2022年04月30日

"東京ヤクルト 2-0 横浜DeNA

B 000 000 000 0
S 001 001 00x 2
○サイスニード(2-0)6,H梅野1,H田口1/3,H今野2/3,Sマクガフ(7)1−内山壮

▼データ
 ・青木:NPB通算1500試合出場(史上201人目)
青木が1500試合出場 プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの青木宣親外野手は30日、DeNA6回戦(神宮)に2番左翼で出場し、通算1500試合出場を達成した。
 プロ野球201人目。初出場は2004年7月17日の巨人15回戦(東京ド)の八回に代打で。[ 4/30(土) 19:45配信 時事通信 ]


◆ポイント
 ・3回裏0死一塁サイスニード初球一犠
 ・8回表1死一塁P田口→今野牧ソト連続三振

開幕3連戦3連勝以来となる3連勝で貯金3。首位との差も3で4月終了。いざ鬼門の5月へ。

当初は火曜日先発予定だったサイスニード。この試合が雨で流れ,ローテ変更で金曜日に回るも再び流れ,中10日で先発。不規則な調整もなんのその。3回パーフェクトと完璧な立ち上がり。

対するは対ヤクルト戦防御率0.56の神茶谷。しかも打線が沈黙する神宮。初回2回と0に抑えられはしたが,前回マダックスを喫した時に較べると初回13球,2回14球とせめて球数だけは放らせている感はあった。
3回裏。先頭壮真が4球ファールで粘った末に9球目に四球を選び,犠打の苦手なサイスニードが初球をキッチリ決め1死二塁という形を築いた。

太田は倒れたが,青木の実に21試合ぶりとなるタイムリーで先制。上茶谷からは4月1日2回裏村上のソロ本塁打以来実に17イニングぶりの得点となった。なおも山田の二塁打。村上の申告敬遠で満塁と攻め立てるも,5番塩見がセンターフライに倒れ1点のみ。

サイスニードの完全試合は11人目で途切れたが,4回以降は走者出しながらも要所締めるピッチング。上茶谷も同様な投球を繰り広げ,点が入らない2022神宮仕様な試合展開。改めて5番問題も露呈した。

6回裏1死からオスナ二塁打。壮真も二塁打で続いて貴重な追加点。古賀との差は歴然。第1打席四球。第2打席は2死無走者から9番まで回す安打。そして第3打席で走者を置いてタイムリー。復帰間近の中村悠平の登録に伴う抹消は古賀で無いかと思う今日この頃。

7回からは両軍継投ということで上茶谷の対ヤクルト戦防御率は0.56→1.23に。2点リードで7回梅野→8回楠本佐野に田口→牧ソトに今野。一番厳しいところを断ってくれた今野の力もあって,マクガフは若干力を抜いてのセーブ。山田のエラーにも全く動じないのだから本当にすごい安定感。

神宮12試合目は2得点なので1試合平均は2.33とまぁ相変わらずではありますが・・昨年の4月終了時:貯金4。首位とのゲーム差3.5と比較してほぼほぼ変わらない成績となりました。
4月終えての順位表
順位チーム名試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率失策
1巨人3120110.645-1361113512.2533.1119
2広島2916121.5712.512196107.2553.1513
3ヤクルト2715120.5560.51011052613.2293.3115
4中日2613130.5001.590911711.2513.3216
5DeNA2510150.4002.5851121810.2424.1213
6阪神309201.3103.0921102318.2273.5611

そして迎える5月。昨年ですら勝ち越せなかった5月。2014年を最後に勝ち越しの無い5月。16連敗に10連敗に9連敗と大型連敗の季節到来。
2010年03勝16敗1分[09連敗]
2011年09勝09敗1分
2012年06勝15敗1分[10連敗]
2013年07勝15敗1分[06連敗]
2014年13勝11敗1分
2015年09勝15敗1分[09連敗]
2016年12勝14敗0分
2017年10勝14敗0分
2018年10勝12敗1分[06連敗]
2019年05勝20敗1分[16連敗]
2020年試合無し
2021年09勝09敗3分


こどもの日に勝てていないことで有名でしたが,改めて調べると13日そして16日も同じように2014年を最後に勝てていません(ちなみに16日は今年月曜日につき試合無し)。
そしてそれらをもさらに上回り勝利から見放されているのは10日!直近に勝利したのは2012年。5月10日というと・・・ミスチルさんのデビュー記念日。わたくしが浮気していることが多いからかしらん?!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高梨)ー横浜DeNA(大貫)7回戦 神宮 18:00
 ・5月1日DeNA戦は2019年,2021年そして2022年と令和に入り恒例のカードとなりますが,神宮でとなると2010年以来12年ぶり。うっ…頭が。。
 【メモ】実況大川アナ[0-2-0 .000]×斎藤雅解説員[昨季2-3-0 .400]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:40 | 更新情報をチェックする

2022年04月29日

"東京ヤクルト 中止 横浜DeNA

今週2試合目の中止。広島からの当日移動日だしいい休養になったと捉えて。神宮DeNA戦もこれで2試合目の中止。
ファームは雨の影響を受けないベルーナドームで西武戦。中村悠平が5番捕手で初のフル出場。一軍昇格間近と捉えてよろしいでしょうか。

キブレハン外野手を獲得 プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは29日、昨年の東京五輪の米国代表だったパトリック・キブレハン外野手(32)=188センチ、98キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。単年契約で、年俸は48万ドル(約6200万円)プラス出来高払い。
 2016年にパドレスでメジャーデビュー。大リーグ通算137試合に出場し、打率.208、10本塁打の成績。(金額は推定)[ 4/29(金) 17:15配信 時事通信 ]

「まず、東京ヤクルトスワローズでプレーする機会を与えていただいた、球団関係者の皆さまに感謝します。1日でも早くチームに合流し、東京ヤクルトスワローズが再び日本一になれるよう頑張ります。そして、スワローズファンの皆さまとお会いすることを楽しみにしています。」

サンタナがアメリカで左半月板のクリーニング手術。阪神時代の福留が同じ手術を5月に受けて8月に復帰したことがあるそうで,早ければオールスター明けにも戻る可能性はありそうです。そんなサンタナの穴を埋めかつオスナの刺激にもなりそうな外国人の獲得。
なんでも東京オリンピックアメリカ代表にも選出されていたそうですが,実際の試合出場は無かったとのこと。それでもマクガフとチームメイトということになるので,ご"燕"はあるはず。
背番号は空き番の「2」。
 58飯田哲也(1991-2004)→○リグス(2005-2008)→△相川亮二(2009-2014)→△大引啓次(2015-2019)→○エスコバー(2020)→52中村悠平(2021)→○キブレハン(2022-)

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)ー横浜DeNA(上茶谷)6回戦 神宮 18:00
 ・今週2回流したサイスニードがスライド。そろそそ投げ抹消か。
 ・対するは上茶谷大河。こちらのデータが示すように広島戦は炎上する紙茶谷が,ヤクルト戦になると神茶谷と化します
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 【メモ】実況谷岡アナ[昨季4-4-0 .500]×平松解説員[昨季2-2-1 .500]
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:15 | 更新情報をチェックする

2022年04月28日

"東京ヤクルト 9-5 広島

S 000 000 090 9
C 000 200 030 5
高橋5,梅野1,○大西(1-0)1,石山2/3,田口1/3,マクガフ1−松本直

▼データ
 ・3位浮上
 ・木曜日初勝利

◆ポイント
 ・8回表1死満塁長岡四球
 ・8回表2死満塁山崎右2

坂倉の本塁打による失点が重く圧し掛かる。
打線は九里亜蓮の前にゼロ行進。チャンスらしいチャンスは6回表。エラーもあって2死満塁を築くも,塩見が初球サードゴロであっさりとチェンジ。九里は7回もマウンドに上がり116球でお役御免。残る2イニングは中崎−栗林というカープ勝利の方程式に持ち込まれたわけだが・・・マツダスタジアムのマウンドに魔物が住み着いたかのような8回表裏だった。

1死から太田に四球。青木にストレートの四球。山田にも四球で満塁。村上を迎えるところで佐々岡監督迷うも,中崎続投の判断。4番の意地を魅せた村上。センターの前に弾き返して2者生還。これで同点。高橋の負けを消した。

ここで中崎から島内にスイッチ。しかし四球渦はマウンドに憑りつかれたまま。塩見四球で再び満塁となり,今季101打席97打数2死球2犠打と四球の無い長岡が打席へ。長岡はじっくりボール球を4球見極めた。長岡自身今季初,プロ通算2個目の四球が貴重な貴重な押し出し四球となり勝ち越し。打席で小さくガッツポーズした長岡。この次の打者につなぐ。いや四球でも次の打者につながるという意識に変化が生まれるか。
さらに満塁からオスナがタイムリー。松本直もタイムリー。さらにこのイニング4度目の満塁機に代走から出場の山崎にも今季初安打となる走者一掃タイムリー二塁打でこの回計一挙9得点の猛攻。


何故か神宮以外だと爆発する打線。関東以外だと9試合で54点。今のビジユニに変更となった2016年2017年頃はとにかくビジターで勝てず,ユニフォームは縁起悪いなんて嘆いた時期があったが,今や昔。神戸で日本一になるは,なんだかイメージ変わりましたよね♪

しかし楽勝ムードが一変・・・。阪神3連戦謎のベンチ外だった石山が11日ぶりに登板も,先頭田中広から4連打。8回表の攻撃に時間を費やしたこともあったのか。それともベンチ外だった原因なのか。いずれにしても一抹の不安。

それでも今日も火消しの田口くん。そして安定感抜群マクガフは3者連続三振。この2人がいれば大丈夫!!追加点を許さなかった梅野大西も陰の殊勲者。ビハインドの中継ぎ大事。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)ー横浜DeNA(有吉)6回戦 神宮 18:00
 ・明日から2クール目
 ・昨年はなんとしても短期間で感染を抑え込む(`・ω・´)ということで緊急事態宣言が発せられ無観客試合を強いられたので実に3年ぶりにGWに神宮球場に観客を収容出来るわけが,中止が濃厚か
 【メモ】実況今湊アナ[0-1-0 .000]×里崎解説員[昨季2-2-0 .500]
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:25 | 更新情報をチェックする

2022年04月27日

"東京ヤクルト 8-2 広島

S 130 201 010 8
C 000 001 010 2
○原(2-2)8,コール1−内山壮
山田5号@(床田)村上6号A(矢崎)塩見4号@(松本)

▼データ
 ・貯金1 

◆ポイント
 ・2回表2死二三塁塩見左安
 ・2回裏3者凡退
 ・3回裏2死一二塁マクブルーム投直

神宮以外だと活発になる打線。今季総得点90のうち2/3はビジター。この処方箋は何処にあるの?!
 ・ビジター12試合60点(1試合平均5.0点)
 ・ホーム13試合30点(1試合平均2.3点)

昨日は恵みの雨。サイスニードはスライドせず当初の予定通り中10日で原樹理。このあたりもマネジメントか。

防御率リーグトップ1.65。松山では手も足も出せなかった床田との再戦。
初回2死から山田の本塁打で先制。2回表は先頭長岡が自身プロ2個目の死球で出塁。オスナの二塁打で0死二三塁とチャンスを築くも,壮真樹理いずれもショートゴロ。ゴロゴーという作戦も無くランナー釘づけ。どうにもこうにも嫌な流れだったが,そこを救ってくれた1番復帰塩見のタイムリー。村上の後の打者問題は残るがやはり塩見は1番が一番活きるのか。さらに青木四球のあと山田の当たりで塩見生還。

床田相手に4点。そのリードを吐き出さない樹理。2回裏は僅か6球で3者凡退。3回裏も味方が2死満塁という絶好機を逸してのピッチング。走者を出したがマクブルームをピッチャーライナーに打ち取り無失点。相手に流れを渡さない。このあたりが小川さんとの違いか。

あとはビジターのスワローズ打線のエンジン全開。4回表村上2ラン。6回表塩見ソロ。8回表村上タイムリーと実に効果的な加点。

樹理点差開いた中でも冷静なピッチング。ゴロ間とタイムリーで失点も,8回100球でお役御免。9回は津監督がピッチャーコールをコールする余裕。日本に馴染めてないかつ自信なさそうな顔をしていたが,少しは自信を取り戻せたか。明日の高橋奎二登録に伴う抹消の最有力候補から生き残ったか!?

■NEXT GAME
 広島(九里)ー東京ヤクルト(高橋)4回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・大量得点の翌日に九里亜蓮
広島 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:46 | 更新情報をチェックする

2022年04月24日

"東京ヤクルト 3-11 阪神

T 402 001 220 11
S 000 200 010 3
●金久保(1-1)21/3,大西12/3,木澤2,大下1,コール1,今野1−古賀,内山壮

▼データ
 ・2021年9月12日中日戦(バンテリンドーム)以来32週間ぶり日曜日黒星
 ・神宮11試合3勝8敗(4カード連続勝ち越し無し)

◆ポイント
 ・1回表2死一塁中野右本
 ・2回裏1死三塁古賀右飛(犠飛にならない)

30分遅らせ試合開始も,こんなんなら中止の方が良かったと思いたくなる試合で日曜神話もストップ。

金久保はヨーイドンで4失点。佐藤輝の一発は致し方なかったが,中野の2ランがガンケルを完全に楽にさせてしまった。来週はお得意のDeNA戦だがローテーションはそのままかな?!

1点でもコツコツ返していけばという2回裏。1死からオスナの飛球をダイビングキャッチ狙った元恋人高山が及ばず三塁打に。内野は点差もあり通常の守備体系というところで古賀は浅いライトフライ。内野ゴロでOKな場面でそれが出来ない。古田解説員からも”金久保の方が期待出来る””評価を下げる”とバッサリ言われたのが印象的でした。

長岡に関しても,内山壮とコールの二塁送球をそれぞれ捕球出来ずに走者の進塁を許し,前進守備の強い打球も弾いて捕球出来ず。こちらも古田解説員に”長岡疲れてるのこれ”ときついお言葉。

天候のせいもあるんだろうけど,なんだか全体的に集中力を欠いてませんかね。。覇気を感じません。

■NEXT GAME
 広島(九里)−東京ヤクルト(サイスニード)3回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・ホームビジターちょうど一周りとなる10カード目
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:04 | 更新情報をチェックする

2022年04月23日

"東京ヤクルト 1-0 阪神

T 000 000 000 0
S 000 100 00x 1
○石川(1-2)6,H梅野2/3,H田口11/3,Sマクガフ(6)1−内山壮
青木1号@(ウィルカーソン)

▼データ
 ・石川:21年連続勝利(入団1年目からでは1956-77年米田哲也(近鉄)22年,1953-73年小山正明(大洋)21年に次ぐ史上3人目,左腕では初)
 ・同:42歳以上で白星(史上12人目,先発勝利は9人目)(球団史上最年長勝利記録更新)
 ・石川−内山壮:40代投手が10代捕手と先発バッテリーを組んで勝利は1985年10月10日西武高橋直(40歳7カ月)−仲田(19歳8カ月),1988年10月12日同23日阪急山田(40歳2カ月)−中嶋(19歳6カ月)以来史上3組目
 ・青木:勝利投手と勝利打点が40代(2016年8月20日黒田(広島)以来,投手と打者が違うケースでは2013年6月23日山本昌/和田(中日)以来)

◆ポイント
 ・1回表1死満塁ロハス・ジュニア捕邪小野寺三振
 ・7回表2死一塁中野二盗死

勝利投手42歳石川雅規。勝利打点40歳青木宣親。投手と野手の最年長選手によるお立ち台。こんなメモリアルなゲームありません!唯一悔しいのはこの2人を取り囲むはずのちーむ最年鳥つば九郎がこの場に立ち会えなかったこと。

チーム16イニングぶりの得点となった青木のソロ本塁打。松元作戦コーチが円陣を組んだ直後の先頭打者なだけに,円陣効果!と声を大にして言いたいところだが,よくよく考えてみれば先頭打者の青木はその指示を聞いていない(円陣には加わらない)はず。#円陣とは

という意味で今日も接戦をモノに出来たのは投手陣のお蔭。
中15日の登板となった石川の立ち上がりは決して良いとは言えなかった。1死から熊谷佐藤輝に連打。重盗を決められ,大山には四球で1死満塁といきなりの大ピンチ。しかしここでロハス・ジュニアを捕邪飛。小野寺暖を見逃し三振。初回で30球を要しはしたが,無失点で切り抜けると,2回以降は昨日の青柳のように阪神打線を手玉にとる石川。

守備でも石川を助けた。3回表2死佐藤輝のスライドのかかったライナー飛球をライト太田がダイビングキャッチ。4回表は1死からロハス・ジュニアに勿体ない死球を与えてしまうが,小野寺をセカンドゴロ。山田からの返球を今日は長岡が一塁へストライク送球で併殺完成。さらに5回表も先頭梅野にヒットを許すも,梅野を注文通り6−4−3。そして6回表先頭近本の打球を長岡がダイビングキャッチ。許したら煩い走者を出さなかった。

6回92球無失点で,6回裏先頭の打順が回ってきたとことで代打。7回から継投へ。石山が2日続けてベンチ外という不穏な空気のブルペンからまず投入されたのは梅野。
一昨年の開幕戦など何度か石川の勝ちの権利を消してきた梅野に若干の不安もあったが,大人になった梅野は大山をセカンドゴロ。ロハスをサードファールフライ。だが小野寺の打球を肉のある部分だとは思うが当てて内野安打に。左の中野を迎えたところで迷わず田口にスイッチを決断。ここからと決めていたのだろう。その初球から仕掛けてきた阪神ベンチだったが,19歳壮真が冷静に刺してチェンジ。今日も一球さんかと思われたが,跨いだ田口くん。

中野梅野代打山本と全く危なげなく三者凡退で,マクガフに。1番近本からと全く感じさせない安定感。何事も無かったかのようにセーブを挙げるクールなスコット。

青木「めちゃめちゃ嬉しいでーす!」「いや、もちろんですね。ほんと、クラブハウスでもロッカー隣で。なかなか勝てない石川さんをね、ちょっとこう…元気のない石川さん見てたんで。なんか、きょう良かったです、ほんと。石川じいさんのために頑張りました!」「いや、あの…。石川さんもなんか、マウンドを下りた後もやっぱり勝ちたいって思いが強いのか、なんかこうそわそわしてましたね。フフ。まぁ、いいピッチングしてたんで、そのへんはね、満足してると思うんですけど。でも、やっぱり勝ちが付いたことは本当に石川さんにとってね、またチームにとっても良かったと思います」

石川「青木おじさんが打ってくれたので勇気をもらえました」「(内山)壮真が良いリードをしてくれた。バックもナイスプレーで守り立ててくれたので最高のゲームができました」「一人ではなかなかできない数字。いつも応援してくれるファンやサポートしてくれる裏方さん、監督、コーチのおかげで今日もマウンドに立つことができました。本当にありがとうございました」「まだまだ若い人に負けない気持ちで頑張ります」

合計82歳のヒーローインタビュー。今日スタメンの壮真・長岡・村上に濱田を足して4人でようやく82歳なんですから。ほんとにすごい!!!!まだまだ興奮が冷めません!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(金久保)ー阪神(ガンケル)6回戦 神宮 18:00
 ・公式戦9連勝&日本シリーズ含めると10連勝の日曜日
 ・ガンケルは一発病があるだけに,今日のように一発でいかに仕留めるかがカギか。
 【メモ】実況大川アナ[0-1-0 .000]×田尾解説員[昨季1-0-0 1.00]田尾解説員は昨年も一昨年も1試合のみですがいずれも勝利しております。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:07 | 更新情報をチェックする

2022年04月22日

"東京ヤクルト 0-6 阪神

T 200 000 400 6
S 000 000 000 0
●高梨(2-2)6,コール1,大下2−松本直,内山壮

▼データ
 ・3/29-4/1以来となる連敗
 ・神宮9試合2勝7敗
 ・コール:来日初登板,初奪三振[梅野]

◆ポイント
 ・1回裏2死満塁長岡三振
 ・7回表Pコール

マツダスタジアム→東京ドーム→バンテリンドーム→横浜スタジアムといずれも同一カード3連敗。今季ビジター全戦全敗で神宮に乗り込んできた阪神に初勝利を献上。

昨季7戦4敗。苦手・青柳の前に3安打完封負け。
塩見オスナを外しH太田F青木D村上B宮本E長岡G山崎と左打者6人を並べて挑んだが,三者凡退6回。得点圏に進んだのは1回と6回の2イニングだけ。

初回先頭太田が初球を逆方向。さらに左打者2人に四球で2死満塁とチャンスを築くも,長岡は三振。連続四球のあとの初球を見送るも,ファールファール空振りで三振。絶対四球選ばないマンの本領発揮で完全に立ち直られた。

高梨も唯一の失投が初回大山の被弾。6回2失点と先発の役割を果たしてくれたが,如何せん今日の青柳相手ではどうしようもない。アウト27のうち内野ゴロが17。

試合を壊したのは昇格即登板のコール。髭を蓄えた長身右腕から繰り出す投球はまるでイノーア。近本に四球。熊谷の犠打でアウトを1つもらったが,佐藤輝にタイムリー二塁打。大山のライトフライで佐藤は三塁へ。糸井に四球を与え,ロハスジュニアにレフトポール直撃弾。接戦ではとても使えないことが判明したことが今日最大の収穫だったということで( *`ω´)

つば九郎&つばみのいない神宮は虚しいものです。。
つば九郎が濃厚接触者疑い 関係者の新型コロナ陽性判定を受け つばみとともに3試合自粛
 ヤクルトは21日、関係者の新型コロナウイルス陽性判定を受け、つば九郎とつばみが濃厚接触者疑いに該当すると判断されたと発表した。22日からの阪神3連戦(神宮)は出演を自粛する。
 つば九郎は自身の公式ブログで「ついにことし、もくひょうだった、しゅさいじあいれんぞく2000しあいたっせい、もくぜんでしたが、かんせんしょうたいさく、のうこうせっしょくに、がいとうしてしまいまして、あすからのしあいを、ほけんじょのしじにしたがい、じしゅかくり、おやすみをすることになりました。
 こうなってしまったことは、げんざいのかんせんしょうたいさくのなか、だれのせいでもありません。ぼくじしんのこうどうに、あまえがあったとおもっております。
 ながいあいだ、おおくのかたに、ここまでささえていただき、そのきたいにこたえられず、ほんとうに、もうしわけなくなさけない、ごめんなさい、
 たいちょう(とりです)は、いぜんとからわずげんきです。きもちがまだついてきませんが。
 れんぞくしあいしゅつじょうは、だんねんですが、つうさん2000しあいにむけてまたしあいにでれるようになるまで、おまちください」などと綴った。[ 4/21(木) 18:37配信 デイリースポーツ ]


■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)ー阪神(ウィルカーソン)5回戦 神宮 18:00
 ・先週来日初登板で6回1失点勝利投手となったウィルカーソン。スコアラーはどの程度解析できたのか。
 【メモ】実況立本アナ[昨季4-5-0 .444]×高木解説員[昨季1-2-0 .333]・五十嵐解説員[0-2-0 .000]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:00 | 更新情報をチェックする

2022年04月20日

"東京ヤクルト 1-4 中日

S 000 001 000 1
D 020 100 10x 4
●小川(0-2)4,木澤2,今野1,田口1−古賀,内山壮
村上5号@(橋宏)

▼データ
 ・10敗目(リーグ2番目)

◆ポイント
 ・2回裏0死満塁京田中安

昨夜の見聞LOG「ちなみに前回12得点を挙げた2000年8月15日の翌日は0-4で完封負けを喫しておりましたとさ」と〆ましたが,村上のソロで完封を逃れるのがやっと。スコア的にはほぼほぼ同じでしたね。

中10日空けて,相性の良いバンテリンで登板という開幕投手への配慮も・・・
初回こそ13球で立ち上がるも,2回30球。3回25球。4回23球。これなら守備も攻撃もリズム悪くなってしまいますよね・・という話し。
連打に四球で満塁とされタイムリー。犠打失策でまた0死満塁。ここを塩見の好返球もありなんとか最少の2失点で切り抜けたものの,橋宏に完全にヤクルト見下されている感じ。

さらにその橋宏斗にプロ2安打目となる二塁打からの失点で白けた。これで2勝目を献上。いずれもヤクルト戦。やくせん2022。

7回以降は祖父江ーロドリゲスーライデル・マルティネスのリレーの前にアウト9つのうち8つが三振。嶋田球審は憎きヤクルトを想いだしたか。可変ゾーンが肥大しておりましたとさ。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高梨)ー阪神(青柳)4回戦 神宮 18:00
 ・開幕3連戦以来となる猛虎戦
 ・阪神は明日もハマスタで試合があるがビジター全敗で神宮に乗り込んでくるのかどうか
 【メモ】実況田淵アナ[1-1-0 .500]×野村解説員[昨季4-2-0 .667]
愛知 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:41 | 更新情報をチェックする

2022年04月19日

"東京ヤクルト 12-4 中日

S 201 330 030 12
D 000 200 200 4
○サイスニード(1-0)61/3,梅野2/3,大西1,大下1−古賀
オスナ2号B(森)村上4号A(福)

▼データ
 ・今季最多安打16&得点12
 ・3月29日以来貯金2
 ・2017年8月11日以来バンテリンドームでの10桁得点
 ・BS1中継日3戦3勝 勝率10.0
 ・ドーム球場6勝1敗 勝率.857

◆ポイント
 ・4回表2死一二塁太田左安

4月8日巨人戦(東京ドーム=6勝目)以来となる3点差以上つけての勝利。久しぶりに安心して観ていられる試合展開でした。ドーム球場の方が乳酸菌がイキイキするのかしら!?

バンテリンドーム×大野雄大ということで大量得点など望めないと思われた試合。
初回2死から山田村上連続四球と珍しく制球乱す大野雄大。ここで5番塩見が左中間を破る二塁打。これで2点先制。
3回表は先頭打者太田が高く弾んだ内野安打で出塁し,青木がライト前。一走太田は三塁へ。ライト鵜飼の返球がサードの頭を越え,太田は一気に生還。なお0死二塁というチャンスは続いたが,山田村上塩見で還せず。もう1点取れれば今日は安心だろうという点が取れなかった。

その4点目が4回表に。ということで今日のポイントに。1死からオスナ古賀の下位打線の連打。しかしサイスニは大野雄の好フィールディングもあり送れず2死一二塁。太田の打球。上手いサードならどうだったか?という打球がレフト線に。これでオスナ生還。4点目を奪えた。さらに青木も続いて満塁となり,山田も2点タイムリー。これで今日の試合は決したか。

3回パーフェクトのスニキ。初被安打からBCADに一発を浴びたが,大量援護に守られ7回表の打席もそのまま打席へ。しかし結局91球でガソリン切れ。火曜日の先発投手という意味では若干の不満も残るが,それでも九里亜蓮,大野雄大に投げ勝ったという結果を残した。
あとは自らを助ける意味での”犠打”だろうか。4回表1死一二塁,5回表0死一塁,7回表1死一塁と3度犠打の場面がありながら1つも決められなかった。

5回表はオスナに京セラ以来となる3ラン。8回表村上には2ランが飛び出し2017年8月11日(勝利投手ブキャナン)以来実に5年ぶりにバンテリンドームで10桁得点。11得点は2015年6月24日(勝利投手成瀬)以来。さらにオスナに今日4本の安打となるタイムリーで12点目。これは実に2000年8月15日(勝利投手宮出)以来ということで今世紀初となるバンテリンドームで12得点という歴史的試合となりました。

先発野手全員出塁。長岡以外全員安打。オスナ4安打。太田塩見猛打賞。青木山田マルチ。和田解説員与田解説員が指摘するようにようヤク「線」になってきた感。

■NEXT GAME
 中日(橋宏)−東京ヤクルト(小川)5回戦 バンテリンドーム 18:00
 ・最短中10日で小川さん。お得意の地元名古屋での好投に期待
 ・新やくせん橋宏対策や如何に
 ・ちなみに前回12得点を挙げた2000年8月15日の翌日は0-4で完封負けを喫しておりましたとさ。
愛知 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:02 | 更新情報をチェックする

2022年04月17日

"東京ヤクルト 5-4 横浜DeNA

S 000 002 021 5
B 001 300 000 4
高橋4,木澤2,田口1,清水0/3,○石山(1-0)1,Sマクガフ(5)1−古賀,内山壮

▼データ
 ・日曜日公式戦9連勝&日本シリーズ含めると10連勝
 ・1987年10月21日広島戦(神宮)以来8番に投手
 ・10勝到達(リーグ4番目)

◆ポイント
 ・4回裏1死一三塁大貫一ゴ(三走嶺井本塁憤死)※三浦監督リクエストせず
 ・8回裏1死満塁藤田二併(遊撃奥村好返球)※三浦監督リクエストせず
 ・9回表0死一二塁太田投野(二走内山壮好走塁)※三浦監督リクエストせず
 ・9回表0死満塁山崎左犠(三走内山壮好走塁)※三浦監督リクエストせず

最も信頼できる高橋奎二が先発も5回終えて0−4。打線は先発大貫の前に0行進。球数は59。今日もマダックスされるんじゃないかというくらい絶望感。佐々木朗希は今日も走者一人も許さない投球が続くということで,マリンに浮気するもの多数。
そんななか2番手木澤が追加点を許さず。15:40発走の皐月賞はMジオグリフが制し,K→@ACHIMと予想したつば九郎は見事に大ハズレ。このあたりから急に風向きが変わってきた気がした。

津監督の最新の著書によると昨年から「ヘッドコーチを含めた打撃担当の3人が話し合って打順を組み,それを僕に出してもらうようにし」ているというスタメンに変化。村上の後を打つ5番に塩見を置き,1番には太田。そして8番高橋奎二9番古賀というラミレス監督が用いた打順をヤクルト史上としては35年ぶりに採用された。
首脳陣の苦悩が具現化された打線だったが,その要所である1番太田5番塩見8番高橋9番古賀のところに打順が回ってきて,結果的に「線」となったのだから面白い。

まずは3回表。先頭高橋が俊足を活かして今日も内野安打で出塁。ここで9番古賀がキッチリ送るという願っても無い展開になったのに,肝心の古賀が犠打失敗で結局この回無得点。
その裏2死から相手1番大田泰示に完璧に捉えられ今日も先制を許す。でもこれは先週東京ドームの丸の本塁打と同じであまりに完璧で事故と割り切れた。

しかし4回裏まさかの高橋の乱調。1死から四球挟んで4連打を喰らいさらに3失点。なお1死一三塁で大貫。セーフティスクイズをオスナが本塁返球。タイミング的には微妙だったのでどうかと思ったが三浦監督リクエストせず。5点目はなんとか防いだが,打線の状態考えるともう今日も厳しい。正直そう思った・・。
5回表高橋に打順が回り代打に壮真。5回裏から8番捕手9番投手という形に戻った。

大貫の前にようやく反撃の狼煙は6回表。先頭の1番太田,復調2番青木が連打で0死一二塁。山田のレフト前安打で太田が生還しまずは2試合連続の完封を阻止。なお0死一二塁から村上はボテボテのピッチャーゴロ。結果送ったと同じ形の1死二三塁となり5番塩見が最低限。キッチリ犠飛で2点差に。

木澤田口と踏ん張り2点差のまま8回表はセットアッパーエスコバー。この回もまた先頭打者となった太田がヒットで出塁すると,青木は3−2からファールで粘って最後はキッチリ見送り四球(ここで代走山崎)。山田も四球で0死満塁。村上が綺麗にセンター前に弾き返し太田に続き山崎生還で同点。まだ0死一二塁とチャンスは続いたが,後続は続けず同点止まり。
そしてこの回長岡にとうとう代打濱田が送られた。長岡についてはどうにも気になる数字がある。それは四球0。打率=出塁率ということ。結果だけみると全打席自分で解決しているということになるのだ。6番打者でありながら。このあたりも打「線」にならない理由ではないかと。

8回裏清水が登板もアクシデント。先頭ソトの打球が足に直撃し降板。緊急登板は石山。ぬかるむマウンド。宮崎にフルカウントから四球。得点圏の鬼大和が犠打で二三塁。申告敬遠で1死満塁。ここで代打元祖やくせん藤田。3−0とボール先行ともう絶対絶命まで追い込まれたが,フルカウントまでもってきて6球目。見逃せばどうだったろうボール球だったか。セカンドゴロ。山田は若干ふわっとしたショートへの送球。長岡に代わってショートに入って今季初守備機会の奥村が一塁オスナへストライクの全力返球。藤田もヘッドスライディングしたが判定はアウトで併殺完成。ピンチを一瞬で斬ってとった石山。しかし明らかに微妙なタイミングに見えたがここも三浦監督リクエスト要求しなかった。

こうなれば流れはヤクルト。9回表は栗が好きそうなクリスキーがイニング跨ぎ。これが昨年なら回の頭から三嶋で勝ち目はほぼ0に等しくなっていたのだから9回打ち切りは野球そのものを変えていたのだ。先頭8番壮真が右中間破る二塁打で出塁。古賀ならこれを出来たかというとクエッションマーク。代打荒木犠打の構えも四球で0死一二塁。太田も犠打の構えからピッチャー正面。しかしこれが野選となり0死満塁。壮真の足が活きた形だが,これだってタイミングは微妙なところ。どこかでリクエスト使っても全然おかしくなかったのに消極的な三浦監督にも助けられた。
決勝打は山崎の犠飛だが,これも壮真の足と頭からのスライディングが活きた。これも滑り込み方によってはタイミング微妙だったかも。

ということで振り返ると,リクエストしなかった三浦監督が最高殊勲賞。影の殊勲賞は2回無失点の木澤と今季初守備機会の奥村ではないかと。そんな試合。

結局今日も1点差の接戦を制して10勝9敗と白星が先行した。これが真逆で負け試合は1点差ばかり,勝つ試合はマダックスだったりという形の9勝10敗だとやっぱり感覚が違うものか。今季も大勢やら高橋宏やら上茶谷と多くのやくせんを生み出してはいるが,その一方で相手からしたらリードされたら確実に星を取られているという印象を与えているということになるのかな?!

■NEXT GAME
 中日(大野雄)ー東京ヤクルト(サイスニード)4回戦 バンテリンドーム 18:00
 ・来週は大野雄に高橋宏に青柳にガンケルとこれまた手強い相手が続く
 ・バンテリンでは鬼になる古賀の打順如何に
神奈川 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:39 | 更新情報をチェックする

2022年04月16日

"東京ヤクルト 0-6 横浜DeNA

S 000 000 000 0
B 202 002 00x 6
●原(1-2)3,梅野1,大西2,大下1,今野1−内山壮

▼データ
 ・2021年10月19日阪神戦(甲子園)以来零封負け
 ・5割転落

◆ポイント
 ・1回裏2死無走者佐野左安(佐野シフト裏目)→ソト左本

試合時間2時間14分。上茶谷大河の前に91球いわゆるマダックスでの完封負け。
これで対上茶谷は16イニングで1得点。防御率に換算すると0.56。今季の日程の特性でベイスターズとは2週間後も5週間後も週末に対戦します。対策は出来るのでしょうか。

東洋大学先輩後輩対決。先輩樹理の立ち上がり。2死奪って佐野。本来ならサードゴロも,佐野シフトでそこは無人。致し方ないヒットで出塁を許し,ソトに2試合連続弾。今日の上茶谷からしたらこの2点でもう無理ゲー。その後も3連打を浴びるなど今日の樹理は明らかにイマイチだった。気合を感じたのは対上茶谷の自らの打席のみ。

上茶谷の投球内訳:9−14−13−6−11−13−6−13−6。
僅か6球で終わったイニングが3回。5回表の攻撃前に円陣を組んでいましたが,一体どんな指示だったのか。

勝つ試合は接戦。負ける試合は大敗。野村監督のいう強いチームの野球ではあるのですが・・・なんの見どころもない土曜日昼の試合でした。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(大貫)ー東京ヤクルト(高橋)5回戦 横浜 14:00
 ・リーグ2位の防御率0.84の高橋奎二×現在8連勝日本シリーズ含めて9連勝中の日曜日
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 16:48 | 更新情報をチェックする

2022年04月15日

"東京ヤクルト 3-2 横浜DeNA

S 001 200 000 3
B 000 002 000 2
○金久保(1-0)6,H石山1,H清水1,Sマクガフ(4)1−古賀
塩見3号@(坂本)

▼データ
 ・貯金1
 ・金久保今季初勝利
ヤクルトの金久保が初勝利 プロ野球・DeNA―ヤクルト
 ヤクルトが逃げ切った。
 三回に塩見が先制ソロ、四回は長岡の右前打と犠飛で2点を加えた。六回に1点差に迫られたが、救援陣が踏ん張った。今季初登板の金久保が6回2失点で白星。マクガフが4セーブ目。DeNAは一歩及ばず3連敗。[ 4/15(金) 21:11配信 時事通信 ]
 

◆ポイント
 ・4回表1死一三塁金久保投併
 ・6回裏1死無走者佐野右安(佐野シフト破られる)
 ・8回表1死無走者青木左安
 ・8回裏0死一塁関根投ゴ(二塁封殺)

移動日の昨日と,試合前に動きが。まずはサンタナが帰国。一時帰国という表現でないのが気になるが果たして大丈夫なのだろうか?!
ヤクルト・サンタナが再検査のため米国へ帰国
 ヤクルトは14日、下半身のコンディション不良で出場選手登録を外れているドミンゴ・サンタナ外野手(29)が再検査を受けるため、米国に帰国したと発表した。
 来日2年目の今季は、若き主砲・村上の後を打つ5番打者として10試合に出場し、打率・343、4本塁打、10打点の好成績を残していたが、6日の中日戦(神宮)の五回守備から交代し、翌7日に抹消されていた。[ 4/14(木) 17:14配信 サンケイスポーツ ]

そして今日は戸田の移転計画の公表。
戸田の2軍施設、移転検討 ヤクルト、茨城県守谷市と協議―プロ野球
 ヤクルトは15日、埼玉県戸田市にある2軍施設について、茨城県守谷市への移転に向け協議、検討を開始すると発表した。
 選手寮の老朽化などが理由で、不十分だった施設の拡充も図るという。
 江幡秀則球団専務によると、2019年に台風で戸田市の球場が水没したことが、移転へ動きだすきっかけの一つとなった。ヤクルトは、新しい施設の26年開業を目指して守谷市と協議を進める予定。球場、サブグラウンド、室内練習場、クラブハウス、選手寮を新たに建設するという。[ 4/15(金) 18:49配信 時事通信 ]

同じ「検討」でも,遣唐使こと岸田首相と違って,すごく本気感が伝わってくる「検討」。親会社であるヤクルト本社と地方の自治体が絡んでの協議。埼玉から茨城というと随分遠くなるイメージもあったが,秋葉原からつくばエクスプレスの快速で30分とのことなので,鉄道だけの距離なら戸田とほとんど変わらないかと。あとは最寄り駅からのアクセスがどのくらいなのか。
劣悪な施設というイメージの強かったファームが,ソフトバンクを筆頭に,巨人・日本ハム・西武など施設を充実させ,阪神も移転計画があるし,その概念が昨今大きく変容している。放流区域である以上観客席すら増設できないという制約があったなかで,この動き。
宮本慎也が現役だった頃ファームの環境を訴えていたが,その頃はまさに岸田の言う「検討」と同じで,全く実現性の無い上辺だけの「検討」だったので本当に大きく変わった。衣笠社長の本気度。感謝・感謝・感謝です!

さて試合。優勝決定試合以来の横浜スタジアム。千葉は早々に中止で心配されたが,霧雨の中のプレイボール。このカードはすでに1試合流し,DeNAは陽性問題でさらに4試合流しておりそういった事情も考慮されたか。

スアレスのアクシデントで出番が回ってきた金久保。プロ初勝利を挙げたハマスタという相性もある。全く谷間感が無いし,先発が9人いるのだから伊藤コーチの“ヘルスケアローテ”は長いシーズンを乗り切る上で必要不可欠。先発を5人すら揃わない年すらあったのだから・・

3回表塩見の右方向への本塁打で先制。4回表は先頭22歳村上がヒット。21歳濱田は追い込まれてからの逆方向がエンドランとなって一三塁。20歳長岡が振り切ってライト前。平均年齢21歳の若武者3人で1点。さらにオスナが四球を選んで0死満塁から古賀が最低限の犠飛で3点目。なお1死一三塁とチャンスは続いたが,金久保のセーフティバントが坂本の好判断1−6−3の併殺となり4点目は奪えず。

それでも金久保にはこの3点で十分とばかり牧を欠くDeNA打線を手玉に。5回裏連打で1死一二塁とピンチを招いたが,大田をショートゴロ。梶原はギアを上げたストレートで見逃し三振を奪って5回無失点。

しかし6回裏。1死から佐野シフトの狭いはずの一二塁間を抜かれ,ソトに失投をスタンドに運ばれ1点差に。試合は一気に分からなくなってしまう。ソトのソロだけなら割り切れたが,どうにも余計な1点だった。

後半3イニングは実にチグハグな攻撃。7回表0死二塁から古賀の犠打はピッチャーの正面で三塁封殺。代打川端の併殺であっさり3人で攻撃終了。8回表は代走渡邉が牽制死。9回表も先頭村上ヒットピンチバンター山崎犠打で1死二塁と形を作りながら,2死一二塁から古賀が意表をつく?セーフティバントが小フライに。結局4回以降1点も奪えず,今日も最少リードを守る展開となってしまったが,後半3イニングを石山ー清水ーマクガフが守りぬいてくれた。
10年ぶり横浜復帰の元祖やくせんことF・ジーター(藤田一也)にキッチリヒットを打たれたが,次の関根の犠打を清水が二塁で刺した。どうも関根がキーになっているDeNA戦。

そして今日の試合忘れてはならない青木のヒット。気合のマルガリータ丸刈りは本人も期するものがあったはず。第1打席レフトフライ。第2打席はセカンドゴロ。第3打席もセカンドゴロ。これで18打席連続無安打。第4打席は左腕のエスコバー。3−0から2球ストライク。5球目はまるで四球を望むかのように見逃して一塁に歩きかけていた。しかし判定はストライク。そこから逆方向ファールで粘った。あのエスコバーから。そして12球目のストレートを逆方向に弾き返した。実に19打席ぶりの安打。代走渡邉が送られ,ベンチに下がると全員が笑顔で迎えた。

「彼のすごさを改めて感じています。フォア・ザ・チームというかチーム第一に考えて。ストレスもあるかもしれないけど一切見せずに。自分のことじゃなくチームを優先、よくチームを引っ張ってくれてると思います。彼が試合に出てる意味は数字だけじゃない、それは本人にも伝えました。グラウンドに立っている意味はチームにとって大きな刺激、材料だと伝えてます。しんどいでしょうけどチーム第一に考えてプレーしてくれて。素晴らしい」と津監督。
「数字だけじゃない」サンタナ不在の中でオスナの精神的ケアも担っているのは百も承知。ナイター→デーは休養する傾向があるので,また日曜日ということになるかも知れないが,この一本がベンチの空気を変えてくれたことは間違いない。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(上茶谷)ー東京ヤクルト(原)4回戦 横浜 14:00
 ・東洋大学先輩後輩対決。樹理としても4年の時の1年に負けるわけにはいかないはず!
神奈川 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:38 | 更新情報をチェックする

2022年04月13日

"東京ヤクルト 1-5 広島

C 030 100 100 5
S 000 001 000 1
●高梨(2-1)5,木澤2,今野1,大下1−松本直,内山壮
濱田2号@(床田)

▼データ
 ・5割転落
 ・高梨登板試合での黒星は2021年5月1日横浜DeNA戦(横浜)以来

◆ポイント
 ・1回表2死無走者小園二失
 ・2回表2死二三塁菊池涼左安

負けない男高梨で敗れてしまった。。

高梨の立ち上がり。簡単に4球で2アウトをとって小園もセカンドゴロで三者凡退の上々の立ち上がり・・・のはずが山田がまさかのエラー。これで本来投じなくてよい13球(マクブルーム5球・坂倉8球)を費やすことになり,2回表の打順の巡りも狂いが生じた。
會澤翼堂林の連続二塁打で先制点を失い,さらに上本のサードゴロを今度は村上がエラーで0死一二塁と傷口を拡げた。犠打で二三塁となるも,西川のセンターフライは塩見の好返球で犠飛を阻止し,2死二三塁までこぎつけた。昨日同様一塁も空いているなかで菊池涼に2点タイムリー。今日の床田相手も然ることながらだが,どうにもこうにも重苦しい失点となった。

松山2連戦であげられた打点は菊池・會澤翼・堂林。なんともかんともやくせんな面々。

5番に青木。4回裏2死一二塁,6回裏1死一二塁,8回裏2死一二塁と3度のチャンスで凡退。菅野智之をノックアウトして以降15打席13打数連続無安打。守備でもファンブルが失点につながってしまった。青木ほどのキャリアを重ねると不振でなく衰えと辛辣に言われてしまうのが実に歯がゆい。。
ただ自分としてはモチベーションの問題が一番だと思う。メジャーでも実績を残した中で,ヤクルトで優勝したい。プロ生活でやり残したことはヤクルトでの優勝だけ。そうまで言わしめた男が,その最大かつ唯一の目標を達成した。いやしてしまった。ずっと張りつめていたものがプツンと切れたということは否めないと思う。でも新神宮球場で最初の監督を務めるのは青木宣親しかいないはず。それだけになんとか気持ちを確かにプレーしてほしい。そう願うしかない。

遠征明けにPCRを義務付けなんて記事を見たが,明日検査して明後日あたり恐怖の陽性地獄に陥るのではないかという懸念。楽天オリックスDeNA阪神。対岸の火事では済むはずがないのだから。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(上茶谷坂本)−東京ヤクルト(金久保)3回戦 横浜 18:00
 ・牧らを欠くDeNAとの対戦となるわけだが
 ・前回完全にやられた上茶谷対策や如何に
愛媛 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:23 | 更新情報をチェックする

2022年04月12日

"東京ヤクルト 3-1 広島

C 000 001 000 1
S 000 100 02x 3
サイスニード6,H石山1,○清水(1-1)1,Sマクガフ(3)1−古賀

▼データ
 ・3/25-27以来連勝
 ・3/30以来貯金1
 ・4位転落

◆ポイント
 ・2回表1死無走者上本三振
 ・2回裏0死二三塁長岡初球投ゴオスナ一邪古賀遊飛
 ・8回表1死一二塁小園三球三振マクブルーム中飛
 ・8回裏2死満塁長岡左安

今月に入って●○●○●○●○が続いていたがようやくストップ。開幕3連戦以来となる連勝で3月30日以来の貯金も4位転落。
この連勝の決勝点はパスボールと押し出し四球ということでなんともスッキリしないが,それでも投手が最少失点に留めての勝利が続いた。今はピッチャーに助けてもらうしかない。

2戦目のサイスニ。今日の登板次第では外国人枠の関係で抹消かと思ったが,新スアレスにアクシデントというサンスポの報道があったのでどうなるか。
初の地方球場も,ドーナッツに出会った地ということで気持ちも入っていたか。
前回苦労した初回の立ち上がり。1死から菊池にヒットを許すも小園をセカンドゴロゲッツー。2回表上本には9球粘られたが最後は空振り三振。前回登板で岡林に根負けして与えた四球から気持ちに変化があった感があったので,ここがポイントだったかも。

九里亜蓮と対する打線。2回裏村上四球。太田ショート小園のグラブを弾く二塁打で0死二三塁という絶好のチャンスを築くも,長岡は初球をショートゴロ。オスナは2球目をファーストファールフライ。2死二三塁で一塁空いているにも関わらず勝負された古賀はショートフライで無得点と重苦しい雰囲気に。特に長岡は内野前進守備を敷いておらず1点OKの場面で簡単に初球を凡打していた。

均衡敗れたの4回裏。またも先頭村上四球,太田のヒットで0死一三塁で長岡という場面。ここも長岡力んだか三振に倒れ,オスナ。センターへの飛球で先制。これを最低限と言ってしまうが,この最低限すら出来ないのが今の打線の状態。

スイスイスニードも6回につかまる。先頭上本にショートへの内野安打。九里亜蓮0−2から犠打を決められ,2死二塁で菊池涼。谷繁解説員は次の当たっていない小園勝負で良いのではと指摘するなかで,3−0からの4球目がストライクに。そして5球目をレフトへ弾き返され同点とされる。小園はセカンドゴロだっただけに,無理して勝負しなくても良かったと痛感させられた場面。

7回から継投へ。2死無走者から會澤翼への四球。この1つの四球が打順の巡りを変えると指摘した谷繁解説員。末包のライトへの飛球を太田がグラブに当てながらも捕球出来ず二三塁とピンチを招いた石山。

8回の清水も1死からの連打で一二塁とピンチを招いたが,小園への3球勝負と,広い坊ちゃんスタジアムに助けられたマクブルームの飛球で失点を許さない。

8回裏。元守護神中崎から先頭代打宮本が逆らわず逆方向。塩見は犠打の構えからエンドランが決まって0死一三塁で青木山田村上と絶好のチャンス。しかし青木は三振(その間に塩見二盗)。山田が申告敬遠され,満塁で村上も三振。太田も3−2フルカウント。絶体絶命だったが冷静に見極め四球で勝ち越し。
なお2死満塁で長岡。第1打席,第2打席とチャンスに凡退し,15打席連続無安打という中での打席だった。この打席次第では,明日の先発は左腕の床田ということもあり,一度西浦のスタメンということも考えられなくはなかったはず。そういう打席でヒットを放った長岡。もしかしたらこの一本が長岡のレギュラーを決定づけたかも知れない。3年前東京ドームで菅野から本塁打を打って二軍降格を免れた村上のように。

あと今年のマクガフは昌勇バーネット級の安定感ではないかと。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高梨)−広島(床田)2回戦 松山坊ちゃん 18:00
 ・スアレスにアクシデントとのことで高梨。となると気が早いがハマスタは梅ちゃんが先発か?!
 【メモ】実況大川アナ[昨季6-2-0 .750]×真中解説員[昨季3-3-1 .500]
愛媛 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:32 | 更新情報をチェックする

2022年04月10日

"東京ヤクルト 2-1 巨人

S 000 100 100 2
G 010 000 000 1
○高橋(2-0)9−古賀

▼データ
 ・高橋:(いずれも公式戦での)プロ初完投,対巨人戦初勝利
 ・日曜日8連勝,日本シリーズ含めて9連勝

◆ポイント
 ・7回表2死二三塁高橋打席そのまま
 ・9回裏1死一三塁岡本和投ゴ(高橋落ち着いたフィールディング)
 ・9回裏2死一二塁丸二ゴ(山田の守備位置)

ロッテ佐々木朗希が完全試合 最年少、プロ野球28年ぶり
 プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(20)が10日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス3回戦で史上16人目、16度目の完全試合を達成し、13者連続奪三振のプロ野球新記録も樹立した。
 プロ野球での完全試合は1994年5月18日に巨人の槙原寛己が広島戦でマークして以来28年ぶりで、20歳5カ月での達成は史上最年少。指名打者制のあるパ・リーグでは78年8月31日に阪急の今井雄太郎がロッテ戦で果たして以来44年ぶり。
 打者27人から19三振を奪い、95年に野田浩司(オリックス)がマークした1試合最多記録に並んだ。[ 4/10(日) 16:33配信 共同通信 ]

プロ野球史上に残る偉大な記録が達成された日。スポーツニュースの扱いは決して大きくはならないだろうが,高橋奎二もレギュラーシーズンでのプロ初完投勝利。前回同一カード3連敗を喫した巨人相手に勝ち越しを決めた。

高橋の投打の執念の末の勝利と言えるでしょう。
先頭打者初球死球からのスタート。2回裏には先頭打者丸に完璧なまでにライトスタンドに運ばれ先制を許す展開。打線は初物赤星の前に今日も沈黙。4回表山田のソロ本塁打でなんとか追いつくも,援護点はその1点のみ。1−1のまま6回終了し,7回表の攻撃も簡単に2アウト。というところからのドラマ。

オスナが粘っての四球。8番古賀。常時バスターというタイミングの取り方が功を奏したのか?!レフト線への二塁打で2死ながら二三塁。しかし打順は9番の高橋。代打でなんとしても点を取りに行くという作戦も考えられるなかで,今日の高橋の出来からして代えることによるリスクの方が大きかったのだろう。津監督の選択は高橋と心中。これは自分も同感。

そして魅せた9番目の打者としての粘り。6球続けてファウルで粘って転がり込んだのは小林の捕逸。これで三走オスナが生還し勝ち越し。さらに粘って四球も選んだ。しかし高橋の粘りとは対照的に淡白な野手陣。今日の高橋ならもう1点取れば安全圏という展開だが,その1点を奪えない。今後は赤星プロにも苦労しそう。

打線を尻目に7回裏,8回裏と淡々と3人でアウトを重ねる高橋。マクガフもいるなかで津監督は9回も続投を選択。こういう試合展開はどんな守護神でも代えたら流れが変わる。通算286セーブを誇る津監督だからこその感性。そして高橋を一回りも二回りも成長させていた日本シリーズの完投勝利。これも大きかった。

先頭吉川尚輝にヒット。パスボールで得点圏に進まれる。坂本はセンターフライ。二走吉川はタッチアップで三塁へ。1死三塁。江川解説員の指摘するようにスクイズも考えられる場面で代打廣岡。田口くんがヤクルトに染まったように,すっかり廣岡もオレンジに染まったと感じさせた小林直伝の肘だし死球で一二塁。迎えるは4番岡本和。ピッチャーゴロ。体勢崩しながらも樹理と同じように落ち着いたコントロールで本塁へ送球しタッチアウト。2死一二塁。本塁打を打たれている丸。3−0とボール先行。敢えて満塁にしてもという選択肢も十分考えられたと思う。5球目一二塁間完全に抜かれたと思った。そこに山田。ポジショニングが大正解だった。セカンドゴロでゲームセット。

プロ7年目,対巨人戦8戦目での初白星。「ずっと負けてたんで何とか勝ちたいなと。巨人打線ほんとに強いんですけど、何とか強気で攻められたのかなと思います」「足に自信を持っているんで、何とかゴロを狙おうと打席に立ちました」。チーム初完投。石山・田口が連投中。大西も前日イニング跨ぎ。登板過多の中継ぎ陣にも休養を与えてくれる1勝にもなった。

津監督も「チームとして打席やマウンドでの粘りは目標としていること。高橋は打席でも走ることも一生懸命で、そういう気持ちが伝わる選手。気持ちの表れたマウンドであり、(7回の)打席だった」とベタ褒め。ファームではコールを中継ぎで起用とブルペンのテコ入れもありそうか。

木曜日に「ここで3連敗するようなら連覇には黄信号。踏ん張りどころの3試合になるのでなかろうか」と綴った3試合を勝ち越し。一進一退ではあるが,奥川・中村・サンタナを欠く中でこの位置で踏みとどまれば,昨年の経験が効いてくるはず。
もし今日の試合敗れていれば借金2となり巨人とは4.5差となっていた中で,チームの窮地を救った奎二のピッチング。シーズン1/10である14試合を消化した。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(サイスニード)ー広島(九里)1回戦 松山坊ちゃん 18:00
 ・6カード目で首位・広島と初対戦
 【メモ】実況田淵アナ[0-1-0 .000]×谷繁解説員[0-1-0 .000]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:16 | 更新情報をチェックする

2022年04月09日

"東京ヤクルト 2-3x 巨人

S 100 001 000 0 2
G 100 100 000 1x3
小川6,H田口1/3,H大西12/3,H石山1,●梅野(2-1)1/3−古賀,松本直
塩見2号@(シューメーカー)

▼データ
 ・プレーボール直後の初球を打った「プレーボール本塁打」で始まり「サヨナラ本塁打」で終わったのは2010年7月21日ソフトバンク−西武戦(初回・片岡、サヨナラ・ペタジーニ)以来史上5度目。セ・リーグでは1970年6月3日ヤクルト−広島戦(初回・三村、サヨナラ・加藤)に次ぎ52年ぶり2度目

◆ポイント
 ・6回表2死一三塁長岡三振
 ・7回表2死一二塁太田三振
 ・10回表0死無走者塩見右邪(松原エキサイトシート内で好捕)

昨年日本シリーズ第1戦(京セラ)以来。公式戦では2021年5月8日巨人戦(東京ドーム)以来のサヨナラ負け。土曜のデーゲームでサヨナラ負け喰らうと胸糞悪いわ〜( *`ω´)

いわゆる昨年なら追いついての引き分けで負けなくて良かった=勝ちに等しい引き分けなんて言えた典型的な試合。
塩見の先頭打者初球本塁打で先制も,小川がすぐさまその追いつかれ,勝ち越され。それでも7回表ヒットの太田が牽制悪送球の間に三塁まで進み,山田もサード岡本和へのゴロと思われた当たりを後逸に近い形で二塁打となり完全に相手のミスに乗じて追いついて,投手陣も再三ピンチ招きながらもなんとか踏ん張る。試合の形としては全然悪くない。

勝つことだけに主眼を置けば,津監督も振り返るように「なかなか3点目がとれなかった」ことがすべて。継投も12回制である以上,いくら10回裏坂本岡本和に回るとはいえマクガフは出せないし,全くもってセオリー通り。ブルペンの映像見るに今週既に3試合登板の清水は今日は投げさせないと決めていたのではないか。

先発小川は,初回援護貰いながらも,吉川・坂本に連打でいきなり0死二三塁とピンチを招き,すぐさまリードを吐き出したが,それでもそこから粘って終わってみれば6回2失点。同点の7回表に打順が回っての交代なのだから先発投手の役割としては充分です。

そういう意味では初物靴職人シューメーカーにテンポよくアウトを重ねられたこと。4番村上以降8番古賀まで18打数0安打というのが響いた。
あと大勢から他球団は追いつけない程度であれどうやって得点しているのか。先頭塩見が出ればまた揺さぶり含め違った攻撃を仕掛けられたかも知れないが,松原のグラブを伸ばしてのキャッチ。これもビッグプレーだった。

■NEXT GAME
 巨人(赤星)ー東京ヤクルト(高橋)6回戦 東京ドーム 14:00
 ・またも初対戦はレッドスター赤星
 ・連勝が出来なければ連敗も無い。となれば明日は〇の番だが,カード勝ち越しという結果が欲しい
 ・昨年9月19日から日本シリーズ含め負けない日曜日の連勝を伸ばせるかにも注目
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:47 | 更新情報をチェックする