2018年12月29日

総括2018―借金51の最下位から貯金9の2位への再起

はじめに
球団史上ワーストとなる96敗。チームの再建を託された小川淳司監督は「再起」をスローガンに掲げ,チームは僅か一年で75勝66敗2分 勝率.532。最下位からセ・リーグ2位にまで上り詰めた。借金51から貯金9で前年比+60。これは1976年に前年借金29から貯金31で優勝した巨人と並び,2リーグ制以降における日本プロ野球タイ記録となった。

キャンプイン直前にMLBから青木宣親が7年ぶりに電撃復帰するという形で幕を開けた2018年。それでもチーム再建への道のりは決して平坦なものではなかった。

3月30日開幕DeNA戦(横浜)。昨年一年間怪我で1試合も試合出場が無かった川端慎吾が故障からの復活を示す本塁打を放ち開幕戦を勝利で飾ると,翌3月31日DeNA戦(横浜)には石川雅規が自身の連敗を11で止める白星を挙げ開幕カードを勝ち越し。4月6日からの巨人との3連戦では7日巨人戦(神宮)に4年目の風張蓮,翌4月8日巨人戦(神宮)には2年目中尾輝がそれぞれプロ初勝利を挙げ,開幕からの3カードを6勝3敗とまずまずのスタートをきった。

一方で藤井亮太畠山和洋が開幕早々にコンディション不良で戦線離脱。4月10日からの中日戦(ナゴヤドーム)で同一カード3連敗を喫し貯金を使い果たすと,4月15日阪神戦(甲子園)から5連敗。さらに4月25日阪神戦(松山)から5月3日中日戦(神宮)荒木貴裕のサヨナラ打で連敗を止めるまで6連敗。4月30日に最下位へと転落しており,早くも定位置と揶揄された。
開幕スタメンに名を連ねていた山崎晃大朗廣岡大志はレギュラーを掴めず二軍落ち。育成選手から支配下登録された田川賢吾大村孟。ルーキーのドラフト7位松本直樹,ドラフト8位沼田拓巳。高卒2年目の古賀優大といった若手を続々と一軍起用していった。

5月15日巨人戦(鹿児島)で新外国人デーブ・ハフが7試合目の先発登板でようやく来日初勝利を挙げたが翌5月16日巨人戦(鹿児島)から6連敗。とうとう借金は11にまで膨れ上がり,これまで8年連続負け越しと苦手にしている交流戦に突入する。その初戦となる5月29日ロッテ戦(神宮)も完敗スタート。今年もこのままずるずると行ってしまうのか・・・と思われた。

しかしここからロッテ,楽天,ソフトバンク,オリックス,西武と5カード連続で勝ち越すと,6月17日日本ハム戦(札幌ドーム)に勝利し,優勝に相当する「最高勝率」を決めたのだ。セ・リーグでは巨人以来2チーム目。もちろんチーム史上初の交流戦最高勝率。96敗の負け犬チームは完全に自信を取り戻した。
とりわけ交流戦期間中光ったのが,中尾から近藤一樹につなぎ,最後は石山泰稚が締めるという,いわゆる勝利の方程式を確立できたことだ。開幕直後はストッパーを任されながらも失敗が目立ったマット・カラシティーも配置転換が功を奏し3勝を挙げた。

リーグ戦に戻り,6月24日巨人戦(東京ドーム)から6月29日阪神戦(神宮)まで5連勝。とうとう勝率を4月17日以来となる.500に戻す。ところがこの試合で青木が頭部に死球を受け退場。青木を欠いたチームはここから8連敗。34勝42敗1分の最下位で前半戦を終えた。中日から移籍したジョーダン・アルメンゴに至ってはコンディション不良のまま帰国しそのまま契約解除処分。6月に新外国人ジェイソン・ウルキデスの獲得に動いた。

そして迎えた後半戦。結論から言うと41勝24敗1分 勝率.631の快進撃で,前半戦終了時点の最下位から2位に躍進。とりわけ目立ったのは終盤での逆転劇で,シーズン通算の逆転勝利は広島の41試合に次ぐ38試合と,あきらめない姿勢,小川監督が何度も口にした「執念」を何度も見せてもらった。

後半開幕戦の7月16日DeNA戦(横浜)。0-1で迎えた9回表2死満塁から代打谷内亮太が決勝タイムリー。8月14日巨人戦(神宮)では4-5と1点を追う9回裏0死一二塁から代打起用された三輪正義がキッチリ犠打を決め,川端のサヨナラ打を呼び込んだ。極めつけは9月4日中日戦(神宮)。3-9と6点ビハインドの9回裏代打武内晋一の本塁打を口火に1点差に迫り2死一塁から大引啓次のタイムリーで同点に追いつき,延長11回上田剛史がサヨナラ3ランと伏兵が活躍するシーンも際立った。

青木はリーグ4位の打率.327。高井雄平はキャリアハイとなる打率.318。青木の加入で一塁手としての出場が多くなった坂口智隆は打率.317でオリックス時代の2010年以来8年ぶりに3割に乗せた。山田哲人は打率.315,本塁打34、盗塁33。2年ぶり自身3度目となるトリプルスリーを達成。ウラディミール・バレンティンは自身の持つ球団記録に並ぶ131打点で打点王。西浦直亨がショートのレギュラーポジションを掴み,自身初の規定打席に到達した。

キャプテン中村悠平は打率.211と低迷。その中村と併用という形で井野卓はプロ13年目にして自己最多を大きく更新する47試合に出場。プロ初の二塁打も記録(3本)した。キャンプ直前に故障を訴えた西田明央は9月26日の一軍登録で4試合の出場にとどまった。
9月16日広島戦(神宮)で高卒ルーキー村上宗隆がプロ野球史上64人目となるプロ初打席初本塁打の衝撃デビュー。ルーキーではドラフト6位宮本丈が8月18日阪神戦(神宮)で小野泰己から,ドラフト4位塩見泰隆が10月7日阪神戦(神宮)で岩崎優からそれぞれプロ初安打。奥村展征も10月4日阪神戦(甲子園)でラファエル・ドリスからプロ初本塁打。トライアウトで西武から移籍してきた田代将太郎は終盤の貴重な代走守備固めとして73試合に出場した。

開幕投手を務めたデービッド・ブキャナンがシーズン最終登板で10勝目を挙げ,チームとして3年ぶりとなる2ケタ勝利投手に。小川泰弘はオフの右肘手術で初登板は5月13日DeNA戦(横浜)と出遅れながらも8勝。前半全く勝てず中継ぎに配置転換された原樹理だったが,8月16日巨人戦(神宮)でプロ初完封勝利を遂げるなど自己最多の6勝。山中浩史は8月30日,9月15日いずれも阪神戦(甲子園)で先発登板し2勝とトラキラーぶりを発揮した。

7月20日中日戦(神宮)でドラフト2位大下佑馬が,8月25日DeNA戦(神宮)で高卒2年目の梅野雄吾がそれぞれプロ初勝利を挙げるとそれ以降セットアッパーに定着。小川と同時期に右肘手術を受けた星知弥が9月13日巨人戦(東京ドーム)で先発としておよそ1年ぶりの白星。高卒3年目の左腕高橋奎二が10月2日横浜DeNA戦(神宮)でプロ初勝利。
石山は35セーブで惜しくもタイトルには届かなかったが,近藤はリーグトップの42ホールドポイントでプロ17年目にして初タイトルとなる最優秀中継ぎ賞を受賞。中澤雅人がチーム3位の11ホールドポイント。

35試合登板の秋吉亮は5年目にして初の防御率4点台とふるわず故障以外で初の二軍落ちを喫した。梅野と同期の2年目寺島成輝は7月1日阪神戦(神宮)の先発登板のみで防御率18.00。移籍の山田大樹は2試合の登板(いずれも先発)で防御率15.88。館山昌平は5試合に先発したが4敗と,これで2年連続未勝利となってしまった。
長くスワローズのブルペンを支えてきた松岡健一山本哲哉が今季限りでの現役引退を表明し,10月8日阪神戦(神宮)で引退登板が行われた。

【表1】セ・リーグ順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1広 島14382592.582優勝72165117595.2624.12
2ヤクルト14375662.5327.065866513568.2664.13
3巨 人14367715.4866.562557515261.2573.79
4DeNA14367742.4751.557264218171.2504.18
5中 日14363782.4474.05986549761.2654.36
6阪 神14362792.4401.05776288577.2534.03

広島がリーグ3連覇。大瀬良大地が最多勝と最優秀勝率。シーズン途中に支配下選手登録されたヘロニモ・フランスアが,8月にプロ野球最多記録タイの月間18試合登板,月間防御率0.51で月間MVPを受賞した。
巨人はエース菅野智之が2年連続沢村賞を受賞したが,それに続く投手がおらず苦戦を強いられた。これで球団ワーストタイ記録なる4年連続V逸となり,高橋由伸監督はその責任を取り辞任を余儀なくされた。オフにはFAで広島から丸佳浩,西武から炭谷銀次朗を獲得。さらにオリックスを自由契約となった中島宏之と,シアトル・マリナーズを自由契約となった岩隈久志まで獲得。なりふり構わない補強に出ている。
3年ぶりにBクラスに転落したDeNA。ルーキー東克樹がチームトップの11勝を挙げ新人王。ストッパー山崎康晃がリーグトップの37セーブで初タイトル獲得。ネフタリ・ソトも来日1年目で本塁打王に輝きながらもチーム得点がリーグ最下位と投打が噛み合わなかった。
中日は球団史上ワーストとなる6年連続Bクラス。森繁和監督も退任となった。それでもリーグ打率1位にダヤン・ビシエド,3位平田良介,5位ソイロ・アルモンテと個々の成績は光った。ビシエドは首位打者に最多安打。8月にはリーグ新記録となる月間47安打をマークした。
阪神は実に2001年以来17年ぶりに最下位に転落。昨年2位の原動力となった自慢のリリーフ陣が崩壊。4番候補としてキャンプ〜オープン戦と前評判の高かった新外国人ウィリン・ロサリオが期待外れに終わり,金本知憲監督は任期を残しながら電撃解任された【表1】

チーム成績
【表2-1】チーム月別成績
通産
試合勝数負数引分勝率順位打率本塁得点失点防御勝率順位
3・4249150.3756.245181071194.40.3756
52310121.4555.25924861124.40.4136
6231580.6521.267231211074.26.4932
7199100.4744.2891884873.99.4892
82514110.5602.288251361214.56.5042
9221291.5712.25517961013.66.5152
107610.8571.2431028182.29.5322

3月は2016年3月30日から引き分けを挟んで4連勝。4月・5月と最下位だったことは鮮明だが,6月以降はいずれも2位でその月を終えているのは少し意外に感じさせる。とりわけ7月はジェットコースターのような成績だった。8連敗の最下位でオールスターに突入。実に二週間以上勝利から遠ざかりながら,20日中日戦(神宮)から7連勝し再びリーグ2位に浮上。広島を除く5球団が2位から最下位まで僅差にひしめき,順位も日替わりで変動する日々だったが,8月26日以降は2位を明け渡すことなく,10月2日に2位を確定させた。【表2-1】

【表2-2】チームホーム/ビジター別成績
試合勝数敗数引分勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
ホーム7141300.5773923619343.2824.37
ビジター7234362.4862663044225.2503.89

昨年15勝56敗 勝率.211と大きく負け越したビジターゲームの成績も劇的に変化を遂げた。甲子園では8勝2敗。6連勝で今季を終え,ナゴヤドームでも8月10日まで6連敗(前年から数えると8連敗)と鬼門だったが,8月11日から5連勝で来季を迎える。横浜スタジアムでは4カード中3カードに勝ち越し7勝5敗。交流戦は楽天生命パーク,大宮市営,西武ドーム,札幌ドームで計9試合を6勝3敗。
東京ドームは3勝6敗1分。マツダスタジアムが2勝9敗とここ数年広島の独走を許す元凶となっている【表2-2】

【表2-3】チーム曜日別成績
試合勝数敗数引分勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
月曜日6420.667313272.3184.75
火曜日2513111.5421141032713.2723.54
水曜日238141.36490128216.2425.03
木曜日191360.684100742011.2743.50
金曜日201190.55097892011.2794.02
土曜日2412120.5001161291711.2634.82
日曜日2614120.5381101102314.2563.69
14375662.53265866513568.2664.13

2016年に火曜日の勝率が.167(4勝20敗)に終わったことから着目を始めた曜日別成績は水曜日を除いたすべての曜日で勝率.500以上と安定した成績となった。水曜日だけ防御率が5点台と突出している。
最長の連勝は木曜日で,5月第5週から8月第3週にかけて8連勝。7試合あったサヨナラ勝利のうち3試合が木曜日。連敗は水曜日で,4月第2週から5月第3週にかけての6連敗が最長だった。月曜日は海の日の7月第3週から現在4連勝でシーズンを終えた。【表2-3】

【表2-4】チーム年度別成績推移直近10年間 ※()はリーグ順位
試合勝数負数引分勝率勝差順位得点失点本塁打盗塁打率防御率
201814375662.5327.02658(2)665(6)135(4)68(4).266(1)4.13(4)
201714345962.31944.06473(6)653(6)95(6)50(5).234(6)4.21(6)
201614364781.45125.55594(2)694(6)113(4)82(2).256(2)4.73(6)
201514376652.539-1.51574(1)518(4)107(2)83(3).257(1)3.31(4)
201414460813.42621.06667(1)717(6)139(3)62(5).279(1)4.62(6)
201314457834.40728.56577(3)682(5)134(2)70(4).253(4)4.26(5)
2012144686511.51120.03499(2)514(5)90(2)63(4).260(1)3.35(5)
2011144705915.5432.52484(1)504(5)86(3)43(5).244(3)3.36(5)
201014472684.5146.54617(3)621(3)124(3)66(4).268(2)3.85(2)
200914471721.49622.03548(3)606(5)116(4)106(1).259(2)3.97(5)

あと1勝で優勝した2015年に並べるところだった。昨年規定打席以上の3割打者は0人,.234でリーグ最下位だったチーム打率はリーグトップの.266。同じくリーグ最下位だった得点は473から658にのし上がった。チーム防御率は数字だけ見ると。4.21→4.13と大きな改善には至らなかったが,リーグ4位というのはここ10年で2番目タイの数字である。【表2-2】

【表3】チーム別対戦成績
広 島巨 人DeNA中 日阪 神西 武ソフト日ハムオリクロッテ楽 天
試合2525252525333333143
勝利61315141522122375
敗戦191110101011211066
引分010100000002
得点11011111612711613201016811658
失点1431261091161071214141176665
安打2152572122282272430282423191287
本塁2223273019160331135
三振185151189128170162015141528931
四球1127511196941415913913561
死球87581033212150
併殺2023192218013312112
盗塁1981491031010368
失策26139112101060188
打率.250.295.259.269.267.245.280.277.253.247.200.266
防御4.924.344.104.303.544.153.865.043.002.332.004.13

広島,日本ハムを除く9球団に勝ち越した。対巨人戦の勝ち越しは2011年以来7年ぶり。対オリックスも足かけ4年で8連敗となったが,2015年以来3年ぶりに勝ち越すことができた。【表3】

【表4】守備成績
チーム守備率試合守機備会刺殺補殺失策併殺捕逸
参加球団
中 日.9911435488378816485232812210
巨 人.988143542938371526663141127
DeNA.987143534638071470693361267
広 島.985143548538461556833551287
ヤクルト.9839143547538231564883181146
阪 神.9835143540638281489893051119

チーム守備率は4毛差でリーグ5位。失策数も最下位阪神と1差の5位。山田13,西浦11,坂口・廣岡5など内野手の失策が目立った。それでもこれは青木が加入したことで,春季キャンプ途中からオプションにと試みた坂口が結果として一塁手として最も多い94試合に先発出場したことで,一塁手の捕球を含めた数字が表れた面もあるだろう。それでもこの坂口の一塁起用によって,選手起用のバリエーションが増し,より攻撃的なオーダーが組むことが出来たメリットの方がはるかに上回ると思う。【表4】

【表5-1】交流戦順位表
試合勝数負数引分勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
1東京ヤクルト181260.6677864148.2513.38
2オリックス181161.64778581811.2492.98
3千葉ロッテ181170.6115949717.2782.40
4福岡ソフトバンク181170.61181773010.2353.83
5北海道日本ハム181080.556104792416.2674.14
6埼玉西武181080.556101882622.2684.59
7巨 人188100.4446659209.2483.13
8横浜DeNA188100.44462812013.2414.33
9中 日187110.3896788127.2604.95
10広 島187110.38977104198.2605.60
11阪 神186111.3535977811.2503.70
12東北楽天186120.33350581314.2423.08

【表5-2】交流戦通算成績[2005-2018]
通算[2005-2018]試合勝数負数引分勝率勝差
1福岡ソフトバンク33620312112.627
2千葉ロッテ33617614614.54726.0
3北海道日本ハム33617814810.5460.0
4巨 人3361701579.5208.5
5埼玉西武3361681617.5113.0
6中 日33616316310.5003.5
7オリックス3361621659.4951.5
8阪 神33615916611.4892.0
9東京ヤクルト3361551738.4735.5
10東北楽天3361531794.4614.0
11広 島33614418111.4435.5
12横浜DeNA3361292007.39217.0

ソフトバンクの4連覇を阻止したのがヤクルトだった。最終カードの日本ハム戦に1勝2敗となり全球団から勝ち越しとはならなかったが,12勝6敗で球団史上初の交流戦最高勝率に。しかし全体ではパ・リーグが59勝48敗1分と9年連続で勝ち越したため,規定によりMVPは勝ち越したリーグの勝率トップとなったオリックスから打率.397,3本塁打,10打点の吉田正尚が選出された。ヤクルトには最高勝率球団として賞金500万円が贈られたが,これも勝ち越したパ・リーグの中の勝率2位球団(千葉ロッテ)と同額。オリックスが勝ち越しリーグの勝率1位球団に贈られる1000万円を手にするという珍事にも見舞われてしまった【表5-1】
交流戦通算では昨年時で2.0差を付けられていた東北楽天を抜き9位に再浮上した【表5-2】

DATE2018〜「9回のヤクルト」
2018年のヤクルトを象徴する言葉といえば「9回のヤクルト」ではなかろうか。
イニング別得点をみると,1回(111点),3回(76点)に続き,9回(75点)は3番目。この9回の75点というのは,2位の阪神(49点)と較べても圧倒的な数字(【図1】)。9回のチーム打率も427打数136安打の.319で,2位の中日(.252)以下を大きく引き離した。
【図1】セ・リーグイニング別得点率グラフは各チームのイニング別得点率。得点率とはそのイニングの平均得点。
soukatsu18.jpg

8回終了時ビハインドの試合は73試合あり,うち29試合で計61得点を挙げ,同点,逆転に成功した試合が13試合。その勝敗は11勝1敗1分。9回に追いつきそのまま引き分けたのが9月12日巨人戦(東京ドーム)。唯一の敗戦は9回に追いつき,延長11回で勝ち越したものの逆転サヨナラ負けを喫した8月4日阪神戦(京セラドーム)。
ちなみに昨年は9回の攻撃をビハインドで迎えた試合は0勝83敗1分だった。いかに今季のスワローズは最終回まで”執念”をもって奇跡的な試合の数々を演じてきたか。今一度その11試合の軌跡を振り返っておきたい。

@ 5月6日広島戦(神宮)
C 000 200 000 10 3
S 000 100 001 11x4
九里7,Hジャクソン1,中崎1,今村0/3,●一岡12/3−會澤
石川5,秋吉2,近藤1,石山2,○中尾(2-0)1−中村,井野,古賀

A 6月7日ソフトバンク戦(神宮)
H 000 100 020 0 3
S 010 000 101 1x4
石川7,H加治屋1,森1,●モイネロ2/3−甲斐
ブキャナン7,中尾2/3,松岡1/3,カラシティー1,○石山(2-0)1−中村

B 6月28日中日戦(神宮)
D 011 000 031 6
S 002 000 025x9
笠原5,H鈴木1,H又吉1,H祖父江1,●田島1/3−木下拓,大野奨
石川5,H山中1,H中尾1,近藤2/3,中澤2/3,○原(1-5)2/3−中村

C 7月16日DeNA戦(横浜)
S 000 000 005 5
B 000 001 001 2
小川7,○中尾(7-3)1,石山1−中村
バリオス1,H武藤3,H須田1,H加賀2,Hパットン1,●山崎康1/3,三上2/3−伊藤

D 7月21日中日戦(神宮)
D 020 010 011 5
S 000 002 203x7
小笠原51/3,H佐藤1/3,H岡田1/3,祖父江1,H又吉1,●鈴木博1/3−大野奨
石川5,風張1,中尾1,近藤1,○石山(3-0)1−中村,井野

E 7月26日巨人戦(京セラドーム)
S 000 000 001 01 2
G 100 000 000 00 1
原7,風張1,H近藤1,H大下1/3,H中澤1/3,○星(1-0)1/3,S石山(17)1−中村
メルセデス8,マシソン1,H澤村1,●上原−宇佐美,小林

F 8月12日中日戦(ナゴヤドーム)
S 000 000 003 3
D 000 000 010 1
石川70/3,○近藤(3-3)1,石山(19)1−井野,中村
藤嶋7,H佐藤優1,●鈴木博2/3,岡田1/3−武山,松井雅

G 8月14日巨人戦(神宮)
G 000 000 050 5
S 100 201 002x6
内海52/3,田原11/3,H澤村1,●アダメス1/3−大城,小林
小川72/3,近藤0/3,ハフ1/3,○風張(2-3)1−中村,井野

H 8月21日広島戦(マツダスタジアム)
S 010 003 001 5 10
C 010 111 100 0 5
小川5,ハフ1,梅野1,秋吉1,○近藤(4-3)1,石山1−中村,井野
ジョンソン5,永川1/3,今村12/3,Hフランスア1,中崎1,●アドゥア−石原

I 9月4日中日戦(神宮)
D 330 002 100 00 9
S 010 200 006 03x12
ガルシア7,佐藤優1,田島1/3,祖父江0/3,岩瀬1/3,福谷0/3,ロドリゲス11/3,●又吉2/3−松井雅,武山
小川4,中澤2,中尾2,梅野1,H石山1,○近藤(5-3)1−中村,井野

J 9月25日中日戦(ナゴヤドーム)
S 000 101 002 3 7
D 111 001 000 0 4
石川5,中尾1,風張2,○梅野(2-2)1,S石山(31)1−井野,中村
藤嶋5,H岡田1,H祖父江1,Hロドリゲス1,佐藤1,●鈴木博2/3,又吉1/3−松井雅

おわりに〜2019シーズンに向けて
ドラフト3位蔵本治孝,同5位金久保優斗のほか,村中恭兵岩橋慶侍屋宜照悟平井諒が一軍登板無くシーズンを終えた。山川晃司渡邉大樹は一軍出場無し。日隈ジュリアスは育成契約2年目となる。

佐藤由規成瀬善久久古健太郎菊沢竜佑古野正人大松尚逸比屋根渉鵜久森淳志の8選手に戦力外通告。カラシティーとウルキデスは自由契約。由規は東北楽天と育成選手契約を結んだ。

ドラフトでは清水昇(国学院大・投手),中山翔太(法政大・内野手),市川悠太(明徳義塾高・投手),浜田太貴(明豊高・内野手),坂本光士郎(新日鉄住金広畑・投手),鈴木裕太(日本文理高・投手),久保拓真(九州共立大・投手),吉田大成(明治安田生命・内野手)の8名。育成ドラフトで内山太嗣(栃木ゴールデンブレーブス・捕手),松本友(福井ミラクルエレファンツ・内野手)の2名を指名した。

ソフトバンクから自由契約となっていた寺原隼人五十嵐亮太両投手を獲得。五十嵐は実に10年ぶりの古巣復帰となる。秋吉,谷内との交換トレードで北海道日本ハムから高梨裕稔投手,太田賢吾内野手を,新外国人としてアリゾナ・ダイヤモンドバックス3Aアルバート・スアレス,コロラド・ロッキーズ3Aスコット・マクガフ両投手を獲得。投手を中心に補強を進め,支配下68名,育成3名の計71名で2019年シーズンに挑むことになった。

首脳陣は宮本慎也ヘッドコーチ以下,田畑一也投手コーチ,石井弘寿投手コーチ,石井琢朗打撃コーチ,宮出隆自打撃コーチ,土橋勝征内野守備コーチ,河田雄祐外野守備走塁コーチ,杉村繁巡回コーチといずれも留任。
野口寿浩バッテリーコーチが退団し,衣川篤史スコアラーがバッテリーコーチに就任した。

ファームは三木肇二軍チーフコーチ,野村克則二軍バッテリーコーチが石井一久ゼネラルマネージャーに招聘され楽天に移籍。赤堀元之二軍投手コーチも中日の投手コーチに招かれた。
来季3年目を迎える高津臣吾二軍監督橋上秀樹二軍チーフコーチが23年ぶりにスワローズに復帰。引退した松岡が二軍投手コーチ,福川将和打撃投手が二軍バッテリーコーチに新たに就任。小野寺力二軍投手コーチ,北川博敏二軍打撃コーチ,松元ユウイチ二軍打撃コーチ。森岡良介二軍内野・守備走塁コーチ,福地寿樹二軍外野守備・走塁コーチは留任となった。

ヤクルト球団球団設立50周年を迎える来季のスローガンは「KEEP ON RISING 躍進」。
2位から「さらなる高みを目指」すことになる。となればそれはただ1つ“優勝”しかない。

参考資料
『週刊ベースボール』第73巻 第65号 通産3556号,ベースボールマガジン社,2018.12
「ニッカンスコア速報」
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201803.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201804.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201805.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201806.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201807.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201808.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201809.html
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/schedule/2018/s201810.html
プロ野球チャート
https://tool.stabucky.com/baseball/npb_charts.php
データで楽しむプロ野球
http://baseballdata.jp/
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2018年12月26日

五十嵐、ヤクルトに復帰=プロ野球

 ソフトバンクを戦力外となった五十嵐亮太投手(39)のヤクルト入団が26日、決まった。10年ぶりの古巣復帰となる。ヤクルト球団幹部が明らかにした。既に交渉しており、この日、本人から入団の意思を伝える連絡があった。
 五十嵐は千葉・敬愛学園高からドラフト2位で1998年にヤクルト入り。速球派の救援投手として活躍し、2010年からは米大リーグのメッツなどでプレーした。13年にソフトバンクへ移籍し、日本球界に復帰。今年は腰痛で出遅れ、23試合に登板して0勝1敗、防御率4.50だった。 [ 12/26(水) 12:10配信 時事通信 ]

1日遅れのクリスマスプレゼントがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

いつもなら目覚ましが鳴る前に目が覚めてお布団の中でスマホを弄ってから起床するのですが,今日は珍しく目覚ましなるまで寝ており,支度して出かけようとしたらスマホのランプが点滅しており,何かと覗いたらおとももちからの「ヤクルト五十嵐獲得調査」の記事のLINE通知でした。

「獲得調査」という文字は阪神でよく目にしており,パソコンスマホがあれば調査はいくらでも出来るというツッコミもあるのですが,大本営サンスポの記事ということで,すっかり朝からテンション高くなってしまいました笑


そして電光石火。午前中の段階で伊東昭光編成部長に電話があったそうで,入団合意。実に10年ぶりにヤクルト復帰決定!!
18歳から30歳までを過ごし,40歳になるシーズンに再びスワローズへ。
小川監督が二軍監督に就任した1999年から一軍に定着し,代行監督に就任する直前の2009年オフにFA移籍ということで微妙に行き違っていた二人。
さらには神宮のブルペンで石井弘寿コーチが見守るなかで,五十嵐亮太がマウンドに上がるなんていうシーンを想像しただけで,今から涙が出てきそう。。

さて気になる背番号。現状53は沼田がつけており,空き番号は「6」「7」「11」「21」「27」のみ。心情的には沼田に譲ってもらいたいところだが,代替の番号が提示出来ない状態。。

2000年オフ。球団から提示されながらも最終的に固辞をした,オフィシャルカレンダーに掲載された幻の「11」番があるのでしょうか。
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とにかく今日はこれに尽きます!おかえりなさい五十嵐亮太!
東京 ☀ | Comment(4) | SWALLOWS | at 22:22 | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

新外国人2投手を獲得=プロ野球・ヤクルト

 ヤクルトは25日、新外国人としてアルバート・スアレス投手(29)=右投げ右打ち=とスコット・マクガフ投手(29)=右投げ右打ち=と1年契約を結んだと発表した。
 スアレスは年俸45万ドル(約4960万円)で、背番号70。マクガフが50万ドル(約5500万円)で、背番号37。(金額は推定)。[ 12/25(火) 19:09配信 時事通信 ]

クリスマスに新外国人選手獲得が正式発表。

スコット・マクガフ投手コメント
この度、正式に東京ヤクルトスワローズの一員となる事が出来て、大変うれしく思います。思えば、2010年、大学時代に東京で開催された、ワールドユニバーシティベースボールチャンピオンシップに出場したことで、日本文化への興味を持ち、日本人選手が高いレベルにおいて競い合う姿勢を見ることが出来ました。その大会を通して、日本のファンはいかに思いやりがあり、知識豊富であるかを学びました。再度、日本の素晴らしいファンの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。最後に、東京ヤクルトスワローズの一員となれたこと、また、スワローズファンの為に、優勝に貢献できる機会を頂けたことに感謝しています。

37○郭健成(1989-1991)→○西岡洋(1992-1996)→65松岡大吾(1997-1998)→○石堂克利(1999-2001)→○福川将和(2002-2012)→○星野雄大(2013-2017)→○カラシティー(2018)→○マクガフ(2019-)

アルバート・スアレス投手コメント
この度、東京ヤクルトスワローズでプレーする機会を頂き大変感謝しています。自分の持っている力を最大限に発揮し、スワローズを優勝へと導けるよう努力します。このチャレンジは自分にとっても大きな意味をなすものと感じており、大変喜んでおります。毎試合熱心に応援してくださるスワローズファンの後押しなしでは我々の躍進はないと信じております。今から、素晴らしいスワローズファンにお会いできるのを楽しみにしております。

70□石岡康三(1986-1992)→○清水千曲(1993-1995)→○上原茂行(1997-2007)→26河端龍(2008)→○デラクルス(2010)→34八木亮祐(2011-2016)→△近藤一樹(2016-2018) →○スアレス(2019-)
デラクルス以来9年ぶりに外国人が背負うことに。

年俸はそれぞれ50万ドルと45万ドル。
 150万ドル オーレンドルフ
 130万ドル ハフ
 120万ドル オンドルセク
 85万ドル ナーブソン
 70万ドル カラシティー
 65万ドル アルメンゴ
 60万ドル デイビーズ
 50万ドル カーペンター
 45万ドル ペレス
 30万ドル ルーキ
近年の新外国人投手と比較するとどうも安価(カーペンター〜ペレスレベル)な印象を受けてしまいますが,高ければ高いほど活躍するという訳ではないということは,オーレンなんちゃらやアルなんちゃらが証明していますから。

カラシティーとウルキデスが退団となるので惜別メッセを。

37.カラシティー(2018)
ストッパーとして獲得したものの,オープン戦からピリッとしないままシーズンに突入。3月30日開幕DeNA戦(横浜),翌3月31日DeNA戦(横浜)といずれも9回に登板し1回無失点で試合を締めたが,4月19日広島戦(マツダ),4月21日DeNA戦(神宮)と2試合続けて9回1点リードの場面でセーブに失敗(チームはいずれも延長の末敗戦)してしまい,抑えの座を石山泰稚に譲ることに。中継ぎ敗戦処理要員となり5月1日に登録抹消となる。

しかし戸田での調整で何かを掴んだようで,5月26日に再昇格すると,ロングリリーフで好投。6月9日オリックス戦(神宮)では2イニングでKOされた原樹理の後を受けて登板すると,5回被安打1無四球の好投。闘志あふれる守備を魅せるなど見事勝利投手に。
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翌週から先発に転向し,7月27日阪神戦(神宮)では自らレフトスタンドへ来日初本塁打を放ちバットでも活躍。この日までに6勝3セーブ1ホールド 防御率2.45と安定した成績を残していたが,8月はローテーションを守りながらも成績は失速。
5イニングもつかもたないかで降板の日々。まだ27歳と成長の余地があるようにも思われるが,新外国人の獲得に伴い,自由契約となった。

 ・初登板:2018年3月30日DeNA戦(横浜)
 ・初セーブ:2018年3月31日DeNA戦(横浜)
 ・初奪三振:2018年4月4日広島戦(神宮)[安部友裕]
 ・初勝利:2018年4月13日阪神戦(甲子園)
 ・初先発:2018年6月15日日本ハム戦(札幌ドーム)
 ・初先発勝利:2018年6月27日中日戦(神宮)
 ・初安打:2018年6月27日中日戦(神宮)[藤嶋健人]
 ・初本塁打・初打点:2018年7月27日阪神戦(神宮)[小野泰己]

61.ウルキデス(2018)
アルメンゴの契約解除に伴い,6月29日に支配下登録。大学のチームメイトだったトニー・バーネットの推薦もあっての来日。躍動感あふれる投球フォームから制球力も高いという触れ込みだったが,一軍登板は5試合で防御率は5.06。
フェニックスリーグにも帯同したが,11月13日に自由契約となった。

 ・初登板:2018年7月27日阪神戦(神宮)
 ・初奪三振:同上[福留孝介]
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:33 | 更新情報をチェックする

2018年12月16日

つばめ野球クリニック2018

オフシーズンの恒例行事となった燕市の野球教室。
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講師は2016年2017年に続いて3年連続となる石川雅規投手と雄平外野手に加え,プリンス川端慎吾内野手が初来燕。3人並ぶといかに慎吾さまが大きいか一目瞭然に。
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開会の挨拶で石川先生から恒例の「ヤクルトファンの人ー」の質問に手を挙げたのは数名。。「神宮球場来たことある人ー」で少し多くなって,「東京ドーム行ったことある人ー」で一気に増えるという洗礼からスタート。

この時期の日本海側にしては珍しく青空に覆われ,屋外でも出来そうな天候ではあったのですが・・・おとなの事情で開始が14時だったこともあり,今年も体育館で。これが午前であればグランドで出来たかもと市役所の方が仰っていました。残念。。

2時間という限られた時間+室内ということで,今年もストレッチ→キャッチボール→投手・野手に分かれての3段階。
石川,雄平両選手には申し訳ないのですが,今年は目新しさということで川端先生の一挙手一投足に注目して参加させていただきました。

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守備では,@グラブの4本の指を地面につけ,A正面で捕り,B身体の正面を通すように投げるようにと。

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打撃は,バットを片手に滅茶苦茶振るのではなく,@スイングをした後しっかり止まれる/ふらつかないように,両足の親指に力を入れて身体を支え,A打球が飛んでいくのを見たいだろうが,しっかりとスイングをしてから打球を見て,Bボールを見るときは目線をぶらさずに,じーっと待つことを教えていました。

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生徒からの質問コーナー。
「100mどのくらいで走れますか?」
 雄平:11秒5
 川端:11秒後半
 石川:畠山は20秒くらい。バレンティンは意外に速い

「最速(球速)はいくつくらいですか?」
 雄平:150km/h
 川端:120km/h
 石川:130km/h。雄平がヤクルトの左腕の中で一番速い。けどストライクが入らないから,フォームが大事。

「苦手なことは何ですか?」
 川端:泳げない
 石川:バント処理が苦手で,慎吾にバントお願いねとよく言っている。ピッチャーで一塁へトスする人は結構いる。

「対戦した相手で一番凄かったのは誰ですか?」
 石川:松井秀喜。テレビで見たり,ゲームで使っていた選手が打席にいた。
 雄平:ストッパー。サファテ,ドリス。
 川端:藤川球児。20歳頃対戦してバットに当たらないと思った。

「ドラフト何位でしたか?」
 Googleで調べればわかるとツッコみながら
 雄平:ピッチャーでドラフト1位でした。
 川端:当時は高校生と大学・社会人で分かれていて,高校生ドラフトの3位でした。
 石川:今は無いけど当時の逆指名,自由獲得枠でヤクルトを選びました。

「好きなポジションはどこですか?」
 雄平:ショート。左投げなので出来たらいいなと思っていた。
 石川:ショート。雄平と同じ。左利きなので守るところが限られていた。
 川端:ピッチャー。中学までやっていたけどやっぱりかっこいい。

質問コーナーのあとはプレゼントタイム。今日誕生日,選手と同じ誕生日,開幕と同じ誕生日などで当選者を決めながら,川端は挨拶が元気よく印象的だったと自ら2名を指名していたのが印象的でした。良く見てるなぁと。

公務を終えた鈴木市長も加わり閉会式。
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今年の甲子園に出た中越高校のレギュラー3人が燕市出身。オリックス育成ドラフト1位指名された漆原大晟投手も燕市出身と,皆さんもそれに続いて欲しい。

3選手からそれぞれ講評を。
 石川:僕自身秋田出身ということもあり,素朴さが懐かしい。シャイなところとか似ている。年々レベルが上がっている。目を輝かせて聞いてくれる。この先中学,高校,そしてプロを目指して頑張ってください。
 川端:色んなことを話したが,しっかり整理して今後につなげてほしい。道具を大切にしてください。お父さんお母さんが働いて買ってくれたものです。
 雄平:小中高ともっとプロの試合を見ておけばよかったと思っている。上手い選手を見て真似をしたり,研究努力することも必要。今はYou tubeやCS放送があるからどんどん吸収して欲しい。

そして鈴木市長がスペシャルゲストを呼んでいるということで登場したのが!
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新潟・日本文理高校からドラフト6位指名された鈴木裕太投手。偉大な諸先輩を前に初対面は緊張の面持ち。

挨拶を終えると早速子供たちとファンに囲まれサイン会。さすが18歳。なんともあどけない表情で,一人一人丁寧に接してくれました。
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選手たちは児童たち全員にサイン会。そして子供たちが解散してから,ヤクルトスワローズ新潟支燕会「つばめ会」特典のふれあいタイム。じゃんけん大会で選手のサイン入りグッズがもらえるということで,それを前に帽子やら色紙やらTシャツにサインを書き込む選手たち。
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ジャンケンチョキ!ジャンケングー!で4人にまで絞られた中の一人に!さらにこの4人でジャンケンしてな・なんと!!全勝!!!3選手サイン入り雄平さんのプロコレロゴTシャツ(雄平さん曰くおいにー付き?!)を選択させていただきました(^^)

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質問コーナーのあと記念撮影をしてお開きとなりました。

戦利品
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 ・サイン入り雄平プロコレTシャツ2XLサイズ
 ・直筆サイン(5川端,56鈴木)
新潟 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:10 | 更新情報をチェックする

2018年12月12日

オープン戦は101試合=プロ野球

 セ、パ両リーグは12日、2019年春季オープン戦日程を発表し、2月23日から3月24日まで計101試合が組まれた。球団別では中日の19試合が最も多く、日本ハムが14試合で最少。
 2月23日は沖縄県内で3試合が行われ、大型補強で巻き返しを図る巨人が沖縄セルラー那覇で楽天と対戦。翌24日は今年日本一のソフトバンクが宮崎アイビーでオリックスと顔を合わせ、セ4連覇を目指す広島も沖縄・宜野湾でDeNAとの初戦に臨む。
 公式戦は両リーグとも3月29日に開幕する。[ 12/12(水) 14:54配信 時事通信 ]


2019年東京ヤクルトスワローズオープン戦日程
2/2324
阪神楽天
浦添浦添
13:0013:00
252627283/123
巨 人
東京ドーム
18:0014:00
45678910
オリックスソフトバンク
京セラドームタマスタ筑後
18:0018:0014:0013:3013:30
11121314151617
千葉ロッテ巨人ソフト
ZOZOマリン神宮神宮
13:0013:0013:0013:00
18192021222324
広島阪神広島日本ハム
神宮神宮神宮札幌ドーム
13:0013:0013:0014:0013:00


目新しいところはタマスタ筑後のソフトバンク戦のみ。浦添に始まり,最後は札幌と代わり映えのない日程となりました。
神宮初戦が土曜日という・・・出陣式は春分の日ということになりますカナ。広島戦のあとだけど…ゴニョゴニョ

 ・浦添阪神戦(2年連続)
 ・浦添楽天戦(2014年以来5年ぶり)
 ・東京ドーム巨人戦(2年連続)
 ・京セラオリックス戦(2016年以来3年ぶり)
 ・ZOZOマリンロッテ戦(2017年以来2年ぶり)
 ・神宮巨人戦(4年連続)
 ・神宮ソフトバンク戦(2年連続)
 ・神宮広島戦(2年連続)
 ・神宮阪神戦(2017年以来2年ぶり)
 ・札幌ドーム日本ハム戦(4年連続)

あとはファームの日程!といいたいですがおそらく一か月以上先になるかと。
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:54 | 更新情報をチェックする

2018年12月11日

高梨、秋吉ら交換トレード=日本ハム、ヤクルトで2対2―プロ野球

 ヤクルトの秋吉亮投手(29)と谷内亮太内野手(27)、日本ハムの高梨裕稔投手(27)と太田賢吾内野手(21)との2対2の交換トレードが成立し、11日に両球団から発表された。先発要員が欲しいヤクルトと経験豊富な中継ぎを補強したい日本ハムとの思惑が一致した。
 秋吉は2014年にパナソニックからドラフト3位でヤクルト入団。通算成績は283試合で19勝17敗34セーブ。15年には球団記録の74試合に登板し、17年のワールド・ベースボール・クラシック日本代表にも選出された。谷内は国学院大からドラフト6位で13年入団。通算154試合で打率2割2分7厘、2本塁打、37打点。
 高梨は14年に山梨学院大からドラフト4位で日本ハム入団。16年に10勝を挙げて新人王を獲得するなど通算79試合に登板して22勝17敗、防御率3.53。太田は15年に埼玉・川越工高からドラフト8位で入団し、通算94試合で打率1割7分8厘、1本塁打、11打点。[ 12/11(金) 11:25配信 時事通信 ]

寺原と新外国人の獲得だけで終わる無風のオフかと思いきや,何の予兆も無くいきなり飛び込んできた大型トレードのニュース。。

14.秋吉亮(2014-2018)
社会人パナソニックから2013年ドラフト3位指名。背番号は中澤雅人から剥奪するかたちで「14」に。

リリーフとしてのイメージの強い秋吉だが,プロ初登板は実は先発だった。この年のチームにとって開幕2カード目の初戦2014年4月1日広島戦(マツダ)でプロ初登板初先発。その最初の打者丸佳浩に史上16人目となるプロ初登板初回先頭打者被本塁打を浴びた。5回を投げ切るもプロ初黒星。4月9日中日戦(ナゴヤドーム)にも先発したが負け投手となり中継ぎに配置転換。
ここから中継ぎ,セットアッパー,そして抑えとしての地位を一気に確立していった。5月13日巨人戦(いわき)でプロ初勝利。5月26日楽天戦(神宮)で故障離脱したオーランド・ロマンの代役としてプロ初セーブ。ルーキーイヤーから61試合に登板。3勝4敗(うち2敗は先発)5セーブ19ホールド,防御率2.28と堂々の成績。

2015年はロマン,ローガン・オンドルセク,トニー・バーネットにつなぐ6回あるいは7回のセットアッパーに定着。球団記録となる74試合に登板し,6勝1敗22ホールド,防御率2.36の安定感。チーム14年ぶりセ・リーグ優勝に大きく貢献した。

ロマン,バーネットの退団した2016年は主に8回のセットアッパーを任されていたが,オンドルセクの暴言退団事件以降クローザーに転向。9月10日阪神戦(神宮)で稲尾和久以来プロ野球史上2人目となる入団3年目での200試合を達成。3勝4敗19セーブ10ホールド,防御率2.19と抜群の安定感は変わらず。

WBC「侍ジャパン」にも選出され,2017年3月14日キューバ戦(東京ドーム)では勝利投手となる。チームでも前年同様ストッパーを務めていたが,6月30日阪神戦(甲子園)で右肩甲下筋肉離れを発症し離脱。およそ2ヶ月後8月29日に一軍復帰したが,離脱前と較べると安定感を欠く場面がしばしみられるようになっていた。43試合5勝6敗10セーブ10ホールド,防御率3.35と4年目にして初の3点台に。

2018年も開幕からセットアッパーを任されたが,調子が上がらず,中尾輝,近藤一樹らにその座を奪われ,6月9日には故障以外ではプロ入り初めて一軍登録を抹消される。8月7日に再昇格したが,梅野雄吾らの台頭もあり,セットアップというよりは敗戦処理的な役回りに。9月23日に再び抹消され,クライマックスシリーズ期間中は宮崎のフェニックスリーグに帯同していた。35試合2勝2敗6ホールド,防御率は前年より更に悪化する4.23。

 ・初登板・初先発:2014年4月1日広島戦(マツダ)
 ・初奪三振:同上[白濱裕太]
 ・初ホールド:2014年4月27日中日戦(神宮)
 ・初勝利:2014年5月13日巨人戦(いわき)
 ・初セーブ:2014年5月26日楽天戦(神宮)
 ・ オールスターゲーム出場:1回 (2016年)

昨年6月30日を境に明らかに調子が下降したのは,怪我の影響なのかそれとも勤続疲労なのか。それでも日本ハムから評価されたということは,パでサイドハンドが活きると判断されたのでしょう。実力は日本代表級なのは折り紙付きなのですから!

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ファン感の福箱で当たったばかりなのに・・・

46.谷内亮太(2013-2018)
2012年ドラフト6位指名。背番号は「46」。

2013年ルーキーながら開幕一軍メンバーに名を連ねたが,登録の関係で抹消。8月28日中日戦(神宮)で再登録即7番ショートでプロ初出場。その初打席山本昌からレフト前ヒットを放ちこれがタイムリーでプロ初打点もマーク。
2014年8月26日広島戦(マツダ)で野村祐輔からプロ初本塁打。
2015年は僅か4試合の出場に終わる。

プロ4年目の2016年についにその才能が開花。4月6日に一軍登録されると,打撃好調で一気にショートのレギュラーポジションを掴む勢いだった。しかし4月19日阪神戦(甲子園)。藤浪晋太郎から左手首付近に死球を受けそのまま退場。左尺骨骨折で全治3ヶ月の診断で手術を余儀なくされた。8月7日に一軍復帰したものの,離脱前の調子は取り戻せず9月8日に再び抹消されてしまった。

2017年は4年ぶりに開幕一軍を掴み,自身最多となる104打席に立つも打率は.198。
今季はファームで十分な結果を残し,5月22日に一軍登録。36試合で打率.222,7打点。國學院大學の後輩清水が1位指名され,「少しでも何かできればいいんじゃないかなと思います」と意気込んだ矢先のトレード通告に。

12月1日埼玉県で行われた野球教室で講師を務める谷内。これがヤクルト最後のユニフォーム姿になりました。現地特派員Mさん提供。
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 ・初出場・初先発出場:2013年8月28日中日戦(神宮)
 ・初打席・初安打・初打点:同上[山本昌]
 ・初本塁打:2014年8月26日広島戦(マツダ)[野村祐輔]

谷内さんに関しては率直に。実直な性格。努力家。兄貴肌。キャプテンシー。まだ早いかも知れませんがコーチ向きの人財です。
日本ハムにトレードで移籍したメンバーは小川監督,橋上二軍チーフ,三木楽天二軍監督と錚錚たるメンバーがいます。ヤクルト1球団だけでは経験できないものを積んで,将来的にはヤクルトに戻ってくるそう信じていますから!

栗山監督はじめ,木田投手コーチ,城石打撃コーチ,押本打撃投手,高市打撃投手,杉浦稔大とヤクルトOBも多く溶け込みやすい環境とつばさまも太鼓判を押してくれています。来年の交流戦は札幌ドームから。そこでの対戦を心待ちにしましょう!

そしてようこそは16年新人王高梨裕稔投手。2016年6月2日(札幌ドーム),2017年6月16日(神宮)と交流戦で2度対戦していました。
さらにもう一人は高卒4年目の内野のユーティリティープレーヤー太田賢吾内野手。あの14年ドラフト指名の一人。4年間山川ただ一人だった1996年世代に,これで清水昇,中山翔太,久保拓真,内山太嗣,太田賢吾と一気に5名が入団。山川にとっても刺激になるような気がします。

あとヤクルト七不思議。かつて所属した選手の姓復活。高梨姓は1999年高梨利洋以来,太田姓は2013年太田裕哉(現打撃投手)以来となります。
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS Memories | at 23:14 | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

清水「神宮で輝けるように」=ヤクルト新入団発表―プロ野球

 ヤクルトは7日、東京都内で新人10選手(育成2人を含む)の入団発表を行った。ドラフト1位の清水昇投手(国学院大、背番号17)は「やっとヤクルトの一員になれてうれしい気持ちでいっぱい。神宮球場で輝けるように頑張りたい」と抱負を語った。他の選手と背番号は次の通り。
 ▽中山翔太外野手(法大、8)▽市川悠太投手(高知・明徳義塾高、40)▽浜田太貴外野手(大分・明豊高、51)▽坂本光士郎投手(新日鉄住金広畑、26)▽鈴木裕太投手(新潟・日本文理高、56)▽久保拓真投手(九州共立大、61)▽吉田大成内野手(明治安田生命、66)
 【育成】▽内山太嗣捕手(BCリーグ・栃木、118)▽松本友内野手(BCリーグ・福井、117)。[ 12/7(金) 18:46配信 時事通信 ]


大安吉日の入団発表。
清水「看板選手目指す」=プロ野球・ヤクルトと仮契約
 ヤクルトは18日、ドラフト1位で指名した国学院大の清水昇投手(22)と東京都新宿区のホテルで入団交渉し、契約金9000万円、年俸1400万円で仮契約した。清水は「看板選手になれるように頑張りたい」と抱負を述べた。
 最速151キロの直球が武器の即戦力右腕と期待され、背番号は17番に決まった。「すごくうれしい。背番号負けしないように自分らしくやっていきたい」と話した。
 今月中旬には松山市で行われている秋季キャンプを見学した。「何にしてもスピードが違った。何が必要かを考えて、1月までやっていきたい」と気を引き締めた。(金額は推定)。[ 11/18(日) 19:04配信 時事通信 ] 

「やっと東京ヤクルトスワローズの一員になれたので嬉しい気持ちで一杯です。背番号17は清水昇と覚えてもらえるように。1年間一軍に定着して、たくさんのファンの皆さんに応援してもらえるように頑張りたいと思います」
17 ○川崎憲次郎(1989-2000)→○川島亮(2004-2011)→○ラルー(2013)→△成瀬善久(2015-2018)→○清水昇(2019-)
ヤクルトにとって背番号「17」はやはり右投手が背負うべきもの。川島亮以来8年ぶりに復活!ラルーなんていなかったんヤ

ヤクルト、2位中山と仮契約=プロ野球
 【ヤクルト】2位指名した中山翔太外野手(法大)と契約金7500万円、年俸1300万円で仮契約した。これで指名した全10選手(育成2選手含む)の入団が内定した。(金額は推定)[ 11/30(金) 18:29配信 時事通信 ]

「とても(ユニホームが)格好良くて頑張ろうという気持ちになりました。1年間活躍して、チームも1位になれるように。日本一を目指して頑張ります」
8 ○広沢克己(1985-1994)→△辻発彦(1996-1999)→00佐藤真一(2000-2005)→○武内晋一(2006-2018)→○中山翔太(2019-)
かつて大杉勝男さんも背負った背番号「8」は右の大砲というイメージ。広沢?!そんなの知らない

ヤクルト3位市川が仮契約 高津氏シンカー伝授へ
 日米通算313セーブを誇る絶対的守護神の“魔球”を継承する。ヤクルトからドラフト3位で指名された明徳義塾・市川悠太投手(17)が、高知市内のホテルで契約金5000万円、年俸580万円で仮契約。背番号は「40」に決まった。
 志願していた“弟子入り”も“内定”した。ドラフト後から、同じ右横手投げの高津2軍監督の武器・シンカー習得を熱望してきた。それを伝え聞いた高津2軍監督は「マスターした人は過去にいないからね」とジョーク交じりで笑いつつ「球にスピードもあるしスライダーも大きいけど、プロでは落ちる球がないと。それがシンカーなら教えてあげたい」と約束した。
 最速149キロ右腕は、高卒1年目から勝負を懸ける。「2、3年たってじゃなく、即1軍で使ってもらえるよう頑張りたい」。師匠の魔球を懸命にマスターし、競争に食い込んでいく。[2018年11月16日7時59分 日刊スポーツ ]

「プロ野球選手になったという思いが強くなりました。まずは身体を大きくして、少しでもチームに貢献できるように活躍したいと思います」
40 ○鈴木平(1988-1994)→△山内嘉弘(1995-1997)→△上原晃(1998)→○高橋一正(1999-2002)→○大原秉秀(2003-2008)→△吉本亮(2009-2011)→○古野正人(2012-2016)→○グリーン(2017)→△アルメンゴ(2018)→118古野正人(2018)→○市川悠太(2019-)
明徳のサイドスローが背番号「40」。これは松坂世代にとっても感慨深い。。。ところでアルメンゴって誰ンゴ?

ヤクルト、4位浜田と仮契約=プロ野球
 【ヤクルト】4位指名の浜田太貴外野手(大分・明豊高)と契約金3500万円、年俸500万円で仮契約した。(金額は推定)。[ 11/17(土) 19:07配信 時事通信 ]
 
「やっとプロ野球選手になったという実感が湧いてきました。一日でも早く一軍に上がれるように頑張っていきたいです」
51 ○熊田智行(1986-1989)→○松元繁(1990-1999)→○米野智人(2000-2010)→△山岸穣(2010-2012)→△藤田太陽(2013)→○藤井亮太(2014-2018) →○浜田太貴(2019-)
背番号「51」の外野手といえばイチロー。新時代の外野手目指せ!

5位坂本と仮契約=プロ野球・ヤクルト
 【ヤクルト】5位指名した坂本光士郎投手(新日鉄住金広畑)と契約金3500万円、年俸900万円で仮契約した。(金額は推定)[ 11/23金) 18:32配信 時事通信 ]

26 ○秦真司(1985-1998)→○橿渕聡(1999-2001)→60河端龍(2002-2007)→○岡本秀寛(2008-2010)→○久古健太郎(2011-2018)→○坂本光士郎(2019-)
「やっとこのユニホームが着られたという思いと同時に、ユニホーム自体の素材はすごく軽いんですけど、重みがあるなと感じています。まずは開幕一軍を目標として、最終的には新人王を取りにいきたいと思っています」
3代続けて左腕に継承される背番号「26」。

6位鈴木と仮契約=プロ野球・ヤクルト
 【ヤクルト】6位指名した鈴木裕太投手(新潟・日本文理高)と契約金2200万円、年俸480万円で仮契約した。(金額は推定)[ 11/26(月) 19:21配信 時事通信 ]

「格好良いユニホームを着られて嬉しいです。まずは身体作りをしっかりして、一日でも早く一軍のマウンドで投げられるように頑張ります」
56 ○池末和隆(1988-1993)→○吉元伸二(1995-1997)→○大山貴広(1998-2001)→26橿渕聡(2002-2003)→○山田裕司(2004-2007)→○中尾敏浩(2008-2011)→△楠木祐介(2012-2013)→○カーペンター(2014)→△奥村展征(2015-2018)→○鈴木裕太(2019-)
12年ぶりに日本人右投手が背負う背番号「56」。神宮も然ることながら新潟でも投げてくれ!

7位久保と仮契約=プロ野球・ヤクルト
 【ヤクルト】7位指名した久保拓真投手(九州共立大)と契約金2000万円、年俸600万円で仮契約した。(金額は推定)[ 11/19(月) 20:19配信 時事通信 ]

「ようやくプロ野球選手になったという実感が湧いてきました。まずは開幕一軍を目指して、1年間一軍に定着できるように頑張ります」
61 ○染宮修克(1984-1989)→△河野亮(1990-1995)→○石井弘寿(1996-2011)→△正田樹(2012-2013)→○児山祐斗(2014-2016)→○ギルメット(2017)→○ウルキデス(2018)→○久保拓眞(2019-)
石井弘コーチから四半世紀にわたり継承される投手の番号「61」。

ヤクルト8位吉田仮契約、明治安田生命から初のプロ
 ヤクルトからドラフト8位で指名された明治安田生命・吉田大成内野手(23)が27日、都内の同社で契約金2200万円、年俸700万円、背番号66で仮契約した。
 堅実が守備が長所の遊撃手は、開幕1軍を目標に設定した。「これからプロの世界に入る実感が少し湧いた。チャレンジャーの気持ちで1年目からやりたい」と意気込んだ。
 同社では初のプロ野球選手になる。「お世話になった明治安田生命の代表って気持ちもある。明治安田生命も背負って頑張りたいと思います」と、恩返しを誓った。(金額は推定)[ 11/27(火) 19:28配信 日刊スポーツ ]

66 ○山田勉(1986-1997)→○高橋郁雄(1998-1999)→○本間忠(2000-2006)→○山田弘喜(2007-2010)→115フェルナンデス(2011-2013)→□真田裕貴(2014)→45新垣渚(2015-2016)→△大松尚逸(2017-2018)→○吉田大成(2019-)
「早くこのユニホームを着て神宮でプレーしたいというワクワク感で一杯です。開幕一軍、そして一軍定着を目指します」
平成最後のドラフト指名戦士に「66」。守備の名手が目指すは「6」か。

育成1位 内山太嗣
「いよいよプロ野球選手になり、身の引き締まる思いです。一日でも早く支配下選手になって、神宮球場でプレーできるように頑張ります」

育成2位 松本友
「ようやく実感が湧いてきて身の引き締まる思いです。僕も育成なので、一日でも早く支配下選手になって、一軍で活躍できるように頑張りたいと思います」

ドラフト当夜の背番号予想クイズの正解発表!どん。その前に
ヤクルト背番号変更発表、近藤は「70」→「20」
 ヤクルトは19日、来季から奥村展征内野手の背番号を「56」から「00」、藤井亮太内野手を背番号を「51」から「0」、近藤一樹投手の背番号を「70」から「20」に変更すると発表した。 [ 2018年11月19日 12:58 スポーツニッポン ]

清水「17」→◎
中山「8」→◎
市川「40」→◎
浜田「35」→×51
坂本「26」→◎
鈴木「66」→×56
久保「38」→×61
吉田「00」→×66
内山「117」→×118
松本友「118」→×117

今年の正答率は4/8。
【空き番号一覧】(6)・7・11・21・(27)・35・37・45・70。

P.S
昨年の入団発表見聞LOGで「もし来季古野に復活の見込みがあるのならば「40」は空けておくのでしょうか。青木さん「23」空いてますよーー。」と書いていましたんですねー。われながらごいすー!!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2018年12月02日

HP18周年

2017.12.01から2018.11.30までの1日あたりの訪問者(IP)は205.41/day,1年間のページビュー(PV)は計611,836でした。

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訪問者数は200前後でここ数年変化なし。

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一方でページビューは4月に初めて月間10万超えとなる103,525PVを記録。2月,3月,11月も月間ベストを更新しました。

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月間ユニーク(重複を排除した)ユーザー数はこんな感じの推移をしております。
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