2018年06月30日

]東京ヤクルト 7-15 阪神

T 630 040 002 15
S 100 000 204 7
●ハフ(1-6)4,山中2,中澤1,風張2−中村,井野
山田哲17号A(マテオ)畠山4号C(伊藤和)

▼データ
 ・山田哲:通算150号本塁打(史上168人目)
ヤクルトの山田哲が150本塁打=プロ野球
 ヤクルトの山田哲人内野手は30日、阪神8回戦(神宮)の七回にマテオから今季17号2ランを放ち、通算150本塁打を達成した。プロ野球168人目。初本塁打は2012年8月10日の巨人12回戦(東京ド)の五回に内海から。[ 6/30(土) 20:07配信 時事通信 ]


◆ポイント
 ・1回表0死一塁熊谷投犠(一塁ベースカバー山田後逸)
 ・1回裏0死二塁青木死球(岩貞危険球退場)
 ・2回裏1死一塁ハフ投飛(犠打失敗)

5回終わって1-13のワンサイドゲーム。でも終わってみれば7-15。
山田哲人の通算150本塁打と,畠の満塁本塁打。2本の花火をこの一方的な試合を最後の最後まで観ていたファンに届けてくれた。

打たれ出すと止まらないハフ。今日は自制も効かなかった。
0死一塁で熊谷は犠打。ハフが捕って一塁ベースカバーの山田へ。しかし山田がまさかの後逸。17:00開始の薄暮ゲーム。西日と日本青年館が重なりあの時間一番見えにくいのだろう。1死二塁のはずが0死一三塁。このプレーで完全に冷静さを失った。それでも今のヤクルト打線を考えれば多少の失点ならばどうにかなる。福留糸井の連続タイムリーまでは許容範囲。
1死満塁北條のレフトへの飛球。これもバレがもう少しで追いつけた打球。慣れない時間帯というのも否めないか。走者一掃でさらに3点。北條を三塁に置いて梅野のライトへの飛球。これは坂口がアウトを取ることを選択。山田のプレーがなければこれで3アウトでもあった。

初回6失点。確かに痛いことは痛いが,その裏先頭西浦がいきなり二塁打と今日も乱打戦上等と意気込んだ直後だった・・・
ヤクルトの青木が頭部死球で交代=プロ野球
 ヤクルトの青木宣親外野手が30日の阪神8回戦(神宮)の一回、頭部に死球を受けて途中交代した。小川監督は「側頭部の打撲という報告を受けている。米国でも脳振とうになっているので、あすの状態を見ないと分からない」と説明した。[ 6/30(土) 22:22配信 時事通信 ]

一昨年山田に当てた岩貞が今年は青木に。しかも頭部。危険球退場は当然( *`ω´)。緊急登板才木は山田にストライク入らず0死満塁。しかしそこからバレのサードゴロ間の1点のみ。
2回表ハフが立ち直るどころか先頭からの3連打でさらに3失点。これで白けて2回裏回ってきた打席はそのまま立たせ,いわば騙し投げという策を取った。

明日は寺島ということもあり,中継ぎ陣を使いたくないという事情は十二分に酌める。止む無しな策だったと思う。

ハフが4回まで投げ,5回から山中さん。しかしその山中さんも4失点で完全に一方的な展開。正直なんの見どころもなく,ただ不快感だけが残る試合になるかと思ったが,そんな沈んだ気分を少しでも紛らわせてくれた山田と畠にありがとう。

6月終えての順位表
チーム試合勝利敗北勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
1広島7140301.571-3513158140.2614.178
2ヤクルト7034351.4935.53143386537.2574.352
3阪神7033361.4781.02632894042.2423.678
4DeNA7032362.4710.52652898246.2483.723
5巨人7233381.4650.53222936636.2633.912
6中日7332401.4441.52863414737.2594.479

2016年8月以来の月間15勝(8敗)。最下位から2位に駆け上がった。モチベーションを保ったまま7月を迎える。どんな夏になる2018。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(寺島)ー阪神(小野)9回戦 神宮 17:00
 ・今日勝利投手の才木も高卒2年目。京山,高橋昴,藤嶋,今井。他球団では続々プロ初勝利を挙げている。寺島も続かないと!
 ・日曜日5連勝中
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:33 | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

]東京ヤクルト 10-9 阪神

T 023 102 001 9
S 101 141 20x 10
山田大3,大下2,原1,○中尾(6-2)1,H近藤1,S石山(13)1−中村
坂口2号@(秋山)

▼データ
 ・5連勝
 ・4月17日以来勝率.500

◆ポイント
 ・3回裏0死青木右3(薄暮糸井打球見失う)1死三塁バレンティン三ゴ
 ・5回表P大下植田三邪福留糸井連続三振
 ・7回裏0死川端四球代走藤井→1死二塁代打荒木三野選(藤井疑惑の走塁)
 ・7回裏1死一三塁一走荒木二盗(サイレント)
 ・9回表7バレンティン→田代

5月25日に最大借金11まで膨れ上がった借金を完済。首位広島が敗れ5.5差。

初回幸先良くコンパクティンで先制も,先発山田大が踏ん張れず。2回表に俊介,3回表に陽川にいずれもランナー置いての被弾で1-5。阪神先発は苦手の秋山。正直今日は厳しいかと思わなくは無かったのだが・・・

終わってみれば1点差の勝利だっただけに,何気ないこの1点が大きかったというのが3回裏。先頭青木がライトへの平凡な飛球。しかしこれをライト糸井が完全に見失う。グラブには当てたが捕球出来ず青木は一気に三塁へ。1死後バレのサードゴロ間に青木が生還。前進守備を敷くような場面でもなく,阪神としても走者還してもアウトカウント増やせばOK。当然そういう状況だった。

山田大を3回で諦め4回から神宮初登板の大下。原口への被弾はプロの洗礼か。初球の入り方含めいい勉強になった。しかしすぐさま坂口がソロで取り返してくれ,2イニング目は上位打線を三者凡退でリズムを作った。特にスワローズが苦手としている福留糸井を連続三振。神宮球場の空気を変えた。そこからの集中攻撃。

先頭西浦こそ倒れたが,青木から山田哲,バレンティン,雄平,坂口,川端と単打×6で3点あった差をひっくり返した。これで大下にプロ初勝利の権利が転がり込む。

6回表は3連投原樹理。こちらも先頭陽川はなんでもないサードゴロ・・のはずが川端が慎重に処理しすぎて一塁悪送球。そこからリプレイ検証などあって2死二三塁から代打伊藤隼に三塁遊撃左翼のトライアングルゾーンに運ばれ再びリードを許し,大下の勝ちも消えた。

しかしすぐさま追いつくヤクルト打線の集中力。6回裏四球の走者2人を置いて雄平がタイムリーで追いつく。

7回表中尾がこれまた植田福留糸井の打順を三者凡退でリズムを作りラッキー7。すっきりしない形での勝ち越しとはなったが,ベンチはしっかりと手を打っていた。代走藤井+中村犠打+代打荒木盗塁。

1死二塁で代打荒木のサードへのゴロ。三塁手・北條が三塁へ進もうとした二走・藤井にタッチを試みたように見えた。藤井は北條を避けるように走路から大きく反れ、倒れ込みながら三塁ベースに進み判定はセーフ。
野球規則の「走者が、野手の触球を避けて、走者のベースパス(走路)から3フィート以上離れてしまった場合」に該当するかと思ったが,判定は「金本監督よりラインアウトで、アウトではないかという抗議がありましたが、北條選手にタグ行為がなかったので。インプレーとしてゲームを続行、再開します」とのこと。野球規則の「ただし、走者が打球を処理している野手を妨げないための行為であれば、これの限りではない」という項に該当するという。

そんなこんなのやり取りがあっての試合再開。一走荒木がサイレントで二塁に盗塁。バッテリーも完全無警戒だった中で,冷静だったヤクルト首脳陣。1死一三塁だった状況がいつの間にか二三塁となって,この打席まで4打数0安打だった西浦がセンター前。1人のはずが2人還ってきた。

8回裏1死一二塁で藤井が走者を進める打撃が出来ていればもう少し展開は変わったかもしれないが,最後は石山。2点リードで1点返されてもチームを勝利に導く守護神の役目。
最後はバレンティンに代わって守備固めに就いた田代の所に打球が飛ぶという。投手継投含め要所要所に采配が活きていた。これは決して不思議の勝ちというわけではないと思う。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ハフ)−阪神(岩貞)8回戦 神宮 17:00
 ・薄暮ゲーム
 ・昨日の今日で外野守備もポイントになりそう
 ・貯金チャレンジ
 ・2012年9月以来の月間16勝チャレンジ
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:50 | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

]東京ヤクルト 9x-6 中日

D 011 000 031 6
S 002 000 025x9
石川5,H山中1,H中尾1,近藤2/3,中澤2/3,○原(1-5)2/3−中村
バレンティン18号A(祖父江)山田哲16号B(田島)

▼データ
 ・4連勝
 ・今季4試合目サヨナラ勝ち
 ・4月6-8日巨人戦(神宮)6月1-3日楽天戦(楽天生命パーク)以来今季3度目同一カード3連勝
 ・原樹理:2017年9月13日中日戦(神宮)以来今季初勝利,プロ通算6勝目

◆ポイント
 ・8回表2死三塁代打高橋中2
 ・9回表1死三塁(前進守備)工藤右安
 ・9回表1死一塁P中澤→原ビシエド投併
 ・9回裏0死一二塁代打上田死球

正直2度今日は厳しいなぁと思った。

2−2同点の8回表。近藤を投入し平田のタイムリーで2点勝ち越されたが,その2点で踏ん張ればもう1チャンスあるという2死三塁で代打高橋周平にセンターオーバータイムリーを打たれた瞬間。
バレの2ランで1点差に追いあげた9回表。中澤がイニングを跨いだが,先頭大島に二塁打を打たれ,犠打で三塁に進まれ,工藤を迎え前進守備を敷くも,通常の守備位置ならばセカンドハーフフライの当たりが完全に裏目となるタイムリーで再び2点差とされた瞬間。

サッカー日本代表戦に備えこれをもって帰路にという人だって少なくなかったはず。それでも諦めなかったスワローズ!!

というか勝利を呼びこんだ原樹理のピッチング。9回表1死一塁でマウンドに上がり,ビシエドのバットをへし折っての併殺のシーン。自信のない原ならセカンド悪送球だってあったはず。強気のシュート。






何かを予感していたわけではないが,今日はこれを叫び続けたのは決して偶然ではあるまい。

2点差となって守護神田島がマウンドへ。
先頭は42坂口。3−2フルカウントから見極め四球で出塁。中村の代打41雄平が初球を引っ張ってライト前。併殺という最悪な結果だってあったはずなのに振りぬく。これが代打の極意か。84年生まれの42と41が塁に出て原の代打に上田。
ピンチバンターの役割を求められた上田。失敗すれば批難轟轟の場面。しかし結果は想定外の死球で0死満塁。もう点差なんてあってないようなものとなった。

3回2死無走者から3者連続二塁打の「西青山」コンビに回るという巡り。

まずは”西”。0死満塁は最初の打者が運命を左右するのが野球の7不思議。ましてヤクルトの満塁。それを振りぬいた西浦。レフトには守備固めで工藤が入っていたにも関わらず,河田コーチの腕はグルグル回っていた。二走雄平もホームに還り同点!!

こうなればもうハッキリ言って負ける気はしなかった。”青”はセンターフライに倒れ1死一二塁で”山”の打席。工藤がバックして捕れるかなぁと思われた打球はそのままスタンドへ吸い込まれた。
山田哲、初のサヨナラ弾=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの山田哲が初のサヨナラ本塁打を放った。九回1死一、二塁。田島の直球を振り抜き、滞空時間の長いアーチを左中間スタンドへ。「人生で一番気持ち良かった。野球をやっていてよかった」と声を弾ませた。
 2点を追う九回に5点を奪う痛快な勝利。四死球も絡めて好機をつくり、西浦が同点の2点適時打。一丸となってつかんだ勝利に、小川監督は「本当にすごいの一言。こういうのはなかなかない」と驚きを隠さなかった。
[ 6/28(木) 22:49配信 時事通信 ]

サヨナラ押し出しはあったが,いわゆるサヨナラ打は初めて。それが試合開始3時間33分でのサヨナラホームラン。
「本当にすごいのひと言。ひとごとのようだけどね。みんなの気持ちが乗り移ったんでしょう」という監督談話もあながち冗談ではあるまい。自分自身も窓全開の部屋で大声をあげてしまった。。

そして山田の口から「人生で一番気持ち良かった。野球をやっていてよかった」
というコメントが飛び出したこと。
昨年は「緊張感のある試合が2、3試合しかなかった」と言っていた山田の口から「優勝」という2文字まで飛び出した。試合前インタビューでは西浦も同じ言葉を口にしていた。

春先いや5月までは誰も口に出来なった言葉が出てくるようになった。このチームは完全に生まれ変わった。それを確信できた。さぁ今年は熱い夏と実りの秋を目指そうぜ!!



■NEXT GAME
 東京ヤクルト(山田大)−阪神(秋山)7回戦 神宮 18:00
 ・猛虎今季神宮初襲来
 ・神宮ではGW広島戦から6カード連続勝ち越し中
 ・勝率.500チャレンジ
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:08 | 更新情報をチェックする

2018年06月27日

]東京ヤクルト 7-2 中日

D 000 001 100 2
S 202 030 00x 7
○カラシティー(5-0)6,中澤1/3,原12/3,中尾1−中村
青木6号A(藤嶋)

▼データ
 ・3連勝
 ・2位浮上
 ・カラシティー:来日初安打,開幕5連勝(外国人としては球団史上初)

◆ポイント
 ・3回裏0死無走者カラシティー中安
 ・5回裏0死無走者カラシティー左安
 ・6回表0死満塁京田遊ゴ(西浦好捕)
 ・8回表0死一三塁高橋三振,京田二併

序盤から優位に進め快勝。巨人が敗れて単独2位浮上。

高卒2年目藤嶋に青木がプロの洗礼を浴びせた。
ヤクルトの青木、序盤に4打点=攻撃的2番で躍動−プロ野球
 ヤクルトの2番青木が絶好調だ。序盤に2ランと2点二塁打。チームに流れを引き寄せた。
 まずは一回。先頭西浦が二塁打で出た直後、藤嶋の直球をためらいなく振り抜き、右翼スタンドへ2日連続の先制アーチを放り込んだ。「積極的に打ちにいった結果、いい角度で上がってくれた」
 続く三回は無死二、三塁の絶好機で左中間を破って追加点をたたき出し、「一気に攻めるチャンスだったし、逆らわずにうまく打てた」と自賛した。
 青木が2番に入ることで犠打を使わずとも走者を進められ、得点につなげることができている。小川監督は「今の状態ならバントをする必要はない」と評価。青木自身も「日本風の2番だと思っていない。打席が回ってきたらそこで打ってつなげていく意識でいる」と話す。
 五回の第3打席でも一塁手の頭上を越える二塁打で好機を広げ、2日連続で猛打賞を記録。青木に触発されたように打線がつながり、この回3点を挙げた。攻撃的2番が攻撃を活性化させている。[ 6/27(水) 20:25配信 時事通信 ]

1回裏。西浦が日曜日の巨人戦最終打席から7打席,5打数連続安打となる二塁打で出塁し,青木がまるで昨日のリプレイを見るかのようなライトへの放物線で2点先制。

3回裏はカラシティーの来日初安打&西浦の8打席,6打数連続安打で0死二三塁から左中間を真っ二つに破る二塁打。これで完全に優位にたった。

さらに5回裏。「今日ご飯食べてる時にブキャナンに2本(ヒット)自慢されたので、僕も2本打ちました!」というカラシティーのマルチ安打から1死満塁を築き,6月17日日本ハム戦(札幌ド)以来となるコンパクティン(=タイムリー)。代わった佐藤から坂口も続いて前半終えて7-0。

焦点はいかに勝ちパターンを温存して勝利できるかになった感も。
しかし毎回走者を背負いながらもなんとか0に抑えていたシティーさんが6イニング目でつかまった。ビシエド平田の連打と高橋周平の四球で0死満塁。ここで足のある京田。
ショート西浦に好捕が生まれたわけだが,守備位置もデータに基づいたものだったのか。センター方向を詰める位置に守っていて,かつ好捕。そして慌てずセカンドで一つアウトを奪う冷静な判断。抜けていれば2点取られて尚0死一三塁という状況になりかねなかった。そこを1点は失ったが1死一三塁に止め,続く大野奨を4−6−3。絶対絶命のピンチを最少失点で乗り切った。

6回92球を投げその裏に打席が回ってきたところで交代。
7回は左が続くところで中澤。1死三塁亀沢に代打福田が告げられたところで原にスイッチ。犠飛で1点こそ失うもランナー無くなり,イニング跨いで8回表もマウンドへ。
ビシエドの三塁打と平田の四球で0死一三塁のピンチを招き田畑Cマウンドへ。でも代えなかった。そしてその意気に応えた樹理。周平を三振に仕留め京田を4−6−3。ピッチャーを使わずに済んだ。カラシティーと入れ替わったポジションがはまりつつある。

来日1年目のシティーさんと1年先輩ナンさまのやりとり。ロマンバーネットにはあってオンドルセクに無かった先輩投手のコミュニケーション。一度途切れたそれが,ナン様でまた復活したのも嬉しい。
そして試合後シティーさんに笑顔で労った小川さんの表情もまた印象的。春先悩める日々にも声をかけていた小川さん。じゃあこれを真中前監督は出来たかという疑問は否めないので。




■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)−中日(笠原)11回戦 神宮 18:00
 ・ナゴヤドームのお返しを神宮でしたいところ
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:31 | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

]東京ヤクルト 9-1 中日

D 000 000 001 1
S 003 103 02x 9
○ブキャナン(6-4)9−中村
青木5号B(小笠原)西浦6号B(小笠原)山田哲15号A(木下雄)

▼データ
 ・宮本:プロ初出場
 ・3位浮上

◆ポイント
 ・3回裏0死ブキャナン二安(全力疾走)
 ・4回裏0死一塁中村投犠→1死二塁ブキャナン左2
 ・6回裏2死山田左安

1番西浦2番青木3番山田哲。3本の本塁打で苦手中日に快勝!!!3位浮上!

ナンさまの投打にわたる活躍というか,一塁への全力疾走に尽きるのかなぁと。
3回裏先頭打者として打席へ。セカンドへの叩き付けた打球も必死の形相の全力疾走で一塁セーフ。その気持ちに応えるべく,西浦がつないで一二塁とし,青木がナン様を歩いてホームに還す最高のバッティングで先制点。

さらに4回裏も先頭坂口が出塁し,ベンチは中村に犠打を指令。1死二塁でナンさまに回した。これには最低でも2死二塁で西浦に回そうという意図もあったのかもしれないが,この好機にナンさま自らタイムリ―。セカンドへのスライディングなんてもう野手そのものだった。
西浦が四球を選び1死一二塁で青木のヒット。三塁河田コーチが制止も,接触があったということでアウト宣告。それほどまでに今日は足で魅せてくれた。

本業ピッチングの方は危なかったのは立ち上がりくらい。先頭大島にヒットを打たれ,京田に送られ,ワイルドピッチで三塁まで進まれたが,そこからアルモンテ・ビシエドを連続内野ゴロでホームを踏ませなかった。

2回以降は許した走者は高橋周平の単打2本とビシエドへの死球。点差もあり,ブルペンは完全休業状態。週の頭火曜日に先発投手が完投してくれることの有難さ。交流戦期間中5日でフル回転してくれただけに,久々の中6日で体調も上々だったか。完封は守備固め田代に阻まれてしまった感もあるが,121球完投勝利。オールスターまであと2回の登板機会が予想され,オールスター後はどこにナンさまを配置するか。田畑コーチのお考えや如何に。

新1番西浦は3打数3安打1本塁打2四球と出塁率10割。2番青木も猛打賞。
そして3番山田にようやく出たリーグ戦再開後初安打は6回裏2死無走者からの単打。野手にとってヒット以上の薬は無いのか。次の打席でセンターバックスクリーンへ一発。状態はイマイチながら試合に出て結果を残す。やはり一流プレーヤー。

川端はマルチ。グッチは猛打賞。バレと畠が蚊帳の外。神宮球場に「代打宮本」&「サード宮本」のコールというのもどこか感慨深いものがあった。

昨年は同じ神宮の中日戦であの10点差を追いつきサヨナラ勝ちした試合がチーム31勝目だった。それが7月26日の出来事。ちょうど1ヵ月早くその「31勝目」に到達した。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(カラシティー)−中日(藤嶋)10回戦 神宮 18:00
 ・高卒2年目藤嶋プロ初”予告”先発
 ・プロの洗礼はもう勘弁
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:30 | 更新情報をチェックする

2018年06月24日

]東京ヤクルト 1-11 阪神(ファームイ・ウ交流戦)

S 000 001 000 1
T 202 502 00x 11
●高橋31/3,屋宜1/3,ジュリアス1/3,梅野1,久古2,星1−中村

昨日とは真逆。一軍は快心の勝利も二軍は惨敗。。新潟三条遠征は1勝1敗のイーブンで終了。

試合は特に見どころなし。昨日取り上げられなかったコーチ選手を中心に写真を。

高津監督。すでに立ち居振る舞いには監督の貫禄が。ただ一軍監督となると敷かれたはずのレールから逸れた感。宮本ヘッドとの序列関係や如何に。
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三木チーフコーチ。昨年の腹心も責任は負わず,ファームチーフの肩書を与えられた三木コーチ。それだけの人財。必ずや一軍に戻ってくる器。
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松元ユウイチコーチ。3年目。こちらもすっかりコーチ業が板についてきた感。18歳から様々な指導を受けてきた松元ユウイチなりの指導法で,これから多くの選手を一軍に送りだして欲しいです!
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森岡コーチ。一軍の補佐から二軍内野守備走塁コーチに配置転換された初年度。ノッカーとしてももちろん,試合後は村上の守備,主にグラブの位置を熱心に指導する姿がありました。
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スタメン
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G山崎H武内E廣岡D村上B大村C奥村D宮本A古賀F比屋根@高橋

先発の高橋。小川監督も焦らせない方針。まずはファームでローテーションを守ってほしいと大事に育てられる高橋。足を高く上げるフォームは完全に無くなった。今日はマウンドと合わなかったか?!4回途中7失点KO。。
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ジュリアス。打者5人と対し被安打2の与四球2。投げられるようになった次の段階を目指す段階。背中の重い番号を早く軽くしたいところ・・
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梅野。1回を打者3人で。しばらく放牧状態が続いたようだが,実戦復帰。各球団高卒2年目が続々出てきているだけに,一軍で結果を残してほしいもの。
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久古。あのころの左殺しは何処へ。ファームでもなかなか結果がついてこないのは厳しい印象。
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星。問題無いでしょう。オールスター前後に一軍行けるのでは?!とりあえず今年は術明けということもあって先発封印で短いイニング全力であれば戦力にもなってくれそう。
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古賀優大。鹿児島でハフを好リード後にファーム合流。自分より年上の投手陣をリードし実戦で学ぶ日々。未来の燕の要。
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大村。一塁に外野に。捕手としてはほとんど出番なし。
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山川。今日はマスクを被るも,練習はグラブで。昨日はカツノリコーチのマンツーマン指導もありましたが,古賀松本とは送球の質が違うなぁというのは感じざるを得ないかなぁ。
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奥村。ピンチに声かけのキャプテンシー。ファンへの対応。ほんと神です。
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渡邉。廣岡と同期4年目。昨年レギュラーを掴んだように感じたが,今季は選手充足で出番が限られてきてしまっている。
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鵜久森。今日は出番なし。右の代打で畠が結果を残している中で,鵜久森が再び戦力となる日は訪れるか。
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今日の村上は3打数1安打。サードの守備就けるようになるのも時間の問題では!?
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最終スコア
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キー太。かわいいの一言。異論は認めない。
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ロサリオ&藤本コーチ
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鳴り物入りで阪神入団も,結果残せず二軍落ち。それでもこうしてファームの遠征に帯同し,地方の小学生に熱心に野球教室で指導する一面も。在阪マスコミに馴染まないだけで,他球団に行けばきっと金額に見合うだけの結果を残せるような気がするんですけど・・・
アルメンゴなんかよりよっぽど好感ありますから。冗談抜きにして。

戦利品DSC04021.JPG
 ・直筆サイン(83赤堀コーチ・32松本・57古賀)
 ・アルビレックスBCステッカー(アンケートの景品)
 ・チケット
新潟 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:57 | 更新情報をチェックする

]東京ヤクルト 3-2 巨人

S 000 000 300 3
G 000 000 002 2
○小川(4-2)6,H中尾1,H近藤1,S石山(12)1−中村

▼データ
 ・東京ドーム2017年9月9日以来今季初勝利
 ・ビジター13勝目(昨年比87%到達)
 ・TOKYOシリーズ4勝2敗勝ち越し
 ・4位浮上

◆ポイント
 ・1番E西浦
 ・坂本欠場
 ・7回表1死一塁坂口遊安(併殺コース,一走畠山→代走藤井)
 ・7回表2死満塁西浦左2

先発が抑え,終盤3イニングは中尾近藤石山で締める。交流戦の”型”でリーグ戦再開後初勝利。

菅野,山口俊と較べれば力が劣るはずの今村からも点が取れない打線。
チャンスは二度あった。いや二度しかなかった。
まずは4回表。1死から山田が四球。捕逸で二塁に進み,川端はレフト前。確かに小林のミットは山田にタッチしていた。でもボールは左手にあった。こういう場合って…ゴニョゴニョ。。

次は7回表。1死から畠,グッチ,悠平の3連打で1死満塁。ここで今村から澤村にスイッチ。小川に打席が回り畠なき代打の切り札荒木の起用。カウント3−2からのストレートを見逃すも判定はストライク。荒木は不服な表情。2死となり今日1番に起用された西浦に打順が回る。山田でなく西浦。その西浦が2−2から左中間を破る値千金の走者一掃二塁打。
「小川さんが頑張っていたし、何としても1点が欲しかったので、本当に打てて良かった」小川の祈るような気持ちも打球に乗り移ったか。
山田の状態もあっての起用がずばり当たった首脳陣の采配にもアッパレ!

このリードを守るべく終盤3イニング。
まずは中尾。長野,吉川尚,代打和田恋を三者凡退。
次は近藤。先頭宇佐美に四球。続く陽をサードゴロに打ち取るもセカンドゴロ悪送球で0死一二塁。ここ2試合被弾を浴びていた近藤に若干の不安を抱いたが・・。田中俊をレフトフライ。この回から守備固めに入っていた田代のところに飛んだ。ここからは近藤の真骨頂。マギーを3球三振。岡本も1−2から追い込んでからスライダーで連続三振。

守護神石山につないだ。その石山。連続無失点記録は途切れたが,3点リードの展開であれば2点までは与えてもOKというのがストッパーの極意。下手なプレッシャーから解放されたということで。

小川は4試合連続で6回3失点以下に抑える安定した投球。「絶対に負けられない試合で、相手に先制点を与えず粘れたのがよかった」と,これで日曜日チーム5連勝をもたれしてくれた。萌〜!!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−中日()9回戦 神宮 18:00
 ・1勝6敗1分と苦手の中日戦
 ・中日からの刺客アルメンゴの解雇で状況は変わるのか
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:04 | 更新情報をチェックする

2018年06月23日

]東京ヤクルト 9-5 阪神(ファームイ・ウ交流戦)

S 002 052 000 9
T 100 100 030 5
○村中6,屋宜1,松岡1,山本1−古賀,松本
武内A村上B山崎A

新潟県三条市では2011年,2012年と2年続けて主催試合が行われて以来,6年ぶりとなるファーム戦は阪神とのイースタン・ウエスタン交流戦。
ちなみに2011年のスタメンを振り返ると
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G雄平D上田C荒木A中村E山田と現在のスワローズの一軍に欠かせないメンバーがずらりと名を連ねておりました。その意味でも将来のスワローズを背負うであろう面々が再び新潟の地に燕征してきてくれました。
今年神宮で見た選手,昨年まで神宮で見ていたコーチ。そして初めてみる新人選手。いろんな選手を一堂に観ることが出来ました。


まずはファームを率いるのはスワローズ高津監督とタイガース矢野監督
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首脳陣。BCLアルビレックス新潟の監督経験もある赤堀投手コーチDSC03305.JPG

ますます父克也さんと母沙知代さんに似てきた感のある野村克則コーチ。打撃投手を務め,捕手陣とのコミュニケーションも欠かしませんでした。
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相変わらず凛々しい福地コーチ。三塁ベースフェンス越しにはギャルが多数そのお姿を拝んでおりました。
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お相手タイガースの三塁ベースコーチは今年も藤本敦士コーチ。
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スタメン
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G山崎H武内E廣岡D村上B大松F鵜久森C宮本A古賀D奥村@村中

試合は
武内
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山崎
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村上
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3本の本塁打で阪神を圧倒。同時に行われていた東京ドームに少しばかり点を分けてあげたいくらいでした( *`ω´)

中でも度肝を抜いた18歳村上宗隆のライトへの完璧な放物線。これで今月6本目となり早くも10桁の大台に。チームの高卒新人での10桁本塁打は廣岡以来で,その前が畠山。その畠山も年間11本だったということで,どこまで伸びるのか。
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試合前はこんなにあどけない表情をしているのに,バットを持ったら豹変する。一番年下ということでバスの荷物出しから始まり,ランニングの声出しはつねに先頭。一番最初にトス打撃を行い,あとはサードの守備に就いてノックを受ける。試合でも先輩たちを迎え,帰りのバスの扉を閉めるのも仕事のうち。山田哲人もこの道を通った。数年後きっと大きな選手になっている。間違いない。

先発は村中。
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例の札幌事件から一週間。最初の登板はファームで久々の先発登板。6回を2失点でまとめるQSクリア。立ち上がりこそ久々感から不安定だったが,そこからミルミルかつての自分を思い出すかのように立て直してきた。もしかしたら決意の先発直訴があったのかもしれない。今後の起用法を見守りたい。

2番手は屋宜さん。
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そこから松岡−山本という”べてらん”リレー。本来なら遠征なんて免除されてもいいはずなのにこうして投げる姿。突然と浪漫飛行は脳内でリピートします♪
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ただ松岡はなぜかファームにいるロサリオ
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に一発を浴びるなど1回を3失点。一軍抹消理由は疲労もあるはずなのでちょっと心配です。。

今季未だ一軍からお声のかからないべてらん組。。
比屋根
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大松
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1日も早い一軍復帰が待たれます。星知弥。
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松本は甘いマスクですねー。
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同じくルーキー宮本。
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開幕ショートスタメンの廣岡。一軍からどんな課題を課され今取り組んでいるのでしょうかね。
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試合の方は8−5でとだほー。ただし最終スコアを撮るのを怠るという痛恨のミスを犯してしまいました。
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これで一軍5戦5勝。二軍1戦1勝。今季観戦試合不敗神話はまだ続きますーー!

キー太くん。甲子園球場のデーゲームと同時多発したとかしないとか。
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■NEXT GAME
 阪神−東京ヤクルト 新潟三条 12:30
 ・明日も同球場で試合が。
 ・帯同メンバーからしてヘイアン高橋さらに梅野あたりの登板が予想されるかと思います。
新潟 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:20 | 更新情報をチェックする

]東京ヤクルト 1-7 巨人

S 000 000 100 1
G 100 132 00x 7
●ハフ(1-5)5,風張1,大下2−中村,井野
バレンティン17号@(山口俊)

▼データ
 ・東京ドーム7連敗(オープン戦,練習試合含めると10連敗)
 ・大下:プロ初登板

◆ポイント
 ・5回裏1死無走者山口俊左安
 ・5回裏2死二三塁マギー左本

勝率.500まであと1つまで行ったと思いきやあっという間に借金5で最下位タイ転落。

試合時間2時間23分。見どころはバレのホームランと大下のプロ初登板のみという実にドームらしい試合展開だったようで。解説も水野だったようですし,見返す必要も無いのかなぁというのが率直な感想。

山口俊はハッキリ言って現状巨人でNo.1の安定感でしょう。初回の1点,3回の1点これでお手上げだった感。山口俊にヒットを打たれ,2死からマギーに本塁打。これで完全に白けた感。

となると今日のハフで昨日の菅野と対戦していたら果たしてどうだっただろうか?!と考えてしまうところ。昨日の見通しが今日そして明後日,さらにはシーズンに響かなければよいが。。

試合の大勢が決したところでプロ初登板大下。いきなり陽マギーを連続三振から始まり,2イニング打者6人21球パーフェクトピッチ。
大下、上々の初登板=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの新人、大下がプロ初登板。七回から登板すると、最も自信があると話すスライダーを軸に先頭の陽岱鋼、マギーを続けて三振に仕留めた。「(2軍から)上がってきたばかりなので自分ができることをやろうと思った」。その後も危なげない投球で2回を無失点。小川監督は「思ったより落ち着いて投げていた」と評価した。
 亜大から社会人を経て、ドラフト2位で入団。大学の同期にはDeNAの山崎や広島の薮田がいる。「こういう投球を続けて1軍で生き残れるようにしたい」と意気込んだ。[ 6/23(土) 18:08配信 時事通信 ]

この内容なら首脳陣も次もという気になるはず。今季は風張中尾もこういうポジションから結果を残し,今の位置にいる。大いに期待したいものです。

一軍はあっさり目で。ファームレポを充実させます。

■NEXT GAME
 巨人(今村)−東京ヤクルト(小川)11回戦 東京ドーム 14:00
 ・東京ドームで直近に勝ったのは2017年9月9日。その時の勝利投手が小川。
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:43 | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

]東京ヤクルト 5-8 巨人

S 000 200 030 5
G 303 000 02x 8
●山田大(0-1)22/3,山中21/3,原1,風張1,近藤1−中村
西浦5号A(菅野)畠山3号B(マシソン)

▼データ
 ・東京ドーム6連敗(オープン戦,練習試合含めると9連敗)


◆ポイント
 ・1回表1死満塁雄平一ゴ坂口二ゴ
 ・1回裏2死一二塁長野左2

菅野対山田大という予告先発。順番からすればハフだったが,そこを敢えて順番を入れ替えた。言い方悪いが3連戦トータルで考えれば,菅野に良い投手を当てるより,他で2つ勝つ。この前の3連戦ブキャナンを見殺しにした苦い経験も踏まえて。そんな思惑を感じずにはいられなかった。

結果的に今日の菅野は本来の調子では無かった。そして菅野をオールスターまで4試合登板させるために,次の登板間隔を詰めることが予定されており,そこまでの球数は放らせてこないという見込みが高かった。

それもあってか,今日は前回のような早打ちは無かった。初回32球。2回52球。3回71球。4回91球。5回103球。6回125球。とにかくチーム打撃で球数を投げさせた。
2回表2死二塁山田,3回表2死三塁雄平,6回表2死一三塁代打荒木。それでもいずれも要所で三振を奪うのは流石だった。

順調ならばオールスター前最後の試合。神宮でもう一度対戦がある。今日の攻撃は次への伏線と捉えて。

菅野に対する当て馬となった移籍後初登板山田大。2回2/36失点(自責5)で負け投手。
山田大、制球定まらず=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの山田大は今季初登板で三回途中KO。制球に苦しみ、巨人打線につかまった。「交流戦明けの最初の大切なゲームに投げさせてもらったのに、こんな結果で申し訳ない」と下を向いた。
 今年、ソフトバンクから加入し、満を持しての登板だったが、いい結果を残せなかった。小川監督は「全く制球ができていなかった」と苦い表情だった。[ 6/22(金) 22:24配信 時事通信 ]

立ち上がり坂本にストライク入らず。陽にも3−2。連続四球か三振併殺かという微妙な一球。1死二塁からマギーにタイムリーで先制。さらに2死一二塁から長野にタイムリー。バレももう少し左に寄って居れば捕れたかも知れないが・・・

2回裏は下位打線を抑えたが,3回裏も先頭マギー二塁打からの集中打に失策も絡んで3回で6点差。試合前の目論見に相応しい展開かと思われたが・・

粘ったスワローズ打線。西浦と畠のホームランで5点を奪い1点差にまで迫ったが・・・

8回裏はどうだろう風張が続投するつもりだったろう。近藤も心の準備をする時間はそこまで無かったはず。究極結果論だと坂本は申告敬遠で良かったということになるが・・

それでも菅野から勝ちパターンの澤村マシソンカミネロを投げさせた。
すべては明日明後日を取って勝ち越すため。シーズンを見据えた采配の答えは今日は出ない。

■NEXT GAME
 巨人(山口俊)−東京ヤクルト(ハフ)10回戦 東京ドーム 14:00
 ・鹿児島で投げ合った二人
 ・菅野の登板翌日の土曜日は巨人打線が沈黙することはよーく知ってますからね( *`ω´)
 ・わたくしはその時間ファーム交流試合阪神vsヤクルトを観戦しております。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:54 | 更新情報をチェックする

2018年06月20日

米国出身のウルキデス投手と契約合意=プロ野球・ヤクルト

 ヤクルトは20日、米国出身でメキシカンリーグでプレーしていたジェイソン・ウルキデス投手(35)=183センチ、80キロ、右投げ右打ち=と契約合意したと発表した。今季終了までの契約で、年俸は15万ドル(約1650万円)プラス出来高払い。背番号は61。中継ぎとして起用される見込み。
 中日から今季加入したジョーダン・アルメンゴ投手(31)との契約を解除し、ウエーバー公示とすることも発表された。(金額は推定)。[ 6/20(水) 21:06配信 時事通信 ] 

新外国人を獲得。ウルキデスさん。
奥村政之編成部国際グループ担当部長「去年ぐらいから興味を持っていて、今年の春に見られた。元々はバーネット(現レンジャーズ)から『ハートが強いヤツがいるよ』と言ってもらって調べ始めた。シーズン途中で獲るならと候補に入れていた1人。毎年コンスタントに投げているし、体の状態もいい。日本に来たいという強い希望があったし、タイミングが良かった。投手は何人いてもいい。夏場で疲れが出てくる可能性もあるし、勝ちゲームで7回から9回に入る可能性がある選手をこの時期に獲れたのは追い風」

トニーやロマンが今でもこうして古巣と関わりをもってくれているのがうれしいですね。オンドルセクのような喧嘩別れと対照的…ゴニョゴニョ
ただウルキデスさんに出番が来るときは,ナンさま,ハフさん,シティーさんの誰かを抹消しないとですから,難しいところ。

それと併せてアルメンゴのウェーバー公示。
40.アルメンゴ(2018)
新新外国人でありながら一軍はおろか,ファームでも登板無しのままウェーバー。ある意味史上最凶外国人に名を連ねたのかも…ほんと冗談じゃアルメンゴって感じです( *`ω´)
今後もインスタグラマーとしてのご活躍を期待します(棒
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:06 | 更新情報をチェックする

2018年06月19日

]東京ヤクルト 4-5 福岡ソフトバンク

H 021 000 020 5
S 000 004 000 4
ブキャナン6,H原2/3,H中澤1/3,●近藤(1-3)1,風張1−中村

▼データ
 ・対ソフトバンク戦20勝34敗2分
 ・交流戦通算155勝173敗8分 勝率.473

◆ポイント
 ・2回表1死二三塁川瀬右安(内野前進守備)
 ・5回裏2死一二塁中村投ゴ(武田治療後初球セーフティ)
 ・6回裏1死一二塁代走藤井三盗失
 ・7回表7バレンティン→1原
 ・7回裏1死一塁青木三振(暴言退場)
 ・9回裏2死満塁代打谷内三ゴ(初球見逃し)

交流戦最終戦。いろんな意味で攻めに攻めまくった試合だった。首脳陣も選手も。
でも最後1点及ばなかった。近藤が逆転弾を浴びて負け投手となったがそれを責める人は誰もいない。近藤中尾石山のお蔭で交流戦勝ったのだから。

ポイント6個挙げてみた。

まずは2回表。これはたらればとなるが2回から前進守備。確かに武田は打球直撃が無ければ攻略難しだったかもしれない。とはいえ結果的に通常の守備位置ならばセカンドゴロでアウト1つ取って2死三塁で高谷武田と下位打線に行けたのではという結果論。

5回裏。これは4回裏2死の川端のピッチャーライナーが武田を直撃したという伏線があってのもの。5回2死から突然崩れて連続四球で一二塁。ここでベンチに戻った武田。治療を終えて再びあと1アウトを取るべくマウンドへ。その初球を中村がセーフティーバント。ピッチャーに捕らせれば送球にも難があると中村は読んだか。でも結果はピッチャーゴロ。アイディアとしては面白かったが,アップアップなら球数投げさせて様子見るというのもあったのではないかという結果論。
でも中村がつないだらつないだでブキャナンに代打を出したかという疑問も。

6回裏。ブキャナンの代打田代気迫のヘッドスライディングから始まった集中打。青木のタイムリーで1点取って尚0死一三塁から川端のセカンドフライを川瀬が落球。二塁で1つアウトを取れたものの,経験の浅い川瀬がホームへ送球しオールセーフとなり2点目。
1死二三塁で雄平に代えて畠山という勝負をかけ,見事期待に応えた畠。逆転打となり代走藤井。坂口四球で一二塁。
モイネロはモーションが大きい。藤井は行けると判断したのだろう。しかしリクエスト判定でも覆らず2死一塁。続く西浦にヒットが出ただけに,これも終わってみればたらればの結果論。

1点勝ち越し終盤へ。7回表レフトの守備に向かったバレンティンだったが,バレを下げ4番に原を入れた。これも終わってみれば早かったのかという結果論。田代も結果をだしたし,最少得点で逃げ切りたかったのが本音だろうか。

そしてアクシデントは7回裏1死一塁。カウント3−2のフルカウントからのハーフスイングを球審に三振と判定され,三塁塁審へのジャッジ要求叶わず,思わず暴言の青木。ベンチを飛び出す小川監督,宮本ヘッド,石井琢コーチ。選手を守り,ともに戦う姿勢は十分に伝わった。でも結果的にバレ・青木というWピースを欠いたことが最終回に響いた。
青木、悔しい退場=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの青木が退場処分を受けた。七回にハーフスイングの判定を取られて空振り三振。球審が塁審に確認しなかったため、暴言を吐いて退場となり、「打者はその一打席に懸けている」と納得がいかない表情。
 八回に逆転され、1点を追う九回は2死満塁を生かせなかった。小川監督は「選手はよく頑張っていたし勝ちたかった。青木の退場が一番痛かった」と話した。[ 6/19(火) 23:05配信 時事通信 ]

9回裏。先頭三輪が3−2から見極め,田代がキッチリ送る。1死二塁サヨナラのランナーとなるだけに山田は申告敬遠せず。しかし無理して勝負せずの四球。1死一二塁で青木に代わって入っていた上田。最低でも走者をそれぞれ進めて欲しかったがポップフライで走者釘づけ。
2死一二塁川端。次はピッチャー。残された野手は井野と谷内。これを天秤にかけられたか?!四球で2死満塁となり代打谷内。

初球2球目とストレートだった。これを見逃し,最後は変化球をサードゴロ。一塁へのヘッドスライディングも全く間に合わず。代打の極意。鵜久森荒木,ファームの松元ユウイチコーチならどうしただろうか。ヒーローになれる千載一遇のチャンスを活かせなかった。。

サッカーW杯日本代表戦が行われる中での交流戦振替試合。
8年前の2010年6月14日神宮球場の日本ハム戦に駆けつけた観客は6,202人だった。同じ振替試合で今日の観衆は17,937と3倍増。これも野球人気復権といえると思う。

■NEXT GAME
 巨人(菅野)−東京ヤクルト(山田大)9回戦 東京ドーム 18:00
 ・リーグ戦再開初戦に菅野&東京ドームという試練
 ・TOKYOシリーズで燕プロユニ

交流戦順位表
試合勝利敗戦引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1位ヤクルト181260.667-7864148.2513.38
2位オリックス181161.6470.578581811.2492.98
3位ロッテ181170.6110.55949717.2782.40
4位ソフトバンク181170.6110.081773010.2353.83
5位日本ハム181080.5561.0104792416.2674.14
6位西武181080.5560.0101882622.2684.59
7位巨人188100.4442.06659209.2483.13
8位DeNA188100.4440.062812013.2414.33
9位中日187110.3891.06788127.2604.95
10位広島187110.3890.077104198.2605.60
11位阪神186111.3530.55977811.2503.70
12位楽天186120.3330.550581314.2423.08


交流戦終了時順位表
チーム勝利敗北引分勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
1広島34281.548-2932836534.2564.221
2DeNA29312.4834.02382517342.2483.675
3巨人30331.4760.52842526030.2663.732
4阪神29321.4750.02042373238.2373.369
4ヤクルト29321.4750.02632885335.2524.202
6中日29351.4531.52612964535.2624.345


交流戦前とのゲーム差を比較すると,中日3.5→-1.5,巨人4.0→0.0,DeNA4.5→0.5,阪神5.5→0.0,広島9.5→4.5。全球団と4.0ゲーム以上縮める独り勝ち。

思い起こせば2015年も借金4の4位,首位と3.0差でリーグ戦再開となった。今年は借金3の4位タイ,首位と4.5差で迎える。状況は似ている。混戦に持ちこめただけでも意義ある交流戦。ここからが本当の勝負!
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:13 | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

]東京ヤクルト 5-1 北海道日本ハム 交流戦勝率1位決定

S 100 002 020 5
F 001 000 000 1
○小川(3-2)6,H中尾2/3,H近藤11/3,石山1−中村

▼データ
 ・交流戦勝率1位(球団史上初)
 ・札幌ドーム2016年5月31日以来の勝利(オープン戦も含む)
 ・完全密閉球場8試合目今季初勝利
 ・対北海道日本ハム戦通算25勝28敗3分

◆ポイント
 ・6回表1死二塁二走畠山→代走藤井,坂口右安
 ・8回表1死一二塁青木右2

祝☆交流戦勝率1位。前年交流戦12位からの1位も史上初。This is ヤクルト!!
ヤクルト、初の勝率1位=パは9年連続勝ち越し―プロ野球交流戦
 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は17日、各地で6試合が行われ、ヤクルトが日本ハムを5―1で破って通算12勝5敗とし、初の勝率1位を決めた。最高勝率の賞金500万円を獲得。オリックスが残り1試合に勝てば12勝となるが、直接対決で勝ち越しているヤクルトが上位。
 パ・リーグは通算55勝47敗とし、6試合を残して9年連続の勝ち越しを決め、今秋のドラフト会議でウエーバー順の指名優先権を得た。2005年から始まった交流戦で、セが勝ち越したのは09年の1度だけ。[ 6/17(日) 18:37配信 時事通信 ]

センターゴロゲッツーから始まった交流戦。雨で50分試合開始が遅れる中の強行から始まった奇跡。ロッテに勝ち越し,楽天には3連勝。それでもパ・リーグ5位6位のチームに勝ち越しただけなんて言われた。スポーツニュースの扱いも全試合最後だった。
ソフトバンクとの交流戦首位攻防初戦。山田バレ青木の3発で本気になったか。中止を挟んで9回裏バレの起死回生の同点弾からのサヨナラ勝利で王者に連勝。オリックスとの初戦に敗れ連勝は7で止まったものの,2戦目3戦目を打ち勝ち4カード連続勝ち越し。
西武にも1勝1敗で迎えた3戦目終盤2イニングでひっくり返して勝ち越し。そして札幌に乗り込み連敗を喫して迎えた3戦目。

交流戦でのヤクルトの戦い方が集約されていた。
山田がスタメンに戻って青木との1・2番コンビが5試合ぶりに復活。
初回。山田は倒れたものの,青木川端の連打で1死一二塁。バレンティンがコンパクトにセンター前で幸先良く先制。

先発小川は毎回ランナーを背負いながらも,5回を最少の1失点でまとめた。

1−1の同点で後半へ。6回表。バレンティン畠の連打で0死二三塁。ここで荒木。仙台では恐怖の9番打者として守備で打撃で活躍。ベンチ,ファースト,レフトと毎試合与えられるポジションが変わる中で今日は6番スタメン。ここで三走バレをホームに還すのに十分のレフトへの大きな飛球。今季チーム14個目,昨年比70%となる犠飛で勝ち越し。
なお1死二塁という場面で二走畠に代走藤井を起用した小川監督。その采配がズバリ。坂口がライト前へ。二走藤井の足で悠々生還。リードは2点となった。

小川が6回まで投げ切り,7回は中尾。0死一塁から昨日決勝打を浴びた横尾との対戦で見事リベンジとなる三振を奪った中尾。2死一塁大田を迎えて近藤にスイッチ。2死一二塁からこちらも2試合連続の近藤vs近藤のマッチアップ。こちらも近藤(ヤ)がリベンジ成功。

ピンチを凌いで8回表。バースデー中村のヒットから1死一二塁とし,青木がライトオーバーのタイムリー二塁打でダメを押せた。
8回近藤,9回石山と交流戦で確立された方程式で逃げ切り成功。重苦しい雰囲気の完全密閉球場でようやく初勝利を挙げた。

自身初の優勝監督として歴史に名を刻むこととなった小川監督の談話は「本当に選手みんながよく頑張ってくれた。その一言に尽きると思います。一番はバッテリー。ペナントレースを戦う上で力になると思います」と先を見据えている。

開幕から2ヶ月半。ようやくチームの「型」が出来あがった。チームのモチベーションも上がった。
2011年以降交流戦セ・リーグ内で最も勝率が高かったチームは2011年中日,2012年2013年2014年巨人,2016年2017年広島と2015年の阪神以外は全球団優勝している。まだ1試合あるのに総括っぽくなっちゃったけど,シーズン”優勝”という目標が出来た!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−福岡ソフトバンク(武田)最終戦 神宮 18:00
 ・交流戦最終戦
 ・6月6日の振替試合
 ・勝って正々堂々と単独の1位を決めたい!!
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:23 | 更新情報をチェックする

2018年06月16日

]東京ヤクルト 1-2 北海道日本ハム

S 001 000 000 1
F 001 000 01x 2
山中5,H風張1,H近藤1,●中尾(5-2)1−中村

▼データ
 ・7カードぶりカード負け越し
 ・対日本ハム戦2年ぶり6度目負け越し
 ・札幌ドーム4連敗

◆ポイント
 ・8回表2死二三塁バレンティン中飛
 ・9回表0死一二塁一走畠山→井野
 ・9回表1死二三塁三走雄平→田代,中村→代打藤井三振併殺

失点はソロ本塁打2本。得点は内野ゴロ間の1点のみ。競り負けで5月15-25日6連敗以来となる連敗。

1−1の同点のまま終盤8回表裏の攻防へ。
8回表2死二三塁でバレ。一塁は空いているという状況でカウント3−1まで行ったが,5球目のスライダーを合わせに行ってセンターフライ。
8回裏中尾を投入も横尾に打ち上げたかと思われた当たりがそのままスタンドに突き刺さって勝ち越され,9回へ。

抑え転向の有原から先頭雄平が二塁打。畠が追い込まれながらも粘って最後はキッチリ見極め0死一二塁。ここでまず畠山に代走井野。代走に井野さんというのはちょっと意外だった。
次に坂口にピンチバンター三輪の起用。その三輪がキッチリ犠打を決めて1死二三塁という形を作った。
雄平が三塁に進んだところで代走田代。そして次打者中村に代打藤井。ある意味捕手を使いきる捨て身采配。でも何かを仕掛けるというのは存分に伝わってくる起用だった。

しかし・・・藤井は三球三振。さらにギャンブルスタートに備えていた三走田代が戻れず三振併殺で試合終了という結末に。

代打の藤井はとにかくバットに当てる,打球を転がすことを求めれたが,バットにかすりもせず。バットに当てるだけなら中村の方がという意見も言われてみれば一理あるが。。

代走山田哲人というジョーカーもあったし,坂口中村を代えてまでの仕掛けは実らず。このあたりは結果を出せば称賛され,そうでなければ批難される結果の世界。
でも代走を活かした攻撃って小川さんならではのもの。昨年なんて代走ほとんど無かったもの。

ただ交流戦優勝には尻に火。オリックスが敗れ,オリックス・ソフトバンク・西武の3チームが10勝6敗で並んだ。この3球団にはカード勝ち越しを決めているため,それぞれに対しての勝率1位マジックは「1」となるが,3球団以上が並んだ場合は条件が複雑になり,さらに日本ハムを含めた5球団が11勝7敗で並ぶ可能性もあり,そうなると日本ハムが1位となる計算。

マジック「2」で産みの苦しみ。この緊張感を乗り越えてつかみたい名誉がある!

■NEXT GAME
 北海道日本ハム(加藤)−東京ヤクルト(小川)最終戦 札幌ドーム 14:00
 ・優勝の懸かる試合に小川が先発。なんか見たことありますよね。信じましょう小川を!
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:52 | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

]東京ヤクルト 4-11 北海道日本ハム

S 000 040 000 4
F 130 000 16x 11
カラシティー5,●風張(1-2)10/3,H中澤2/3,原1/3,松岡2/3,村中1/3−中村

▼データ
 ・交流戦初10桁失点
 ・3位タイ転落

◆ポイント
 ・2回裏0死一二塁清水四球→0死満塁中島右3
 ・5回表1死一塁坂口投併
 。7回裏2死三塁P中澤→原大田中安

所沢から札幌への当日移動ゲーム。追いつくまではいったが勝ち越せなかった。2位オリックスとの差は1勝。残り3試合。

来日初先発シティーさん。前回リリーフ登板から中5日での先発調整。立ち上がり2死二塁中田のセカンドゴロ。結果的に二走大田の本塁生還を許してしまったが,セカンド三輪もいっぱいいっぱいのプレー。菊地なら印象アウトというレベルか。間一髪やむを得ない。

2回裏。ハムサイド城石打撃コーチはしっかり見極めとにかく球数を放らせろという指示。四球と安打で一二塁。1割打者の捕手清水に犠打の構えをされながら歩かせてしまったのは痛かった。0死満塁から中島の走者一掃タイムリ―で0−4。
シティーさんの先発適正に疑問符がついてから開き直ったかのような投球。0死三塁から西川大田連続三振。近藤をショートゴロで追加点与えず。3回4回5回は許した走者一人のみ。2回まで46球を要しながらも5回77球でまとめた。ペース配分を掴めばやはり先発で行けるのか?!
いずれにしても絶望的な結果というわけではなかった。

そのシティーさんの力投にようやく応じた打線。5回表1死満塁から青木荒木の連続タイムリーであっという間に4点差を追いついてみせた。
続くぐっちの当たりは,センター前に抜けてもおかしくない打球。しかしピッチャーのグラブに収まってしまった感。ツキが尽きた。。


シティーさんの交代期は予定通りだったのか。6回から風張へ継投。その風張が6回裏をピシャリ三者凡退で7回裏も託されたが・・

小刻みな継投で2死三塁大田のところで3連投原。ここを抑えればの場面で首を振ってタイムリーを浴びた。風張の出した走者であるから失点がつくわけではないが,これで自身に勝ちもつかなかった。3連投という事情は酌むにせよ,勝ちが何よりの薬と捉えるならば是が非でも抑えたかった場面。

試合は8回裏に壊れた。連続押し出しに走者一掃の村中。ともに2011年を戦った青木にどんな言葉をかけられ,首脳陣はどう判断したか。なんともいえないシーンだった。

■NEXT GAME
 北海道日本ハム(村田)−東京ヤクルト(山中)2回戦 札幌ドーム 14:00
 ・完全に屋根に覆われた球場では7戦7敗。なんとかこの空気をぶち破りたい。
 ・迫るオリックス。5割の壁。
 ・この緊張感を噛みしめて一戦必勝の戦いをみたい!
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:55 | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

]東京ヤクルト 6-4 埼玉西武 交流戦勝率1位マジック2

S 101 000 022 6
L 101 101 000 4
ハフ50/3,原2,○近藤(1-2)1,S石山(11)1−中村
青木4号@(十亀)

▼データ
 ・対埼玉西武戦2年ぶり3度目勝ち越し,通算21勝34敗1分
 ・2001年以来17年ぶり6カード連続勝ち越し
 ・セ・リーグ単独2位
 ・ドーム球場今季初勝利
 ・青木:初回先頭打者ランニング本塁打(2014年ロッテ荻野以来史上9人目,1998年阪神坪井以来セ・リーグ史上5人目)

◆ポイント
 ・2番セカンド三輪
 ・6回裏0死ハフ→原樹理2回20球無失点
 ・9回表2死一二塁二走畠山→R松本川端中安

取ったら取られ。取ったら取られ。勝ち越され,加点され。正直流れ的にも今日は厳しいと思った。。
その流れを変えてくれた原樹理!

白星こそつかなかったが,イニングの配分考えず思いっきり攻めるスタイル。シュートに頼らずストレートで押す。樹理のピッチングなくして今日の勝利はあり得なかったと思う。とにかく今日は原に尽きる!

でもほんと全員で掴んだ勝利だった。
新1、2番が躍動=青木は先頭ランニング本塁打−プロ野球・ヤクルト
 山田哲の名前がないヤクルト打線で、新しい1、2番が序盤に機能した。
 まずは1番青木。一回先頭で十亀の4球目を打ち上げると、中堅手の秋山が打球を完全に見失い、捕球できずに転倒した。
 すでに二塁を回っていた青木は「お客さんの歓声で気が付いて必死に走った」。スピードを緩めることなく三塁を蹴り、一気に本塁へ滑り込んだ。一回先頭打者のランニング本塁打はプロ野球史上9人目。2012年には米大リーグ移籍後1号をランニング本塁打で刻んだ36歳が、俊足で観衆を沸かせた。
 三回は今季初スタメンの2番三輪。1死一、三塁でうまく一、二塁間を破り、2季ぶりの安打で追加点をもたらした。「つなぐことだけを考えて打った」と三輪。小川監督が「やるべきことをちゃんとやる選手。チームのプラスになるんじゃないか」と期待した通り、34歳が役割を果たした。
 1番を務めていた山田哲が12日の試合で、守備の際に走者と交錯して左腕を負傷。その影響で翌日から先発を外れている。その穴を埋めるためにベテラン2人が躍動した。[ 6/14(木) 20:42配信 時事通信 ]

開始2分で青木がセ・リーグでは実に20年ぶりとなる先頭打者ランニング本塁打で先制。

2番セカンドでスタメン起用された三輪はマルチ安打。セカンドの守備は戸田でこそすれど魔さか一軍で山田の聖域を守ることになるとは本人も想像していなかったはず。2回裏岡田のなんでもないゴロを内野安打にしたり,3回裏2死二塁で川端の弾いた当たりをカバーもハフとの呼吸合わずと慣れない守備に苦労するも,2死一三塁メヒアのセカンドゴロをキッチリ処理。
打っても3回表1死一三塁から放った安打は実に2年ぶりの安打&タイムリーとなり一時勝ち越し。5回表も2死一塁からライト前ヒットで坂口二つないだ。そして三輪の真骨頂は犠打。9回0死一塁の場面でキッチリ犠打を決める。
キャンプから二軍暮らし。年齢的にも今年までかと思われるようなポジションに置かれながら,大引のアクシデントから掴んだ一軍機会でキッチリ結果を残す。ムードメーカーがチームの危機を救ってくれた感。

3番ぐっち。8回表先頭打者として十亀から四球を選んだことから逆転劇が始まった。
4番バレはセンターへのタイムリー二塁打で1点差に迫るバッティング。
5番雄平が決勝打。9回表2死一三塁から追い込まれながらライト前へ運んでくれた。
6番慎吾は猛打賞。1点ビハインドの8回表0死一三塁から見事な逆方向で同点打&1点勝ち越した9回表2死一二塁から綺麗にセンター前。その直前二塁に進んだ畠山の代走松本を悠々生還させた。
危険球を受けた翌々日に元気にスタメン復帰の8番中村。マルチの9番藤井。
今日だけは蚊帳の外だった西浦。でも欠かせない守備力。

代走で起用した山田哲・上田・松本。全員が得点を記録するというベンチの采配力。井野以外の野手全員を使いきる”執念”が実った。

8回裏山川外崎メヒアという強力山賊打線を14球で料理した近藤に今季初白星。石山はいつもの投球からは程遠いようにも映ったが下位打線を危なげなく三者凡退で退けた。

ただビジター球場でのバケツ水かけは決して快くは思えないのはここのところ欠かさない主張。三塁側でヤクルトを飲み干す某球団のM山のように相手からすれば不快感MAXだと思う。正直宮本ヘッドに締めて欲しい。

■NEXT GAME
 北海道日本ハム(高梨)−東京ヤクルト(カラシティー)1回戦 札幌ドーム 18:00
 ・対日本ハム戦通算24勝26敗3分
 ・シティーさん来日初先発
埼玉 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:53 | 更新情報をチェックする