2018年09月30日

]東京ヤクルト 中止 横浜DeNA

中止のプロ野球(29日)
 ▽ヤクルト―DeNA(神宮)。[ 9/29(土) 15:54配信 時事通信 ]
 
中止のプロ野球(30日)
 ▽ヤクルト―DeNA(神宮)。[ 9/30(日) 12:39配信 時事通信 ]

2日連続中止。神宮では9/20・9/21・9/29・9/30とこれで4試合連続中止に。
今日に至っては首都圏のJR在来線が午後8時以降すべて運転見合わせを発表。信濃町千駄ヶ谷駅は今頃見たことの無いような閑散とした光景になっているのでしょうかね。

▼データ
 ・CSクリンチ0.5
 ・2位クリンチ2.0。

9月終えての順位表
チーム勝利敗北勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1広島80572.584優勝71364017390.2654.182
2ヤクルト69652.5159.563064712566.2674.228
3巨人65705.4814.560756314561.2563.792
4DeNA64702.4780.554762717571.2514.290
5阪神59712.4543.05545788472.2564.019
6中日62772.4461.55906509559.2664.403


■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)ー巨人(吉川光)最終戦 神宮 18:00
 ・12日ぶりに神宮での試合
 ・勝てばクライマックスシリーズ進出確定

そして日付変われば10月。あれも解禁される季節になってしまいます。こればっかりはシーズン終えて落ち着いたところで惜別メッセを綴りたいと思います。。
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:26 | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

]東京ヤクルト 4-7 広島

S 400 000 000 4
C 003 000 13x 7
カラシティー6,梅野1,●近藤(7-4)1−中村

▼データ
 ・対広島戦全日程終了(6勝19敗)
 ・4位以上確定
 ・CSクリンチ1.5
 ・2位クリンチ2.0

◆ポイント
 ・7回裏1死一二塁松山右安

初回4点先制からの逆転負け・・。
ただ今は正直一軍の負けよりもファームナイターの諸々が流れてきて一軍の試合なんてどうでもくらいの動揺をしておりまして。。
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4-0から4-3になって硬直したので,次の1点をどっちが取るか。取った方が勝つのだろうという流れだったので,7回裏松山の同点打でこういう展開になるのは止む無しかなぁと。

四球からの失点。追加点とれない打線。負けに不思議の負けなし。

ビジター広島戦全日程終了(2勝10敗) ※4.17呉
4.1718:0013,0923:314-7●原(0-2)4,中尾11/3,風張2/3,近藤1,秋吉1−中村薮田
山田哲3号A(九里)
4.1818:0031,4733:052-3●ハフ(0-2)6,秋吉1,石山1−中村,井野中村祐
廣岡1号@(中村佑)山田哲4号@(ジャクソン)
4.1918:0031,5494:564-5xブキャナン6,H近藤1,H石山1,カラシティー2,H秋吉1,●風張(1-1)2/3−中村今村
5.1914:0031,3833:132-5●ブキャナン(4-2)51/3,中澤2/3,秋吉1,山本1−中村大瀬良
5.2013:3031,4583:230-1●小川(0-2)4,中尾2,風張1,近藤1−中村,古賀九里
7.418:0031,8232:382-4●ブキャナン(6-5)5,星1,中澤1,風張1−中村ジョンソン
8.2118:0032,1004:4710-5小川5,ハフ1,梅野1,秋吉1,○近藤(4-3)1,石山1−中村,井野アドゥア
バレンティン31号@(アドゥア)畠山5号B(アドゥア)
8.2218:0031,3303:154-7館山20/3,●風張(2-4)21/3,秋吉12/3,大下2−井野九里
バレンティン32号B(九里)
8.2318:0031,7853:338-9x原62/3,Hハフ1/3,H近藤1,●石山(3-2)1/3−井野今村
山田哲29号C(岡田)
9.2618:0032,2243:020-10●ブキャナン(9-11)4,ハフ1,中尾1,中澤1,風張1−中村,西田九里
9.2718:0132,2053:529-3星31/3,○ハフ(3-6)12/3,風張1,梅野1,ウルキデス1−井野野村
雄平10号B(野村)
9.2818:0031,1693:064-7カラシティー6,梅野1,●近藤(7-4)1−中村フランスア

9回表2死からのリクエスト判定で九死に一生を得た試合のと,優勝翌日のみ。
仮に直接対決が11勝14敗だったとしたら,広島74勝61敗2分,ヤクルト74勝60敗2分となる計算なんです。たとえば9回2死までリードしていたり,石山の悪夢だったりと紙一重の試合もあったのも事実。
でもそれで勝てないのだから単純に力負け。短期決戦はまた別物なのか。それはまた別の話になりますが・・・

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)−横浜DeNA(平良)23回戦 神宮 18:00
 ・台風24号接近で午後から雨予報
 ・DeNAに1勝すればカード勝ち越しを決めているヤクルトがDeNAより上位になること(=3位以上)が確定します
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:37 | 更新情報をチェックする

2018年09月27日

]東京ヤクルト 9-4 広島

S 002 032 020 9
C 002 100 000 4
星31/3,○ハフ(3-6)12/3,風張1,梅野1,近藤1,ウルキデス1−井野
雄平10号B(野村)

▼データ
 ・対広島戦8月21日以来8試合ぶり勝利
 ・マツダスタジアムでも同8月21日以来今季2勝目
 ・CSクリンチ1.5

◆ポイント
 ・4回裏1死一三塁星→ハフ野間三振丸右飛

祝勝会でお疲れ?の広島相手に快勝。CSクリンチは1.5。
早ければ明日にもチーム史上3年ぶり5回目となるクライマックスシリーズ進出が決定するところまで来ました。

3回表は0死一塁が併殺で2死無走者になってからの得点。青木が四球。二盗成功で二塁に進み,山田バレが連続タイムリー。

3回裏1死一塁から田中の二盗。最初はアウトの判定もリクエストで覆り1死二塁。この”間”が星に影響を与えたか。狭いストライクゾーンにも悩まされた。
3回裏1死満塁,4回裏0死満塁という状況でいずれも犠飛で得点をあげるそつのない攻撃。これが優勝したカープの強さ。この点は素直に認めないと。

それでも試合が進むにつれてお疲れてモードの?カープ。
4回表2死無走者から山田バレの連打で一二塁から雄平がライトスタンドへ。この一発で逆転すると,6回表は坂口青木の連続タイムリー。8回表も青木と雄平にタイムリーで計15安打9得点。なかでも雄平は4安打4打点の大暴れ。

星を勝ち越された直後83球で見切りをつけ,左が続くところでハフにスイッチ。そのハフが左2人を抑え,さらにもう1イニング行ってくれたことが勝利を呼びこんだかと。6点差で最終回こそウルキデスさんで締めたが,近藤さんは背番号に並ぶ70試合目・・・。

■NEXT GAME
 広島(高橋樹)ー東京ヤクルト(カラシティー)最終戦 マツダスタジアム 18:00
 ・対広島公式戦最終戦
 ・もう一つ注目は巨人(菅野)−横浜DeNA(東)。勝った方が3位とみていいでしょうかね。
広島 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:28 | 更新情報をチェックする

2018年09月26日

]東京ヤクルト 0-10 広島

S 000 000 000 0
C 500 012 20x 10
●ブキャナン(9-11)4,ハフ1,中尾1,中澤1,風張1−中村,西田

▼データ
 ・優勝可能性消滅
広島、初の3連覇=プロ野球セ・リーグ
 プロ野球の広島が26日、3年連続9度目のセ・リーグ優勝を決めた。優勝へのマジックナンバー「1」で迎えたこの日、本拠地マツダスタジアムで2位のヤクルトを10―0で下した。リーグ3連覇は球団史上初。 [ 9/26(水) 21:08配信 時事通信 ]

 ・CSクリンチ2.5

◆ポイント
 ・1回裏1死一塁松山中2(併殺コースがイレギュラー)

初回から異様なボルテージ。アウト1つに大歓声。そして初回いきなり田中ヒット菊池犠打丸タイムリー。さらに鈴木が四球で一二塁。
それでも松山はショートゴロで併殺チェンジ!と思われた打球が西浦の前でまさかの跳ね上がりでセンター前に転々。野間の打球はブキャナンのグラブを霞め,野間まで3者連続タイムリー。さらに會澤の犠飛で打者一巡5失点。こうなればもうその雰囲気に呑み込まれるほかなかった。

4回表に坂口青木の連続安打と山田の四球で0死満塁の好機を築くも,インフィールドフライと併殺でチェンジ。放った安打は結局この2本のみ。以降出した走者は5回表西浦の死球のみ。打者30人。すなわち山田が最後の打者に。

目前胴上げは2012年9月21日巨人戦(東京ドーム)以来6年ぶり。これを目に焼き付けつつも,次のステージへ切り替えましょう。
そして騒ぐ広島ファンにはこちらの言葉を。

■NEXT GAME
 広島(野村)−東京ヤクルト(星)24回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・クライマックス神宮開催に向けて目の前の試合を戦うのみ!
広島 ☁ | Comment(1) | SWALLOWS | at 21:37 | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

]東京ヤクルト 7-4 中日

S 000 101 002 3 7
D 111 001 000 0 4
石川5,中尾1,風張2,○梅野(2-2)1,S石山(31)1−井野,中村
青木10号@(藤嶋)

▼データ
 ・CSクリンチ2.5
 ・対中日戦全日程終了14勝10敗1分

◆ポイント
 ・7回裏8回裏風張打者6人パーフェクトリリーフ
 ・9回裏2死二塁平田三振
 ・10回裏0死一二塁雄平→代打上田投犠(一走バレに代走送らず)

まさに”執念”の勝利。
ファン目線だと目の前の胴上げを見たくないから,今日は負けても仕方ないなんて思って思っていた一戦。

9回の攻撃をビハインドで迎えながら勝利した試合。
5月6日中崎,6月7日森唯斗,6月28日田島,7月16日山崎康,7月21日鈴木博,7月26日マシソン,8月12日鈴木博,8月14日アダメス,8月21日中崎,9月4日田島祖父江岩瀬,9月25日佐藤。これで11試合目。

1回裏の平田,3回裏ビシエドの本塁打はいずれも2死無走者から。2回裏も0死一三塁から内野ゴロで三塁封殺で1死一二塁に戻し,8番9番というところでの失点。6回裏石川を受けた2番手中尾も2死一塁からの失点は大島のタイムリー。
攻撃陣も,1点こそ返すが4回表2死二三塁,6回表0死一二塁という好機で更なる点を奪えず。

追いつかない程度の反撃&ダメ押しの追加点。いわば完全な負けムードで9回表に。マウンドには新ストッパー佐藤。

それでも最終回に何かを起こす今年のスワローズ。雄平がヒット,西浦が四球。1死一二塁。井野の打順で代打大引。石川登録で大村を抹消し捕手は2人制。そこでの代打大引。佐藤の暴投で1死二三塁。併殺が無くなった状況で,びっきーの代名詞右方向。これでまず1点。
さらに1死一三塁で風張の代打に村上。しかし村上はプロの洗礼で2死一三塁。土俵際まで追い込まれて打席に坂口。

執念の同点タイムリー。9回2死から振り出しに。

3番手風張が2イニングをパーフェクトリリーフしてくれたお蔭で勝ちパターンをここから投入。梅ちゃん先生は2死二塁で平田。申告敬遠してもビシエドが控えるという打順で,真っ向勝負を挑んだ好勝負!

10回表は結果だけ言うと四球四球内野ゴロで決勝点。文字にすれば簡単だが,これが石井琢コーチの加入で目指した野球そのもの。
6番手鈴木博から先頭山田が四球。ここまで途中交代していなかったバレがカウント3−1となったところで,山田がスタート。バレは自信満々に見逃すもストライクの判定。しかし山田の足が勝り31個目の盗塁成功。3−2となりハーフスイングはノースイングの判定。0死一二塁。
バレに代走を送らず,雄平にピンチバンター上田を起用した小川采配。その上田がキッチリ与えられた仕事をこなして1死二三塁。
川端のファーストゴロは,まさにゴロゴーの典型。山田の足をもってすれば悠々セーフだった。これで勝ち越し点。西浦は倒れたが2死満塁から代打宮本がダメ押しの2点タイムリー。

こうなれば目標の無くなった中日は戦意喪失。逆転するだけの力はもう無いでしょう。
昨日も書いたけれど,本来青木が居なかったはずの試合を,青木の本塁打とヒットで勝ちに結び付けた。これも本当に大きい。

対中日戦ビジター全日程終了(5勝7敗1分) ※5.8福井,5.9金沢
4.1018:0021,2012:180-3●原(0-2)8−中村,大村
4.1118:0021,7062:593-8●ハフ(0-1)5,風張1,中尾1,沼田1−中村ガルシア
4.1218:0022,1983:324-9●館山(0-2)4,風張11/3,近藤12/3,山中1−中村,大村吉見
5.818:007,7623:382-2ハフ5,中尾1,H中澤2/3,H近藤1/3,秋吉1,石山1−中村-
バレンティン11号B(祖父江)
5.918:008,7653:262-3原52/3,中澤1/3,●近藤(0-2)2−古賀,中村鈴木博
7.714:0034,5333:050-3●小川(4-3)7,中尾1−中村ガルシア
7.814:0036,6012:594-5●石川(4-3)51/3,原2/3,星1,風張1−中村吉見
バレンティン19号A(吉見)
8.1018:0031,5392:340-3●ブキャナン(8-8)7,星1−中村吉見
8.1114:0035,7564:218-7カライティー21/3,中澤2/3,星2,○ハフ(2-6)2,H近藤1,S石山(18)1−井野,中村又吉
山田哲28号@(小笠原)
8.1214:0036,5873:133-1石川70/3,○近藤(3-3)1,S石山(19)1−井野,中村鈴木博
バレンティン28号A(鈴木博)
9.2314:0034,5533:062-0○原(6-7)5,Hハフ1,H梅野1,H近藤1,S石山(30)1−井野ガルシア
9.2414:0029,5493:346-1大下42/3,H中澤1/3,H梅野1,Hハフ2/3,○近藤(7-3)11/3,石山1−中村吉見
バレンティン34号A(吉見)
9.2518:0023,8973:537-4石川5,中尾1,風張2,○梅野(2-2)1,S石山(31)−井野,中村鈴木博
青木10号@(藤嶋)

引き分け挟んで7連敗(ナゴヤドームでは6連敗)からの5連勝フィニッシュ。
沼田がプロ初登板。大村が佐藤からプロ初安打。古賀が吉見からプロ初打点。近藤が球団記録の35ホールドをマーク。

アルメンゴの契約解除が6月27日。それまで1勝6敗1分だったものがそれ以降13勝4敗。プロインスタグラマーはヤクルトベンチに隠しカメラでも仕掛けてライブ中継でもしていたんですかね( *`ω´)

■NEXT GAME
 広島(九里)−東京ヤクルト(ブキャナン)23回戦 マツダスタジアム 18:00
広島、M1でV持ち越し=西武は10連勝「5」―プロ野球
 プロ野球は25日、各地で4試合が行われ、優勝マジックを1としていたセ・リーグ首位の広島はDeNAに3―5で敗れ、優勝決定は26日のヤクルト戦以降に持ち越した。
 パ・リーグ首位の西武は楽天に4―3で逆転勝ちし、10連勝でマジックを一つ減らして5とした。[ 9/25(火) 22:14配信 時事通信 ]
 ・自力胴上げ阻止へ。ヤクルトの”執念”の集大成を広島の地で見せてやろうじゃないか!!!
 ・我らが指揮官も「うちは目の前の試合で勝つしかない。なんとか広島に勝てるように、頑張るだけです」と仰っていますから!!!
愛知 ☁ | Comment(1) | SWALLOWS | at 23:40 | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

]東京ヤクルト 6-1 中日

S 002 000 112 6
D 000 100 000 1
大下42/3,H中澤1/3,H梅野1,Hハフ2/3,○近藤(7-3)11/3,石山1−中村
バレンティン34号A(吉見)

▼データ
 ・CSクリンチ3.5
 ・対中日戦2年ぶり勝ち越し確定
 ・5位以上確定
 ・2015年以来貯金4
 ・対吉見:2016年7月10日(神宮)以来の勝利

◆ポイント
 ・4回裏2死三塁大下→中澤京田三振(11球粘られ)
 ・7回裏2死一二塁ハフ→近藤平田三振(9球粘られ)

まさに”執念”。目の前の試合を全力で。非情とも言える継投で掴んだ勝利。広島の胴上げも阻止。

天敵吉見との7回目の対戦。初回坂口の内野安打に続き,青木も意表を突く内野安打で0死一二塁を築くも,山田三振バレ併殺で無得点。2回表は村上が吉見からキッチリ四球を見極め,さらに西浦の死球で一二塁とするも中村大下に回り得点ならず。いわば吉見&ナゴドペースになりつつあった中で空気を変えたのはやはり一発だった。

DSC06505.JPG
相川さんがラインしますと仰っていたが,どうやらそれが効いた?!バレンティンが燕市DAYの8月26日DeNA戦(神宮)以来となるアーチを描いた。甘く入ったスライダーを見逃さずライト方向へ。「久しぶりだったけど、うまく押し込むことができた」とこれで気持ち的にも楽になったはず。再び量産体制期待しましょう!

それでもリードはこの2点のみ。代役先発大下は4回裏1死から3連打で1点返され,5回裏も0死二塁のピンチ。犠打と内野フライで2死三塁までこぎつけたが,左の京田大島を迎えるところで,ベンチは中澤にスイッチ。球数は71。次は中での登板も見据えてということもあったのか。
勝利投手目前での継投は,失敗すれば批難の的になりかねないなかで,中澤が粘る京田を最後はスライダーで空振り三振。ベンチを大下を中村をそして自身を救った見事な火消し。

吉見を打ちあぐねる打線は,4回以降も毎回走者を出しながらホームを踏めない重苦しい展開。それでも7回表。先頭村上に代わってサードの守備に就いた大引が右方向。坂口が送って,2死二塁から山田が今日3本目の安打はレフトオーバー。貴重な貴重な追加点。

6回裏大島ビシエドアルモンテという厳しい打順を梅野に任せ,7回裏周平亀沢松井雅と左が続くところをハフという臨機応変な継投。しかしハフが2死無走者から一二塁のピンチを招くと,大島を迎えたところで近藤にスイッチ。

近藤がイニングを跨いで,最後は3点差→5点差となったが石山を投入と,まさに石橋を叩いて渡る継投。11連戦の3戦目ながら2戦続けて惜しげもない継投。目の前の試合を取る以上止む無し。ある程度着地点は見えてきただけに,もう少しの辛抱ということでしょう。

終盤8回9回の追加点は,モチベーションの差の典型だと感じました。残り8連戦+3=11試合。

■NEXT GAME
 中日(藤嶋)−東京ヤクルト(石川)最終戦 ナゴヤドーム 18:00
 ・7月6日用具が届かなくて中止となった試合の振替
 ・頭部死球の影響で青木を欠いていた時期。こうして連戦になってしまったが,今思えばあの7月上旬雨で3試合流したのも幸いしているのかも。
セ・リーグ広島、優勝M1のまま=パ西武は9連勝で「6」に―プロ野球
 プロ野球は24日、各地で6試合が行われ、セ・リーグ首位の広島はDeNAに5―7で敗れ、2位のヤクルトが中日に6―1で勝ったため、優勝マジックは1のままだった。広島は25日のDeNA戦に勝てば、3年連続9度目の優勝が決まる。
 パ・リーグ首位の西武は楽天に4―3で競り勝って9連勝とし、10年ぶり優勝へのマジックを一つ減らして6とした。[ 9/24(月) 18:21配信 時事通信 ]

 ・マジック1のままマツダスタジアム乗り込んでも,3連勝すれば目前胴上げ自力で阻止できますから( *`ω´)
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 18:34 | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

]東京ヤクルト 2-0 中日

S 001 100 000 2
D 000 000 000 0
○原(6-7)5,Hハフ1,H梅野1,H近藤1,S石山(30)1−井野

▼データ
 ・CSクリンチ5
 ・ナゴヤドーム3連勝
 ・近藤:35ホールド(球団新)
 ・石山:30セーブ(高津臣吾,五十嵐亮太,石井弘寿,林昌勇, T. バーネットに次ぎ球団史上6人目 )

◆ポイント
 ・1回裏1死満塁アルモンテ遊併
 ・3回裏0死一塁大島中飛(京田二塁憤死)
 ・4回裏0死一二塁松井雅二併
 ・5回裏1死一二塁ビシエド三併

結果だけ見れば完封勝利。しかし序盤からピンチの連続。そこを凌いで凌いでまた凌いで,ガルシアとの投げ合いを制した。

昨日の先発も予想されていた樹理。菅野と投げ合うかガルシアと投げ合うか。これを天秤に賭けたかどうかは定かではないが,今日の先発。
しかし決して調子は良くなかった。それでも粘ってホームを踏ませなかった。5回92球で降板。

「併殺が取りたいと思って投げていた。野手の人に守ってもらって、中継ぎの人に抑えてもらいました」。いわゆるQS未達成ながらも勝ちがつく。これも野球。自身のマイナスはこれで1に。

立ち上がりはともかく,4回裏の併殺。井野さんのタイムリーで2点目を奪った直後のイニングで,先頭亀沢,続く高橋に連打で一二塁。ここで松井雅をストレートで併殺。これが樹理の変わったところというか。強い気持ちとシュートに頼らない配球。なにより流れを相手に渡さなくなった。

ここ最近の樹理からすれば早めの継投にはなったが,今日は致し方なしか。

苦手ガルシア。立ち上がり1死満塁の好機を築くも,雄平が併殺。2回は11球であっさり片づけられ,3回も簡単に2アウト。というところからの先制点は青山コンビ。
第1打席でガルシアから死球を受けていた青木が,初球を左方向。山田も初球をライト前に。初球+逆方向はベンチの指示だったのか。ナゴヤドームでは2試合で1点しか奪えていなかったガルシアから先制点。
さらに4回表も2死二塁に四球の大引を置いて,樹理の女房役井野さんが,渋くセンター前。アウトカウントも幸いして大引生還。虎の子2点を守り切る野球となった。

10月1日に巨人25回戦(神宮)が組み込まれることとなり,11連戦に。投手のやりくりも然ることながら,今日は坂口がスタメンを外れて守備から試合に入るなど,先を見据えたベンチワークも増えてくるのかも。残り9連戦+3=12試合。

■NEXT GAME
 中日(吉見)−東京ヤクルト(大下)24回戦 ナゴヤドーム 14:00
 ・今季0勝4敗吉見とこれでなんと7試合目の対戦
 ・小川が予定されていたが,腰に張りということで大下に
 ・広島のマジック1
広島、優勝マジック1=プロ野球セ・リーグ
 プロ野球は23日、各地で行われ、セ・リーグ首位の広島がDeNAに2―1でサヨナラ勝ちし、優勝マジックナンバーを1とした。24日のDeNA戦に勝てば、3年連続9度目のリーグ優勝が決まる。[ 9/23(日) 21:26配信 時事通信 ]

 ・自力で決めてください( *`ω´)
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:46 | 更新情報をチェックする

2018年09月22日

]東京ヤクルト 0-5 巨人 & スワローズライスファームプロジェクト稲刈り

S 000 000 000 0
G 300 001 10x 5
●カラシティー(6-3)51/3,秋吉12/3,中尾1−中村

▼データ
 ・CSクリンチ6.5

◆ポイント
 ・1回裏0死一塁重信遊失(セカンド送球も山田捕れず)
 ・6番サード村上4打数0安打

菅野相手に初回3点の援護を与えたことで楽に投げさせてしまったか。いずれにしても0点では勝てない。完敗。

0死一塁で重信。重信の足を考えても併殺を取れるような打球ではなかったはずだが,それを焦ったのか。ボールが転々とする間に坂本は三塁に。0死一三塁からマギーの三塁ゴロ間に先制点。岡本四球から暴投があって1死二三塁。それでも阿部を三振。この時点で3アウトということでこの回の自責はつかず。
2回以降は落ち着きを取り戻しただけに,シティーさんの課題は雨だったりエラーだったりという精神的なもろさになるのか。

プロ2試合目のスタメン村上。
ヤクルトの村上、菅野に脱帽=プロ野球
 ヤクルトの新人、村上は巨人の菅野に手も足も出なかった。九回1死一、二塁では空振り三振。4打席とも3球で仕留められ、「しっかり食らい付いていこうと思ったけど、そんなにうまくいく投手じゃなかった」と脱帽した。
 16日の広島戦でプロ初打席本塁打を放った18歳。小川監督は「これが1軍の投手だと感じて、さらに上を目指して頑張ってほしい」と話した。[ 9/22(土) 19:34配信 時事通信 ]

今日は球界のエース菅野の前にまさしく”遊び球”すら使われることなく,”遊ばれた”感。これぞ一流の洗礼。それでも2試合目にしてサードの守備機会を無難にこなす適応力を見せてくれた感。

ビジター巨人戦全日程終了(6勝6敗1分)※7.24倉敷,7.25・7.26京セラドーム
4.2814:0043,7222:300-3●ブキャナン(2-1)7,カラシティー1−中村菅野
4.2914:0344,7523:548-11石川4,風張1,H中尾1,●近藤(0-1)2/3,カラシティー1/3,梅野1−松本,中村田原
バレンティン5号B(田口)山田哲6号B(宮國)
4.3014:0044,2983:031-11●館山(0-3)4,梅野0/3,中澤2,中尾1,風張1−松本野上
バレンティン6号@(野上)
6.2218:0146,8513:365-8●山田大(0-1)22/3,山中21/3,原1,風張1,近藤1−中村菅野
西浦5号A(菅野)畠山3号B(マシソン)
6.2314:0044,5722:231-7●ハフ(1-5)5,風張1,大下2−中村,井野山口俊
バレンティン17号@(山口俊)
6.2414:0245,1373:223-2○小川(4-2)6,H中尾1,H近藤1,S石山(12)1−中村今村
7.2418:0427,3563:565-2○小川(5-3)62/3,H中澤1/3,H近藤1,S石山(15)1−中村内海
山田哲23号A(内海)中村3号@(内海)西浦7号@(吉川光)
7.2518:0431,2513:506-5○ブキャナン(8-6)62/3,大下0/3,H中澤1/3,H中尾1/3,H風張2/3,S石山(16)1−中村ヤングマン
バレンティン23号B(ヤングマン)
7.2618:0030,7963:502-1原7,風張1,H近藤1,H大下1/3,H中澤1/3,○星(1-0)1/3,S石山(17)1−中村上原
9.1118:0042,6263:104-1○小川(7-5)8,S石山(28)1−中村メルセデス
9.1218:0141,0233:541-1ブキャナン7,ハフ2/3,梅野1/3,H近藤1,H中澤1/3,秋吉0/3,H中尾2/3,石山2−中村,井野-
9.1318:0142,1253:094-2○星(2-0)6,H梅野1,Hハフ1,S近藤(2)1−中村田口
青木9号A(中川)
9.2214:0045,0252:560-5●カラシティー(6-3)51/3,秋吉12/3,中尾1−中村菅野

大下がプロ初登板と初奪三振。小川が敵地で3勝を挙げ,対巨人戦の連勝を7まで延ばし,球団史上4人目の記録に並んでいる。
一方で菅野には2完封を含む3敗。トータル24イニングで奪った得点は2だった。

それでも両チームのゲーム差1.0で迎えた9.11からの東京ドーム3連戦で2勝1分と勝ち越しを決めた戦いが,今季を振り返って天王山だったと胸を張って言えるはず。

■NEXT GAME
 中日(ガルシア)−東京ヤクルト(原)23回戦 ナゴヤドーム 14:00
 ・トラウマすらある9月下旬のナゴヤドーム
 ・しかもガルシア
 ・原樹理を今日でなく明日にもってきた意味
 ・とにかく謙虚にこの3連戦1つ勝とう

といいながら今日の試合はほとんど見ておりませんので,話題を変えましょう。にん。
「雨天の場合は、刈り取った稲が乾燥できなくなるため稲刈りを中止いたします」というアナウンスがされるほど天候が心配された今年の稲刈りイベント。しかし蓋を開けてみれば,晴れおすパワーで雨雲を吹き飛ばし,見事快晴のもと無事開催されました。

オープニングトーク(市長&つば九郎)
まずは鈴木市長登壇。
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思い起こせば田植えした頃は最下位でしたよね・・。
今年のネスパスイベントは10月13日。クライマックスシリーズと日程が重なる可能性が十分あるものの,つば九郎さんは午前だけ参加してくれることを約束してくれました!

続いてこのおす。
(MCから紹介されるなり)せきたくんは
(と昨年のMCが気に入ったようすで)ちぇんじ(といきなり交代を要求w)
(大勢集まった皆さんに向かって)ひまだね
(昨夜は前入りしてどこか美味しいものでも食べたか?という問いかけに)きのうじんぐう(とツッコミ)
(クライマックスが見えてきたチームに)ひろしまのやどおさえてます(と自信満々な表情)
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(相手はどこが来そうかと問われると)このあとのひとにきいて(ともう一人のゲスト相川さん登場)
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開会宣言
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がんばっていねかれ

記念撮影後,会場へ移動し,地元農家の方による稲刈り指導
自然とつば様。率直に言って絵になります。
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大好物の鎌を右手羽にご機嫌。
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相川さんも真剣な表情で聞き入っていらっしゃいました。
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稲刈り体験。
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大人数でやれば捗る。あっという間に稲が刈りあがり,今年も全員と記念撮影orサインに応じてくださった太っ腹なつばさま。
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しばしの休憩を挟んで,相川亮二氏トークショー(MC中村博和さん(NAMARA))
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こちら中村さん。地元新潟アルビレックスBCのスタジアムDJを務めるなど野球にも詳しく濃いトークを聞けました。

・昨年引退し今年が中学生以来初めての夏休みのよう。昨日まで3泊でハワイに行っていた。筋肉が落ちて5〜6kg痩せた。
・サンスポ評論家だがジャイアンツ戦しか仕事を入れてもらえず神宮にはあまり行っていない。今年の戦いは出来過ぎ。2位予想した人なんて誰もいなかった。自分は4位と予想していた。
・やはりモチベーションが違う。低迷すれば打っても打たなくても一緒という気持ちになる。勝つという前提があってプレーしている。
・宮本ヘッドの加入で空気も変わった。緊張感がある。妥協を許さない人。手を抜かない。関西弁で厳しいことを言ってくるから怖い。もちろん愛情あってのもの。
・石井琢コーチも横浜時代一緒にプレーしただけに,ストイックさを人一倍求める。決して諦めない。根気強い。これがさらに浸透していくだろうからさらに期待できる。
・クライマックスは大丈夫だと思うが,とにかくヤクルトはなぜか連勝連敗がある。自分の時もそうだった。なぜか10連勝しても10連敗する。平均的に勝っていければいいのに。
・3位はどこが上がってくるか全然わからない。短期決戦。広島には打たなきゃ勝てない。打ち合いならチャンスがある。
・青木は追い込まれても打てる技術がある。配球やケースなども会話をしても理解できないくらい。
・中村はキャッチャーとして脂の乗る年齢になった。もっと出来るだろうという気持ちがある。
・ハマスタ東京ドームはこれが入るのかよという打球があった。でも神宮にはそれはない。ただしなぜか外野がフライを落とすように吸い込まれる何かがある。距離感か何かか。だから神宮球場ではプレーしたくないという選手は多い。
・ダルビッシュのストレートと岩瀬仁紀のスライダーは,捕れないんじゃないかという怖さがあった。クルーンや林昌勇の150km/hも受けたが怖さはなかった。打者では阿部慎之助と福留孝介。凡打でもちゃんと打ってきた。

ここでつば九郎が乱入?!するも質問はいたって真面目。
かんとくもかわりみやもとさんいしいさんかわださん3にんのおにこーちが
はいって,あき,はると,きゃんぷのれんしゅうががらりとかわりました。
DSC06492.JPGさいしょはなかなかけっかがでませんでしたがこうりゅうせんから
しゃっきんへんさいへたたかいぶりがかわりました
きゃんぷからここまでなにがちーむをおおきくかえたとおもいますか?
ぐっちあおきくんここゆうへいくんなどすためんへいきんねんれいが12きゅうだんで
1ばんとしをとってます。ながくかつためにはわかいちからがひつようですが
にしうらくんむらかみくんをはじめあいかわくんのこんごきたいするわかては?
CSたんきけっせんひろしまにかつとしたらどうやってかちます?
ここのほーむらんがさいきんでませんなんとかしてください
じゅりくんうめのくんおおしたくんなかおくんわかいとうしゅにきたいすることは?
つぎにゆにふぉーむをきるとしたらやくると,べいすたーず,Gどこですか?
DSC06509.JPGCSで3いはどこですか?またやくるとはどことやるのがゆうりですか?
さきほどのわいはーじょうほうはみやもとさんからききました。

・コントロールの良さは菅野。構えたところに投げてくる。ピッチャーは球が速い。コントロール。タイミングだったり出所といった投げ方に特徴にある投手がいい。
・ピッチャーとの相性はある。自分の場合は三浦大輔,石川雅規,館山昌平。投げたいと思って投げさせるか,そうじゃないんだよなぁと思って投げさせるのでは違う。
・メンタルも大事。メンタルをやられた若手を何人も見てきた。真面目すぎてコーチの言うことを全部聞くのではなく,いいところを吸収して,自分の良さを維持して消化していくべき。自分がいいと思うものを残して欲しい。
・プロに入って2年間辻さんというコーチにキャッチャーのいろはを教わった。谷繁元信の怪我でチャンスを得たときは負けん気が強かったが,谷繁さんが移籍して,かなりへし折られた。しかしここで謙虚に学ぼうという気持ちが芽生えて,長く出来た。
・悪いところを直すというコーチが何人もいる。指摘されるとそこばっかりに目がいってしまう。自信があるところを伸ばせば,欠点が消える。何が良くて,何で勝負したいのか。それを若い人には言いたい。
・立ち上がり悪い投手には,3点ぐらいまでならなんとかなるんじゃない?って声をかけてあげる。立ち上がり良くしようというとそれを機にしちゃうから。そういうのもメンタルで,キャッチャーとしてケアが必要。

ファンからの質問。
Q.中村悠平,小林誠司,梅野隆太郎ら打たれたらキャッチャーのせいにされる風潮がSNSであるがどう思うか?
・言われてもしょうがないでしょうと一刀両断ww甘くなっても抑えるようにどうするかがキャッチャー。ど真ん中投げてきても抑えるピッチャーはいるのだから。

Q.コリジョンルールがもっと前からあればもっと現役を続けられたか?
・これも関係ないと即答。骨折とか脱臼もあったが,それはルール。ただサッカーのように世界で共通にしてほしい。

Q.ピンチで何を話すのか?
・状況確認。フライならゴロなら。打たせるか三振を取りにいくかなど。リードはこうすると説明。逆に投手コーチに間をとられることがあるが,あれは意味ない。

Q.相川さんがヤクルト在籍時達川光男氏や高木豊氏に愛されていたが分かっていたか?
・試合は全部見る。しかし実況と解説は消して見返すので全く耳に入ってこない。ただ豊さんはなんとなく分かった。

Q.メジャー挑戦時の経緯は?
・チャンスがあるならやってみたかった。マイナー契約のオファーはあった。でも40人枠に入らないと。下から這い上がるのは厳しいと思った。

とまぁこんな感じでしょうか。拝聴して印象深かったのは「モチベーション」と「メンタル」でした。
前者は昨年のヤクルトや相川さんのベイスターズ時代を知るだけに言葉に説得力があるというか。どうしようもないくらいチームが低迷すればもう打っても打たなくても一緒という気持ちになってしまうと。
そして後者。おそらく近い将来必ずどこかのユニフォームを着ると思いますが,長所を伸ばす指導法で,ぜひ新たなキャッチャーを育てて欲しいと思いました。

閉会式(MC・つば九郎・相川氏)
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(締めのお言葉は)こめをかえ

サンスポ購入先着50名には相川氏のサイン色紙と3ショットが。残念ながらもう完売しており参加できず・・
せめてもということで相川さんとつば九郎のつーしょっと。
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4時間はあっという間に過ぎていきました。
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:20 | 更新情報をチェックする

2018年09月19日

]東京ヤクルト 9-4 阪神

T 110 200 000 4
S 600 110 01x 9
ブキャナン4,○大下(2-1)2,梅野1,近藤1,石山1−中村
山田哲33号A(岩貞)西浦9号B(岩貞)10号@(岩貞)

▼データ
 ・対阪神戦7連勝(2000年5月16日〜7月8日の8以来18年ぶり)
 ・年間65勝到達(2015年以来3年ぶり)
 ・3位巨人と5.5差
 ・CSクリンチナンバー7
 ・山田哲:119得点(球団記録タイ)

◆ポイント
 ・4回裏0死西浦中本
 ・5回表1死一塁陽川二飛(カウント3−1からのボール球を空振り)

初回で大勢が決まったかと思われたが,じわじわと詰め寄られる展開。

2点差から3点差に引き離した西浦の一発と,その直後の5回表。2番手大下が1死から糸井に四球を出して,陽川にもボール先行。3−1から完全なボール球を振ってくれた1球。これが勝負を分けたポイントだったかと。これを見極めらるとランナー2人溜まって一発出れば同点という状況でナバーロを迎えただけに,大きな一球だったと思う。

初回2死二塁。糸井の打球はイレギュラーし一塁坂口のイケメンの顔面を強襲するというけしからん( *`ω´)安打で先制を許すも,その裏早速坂口青木の2人で同点に追いつくと,山田の2ランで勝ち越し。さらに雄平大引の連打のあと西浦の3ランで,立ち上がりが苦手という岩貞を粉砕。

不運なあたりもあったが不安なナンさまには十分な援護かと思われたが・・ただナンさまは先週ドームで素晴らしい投球をしていただいたのでね。
一番気がかりなのは契約で奥様の出産に立ち会う条項が含まれているのかどうか。ナンさまもまさか昨年契約を延長した時点で,今年チームが10月も試合をするとは思いもしなかったんでしょうけど。。おそらくクライマックスと出産が重なるはずなのだが,どちらの”家族”を優先するのだろうか。

で,上記2つのポイントを乗り越えればもうヤクルトペース。

5回裏は1死一二塁から雄平の悪球打ち。
8回裏は先頭雄平のヒットから大引がキッチリ送って,西浦が今度は右方向。今日3本目の安打はダメのダメを押すタイムリー。
上位チームのそつない攻撃は,下位チームの戦意を削ぐには十分すぎる攻撃。

西浦は何気に神宮阪神戦キラー。6月29日,7月27日に続き今季神宮阪神戦3度目のお立ち台。言葉もひとつひとつ慎重に。この姿勢で残り14試合。

ジンクス

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)−巨人(田口)24回戦 神宮 18:00
@youkingco_ysさんよりご提供いただきました
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 ・ホーム巨人最終戦
 ・15時以降降水量3mm/h
 ・予備日は21(金)に組まれております
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:23 | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

]東京ヤクルト 2-4 広島

C 400 000 000 4
S 020 000 000 2
●高橋(0-1)5,大下2,梅野1,ハフ1ー井野,中村
村上1号A(岡田)

▼データ
 ・村上:プロ初出場,初安打,初本塁打,初打点(史上64人目)

◆ポイント
 ・1回表野間三失
 ・2回裏1死一塁村上右本

ヤクルトBL整腸薬ナイター。
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試合前のストレッチから
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いつもの三塁コーチャーズボックスから見つめる
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25ねんめの大べてらんつば九郎のきょうのひとこと。ハッキリ言って傑作です。
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きょうであむろなみえさんいんたいです。
90ねんだいあむらーvsつばらーでらいばるどうしだった。
TKさうんどにたいこうしてTKつばくろうでおうせん
らいばるはまいくをおいた。つばくろうは
まだまだつばくろうはNEVER ENDです
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きょうでじんぐうかーぷさいしゅうせんです。
ちーむのみなさん。ふぁんのみなさん。ことしも1ねんおせわになりました。
あらいせんしゅまだC・Sがあるから,さみしいことはいわわい!!
CSふぁいなるでまたたたかいます。そこまでは,らいばるです。
CSはかーぷCvsすわろーずSなのだ!!
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そのためにもしゅうまつのT,Dをがっちりしとめてください。
でもひとことだけ。20ねんあらいせんしゅ。
おつかれさまでした。いろいろとありがとう。CSでまた!!!
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スタメン
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B坂口G青木C山田哲FバレンティンH雄平D村上E西浦A井野@高橋

ということで・・18歳高卒ルーキー村上宗隆プロ初出場初スタメンというメモリアルな試合
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デビューの18歳がいれば,去る41歳。
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新井貴浩選手に,宮本ヘッド,石井打撃コーチ,河田守備走塁コーチから花束が贈られるという粋な計らい。

そして2018年9月16日。平成の歌姫安室奈美恵さん引退日に神宮球場も演出。
坂口の「Chase the Chance」で始まり,青木「Body Feels EXIT」,山田哲「Hope」,バレンティン「Fight Together」,雄平「Mint」,村上「Fighter」,西浦「SWEET 19 BLUES」,井野「太陽のSEASON」というメドレーリレー。第1打席限定かと思われたが,最終回まで安室曲に縛られるという,一生に一度の特別な演出。

その特別な試合でデビューの村上の村上による村上のための試合だった。

先頭野間のサードゴロ。決して難しい当たりでは無かったはずだが,緊張からか?!一塁へ悪送球。1死無走者のはずが,0死二塁となり,菊池のショートゴロ間に三塁に進まれ,丸は四球。1死一三塁から鈴木誠也にライトへの犠飛。雄平が落球するも,セカンドで丸を刺したため,1点失って走者一塁という状況には変わりなし。
西川のヒットで一二塁となって,バティスタにセンターバックスクリーンへ。高橋にとっては自責0ながら4失点という気の毒な内容。

しかしそのエラーを取り返すべく村上がプロ初打席でいきなり結果を残した。
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ヤクルトの村上、初打席で汚名返上=プロ野球
 ヤクルトのドラフト1位新人、村上が派手なデビューを飾った。一回に先頭打者の三ゴロを一塁へ悪送球する失態。だが、バットでは二回1死一塁のプロ初打席で、岡田のフォークをすくって右翼席へ運び、「エラーを取り返そうと必死で食らいついていった」。プロ野球64人目の初打席本塁打となった。
 熊本・九州学院高で高校通算52本塁打を放ち、打撃を生かすため捕手から内野手に転向。「チャンスをもらえれば、もっともっと打てるようにしたい」と活躍を誓った。[ 9/16(日) 22:37配信 時事通信 ]

スワローズでは稲葉篤紀,小野公誠,野口祥順,西浦直亨(開幕戦初球),廣岡大志に続く記録。

しかし試合が動いたのはここまで。3回以降両軍得点なく,このままゲームセット。
最終スコア
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ホーム広島戦全日程終了(4勝9敗)
4.318:0130,5294:083-6●原(0-1)51/3,近藤2/3,中尾1,田川1,風張1−中村薮田
バレンティン1号A(薮田)
4.418:0029,7613:098-5ハフ51/3,○秋吉(1-0)2/3,H石山2,Sカラシティー(2)1−中村九里
バレンティン2号B(高橋昂)
4.518:0127,4633:304-5●館山(0-1)6,中尾2/3,近藤11/3,風張1−中村岡田
畠山1号A(中崎)
5.418:0030,4112:448-0○ブキャナン(3-1)9−中村ジョンソン
荒木2号C(中田)
5.518:0030,5973:211-10●梅野(0-1)1/3,風張22/3,松岡2,中澤2,中尾1−中村,古賀大瀬良
山田哲9号@(大瀬良)
5.618:0030,5613:584x-3石川5,秋吉2,近藤1,石山2,○中尾(2-0)1−中村,井野,古賀一岡
バレンティン10号@(九里)大引1号@(中崎)
7.3118:0130,9964:023-6●小川(5-4)6,中尾1,近藤2/3,風張1/3,星1−中村ジョンソン
8.118:0030,7683:447-13●ブキャナン(8-7)2,星2,風張2,中澤1,ウルキデス2−中村,井野九里
中村4号@(九里)バレンティン25号B(九里)
8.218:0030,7393:2210-4○原(2-6)7,近藤1,石山1−井野岡田
バレンティン26号B(岡田)山田哲25号A(薮田)雄平4号A(薮田)
8.3118:0030,5994:055-6ブキャナン71/3,H近藤2/3,石山1,●梅野(1-2)1−中村中崎
青木7号B(野村)
9.118:0030,6483:283-8●カラシティー(6-2)42/3,中澤1/3,大下2,中尾1,秋吉1−中村,井野大瀬良
9.217:0030,3983:263-7●石川(6-5)21/3,大下32/3,秋吉20/3,中澤1−井野,中村アドゥア
9.1618:0130,9103:182-4●高橋(0-1)5,大下2,梅野1,ハフ1ー井野,中村
岡田
村上1号A(岡田)

GWの9回2死まらの同点逆転サヨナラ劇こそ印象に残るが,大きく負け越した広島戦。
田川がプロ初登板。大村,塩見,村上がプロ初出場。山田哲は歴代2位タイとなる11試合連続打点をマークした。
それでも今年はリベンジするチャンスがまだある!それに向かって残すは15試合。

戦利品
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 ・バレンティン選手250号本塁打記念オリジナル下敷き(先着プレゼント)
 ・バレンティン選手250号HRメモリアルクリアファイル(スワレージ200pt)
 ・石川投手1500奪三振メモリアルクリアファイル(スワレージ200pt)
 ・スワローズフルカラーボールつば九郎イェーイ

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−阪神 22回戦 神宮 18:00
 ・【不安要素】実況今季7戦7敗酒主アナ
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

]東京ヤクルト 6-4 阪神

S 012 000 300 6
T 100 000 210 4
○山中(2-0)62/3,Hハフ1/3,H近藤1,S石山(29)1−中村

▼データ
 ・対阪神戦6連勝
 ・4月8日以来貯金3
 ・近藤:34ホールド(球団記録タイ),40ホールドポイント(球団新)

◆ポイント
 ・7回裏1死一塁伊藤隼二失(山田トンネル)

先制されるも,すぐさま追いつき,勝ち越して終始優位に試合を進めていたが・・・併殺を焦った山田のトンネルから試合は一気に緊迫感を帯びた。
5点差が3点差となり,近藤も3連打で1点失い尚1死満塁。一打同点逆転のピンチ。それでもここから踏ん張った。伊藤隼太をショートフライ。梅野はショートゴロ。いずれも西浦が落ち着いて捌いてくれた。これで球団記録タイとなる34個目のホールド。球団新となる40ホールドポイントをマーク。

最後は石山が走者一人背負い一発出れば同点というシチュエーションを招いていたが,ここは甲子園。よっぽど状態が悪いのだろう代打福留の起用も無かった。

山田のエラーが無ければ,山中が7回投げ切って,あわよくばハフ梅野あたりで試合を締めたいところだったが・・・。目の前の試合を全力で。方程式2人を信頼しきっての継投。これで開幕直後4月8日以来となる今季最多タイの貯金3。3位巨人とのゲーム差を5.0に拡げたが,最下位とのゲーム差は6.5。し烈を極めてきた。

アンダーハンド山中vsサイドハンド青柳の変則右腕対決。立ち上がりだけみると青柳の方が断然優勢だと思ったが,分からないもの。

1点先制された直後の2回表。2死一二塁から中村。フルカウントからのスライダーは捕手ならではの読みもあったのか。
3回表は1死二塁に青木を置いて山田の飛球。福留なら当然捕っていたであろうが,レフトは内野が本職の陽川だった。2死二塁で川端ライト前。これで山田が生還。本来であれば0点だったイニングで2点奪えた。

山中は2回以降スイスイ。甲子園との相性もあるのか。危なげない投球で,打たせて取る本領発揮。今季2勝はいずれも甲子園。
山中、阪神キラーぶり発揮=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの山中が阪神キラーぶりを見せた。8月に今季初勝利を挙げた甲子園で再び快投。一回に先制されたが、その後は緩急を巧みにつけて打者のタイミングを外した。七回の失点は味方の守備の乱れからで、「自分の仕事ができた」と振り返った。
 2016年も阪神から3勝を挙げた。「相性は特別良くない」と話すが、自信を持ってマウンドに上がっている。チームは引き分けを挟んで4連勝。「負けられない戦いが続く」と山中。現実的な目標となる2位でのCS進出に向け、雰囲気はいい。[ 9/15(土) 19:30配信 時事通信 ]


7回表はお得意の集中打。1死から山田四球。雄平ポテン。川端流し打ちで満塁。宮本の打席でとっておきの代打バレンティンを起用したベンチ。初球を振ってセンター前へポトリ。キッチリ打点を稼いで代走大引が送られお役御免。いいリフレッシュになったのか,ベンチでもニコニコ。勝利のハイタッチでは,手下とともに,親指と人差し指で”丸”を作っていたが,これは”貯金”を意味するのか?!

続く西浦はサードへのライナー性の打球。これまた上手いサードなら捕球されていたかもしれない。グラブを弾いて打球は後方へ転々。二走川端は河田コーチの制止を振り切り?!自己判断で本塁生還。どこのコンディション不良だったかは明かされないが大丈夫そう?!

連戦が続くという台所事情もあっただろうが,青柳を打席に立たせた次のイニングに左が続くところで岩崎にスイッチし,その岩崎が跨いだイニングで失点。北條の離脱と福留の欠場で,守備にも不安感が出てきた阪神が,最下位に転落。秋には伝統的に弱い阪神だけに,このまま失速か。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高橋)−広島(岡田)22回戦 神宮 18:00
 ・ホーム広島戦最終戦
 ・7月19日11:00にプラチナ会員先行で抑えた最前列。さすがにこの周りには赤いのはいないと信じたいが・・・
兵庫 ☁ | Comment(1) | SWALLOWS | at 20:38 | 更新情報をチェックする

2018年09月14日

]東京ヤクルト 4-0 阪神

S 100 003 000 4
T 000 000 000 0
○原(5-7)8,石山1−井野

▼データ
 ・8月30日以来貯金2
 ・甲子園4連勝

◆ポイント
 ・4回表1死井野遊安(北條負傷交代)
 ・6回表2死満塁P小野→能見青木中安

ちょうど1年前2017年9月14日。3年ぶり最下位が確定した―。
そこから1年後2018年9月14日。チームはCS神宮開催へ一歩ずつ前進を続ける。

初回幸先よく先制するも,2回表0死満塁,3回表0死一塁,4回表2死二塁,5回表0死一塁とどうも小野を崩せない。
しかしそれ以上の出来の原樹理。5回裏2死までパーフェクトピッチ。15人目の打者ナバーロにグラブ強襲の内野安打で初めての走者を背負うも,俊介を三振。降りしきる雨の中ひとまず試合は成立した。それを待ったかのように強くなってきた雨脚。

6回表も簡単に2死。しかしここから西浦がヒット,井野四球で一二塁。ここで原が自らを楽にするタイムリー。さらに坂口が四球で満塁となったところで小野から能見へスイッチ。ここで青木がまさにダメを押すセンター前への2点タイムリーで点差を1→4に拡げた。

幾度となくピンチを凌いできた小野を変えてくれたこと。さらにこの打球は北條であればそのままセカンドフォースアウトで捌かれていたと思う。4回表井野の打球で亜脱臼した北條。もし重傷であれば,これから連戦の続く阪神にとっては相当な痛手となるのではないか。

小野は雨で乱れたが,樹理は集中力を保ち続けた。6回裏,7回裏も3人で斬り,8回裏2死から代打の鳥谷に今日初めて外野にヒットを飛ばされたが,二塁すら踏ませず。さらに無四球。121球で次を見据えての交代となった。
変化球さえた原=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの原は多彩な変化球がさえた。代名詞のシュートで内角をえぐり、スライダー、フォーク、カーブをうまく織り交ぜた。「球の強さはなかったが、その分、いろんな球種で的を絞らせないようにできた」。雨にも集中力を切らさず、八回までわずか2安打。六回には自らのバットで追加点を挙げ、投打で活躍した。
 前半戦は不振で中継ぎに回っていたが、後半戦に先発に戻ってから見違える内容。シュート頼みから脱皮し、投球に幅が出た。「まだまだ。残り試合、いい投球をしてこそ」と気を緩めていない。[ 9/14(金) 22:07配信 時事通信 ]

樹理の内容,点差も然ることながら,阪神の選手も,甲子園球場の空気もすでに諦めムードというか,点差以上の両軍の差を感じた。一年前のヤクルトを思い出せばなんとなく分かるだろう。

投手陣に目を向けるとこの4試合39イニングで4失点。暑さの峠が越えたせいか?!安定してきた。逆に打線が下降気味になってきたが,それを投手が補う形で勝ちに結び付けている。もちろん打線もここ一番の集中力やノーヒットでも得点を奪うというチーム打撃が徹底されている。

大事と位置付けたビジター8試合も,4勝2敗1分と勝ち越しが確定した。頭一つ抜け出し,焦点が2.5差に4チームが犇めく3位争いになってきた感すらする。

ただ指揮官は「この前も貯金2にいってすぐにマイナスになった。増やすために1戦1戦戦うことに変わりはない。明日、切り替えて戦うだけ」と目の前の試合を全力での姿勢を崩さない。残るは17試合。

■NEXT GAME
 阪神(青柳)−東京ヤクルト(山中)21回戦 甲子園 14:00
 ・4月8日以来の貯金3チャレンジ
兵庫 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:07 | 更新情報をチェックする

2018年09月13日

]東京ヤクルト 4-2 巨人

S 000 000 202 4
G 000 100 000 1
○星(2-0)6,H梅野1,Hハフ1,S近藤(2)1−中村
青木9号A(中川)

▼データ
 ・貯金1
 ・2017年5月16-18日以来東京ドームカード勝ち越し

◆ポイント
 ・9回表0死一塁青木左本

今季最後の東京ドーム3連戦。これまで1勝5敗だった球場で2勝1分と勝ち越し。3連戦前のゲーム差1.0から3.0へと拡げることが出来た。

今日も巨人先制からの終盤の逆転劇。

田口くんの前に2回表以外は毎回走者を出すも,ホームを踏めない。
裏を返せば走者は出すもホームは踏ませない粘りの投球。張本氏に喝を入れられたぶよぶよな身体を絞って,低めのストレートの制球が復活した。そして何よりピンチを凌いで彼独特の感情を出せるようになった。昨年10桁勝った姿を取り戻しつつある。結果的には5月5日DeNA戦(横浜)以来となる今季3勝目を挙げるどころか,自身7連敗で22歳最後の日の登板を終えたことになるが,残り14試合でなんとかヤクルト戦以外で1つ勝って今季を終えて欲しいもの。

さて試合は7回表に。
先頭中村が詰まりながらもヒットで出て,6回101球岡本のソロ本塁打による1失点のみの星に代えて上田が犠打成功で1死二塁。ぐっちも詰まりながらライト前で一三塁。青木は流し打ちで同点。ここで田口くん降板。

1死一三塁から登板は畠。山田はセカンドゴロで2死一三塁。バレがフルカウントからコンパクトにセンター前で勝ち越し。裏を返すと田口くんの自責=負けの権利というちょっぴり複雑な心境であったことも確かだが。。

でもヤクルト的にはここまできたらモノにしたい試合。最少リードを7回梅野,8回ハフで乗り切り,イニング跨ぎ石山を今日は投げさせないという意思を強く感じた継投。そして9回へ。

先頭坂口が出て青木。3−2のフルカウントだった。流し打ったかと思われた飛球がそのままスタンドへ。してやったりの青さま。それを迎えるバレンティンとベンチ。1点差から3点差となって,その裏マウンドにあがる近藤にとっても大きな大きな援護点になった。

先頭重信を出し,岡本につながれ,さらに暴投があって1死二三塁。一発出れば同点という状況でマギー。犠飛でもOKとなれたのは青木の本塁打があったからこそ。最後は昨日同様セカンドへのゴロでゲームセット。今日は山田が落ち着いて捌いて武内がキャッチ。

今日は個人的に星くんに感情移入できなかったので記事で補足を。
ヤクルトの星、先発復帰戦に満足=プロ野球
 ヤクルトの星にとってうれしい先発復帰戦となった。警戒していたと話す巨人の1番ゲレーロを全打席で凡退させ、相手に流れをつくらせなかった。試合が進むにつれてギアを上げ「真っすぐだけじゃなく、いろんな球種が使えた。試合がつくれた」と納得の表情。6回1失点で降板直後、味方が逆転し勝ち投手となった。
 昨年受けた右肘手術の影響で中継ぎ起用が続いたが、ようやく先発の機会をつかみ結果を残した。いったん登録を外れるが、22日からの9連戦で再び登板する予定。「もっといい投球をしてチームを勝たせたい」と力を込めた。 [ 9/13(木) 22:54配信 時事通信 ]


そして巨人戦の負け越しも無くなった。

■NEXT GAME
 阪神(小野)−東京ヤクルト(原)20回戦 甲子園 18:00
 ・1泊2日の甲子園遠征
 ・2位への足固めをするためにも大事なビジター8試合のラスト2試合!!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:31 | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

]東京ヤクルト 1-1 巨人

S 000 000 001 000 1
G 000 010 000 000 1
ブキャナン7,ハフ2/3,梅野1/3,H近藤1,H中澤1/3,秋吉0/3,H中尾2/3,石山2−中村,井野

▼データ
 ・5月8日中日戦(福井)以来今季2試合目引き分け
 ・2012年6月24日以来東京ドームで引き分け

◆ポイント
 ・1回裏先頭ゲレーロ中飛
 ・5回裏0死一塁田中遊直,小林二併
 ・9回表1死満塁廣岡→代打宮本中犠
 ・10回裏1死一三塁P秋吉→中尾代打阿部投ゴ

勝ちに等しい引き分けと言えるでしょう。
3位巨人との直接対決でゲーム差を縮められなかった。サヨナラ負けの可能性がある敵地東京ドームで9回10回11回12回と無失点で凌いだ。12イニングで僅か3安打。これだけの内容が揃って負けなかったということは大きいと思います。

勝ちが無くなった12回裏。ブルペンで大下が肩を作っていたが,石山がそのままマウンドへ。先頭田中俊のなんでもないファーストゴロを武内が後逸。これでサヨナラ負けを喫していたら武内への風当たりが強くなりかねなかった。それも救ってくれた石山。

両軍残された選手はヤクルト大村・大下。巨人野上・アダメスのみという総力戦。

吉川光夫をどうも苦手としているスワローズ打線。5回1死までパーフェクト。6回までノーヒットノーラン。7回表先頭青木がチーム初安打も,続く山田がピッチャーライナー併殺。

7回111球で8回表から畠にスイッチしてくれたのはヤクルトにとっては大助かり。
先頭大引がヒットで代走廣岡。しかし西浦が犠打失敗。1死一塁中村に代打雄平。センター前ヒットで一三塁。ブキャナンの代打に今日急遽一軍合流の川端。今季12回目の代打起用も未だノーヒット。坂口は3−2からのハーフスイングを厳密に主審に取られて三振。雄平がそのままライトに入り,1番に井野。

9回表は新守護神山口俊。先頭青木は倒れるも,山田が追い込まれてから死球で出塁。バレも冷静にボールを見極め1死一二塁。併殺ゲームセットも考えられる状況で一走バレに代走は送らず。畠も四球で満塁。畠には代走武内。
1死満塁で廣岡の打席。ここでベンチは廣岡では無く宮本を選択。その宮本がいわゆる最低限と言われる犠飛をいとも簡単に成し遂げた。
確かに廣岡ならホームランもあったかもしれないが,三振も併殺もある選手。宮本の高い野球センスというものに感服するばかり。塩見や山崎には感じなかったそれを感じずにはいられならない。

中5日のブキャナンにも負けはつかなかった。先頭ゲレーロの飛球をジャンプ一番好捕青木の守備。マギーに一発浴びた直後亀井にも四球を出しながらも,後続を断った5回裏のピッチング。

見応えのあった10回裏。中澤からスイッチされた秋吉が陽にヒットを打たれ1死一三塁。ここで代打阿部のカードを切ってきた巨人サイド。ここで中尾にスイッチ。満塁策という選択肢もある中で,勝負を挑んだバッテリー。
完全に詰まらせたピッチャーゴロ。阿部の足を考えれば1−6−3併殺も十分考えられたが,一塁アウトのみ。併殺捕れたという気持ちがこころのどこかにあれば巨人に押し切られたかもしれない。井野さんも冷静に声かけ。そして石川慎吾をハーフスイングで三振。正直判定には助かった。

11回表青木山田バレと回る絶好の打順を上原に抑えられ,11回裏は坂本岡本という一番怖い打順。ここで石山を投入し,最後はイニング跨ぎという賭けに出た。

それだけの大勝負。勝てなかったのではない。負けなかった。これがあとで効いてくるはずだから。

■NEXT GAME
 巨人(田口)−東京ヤクルト(星)23回戦 東京ドーム 18:00
 ・星:今季初先発
 ・田口くん:今季3度目のヤクルト戦先発。対戦防御率は17.05。
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:21 | 更新情報をチェックする

2018年09月11日

]東京ヤクルト 4-1 巨人

S 000 001 030 4
G 000 100 000 1
○小川(7-5)8,S石山(28)1−中村

▼データ
 ・勝率.500復帰
 ・小川:2016年4月30日(神宮)から対巨人戦7連勝

◆ポイント
 ・8回裏0死二塁重信三振
 ・8回裏2死一二塁代打阿部三振

野球の醍醐味が凝縮された8回表裏の攻防

天王山と位置付けた初戦を取れた。でも先は見ない。目の前に並べられた試合を全力で。これが小川さんの野球だということを肝に銘じてまた明日。

田中俊にプロ初本塁打こそ献上したが,最少得点で踏ん張ったくれた小川。

しかし攻撃陣が3度目の対戦となったメルセデスの前に5回迄0行進。これでメルセデスの前に18イニング連続無得点と攻略の糸口が見えない。

それでも19イニングス目にようやく奪った初得点はバレンティン。打った瞬間行ったと思われたがドームの逆風に阻まれフェンス直撃。一塁から山田が一気生還。畠も続いて1死一三塁とするも,大引が併殺網に引っかかり同点止まり。


互いに1番からの攻撃となった8回表裏。

8回表のヤクルト。
坂口がショート坂本のグラブを強襲。青木は犠打の構えからヒッティングでレフト前で0死一二塁。これでちょうど100球に達したメルセデスからアダメスへの継投を選択した巨人ベンチ。7連戦で中6日で次の登板という事情もあったのだろうか。ヤクルト的には代えてくれて助かった感があったけれど・・・。

山田も逆方向。完全に抜けたかと思われたが田中俊の好捕に阻まれたが,進塁打となり1死一二塁。バレの打席の2球目で大城が後逸。バレが冷静に三走坂口を手招きし勝ち越し。青木も三塁へ。前進守備で広く空いた二遊間をコンパクトに弾き返して3点目。
バレに代えて代走上田。畠山が3−2から芸術的な右方向。エンドランが決まり一三塁で大引。三塁線詰めていたマギーの横を抜け3点目。上手いサードであれば併殺コースだったかも知れないが。尚1死満塁と攻め立てたが8番中村三振,9番小川右飛。

7回103球の小川をそのまま打席に立たせたベンチワークも一つポイントだったか。

8回裏巨人の攻撃。
先頭坂本勇。この回から守備固めに入った上田の後逸でいきなり0死二塁のピンチ。重信。このあたりから小さくなるストライクゾーン。空振りを取るほかなかった。マギーは初球を簡単に打ち上げてくれたが,岡本は3−2から際どいコースをボールと判定され四球。ランナー2人溜まり一発出れば同点という状況となり,代打阿部。これまた2−2からのハーフスイングを取ってもらえず,フルカウントに。

小川の129球目。「3点あったので開き直って腕を振ることができた」と145km/h渾身のストレートで三振。これで勝負あった感。最終回は石山が三人でキッチリ締めてくれた。

ただ一人出続ける坂口。背中の張りを押して青木。9月に入って不調だった山田&バレ。それでもこうして試合に出た以上は結果を残す。これが主力たる所以なのだろう。背中で引っ張るプロフェッショナル。

■NEXT GAME
 巨人(吉川光)−東京ヤクルト(ブキャナン)22回戦 東京ドーム 18:00
 ・ファンから不評の中5日ブキャナン
 ・来週以降の変則日程も睨んでの諸々だと私は思いますが
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:32 | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

]東京ヤクルト 3-7 横浜DeNA

S 100 020 000 3
B 301 030 00x 7
●石川(6-6)4,大下2,ハフ1,中尾1−井野
山田哲31号@(平良)32号A(平良)

▼データ
 ・借金1

◆ポイント
 ・3回裏0死宮崎右本
 ・6回表2死満塁坂口遊ゴ(大和好捕)

本当に昨日勝てて良かったというか・・
内容的には3連敗喰らってもおかしくなかったこのカード。リードを奪ったイニングは昨日の9回裏と今日の1回表のみ。

先発野手全員安打ながらも,つながらず。奪った得点は山田の本塁打のみ。

石川は前々回のDeNA戦同様最初のアウトを取るまで。
桑原宮崎ロペス筒香4連続長短打で2失点。なお0死一三塁のピンチ。ソトの併殺間にもう1点。でもこれで落ち着けた。
ただいわゆる自責は1。これはロペスの打席でキャッチャーファールフライを井野が捕球出来ずの失策があったため。ソトの併殺で3アウトとなった計算となるため。


次の1点が入ったのはDeNA宮崎のソロ。これが試合の流れというものかなぁと。

山田の2ランで1点差に迫った直後のイニングで大下が昨日に引き続き3ラン被弾。終盤のヤクルトは諦めず毎回走者を出したものの・・・

ビジターDeNA戦全日程終了(7勝5敗)
3.3018:3328,9333:347-3○ブキャナン(1-0)6,石山1,秋吉1,カラシティー1−中村石田
川端1号A(石田)
3.3114:0628,9153:125-3○石川(1-0)62/3,H近藤1/3,H石山1,Sカラシティー(1)1−中村バリオス
4.113:0028,9433:091-3●由規(0-1)4,山中2,中尾1,近藤1−中村京山
5.1118:0028,9473:267-3○ブキャナン(4-1)62/3,H中尾1/3,H近藤1,石山1−中村石田
バレンティン12号A(石田)山田哲10号@(石田)
5.1214:0028,9644:026-5由規32/3,風張11/3,H秋吉12/3,H中尾1/3,H近藤1,H石山1,○松岡(1-0)2−中村砂田
5.1313:0128,9203:043-10●小川(0-1)32/3,山本11/3,中澤12/3−中村三上
7.1618:0028,4443:145-2小川7,○中尾(7-3)1,石山1−中村山崎康
7.1718:0028,5863:036-0○ブキャナン(7-6)7,近藤1,大下1−中村濱口
バレンティン20号@(加賀)
7.1817:4528,9372:552-7●原(1-6)5,星0/3,大下1,中澤1,風張1−中村,松本ウィーランド
バレンティン21号@(ウィーランド)
9.718:0128,2202:391-4●原(4-7)7,梅野1−井野,中村井納
9.818:0028,9364:157-6カラシティー4,大下1,秋吉12/3,中澤1/3,○近藤(6-3)1,S石山(27)1−中村,井野パットン
雄平8号@(今永)9号@(パットン)
9.918:0128,9503:033-7●石川(6-6)4,大下2,ハフ1,中尾1−井野平良
山田哲31号@(平良)32号A(平良)

開幕戦は横浜スタジアムでした。先頭打者山田がショートゴロ。これをショート大和がエラー。ここから始まった2018年ー。
オールスター明け最初の試合。山崎康晃から9回5点奪っての大逆転劇も印象的。
球団記録も多く生まれた。石川が球団最長となる17年連続勝利。バレンティンが広沢克己を抜き球団歴代2位となる229本塁打。雄平は代打6打席連続安打という球団新記録。松岡は球団史上初となる150ホールドをマークした。

■NEXT GAME
 巨人(メルセデス)−東京ヤクルト(小川)21回戦 東京ドーム 18:00
 ・6月24日以来となる東京ドーム(1勝5敗)
 ・1.0差で直接対決。勝利数は同じ60勝。負け数・分け数で2つずつの差。この3連戦が天王山と位置付けます。
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:52 | 更新情報をチェックする