2018年07月31日

]東京ヤクルト 3-6 広島

C 100 101 030 6
S 200 000 001 3
●小川(5-4)6,中尾1,近藤2/3,風張1/3,星1−中村

▼データ
 ・山田哲:9試合連続打点(球団タイ記録)
 ・塩見:プロ初出場
 ・7月:9勝10敗

◆ポイント
 ・5番H塩見
 ・1回裏1死一二塁塩見右飛
 ・5回裏2死一二塁塩見三振
 ・7回裏P永川 坂口三振 青木二ゴ 山田哲三塁ゴ

最終回。バレンティンに一発出ればサヨナラという場面を作るも・・・

試合は1点差の7回裏。一昨日の藤川球児に続き,松坂世代永川の力投で流れを持ってかれてしまったかなぁ。1番から始まる好打順を3人で仕留められ,1点ビハインドの8回表近藤を投入するも被弾2発でリードを4点に拡げられ万事休してしまった。

それでもタダでは終わらなかったし,ベンチも身を乗り出して戦況を見守っていた。粘り強さと諦めない姿勢。これは昨年からの進化であることは確か。

「あと一歩のところまではいったが…きょうはバレンティンの集中力があまりなかったような印象を受けた。」という試合後の小川監督談話。
そのバレの後ろの打順は畠山でも雄平でも川端でもなく,ルーキーの塩見だった。プロ初出場初スタメンでいきなりのクリーンアップ起用。対ジョンソンということでの起用は理解できるが,1番タイプを5番というのは果たしてどうだったのだろうか。

自分が決めなければという力み。それはまるで昨年のバレのよう。

立ち上がり30球を要しながらもなんとか最少失点で立ち上がった小川。ジョンソンも同様に立ち上がり苦しんだ。
先頭坂口の内野安打。青木のライト前でエンドラン決まって0死一三塁。山田哲の球団タイ記録となる9試合連続打点のタイムリ―ですぐさま追いついた。尚0死一二塁でバレ。ランナーを進めることの出来ないファーストフライ。プロ初打席の塩見はライトフライ。2死一三塁で川端。ジョンソンのグラブを弾いて内野安打。この間に逆転。

しかしジョンソンを攻略出来たのはこの回だか。2回以降完全に立ち直ってしまった。
2回裏,3回裏は三者凡退。4回裏は安部のエラーもあって9番まで回せるも無得点。
5回裏は2死から山田が四球を選びすかさず二盗。しかしこれで一塁が空いたことで塩見勝負を選択した広島ベンチ。バレが問答無用で歩かされ,塩見は三振。この敬遠策で集中力を切らしてしまったのではないかという面も否めないのではと・・・

6回表1点勝ち越され,尚0死二三塁を無失点で凌いだ小川だったが・・・2死二三塁でジョンソンに打順が回りジョンソンをマウンドから降ろす作戦も実らず。。

最終回も極論を言えば満塁でバレ四球でも次を抑えれば広島は勝てるという状況だった。

.500のあとの連敗。7連勝のあとの連敗。このままズルズル行かないことがなによりも大事。
古野が支配下復帰=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは30日、育成選手の古野正人投手(31)を支配下選手登録したと発表した。背番号は118から入団当初の40に戻る。
 古野は三菱重工神戸からドラフト6位で2012年に入団したが、16年オフに自由契約となり育成選手として再契約を結んでいた。[ 7/30(月) 19:15配信 時事通信 ] 

夏場に向けて最後の戦力補強を整えた。残り2か月。このメンバーで戦う!

7月終えての順位表
チーム勝利敗北引分勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
1広島52351.598-44638010853.2613.963
2ヤクルト43451.4899.53984258351.2644.275
3巨人45491.4791.04263919147.2603.941
4DeNA41472.4661.035440610855.2474.148
5阪神39461.4590.53333795145.2453.953
6中日42511.4521.03864266246.2624.378


■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−広島(九里)14回戦 神宮 18:00
・セの灯を消さないためにも勝たないと!!
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2018年07月29日

]東京ヤクルト 4-10 阪神

T 300 100 015 10
S 200 020 000 4
石川4,星2,近藤1,●風張(1-3)1,ウルキデス1/3,中尾2/3−中村

▼データ
 ・連勝7でストップ

◆ポイント
 ・4回裏0死満塁藤井三振
 ・9回表0死一塁岡崎三失(藤井二塁悪送球)

5割の壁にまたしても跳ね返される・・

同点までは行ったが一度も勝ち越し点を奪えない試合展開。

4−4同点の8回表。従来であれば中尾が行ったイニング。でもこの前の京セラの投球を見ればとてもじゃないが行かせられるような状態ではないというのは明らか。
そこを風張に託すも先頭打者への四球からの失点。その裏2死から藤井中村の連打で一三塁で代打川端の天才的逆方向を北條にPOD級のスーパープレーで阻まれ,9回表0死一塁岡崎の犠打処理を藤井がセカンド悪送球。ここから完全に試合が壊れた。

メッセンジャーは神宮苦手のイメージ。
4回裏先頭バレンティンの一塁への諦めない疾走が誘ったエラーから雄平西浦の連打で0死満塁。満塁の最初の打者藤井。2−2からハーフスイングを取られ,次の中村はフルカウントから粘るも10球目高めに抜けてきたスライダーを見極められず空振り三振。代打畠山で勝負に出たが3−1からポップフライ。マウンド上で汗びっしょりながら攻めきれなかった。
おそらく来週も対戦するが今度は京セラドーム。全く別人かと思われます。

負け惜しめば流れを作った藤川球児の熱投。甲子園の時期に火の玉ストレートで7回裏青木山田バレを寄せ付けなかった。この投球で流れをもっていかれた。
もちろん星も近藤もそれに近いものがあったけど,藤川のそれが上回っていたのかな。

広島戦を前にチームを今一度引き締めたという風に捉えて・・

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)−広島(ジョンソン)13回戦 神宮 18:00
 ・8.5差で首位攻防戦
 ・3連敗すると自力優勝消滅となります
 ・7月9勝9敗。まずは月間勝ち越しを懸ける
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2018年07月27日

]東京ヤクルト 8-2 阪神

T 002 000 000 2
S 010 112 03x 8
○カラシティー(6-0)6,H中澤1,H風張1,ウルキデス1−中村
バレンティン24号@(小野)カラシティー1号@(小野)山田哲24号@(桑原)

▼データ
 ・7連勝(今季2度目最長タイ)
 ・6月29日以来勝率.500復帰
 ・カラシティー:来日初本塁打
 ・ウルキデス:来日初登板

◆ポイント
 ・3回表0死満塁ロサリオ遊ゴ(併殺コースも西浦ファンブルでセカンドアウトのみ)
 ・3回表1死一三塁ナバーロ遊併
 ・6回表2死満塁北條一飛
 ・7回表P中澤 福留一邪 糸井遊ゴ ナバーロ中飛
 ・8回表P風張 陽川中飛 原口三振 代打伊藤隼一ゴ
 ・ヒーローインタビュー西浦

6月28日。5連勝で勝率.500に戻した翌日から8連敗。そこから10試合を9勝1敗で再び.500に戻した。

6月28日神宮阪神戦では西浦がお立ち台に上がっていた。「明日も勝ちまーす!」この軽い発言からの大型連敗だった。
そして今日。同じ神宮阪神戦で再び西浦がお立ち台に。そこには軽はずみな発言は無く,一つ一つ言葉を選んでいた。野球以外でも首脳陣は目を光らせている。これなら大丈夫。そう確信できた。

いずれにしても要所要所で西浦だった今日の試合。
まずは2回裏の第1打席。この回先頭バレが低めを救いあげての24号ソロで先制。次の打者雄平に四球を与え押せ押せムード。しかしここで西浦はショートゴロ併殺に倒れこの回1点止まり。

3回表は守備。シティーさんが先頭からの3連打で同点に追いつかれ,尚0死一二塁から糸井に四球を与え満塁。ここで迎えた”いい奴”ロサリオ。いわゆる併殺コースに打たせたが,ショート西浦のファンブルで二塁フォースアウトのみ。
1点勝ち越され尚1死一三塁となっていた。2死三塁と1死一三塁では大違い。3点目を許さないのがポイントに思われていたが,続くナバーロも完全な併殺コースで,その3点目を許さなかった。

4回裏の第2打席は1死一三塁で回ってきた。ミスを取り返すべく遊撃の頭の上を越える気持ちで運んだタイムリーでミスを取り戻した。

バレ雄平の連打で1死一二塁で回ってきた6回裏の第3打席。片手一本振りぬいて打球はセンターナバーロの頭を越えた。一塁から雄平も生還し,リードを1点から3点に拡げた。
しかし尚0死二三塁の好機で,三走の西浦は中村の打席でゴロゴーに備えて飛び出してしまい結果牽制死。これもありこの回の加点はならなかった。

それでもお立ち台では「いつもファンの皆さんの熱い応援が力になっています。ありがとうございます!!」と自らを引き締めた。

ほかにも挙げるとキリないんだけど,まずはシティーさん。
ヤクルトのカラシティー、投打で貢献=プロ野球
 ヤクルトのカラシティーが投打で貢献した。打者としては五回に決勝点となるソロ本塁打。「相手にダメージを与える打撃ができたらと思っていた」。プロ初の本塁打に喜びを爆発させた。
 六回は安打と四死球でピンチを招いたが、何とかしのいだ。6回2失点で6勝目。「最高の結果。(自分の勝利が)チームの好調の要因になっていたら、これほどうれしいことはない」と喜んだ。[ 7/27(金) 22:52配信 時事通信 ]

自援護となる来日初本塁打が決勝打。6回表2死満塁のピンチを招いたが,気迫で北條をファーストフライに打ち取っての渾身のガッツポーズ!!
自分の事のように喜ぶバレとベンチの雰囲気。

3点差で7回表中澤,8回表風張。京セラドームで信頼を勝ち取った二人が勝ちパターンに収まった。

8回裏。山田哲のバレに並ぶ24号ソロ。

このあとは,バレが力まずコンパクトにライト前で代走上田。雄平はショートゴロエラーで0死二三塁。1死後藤井が叩きつけて内野ゴロ間の1点。さらに2死一三塁から途中出場谷内が一二塁間破るタイムリーで点差を3から6に。

ブルペンで準備する近藤でなく,ウルキデスに来日初登板機会を与えられた。そして結果的に中尾,近藤,石山の交流戦勝利の方程式3人を使わずして勝てたことの意味。これは6連戦が続く8月以降を睨んでも非常に意味がある。京セラでの収穫は大きい!



43勝43敗と43勝86敗。単純に「43」×2。
さぁ4月15日以来の貯金チャレンジ!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)−阪神(岩貞)11回戦 神宮 18:00
 ・台風12号接近
 ・10時試合開始予定の高校野球西東京大会決勝戦は中止が決定
 ・進路が西寄りにずれたとはいえ,中止濃厚と思いますが・・・
 ・振替日は10月8日になりますでしょうか
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:00 | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

]東京ヤクルト 2-1 巨人

S 000 000 001 01 2
G 100 000 000 00 1
原7,風張1,H近藤1,H大下1/3,H中澤1/3,○星(1-0)1/3,S石山(17)1−中村

▼データ
 ・6連勝
 ・2カード連続同一カード3連勝
 ・2014年5月13-15日(いわき・ひたちなか・東京ドーム)以来ビジター巨人戦3連勝
 ・星:2017年8月17日巨人戦(神宮)以来今季初勝利
 ・対上原:2006年9月28日以来の勝利

◆ポイント
 ・1回裏0死一塁吉川尚三ゴ(川端に代わってスタメン起用谷内の好捕)
 ・10回裏1死一二塁P大下→中澤 吉川尚→代打阿部左飛
 ・11回裏1死一塁陽左飛(フェンスギリギリ)

9回2死までスミ1敗戦濃厚。ここから追いついて延長の末つかんだ勝利!
静岡神宮のホーム3連戦で3連敗した巨人戦。倉敷京セラのビジター3連戦でやり返した!

中継ぎ陣の奮闘とか,山田のスチールとか勝利の要因は多々あれど,今日最大のヒーローは谷内の初回の守備だと思う。

メルセデス先発ということもあって,坂口と川端に休養日を与え,1番サードスタメンに起用された谷内。
1回裏。先発原が先頭長野に四球を与え,続く吉川尚の打球。川端ならどうだったろう?おそらくレフト前に抜けて0死一二塁あるいは一三塁になっていたと思う。それを飛び込んですぐさまセカンドに送球してアウトを奪った好守で1死一塁。

このプレーが無ければマギーのヒットでタイムリ―となっていたはず。これが1死一二塁で岡本はセンターフライで2死。ただ好調亀井にレフト前タイムリーで先制点を奪われた。
ここでもさりげない谷内のプレー。一走マギーが三進したのだが,レフトバレのカット送球は山なり。これを谷内がジャンプ一番キャッチしていた。これだってもし逸らして打球が転々となればもう1点となりかねなかった。

2度目の対戦となるメルセデスだったが,初回内野安打2本と四球で2死満塁のチャンスを作ったがそれだけ。2回から7回まで打者18人パーフェクトピッチ。
8回表先頭西浦が今日初めて外野に飛ぶヒットで出塁し,中村の犠打で得点圏に進め,7回1失点のHQS原に代打川端という勝負に出たが実らず。

これで初登板から20イニング連続無失点のメルセデス。このまま行くとルーキー伊藤智仁のような防御率になりそう。8回122球で守護神マシソンへスイッチ。

ワンチャンあるとしたら継投だったが,この球数を考えれば妥当な継投でしょう。
先頭青木が3−2まで行くも倒れ1アウト。それでも山田がライト前。そしてバレの初球にスチール成功で1死二塁。バレのショートゴロで三進。これも盗塁が無ければ併殺コースの打球。

2死三塁で雄平。詰まったのが幸いしたか。ショート吉川尚が飛びつくも一歩及ばず。これも坂本なら絶妙なポジショニングで捕まれてしまったのだろうか。いずれにしてもこのタイムリーで樹理の負けを消せた。

ここからは継投。9回裏は1日休んでキレキレの近藤。全く危なげなし。

10回表は大下が先頭四球から1死一二塁のピンチを招いて,吉川尚のところに中澤へスイッチ。ところがその吉川尚に代えて左対左の阿部を代打起用してきた巨人ベンチ。阿部ならサヨナラもあるが併殺もあるだけに自分は代えてくれてラッキーと感じたけどなぁ。。結果的には前進守備も功を奏しレフトへの浅い飛球。
澤村に代えて右の石川が起用されて中澤から星にスイッチ。星はちょうど前回原登板時ハマスタで試合を壊してしまって以来の登板。オールドスタイルは何か心境の変化か。腕を振り切れば簡単には打たれない!
1イニングに3人継ぎ込んだことで,残り2イニングで残された投手は中尾と石山の2人だけとなっていた。

上原に負けをつけたのは12年ぶり。復帰後2度目となる上原−青木のメジャー対決。今度は青木に軍配。ライト線への二塁打で出ると,山田が軽打で返し,これが決勝点。

山田哲、技で貢献=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは山田哲のバットが逆転の立役者となった。九回1死。「必死に塁に出ようと思った」と、マシソンの速球にうまく合わせて右前へ。二盗に成功して内野ゴロで三進。2死から雄平の適時打で同点のホームを踏んだ。
 前日までは長打力でアピールしたが、この日は技で貢献。十一回無死二塁から中前に放った決勝打も、進塁打を意識して上原のスプリットをコンパクトに捉えた。「自分で言うのも何だが、きょうは本当に仕事ができたと思う」。素直に自分を褒めた。[ 7/26(木) 22:46配信 時事通信 ]


実に6試合連続,3連投となる石山。先頭岡本に四球を与え流石に疲労は否めないように映ったが・・
今日の守備固めはFバレ→1石山,1星→9上田,9→7比屋根というパターン。その比屋根のところに飛ぶわ飛ぶわの比屋根劇場。

まずは亀井。初球から積極的に振ってこられたがレフトフライ。続く陽の打球。東京ドームなら風に乗って完璧にサヨナラホームランだったはず。比屋根がフェンスギリギリで掴んで2死。最後は田中俊。これまた比屋根がキャッチしてゲームセット。

これでオールスター明け8勝1敗。西日本&密閉球場という苦手も克服した。42勝目。あと「3」勝で昨年の年間勝利数に並ぶ。これを7月中にクリアできる可能性がまだある!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(カラシティー)−阪神(小野)10回戦 神宮 18:00
 ・明日でようやく10回戦
 ・ロサリオが神宮にやってくる!!DSC03404.JPG
 ・明日は流石に石山休養日にしないとですよね。。
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2018年07月25日

]東京ヤクルト 6-5 巨人

S 000 050 100 6
G 100 110 200 5
○ブキャナン(8-6)62/3,大下0/3,H中澤1/3,H中尾1/3,H風張2/3,S石山(16)1−中村
バレンティン23号B(ヤングマン)

▼データ
 ・5連勝
 ・2位浮上
 ・オールスター明け3カード連続勝ち越し
 ・京セラドーム2017年4月4日以来の勝利

◆ポイント
 ・5回表1死一三塁西浦左犠(エラーの直後)
 ・7回表1死一三塁中村一犠
 ・7回裏2死一三塁P大下→中尾亀井二ゴ
 ・8回裏1死満塁P中尾→風張長野遊ゴ吉川尚遊ゴ

最少リードを逃げ切っての勝利で2位浮上!!

犠飛とスクイズでの1点ずつが効いた。
そして今日は近藤を使わないという台所事情で7回2死から大下中澤中尾風張を継ぎ込んで奪った4つのアウト。

小川監督も冒頭いきなり「中澤と風張がよく頑張ってくれた。リリーフ陣無くしてこの勝利は無いと思っています。」と冷静に褒めちぎった二人の投球無くして今日の勝利なし。同時にブルペンも厚くなった。

正直4回まではThis is ドーム球場という重苦しい雰囲気。
1回裏1番長野への先頭打者本塁打。4回裏は0死一三塁から前進守備は敷かず1点OKという守備体系で内野ゴロ間の失点。打線は得点圏まで走者を進めながらもホーム憤死もあり,得点を奪えない。

5回表が始まる前に石井コーチの指示で円陣。これでエンジンに火が点いたヤクルト打線。
坂口,青木,山田哲の3連打でヤングマンからようやく1点を返し,尚1死一二塁でバレンティン。数少ないヤクルトファンが陣取るレフトスタンド上段に突き刺さる超特大の23号3ランで逆転。

度肝抜く逆転3ラン=バレンティン特大打−プロ野球・ヤクルト
 背中までバットを振り切ったヤクルトのバレンティンは、その場から動かない。「思い切って振った。すごい当たりだった」。京セラドームの5階席まで飛んだ打球を余裕の表情で見詰めた。
 五回に山田哲の適時打で1点差に迫り、なお無死一、二塁。バレンティンはど真ん中に入ったヤングマンのカーブを完璧に捉えた。9日の初対戦では手玉に取られた決め球を打ち砕いた。
 山田哲に並び、23本塁打でリーグトップに立った。「お互いに打ててうれしいが、一番大事なのは勝つこと」。小川監督は「打つべき人が打っているのはチームとして大きい」と言い、ライバル関係にある二人を頼もしく見ている。
 昨年もこの時期に大暴れし、5試合連続本塁打を放った。ただ、今はモチベーションが違う。1年前は首位と20ゲーム以上差が開いていたが、今は上位争いを繰り広げて2位に浮上。交流戦の主役だった救援陣は、疲労もあって状態が落ちてきた。苦しい時期に、強力打線が原動力となって5連勝に導いた。[ 7/25(水) 22:57配信 時事通信 ]

「ただ、今はモチベーションが違う。」。この言葉の重み。

ここまでは良しにせよ,ここからの1点1点が非常に意味をもった。

雄平がリクエスト判定の末内野安打。川端はセカンドゴロ。いわゆるおわつらいむきの併殺コースだったが,セカンド田中俊が焦ったかショートへの悪送球で打球が転々。2死無走者となるところが0死一三塁とチャンスが拡がり西浦がキッチリ犠飛。

直後1点返されたが,7回表1死から川端西浦の連打で一三塁として中村がセーフティスクイズ(記録は一塁岡本の野選)。再びリードを3点にした。

6回裏を10球で三者凡退に仕留めたことで92球。なんとか7回を投げ切ってくれることを期待したベンチ。重信に二塁打を打たれたが2死三塁であと1人まできたナンさま。108球目を吉川尚に痛打され三塁打。マギーにも根負けの四球を与えたところで114球。ここで降板。
これはタイミングが遅れたとは全然思わないですよ。ナンさまへの信頼もあるし。でもこれで負けてたら継投が一歩遅いって批難されるのが結果論ですがねー。

2番手大下が岡本にタイムリーを浴び再び1点差に。しかしここから追加点を与えなかったリリーフ陣。連投となる中澤は今日も左打者をピシャリ。

8回は中尾が全くストライク入らず1死満塁のピンチを招いて降板。キャッチャー中村はキーパーと化しているんじゃないかと思うくらい荒れに荒れていたが,一球たりとも逸らさなかった。これも実に大きかった。

そして今日の勝利の立役者・風張。「風張の6球」とでも銘打ちますか。
長野吉川尚と連続ショートゴロ。1死満塁で6−4−3併殺でなく6−2本塁フォースアウトを冷静に判断した西浦。これが正解でいいんですよね?!宮本ヘッド。

石山はこれで5試合連続登板。それでも1点あれば安心という確固たる信頼感。

ヤクルトが青木居ないとズルズル行ったように,巨人は坂本一人居ないだけで全然違うなぁと。じゃあこれが広島だと誰だのか。丸がいなくても鈴木誠也がいなくても大崩れしなかった。となると菊池なのかなぁ・・

■NEXT GAME
 巨人(メルセデス)−東京ヤクルト(原)17回戦 京セラドーム 18:00
 ・静岡神宮で3連敗したんだから,倉敷京セラでお返ししようよ!!!
大阪 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:17 | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

]東京ヤクルト 5-2 巨人

S 002 100 110 5
G 000 002 000 2
○小川(5-3)62/3,H中澤1/3,H近藤1,S石山(15)1−中村
山田哲23号A(内海)中村3号@(内海)西浦7号@(吉川光)

▼データ
 ・先発全員安打
 ・倉敷マスカットスタジアムで2008年7月15日阪神戦以来の白星
 ・ビジター16勝目(昨年の15を上回る)
 ・小川:対巨人戦6連勝(1998〜99年川崎憲次郎の7連勝以来)

◆ポイント
 ・6回裏1死二三塁陽左安(二走岡本リクエスト判定により憤死)
 ・7回裏Fバレ→9上田,H→7坂口 大城右飛,石川右3,長野右飛,吉川尚右飛

やはりリクエスト制度は大きいなぁと。

山田哲の4試合連続となる23号2ランと,中村の3号ソロで奪った3点のリードを守る小川。

5回迄危なげなく無失点で,6回も先頭吉川尚を簡単に打ち取って・・のはずがエラーで出塁を許すと,マギーの打席。判定如何では三振で終わっていたはずが厳しい判定の末フルカウントからエンドランが決まり0死一三塁。
岡本に二塁打で1点返され尚0死二三塁。亀井は三振に仕留めるも,陽にレフト前。レフトバレを見越してか三塁大西コーチは腕を回し二走岡本も生還で同点。一度はこう判定された。しかし小川監督のリクエスト要求から判定覆り悠々アウトの判定。
昨年までなら3−3同点尚1死二塁が,3−2の2死二塁で試合再開。田中俊を打ち取り,1点リードで6回裏を終えた。

そして6回裏の失点のキッカケとなった山田が挽回とばかりに,直後7回表0死二塁からキッチリタイムリー。再びリードを2点と拡げることができた。
ヤクルトの山田哲、4戦連発=プロ野球
 ヤクルトの山田哲が4試合連続でアーチを架けた。三回2死一塁。ミートを意識して内海のフォークを捉え、一直線でバックスクリーン左へ打ち込んだ。「今はスイングの軌道がいい、と感じる」。23号は、貴重な先制2ランとなった。
 六回は自身の失策から2点を失ったが、直後の七回に適時打で取り返した。ここでも大振りせずに中前に運んだ一打を、小川監督は「チームとして非常に心強い」と絶賛。西日本豪雨の被害を受けた倉敷の地で躍動した山田哲は「いろんな方が見てくれた。野球の力を少しでも、もらっていただけたら」と話した。[ 7/24(火) 23:01配信 時事通信 ]

このリードをもって,バレンティンを下げるという采配に出たベンチ。今日比屋根を登録したばかりではあったが,ライトに地元岡山出身上田を入れ,坂口をレフトに回すという布陣を敷いた。これが面白いほど?!的中した7回裏の上田劇場。

まずは先頭大城のフェンス際の飛球をジャンプ一番好捕。これに巨人ベンチがフェンスに触れたものを捕球したのではないかというリクエストを要求するも覆らず。石川の打球はこれまたライトへ。今度は上田がダイビングキャッチ試みるも届かず打球転々で石川は一気に三塁へ。続く長野もライトへの浅い飛球。上田が前に来てキャッチ。これでは三走生還できず。2死三塁。

ここで小川115球で交代。中澤へスイッチ。その中澤も上田の所へ打たせてこのイニング全ての打球を処理する上田。
その上田は打席でも9回表1死一塁からサードへ絶妙なセーフティ。これがマギーの悪送球を誘って一気に二塁へ。この転がす野球を普段からやってよ!と思わずツッコミたくなるような躍動ぶりでした。

2回表0死一塁から併殺で9番まで回せず。その裏先頭亀井の平凡なショートゴロをエラーし9番まで回すという流れを作ってしまっていた西浦。4回まで西浦以外全員安打をマーク。今日は空回りで一人蚊帳の外かと思ってしまったが,8回表の第4打席でライトポール際に吸い込まれるホームラン!これで先発野手全員安打達成となりました。

3点差で火曜日から近藤−石山のリレーに頼ってしまったが・・。一発出れば同点で代打阿部という場面もあったが,屋外球場ということもあり,東京ドームほどの怖さを感じなかったし,何よりチーム事情かな?!点差以上の差(安心感)を感じた。

■NEXT GAME
 巨人(ヤングマン)−東京ヤクルト(ブキャナン)16回戦 京セラドーム 18:00
 ・昨年4月4日藤浪に討ち勝って以降,8連敗中凶セラドーム
 ・打線爆発の翌日ドームで沈黙。ブキャナン見殺しが懸念されるところ。。
岡山 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:34 | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

]東京ヤクルト 5-4 中日

D 111 100 000 4
S 301 000 01x 5
ハフ4,H大下2,H中尾1,○近藤(2-3)1,S石山(14)1−中村
バレンティン22号B(大野雄)山田哲22号@(又吉)

▼データ
 ・今季4カード目同一カード3連勝
 ・対中日戦神宮7連勝

◆ポイント
 ・2番手大下2回無失点
 ・3番手近藤1回無失点

前半ダラダラ。中盤以降締まった試合。で決めたのは千両ヤク者山田哲人の一発!
神宮中日戦では2カード連続同一カード3連勝。なおナゴヤドームでは(ry

バレの3ランとタイムリ―で4打点を挙げるも,そのリードを守るどころか吐き出すハフ。

初めての日本の夏が酷暑というのは分かるけれど。。ダラダラなハフ。ヒット盗塁タイムリ―けん制悪送球初球被弾と落ち着かない。毎回被安打2の毎回自責点1。4回裏2死で打席が回りさすがに代打が告げられた。

2番手大下登板で荒木大島ビシエドをピシャリ三者凡退。これで試合が締まり,それが中日投手陣にも波及。5回大野雄6回佐藤7回岩瀬から得点の雰囲気なし。

ヤクルトも大下が2イニングのあと7回が3連投中尾。そして8回はイニング跨ぎからの3連投の近藤。後半6試合で全員が4試合目の登板。バランス的には変わらないが,リード時,ビハインド時,同点時とその登板状況は様々。。
ウルキデスが救世主となってくれるだろうか。そんなことを思いたくなるハフの内容であったことは確か。

『(追いつかれて)流れは向こうだったが、良く大下が踏ん張った。追い越されなかったのが大きい。大下が大きかった』と大下を称えた小川監督。
勝利投手となった近藤もそろそろお立ち台にあげてくれませんか?!
今年もトリプル3を=山田哲、決勝ソロに2盗塁−プロ野球・ヤクルト
 同点の八回1死走者なし。ヤクルトの山田哲が3戦連続の本塁打となる決勝ソロを放ち、チームを3連勝に導いた。
 追い込まれていたが、「もしかしたら来るかも」と頭の片隅で考えていたという内角直球にすかさず反応。フルスイングで捉えた打球は、大きな弧を描いて左翼席へ飛び込んだ。
 この日は武器の俊足も光った。前日も盗塁に成功しており何度もけん制されたが、難なく二つの二盗を決めた。「いけるという自信はあった」と笑った。
 ここまで打率3割7厘、22本塁打、21盗塁。2年ぶり3度目のトリプル3に向けて順調に数字を積み重ねてきた。「個人的な目標としてトリプル3は達成したいと思っている」と話す。
 後半戦が始まってからチームは投打がかみ合い、5勝1敗と上り調子。リーグ2位以下は混戦状態が続くが「一試合一試合、きょうみたいに粘り強く勝ちたい」と力を込めた。[ 7/22(日) 23:06配信 時事通信 ]

山田&バレのホームランキング争いはし烈極める。投手が疲れる夏場。いろんな意味で打線の力で投手をカバーしてこの夏を乗り切りたい!!

■NEXT GAME
 巨人(ヤングマン)−東京ヤクルト(ブキャナン)15回戦 倉敷マスカット 18:00
 ・東京ドームでは都市対抗野球開催中のため倉敷→京セラドームの3連戦
 ・順番からすると内海−小川だが中6日優先するならヤングマン−ブキャナンではないかと予想
 ・今季中国地方(倉敷・呉・マツダ)では7戦7敗
 ・倉敷マスカットでは2010年7月6日,2014年7月1日,2018年5月22日と3連敗中。2008年7月15日阪神戦以来の白星なるか。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:58 | 更新情報をチェックする

2018年07月21日

]東京ヤクルト 7x-5 中日

D 020 010 011 5
S 000 002 203x7
石川5,風張1,中尾1,近藤1,○石山(3-0)1−中村,井野
山田哲21号@(小笠原)川端3号Aサヨナラ(鈴木博)

▼データ
 ・今季5試合目サヨナラ勝利
 ・対中日戦ホーム6連勝
 ・2カード連続勝ち越し
 ・同率3位

◆ポイント
 ・6回表P風張3凡
 ・6回裏1死一塁川端右安(バレ三進)
 ・7回裏0死坂口投安(セーフティ)
 ・9回裏0死一塁山田二盗

ドラマの起きるTOKYO燕プロジェクト。今年も劇的なサヨナラ勝ちからスタート!

正直5回裏終了の花火までは何の見どころもない試合だった。
石川は2回に崩れると実況・解説に言われた直後に被弾。さらに5回表は2死二塁で平田に打たれた場面。一塁空いているので無理しなくてもーなんてつぶやこうとした直後だった。そして5回裏先頭で石川に回ったところで代打谷内。
今日は67球。でもどうだろう2回なり4回に中村がつないで9番まで回していたら6回も行かせたのだろうか?!前回の事があるから行かせづらいか?!難しい判断は杞憂か。

2番手風張がアルモンテ・荒木・福田を13球であっさり三者凡退に打ち取った直後のつぶやき。

昨年の燕プロ。10点差を逆転した試合も6回からマウンドに上がった2番手土肥がリズムを作ったそれとどこか似た雰囲気があったから。

いい予感的中。5回迄打ちあぐねていた小笠原慎之助から6回裏先頭打者山田が2試合連発のソロで反撃の狼煙。これで緑に染まった神宮の雰囲気を変えた。
1死一塁で川端がライト前。この当たりで一走バレが血相を変えて三塁まで劇走し一三塁。ここで西浦がタイムリ―で1点差。レフトの前でポトリと落ちた当たりだったので,一二塁であれば三塁ストップだったはず。バレの走塁が活きた。
なお1死一二塁で中村に代えて代打雄平という最高の切り札をここで切ったが・・。代打連続打数安打は6でストップ。

7回表は中尾がこれまた3人で仕留めリズムを作って,7回裏。
先頭坂口が意表をつくセーフティ。これが見事に決まった。青木も続いて一二塁。山田はフルカウントからハーフスイングも三振の判定。バレが冷静に選んで1死満塁。前の回雄平上田と使ってベンチに下げたためか代走を送らなかった。これも妙。
畠のヒットで追いつき,川端の内野ゴロ間に勝ち越し。あとは近藤ー石山で逃げ切り体勢というところだったが・・・

前夜近藤はイニング跨ぎの連投。石山は9−4とセーブシチュエーションで無い場面で投げていた。ただでさえ夏場の屋外球場。それでいて連日体温超えの酷暑。勝ったから許されるものの,上手く駒を使っていかないとならないという首脳陣への戒めも・・。

結末の最終回。田島抹消中で守護神を務めるのは鈴木博。先頭山田にストライクが入らず。バレの初球にすかさず盗塁成功。この成功率の高さは三木コーチの教えもあるということも忘れないであげてください。

しかし冷静に考えてみるとこの盗塁が無ければバレ併殺畠セカンドゴロで試合終了。そんな2つの当たりだった。
それが山田が二塁にいったことで,バレのショートゴロが進塁打となり(ちょっと暴走気味だったという指摘も?!),1点リードの1死三塁では中日は前進守備を敷かざるをえず,畠山の打球は高く弾んでセカンド亀沢の頭の上を抜けていった。これも通常の守備位置であればセカンド正面のゴロだった可能性が高い。1つ先の塁に行くということがこれほどまでに局面を変えてしまうのだ。

同点に追いついて一塁に畠山だったが代走は送らず。ベンチには藤井三輪田代と残されていたが,藤井は万が一を考えると出せないし,延長も考え,得点圏に進んだところで田代という選択だったのだろうか。
でもそんな余計な心配は要らなかった。なぜなら畠が歩いて生還できる(=ホームラン)打球だったのだから・・・

川端、初のサヨナラ弾=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの川端が一振りでシーソーゲームにけりをつけた。九回1死一塁。直前に畠山の右前打で5−5に。「楽な気持ちで打席に入った」と鈴木博の直球を完璧に捉え、右翼席へ一直線に運んだ。プロ13年目、通算37本目の本塁打が初のサヨナラアーチ。「引っ張ってやろうと思っていた。イメージ通り」と興奮を隠せなかった。
 前夜に続く決勝本塁打で、勝負強さを見せつけた。小川監督も「投手も打者も最後まで諦めずにやった。この勝利は大きい」と喜んだ。[ 7/21(土) 23:22配信 時事通信 ]


■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ハフ)−中日(大野雄)16回戦 神宮 18:00
 ・シティさんを甦らせてくれた高津赤堀小野寺トリオの手腕でハフさんも甦生していることでしょう
 ・#明日もミドれ
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

]東京ヤクルト 9-4 中日

D 002 020 000 4
S 100 213 20x 9
カラシティー5,○大下(1-1)1,中尾1/3,H近藤12/3,石山1−中村
山田哲19号@(山井)20号@(山井)川端2号B(山井)

▼データ
 ・4位浮上
 ・神宮球場6月29日以来6試合ぶり勝利
 ・対中日戦ホーム5連勝
 ・大下:プロ初勝利

◆ポイント
 ・3回表1死一二塁アルモンテ二併
 ・5回裏0死二塁カラシティー→代打三輪投犠
 ・6回表P大下3凡
 ・7回表1死一二塁P中尾→近藤平田二併

5回までは取っては取られのシーソーゲームも,終わってみれば快勝!
同点の6回表2番手でマウンドに上がった大下佑馬が,その裏に味方が勝ち越しに成功したためプロ初勝利が舞い込むメモリアルな試合に。

1回裏。山田哲の19号ソロで先制。
カラシティーは無難な立ち上がりも3回表。連打と四球で一死満塁のピンチを招くと指先を気にする仕草。直後ビシエドにレフト前タイムリ―を浴びて逆転を許す。なお一二塁もアルモンテを併殺に打ち取り最少点差で凌ぐ。
4回裏。山田哲が2打席連続本塁打となる20号ソロで同点。さらに2死二塁から川端が勝ち越しのタイムリ―。
しかし直後5回表。山田のエラーから2死後の平田ビシエドの連続タイムリー二塁打。自責0ながら2失点で再び逆転される。
それでも5回裏。先頭中村が二塁打を放つと,5回77球のカラシティーに代打三輪の起用。その三輪がキッチリ送り中村を三塁に進めて,2死三塁から山井の暴投で追いつく。

4−4同点で今日から始まった5回裏終了後300発の花火TIME!

継投。2番手は大下。この大下が亀沢高橋周平松井雅をキッチリ3者凡退でリズムを作っての6回裏。
山田の四球と盗塁,雄平の流し打ちで1死一三塁から川端。カウント3−0からだった。慎吾の描く放物線は本当に美しい。開幕戦以来,神宮では実に2016年5月26日阪神戦(藤浪)以来2年2ヶ月ぶりのアーチで勝ち越し。

この時点でルーキー大下にプロ初勝利の権利が発生。このリードを守るべく中尾を投入するも・・・

見事な火消しを魅せてくれた近藤。1死一二塁で平田を併殺に打ち取ると,イニング跨いだ8回表はビシエドアルモンテ亀沢を圧巻の三者連続三振!!!なかなか表舞台に立てませんが,セットアッパーのピッチングあってこその今日の勝利だと思いますよ。

9回表には守備固めに入った上田がクッションボールを三塁へ好送球で藤井を刺すというプレーも。
残塁3で9得点ってある意味ヤクルトらしくない試合でした(苦笑

P.S
 

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)−中日(小笠原)15回戦 神宮 18:00
 ・2018東京燕プロジェクト
 ・#さあミドれ
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:41 | 更新情報をチェックする

2018年07月18日

]東京ヤクルト 2-7 横浜DeNA

S 000 000 101 2
B 100 005 01x 7
●原(1-6)5,星0/3,大下1,中澤1,風張1−中村,松本
バレンティン21号@(ウィーランド)

▼データ
 ・最下位転落

◆ポイント
 ・6回表0死原→代打奥村

継投の難しさ。

5回終わって0−1の均衡した試合も,6回裏に壊れた。
ハマスタでは3カード連続○○●。残すは9月に1カードのみ。

原の立ち上がり。1死後梶谷筒香の連続二塁打であっさり1点先制されたものの,2回以降完全に立ち直った。
しかし今日のウィーランドは完璧。とても打てそうな雰囲気ではなかった。4回1死迄完全試合。5回1死迄ノーヒットノーラン。出した走者はその2人のみ。すなわち打者17人で5回を終えた。

18人目の打者(=9番)が6回表の先頭打者。5回87球被安打3,自責1の原に代え代打奥村を選択。
ウィーランドの攻略に出たが裏目に。結果的には原からスイッチした星が先頭ソトから筒香への連続被弾。さらに四球からの連続二塁打で完全に試合を壊してしまった。

「(先発の)原は非常に良かったと思う。最初、力が入っていたが、カーブを使い出してから、緩急を使ったいい内容のピッチングだった。久しぶりの先発だったので球数で代えたが…。ウィーランドをとらえられなかった」とは小川監督の談話。

いずれにしても攻めた末の敗戦。中継ぎ勝負でウィーランドが球数増えたところでワンチャンを目論んだのは理解できる。負けたから何故原を代えたという批判が出るわけで・・・。これが小川やブキャナンならともかく,原にそこまでの信頼があるわけでもなく・・・。

1夜にして最下位転落となりました。。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(カラシティー)−中日(小笠原)14回戦 神宮 18:00
 ・ナゴヤドームで勝てない分神宮で勝たないと!
神奈川 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:28 | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

]東京ヤクルト 6-0 横浜DeNA

S 300 000 030 6
B 000 000 000 0
○ブキャナン(7-6)7,近藤1,大下1−中村

▼データ
 ・2連勝,4位タイ浮上
 ・横浜スタジアム3カード連続勝ち越し
 ・ビジター15勝目(昨年比100%)
 ・雄平:代打6打数6安打(球団新記録)
 ・バレンティン:リーグ最速20号到達(3年連続7回目)

◆ポイント
 ・1回表1死一三塁川端左犠(三走バレンティン好走)
 ・8回表0死バレンティン中本
 ・9回裏P大下

集中打で快勝!!

初回は一三塁・一三塁の流れを作れた。

先頭坂口がハマスタ好相性のデータ通りで出塁すると,青木が3−2からセンター前。山田はサードゴロも一塁セーフで1死一三塁。
バレがコンパクトにレフト前タイムリ―。一走山田は三塁へ。1死一三塁。
濱口相手に5番スタメン起用畠は教科書通りのライト前タイムリー。一走バレが好走塁でまたまた1死一三塁。
川端はレフトへのフライ。三走バレでタイミング的にどうかと思われたが,捕手伊藤のタッチをかいくぐる好走で3点目。

濱口相手に幸先良く3点先制で今日は何点とるかと思ったが,2回以降はホームを踏めず。
それでもナンさまが今季2勝を挙げている好相性ハマスタで持ち味の打たせて取るピッチング。4回以降は1安打しか許さず,7回115球,4安打5奪三振無失点。昨年の6勝を上回る7勝目で中尾に追いついた。

加賀vsバレンティン。一昨年までは顔も見るのも嫌だった相手からセンターバックスクリーンで重苦しい雰囲気を打ち破ると,2死無走者からの猛攻。
西浦二塁打。中村前進守備の外野の頭を越す三塁打。代打雄平はライト前でこれで今季代打成績は6打数6安打の10割継続。代打で6打席連続安打は球団新記録。

9回を締めくくってくれたのは大下。6点リードの最終回をルーキーに託した。先頭ソトにはセカンドセンターライトのトライアングルに落ちるポテンヒットを許したが,筒香ファーストゴロ,宮崎セカンドゴロ。最後は倉本を三振に仕留めゲームセット!
大下がバタバタするようだと,中尾なり石山を投入せざるを得なくなるのがリード時の最終回。それを見事にシャットアウト。これなら勝ちパターンも任せられるようになるという信頼も勝ち取った。これは後半に向けても大きな価値ある1イニングになりそう。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(ウィーランド)−東京ヤクルト(原)14回戦 17:45 横浜スタジアム
 ・2015年は後半開幕3連戦のハマスタで3連勝し神宮中日戦を迎えました。今年も同じ巡り。原にとっても大事な試合!
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:17 | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

]東京ヤクルト 5-2 横浜DeNA

S 000 000 005 5
B 000 001 001 2
小川7,○中尾(7-3)1,石山1−中村

▼データ
 ・8連敗でストップ
 ・7月初勝利
 ・ビジター球場14勝目(ハマスタ5・楽天生命3・甲子園2・大宮1・メラド1・札幌ド1・東京ド1)
 ・中尾:チームトップ7勝目

◆ポイント
 ・2回表0死一塁雄平盗塁死
 ・4回表0死一塁バレンティン三併
 ・6回表1死二三塁山田三併
 ・8回表1死一二塁遊併
 ・9回表0死一塁山田中安(セカンドベース直撃で転々)
 ・9回表0死満塁西浦三ゴ(三塁宮崎ニアベースを踏めば併殺だった可能性)

拙攻に次ぐ拙攻。
2回表。先頭雄平のピッチャーゴロがバリオスを直撃で2番手武藤が緊急登板。その最初の打者西浦の時に雄平が盗塁仕掛けて失敗。。
4回表。0死一塁山田が完全に盗んだタイミングでバレがファールでカット。そして打ち直しで併殺。。
6回表。先頭小川のヒットから1死二三塁の好機を築き山田に回すも,三走小川が飛び出し不規則な形の併殺。。

小川がずっと塁上にいたその裏。先頭倉本に高めに浮いた失投を完璧に仕留められ先制点を許す。

8回表も勝ちパターンパットンから2つの四球を貰いながらも,1番起用坂口が結果最悪の6−4−3。1点が遠いまま最終回山崎康晃がマウンドへ。球場のボルテージも上昇。敗色濃厚かと思われたが・・・

ラッキーが続いた9回表。
先頭青木は初球を完全に打ち損ないのキャッチャーゴロも,内野安打に。
続く山田。センター前で一三塁!と思った打球。セカンドベースからの思わぬバースデープレゼント?!ベースに直撃し打球が転々。センター桑原も少し油断があったか。一走青木がサードも回って一気にホームインで同点!
尚0死二塁でバレはコンパクトに。今度は河田コーチ制止で一三塁。バレに代走田代。やらかしの続いた田代がスチール成功で,一塁が空いたところで申告敬遠0死満塁。

西浦はサードゴロ。サード宮崎はニアベースを踏んだつもりだったのか?!それともまずホームという意識でそこまで頭が回らなかったのか。先にベースを踏んで(二走田代アウト)から三走山田を挟めば併殺が完成したものを,挟殺のみの1アウトで次の打者へ。

中尾の代打に今日再昇格の谷内。初球から積極的にと願ったが,低めのボール球をキッチリ見送った。しかし2球目3球目と続けて低めの球にクルクルで正直今日も厳しいかと思った。。4球目5球目なんとかファールで食らいついて6球目。谷内の執念が乗り移った打球は前進守備のショートのグラブをすり抜けていった!見事交流戦最終戦のリベンジを果たす今季初打点は値千金の勝ち越し2点タイムリー!!

なお1死一二塁から中村は思いっきり振りぬいてセンターオーバー。これで気持ちも晴れればと願うばかり。思えば8回表先頭川端が出塁しなければ中村に代打畠山で井野か松本に代わっていたはず。これも運の巡りと捉えて。

9回裏は17日ぶりの勝利に向けて産みの苦しみを味わったが,ようやく7月初勝利。サッカーワールドカップ決勝トーナメント期間中勝ちがなかったが,決勝が終わったその夜に勝利☆

■NEXT GAME
 横浜DeNA(濱口)−東京ヤクルト(ブキャナン)13回戦 横浜 18:00
 ・2015年,2017年とハマスタでの後半開幕シリーズは初戦を取ったチームが3つ取っているが!?
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:14 | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

]全セ 1-5 全パ

第2戦 全セ0勝2敗0分 ◇熊本リブワーク藤崎台 13,760人
AP 000 020 120 5
AC 000 000 010 1
G菅野2,C大瀬良1,T岩貞2,G上原1,S石山1,B山崎1,C中崎1−G小林,S中村
【最優秀選手】源田壮亮(西武)【敢闘選手】アルバース(オリックス)浅村栄斗(西武)宮崎敏郎(DeNA)

1番2中村 遊ゴ(加冶屋)
2番G青木 右2(岸)投ゴ(アルバース)
3番38坂口 中飛(アルバース)二ゴ(上沢)二ゴ(加冶屋)
4番HD山田哲 右安(上沢)中飛(森唯)
6番DHバレンティン 中飛(岸)遊併(アルバース)右飛(上沢) 

5番手石山 森友(投ゴ)柳田(三邪飛)浅村(右安)吉田正(右安)今江(右安)秋山(左飛)

▼データ
 ・全セ:4連敗,通算78勝84敗11分
 ・上原:43歳3ヶ月オールスター最年長登板

◆ポイント
 ・5回表0死無走者松田左2(レフトバレンティンファンブル間に三進)
 ・5回表0死三塁源田中2(センター坂口処理も二塁陥れられる)

全セというか緒方セントラル4連敗。2年連続してヤクルト&つば九郎は7月未勝利のまま後半戦へ・・

昨年に比べれば贅沢な悩みではありますが,全27アウトのうち10アウトをヤクルト勢が献上。唯一登板の石山も2死無走者からの3連打で1失点。
守備でも足を引っ張ったというか一瞬のスキをつかれてしまうというか・・。

バレは松田に,坂口は源田にそれぞれ打球処理間に1つ先の塁の進塁を許していた。バレはホームラン競争からのスタメン出場でお疲れもあったでしょうが,こういう細かいプレーの積み重ねがシーズンにもつながっているのかなぁ・・

熊本の野球少年が頻繁に映された中継。高校野球にせよプロ野球にせよ野球人口減少に対して危機感を抱いて取り組み始めているというのは感じます。実際私自身もちょうど30年前の夏休みに初めて神宮球場に連れていってもらって,ヤクルトがサヨナラ勝ちするという試合に魅せられて今があるわけですから,少年少女への投資は将来に還元されているというのは実感としてあります。

人口減少は何も野球に限った話でなく,日本全体が危機感を抱かなくてはならない問題。それなのに政治からはそれを全く感じられないのですが,本当にこれでいいんでしょうかね・・。

今日は試合中盤で松坂大輔がゲスト解説に。松坂と解説陣の昔話などその間はまったくグランド上のプレーが伝わってこなかった。思えば昨年までは大谷大谷で,昨日はそれが無かったので好印象を受けたんだということをふと思い出しました。

平成最後のオールスターがここに幕を閉じました。
熊本 ☀ | Comment(0) | NPB | at 22:06 | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

]全セ 6-7 全パ

第1戦 全セ0勝1敗0分 ◇京セラドーム大阪 33,497人
AC 032 000 010 6
AP 500 002 00x 7
○F宮西 D松坂1,Tメッセンジャー2,●Dガルシア(0-1)3,B東2−C會澤,G小林
C鈴木1号@(L菊池)B宮崎1号A(L菊池)B筒香1号A(Bs山本)
【最優秀選手】森友哉(西武)【敢闘選手】デスパイネ(ソフトバンク)鈴木誠也(広島)筒香嘉智(DeNA)

1番C山田哲 遊ゴ(菊池)中安(山本)遊直(ボルシンガー)中飛(森唯)遊ゴ(増井)
2番G青木 二ゴ(菊池)一ゴ(山本)一ゴ(ボルシンガー)
2番8坂口 二ゴ(森唯)
6番DHバレンティン 左2(菊池)三ゴ(山本)
6番HD中村 三振(内)

▼データ
 ・全セ:3連敗

◆ポイント
 ・7回表2死一塁坂口二ゴ
 ・9回表2死無走者小林中2

昨年比6倍となる6人が選出された2018年オールスターゲーム。
初回セ・リーグの先頭打者として山田哲人がヤクルトからは実に2年ぶりに打席へ。青木バレンティンと併せスタメンに3人が名を連ねる。やはりお祭りはこうでないとなぁとしみじみ実感できるオールスターになりました。

そしてプラスワン投票で自身7年ぶり2度目となる出場を果たした坂口。青木に代わってセンターの守備に入り,かつての本拠地京セラドームで,オリックス時代のタオルもあちこちで掲げられる中で7回表2死一塁で打席が。これもまた感慨深いものがありました。

6-7と1点ビハインドで最終回も2死。一人ランナーが出れば山田に5打席が回るという場面で打席には小林。
現状巨人の3番手捕手に成り下がり,スタメン落ちの日々。その鬱憤を晴らすかのようなフェンス直撃の一打。オールスターそしてWBCという舞台では強打を発揮もチームに戻ると苦悩の日々。。才能を活かしきれない環境がそこ(=巨人)にはあるのでは!?と感じずにはいられない。

オールスター中継で定着したテレ朝。高校野球100回大会企画で選手の出身高校&高校時代の映像を交えた中継も新鮮。中継中の現役選手ゲストも上原浩治のみ。上原自身も山本由の名前を挙げるなど,グランド上のプレーから脱線することもなく,それでいて野球殿堂入りを果たした原辰徳さん,松井秀喜さんのインタビューも挿入など,過去×現在×未来の融合した「今」を地上波で見せてくれたということには意味があったと思います。

■NEXT GAME
 全セ(菅野)−全パ(岸)2回戦 熊本藤崎台 18:30
 ・G菅野上原。熊本出身岩貞。C大瀬良中崎。そしてB山崎康晃&S石山泰稚。地域性も実力も万全の継投が出来そう☆
 ・Deロペスは打撃投手しかしてないけど,球宴明け最初のカードヤクルト戦には出てくるのかしら!?

大阪 ☁ | Comment(0) | NPB | at 22:59 | 更新情報をチェックする

2018年07月11日

]東京ヤクルト 3-7 巨人

G 203 010 100 7
S 200 001 000 3
●大下(0-1)21/3,原12/3,星1,近藤2,中尾1,石山1−中村

▼データ
 ・昨年8月27日-9月6日の9連敗以来8連敗
 ・借金8
 ・神宮5連敗
 ・同一カード3連敗(今季4カード目,ホームでは初)
 ・3年連続オールスター最下位ターン
 ・大下:プロ初黒星

◆ポイント
 ・1回裏2死満塁中村遊ゴ

青木復帰も連敗止まらず。7月未勝利のままオールスターへ。

今日も3発。初回マギーに3試合連続10号2ラン。3回には亀井に7号2ラン。7回にも亀井に8号ソロ。同じ打者に打たれる傾向が顕著だった3連戦。

中継ぎで結果を残しプロ初先発の機会を得た大下だったが3回もたず5失点KO。
プロ初黒星に「前半戦の最終戦に先発のチャンスをいただいて、後半戦につなげる大事な試合に、自分のいい投球ができずに悔しいです」という談話。

山口俊の立ち上がりを崩したかった。
先頭西浦が四球。復帰後初打席で青木がライト前。山田は倒れたが,バレがコンパクティンで1点差。雄平も続いて1死一三塁。川端のショートゴロ併殺崩れの間に追いつき,坂口が四球で2死満塁。

ここで悩める中村。第3打席のようなセーフティーをこの打席で見せても良かったのではなんて思わなくもなかったのだが。最終打席で1本出たことで少しは気が晴れればよいが。
確かに青木の影響力も大きいが,やはり中村も交流戦のように打撃が良ければリードも良くなる。打撃が崩れてリードにも精彩を欠く日々。これも頭部死球の因果関係はあるのだろうか・・・

これで完全に立ち直った山口俊。走者は出せどもホームは遠し。一昨日昨日のような粘りも感じられず,まるで昨年のように淡々と敗れた印象。特にバレのやる気スイッチが昨年のようになっているのが気になった。

オールスター前の順位表
チーム勝利敗北引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1広島43321.573-3793309043.2614.085
2巨人40411.4946.03723328043.2603.886
3阪神35381.4791.02803104244.2433.723
4DeNA36402.4740.53003379251.2483.939
5中日37431.4631.03283735441.2594.418
6ヤクルト34421.4471.03363776738.2604.431

それでも2位までは3.5差。
5連勝→8連敗。これがヤクルト。何かがキッカケで変わる。そう信じて・・・しばしの休息。

■NEXT GAME
 横浜DeNA()−東京ヤクルト(石川orブキャナン)12回戦 横浜 18:00
 ・後半開幕カードは3年連続横浜DeNA戦
 ・2015年はハマスタで3連勝。2017年はハマスタで3連敗。さて今年は(2016年は神宮で1勝2敗)。
東京 ☀ | Comment(4) | SWALLOWS | at 22:27 | 更新情報をチェックする

2018年07月10日

]東京ヤクルト 3-6 巨人

G 012 200 100 6
S 000 001 110 3
●ブキャナン(6-6)5,星1,近藤1,中尾1,石山1−中村,井野

▼データ
 ・7連敗,借金7
 ・6月3日以来最下位転落

◆ポイント
 ・5回裏0死一塁中村三併
 ・6回裏1死一二塁畠山(一走バレンティン走塁死)
 ・7回表0死一塁マギー三失(川端トンネル)
 ・8回裏2死満塁代打藤井三振

ナンさまが被弾3発で5失点。ここまでは止む無し。
問題はそこから。少なくとも4−5の1点差には出来た試合。集中力に欠くような場面が見られたのは残念極まりない。

初対戦のメルセデス。データ全くなし。一巡目は様子見は仕方なし。勝利投手の権利の懸かる5回裏。先頭雄平が出て下位打線。結果から言うと中村に強攻させて併殺で,ブキャナンの代打谷内にヒット(フェン直二塁打)が出るという流れの悪さ。

6回裏。打ちあぐねていたメルセデスが代わってくれた。鍬原から1死後山田ヒット,バレ四球で一二塁。畠の打席。ワイルドピッチが畠か審判に当たって戻ってきた。二走山田が進みかけたがストップ。それを確認せずバレが走ってしまい途中で進塁を諦めアウトに。2死二塁から畠にヒットが出る。確かに不運もあったが,ミスミス走者を一人失った。

7回表は川端トンネル。併殺を焦ったか,腰が高いか。0死一三塁からポップフライと前進守備の内野ゴロで2つアウトを重ねたが,2死満塁から代打阿部のセカンドゴロ間の失点。やらずもがなの失点。

そして8回裏。澤村のストレートが代打の切り札荒木の腕を直撃。骨折でまた一人貴重な戦力を欠くことになりそう。。ただこれで谷内にはチャンス到来か。
荒木のためにもなんとかしたい2死満塁の場面。代打で出てきた藤井はストレートを2球見送り,最後は追い込まれてフォークを空振りという一番がっかりな内容。。

5割からの7連敗。青木の離脱から始まった連敗。前半戦最終戦を迎える。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(大下)−巨人(山口俊)14回戦 神宮 18:00
 ・大下プロ初先発
 ・2年続けて7月勝ち無しでオールスターを迎えてしまうのか。救世主よ現れてくれ。

東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:55 | 更新情報をチェックする