2019年03月31日

{東京ヤクルト 2-1 阪神

S 200 000 000 2
T 000 100 000 1
○高梨(1-0)6,H梅野1,H近藤1,S石山(1)1−松本直,中村

▼データ
 ・今季初勝利
ヤクルトが初勝利=プロ野球・阪神−ヤクルト
 ヤクルトが今季初白星。一回2死一塁からバレンティンと雄平の連続二塁打で2点を先取。高梨は制球に苦しみながらも直球で押し、6回1失点で移籍後初勝利。石山は今季初セーブ。阪神は西が7回2失点と粘ったが、援護がなかった。[ 3/31(日) 18:00配信 時事通信 ] 

 ・2017年4月4日以来10試合ぶり京セラドーム阪神戦勝利
 ・高梨:移籍後初勝利
 ・3月31日は2010年から引き分け挟んで7連勝

◆ポイント
 ・1回表0死一塁青木遊ゴ(併殺コースも木浪ファンブルで1死のみ)
 ・5回裏2死一二塁近本一ゴ(坂口俊足近本にタッチしてアウト)
 ・8回裏0死鳥谷三ゴ(今季初出場大引のところにいきなり打球が飛び難しい当たりを無難に捌く)

2019年初勝利!手放しに喜びたいところだが,後味の悪さと心配材料が残ってしまった。

西の立ち上がりを攻略。
先頭坂口が綺麗に一二塁間を破り出塁。青木は完全に併殺コースかと思われたが,今日は木浪がファンブルで二塁封殺の1アウトのみ。山田が倒れ2死一塁でバレ。「チョー、キモチイイです」と打線の呪縛を解いたセンターオーバーの当たり。青木が一塁から一気生還で待望の今季初タイムリー。返球が逸れる間にバレは三塁へ。一昨日の反省を踏まえた走塁だった。雄平もこれで気が楽になったか。力まず左中間を破って今季最多の2得点目。

しかし終わってみればその2点のみ。西も完全に立ち直ってしまった。6回2死一塁でバレがレフトポール際5階席に飛び込む飛球は本塁打判定も,矢野監督の全身を使ったリクエストによってファールに。ポールの遥か上で判定のしようが無いくらい。落下点がファールゾーンだったからとしか思えないような判定。京セラドームもポールをナゴヤドーム仕様にしてください( *`ω´)
打ち直しとなったバレは結局三振。8回表の第4打席は2死満塁で回ってきたがここもセカンドフライに倒れたところで交代。ちょっとメンタル心配。

さらに心配なことが8回に起きてしまった。
ヤクルトの坂口が死球で交代=プロ野球
 ヤクルトの坂口智隆外野手が、31日の阪神3回戦(京セラ)の八回に左手付近に死球を受け、代走を送られて退いた。小川監督は試合後、けがの有無などについて「まだ分からない」と述べた。[ 3/31(日) 19:03配信 時事通信 ] 

谷内が藤浪に当てられ,昨年は青木が岩貞に当てられ,今年は開幕早々坂口が島本に当てられた。1番打者として初回から出塁し,一塁の守備でも5回裏2死一二塁からのファーストゴロを俊足近本が駆け込んでくる中でタッチプレー。タッチする際グラブ内のボールが弾かれる危険も孕むなかで冷静な選択をして救ってくれたばかり。骨折の二文字が過ぎるだけにとにかく心配。。

そんなこんなでこの2点のリードを投手陣が守る展開に。そして見事に最少1失点で高梨−梅野−近藤−石山の継投で逃げ切った。
8回裏からサード大引,レフト塩見と守りに入った。その代わり端大引のところに打球が飛んだ。大引は今季初出場。オープン戦でもそれほど守りの機会は無かった。そこにいきなり打球が飛んできて,アンツーカーの部分にかかる難しい打球にも関わらず平然と処理して1アウト。
イニングの先頭打者。三塁線破られれば長打。村上なら果たして?そんな場面を救ってくれた影のファインプレー。

心配された石山にも無事セーブがついた。アウトの内容は依然として外野フライが2つではあるが。

3試合で4失点の投手陣の奮闘が目立った開幕カード。


なんか感じる2015年と似た雰囲気。打線の方は神宮に帰って調子を取り戻してもらいましょう!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(原)−横浜DeNA(上茶谷)1回戦 神宮 18:00
 ・神宮開幕戦
 ・東洋大学の先輩後輩対決。先輩の意地を樹理に魅せてほしい!
大阪 ☔ | Comment(1) | SWALLOWS | at 20:28 | 更新情報をチェックする

2019年03月30日

センバツ8強出そろう 和歌山県勢81年ぶり2校、市立校3校

 選抜高校野球大会第8日は30日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ前回大会準優勝の智弁和歌山と東邦、明石商がベスト8に勝ち上がり、これでベスト8が出そろった。東邦は14年ぶり、明石商は3年ぶりの準々決勝進出。31日に準々決勝4試合が行われる。
 和歌山県勢は1938年の第15回大会で海草中と海南中が入って以来となる2校がベスト8入り、また市和歌山、習志野、明石商は市立校という顔ぶれとなった。地域的に見ると、関東以北は習志野1校、東海1、近畿4、九州2と、“西高東低”となっている。[ 3/30(土) 19:15配信 スポニチアネックス ]

大会前との照らし合わせ。
太字:準々決勝進出,無装飾:ベスト16,打消:一回戦敗退
[第1ブロック]高松商市和歌山春日部共栄
(香川)(和歌山)(埼玉)(広島)
[第2ブロック]星稜習志野履正社日章学園
(石川)(千葉)(大阪)(宮崎)
[第3ブロック]明豊札幌大谷横浜米子東
(大分)(北海道)(神奈川)(鳥取)
[第4ブロック]盛岡大付龍谷大平安津田学園石岡一
(岩手)(京都)(三重)(茨城)
[第5ブロック]山梨学院筑陽学園福知山成美札幌第一
(山梨)(福岡)(京都)(北海道)
[第6ブロック]広陵東邦八戸学院光星富岡西
(広島)(愛知)(青森)(徳島)
[第7ブロック]明石商松山聖陵国士舘大分
(兵庫)(愛媛)(東京)(大分)
[第8ブロック]智弁和歌山啓新桐蔭学園熊本西
(和歌山)(福井)(神奈川)(熊本)

結果的には3/8。しかーーーーし!一回戦に限れば15/16が的中していた!
「西高東低が極端すぎるかしら!??」なんて書いたがその読みは正しかっただけに,この的中率は素直に喜べないかなぁ。。

準々決勝の見どころ=高校野球
 ◇習志野に勢い
 ▽第1試合(8時30分)市和歌山(和歌山)−習志野(千葉) 52年ぶり8強の市和歌山は左腕岩本と右腕柏山の両投手が安定している。習志野は2回戦で大会屈指の好投手、奥川を擁する星稜に勝った勢いがある。得意の継投がまた決まるか。
 ◇底力ある明豊
 ▽第2試合(11時)明豊(大分)−龍谷大平安(京都) 明豊は横浜、札幌大谷と難敵を続けて撃破。打撃戦でも投手戦でも底力を発揮する。龍谷大平安は野沢が2試合連続完投。負担を減らしたいところだけに、同じく左腕の豊田に出番か。
 ◇迫力ある東邦打線
 ▽第3試合(13時30分)筑陽学園(福岡)−東邦(愛知) 東邦は主砲の石川を中心に打線が上り調子。足も絡める攻撃には迫力がある。筑陽学園は2回戦に続いて継投策が機能するか。得意の接戦に持ち込んで、勝機をつかみたいところだ。
 ◇投手陣がカギ
 ▽第4試合(16時)明石商(兵庫)−智弁和歌山(和歌山) 互いの強力打線を投手陣がどう抑えるか。明石商は中森が好調だが、連投の影響が気掛かり。継投が基本の智弁和歌山は池田陽が2回戦で完投。2番手以降を温存したのは好材料か。[ 3/30(土) 22:23配信 時事通信 ]

それを踏まえて今後の予想となるわけだが・・
明豊市和歌山龍谷大平安習志野
(大分)(和歌山)(京都)(千葉)
東邦智弁和歌山明石商筑陽学園
(愛知)(和歌山)(兵庫)(福岡)

美爆音習志野推したい気持ちはあるが,星稜から疑惑をかけられてしまったので,その勢いに陰りか。
平成元年の選抜を制した東邦が,平成最後の選抜で何か因縁めいたものを起こすのではないかと。そんな予感。続きを読む
兵庫 ☁ | Comment(0) | 高校野球 | at 23:06 | 更新情報をチェックする

{東京ヤクルト 0-1 阪神

S 000 000 000 0
T 100 000 00x 1
●石川(0-1)5,マクガフ1,五十嵐1,大下1−中村

▼データ
 ・2016年以来3年ぶり開幕連敗スタート
 ・京セラドーム阪神戦9連敗

◆ポイント
 ・3回表1死満塁バレンティン一飛,塩見三振

スミ1。1安打完封負け。単独最下位。

負け投手石川というのは気の毒すぎる。ソロホームラン,それもリクエスト判定付きの唯一無二の失点が決勝点だなんて。。
ピッチャーはベンチ入りメンバー連投なく全員登板を果たした。防御率に換算すれば0.98(18回1/3で自責2)という驚異的な数字。

最大の攻撃チャンスは3回表。岩貞が1死から突如乱れて坂口・青木・山田に3連続四球で満塁。しかし後続続かず。

バレンティン塩見村上廣岡と4〜7番が打率.000。2回表,4回表,7回表と8番で打順が切れる(=3回表,5回表,8回表と9番が先頭打者)という悪い流れも続く。

目を醒ませ打線!

■NEXT GAME
 阪神(西)−東京ヤクルト(高梨) 3回戦 京セラドーム 14:00
 ・移籍右腕同士の予告先発
 ・正直オリックス時代西を打ち崩したイメージ無いが・・
 ・ビジターBS1中継日
大阪 ☁ | Comment(1) | SWALLOWS | at 17:26 | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

{東京ヤクルト 1-2x 阪神

S 000 100 000 00 1
T 000 001 000 01x2
小川7,H近藤1,Hハフ1,H梅野1,●石山(0-1)1/3−中村

▼データ
 ・2016年以来3年ぶり開幕戦黒星
 ・対阪神戦連勝10でストップ。2018年8月18日(甲子園)以来の黒星
 ・京セラドーム阪神戦8連敗(うちサヨナラ負け3つ)
 ・村上:1964年高山忠克以来55年ぶり6人目高卒2年目野手開幕スタメン(球団最速タイ)

◆ポイント
 ・1回表0死一塁青木遊安(ショート木浪好捕でセンターに抜けず)
 ・1回表0死一二塁山田中安(二走坂口本塁憤死一走青木二塁止まり)

開幕から延長サヨナラ負け・・・

1回表がすべてだったのかなぁと。。
坂口に対してボール先行。ファーストストライクを綺麗にライト前。青木にもボール先行。センター前に抜けそうな打球をルーキーショート木浪に捕まれ内野安打。抜けてい”れば”0死一三塁の形を築けた。鳥谷や北條だったら果たしてどうだったのだろうか。
なかなかペースを掴めない開幕投手メッセンジャー。0死一二塁で山田に対してもボール先行。そして綺麗にセンター返し。二走坂口が三塁ベースを蹴って本塁突入も・・センタールーキー近本からの返球は空タッチながらホームノータッチで憤死。さらにこの隙に青木は三塁を突けなかった。

1死一二塁でバレが併殺でチェンジ。これで完全に立ち上がったメッセンジャー。一気に崩せたはずのメッセを崩せなかった。
思えば昨年の開幕戦はショート大和のエラーから始まった。今年はショート木浪から始まってしまったかも。

今日の小川には1点は十分な援護と思えるくらい安定感抜群。唯一の失点は6回裏2死無走者から木浪のショートゴロを廣岡が弾いて(記録は失策)出塁を許し,近本に右中間を真っ二つに破られ同点。7回98球自責は0。

最後は近本の打席で暴投による結末。新人にプロの洗礼を浴びることに定評のあるヤクルト。これは神宮開幕戦の対上茶谷大河も今から先が思いやられる。。

ネット上では中村のキャッチングが槍玉に挙げられているのだろうか。確かに梅野の投球をポロポロやっていたのは目についた。走塁でも7回1死一塁の塁上で牽制死。捕手というポジションであるがゆえ厳しい目が飛ぶのは致し方ないとはいえ・・

オープン戦不安要素だった石山。上半身と下半身のバランスが崩れているとか。鳥谷にあわやのフェンス直撃の三塁打。簡単に外野に飛ばされる不安がそのまま当たってしまった。木浪こそ気合の空振り三振だったが,ストライクボールはハッキリしていた。昨年のカラシティーのように早めの配置転換を余儀なくされるのか。それとも信頼で復調を待つのか。

塩見の使い方。足を活かすなら思いきって青木(8回)坂口(10回)に代えて盗塁仕掛けるという策もあったはず。確かに打への期待もあろうが,僅差の場面の足の脅威を見てみたい。

負けたら負けたで1/143と割り切って。でも色々課題は山積しているなぁと感じた開幕ゲーム。

■NEXT GAME
 阪神(岩貞)−東京ヤクルト(石川)2回戦 京セラドーム 14:00
 ・石川雅規自身のもつ球団最長記録17年連続勝利の更新を目指して
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2019年03月28日

最多勝の大瀬良、菅野が先発=プロ野球、29日開幕

最多勝の大瀬良、菅野が先発=プロ野球、29日開幕
 プロ野球セ、パ両リーグが29日に同時開幕する。セは4連覇を目指す広島が本拠地マツダスタジアムに巨人を迎え、3年連続日本一を狙うソフトバンクはヤフオクドームで昨季パ優勝の西武と顔を合わせる。28日は各チームが最終調整を行った。
 広島は大瀬良、巨人は菅野と昨年最多勝を分け合ったエース同士が開幕戦で投げ合う。阪神は5年連続でメッセンジャー、ヤクルトは小川が先陣を切り、DeNAと中日は今永、笠原の両左腕が登板する。
 ソフトバンクは2年連続の千賀、西武はパ最多勝の多和田が先発。日本ハムは上沢、オリックスは山岡がいずれも初めての大役を担い、ロッテは6年目の石川、楽天は移籍3年目の岸がマウンドに上がる。
 各チームは交流戦18試合を含む143試合を戦い、各リーグ上位3チームが日本シリーズ進出を懸けたクライマックスシリーズに進む。[ 3/28(木) 18:14配信 時事通信 ] 

甲子園風開幕戦出場選手登録2019。
【投手】
石山泰稚(3年連続4回目)
大下佑馬(初)
石川雅規(15年連続16回目)
近藤一樹(2年連続2回目)
小川泰弘(2年ぶり5回目)
マクガフ(初)
梅野雄吾(初)
ハフ(初)
五十嵐亮太(10年ぶり10回目)

【捕手】
西田明央(2年ぶり5回目)
松本直樹(初)
中村悠平(7年連続7回目)

【内野手】
山田哲人(6年連続7回目)
大引啓次(2年ぶり4回目)
西浦直亨(4年連続5回目)
荒木貴裕(5年連続6回目)
廣岡大志(2年連続2回目)
宮本丈(初)
村上宗隆(初)

【外野手】
バレンティン(3年連続6回目)
塩見泰隆(初)
青木宣親(2年連続9回目)
雄平(2年ぶり10回目)
坂口智隆(4年連続4回目)
上田剛史(8年連続8回目)
田代将太郎(2年連続2回目)

今年から一軍登録枠が1名増えて29名となりましたが,先発投手陣の枠を余して26名を一軍登録。
2年連続は13名。ガラリと顔ぶれが変わった感。

プロ2年目となる2017年ドラフト組から村上,大下,塩見,宮本,松本直の5名が初の開幕一軍入り。ハフはローテーションの関係で漏れており初。梅野は3年目で初。+新加入のマクガフ。
小川,西田,大引,雄平と昨年は故障で開幕出遅れていたので2年ぶり。五十嵐亮太は必然的に10年ぶり。

最多は石川。自身の記録をさらに延ばし15年連続16回目。以下五十嵐10回目,青木9回目,上田8回目,中村山田7回目,バレンティン荒木6回目と続く。


いよいよ始まる2019シーズン。
来年はオリンピックの影響で本拠地神宮球場を2ヶ月近く使えない。プロに入って優勝経験の無い近藤坂口はともに30代後半になる。小川さんも契約最終年。村上を筆頭に若い力が台頭してきたが,このメンバーで戦えるのは今。そしてそう長くはない。だからこそその今。それも今季に懸ける想いは大きい。

4年前―。ヤクルト誕生80周年のメモリアルイヤーで優勝した。今年はヤクルト球団創立50周年のメモリアルイヤー。
18年前―。21世紀最初の日本一に輝いたのはヤクルトスワローズ。今年は新しい元号となる最初のシーズン。
何かこう感じるものがあるんです。

個人的には公式戦2000試合連続記LOGの大台もあと60試合に迫って参りました。今シーズンも試合見聞LOGならびにマーサ@まーくん!を宜しくお願い申しあげます。
大阪 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:50 | 更新情報をチェックする

2019年03月24日

{東京ヤクルト 4-2 北海道日本ハム(オープン戦)

S 000 000 040 4
F 000 000 200 2
高梨3,寺原3,○梅野(1-0)1,近藤1,S石山(1)1−松本直,中村
村上3号B(藤岡)

村上の起死回生の本塁打で逆転勝ちでオープン戦白星フィニッシュ。

0-0のまま終盤7回裏。2死一塁から一走石井に盗塁を許した。バッテリーは完全にノーマークだったのは,二塁に送球すら出来なかったことからも明らか。隙をつかれて得点圏に進めれれて,タイムリー2本を浴びる。公式戦なら完全な負けパターン。

それでも8回表登板の藤岡から,ヒットと四球で0死一二塁。代打の宮本がキッチリと犠打を決め1死二三塁。そして迎えた村上。上手くバットをたたんでアジャストしてライトスタンド中段へ。やはりもっているものがちがうのだろうか。
さらに2死から中村上田の連打で一二塁とし,途中出場の塩見。今日も3打席2打数2安打で打率を.385としてオープン戦を終えた。阪神の木浪が5打数1安打で.373となり,首位打者かと思いきや,DeNAの楠本が4打数2安打打率.388として規定到達。土壇場大逆転で首位打者は楠本に。

正直オープン戦の首位打者はシーズン入るとさっぱりというイメージが強いだけに,これはこれで良かったと。村上も塩見も公式戦に限ればプロ1年目いずれも1安打で終わった選手。2年目彼らの真価が問われるシーズンとなることでしょう。

投げては高梨と寺原が3イニングずつ投げともに無失点。高梨に至っては打席で二塁打と主砲属性をいきなり発揮。走者として難しい打球判断で三塁へ進み,そのまま残塁でマウンドへ上がるというセ・リーグ野球を経験できました。

最後締めたのは石山。鶴岡田中賢介實松という打者を3人で抑えて防御率は少し下がって12.71に。公式戦の緊迫した&僅少差の場面で果たしてどうかという不安はありますが。。

オープン戦順位表
試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1位広島16844.667-7058128.2423.42
2位ソフトバンク15951.6430.058551312.2453.60
3位楽天14743.6360.56650128.2563.27
4位巨人161060.625-0.576651912.2563.96
5位オリックス17962.6000.565591219.2622.26
6位ロッテ14671.4622.061541014.2483.73
6位DeNA17674.4620.05965145.2503.48
8位ヤクルト17791.4380.575791720.2584.16
8位中日19793.4380.057651211.2183.23
10位西武15681.4290.05879819.2424.21
11位阪神175111.3132.055701216.2273.83
12位日本ハム13373.300-1.048491410.2613.82

昨年のオープン戦最終戦のブログにこう書きました。
勝率.500は昨年と同じ。近年.500で終わったのは,2013年と2017年があるが,いずれもその年は最下位に終わるという不吉なデータも。
順位は8位。セ・リーグ6球団中では3番目。近年8位で終わったのは2004年と2015年。2004年は2位,2015年はいわずもがな。オープン戦8位の年はAクラス率100%ヤ!!

前年96敗を喫したチーム。最下位脱出はともかく,Aクラスなんて夢のまた夢だと思われていた昨年の今頃。「Aクラス率100%」だなんて誰も信じなかったでしょう。でも終わってみれば2位でした。
そして今年も最終戦土壇場で吉兆となる8位フィニッシュ!2004年2位→2015年優勝→2018年2位ときたので,2019年は優勝の番ですよ!!

■NEXT GAME
 阪神(メッセンジャー)−東京ヤクルト(小川)1回戦 京セラドーム 18:00
 ・3年連続開幕戦勝利を目指して
 ・3月の公式戦は2016年3月30日から引き分け挟んで現在4連勝中
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:34 | 更新情報をチェックする

2019年03月23日

{東京ヤクルト 5-0 北海道日本ハム(オープン戦)

S 021 020 000 5
F 000 000 000 0
○石川(2-0)4,五十嵐1,大下2,マクガフ1,ハフ1−中村

石川−五十嵐−大下−マクガフ−ハフによる1安打完封リレーで10日ぶりの勝利。阪神が敗れたことで,オープン戦最下位回避確定。
恒例となりつつあるオープン戦ラストの札幌遠征。札幌ドームオープン戦では実に2016年3月21日以来の勝利にもなりました。

金子弌大との対戦。初回簡単に3者凡退に終わり,2回表も簡単に2死。難攻不落かと思われた金子だったが,村上の選んだ四球から状況は一変。開幕直前に7番ショートの座を奪った廣岡が,持ち味の長打で先制点。尚2死二塁から中村の打球はセカンド谷内の元へ。昨年までほとんど守ることのなかったセカンドで,強めの打球を止められなかった(記録はヒット)。

3回表も2死満塁から村上が押し出しを選んで追加点。19歳の若者からすればかつての沢村賞投手金子はもはや過去の人で怖いものなしなのだろうか。なお2死満塁で廣岡は三振。

5回表は青木山田バレ雄平の4連打。山田バレに対しては二三塁間に3人という極端なシフトを敷いてきた日本ハム。雄平はレフトが右寄りに守るなかでポテンと,極端な守備体系が生んだ4連打という見方も出来なくはない当たりが続いた。

一方の石川は4回打者12人に対し52球被安打1の無失点でオープン戦を終えた。最終イニングとなった4回裏は西川,大田,王を3者連続三振で締め。正直開幕からが逆に不安になるレベルの完璧なピッチング。

仕上げに不安なし=ヤクルト石川、18年目へ闘志−プロ野球オープン戦
 淡々とベテランの味を見せつけた。ヤクルトの石川が、オープン戦最後となる先発のマウンドで4回1安打無失点の好投。「いろんな球でストライクを取れたし、思ったところへ投げられた」
 制球良く、多彩な球種を投げ分けた。打たせて取った序盤を終え、前回登板では3四球と乱れた四回へ。シュートにシンカー、チェンジアップを低めに集め、先頭の西川を空振り三振に取った。大田、王柏融と合わせて3者連続三振。「シーズン中も同様に、一人一人丁寧に抑えたい」と汗を拭った。
 通算11度の2桁勝利を誇るが、最後に到達したのは2015年。昨季も7勝6敗の防御率4.88と苦しんだ。「1年は長いようで、あっという間に終わったりする。いい時ばかり勝てるわけでもない」。悔しさが39歳の背中を押している。
 オープン戦とはいえ、ここ5試合で4敗1分けだったチームに活を入れた。試合後、小川監督は先発ローテーション入りを明言。「与えられたところで結果を残すだけ。もっと状態を上げたい」と左腕。プロ18年目の開幕に向け、仕上げに不安はない。[ 3/23(土) 18:47配信 時事通信 ]

石川のあとを受け五十嵐亮太がマウンドに。実に10年ぶりとなる1979年度生まれの同学年リレー。
マクガフさんはえぐいスライダーを投げることが判明。コース的に微妙にも映ったが,あれが決まりだせば相手には脅威になるのでは?!

最終回村上がファースト,廣岡がサード,ショートに西浦という守備体系に。最後は西浦の好捕でゲームセット。何気ないプレーに見せる上手さ。こういう布陣が敷けるようになると,時の流れとはいえ大引・川端・畠山という15年メンバーの存在が完全に薄くなってしまうんだなぁと。。。

■NEXT GAME
 北海道日本ハム−東京ヤクルト(高梨) 札幌ドーム 13:00
 ・オープン戦最終戦で高梨が札幌凱旋登板
 ・8位〜11位の可能性があり
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:25 | 更新情報をチェックする

2019年03月22日

平成最後の選抜、23日開幕=呉−市和歌山で熱戦火ぶた

 第91回選抜高校野球大会は23日、甲子園球場で開幕する。平成最後の大会には32校が出場。第1日は午前9時の開会式の後、10時30分開始の呉(広島)−市和歌山(和歌山)で熱戦の火ぶたを切る。
 開会式では、昨年優勝で今大会は出場を逃した大阪桐蔭(大阪)の主将らを先頭に、昨年準優勝の智弁和歌山(和歌山)が続き、日章学園(宮崎)から札幌第一(北海道)まで、南から北の順に入場行進する。槙原敬之さんが作詞作曲した「世界に一つだけの花」と「どんなときも。」を組み合わせた曲に合わせて歩を進める。選手宣誓は広陵(広島)の秋山功太郎主将が行う。
 開幕日は1回戦3試合が行われ、第2試合は高松商(香川)−春日部共栄(埼玉)、第3試合は1回戦屈指の好カード、履正社(大阪)−星稜(石川)。
 22日は開会式のリハーサルが行われた。大会は準々決勝翌日の休養日を含め12日間の日程で行われる。[ 3/22(金) 15:52配信 時事通信 ]

平成最後の甲子園。ミレニアム世代が卒業し,これで球児は全員が2001年以降に生まれた21世紀生まれとなります。
昨年からのタイブレーク制導入に続き,今度は新潟県高野連から球数制限が議論されるように。時代とともに変わる野球。2試合連続延長15回引き分け再試合であったり,吉田輝星が一人で投げ抜いたりと,制度改革に決定打を打つのは甲子園大会であるようにも感じます。
今年はどんなドラマが生まれるか。

懲りずにベスト8予想を。
[第1ブロック]高松商市和歌山春日部共栄
(香川)(和歌山)(埼玉)(広島)
[第2ブロック]星稜習志野履正社日章学園
(石川)(千葉)(大阪)(宮崎)
[第3ブロック]明豊札幌大谷横浜米子東
(大分)(北海道)(神奈川)(鳥取)
[第4ブロック]盛岡大付龍谷大平安津田学園石岡一
(岩手)(京都)(三重)(茨城)
[第5ブロック]山梨学院筑陽学園福知山成美札幌第一
(山梨)(福岡)(京都)(北海道)
[第6ブロック]広陵東邦八戸学院光星富岡西
(広島)(愛知)(青森)(徳島)
[第7ブロック]明石商松山聖陵国士舘大分
(兵庫)(愛媛)(東京)(大分)
[第8ブロック]智弁和歌山啓新桐蔭学園熊本西
(和歌山)(福井)(神奈川)(熊本)

西高東低が極端すぎるかしら!??
兵庫 ☁ | Comment(0) | 高校野球 | at 23:02 | 更新情報をチェックする

2019年03月21日

{東京ヤクルト 7-7 広島(オープン戦)

C 200 100 004 7
S 101 100 400 7
小川5,ハフ1,マクガフ1,近藤1,石山1−中村,松本直
雄平1号@(ローレンス)廣岡3号@(中村恭)バレンティン3号B(中田)

9回表4点リードで石山登板。勝利を確信したが,まさかの小園・堂林・バティスタの三者連続被弾で追いつかれ,引き分け。
神宮5連戦は4敗1分で全日程終了。。

祝日の広島戦ということで混雑が予想され,開門時間は予定の10時よりさらに繰り上げとなり,ホームチームであるスワローズの練習をも観戦出来るという美味しい展開。広島さまさまですね(棒
ということで普段見られない練習風景を。
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でもこうすることで飲食店だって儲かるわけだし,3時間前開門というのも新しいファンサービスの一環になるのでは!?なんて思ったり。。
広島の練習時間を食事に当てても充分な時間がありました。そして試合前のストレッチのお時間へ。

スタメン
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B坂口G青木C山田哲FバレンティンH雄平D村上E西浦A中村@小川
オープン戦初めて指名打者を撤廃し,公式戦モード。一本広島は王者の余裕か。田中菊池鈴木誠を外してDHアリ。
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坂口山田雄平フル出場。
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青木バレも7回裏の第4打席まで出場と勝ちに拘ったわけだが・・・

原→石川→ブキャナン→星と続き小川までも初回失点。
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人工芝を張り替えたばかりだが,合わせてマウンドも傾斜が変わったのか?!或いはブルペンと違う?!ヤクルト投手陣だけでなく,相手先発投手も同様なので,何か因果関係があるのか無いのか。

4回以降の得点は両軍すべてホームラン。
5回裏の雄平はボールゾーンをスタンドへ。7回裏廣岡は代打で登場し,3―3の均衡を破る一撃。そのまま三塁の守備につき,次の打席では冷静に四球を見極めたのは評価上げたのでは。バレはレフト中段へ。

小川が5回投げ,ハフ→マクガフ→近藤→石山の継投は首脳陣としては狂いなし。
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外野に簡単に飛ばされているオープン戦の石山。今日も先頭が外野フライだと思った直後の出来事だった。そして左半分からの威圧的な声援と空気。今年も一筋縄では行かないことは揺るがないが,石山は不安を拭えない。

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西浦は今日も一つ失策。打撃でも併殺1つの4タコで打率.186。
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中村も課題を指摘される打撃は.136。抑え捕手として出番が増えそうな松本直は打撃肩をアピールするも,今日含め9回リードの場面で同点逆転サヨナラを許した試合でいずれもマスクを被っているのもまた事実。
石山・西浦・中村がオープン戦心配組。

負けは無い9回裏の攻撃。1死一二塁と一打サヨナラの好機を築き,中崎から雄平荒木といずれも粘ったが…

つばさま。
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最終スコア
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オープン戦ラストなので,次は神宮オープニングシリーズ。

■NEXT GAME
 北海道日本ハム―東京ヤクルト 札幌ドーム 14:00
 ・中日阪神との最下位争いもし烈に。予断を許さない状況。

戦利品
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 ・招待券
 ・ポケットスケジュール
 ・つば九郎のかれんだーだれんだー2019「ますこっとみょうりにつきます」(1100円)
 ・「サンスポ紙面で振り返る東京ヤクルト スワローズ50周年〜昭和、平成に舞った燕の軌跡〜」(800円)
 ・「キャンプ地にいる選手・監督・コーチへの応援メッセージ企画」お返し
 ・
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:56 | 更新情報をチェックする

2019年03月20日

{東京ヤクルト 1-10 阪神(オープン戦)

T 503 100 100 10
S 100 000 000 1
●星(0-1)21/3,中澤12/3,大下1,五十嵐1,風張1,マクガフ1,梅野1ー松本直,西田

開幕カードで当たる阪神に5発被弾。10桁失点で大敗。神宮4連敗。

試合の方は先発星が初回から大山,ナバーロ,糸原に本塁打を浴びいきなりの5失点。土曜日の巨人戦同様その裏すぐに1点を返すも,再び星が3回表にナバーロに2打席連続となる本塁打を浴び,これで打線も反撃する力を完全に失ったか。淡々と0を重ねて試合終了。

開幕に向けて準備はOKの神宮球場。
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今年のチームスローガンが光ります。

スタメン
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B坂口D青木G塩見H雄平D村上C吉田E西浦A松本直F宮本P星
山田哲人とバレンティンがスタメン落ちで,この2人が代打で登場した瞬間が一番盛り上がったような・・・

メンバー表交換
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貧打だったはずの矢野阪神をすっかり起こしてしましました。

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先発した星について小川監督。「修正して何とかなるとかではなく、今日の感じでは厳しい」と“最後通告”ともとれる発言。「ホームランは防げる部分がある」とはバッテリーも含めての苦言なのか。試合後に星は二軍落ち決定。

そんな阪神打線相手に無失点で切り抜けたブルペン陣の一人五十嵐亮太。
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スワローズでのユニフォーム姿を10年ぶりにこの目で見られたことはもちろんのこと,ブルペンで五十嵐の投球を見つめる石井弘コーチとの”共演”に目頭が熱くなりました。。

今年初の生つば様。どん。
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試合前のあっぷ〜5回終了時のバズーカタイム〜ラッキー7東京音頭。
試合前恒例のきょうのひとことが無いため,ラッキー7で「『いだてん』のだいやくねらってます」と際どい時事ネタをもってきてくれました笑。

Official Goods Shopスタジアム通り店が再オープン。
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つば九郎のかれんだーだれんだー2019「ますこっとみょうりにつきます」の特典を求めて,ヤクルト本社一階カフェデブラジリアにも足を延ばして参りました。
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最終スコア
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おまけ。イケメン吉田大成。
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■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)ー広島(ローレンス)
 ・オープン戦神宮最終戦
 ・オープン戦史上初となるオープン戦での満員札止めなるか?!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:17 | 更新情報をチェックする

2019年03月19日

{東京ヤクルト 3-4 広島(オープン戦)

C 200 020 000 4
S 300 000 000 3
●ブキャナン(1-1)5,ハフ1,梅野1,近藤1,石山1−中村,松本直
青木1号A(野村)バレンティン2号@(野村)

神宮で3連敗。あと1敗するとオープン戦負け越し確定。

勝敗の”たられば”は初回だったか。
タナキク連打から1点先制されて,なお1死三塁から鈴木を三振で2死。松山も2球で追い込んで,3球目。シーズンなら外す球が不用意にど真ん中へ。この1点が無ければ引き分けだったかも。

攻撃陣は本番に向け,べてらん陣が仕上がってきた感。
心配吹き飛ばす2ラン=ヤクルトの青木、開幕へ準備着々−プロ野球オープン戦
 薄曇りの神宮球場。ライナーの弾道が右翼席に飛び込むのを見届けると、ヤクルトの青木は思わず笑みをもらした。「いい感じで振れた。1本出てよかった」
 手応えの残る2ランだ。一回無死一塁。高めの速球に振り負けず、思い切り引っ張った。「内容もいいし、しっかり振れている。この感じを続けたい」。スイングの鋭さが生命線のベテラン。実感のこもるオープン戦1号だった。
 米大リーグ帰り2年目。昨季はチームトップの打率3割2分7厘と打線を引っ張った一方、春先は久々の日本球界に適応するのに戸惑った。「いろいろ知っているのは、昨年と違う点」。開幕が10日後に迫り、試合前にも室内練習場で打ち込む。最近まで打率1割台にとどまり、周囲も心配したが、2割台半ばまで上げてきたのはさすがだ。
 経験のない優勝をつかむには、自身の活躍が不可欠だ。胸中に湧き上がるのは、「少しずつ気持ちが高まってきている」という開幕戦への思い。37歳の今も、野球の楽しさとチームの勝利に飢えている。[ 3/19(火) 18:53配信 時事通信 ]

バレンティンは東京に家を建てる気満々?!

ただし終わってみればスミ3。
3回裏0死一二塁。山田哲の打席で重盗試みたのはこれでオープン戦2回目。相手が山田に集中していると見越しての作戦か。広島バッテリーも三塁でなく二塁送球でタッチアウト。リクエスト実らず。

6回以降は得点圏に進めながらホームは踏めず。8回裏0死二塁で大引の場面は進塁打を期待したはず(三振)。

投手陣の6回以降はハフ−梅野−近藤−石山の昨年終盤のリレー。
最後石山は三振・外野フライ・四球・ピッチャーゴロの内容。マリンで簡単に打球を外野まで飛ばされた印象が強かったので今日もそんな飛球が。気にし過ぎかしら?

夜は激励会。
「我々スワローズは今年1年最後まであきらめない姿勢を貫き、チーム一丸となって優勝に向かって戦い抜いていく所存でございます。オープン戦での調整も非常に順調に進んでいると思います。しっかりと調整し、開幕勝利に向け、そして開幕ダッシュにつなげられるように準備してまいります」と小川監督の決意表明があったとのことです。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(星)−阪神(青柳) 神宮 13:00
 ・振り向けば最下位阪神と1.0差。2010年以降オープン戦最下位チームのクライマックス進出(Aクラス)は皆無というデータがあるだけに,勝ちに拘って欲しいところ。
 ・明日の東京の予想最高気温は21℃で4月の陽気とか。平日の昼間に神宮で飲むるーびー。オープン戦でしか味わえない至福の時を求めに参ります(^^)昨年は小雨でそれどころではなかったのでリベンジヤ!
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:35 | 更新情報をチェックする

2019年03月17日

{東京ヤクルト 5-7 ソフトバンク(オープン戦)

H 100 130 200 7
S 000 310 010 5
石川4,●大下(0-1)2,五十嵐1,ハフ1,マクガフ1−松本直,中村
村上3号B(高橋礼)

連敗。しかし見どころはたくさんありました。

見どころ@村上。
2試合連発となる3ランはアンダーハンドの高橋礼から。浮き上がってくる球は左打者が得意とするといわれるが。左の嘉弥真の前には三振。サファテにはバットを折られたセカンドゴロ。

見どころA塩見vs甲斐。
スタメンからは外れた塩見。5回裏1死一塁。坂口の代走として登場し,バッテリーが警戒する中で,見事スチールを決め,あの甲斐拓也も思わず苦笑い。ついにオープン戦ながら盗塁数を10桁まで乗せた。スタートを切りながら戻った投球は,結果的に体勢崩していたので悠々セーフだっただろうが,盗塁を決めた投球はまさにキャッチャーの肩とランナーの足との真剣勝負だったので,甲斐の送球より二塁に到達出来たというのは,11球団への脅威となったはず。
それを待ってキッチリタイムリーを打つ青木さんもさすがの一言。

見どころBマクガフさん。
9回表5番手で登板。イマイチ気持ちも入っていないような投球で,満塁(2死)のピンチを迎えて周東。明らかにギアを上げたというか,本気出したというか。急に球速も上がった。外国人は開幕してからとは言われるが,どうやら本気モードになったら凄そう!?

見どころC中山。
新入団選手お披露目ということで神宮帯同。7回表からレフトの守備に就き,8回裏に回ってきた打席でサファテから先輩大引をホームに迎え入れるタイムリー。9回表の守備機会ではフェンスに届きそうな飛球をキャッチでスマイル。スイングは全力。守備も一生懸命。いわゆるムードメーカー的な選手に育っていきそうな予感。

そして今日最大の見どころはD五十嵐亮太。
実に2009年3月21日オリックス戦以来となる,SWALLOWS 53のユニフォームで上がるオープン戦のマウンド。ブルペンではそれを見守る石井弘寿コーチの姿。やっぱり感慨深いものがあった。

そんな五十嵐亮太の10年ぶりの雄姿ということで,10年前のオープン戦のデータを調べてみたら・・・

土日祝でも1万人には程遠い観客だったものが,今やこの盛況ぶり。球場内のグルメだって極論言えばうどんとカレーくらいしか無かった10年前とは比較になりませんからね。。

バットでアピールを続けてきた吉田大成だったが,5回表先頭牧原のサードゴロをファンブル。セカンドに回って7回表2死三塁釜元の打球も五十嵐のグラブをはじいて吉田がカバーするも一塁への送球は逸れた。いずれも失点に絡んでしまった。

上田はヒットを放ちスチールを決め得点圏に進むも,ショートゴロで干支のようにサードへ勇猛突進。しかしショート高田は冷静に三塁に送球して悠々アウト。積極的?!それとも何も考えていなかっただけ?!。点差は3点ビハインドの展開だった。

■NEXT GAME
 東京ヤクルトー広島 神宮 13:00
 ・広島戦( *`ω´)
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 18:12 | 更新情報をチェックする

2019年03月16日

{東京ヤクルト 7-8 巨人(オープン戦)

G 502 000 100 8
S 101 110 102 7
●原(0-1)4,中澤1/3,風張2/3,高橋4−松本直,中村
村上2号@(田原)

ノーノー以来神宮球場に帰ってきたスワローズ。
あの呪縛を解くべく,1回裏先頭ぐっちがレフトへの二塁打を放ち,まずはノーノーを阻止すると,青木が進塁打で三塁に進め,山田の内野ゴロ間に1点。これを皮切りに”1点”を確実に積み上げたスワローズベースボール。

初回0-5といきなり大量ビハインド。最大6点差離されながらも,終わってみれば1点差の惜敗だった。
セーフティーバントに,重盗,ワンポイント,前進守備。試したり試されたり。開幕2週間前の同一リーグ同士の戦いは互いの手の内を探りながらだったような。

2点目は四球のランナーを2人置いて,あろうことか山田の打席で重盗を仕掛け,山田の内野ゴロ間に。
4点目は塩見の二盗失敗でランナー無くなってから,坂口の記録上三塁打(マルティネスと陽のお見合い)が生まれ,青木が内野ゴロで返す。
最終回1点差に迫る7点目も吉田大成の犠飛。今日の7点中4点はいわゆるタイムリーではない得点。

残りの3得点は,村上の本塁打と宮本・塩見の三塁打によるもの。
塩見は3打数3安打1四球3盗塁で打率はとうとう4割台に。
本塁打の村上は,残りの3打席いずれも空振り三振。素人目にもインハイアウトハイにストレート投げられたら厳しいというのは見て取れる。でも逆にそこさえ乗り越えたらどんだけ凄い打者になるかというレベルでもあるような。

投手陣では原と高橋で明暗。高橋は左足を高く上げ,フォームにダイナミックさとリズム感があった。原は捕手がー論になってしまうのか。ただ大久保解説員によれば,明らかに松本直の要求に従っていたようだが。

初回先頭打者吉川尚のセンターへの飛球を追った青木は,見失ったのか諦めたのか。デーゲームで追い方の問題か。ちょっと気になった。

勝敗で”たられば”を挙げるとしたら,7回裏1死三塁吉田のショートライナー。巨人は内野前進守備でショート山本の正面。あれが通常の守備であればゴロ間にもう1点入ったはず。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト−ソフトバンク 神宮 13:00
 ・明日は試合後出陣式。5年前はヤクルトホールでひっそりと開催されるレベルだったのですが,時代は変わりました。。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:20 | 更新情報をチェックする

2019年03月13日

{東京ヤクルト 9-5 千葉ロッテ(オープン戦)

S 401 000 031 9
M 000 005 000 5
小川6,○近藤(1-0)1,石山1,風張1−松本直,中村

連勝で5割復帰。
初回から四球安打安打四球安打の猛攻。3点奪ってまだ0死一二塁。さらに3−0とボールが先行。それでも1つストライクとって,アウトを奪ってからようやく落ち着いた感。ピッチャーは最初のアウト1つとるまでにいかに神経使うか。犠打をしない2番打者(=簡単にアウトを与えない)近代野球の真髄がここに。

小川は5回44球の省エネピッチも,6イニング目に崩れて打者一巡の猛攻に遭い5失点。しかしこれもオープン戦。5回無失点であっさり降板するよりは課題が見つかってよかったのでは。次回は中7日で広島戦(神宮)。そして等間隔(=中7日)で開幕戦という調整に。

前回1イニングもたずの石山はあれ以来となる登板。外野フライ3つという内容だが,まずはほっと胸を撫で下ろす結果。
最終回3度目の正直で9回のマウンドにあがった風張は,リードを守って試合を締め小さくガッツポーズ。

吉田大成は結果も然ることながらその内容。
初回は2死満塁から10球粘って四球を選び,5-5同点の8回表は2死二三塁から9球粘って,連日の決勝点となる2点タイムリー。9回表はアウトにこそなったが,益田に8球投げさせるなど,5打席で35球投げさせた。

廣岡はその8回表0死一二塁できっちり犠打を決め,途中出場上田はダイビングキャッチの好守でアピール。塩見は盗塁に加えその打球判断(3回表1死二塁センター藤原の緩慢な返球間に一気生還)が光った。
松本直に追われる中村は9回2死二塁から右方向結果的にタイムリー。廣岡・吉田に追われる西浦も結果が欲しい中で,8回2死満塁の打席で四球を見極めた。

雄平.407,塩見.361,山田.318。松本直.286,廣岡.259,吉田.222。青木.217,荒木.214,西浦.200,坂口.150,バレ.150,中村.125,大引.083。
数字だけ列挙すると総じていわゆるレギュラー陣が低調なだけに,.200代中盤の選手でも目立ってしまうが・・・

■NEXT GAME
 東京ヤクルト−巨人 神宮 13:00
 ・2018年10月14日以来となる神宮での試合。相手も同じジャイアンツ。
千葉 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:59 | 更新情報をチェックする

2019年03月12日

{東京ヤクルト 4-0 千葉ロッテ(オープン戦)

S 003 100 000 4
M 000 000 000 0
○ブキャナン(1-0)5,中澤1,大下1,ハフ1,梅野1−松本直
塩見2号@(涌井)

高卒1年目にプロ初勝利を献上して以降完全にカモられてる感のある涌井秀章から4回4得点できちゃうのがオープン戦。

バレが実戦初守備。本人が「サッポロカラネ」なんて言っていたようだが,昨年も3月10日が初守備だったのでまぁ順調か。映像見ると若干お腹が出ているようにも見えなくもないが。

ヒロオカ松本吉田という(超個人的に所縁のある地名)下位打線で涌井を攻略した3回表。廣岡松本の連打で0死一二塁。吉田の打席で捕手田村がファンブル。その間に二走廣岡が三塁を陥れる好判断で一三塁。チャンスを貰った吉田がライトフェンス直撃でまず1点。
尚0死二三塁で坂口。ロッテサイドは前進守備を敷きながら坂口はそれをものともせずキッチリセンターへ打ち返して犠飛。
1死三塁で青木がショートゴロエラーでさらに1点。吉田はゴロゴーだったのかその判断を指摘していた解説里崎員。

塩見の本塁打は新設のラグーンではなく従来のスタンド最前列。山田が菊池級の好捕(2回裏1死二塁藤岡)。

村上廣岡吉田の台頭でレギュラーポジションに黄信号が灯ってきた感すらある西浦。山田に代わって3番ショートに入るも,7回2死満塁の好機で凡退。守備でもタマスタ筑後での失策などあり,余計打席で焦りが出ているような。
思い起こせば昨年もキャンプ終了後即ファームで開幕一軍すら危ぶまれていた。練習は嘘つかない。その言葉を信じて。

投手に目を移すと,ナン様は梅雨まで何の心配も無し。さだまさしさんが国歌斉唱&始球式を務めることが発表された神宮開幕戦のマウンドを安心して任せそう。
久保降格で中澤が満を持して昇格。大下はロングも出来るセットアップ要因ということで15年版古野徳山秋吉的ポジションで落ち着くのか。
侍戻りの梅ちゃん先生。侍で失点したのは捕手小林のせいということが証明されたカナ?!

ロッテ新外国人バルガスはこれでオープン戦21打席18打数連続無安打とのこと。
阪神はオープン戦初勝利。しかし4回無安打無失点の藤浪に「自分と戦っている。相手と勝負できていない感じがあったんでね。一度、2軍に行かせようかなと」と無期二軍が通告されたのこと。開幕シリーズで当たらないということに安堵しつつ,今日も対戦したのが全員左打者と,相手球団から右打者との対戦を徹底的に避けられており,監督変わっても制球難変わらず・・・。イップスとなれば環境を変えるレベルでは無くなってしまうのか。あれだけの素材を壊した阪神球団の罪は深い。

■NEXT GAME
 千葉ロッテ(二木)−東京ヤクルト(小川) ZOZOマリン 13:00
 ・マリンでの試合は明日が終われば,最短でも日本シリーズ。来年は交流戦は確定として,2004年以来となる主催試合が組まれるか。
千葉 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:43 | 更新情報をチェックする

2019年03月09日

{東京ヤクルト 3-4 ソフトバンク(オープン戦)

S 000 003 000 3
H 001 000 102x4
スアレス4,星4,●久保(0-1)0/3,風張0/3−松本直

土曜日2週連続サヨナラ負け…

最終回1点リードの状況でマウンドにはルーキー久保。先頭釜元をショートゴロでまず1アウトのはずが・・・西浦のファンブルで出塁を許すと,続く牧原に四球を与えたところで風張に交代。左打者2人に対して不運もあったが,結果は伴わなかった。

風張は代わり端塚田をサードへのゴロ(注文通りの併殺コース?!)に打たせるも,これを西浦の先輩・大引が後逸。二走が生還し,今日の勝ちが無くなると,尚0死一二塁から福田にタイムリーを浴びてサヨナラ。。

村上が侍。青木バレンティンが帰京で,一塁廣岡三塁大引遊撃西浦の守備体型。それぞれにアピールしたいところだったが,廣岡は4タコ。
大引は6回表3番手東浜巨から塩見の内野ゴロ間に1-1の同点においついて,なお1死二三塁の場面で芸術的な右方向2点タイムリーで勝ち越しに成功。西浦も最終打席で一週間ぶりの安打を放ったが・・逆の意味で目立ってしまった。。

スアレスと星が4イニングずつ。
スアレスさんは投げる度に評価が上がるというべきか。手元で微妙に動く球は相手が慣れるまではある程度威力を発揮しそう。

■NEXT GAME
 ソフトバンクー東京ヤクルト(高梨) タマスタ筑後 13:30
 ・降水確率90%で中止濃厚か
福岡 | Comment(0) | SWALLOWS | at 18:05 | 更新情報をチェックする