2018年08月31日

]東京ヤクルト 5-6 広島

C 000 000 131 1 6
S 001 000 400 0 5
ブキャナン71/3,H近藤2/3,石山1,●梅野(1-2)1−中村
青木7号B(野村)

▼データ
 ・山田哲:30盗塁
山田哲、難なく30盗塁=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの山田哲が2年ぶりに30盗塁を達成した。七回に左前打で出塁。何度もけん制されたが、2球目でスタートを切って成功。「タイミングが合ったのでイメージ通り走れた。30盗塁を目標にしていたので達成できてよかった」と納得の表情を浮かべた。
 昨年は14盗塁に終わったが、今年は積極的に仕掛けた。河田走塁外野守備コーチは「今年はモチベーションと気力が続いているのが大きい」と指摘する。
 2年ぶり3度目のトリプル3に向け、本塁打と盗塁はクリアし、あとは打率3割キープだけ。「これからも勝つバッティングや走塁をしていきたい」と意気込んだ。[ 8/31(金) 23:11配信 時事通信 ]


◆ポイント
 ・7回裏2死二塁バレンティン四球→代走武内
 ・9回表0死一塁バティスタ三振(一走西川二盗成功送球間に三進も打撃妨害認められず)
 ・9回裏1死満塁代打大引中飛(浅い飛球で三走還れず)
 ・9回裏2死満塁坂口中飛(3−1からストライク判定)

7回以降両軍手に汗握る展開。ゲーム差こそ離されているが,1位と2位のチームの直接対決に相応しい試合展開。
4点勝ち越しながら,土壇場追いつかれ,延長の末ひっくり返され逆転負け。しかも勝ちパターン近藤石山梅野を継ぎ込んでの敗戦。勝っている試合を落とした。正直ダメージは大きい・・・

けれど,この時期にこういう試合を見られることは本当に幸せだということをしみじみ感じることも出来たのも事実。

今日昇格の2人。大引と武内にそれぞれのドラマがあった。

まずは武内。1-1に追いつかれた直後の7回裏。青木の3ランで勝ち越し,さらに山田がトリプルスリー2つめクリアとなる30盗塁を決め,神宮球場のボルテージが最高潮となっていた。なおもバレが冷静に四球を選び2死一二塁に。ここでバレに代えて代走武内を起用。雄平が猛打賞となる流し打ちで2死満塁。西浦が初球を右方向。貴重な貴重な追加点となる5点目。ライトは鈴木誠也。二走武内まで還ることは流石に厳しかっただろう。ただ足の速い走者なら回したかどうか。廣岡は詰まったサードゴロで一塁ヘッドスライディングもチェンジ。

武内がそのままファーストに入り,坂口をレフトに回すという守備固め。これは武内昇格時点で予想出来た布陣。
首位カープの底力。バティスタの一発で2点差とされ,なお1死一塁。丸を注文通りファーストゴロ。しかしこれを今季初のゴロ処理となった名手武内がまさかのファンブルで一塁セーフに。1死一二塁となってブキャナンは降板。近藤にスイッチ。

昨日休めたとはいえ60試合目。1死満塁からアンパンマンにタイムリーを打たれ1点差とされたが,続く田中會澤を仕留め,同点は許さず。

8回裏1死一二塁から青木のセカンドゴロ。菊池の捌きで一塁アウトにリクエスト要求も覆らず。2死二三塁と一塁空いた状況で山田は申告敬遠。2死満塁でバレの代わりに入った武内のところに打順が回ったが,ここで代打畠山が起用され,武内の今季初打席はならず。

9回表4連投となる石山。先頭西川を出したが,バティスタをフルカウントから三振。しかしスタートを切っていた西川は二塁セーフ。さらに悪送球が重なり三塁に進まれ,野間の犠飛で同点に追いつかれた。
ただこの場面明らかにバティスタは中村の送球を身体で妨げていた。小川監督抗議も球審カープOB秋村はボールデッドを認めず。日曜日山田の30盗塁目が取り消されたばかりなのに。

そして大引。9回裏1死から西浦ヒット,廣岡犠打が決まらず強攻で左中間に運び二三塁。一塁空いた状況で中村にボールが先行し,結局申告敬遠で満塁。
石山の代打に起用された大引。5月6日の同じ神宮広島戦では中崎から一発を放っている。この相性もあった。さらにボール先行。完全に押せ押せだったが,浅いセンターフライ。これでは三走還れず。
2死満塁で坂口。3−1からの1球はぐっちが自信をもって見逃したが,これまたカープOB秋村はストライクのコール。フルカウントとなりレフトフライでサヨナラならず延長へ。

延長は丸の一発で決まった。

球場の雰囲気。菊池田中の守備。これに加えて主審の判官びいきまで加わってしまえば,勝てるものも勝てない。

そしてジンクスは今日も健在。


8月終えての順位表
試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1位広島11569442.611M1759851815274.2694.11
2位ヤクルト11457561.50412.053454610863.2704.34
3位巨人12258622.4832.553849912254.2603.89
4位阪神11050591.4592.54244826651.2503.98
5位DeNA11551622.4511.045853314266.2514.33
6位中日12053661.4451.04965348052.2634.27


■NEXT GAME
 東京ヤクルト(カラシティー)−広島(大瀬良)20回戦 神宮 18:00
 ・対大瀬良9連敗中
東京 🌁 | Comment(1) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

]東京ヤクルト 3-1 阪神

S 000 010 101 3
T 000 000 010 1
○山中(1-0)71/3,H梅野2/3,S石山(25)1−中村

▼データ
 ・5連勝
 ・4月14日以来貯金2
 ・2016年8月26-28日以来甲子園での同一カード3連勝
 ・山中:2017年8月8日DeNA戦(神宮)以来今季初勝利

◆ポイント
 ・5回裏1死満塁糸原中飛(三塁封殺の方が早く併殺完成)
 ・7回表2死一塁山中(そのまま打席へ)遊失
 ・7回裏2死無走者鳥谷三邪(廣岡体勢崩しながら好捕)
 ・8回裏2死満塁ナバーロ一ゴ(谷内好捕梅野ベースカバー)
 ・9回裏0死無走者鳥谷中飛(上田ジャンプ一番好捕)

小川監督61回目の誕生日を勝利で飾れた!これで13年,14年,18年と小川監督誕生日の連勝を3に伸ばした。
河田コーチの進塁判断。山中の継投期。さらに守備固め。これらが悉く嵌った。今日は首脳陣の采配の勝利でしょう!

投手の自責はヤクルト0,阪神1。勝負を分けた5回表裏の外野フライ。

5回表は下位打線。7番宮本からの攻撃。宮本は倒れたが中村が四球で山中には犠打の指示。キャッチャー前に転がり完全な併殺コースかと思われたが,梅野の二塁への送球がセンター前へ転々。。その間に中村が三進し1死一三塁から坂口。センターへの飛球。タイミング的にはどうかと思われたが,河田コーチは一か八かスタートを切らせた。センター俊介からの返球が逸れて中村生還。今季チーム24個目の犠飛となり先制点。

5回裏。1死から7番鳥谷に四球。8番梅野がヒットで一二塁。9番才木の3バントが三塁線絶妙なところで切れず1死満塁。ここで1番糸原が坂口と同じようにセンターへ打ち返し,三塁ランナー鳥谷二塁ランナー梅野共にスタート。青木は迷わず三塁へ返球。全力疾走の梅野がタッチアウト。これが三走鳥谷の本塁生還よりも早かったというジャッジで併殺完成。阪神ベンチもリクエスト要求出来ないくらいの文句なし判定。同点を防いだ。

1点差のまま7回表。2死二塁で山中をそのまま打席へ。ネクストには畠山がバットを振っていたが,山中を打ちあぐねる阪神打線。さらにはブルペン事情も考慮して代打を送らなかった。
その山中がショートゴロ。しかしこれをヤクルト戦的には名手北條が一塁の足が離れる送球(記録は失策)。坂口四球で満塁となり,青木のタイムリー。リードを2点に拡げた。

7回裏から宮本に代わり廣岡が守備固めに。山中は7回裏もナバーロ俊介鳥谷を3人で打ち取る。3人目の打者鳥谷の三邪飛は廣岡の守備も効いた。そして8回裏もマウンドへ。この回からバレに代わり坂口がレフトに回り,一塁には谷内が入る。
1死二塁から糸原にヒット。これは止む無し。しかし雄平が後逸。1点返され尚1死二塁。北條も追い込んでからライト前で一三塁。山中は119球で交代。
代打福留,糸井,ナバーロと左が続くところで,託された梅野。福留に四球で1死満塁となったが,糸井を三走帰れないライトフライ。そしてナバーロは一二塁間への痛烈なゴロ。これを谷内がダイビングキャッチし,梅野がキッチリベースカバー。ここでも守備固めが効いた。

今日唯一の自責がつかない得点は9回表。先頭廣岡がヒットで,中村がキッチリ送って,坂口タイムリ―。前進守備の外野の頭を越すという相手のベンチにダメージを与える得点。

9回裏は石山。恐怖の代打・原口を石山との相性が良いからという理由でランナー居ない先頭打者で起用してくれた金本采配。8回裏2死満塁ナバーロに代えて起用されたならばどれほど怖かったか。

失点しないリリーフ陣。これで山中さんに勝ちがついた。
緩急自在のサブマリン=山中、勢い生む今季初勝利−プロ野球・ヤクルト
 阪神の打者が何度も体勢を前に崩された。下手から繰り出す120キロ台の速球と、それより10キロ以上遅い曲がり球。ヤクルトの山中は緩急を自在に操った。「いつも以上に気持ちを入れた」
 二回に糸井に二塁打を浴びるなど、1死一、二塁のピンチを迎えたが、持ち味がさえる。鳥谷、梅野のバランスをうまく崩し、スライダーで片付けた。「ボールの質、制球が良かった」と実感を込めた。
 相手の2、3巡目もうまく球を散らして的を絞らせない。「捕手の中村と話し合ってうまく抑えることができた」。八回に1点を返され救援を仰いだが、先発の役割を十分に果たす内容だった。
 今季はなかなか思うような結果が出ず、8月下旬にようやく手にした白星。2軍で瞬発系のトレーニングを増やすなど調整法を見直し、体の切れやフォームを整えた。「今年は悔しい思いをしてきたので価値ある1勝だった」とうなずいた。
 サブマリンの好投はチームにとっても大きい。連勝を5に伸ばし、貯金を4月14日以来の二つとした。首位広島の背中は遠いとはいえ、昨年96敗を喫したチームがシーズンの佳境で上昇気流に乗っている。[ 8/30(木) 22:46配信 時事通信 ]


巨人が広島に3連敗したことで,3位巨人とのゲーム差は3日間で0.5→3.5に。試合数の関係で巨人と中日は明後日にも自力クライマックスが消滅する。数字以上の差が開いてきた。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−広島(野村)19回戦 神宮 18:00
 ・今季最後の燕パワーFRIDAY
 ・今季3戦3敗小穴アナ実況
兵庫 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:17 | 更新情報をチェックする

2018年08月29日

]東京ヤクルト 4-2 阪神

S 040 000 000 4
T 000 200 000 2
○古野(1-1)5,H中澤1,H梅野1,H近藤1,S石山(24)1−中村
中村5号B(メッセンジャー)

▼データ
 ・4連勝
 ・4月16日以来貯金1
 ・古野:2015年6月25日中日戦(ナゴヤドーム)以来白星
ヤクルトの古野、3年ぶりの白星=プロ野球
 ヤクルトの古野が3年ぶりの白星を挙げた。一回以外は毎回走者を背負ったが、要所を締めて5回を6安打2失点。「とにかくうれしい。内容がどうこうより勝ちが付いたのでよかった」。4月以来の貯金1とする勝利に貢献し、笑みがこぼれた。
 2016年オフに育成契約となったが、7月に支配下選手に復帰して2試合目。「絶対に勝つ」と強い気持ちを持って臨んだ7年目の右腕は「全てを出し切れた」と感無量の表情。小川監督は「気持ちの入った投球だった。彼にとっては大きな1勝」と褒めたたえた。[ 8/29(水) 23:23配信 時事通信 ]

◆ポイント
 ・2回表2死無走者古野四球
 ・2回裏0死一二塁伊藤隼左邪(バレンティン好捕)
 ・2回裏2死一二塁梅野三ゴ(宮本好捕)
 ・6回裏中澤3凡

古野1161日ぶりの勝ち投手の権利をリリーフ陣が守り切って,135日ぶりの貯金1!
昨年球団記録タイとなる月間19敗を喫した8月の勝ち越しも決まった。

7回の梅野は1死二塁,8回近藤は1死一三塁,9回石山も1死一二塁・2死二三塁と揃いも揃ってピンチを招いたが・・
ハフさんにアクシデントで緊急昇格の中澤が登録即日にナバーロ伊藤隼鳥谷と左が続く1イニングをキッチリ3人で抑えてくれたのは大きかったなぁと。

メッセの立ち上がり。神宮と甲子園では別人。初回は三者凡退。2回表も先頭バレに初安打が生まれるも雄平が1−6−3の併殺で2死無走者と攻略の糸口は掴めそうもないかと思われたが・・

2死無走者からなんでもないように思われた西浦の右方向への打球から思わぬチャンス。宮本にストライクが入らず四球で,中村が捕手ならではの読みか,四球後の初球を思いっきり振りぬいて浜風にも乗ってレフトスタンドへ吸い込まれて3点先取。
これで集中力を切らせたメッセ。古野坂口と連続四球で,青木が三塁鳥谷の右を痛烈に破るタイムリーで古野が生還。

でも終わってみればこの後4回を除き毎回走者,8回以外は毎回得点圏に走者を進めながらも得点は結局この2回表のみ。昨日同様猛虎から奪った虎の子のリードを守る試合に。

古野も3凡で無難に立ち上がるも,自ら塁に出てホームに生還し,リードを貰った2回裏が一つの山だった。

糸井ナバーロの連続安打で0死一二塁。伊藤隼はレフト線ふらっと上がった飛球。これをバレがスライディングキャッチでアウトを奪うビックプレー。鳥谷はセンターへ痛烈なライナーで2死一二塁。梅野の打球はレフト前抜けそうな当たりだったが,サード宮本が横っ飛びですぐさま立ち上がりセカンドへ送球でフォースアウト。点をもらった直後のイニングで相手に点を与えなかった。これでリズムが生まれた。

3回裏は先頭メッセに叩きつけられた内野安打で出塁許すも併殺で切り抜ける。

4回裏。1死から糸井ナバーロの連打で1失点。さらに暴投にエラーも絡んで1失点。尚1死一二塁というピンチで下位打線梅野メッセを抑え,5回も自らの暴投で2死二塁となるも糸井を仕留めて5回を投げ切って勝利投手の権利を得て,渾身のガッツポーズ。あとはベンチで祈るように戦況を見つめた。

「とにかくうれしい。リハビリの2年間の積み重ねてきたものが、全て出せた。内容はどうであれ、勝ちにつながったから素晴らしいことだと思う。チームが勝てるのがすべてだと思っていた。(甲子園の阪神戦は)小さい頃からテレビで見ていた。ビジターの応援に負けないように、逆にはね返そうと思った。また何回チャンスがあるか分からないけど、次の準備をしっかりしたい」
ビジター球場ということもあったのだろうか。一つ一つ言葉を選びながら,冷静に自らを振り返っていたように映った。

甲子園でのスミ1勝利が1997年以来。1000日以上ぶりの勝利は1992年高野光伊東昭光荒木大輔2015年館山昌平以来。この2日間優勝イヤーのメモリアルな数字が続いているが・・・。縮まらない11.0差。。

■NEXT GAME
 阪神(才木)−東京ヤクルト(山中)19回戦 甲子園 18:00
 ・小川監督の誕生日
 過去の小川監督誕生日試合
  ・2010年8月30日 移動日
  ・2011年8月30日 ●2-3広島(神宮)
  ・2012年8月30日 △2-2広島(神宮)
  ・2013年8月30日 ○8-2DeNA(神宮)
  ・2014年8月30日 ○4-1阪神(甲子園)
兵庫 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:18 | 更新情報をチェックする

2018年08月28日

]東京ヤクルト 1-0 阪神

S 100 000 000 0
T 000 000 000 0
○小川(6-5)7,H近藤1,S石山(23)1−中村

▼データ
 ・2017年5月18日巨人戦(東京ドーム)以来1-0勝利
 ・2015年4月15日広島戦(マツダ)以来スミ1勝利
 ・8月21日以来勝率.500復帰

◆ポイント
 ・4回裏1死福留遊ゴ(西浦のポジショニング)
 ・7回裏2死二塁梅野遊ゴ(西浦好捕)

This is スミ1!

岩貞の立ち上がり。ボールが上ずり坂口に四球。因縁の岩貞相手ということもあり,今朝の新聞紙上で休養が予告されていた青木に代わりスタメン起用の塩見。犠打の構えは一切なく三振。
1死一塁で山田。左中間を深々と破って坂口が一気に生還。この間僅か7分。電光石火の先制点。しかし終わってみれば両軍奪った得点はこの1点のみ。

スワローズサイドからすると,1回表1死二塁,2回表1死二塁,3回表2死一二塁,5回0死一二塁というチャンスがありながら無得点。6回以降は無安打。

タイガースは1回裏1死一塁福留遊併。2回裏2死一三塁梅野遊ゴ。7回裏2死二塁梅野遊ゴ。要所でショートに。土のグランドで西浦の堅実なプレー。スミ1を演出したバッテリーとともに影の立役者。4回裏福留のショートゴロも絶妙なポジショニング。
廣岡が一軍再昇格してもショートのポジションは死守している。打撃面で廣岡はマルチとアピールしているが,やはり守備力で勝る西浦。打率.250でも外せない守りがあれば,外されることは無い。それはかつて宮本ヘッドがそうだったのだから!

小川は7回131球で降板。
ヤクルトの小川、力強い速球=プロ野球
 ヤクルトの小川の力強い速球が阪神打線を苦しめた。序盤からコーナーに140キロ台後半のストレートが決まったおかげで、多彩な変化球が生きた。七回には150キロを計測。「調整をしっかりやれた」ことで体の切れが良く、7回を4安打無失点に封じた。
 約1カ月ぶりの白星となる6勝目。好投しても自身に勝利がつかないこともあったが、「我慢強くやるしかない」と自分に言い聞かせた。チームは勝率5割に復帰。「投手で勝つ試合をつくっていければ。しっかりと役割を果たしたい」。これまで救ってくれた強力打線に報いるつもりだ。[ 8/28(火) 22:25配信 時事通信 ]

1点差で8回近藤−9回石山という緊張感漂うリレー。しかも先週があっての今日。

近藤は9番投手の代打伊藤隼,糸原,北條を三者凡退。

石山は吉田輝星くんの魂が残る甲子園のマウンドへ。福留から始まる打順。福留は三振に打ち取るも,糸井,代打原口に連打を浴びて1死一三塁。それぞれに代走江越と植田という足のある走者。
大山はショートへのフライ。これでは三走タッチアップできず。2死一三塁となり内野手がマウンドへ。そして俊介。打ち上げて坂口が捕球体勢。石山は一塁のカバーへ。キッチリ掴んでゲームセット。

甲子園では4月14日以来となる3勝目(3敗)。1週間ぶりに勝率を.500に戻した。

塩見は4タコ。これでプロ通算15打数0安打。二軍では無双。オープン戦でも結果を残している。ただ単に1本出ない焦りなのか。それとも典型的な二軍の帝王なのか。

■NEXT GAME
 阪神(メッセンジャー)−東京ヤクルト(古野)18回戦 甲子園 18:00
 ・4度目となる貯金チャレンジ
 ・BS1中継日
兵庫 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:56 | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

]東京ヤクルト 7-3 横浜DeNA 燕市DAY

B 200 010 000 3
S 202 011 01x 7
○石川(6-4)5,H大下1,H梅野1,H近藤1,石山1−井野,中村
バレンティン33号A(今永)廣岡2号@(三嶋)

▼データ
 ・バレンティン:通算250号本塁打(史上62人目)
バレンティンが250本塁打=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手は26日、DeNA19回戦(神宮)の三回に今永から33号2ランを放ち、通算250本塁打を達成した。プロ野球62人目。初本塁打は2011年4月16日の横浜2回戦(神宮)の四回に真下から。
 869試合での達成は歴代3位の記録。1位はブライアント(近鉄)、カブレラ(西武)の733試合。[ 8/26(日) 20:35配信 時事通信 ] 

◆ポイント
 ・1回表0死二塁筒香二直
 ・1回裏2死二塁バレンティン三失(一塁まで途中で諦めずに走った)
 ・3回表1死三塁ロペス右飛筒香三振


燕市DAY4戦4勝不敗神話継続!!!!


石川の立ち上がり。いきなり大和宮崎ロペスの3連打で2点失ってなお0死二塁。今日は一体何点取られてしまうのだろう・・なんて不安になったが,筒香の打球を山田がライナーキャッチ。これで石川も落ち着けたか。これが抜けていればなお0死の攻撃が続いていた。1つアウトを取ればあとは熟練の投球。

痺れたのは同点の3回表。1死三塁でロペス筒香を迎えた場面。先発今永の状態も考えて前進守備を敷かず。ロペスはライト雄平が前に来てキャッチ。これでは三走動けず。
2死三塁と一塁空いた状態で筒香。3−1となり勝負を避けるかと思いきや,フルカウントから落ちる球を振らせて三振を奪う1000点のピッチング。

今季初対戦となった今永は5失点ながら自責2というお気の毒な内容。
ただバレンティンが諦めたらそこで終わりだった。という意味で一塁まで駆け抜けることの大切さ。2死二塁でサードゴロ。サード宮崎に好捕されたが,一塁ロペスの足が離れ,そこからベースを踏もうとしたがボールが手につかず。
ここから雄平四球で満塁となり,西浦が四球のあとの初球を振りぬいて同点に。

3回裏は数字の絡んだ2得点。山田が29個目の盗塁を決め,バレが通算250号本塁打。

1点差に迫られた5回裏。山田のトリプルスリー当確となる30個目の盗塁を打撃妨害で取り消されるも・・2死一塁カウント3−2から打ち上げた飛球を筒香が落球。スタートを切っていた山田が悠々生還し,再びリードを2点に拡げる。

中押しとダメ押しも効果的。
6回裏2死二塁から坂口のタイムリ―は二走井野さんがキャッチャーのタッチをかわして自信の表情だった。ラミレス監督リクエスト要求も覆らず。
そして8回裏。プレーヤーズデー廣岡の右方向への本塁打。それまで3打席内容が伴わなかったが,4打席目で1本。ちょっと前まで一時戦列を離れていたようだが,復帰後ほどなくして登録即一発という星の持ち主。
これで西浦にも再び尻に火。そして当面は宮本との三塁争い。さらに川端もウカウカ出来ない。シーズン終盤での若手抜擢とそれによるチーム力向上。

昨年ただ試合を消化するだけのチーム状態の中起用された山崎・奥村が今年思うように飛躍できたかといえばそうではない。消化試合でちょっと結果を出すのと,シーズン中に結果を出すというはやっぱり意味合いが違うのではないかと。

後半は大下−梅野−近藤−石山で無失点リレー。梅野は若さで3連投となっているが・・・まだまだ6連戦は続くだけに,上手く運用していただけることを願うばかり。

不敗神話の燕市DAY。鈴木市長今年も面目躍如できましたね!

■NEXT GAME
 阪神(岩貞)−東京ヤクルト(小川)17回戦 甲子園 18:00
 ・5月24日以来3ヶ月ぶりとなる甲子園
 ・今年はオープン戦2試合,公式戦4試合なんでいまのところ大阪桐蔭の方が多く試合してますよ(笑)
 ・因縁の岩貞
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:19 | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

]東京ヤクルト 9-7 横浜DeNA

B 010 200 031 7
S 043 001 01x 9
カラシティー41/3,ハフ2/3,秋吉1,○梅野(1-1)1,近藤1,S石山(22)1−中村

▼データ
 ・梅野:プロ初勝利
 ・宮本:プロ初打点

◆ポイント
 ・2回裏2死一塁雄平二盗宮本四球
 ・5回表1死一塁Pカラシティー→ハフ
 ・6回裏0死一三塁山田哲中犠
 ・8回裏1死満塁谷内右犠

一つ勝つって難しいなぁ・・・と。これが率直な気持ち。

一昨日7-0から逆転負けし,今日も7-1からジワジワと詰められる展開だったが・・・なんとか3連敗でストップ。

東京では22日ぶりの猛暑日ということで,荒れた神宮劇場。

昨日のナンさまと異なり,今日のシティーさんは初回三者凡退という安定した立ち上がり。

しかし2回表。2死一塁からの盗塁が効いてしまい,昨日に続き先制点を奪われる展開。
同じように2回裏。2死一塁から雄平が二盗成功。そこから宮本四球,中村死球(リクエスト有り)で2死満塁としてシティーさんまでつなぐ。普通なら投手まで回して次の回は1番からと思うが,シティーさんは格別。さすが打率.300を超える主砲。変化球で簡単に2ストライクを取られながらも,3球続いたカーブにシティーさんはタメを作ってレフト前へ。二走宮本まで還り逆転に成功。
坂口が四球で再び満塁とし,青木がセカンドの頭の上を越えるタイムリーで二走シティーさんが生還。

さらに3回裏は1死満塁から,宮本が前進守備のショートの頭の上を越え,プロ初タイムリ―で嬉しいプロ初打点。
宮本、うれしい初打点=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの新人宮本がプロ初打点を挙げ、「本当にうれしい」と笑顔を見せた。三回無死満塁からたたき付けた打球が遊撃頭上を越えた。「ファームで満塁時に追い込まれた場面の練習もしてきた」と誇らしげ。
 奈良学園大からドラフト6位で入団した23歳。18日にプロ初安打を放ち、川端が戦列を離れたこともあり、出場機会が増えている。この日は2安打2打点と期待に応えた。「毎日必死にやっていくだけ。チームのために頑張りたい」と話した。[ 8/25(土) 23:01配信 時事通信 ]

いわゆる通常の守備体系であればおあつらえ向きの併殺コースだった。これも運。明日は左腕の今永予告先発だが果たして。

3回終わって7-1。これなら流石に今日は楽勝だろうと思ったが・・・

筒香のソロ。これは仕方ない。不用意な初球だったし。伊藤の平凡なレフトフライ。これをバレが落球。ここから試合が急変。バレは決して怠慢プレーでは無いし,これは責められない。シティーさんも気持ち的には酌むべきものがあったが。
1死満塁で投手。ここまで7失点。普通ならば代打だっておかしくない場面。ウィーランドだからこそそのまま打席に立たせた面もあったはず。ただ結果論になるがウィーランド代えて小刻みな継投をされていたらどうだっただろうか。

大きな意味をもった2つの犠飛。
6回裏0死一三塁山田哲が今季チーム21個目。8回裏1死満塁谷内が今季チーム22個目の犠飛。昨年は年間通じて20個だった犠飛。無安打でも点を取る。これは本日バースデー石井琢打撃コーチの指導の賜物。

8-3で8回は近藤,9回は石山という方程式に持ちこむも・・・2本の被弾で4失点。さらに最終回2死満塁と一打出れば同点逆転というピンチを招いたが,土俵際踏みとどまることが出来た。

梅野にプロ初勝利が舞い込み,宮本との初々しいコンビのヒロイン。でも明日も勝ちます系は反省点。

勝利への執念という観点では,勝ち投手まであと2アウトだったシティさんの非情の継投。5回表1死一塁筒香を迎えたところでハフへのスイッチ。そのハフさんが奪った2つのアウト。これが大きかったなぁと。仮に筒香に打たれたとしてもシティーさんが打たれるのとハフが打たれたのは違うという大矢解説員。気候も考慮しての継投。首脳陣の勝利!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)ー横浜DeNA(今永)19回戦 神宮 18:00
 ・過去3戦3勝不敗神話の燕市DAY
150822 (8).JPG
160806 (7).JPG
170826 (6).jpg
 ・過去3年と違うのは越佐観光によるバスツアーが無く,わたくしが参加しない点。さてはて。
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

]東京ヤクルト 3-6 横浜DeNA

B 140 000 001 6
S 101 000 010 3
●ブキャナン(9-9)6,梅野1,秋吉1,大下1−中村,井野
山田哲30号@(濱口)坂口3号@(パットン)

▼データ
 ・3連敗
 ・3位転落
 ・山田哲:30号
山田哲、2年ぶり30号=偉業へ一つ目クリア−プロ野球・ヤクルト
 トリプル3に向け、まず一つ目をクリアした。ヤクルトの山田哲が2年ぶりに30号に到達した。
 一回2死からDeNAの浜口のチェンジアップを完璧に捉え、左翼席中段まで運んだ。23日の広島戦でも満塁本塁打を放っており、2試合連続のアーチ。「上体を前に出されることなく、ためてしっかり自分のスイングができた」。自身も納得する一発だった。
 24本塁打に終わった昨年とは異なり、春先から本塁打を量産。6月は左腕を痛めた影響で4本塁打にとどまったが、夏場に入って再びペースを上げた。「調子の良い時は1スイングで仕留められている。ファウルを打たずに1球で仕留められるときに結果が出ている」。この日も1スイング目。甘い球を見逃さず確実に捉えた。
 3度目の偉業に向けて前進。前日まで28盗塁でクリアは確実。打率も3割台を保っている。「チームの成績だけじゃなく、個人の成績も大事にしながら、いい数字を出したい」。山田哲が打ち続ければ、ヤクルトのAクラス確保も確かになる。[ 8/24(金) 20:11配信 時事通信 ]

◆ポイント
 ・2回裏0死一塁西浦遊ゴ(リクエスト失敗)
 ・4回裏2死満塁山田哲三振
 ・6回裏1死一二塁山田哲三併
 ・8回裏0死代打藤井三振

広島から当日移動ゲーム。.500の壁から3連敗で3位転落。

ブキャナンの夏。2回で5失点という苦しい立ち上がり。2回裏2死一三塁でブキャナンに回り,代打もあるのかと思ったが,そのまま打席へ。
3回以降は4イニング無失点で,結局6回107球で降板。連戦続く中で原樹理が離脱。中継ぎに負担が押し寄せる中で,今日の試合よりも先を見据えた選択。首脳陣は秋を見越していると信じましょう。

初回の第1打席で2試合連続となる30号本塁打でトリプルスリーへの関門を一つクリアした山田。第3打席は満塁,第4打席は一二塁。いずれも青木が打ち取られた当たりで内野安打と失策でつないだ場面であと1本がでなかった。山田さまも人間。

ガッカリは藤井。8回裏先頭中村の代打に起用され,カウント3−0から3球見逃しで三振。確かに四球でもなんでもいいから出塁して欲しい場面ではあったが,終わってみれば代打で1球も振らないというのは一番印象悪いやつ。2死無走者から坂口に一発が出ただけに尚更。

いずれにしても今日は1秒もリードを奪えなかった。宮本も初めて左腕と対戦しプロの壁。川端の穴もじわり響いてきた。

負けのジンクスは止まらず。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(カラシティー)−横浜DeNA(ウィーランド)18回戦 神宮 18:00
 ・東京音頭の作曲家・中山晋平の故郷〜信州なかのナイター
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:33 | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

]東京ヤクルト 8-9x 広島

S 240 100 100 8
C 000 021 204x9
原62/3,Hハフ1/3,H近藤1,●石山(3-2)1/3−井野
山田哲29号C(岡田)

▼データ
 ・5カードぶり負け越し
 ・木曜日:5月24日以来の黒星
 ・山田哲:通算5本目満塁本塁打(球団史上4位)

◆ポイント
 ・4回表0死三塁山田哲中犠
 ・9回表1死三塁谷内二飛

4回表で7-0。エース原樹理。心配なのは試合が成立するか否かのみ。そこからの逆転サヨナラ負け。正直堪える。。
でもチームとしては7点差から4点差に迫られても,1点取ってリード拡げて,バレの守備固めで入った田代に代打畠山を送るという攻めにも出て,最後は石山に託してその石山が打たれてしまったのだから・・・

ベンチも打てる策は打ったし,石山を責めることなんて誰一人出来ないし。単純に力負け。そして最終回広島の異様なまでの雰囲気を改めて感じた。この悔しさをクライマックスで帳消しにするしかない・・

2015年8月11-13日以来のマツダスタジアムカード勝ち越しなんていうデータを用意していたのに・・

たらればばかりだけど,リクエストが無ければ9回2死無走者だったけれど,そのリクエストのお蔭で初戦は勝てたわけだし。
4回表0死三塁。山田哲の大きな大きな犠飛がスタンドに入っていれば・・・
8回表2死一塁。山田哲の一塁線を破った当たり青木を一か八か回していれば・・・
9回表1死三塁。谷内が最低限出来ていれば・・・

とにかく出るのは愚痴ばかり。悔やんだって後の祭り。もう今日の試合に手を振ろう。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−横浜DeNA(濱口)17回戦 神宮 18:00
 ・注目ポイントはだた一つ。実況今季6戦6敗酒主アナ。以上!

広島 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:02 | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

]東京ヤクルト 4-7 広島

S 103 000 000 4
C 111 130 00x 7
館山20/3,●風張(2-4)21/3,秋吉12/3,大下2−井野
バレンティン32号B(九里)

▼データ
 ・借金1

◆ポイント
 ・1回表2死満塁宮本三振
 ・3回裏0死鈴木誠投安(館山の右肘を直撃)

野球の神様はどうしてここまで館山昌平に試練を与えるのだろう。こんなの不公平です。。

ほんと身体もだけど,心が折れなければいいと。それだけ。なんかもう・・・やっぱり同学年のプロ野球選手最後の一人というのは本当に特別な特別な存在になっているんだなぁというのを想像以上に感じた試合。。

4月30日以来の今季4試合目の先発登板となる館山を初回から援護してくれた打線。
2死無走者から山田バレの連続二塁打でまず1点。さらに雄平四球西浦内野安打で満塁として,スタメン抜擢の宮本。ここで一本と行かなかった。そして気になる川端の抹消。

初回はアンパンマン松山に,2回は自らのエラーが絡んでの犠飛でそれぞれ失点も,後続を断ち,昨日同様カープにズムスタでビッグイニングを作らせなかった。

そして3回表。先頭青木のあわやの二塁打,山田哲の四球で0死一二塁から,バレンティンが3戦連発となる32号3ランで逆転に成功。

さぁこのリードを5回まで如何に館山が守っていくか。行けるか。さぁこれからが館山の本領発揮!というところでの先頭打者鈴木誠也の打球直撃。それもあろうことか右肘。

2点あったリードは併殺間に1点差となり,本塁打で追いつかれ,そして5回裏1死二三塁という一塁が空いた状況で左の西川のところに秋吉へスイッチ。その初球があまりに不用意な一球となった。

6回以降は急に試合が落ち着き両軍0行進。マジックを2つ減らされてしまった。

高くそびえる5割の壁。チームとしてはなんとかここを破りたい。でもなんだか今日はタテの無事を祈るばかり。。

■NEXT GAME
 広島(岡田)−東京ヤクルト(原)18回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・樹理には月間MVPが懸かるだけに,明日も抜群の安定感で広島をキリキリ舞いさせてほしい。
広島 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:20 | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

]東京ヤクルト 10-5 広島

S 010 003 001 5 10
C 010 111 100 0 5
小川5,ハフ1,梅野1,秋吉1,○近藤(4-3)1,石山1−中村,井野
バレンティン31号@(アドゥア)畠山5号B(アドゥア)

▼データ
 ・7月27日以来勝率.500復帰
 ・2017年9月16日以来マツダスタジアム今季初白星
 ・ビジター広島戦今季初勝利

◆ポイント
 ・2回表2死無走者中村四球
 ・8回裏秋吉6球で三凡
 ・9回表2死二塁谷内三失(リクエスト判定)

9回の攻撃をビハインドで迎えながら勝利した試合。
5月6日中崎,6月7日森唯斗,6月28日田島,7月16日山崎康,7月21日鈴木博,7月26日マシソン,8月12日鈴木博,8月14日アダメスに8月21日中崎が加わり9試合目。

ちょうど一年前(2017年8月22日)に真中監督退任表明が発表された夜。なんでもないようなゴロで試合終了だったと思う。ロード広島第1勝。

ジョンソン相手に序盤から球数を放らせた。初回29球。でも2回表は6球で2死を取られて中村。ここでの四球から,小川にも四球で2死一二塁から坂口がタイムリ―。青木が7球粘って四球。2死満塁で山田は三振に倒れ1点しか取れなかったものの,2回で64球。これが効いて5回122球KOに成功した。

結局はジョンソンの代打バティスタに一発を浴びリードを2点に拡げられたものの,2番手永川から3つの四死球と2本のヒットで逆転に成功。
口火を切ったのは小川の代打宮本だったことも特筆すべきか。追い込まれながらもファールで粘って逆方向。これで2打数0安打で二軍落ちしてから復帰後6打数4安打で打率を5割に。完全にチャンスをモノにし,落ちる理由が無くなった。
なお1死満塁と攻め立てたが,川端のセカンドゴロは菊池の好捕に阻まれ併殺。簡単には勝たせてくれない首位広島と魔界ズムスタ。

ハフが2死無走者から追いつかれ,梅野が自らの暴投から傷口を拡げポテンヒットで勝ち越された。こうなれば8回フランスア,9回中崎の方程式で逃げ切られる展開。

しかし流れを変えてくれた秋吉の6球。西川,田中,石原と3者連続セカンドゴロでリズムが生まれた。

そして「得意の展開」9回1点差。先頭川端四球で代走田代。西浦がキッチリ送って,1死二塁。中村に代打畠山もボール球見極められず三振で2死。一塁も空いていただけに(畠と谷内の)順番は逆だったのではないかという声もあったが。秋吉の代打谷内はサードゴロでゲームセット・・・
かと思われたが,サード西川がファンブル。しかし田代が何も考えず突っ込みアウトでゲームセット。後味悪しのはずが・・。

緒方監督と異なり,9回までリクエストの権利を残していた小川監督。これも勝負のあやで,もし2回の権利を使いきっていれば,この判定は覆らなかったのだから・・・

ビデオで見れば明らかにタッチしておらず。九死に一生を得たツバメ打線。中崎は一度切らした気持ちがあったか。坂口が執念でレフト前へ運んで土壇場で同点に。

9回裏は第83回日大三優勝投手近藤vs第91回中京大中京優勝投手堂林というマッチアップから。堂林に軍配上がり0死一塁で1番に回るという打順となったが,延長へ。

勝ちパターンを使いきった広島。バレが一振りで決め,畠がダメを押し,ぐっちがダメのダメを押してくれた。
そして最後は金足農後輩の無念を背負って石山がマウンドへ。今季3度目となる勝率.500復帰。

■NEXT GAME
 広島(九里)−東京ヤクルト(館山)17回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・内容次第ではタテの進退も問われかねないだろう。それでもタテが不死鳥のように甦ればチームは一気に加速する。
 ・タテにとってもスワローズにとっても運命の一戦となるのではなかろうか
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

大阪桐蔭、2度目の春夏連覇=金足農、東北初Vならず―高校野球

 第100回全国高校野球選手権大会最終日は21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に4万5000人の観衆を集めて決勝が行われ、今春の選抜大会覇者の大阪桐蔭(北大阪)が金足農(秋田)を13―2で下して4年ぶり5度目の全国制覇を果たした。大阪桐蔭は2012年に続く甲子園春夏連覇で、史上初めての2度の達成校となった。
 金足農は1915年の第1回大会で準優勝した秋田中(現秋田高)以来、秋田勢として103年ぶりの決勝に臨んだが、春夏通じて東北勢初の甲子園優勝はならなかった。 [ 8/21(火) 16:37配信 時事通信 ]


史上初2度目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭。
第73回沖縄水産,第94回光星学院,第100回金足農と,沖縄さらには東北県勢の悲願を阻み続ける大阪桐蔭はこれで決勝戦8戦全勝。夏の選手権優勝5回となり,PL学園(大阪)を抜き,松山商(愛媛)と並ぶ歴代3位タイ。春夏通算では中京大中京(愛知)に次ぐ歴代2位。夏通算37勝は智弁和歌山(和歌山)を抜いて単独10位。春夏通算63勝が広島商(広島)を抜いて単独10位と,現在進行形で歴史を塗り替えています。

ここまで一人で投げぬいてきたものの881球で力尽きた吉田輝星くん。
彼の将来を思えば今日投げることすら酷な話。それでも一人で投げざるを得なかった。。

これは今の日本の地方の縮図だと思えてならないのです。金足農のベンチ入りメンバーで3年生はレギュラー9人と控えの一人の計10人。残りは2年生と1年生でした。
少子高齢化で,学校の統廃合が進む地方では,メンバーを集めるのも一苦労で,連合チームも増えています。夏は他の部活動から助っ人を借りてなんとか出場できるチームもあれば,(3学年揃う)春夏はなんとか出場出来ても,秋の大会は部員不足で出場辞退というチームも少なくありません。

一方で私学強豪校には部員が100人を悠に超え,3年間1試合も公式戦に出場することなく控え部員として3年間を終える子も数多いるのが実情です。
大阪桐蔭や智辯和歌山などは1学年の人数を15〜20名程度に絞り完全な少数精鋭を貫いておりますが,それは本当のエリート集団。野球部に入るのに一苦労。
15歳で親元を離れ,寮生活で野球を極めるのも進路。一方で地元の高校に自宅から通いながらでも甲子園の頂点を目指すという進路もあることを示してくれたのが金足農でした。これを現在の小中学生が見てこれからどのような進路を選択してくれるのか―。

私の母校も地方の公立校なのですが,3年前中学シニアで全国大会まで進んだ双子が,地元私学や関東の学校からの誘いを断り,一般入試で揃って入学してきてくれました。
その双子の加入もあって,決して強くなかった高校が一昨年,昨年と2年連続夏ベスト8。今春の選抜では21世紀枠の都道府県代表にまで推薦されました。そしてこの二人が3年生になった今年。春の県大会で3位決定戦に勝利し第3シードを獲得。戦前はV候補にも挙げれるまでになりました。
夏の大会は結局初戦(二回戦)敗退してしまったんですが,卒業生には昭和22年以来71年ぶりとなる甲子園出場という大いなる夢と希望を持たせてくれました。

100回の積み重ねてきた歴史というのはそういうもの。卒業生や地元の都道府県民がそれぞれにいるのです。

16年後の18歳人口は100万人を切った。この中で野球を続ける球児が何人いるのか。これは本当に切実な問題。さらに東北や山陰地方などは人口流出と減少が加速的に進行していくのはこのままでは避けられまい。

お盆の時期に全都道府県から集うことの意味。大正〜昭和〜平成と受け継がれてきた伝統。故郷。これを今一度見つめなおす100回という節目の大会となった気がするのです。

「甲子園は自分の力以上のものを出せるし、力以上のものを出させてもらえない場所でもある」
春夏連覇に導いた大阪桐蔭の主将はこう語ったという。甲子園とはこれに尽きるんだと思う。
兵庫 ☀ | Comment(0) | 高校野球 | at 23:26 | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

]東京ヤクルト 8-5 阪神

T 002 000 300 5
S 214 010 00x 8
○石川(5-4)61/3,風張1/3,Hハフ1/3,H近藤1,S石山(21)1−井野
バレンティン20号A(岩田)西浦8号@(岩田)

▼データ
 ・3カード連続勝ち越し
 ・バレンティン:30本塁打(3年連続7回目)100打点(5年ぶり2度目)

◆ポイント
 ・3回裏0死青木死球(岩田危険球退場)
 ・7回表2死一二塁P風張→ハフ鳥谷三振

勝利投手秋田商業出身石川。セーブ金足農出身石山と今話題の秋田勢の活躍で3カード連続勝ち越し!!!

東京ドームでは5-1と中日4点リードの9回裏に巨人5得点でサヨナラ。楽天生命パークは6-3楽天3点リードの9回表にロッテが5得点。京セラドームも2-2同点の9回表にソフトバンクが6得点。今日は各地荒れる最終回。
その流れが神宮にも。3点差ながら石山が0死満塁。1発出れば逆転というピンチを招いて流石に今日はヒヤヒヤしましたが・・

初回バレ,2回裏西浦と2本の本塁打で3点奪うも,3回表犠打併殺で2死無走者としてから1点差に迫られるというどっちに転ぶか分からない序盤の展開。

3回裏先頭打者青木への頭部ヘルメットを霞める死球が試合を変えた。

阪神ファンからすれば当たってないじゃないかという意見だろうが,こっちは藤浪(谷内畠山)に始まり,岩貞(山田青木)と対阪神は当てられているイメージしか無いんでね( *`ω´)

明らかに準備不足で岡本が登板。これに襲い掛かった燕打線。
山田がヒットで一三塁。山田がスタートを切ると梅野の悪送球を誘い三走青木が生還。山田はそのまま三塁へ。バレがコンパクトに右方向。これで早くも100打点に到達。
1死後西浦の背中にこの回2つめの死球で一二塁。左腕岩田先発ということでスタメン起用された谷内。昨日今日とルーキー宮本の打撃に刺激を受けたか外野を深々と抜けるタイムリーで二者生還。サードの守備でも3回表0死一塁から岩田の犠打で併殺,8回表もナバーロの三塁線の打球を上手く処理。

7回100球を超えて石川が交代。3点差まで迫られたが,ハフさんが左殺しで見事な火消し。
こうなると8点目。5回裏0死一三塁井野のセーフティスクイズの1点が大きな意味を持ったかなぁと。

夏休み神宮6連戦で181,386名の観衆を集めた神宮球場。お盆休みという好条件もあったとは思いますが,本当にすごいことだと思います。

昨日の戦利品
DSC05654.JPG
 ・直筆サイン(由規・徳山氏・野口氏・つばみちゃん) 
 ・丸栄タオルオリジナルミニタオル
 ・月刊丸ごとスワローズ第41号
 以下ご厚意で頂戴しました。ありがとうございました。
 ・2018TOKYO燕パワーユニホーム
 ・つば九郎3Dフィギュア(海の日ver.)
 ・つば九郎DAY限定 オリジナルビアカップ
 ・生ビール半額ナイター限定デザインカップ

■NEXT GAME
 広島(ジョンソン)−東京ヤクルト(小川)16回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・6連敗中マツダスタジアム
 ・ビジター広島戦も6戦6敗
 ・燕パワーユニホームでマツダの流れを変える!
東京 ☀ | Comment(1) | SWALLOWS | at 22:21 | 更新情報をチェックする

2018年08月18日

]東京ヤクルト 3-4 阪神 & 第6回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会

T 001 102 000 4
S 100 002 000 3
●カラシティー(6-1)6,ハフ1,風張1,梅野1−中村,井野

▼データ
 ・自力優勝消滅
広島、M30再点灯=プロ野球セ・リーグ
 プロ野球は18日、各地で行われ、セ・リーグ首位の広島がDeNAを4―1で破り、ヤクルトが阪神に3―4で敗れたため、優勝マジックナンバー「30」を再点灯させた。15日にM32を点灯させたが、17日に消えた。
 広島は残り39試合のうち、阪神戦8試合に全敗しても、他で30勝すれば91勝50敗2分けで勝率6割4分5厘。阪神が残り43試合に全勝した場合の91勝51敗1分け、勝率6割4分1厘を上回る。[ 8/18(土) 21:56配信 時事通信 ]
 
 ・宮本:プロ初安打

◆ポイント
 ・1回裏1死一三塁雄平遊併
 ・4回裏1死一二塁中村二併
 ・8回裏0死西浦遊ゴ(北條好捕)

最終回守護神・ドリスを攻めて2死満塁一打サヨナラの場面を築くも・・1点及ばず再び自力優勝消滅。。

今治浴巾ナイター
DSC04972.JPG

試合前のアップつば九郎から
DSC04940.JPG
DSC04936.JPG
DSC04959.JPG

25年目の大大大べてらん。きょうのひとこと行きましょう。
DSC04970.JPG
きゅうにすずしくなったなとぅ。
きょう8/18はみやでこーちのおたんじょうび
DSC04976.JPG
ちなみにきょうたんじょうびのひとかんけいないねっ!のしばたきょうへいさん
もにかでゆうめいきっかわこうじさんglobeのKEIKOさん
やきゅうだいすきなかいまさひろさん
こうしえんはこのおとこのためにある〜きよはらかずひろさん
でかいおとこみやでこーちおめでとうございます。

スタメン
DSC04989.JPG
B坂口G青木C山田哲FバレンティンH雄平E西浦D宮本A中村@カラシティー

サード宮本コールが新鮮でした。慎吾さま試合前のアップもせずでした。心配です。

初回にバレンティンのタイムリーで幸先よく先制。しかし尚1死一三塁で雄平がゲッツーと立ち上がりの小野を攻めきれなかった。この併殺による打順の流れが今日のすべて。

ここ2試合ドーム球場でピリッとしなかったシティーさんだったが,屋外の方がお好きなよう。5回2失点なら先発としては十分な内容といえると思う。

そんなシティーさんを援護できない打線。とにかく流れが悪い。4回裏も1死一二塁で中村が一番やってはならない併殺でチェンジ。ならばと5回裏はシティーさんが自らヒットで出塁も,0死二三塁から自ら飛び出し本塁憤死。これはサインだったようだが。
自らの走塁を切り替えられなかったわけではなかろうが,6回表1死から鳥谷梅野に連続被弾。これが決勝点となり来日初黒星がついてしまった。

3点差とされた6回裏。小野がいきなり乱れ0死満塁。中村の代打に上田,カラシティーの代打に畠山という順番だった。そしてこれも畠山にタイムリーが出たところに井野さんが代走に入り,8番に投手という流れに。

これが8回裏。先頭西浦のショートゴロを北條に上手く捌かれ9番まで回せなかった。とにかく8番で切れた打線。初回の併殺の呪縛が解けなかった。
最後は井野さんに代走田代を送り,延長になったら捕手藤井で挑む覚悟だったが・・1点届かなかった。
1死二塁から捕手梅野が弾いた場面。三塁方向ではあったが,思い切って走る姿勢があれば三進し,青木の飛球で還ってこれたかというのは結果論か。

今季5戦5勝だったわたくしの現地観戦でしたが,初ナイターにして初黒星。次回は9月を予定しているので,これが平成最後の”夏の”神宮観戦となりました・・・

最終スコア
DSC05014.JPG

野球観戦三昧な1日。午前中は燕市のスポーツランド燕にて行われた「第6回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会」を観戦しておりました。
4年ぶりの燕市開催。4年前は生憎の天気でしたが,今日は快晴。青空と新幹線の高架が延びる絶好のロケーションで試合が行われます。
DSC04810.JPG

仙台での交流戦登板から雲に隠れてしまった由くん。さらに背番号62のユニフォーム姿で徳山広報も。
DSC04846.JPG

神宮での試合を欠席してまで出鳥してきてくれたつばみちゃん。さすがにつばさまは連続記録をここで途切れさせるわけにはいきませんものね。。試合にはあまり興味を示さずに自然を満喫したとかしてないとか。
DSC04903.JPG
DSC04815.JPG

9時から行われた3位決定戦は、燕市6対0で西都市を破り,11時からの決勝戦は4-7と3点ビハインドだった松山市が6回裏に一挙6点を奪い,最終回7回表浦添市の攻撃を見事三者凡退に抑え優勝。松山はこの大会6年目にしてこれで実に4回目となる優勝。

金銀銅それぞれのメダルが子どもたちに。田舎の学校でも甲子園で関東や近畿の強豪校に勝てる。今まさにそんな歴史を目の当たりにしているわけですから,是非これからもそれぞれの地元で野球続けてほしいですよね!
DSC04849.JPG

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)−阪神(岩田)16回戦 神宮 18:00
 DSC05001.JPG
 ・前回7回まで完全試合の石川さん
 ・岩田対策で右打者をどう起用するか
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2018年08月17日

夏の甲子園8強が出そろう、近畿勢が3校 春夏連覇狙う大阪桐蔭は浦和学院と対戦

 第100回全国高校野球選手権大会第13日は17日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、近江(滋賀)、金足農(秋田)、下関国際(山口)、日大三(西東京)が準々決勝に進み、8強が出そろった。
 東北が1校、関東・東京が2校、中国が1校、四国が1校。近畿が3校残った。
 18日に予定されているカードでは、第1試合に2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭(北大阪)が浦和学院(南埼玉)と対戦。3回戦で強豪・横浜(南神奈川)に逆転勝ちした金足農(秋田)は第4試合で近江(滋賀)と4強入を懸けて戦う。
▽第14日(8月18日)
 第1試合 大阪桐蔭(北大阪)―浦和学院(南埼玉)
 第2試合 報徳学園(東兵庫)―済美(愛媛)
 第3試合 日大三(西東京)―下関国際(山口)
 第4試合 金足農(秋田)―近江(滋賀)[ 8/17(金) 17:38配信 スポニチアネックス ]


戦前予想の振り返りを。
打消:一回戦敗退,下線:二回戦敗退,無印:三回戦敗退,太字:ベスト8
ベスト8三回戦二回戦一回戦
星稜

(石川)
慶応

(北神奈川)
中央学院

(西千葉)
山梨学院

(山梨)


(大分)
済美

(愛媛)
中越

(新潟)
高知商

(高知)
大阪桐蔭

(北大阪)
佐久長聖

(長野)
高岡商

(富山)
北照

(南北海道)
作新学院

(栃木)
沖学園

(南福岡)
旭川大

(北北海道)
佐賀商

(佐賀)
智弁和歌山

(和歌山)
常葉大菊川

(静岡)
前橋育英

(群馬)
丸亀城西

(香川)
近江

(滋賀)
近大付

(南大阪)
益田東

(島根)
日南学園

(宮崎)
横浜

(南神奈川)
金足農

(秋田)
花咲徳栄

(北埼玉)
大垣日大

(岐阜)
鹿児島実

(鹿児島)
東海大星翔

(熊本)
鳴門

(徳島)
愛産大三河

(東愛知)
木更津総合

(東千葉)
創志学園

(岡山)
花巻東

(岩手)
興南

(沖縄)
下関国際

(山口)
創成館

(長崎)
土浦日大

(茨城)
敦賀気比

(福井)
龍谷大平安

(京都)
日大三

(西東京)
戸学院光星

(青森)
羽黒

(山形)
折尾愛真

(北福岡)
奈良大付

(奈良)
鳥取城北

(鳥取)
明石商

(西兵庫)
聖光学院

(福島)
愛工大名電

(西愛知)
報徳学園

(東兵庫)
白山

(三重)
広陵

(広島)
浦和学院

(南埼玉)
二松学舎大付

(東東京)
仙台育英

(宮城)

ベスト8的中は大阪桐蔭のみ。一回戦は17/24。ベスト16は9/16。二回戦済美ー星稜の一戦は,タイブレークから新たな歴史を刻んだ。

春夏連覇を目指す大阪桐蔭がプレッシャーを跳ね除けここまで勝ち進んできたわけだが,そのまま一気に頂点に立てるか。
オラが街のヒーロー金足農旋風。全員が地元の公立中出身。秋田県ばかりではなく,100回大会で東北の悲願をも託された。決勝まで進めば大観衆を味方につける可能性が。
済美・下関国際・金足農はエース一人が投げ切っているだけに,これからの連戦を勝ち上れるのか。これが不安要素。
選抜3校選出は伊達じゃなかった。戦国滋賀県を勝ちぬいた近江は複数投手を擁しているのが強み。83回大会決勝で日大三に敗れたリベンジを果たせるか。
埼玉県勢2年連続制覇に挑む浦学。夏37年ぶり優勝目指す報徳。総合力で試合巧者感がある。

これらを踏まえて。ベスト8予想は希望も込めて。残り7試合。
大阪桐蔭

(北大阪)
報徳学園

(東兵庫)
浦和学院

(南埼玉)
済美

(愛媛)
日大三

(西東京)
金足農

(秋田)
近江

(滋賀)
下関国際

(山口)
兵庫 ☀ | Comment(0) | 高校野球 | at 23:43 | 更新情報をチェックする

]東京ヤクルト 3-2 阪神

T 020 000 000 2
S 201 000 00x 3
○ブキャナン(9-8)6,H梅野1,H近藤1,S石山(20)1−中村

▼データ
 ・50勝到達(リーグ3番目,チーム2年ぶり)
 ・自力優勝可能性復活
広島のマジック消滅=プロ野球セ・リーグ
 プロ野球セ・リーグは17日、広島がDeNAに5―7で敗れ、優勝へのマジックナンバーが消滅した。阪神に勝った2位ヤクルトに自力優勝の可能性が復活したため。広島は15日にマジック「32」を点灯させたばかりだった。
 ヤクルトは残り41試合に全勝すると91勝51敗1分け、勝率6割4分1厘。広島が残り40試合のうち、ヤクルト戦10試合に敗れ、他で全勝すると90勝51敗2分け、6割3分8厘でヤクルトを上回れない。[ 8/17(金) 22:12配信 時事通信 ]

 ・梅野:プロ初ホールド

◆ポイント
 ・1回表1死二塁バレンティン左安(バレ油断で単打止まり)
 ・2回表2死二三塁秋山中安(二走梅野本塁憤死)
 ・5回表1死一二塁糸井遊併
 ・7回表P梅野0死一塁中谷二併(山田ワンバウンド捕球で4−3−6−4)

まさか3回の1点が決勝打になるとは・・・

ナンさまが無難に三者凡退で立ち上がって,裏の攻撃。坂口が流し打ちし,青木が3−0から3−2のフルカウントに整えてからの鮮やかな先制タイムリー二塁打。山田は倒れたがバレも振りぬいて2点目。
しかしこの打球にバレは本塁打を確信したか単打止まり。続く雄平の一塁線痛烈に破る打球で三進の劇走を見せるも,1死二三塁から後続の西浦,谷内が倒れ2点止まり。バレの走塁次第で少なくとももう1点という展開だった。

無難に見えたブキャナンも2回1死のロサリオのヒットから連打連打。2死二三塁から秋山にも簡単に弾き返されてしまう。青木の返球があって逆転は阻止したが,同点に追いつかれる。

3回裏1死一塁からバレ。今度は右方向へコンパクトに運び青木が生還し勝ち越し。終わってみれば試合はこれ以降両軍0行進。

ナンさま3回表は三者凡退も,4回表は2死からの3連打で満塁とされ再び秋山。今度は抑えた。5回表も1死一二塁で怖い糸井を迎えたが,ここを併殺。この併殺は大きかったと思う。

6回ジャスト100球。ベンチで田畑コーチ通訳を交えて話し込んでいたが,これは打順が回れば交代ということだったのか。あまり納得していないような表情にも映ったが,勝ち星がついたので結果オーライ!?

ブキャナンの後を託されたのは梅野。ストレートで押すピッチング。3ヶ月間のファーム生活で何を掴んだのか。樹理とは逆に先発を経験して,セットアップの極意を掴んだのか。元々入団発表で抑えをやりたいと言っていた投手だけに,適材適所に収まれば願ったり叶ったり。

残す2イニングは甲子園リレー。日大三出身近藤→金足農出身石山という,今日揃ってベスト8進出を決めた高校のOB二人が快投を魅せ,最少リードを守り切った。

川端はおそらく休養日かと思われるが(アクシデントなら6番西浦にはならないはず),代わりにサードに入った谷内。最終打席で1本放ったが,第3打席0死一塁で求められた犠打を決められなかった(投飛)のが,首脳陣にどう映ったか。

2年ぶり50勝到達で自力優勝復活!全勝すれば広島がいくら勝とうとも関係なく優勝できちゃうんですよ!!!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(カラシティー)−阪神(小野)15回戦 神宮 18:00
 ・交流戦以来10週間ぶり現地観戦
 ・今季5戦5勝(ただしいずれもデーゲーム)連勝記録伸ばせるか
 ・BASEBALL L!VE解説今季4戦4勝谷沢さん
 
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:00 | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

]東京ヤクルト 7-0 巨人

G 000 000 000 0
S 200 410 00x 7
○原(4-6)9−井野

▼データ
 ・原:プロ初完封,無四球
 ・木曜日:8連勝
 ・2カード連続勝ち越し

◆ポイント
 ・4回裏1死一二塁井野二ゴ(一走西浦併殺阻止の幻惑走塁)
 ・4回裏2死一三塁原中安
 ・7回表2死一塁亀井中飛(上田好捕)

原樹理プロ初完封勝利。無四球。自己最多12奪三振。自己最多4勝目。
原がプロ初完封=プロ野球・ヤクルト―巨人
 ヤクルトの原が被安打4でプロ初完封を果たして4勝目。二塁を踏ませず、無四球で12三振を奪った。打線は一回に雄平の右前打で2点を先制。四回に原、青木、山田哲の適時打で4点を加えた。巨人は山口俊が4回6失点と乱調だった。[ 8/16(木) 21:13配信 時事通信 ]

今日の原には初回の2点の援護で十分だったという典型例だけど,先制点は雄平の”曲芸ワンバウンド打ち”。
ノーヒッター山口俊から2死一塁バレが粘って9球目をチーム初安打は二塁打。2死二三塁で雄平が,ワンバウンドしたフォークを救いあげてライト前へ。これで二者生還。

4回裏は1死から川端が粘って12球目に四球を選び,西浦がヒットで一二塁。ここで井野さんはセカンドゴロ。ぎりぎり4−6−3の併殺コースに飛んだ打球。一走西浦がセカンド田中の前で制止かける走塁で併殺を阻止。この間に井野さんが一塁を駆け抜け,2死一三塁で原に回り,その原が初球を執念でセカンドの頭の上を越し自援護タイムリ―。
ここから面白いようにつながったヤクルト打線。坂口四球で満塁とし,青木,山田哲の連続タイムリー。2死からの4得点は,打率1割台の8番9番で2つのアウトは計算していたはずの巨人サイドからすれば戦意を喪失させるに十分な加点。

5回裏には原の女房役井野さんのプロ通算2本目の二塁打がタイムリ―となりダメのダメ押し。

原が許した走者は,2回亀井,4回岡本,7回岡本,8回田中俊の単打4本のみ。9回2死から岡本の飛球に冷やっとしたが,風に戻され見事完封勝利達成。この飛球が田代のグラブに収まった瞬間,祈るような仕草から安堵した井野さんの表情も実に印象的でした。

「井野さんが引っ張ってくれて感謝しかない」「打たせて取る投手なので、井野さんのリードがそうさせてくれた」とお立ち台の樹理はイノサンガーを連発。”縁(燕)の下の力持ち”にも”煌めく瞬間”(=お立ち台)を用意してほしかった。今日の不満はこれだけ。

田淵アナだと誤解を生みそうですが神宮巨人戦は9月20日の残り1試合ですからね。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−阪神(秋山)14回戦 神宮 18:00
 ・0.5差で追われる4位阪神との本拠3連戦
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:11 | 更新情報をチェックする