たれた配球でリベンジ。

「僕の中で悔しい部分はあって、毎日毎日負けないぞという気持ちは忘れずにファームの方で試合や練習をやってきたつもり」「僕が思っていたよりファンとの距離が近くて、ファンの方も手を振ってくれたりとか、すごいありがたみを感じました」
春のキャンプまで長岡武岡の区別がつかないなんて言われていたのに,今日で完全に長岡と武岡を構築しましたね。

代行も評価した「しっかり内野手の守備位置とか確認した上で、あそこの選択はやっぱり非常によかったんじゃないかなと思う」という0死二三塁での内野ゴロ間の1点。ここでもし7番打者が三振orポップフライだと,8番古賀・9番投手で無得点で終わった可能性が。おそらく一昨日までの状態なら・・。

7月19日生まれのちなヤクの皆さま。(この時期はオールスター休みと重なることも多かったとはいえ)2011年以来実に11年ぶりとなるバースデーすわほーおめでとうございます!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)ー巨人(メルセデス)18回戦 神宮 18:00
 ・5カードぶりの勝ち越しとマジック点灯を懸けてGキラー高橋奎二に託す
 ・巨人は入れ替えできるのか。また大勢もPCR検査ということで更なる連鎖を秘めているのでは?!
 【メモ】実況田淵アナ[3-3-0 .500]×館山解説員[3-1-0 .750]
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:47 | 更新情報をチェックする

2022年07月18日

"東京ヤクルト 8-10 巨人

G 024 101 002 10
S 401 010 200 8
石川4,木澤2,コール1,H梅野1,●マクガフ(0-1)1−西田,古賀
オスナ10号C(菅野)サンタナ5号@(菅野)6号@(菅野)元山1号@(菅野)

▼データ
 ・2020年9月8-15日以来の6連敗

◆ポイント
 ・4回表2死一塁吉川二盗→北村左安
 ・6回表2死一塁吉川二盗→丸中安
 ・7回裏2死一二塁坂口(一走古賀守備妨害により)二ゴ

5連敗対決。初回から満塁弾が飛び出すも,同点の9回中15日と間隔の空いたマクガフが丸に決勝弾を浴びて6連敗。投手出身の津監督ならマクガフをどこかで調整登板させていただろうか。

そして今日も分岐点となったのは古賀。7回裏2死一二塁から西田が意地のタイムリーでついに同点に追いつき,代走に古賀。バッターはコールの所で坂口。打球がライトへ抜けて勝ち越し!と思われた打球。しかしこれ古賀が吉川の捕球を妨害し守備妨害の判定。全く打球にも吉川にも視界に入っていないのか。一直線に二塁目指した走塁だった。蒸し返すようだが5月17日阪神戦(神宮)。オスナのサヨナラ犠飛のシーンでも二走古賀は無造作に三塁に向かっていた。何を考えてるんだと野村監督にぼやいてもらいたいくらい致命的な走塁。野球脳に呆然。

西田が吉川尚輝に許したいずれも2死一塁からの2つの盗塁。これも得点につながった。ファームでほとんどマスクを被っておらず,盗塁阻止という観点では不安は否めない。それでも西田はバットでそれを取り返してくれたから。

サンタナの守備も決して上手いとは言えないし,取って欲しいと思う飛球もあるけれど,それでもバットで取り返してくれる。それも復帰2試合目でいきなり2発。今日に至っては4打席2本塁打2四球と全打席出塁。そしてオスナとの相乗効果は∞。

武岡はプロ初安打を放った菅野から今日も2安打。元山もようやく初安打が反撃の狼煙となる一発。今日登録の長岡は復帰初打席でヒット。ファールで粘ってのヒットだっただけに,自ら打席で間隔を取り戻していた感。非情の抹消となった背番号3の居場所は今日をもって完全に無くなった。そう思えた瞬間でもあった。

代行「最後まであきらめず、粘り強く戦えた。明日につながると思う」。確かに粘りの姿勢は見えた。けれども9回裏壮真の代打起用に関しては,追いついて延長に入り,もし捕手にアクシデントがあった場合どう采配をするつもりだったのか?そこはハッキリ問われても良いと思う。いくら代行とはいえ。昨年の9回打ち切り制ではないのだから。

試合が流れた広島も自力優勝の可能性が復活。明後日には阪神にも自力優勝復活の可能性とリーグの様相が風雲急を告げてきた。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小澤)ー巨人(戸郷)17回戦 神宮 18:00
 ・2011年を最後に勝ちが無い魔の7月19日
 【メモ】実況谷岡アナ[3-0-0 1.00]×江本解説員[2-0-0 1.00]
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:28 | 更新情報をチェックする

2022年07月17日

"東京ヤクルト 2-10 横浜DeNA

S 200 000 000 2
B 104 005 00x 10
●サイスニード(4-3)4,宮台11/3,杉山2/3,久保2−古賀

▼データ
 ・2020年10月25〜11月1日以来5連敗

◆ポイント
 ・3回裏2死二三塁戸柱右安(一塁空いていた)
 ・4回表0死一二塁西浦投ゴ(犠打失敗)古賀投併

術明けリハビリ中のサンタナを実戦無しで出場選手登録即スタメンという起爆剤を投入も流れ変わらず。15安打10失点の大敗で,2020年以来2年ぶりの5連敗。

いきなりサンタナに見せ場が来た。初回先頭山崎四球太田犠打内川進塁打。2死三塁から村上がタイムリーで幸先よく先制し,なお2死二塁。ここでサンタナは三遊間深いところへ。足の状態からしてアウトかと思ってしまったが,全力疾走怠らずかつ長い脚が生きて内野安打に。2死一三塁とチャンスを拡大し,盟友が帰ってきてご機嫌のオスナがタイムリー。オスナサンタナコンビ健在を見せつけた。

4回も先頭サンタナそしてオスナの連続安打。0死一二塁で課題の下位打線。松元代行は7番西浦に犠打を指示。9番サイスニードに代打を出す目論見だったのだろうか。しかし西浦の犠打はピッチャー正面のゴロ。二走サンタナが三塁でフォースアウト。1死一二塁で古賀。ピッチャーゴロ併殺でサイスニードに代打どころか古賀で切れるという最悪の結果。ハッキリ言って萎えた。

サイスニードは中2週間での登板。この間4度の中止。調整が難しかったという面があるだろうから責めれれまい。
1点勝ち越されて尚2死二三塁。戸柱で次は森。結果論になるが森は完全に合っていなかった。一塁空いているというのは古賀の頭の中に入っていたのだろうか。中村悠平ならどちらを天秤にかけたのか。そして打たれたのは変化球ばかり。このあたりバッテリーの呼吸も。
これで4月20日中日戦(バンテリン)から古賀スタメンマスク試合は6連敗。

宮台のイニング跨ぎで勝負は完全に決したわけだが,4点ビハインドの状況で前進守備。桑原の打球はサンタナの上を越され,佐野の打球は通常の守備位置なら併殺コースがタイムリーになる。何をやっても裏目。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)ー巨人(菅野)16回戦 神宮 18:00
 ・5連敗同士の対決。どちらが連敗止まるか?
 ・明日は広島にも自力優勝可能性復活
 【メモ】実況立本アナ[3-0-0 1.00]×斎藤雅解説員[1-0-0 1.00]
神奈川 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:22 | 更新情報をチェックする

2022年07月16日

"東京ヤクルト 2-3x 横浜DeNA

S 000 200 000 2
B 020 000 001x3
原7,H梅野1,●今野(1-2)1/3−古賀
村上31号A(今永)

▼データ
 ・3/29-4/1以来今季2度目4連敗

◆ポイント
 ・6回表2死満塁古賀三振(四球後の初球ど真ん中ストレートを見逃し)
 ・9回裏1死一塁佐野(カウント0−2から1球外す)中2

夕方から雨が強まる予報だったので今日も中止濃厚と思われたがまさかの強行。一時中断があったもののそれは10分足らずで試合成立。そして結末は最終回悪夢のサヨナラ負けで4連敗。

打てない。村上以外は内川の1安打のみ。9イニング中6イニングは淡々と三者凡退。
守れない。9回裏1死二塁佐野はフェンス直撃の二塁打。一走桑原は三塁田中浩康コーチが制止。1死二三塁で牧。ここは敬遠で満塁策で内野ゴロのある宮崎勝負となるだろうと思った。しかし中継プレーでとんでもないことが。ショート西浦が送球を地面に叩きつけ,その間に桑原が生還しサヨナラ・・。まるで2011年9月24日ナゴヤドームの飯原のコロコロ送球のような終わり方だった。

原樹理は2回裏0死一塁ソトのライトフライかと思われた飛球がまさかのスタンドインで先制を許したが,それでも樹理本来の粘りの投球。3回裏0死満塁宮崎を5−2−3併殺,ソトを三振。7回裏2死一二塁牧ショートゴロなど,8安打されながらも得点は不運な2点のみ。ドラフト後の東都入れ替え戦で投げ合った今永と互角に渡り合った。

3度打順が村上に回る6回表。2死無走者から無理しない四球。ここから内川がヒットでつないで代走渡邉。オスナ四球と満塁の好機を築いた。ここで古賀。四球後のファーストストライクを平然と見逃して結局追い込まれてボール球に手を出しての三振。捕手の読み。中村なら壮真なら初球に狙いを定めたろうに・・・。

と同時に松元代行には代打という作戦は考えられなかったのか?西田・嶋はマスクを被れない状態なら致し方ない。結局代走渡邉以外の選手起用は無し。切り札・坂口は宝の持ち腐れ。代行が現役時代よく代えられた左対左への拘りがあるのだろうか・・。
9回表代打を送られなかった渡邉もボール球振り回してセンターフライとがっかりな内容。先頭出して犠打なり駆使してなんとでも1点とってマクガフにつなぐ。そんな執念は全く感じられなかった。

で結末は語り草になるであろうアレ送球。打てないならせめて堅守を。長岡はどう転んだってしばらく出てこないんだから,精神的余裕が欲しいのに,追い詰められたような表情。かといって31歳。緊急事態に自分がチームを鼓舞するんだ!そんなシーンがあってもいいはずのにそれが全くない。ここが一番悲しい。

ただその佐野は2球で0−2と追い込んでテンプレのように1球外す。これが2020年まで中村がよくやっていた配球だと思いだした。

あとある意味今日一気になったのは石井弘寿コーチがベンチにいたこと。9日に津監督らと同日の陽性反応だったので,もう戻れるってこと?!

■NEXT GAME
 横浜DeNA(M口)ー東京ヤクルト(サイスニード)14回戦 横浜 18:00
 ・明日は天候心配なさそう
 ・勝てばマジック再点灯という可能性はあるのだが・・・
神奈川 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:45 | 更新情報をチェックする

2022年07月14日

"東京ヤクルト 1-4 中日

S 100 000 000 1
D 101 000 20x 4
●小川(5-4)6,コール1,宮台1−古賀

▼データ
 ・マジック消滅
 ・3/29-4/1以来3連敗
 ・宮台:2018年以来8月23日ソフトバンク戦(東京ドーム)4年ぶり一軍登板

◆ポイント
 ・1回裏1死満塁西浦遊併
 ・7回裏1死一塁木下拓左本

今季2度目の3連敗・・・DeNAが勝ったのでマジック消滅。ただ2位以下が借金。

前夜ブレーキとなったFキブレハン→内川,C元山→武岡で挑んだ松元監督代行2試合目。
早速3番内川が抜擢に応えてくれた。1死から山崎が粘って四球を選び,今季初打席内川の二塁打で二三塁。村上四球で1死満塁。ここでオスナがタイムリーで先制。なお1死満塁。しかし西浦が注文通りの併殺。これが今日の全てだったといっても過言ではないだろう。

立ち上がりアップアップの笠原を助けたことも然りだが,何より打順の巡りを悪くした。4回6回と8番武岡の所で打順が切れ,5回表は小川が先頭打者。7回表は先頭小川に代打を送らざるを得なくなった。とりわけ代打に関しては6回80球。球数的にはまだまだ行けたし,どちらかのイニングで小川まで回っていれば,7回裏も小川に託せた。そうなれば7回裏はまた違った展開となった可能性も。

そして昨日今日とビハインドの場面で中継ぎ陣がさらなる失点を重ねたのも事実。リードを許していても木澤や大西が無失点で踏ん張ってくれたことで終盤の数々のドラマが生まれていた。それが出来なくなった。まるで2020年や2019年のヤクルトを見ているかのようだった。それでいてあの頃のような追いつかない程度の反撃も出来ない。6回以降は村上の1安打のみ。

中日の打点はすべて木下拓。やくせんということを差し引いても同じ打者に打たれる。裏を返すと打たれ続けた古賀の配球。これもまた2020年まで中村悠平がもがき苦しんだ日々に似ているような気がした。

二遊間。西浦・元山・武岡で14打数1安打。打率.071。長岡の存在の大きさも改めて浮き彫りになりました・・・。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(坂本)ー東京ヤクルト(サイスニード)13回戦 横浜 18:00
 ・またも左腕坂本でおそらく3連戦全員左
 ・DeNAは広島からの当日移動。ここに勝機はあるのか。
 ・雨予報
愛知 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:50 | 更新情報をチェックする

2022年07月13日

"東京ヤクルト 3-6 中日 マジック48

S 200 100 000 3
D 000 001 41x 6
高橋6,●木澤(4-2)1/3,今野2/3,小澤1−古賀
村上30号A(小笠原)

▼データ
 ・村上:両リーグ30号一番乗り

◆ポイント
 ・1回表1死一塁キブレハン遊ゴ(松元監督代行リクエストにより判定覆る)
 ・3回表1死三塁山崎三ゴキブレハン三ゴ
 ・4回表1死一三塁元山二併
 ・7回表0死一塁元山捕併

5日ぶりの試合。松元監督代行初陣。清水・田口・大西・石山を欠くリリーフ陣がリードを保てず逆転負け。それでもマジック対象DeNAが敗れたのでマジック1つ減って「48」。2位巨人敗れ三度セ・リーグの貯金独占には変わりない。

「こういう時だからこそ一層団結してやる。その中でも中心は必要で、そこに僕がいることは自覚している。何とかチームを勝たせる打撃をしたい」こう語った村上のまさに有言実行の一発だった。
初回。残された主力3人のうちの一人山崎のヒットから。しかし3番キブレハンはショートゴロ併殺でチェンジの判定だったが,松元監督代行初回から迷わずリクエスト要求。この執念が実り判定覆り一塁セーフとなり,仕切り直しで村上。小笠原慎之助のインコース高め148キロの直球を捉え,バックスクリーンやや左に飛び込む30号2ランで先制。

この2点があればで十分とばかりに,先発高橋奎二も飛ばした。4回までパーフェクトピッチ。

打線も4回表。先頭村上の四球,オスナのヒットで0死一二塁から6番西浦に犠打を命じた松元監督代行。そして見事に決めた西浦。1死二三塁となり古賀。ライトへの飛球。これが犠飛エラーとなり貴重な3点目。

しかしここから歯車が狂いだした。なお1死一三塁で元山が最悪の併殺。9番高橋まで回せない。元山に至っては7回0死一塁の場面でも犠打併殺。今日2併殺。守備でも山田ならと思わせる当たりをヒットにしてしまう。ファームでの成績が物語っていた。

さらに3番キブレハンはショートゴロ・サードゴロ・セカンドゴロ・三振と4タコ。これで9打数0安打。村上の前で打線を寸断。昨日の豊橋レフト荒木・セカンド武岡から入れ替えたところが見事に足を引っ張った感。

高橋奎二は5回裏先頭ビシエドに二塁打を浴びパーフェクトは途絶えたものの,依然完封ペース。しかし6回裏。突如3連打を浴び0死満塁のピンチ。ビシエドに押し出し死球こそ与えてしまったが,岡林・木下拓・アリエルと三者三振で6回1失点。
ただ球数が102球。そして7回表に打順が回ってしまうという巡り。来週の巨人戦を考えてもこれ以上無理は出来ない。この代打は止む無しだと思う。

それだけに元山の犠打失敗併殺。1死二塁なら代打内川も十分考えられただろう。それが2死無走者ではあまりに局面が異なる。

7回裏2死満塁で打者岡林。34さんがいればなんの迷いもなくスイッチできたであろう。しかし切り札を欠く。その穴を痛感させられた。さらにもう2点。1点差で踏みとどまれないのはまるであの頃。色んな意味で総合力。チーム力が劣っていることを痛感させられた。

小笠原→笠原と来てベイスターズ3連戦もどうやら東・今永・M口と左腕の先発が続くようだ。キブレハンの見極め含め松元監督の決断や如何に。

■NEXT GAME
 中日(笠原)ー東京ヤクルト(小川)13回戦 バンテリンドーム 18:00
 ・エースの意地を魅せてもらうしかない!完投で勝つしか勝機は無いくらいの気持ちで!
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:00 | 更新情報をチェックする