2018年05月31日

]東京ヤクルト 3-1 千葉ロッテ

M 001 000 000 1
S 000 003 00x 3
山中5,○カラシティー(2-0)1,H中尾1,H近藤1,S石山(6)1−中村

▼データ
 ・対千葉ロッテ戦勝ち越し,通算28勝28敗0分
 ・12年ぶり2度目交流戦開幕カード勝ち越し
 ・神宮3カード連続勝ち越し

◆ポイント
 ・6回裏1死一二塁雄平一安(リクエスト要求も判定通り)
 ・6回裏1死満塁西浦中犠
 ・6回裏2死一二塁大引左2

交流戦開幕カード勝ち越したのはなんと12年ぶり2度目!!!!!!!!!!
その12年前の交流戦は22勝14敗勝率.611で2位!!前半18試合に限ると13勝5敗という好成績だったんです!!ということは吉兆?!!!

新人渡邉の前に4回までノーヒットノーラン。
一方の山中は立ち上がりこそ三者凡退だったものの,2回以降毎回走者を背負う投球。2回表2死一三塁で田村との勝負を避け渡邉勝負という安全策。3回表0死一三塁から何とか最少失点で凌ぐ。4回表も0死一二塁というピンチも下位打線と犠打失敗に助けられて無失点。5回表は併殺で乗り切った。

ノーノ―を阻止したのは5回裏大引。中村が送り1死二塁で山中に代打畠山と早めの勝負に出たものの実らず継投へ。シティーさんがドミンゲス清田鈴木大地を3人で抑えて流れを変えたか?!

ハイライトは6回裏。先頭青木が流して,坂口は執念の内野安打で0死一二塁。これで渡邉をマウンドから引きずり下ろし,実績のある田中へ。スコアラーからすれば渡邉よりは崩し易しだったか。バレは三振に倒れたが,勝負を分けた雄平の内野安打。
一塁ベースにヘッドスライディングではなく,足からスライディングした雄平。今日2回目のリクエスト要求をしてきた井口監督。判定はセーフ。

これでいわゆる1死満塁という呪縛とも言える状況でキッチリ犠飛を打てた西浦。今季チーム11個目の犠飛で昨年比55%到達。これで渡邉の勝ちの権利を消した。

試合を決めたのはビッキー。法政コンビによって叩き出されたチーム全打点。あとは中尾−近藤−石山の方程式で逃げ切り。いずれも走者を背負っており,かつリードは僅か2点という状況を感じさせない安定感。ここ5試合のリリーフ陣は実に頼もしい。

■NEXT GAME
 東北楽天(辛島)−東京ヤクルト(ブキャナン)1回戦 楽天生命パーク 18:00
 ・対東北楽天通算28勝24敗1分
 ・東日本でのビジターゲームや如何に?!
 ・月初の呪い。2016年5月1日以来となる「1日」勝利なるかにも注目!
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:13 | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

]東京ヤクルト 4-1 千葉ロッテ

M 000 100 000 1
S 010 000 30x 4
ハフ6,○中尾(4-1)1,H近藤1,S石山(5)1−中村
バレンティン13号@(大谷)西浦4号@(大谷)

▼データ
 ・交流戦初勝利

◆ポイント
 ・18:50プレイボール
 ・3回裏2死一二塁西浦中飛
 ・5回裏2死満塁西浦中飛
 ・6回裏2死満塁坂口遊直(相手6藤岡裕好捕)
 ・7回表1死二塁井上荻野連続三振
 ・7回裏1死無走者西浦右本

率直な感想です。試合を決行して良かった!以上。
中止となればもう一度石川歩と対戦が避けられなかったでしょうし,本日の見聞LOGはこれにて終了していいでしょうかねww?!冗談です。守備固めだけで連続出場試合記録を伸ばすようなことは止めましょうか。

でも本当に強行するの?!という試合前。試合開始を遅らせるところから始まり,ハマスタは18時を過ぎて早々に中止決定。神宮は30分待つかと思いきや,シートを剥がして再びシートを貼る天候。ロッテは勝つぞー!!と円陣組むも,ヤクルトは本当にやるの?!というような雰囲気というか意識の差も感じた。

18:50プレイボール。こうなった以上5回までは引き下がれなくなった。

そんな中だからこそ大きな意味をもつ先制点。ハフが2回表1死二塁,2死三塁のピンチを招いたが,一塁が空いた状況で8番田村との勝負を選んだバッテリー。ここで打たれたら何故歩かせないと批難を浴びかねない状況で(完全捕球とならなかったものの)三振を奪った。

その裏1死一三塁からの大引タイムリーで先制点。3回表は抑えたが,4回表1死二三塁から清田の内野ゴロ間に同点に追いつかれる。ここの守備体系は同点OKという指示。尚2死二塁で一塁は空いていたが,後続をキッチリ抑えた。
5回表も2死無走者から2死一三塁とピンチを招いたたが中村将吾とは3球勝負でズバっと見逃し三振!!!

しかしヤクルト打線も重症。5回裏2死満塁,6回裏2死満塁と2イニング連続で満塁のゴニョゴニョをモノに出来ない。特に6回は相手ショート藤岡裕のジャンプ一番好捕にぐっちはヒット1本阻止されたしまった感。。

勝利を呼びこんだのはやはり中尾ということになろうか。雨脚強まる中で,好投ハフの後を受け2番手で登板。先頭鈴木大地に初球ヒットを放たれ,続く背番号22を引き継いだ田村には犠打を決められ1死二塁。代打井上との3球勝負。さらに荻野も連続三振と,流れを呼ぶピッチング。

そして文字通りのラッキー7。4番手大谷からの3得点。決勝打はバレの右方向だったが,今日2打席チャンスで凡退で西浦のポール際伸びた打球。さらに2死二塁から中尾の代打雄平の右中間を破るタイムリー三塁打。代打で勝負強さを発揮しつつある雄平。

8回表は近藤さん。2死一塁でドミンゲス。フルカウントから三振。これを出すと一発で同点という状況を生み出しただけに頭が下がるばかり。いい加減お立ち台に呼んでください( *`ω´)

守護神は危なげなし。小川監督率いるヤクルトの守護神の背番号は「12」と定められているんでしょうね!


■NEXT GAME
 東京ヤクルト(山中)−千葉ロッテ(渡邉)最終戦 神宮 18:00
 ・両軍今季勝ちの無い投手同士
 ・2015年以来通算6度目のの対ロッテ戦勝ち越しを目指す!
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:37 | 更新情報をチェックする

2018年05月29日

]東京ヤクルト 1-5 千葉ロッテ

M 010 000 301 5
S 000 000 010 1
●石川(2-2)61/3,秋吉2/3,カラシティー2−中村
西浦3号@(石川)

▼データ
 ・交流戦開幕戦2年連続8度目黒星スタート

◆ポイント
 ・2回表1死一二塁鈴木中安(畠山カットし三塁送球でアウト)

重くのしかかった先制点。2回表1死一二塁から鈴木大地がセンター前。二塁走者はドミンゲス。青木からの送球をカットした畠山は一塁走者清田の三進を防いだ。しかしタイミング的には本塁悠々アウトに映った。
ただこの時点では2死一三塁で最悪8番と無理せず9番石川まで回すのもどっちもどっちかなという位の印象だった。。無論1点取られてなお1死一三塁よりは断然良いが。

そこから両石川投手の力投。こっちの石川が3〜5回をパーフェクト。6回も投げきる力投。
石川自身開幕2戦目以来となる7イニング目。2回表同様に死球で出した走者からだった・・。あとは踏ん張り効かずというよりは踏んだり蹴ったりか。送球エラーにリクエストによるフィルダースチョイス。
最後はセンターゴロ8―5―3併殺という幕切れ。日曜日甲子園で見たばかりなのに,まさか自軍でも見ることになるとは…

カラシティーはイニング跨がなければ行けそう?というのが収穫。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ハフ)−千葉ロッテ(有吉)2回戦 神宮 18:00
 ・午後から雨予報
 ・予備日が限られる交流戦は雨との闘いでもある
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:22 | 更新情報をチェックする

2018年05月27日

]東京ヤクルト 5-3 横浜DeNA

B 100 020 000 3
S 001 120 10x 5
○小川(1-2)5,H秋吉1,H近藤2,S石山(4)1−中村
中村1号@(平良)山田哲13号@(武藤)

▼データ
 ・4カードぶりカード勝ち越し
 ・小川:2017年9月9日巨人戦(東京ドーム)以来今季初勝利

◆ポイント
 ・5回表2死一三塁戸柱投ゴ
 ・5回裏0死一塁小川の代打上田投ゴ(リクエストにより一塁セーフ)
 ・8回近藤
 ・9回表1死無走者ソト二ゴ(山田FP!!)

魔のトライアングルゾーンへのポテンヒットから先制された試合。あの時間帯。バレは捕れたor捕れなかった?!

平良に対しては逆方向というのが徹底されていた。それでも打者7人パーフェクトで下位打線ということで攻略難しなのかと思いきや,中村の逆方向が伸びて昨年9月24日巨人戦(神宮)で田口から放って以来となる今季初本塁打で同点に。

4回裏はいわゆる2死無走者から。西浦が四球後盗塁。その送球がセンター前で三塁へ。そして藤井が逆方向に粘りに粘って10球目を高く弾ませての内野安打。泥臭い点の取り方久しぶりに出来た。

勝ち越した直後の小川。大和梶谷ソトの3連打であっという間に同点。なお0死二三塁でロペス筒香宮崎を迎えるという絶対絶命の大ピンチ。ベンチの指示はここで1点はOKという守備体系。ロペスの内野ゴロ間に勝ち越されるも1死を取り,一塁空いている状況で結果筒香を歩かせ,1死一二塁で宮崎。ピッチャーゴロ完全な併殺コースもセカンド山田の送球が逸れ一塁セーフ。一塁グッチも体勢崩しながらよく止めてくれた。
気持ちが切れかねない中こういう所で踏ん張りの効くのが小川と原の違いと言えるのだろうか。戸柱を1球で仕留めた。かつイニング最後まで投げ切ることでこういうこと(=勝利投手の権利)も起こりうるという典型に見えた。

5回裏先頭中村が四球を選んで小川の打席。89球ながら交代となり代打に上田。いわゆるピンチバンターとしての役割を要求されたものの,初球を見事1−6−3の併殺完成。リクエストに救われたが,信頼を失うばかりの日々。
1死一塁となり山田の打球はライトフェンス直撃。一瞬ソトのグラブに収まったようにも見えたから一気に本塁生還は上田をもってしても難しいか。2死二三塁となり坂口申告敬遠でバレ勝負。

もう気合でしか無かったコンパクティン。ちょっと遠征後半から集中力欠いているように映っていたので,これで気分よく交流戦に臨めるのでは!?。

それでも5回を終えて4−3と1点リード。このまま小川の勝ちの権利を守るには至難の業かと思われたが・・4イニングを秋吉−近藤−石山で逃げ切ってカード勝ち越し。対DeNAに限るとこれで3カード目の勝ち越し。

特に近藤さんは連投ながら,7回はソトロペス筒香宮崎という一番怖い打順を抑え,さらにイニング跨いで代打攻勢にも屈せずのピッチング。なぜお立ち台に呼ばれないか非常に不満( *`ω´)ただそんな近藤さんも交流戦(パ・リーグ)を苦手としているのよね。。

最終回バッテリーを救った山田の超ファインプレー。ソトを出してロペス筒香宮崎を迎えると迎えないでは天地の差。一発出れば同点という状況を作りださなかった。是非本日のPODを。
POD級といえば3回表雄平の守備も。グラブに入っちゃった?!感もあるけれど,これもソトだっただけに,今日はソトがアンラッキープレーヤー。

そして明日は休んで←明後日からは現在8年連続負け越し中,2010年代に入って一度も勝ち越していない恐怖の交流戦が始まります。。
試合勝利敗北引分勝率
2017185121.294
2016186120.333
201518891.471
20142410122.455
2013247161.304
2012249150.375
20112410122.455
2010249141.391
2009241590.625
20082411130.458
20072411130.458
20063622140.611
20053620160.556


交流戦前の順位表
チーム勝利敗北勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
1位広島27171.614-2161794626.2543.69
2位阪神23210.5234.01451602427.2313.23
3位DeNA21212.5001.01761705329.2513.42
4位巨人22231.4890.52181934021.2733.97
5位中日22241.4780.51942083328.2634.11
6位ヤクルト17261.3953.51852243927.2524.54

これがどう変わるか。答えは3週間後。。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)―千葉ロッテ(石川)1回戦 神宮 18:00
 ・交流戦開幕は石川対決からスタートか!?
 ・対ロッテ戦通算成績26勝27敗
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:40 | 更新情報をチェックする

2018年05月26日

]東京ヤクルト 5-1 横浜DeNA

B 010 000 000 1
S 001 000 40x 5
由規6,○中尾(3-1)1,近藤1,石山1−中村
山田哲12号@(濱口)

▼データ
 ・今季最多観衆30,970人
 ・連敗6でストップ

◆ポイント
 ・1回表2死一塁筒香三振
 ・4回表2死二三塁大和三振
 ・7回表P中尾9球で三者凡退
 ・7回裏1死一三塁代打雄平中安(中間守備)

ヤクルト、一丸の連敗阻止=プロ野球
 6回1失点8奪三振の好投でヤクルトの連敗を6で止めた由規は「力まないように後半は投げた。ギアを上げて打ち取れた」。2週間ぶりの登板で白星は付かなかったが、ホッとした表情を見せた。
 代打で勝ち越し打を放った雄平は「打った瞬間に抜けると思った」、走者一掃の三塁打を放った坂口は「由規が気持ちの入った投球をしていた。何とかしたい気持ちがあった」と言葉を弾ませた。
 一丸となってチームはトンネルから脱出。小川監督は「ほっとしていられない。あしたもみんなで勝てるように考えないと」と表情を引き締めた。[ 5/26(土) 22:39配信 時事通信 ]

連敗ストッパー由規。昨年7月22日阪神戦(神宮)の16連敗,今年4月22日DeNA戦(神宮)の5連敗,5月3日中日戦(神宮)6連敗に続き今日もチームの6連敗を止めてくれた。
自身に勝ちこそつかなかったが,気迫の投球で6回105球を投げ切っての降板。来週は仙台で楽天戦。公式戦では田中まーくん!と投げ合った2011年5月20日以来。自身2011年7月24日のオールスターゲーム以来となる地元仙台での登板が待たれる!

昨日14得点と打ちまくったDeNA打線。その翌日はとはよく言われるが,それでも怖いDeNA打線を封じ込めた由規。
立ち上がり先頭昨日5安打の梶谷をサードファールフライで打ち取って,続くソトは完全な二塁打コースが一塁ベース直撃で一ゴ。ロペスを歩かせてしまうも,筒香の第一打席で見事卍が決まる見逃し三振のストレート。ここから始まった奪三振ショー。
圧巻は4回表2死二三塁。大和を迎えてのストレート勝負。筒香,ソト,大和から2つずつトータル6回8奪三振。

その好投に応えたい打線だったが,1回裏0死一塁,2回裏1死一二塁からのライナー併殺などツキに見放される展開。3回裏2死から山田にソロも何気に大きかったというか,この一発無ければのらりくらりで濱口に抑えられ勝ちパターンの継投に持ちこまれてしまったかも。

硬直状態の中盤戦。6回表裏で両先発が降りる展開で中継ぎ勝負へ。
由規の後を受けた2番手中尾が9球で7回表を終わらせてくれたことでリズムが生まれた感。

そして7回裏。先頭西浦のヒット。今日の西浦は2回表0死一塁の完全併殺コースをお手玉(一塁はアウト)から始まり,2回裏0死一二塁での3犠打失敗(三振),さらに8回裏も0死一塁から犠打併殺と空回り気味だった。
2回裏のそれは,二走バレ,一走畠という鈍足コンビを走者に置いての犠打指令。正直難易度が高いものだった。ベンチの迷いを指摘する声もあるが,こういう状況で犠打を決めれるようになってチームが成長するのだと思う。そのための試練。首脳陣の求めるレベルに達するために避けては通れない道と捉えて。。

大引が送って中村がつないだ。この中村の安打を田尾氏はポイントと挙げた。1死一三塁で中尾の代打に告げられたのは雄平。DeNAサイドは中間守備。昨日初球中途半端なスイングでバットに当てながらも結果内野安打の雄平。これがキッカケとなったか。普通の守備体系ならばもしかしたら併殺だったのかも。狭い二遊間を抜けるタイムリー。雄平の顔も紅潮していたように映った。

2死後青木の四球で満塁となって,坂口を迎え砂田にスイッチ。2球で追い込まれ打てる気配が無かったが,3球目。前進守備の外野を抜く気迫の走者一掃三塁打!!!これで勝負アリ。

8回表は近藤。ロペス筒香を連続三振で卍。最終回は中11日の守護天使石山。全く危なげなし。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)−横浜DeNA(平良)11回戦 神宮 18:00
 ・交流戦前最後の試合
 ・借金10桁で挑むのと1桁で臨むのではそれこそ桁違い
 ・小川監督が珍しく「ほっとしていられない。あしたもみんなで勝てるように考えないと」と士気を高めた。大事な試合!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:18 | 更新情報をチェックする

2018年05月25日

]東京ヤクルト 5-14 横浜DeNA

B 220 023 041 14
S 301 010 000 5
●ブキャナン(4-3)42/3,風張11/3,秋吉1,中澤0/3,松岡1,中尾1−中村,井野
青木2号A(石田)畠山2号A(石田)

▼データ
 ・今季2度目6連敗
 ・今季ワースト借金11
 ・今季ワースト14失点
 ・金曜日初黒星
 ・燕プロユニ初黒星
 ・青木:2011年8月4日中日戦(ナゴヤドーム)以来の盗塁

◆ポイント
 ・3回裏0死一三塁バレンティン遊ゴ(エンドラン大和好捕)
 ・4回裏0死一塁大引二盗失敗
 ・6回表1死一塁梶谷右本

神宮でも金曜日でも燕プロユニでもブキャナンでも勝てず。神話崩壊。投壊14失点の惨敗。
投手が抑えれば打線が沈黙。打線が打てば投手が踏ん張り効かず。完全に信頼関係も崩壊してしまったかのような試合。

開幕投手同士の投げ合いは今季3試合目。しかし両投手とも不安定。

ブキャナンが立ち上がり2死二三塁から宮崎にタイムリーを浴びいきなり2失点。しかしやはり神宮は違うと思わせた1回裏の攻撃。山田が出て2番青木がすぐさま振り出しに戻す神宮で7年ぶり本塁打で同点。さらに畠もレフトポール直撃弾で勝ち越し。

さぁあとはブキャナンの投球次第というところで,その直後2回表は先頭から連続四死球からの失点。らしくない。それでも3回4回と無失点で徐々にというのがナンさま。

今日の石田は崩したかった。3回裏0死一塁から青木が7年ぶり盗塁。坂口は結果は内野安打だがセンター前抜けるかという打球を浩康に捕られてしまった。0死一三塁でバレ。これまた結果的にエンドランをかけ,いわゆる最低限内野ゴロ間の1点となったが,センターへ抜けてもいい当たりを大和に捕られた。2死二塁西浦のライトへの当たりもソトにキャッチされた。やっぱり他のチームはしっかり守ってる。これも肝に銘じないと。

4回裏も先頭大引が出塁するも,盗塁失敗で結局3人で攻撃終了。これはサインだったのかどちらかが見間違えたのか。結果的に流れが変わったというかヤクルトからすると流れを相手にやってしまった感。

5回表に勝ち越されたが,その裏1点返して,5回を終わって5−6。この時点ではまだ分からなかった。しかし終わってみれば5−14という大差。

2番手三嶋と風張の出来が勝敗を分けたといえばそれまで。ただ風張が2発浴びてからがあまりに淡泊というか,諦めてしまったかのようなプレー。ことバレにそれが顕著。

昨年の負け犬根性が蔓延してしまったらもう終わり。それだけは見たくない。5月恒例のアレの時期に入っているだけならまだしも,そうじゃないように映る昨今。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(由規)−横浜DeNA(濱口)10回戦 神宮 18:00
 ・連敗ストッパー由規に託す
 ・交流戦が控えるとはいえピッチャー7人体制は辛いと思う。。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:20 | 更新情報をチェックする

2018年05月24日

]東京ヤクルト 0-2 阪神

S 000 000 000 0
T 000 000 02x 2
ハフ7,●中尾(2-1)2/3,近藤1/3−中村

▼データ
 ・5連敗
 ・今季ワースト借金10

◆ポイント
 ・4回裏0死一塁ロサリオ三併
 ・6回裏1死二三塁ロサリオ遊ゴ(三走本塁封殺)
 ・8回裏2死二塁福留申告敬遠→2死一二塁ロサリオ中2

昨年より9試合早い41試合目での借金10到達。

今日も紙一重の勝負というか。そういう所で勝てないのから悔しいというか。
70分で終わった前半戦。後半から目まぐるしく動いた。

6回裏1死一塁から福留のライトオーバー二塁打。一走糸原を回すかと思いきや三塁制止。1死二三塁でロサリオ。内野前進守備の術中に見事にはまり本塁封殺。2死一三塁。糸井はセンターフライで3アウト。

7回裏も先頭中谷を出すも,続く大山はセカンドフライ。スタートを切っていた中谷は戻れるはずもなく併殺完成。

ピンチを2度乗り越えチャンスを築きたいヤクルト。8回表先頭西浦が出塁。0死一塁から谷内との間にエンドランを仕掛け結果ランナーを進める形に1死二塁。秋山と好相性の中村はデータ通り今日2本目のヒットで一三塁。
ここでハフに打席が回り1点を取りに代打を送ったベンチ。しかし荒木は見逃し三振。山田がライトフライ。日曜のマツダスタジアム同様逆ならばの典型。

8回裏ハフに代わり中尾。1死からセーフティー。中尾が捕ったところで一塁はガラ空きだった。それでも畠の身のこなしからして脚は大丈夫そう。糸原犠打で2死二塁。

今日3安打の福留vs今日チャンスに2度凡退のロサリオ。どっちを天秤にかけるか?で選択したのは福留敬遠ロサリオ勝負。


結果論からしたら4安打は無かったんじゃないか・・っていう典型。河田コーチ指示による外野前進守備も裏目に。。
敬遠も守備体系もベンチの指示。それで敗れた試合。

福井〜石川〜神奈川〜鹿児島〜広島〜岡山〜兵庫と続いた長期遠征は3勝7敗1分2中止。借金5まで返しながらもそこから5試合で10に。
これでしばらく西日本に行くことなく,7月1日まで関東+宮城・北海道で試合が出来ます。

2010年は46試合(残り98試合)で借金が19ありました。それを考えたら絶望的な数字ではありませんよね。諦めたらそこでTHE ENDですよ。踏ん張りどころです。スワローズ。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ブキャナン)−横浜DeNA(石田)9回戦 神宮 18:00
 ・5/6以来となる神宮
 ・今季3度目のブキャナン石田のマッチアップ
 ・不敗神話の金曜日&燕パワーユニ

兵庫 | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:39 | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

]東京ヤクルト 3-8 阪神

S 000 300 000 3
T 005 100 20x 8
●石川(2-1)32/3,松岡11/3,風張1,秋吉1,中澤1−中村

▼データ
 ・4連敗
 ・今季最多借金9
 ・石川:17年連続安打

◆ポイント
 ・3回裏1死一塁糸原二失(メッセンジャーの背中に送球当たる)
 ・3回裏1死一三塁福留二失(併殺狙うもレフトファールゾーンへ転々)

負けに不思議の負けなし。

エラーからの大量失点。もちろん山田で勝った試合は何試合もあるのだから一概に山田が悪いとは言えないし,キャンプで猛練習したことも知ってるわけだから。メッセは全力で走っていないわけだから確実に1つ取りたかった。そしてそのミスをカバーしようとして生まれた失策。上手く行かない。

ただチームとしての集中力。ミスが起きると一気に崩れてしまうというか,踏ん張りが効かなくなってしまうというか。。日大アメフト部じゃないけどベンチを恐れているのではないですよね?!

苦手・メッセンジャーの攻略ってのは伝わってきた。初回27球。3回で71球。5回で111球。中4日とか中5日登板ならとっくに代わってもおかしくない球数を放らせていた。実際4回に攻略した。それだけに悔やまれる2失策。

確かに3アウトを奪っていてもおかしくなかった石川。しかし冷静さを欠いて2者連続被弾。

7回裏は1点を怖がって前進守備敷いての2失点。これはベンチの指示。しかしいいようにやられた。

石川,福井,愛知,岡山,広島と甲子園以外の西日本でビジターゲーム全敗継続。

■NEXT GAME
 阪神(岩貞)−東京ヤクルト(ハフ)6回戦 甲子園 18:00
 ・今季勝利を挙げているビジター球場はハマスタと甲子園のみ。
 ・昨年借金10到達は50試合目(6月1日)。
岡山 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:46 | 更新情報をチェックする

2018年05月20日

]東京ヤクルト 0-1 広島

S 000 000 000 0
C 010 000 00x 1
●小川(0-2)4,中尾2,風張1,近藤1−中村,古賀

▼データ
 ・今季3試合目零封負け
 ・今季最多タイ借金8
 ・マツダスタジアム2017年9月27日から5連敗

◆ポイント
 ・8回裏2死一三塁九里→代打バティスタ遊ゴ

まさか序盤の1点がこれほどまでに重くのしかかるとは・・・

マツダスタジアム4試合目。全敗には変わりないが,うち3試合が1点差負け。中日戦のように圧倒的にやられている感はない。紙一重のところで敗れている。それが強さと弱さと言われればそれまでなんだけど,なんというか・・

復帰2試合目の小川は6奪三振。1回は鈴木・新井,2回は安部・菊池,4回は安部・九里と走者を背負いながらアウトを三振で奪う。打順の関係で4回92球での交代となったが,次に向けて希望が。

小川の後を託された,中尾・風張で3イニング無失点。開幕当初を思えばすっかり頼もしい存在になった。
8回裏九里に回るか回らないかの打順。九里に代打を出してもらったというのが勝負どころだった。

ヤクルトには願ったりかなったりで九里に代打が送られ,9回は中崎となり,連続四球と内野安打で1死満塁と攻め立てたが・・・
雄平に代打荒木。満塁の雄平よりは切り札荒木。期待も大きかった。初球を見逃して三振。逆に2死満塁近藤の代打川端は初球から振りに行ってレフトフライでゲームセット。典型的なたらればでこれが逆ならば追いつけた。

■NEXT GAME
 阪神(メッセンジャー)−東京ヤクルト(ハフ)5回戦 倉敷マスカット 18:00
 ・交流戦前最終節
 ・ここから4週間6連戦が続く
 ・ハフ由規石川ブキャナン小川あと一人どうするの
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 17:22 | 更新情報をチェックする

2018年05月19日

]東京ヤクルト 2-5 広島

S 101 000 000 2
C 004 001 00x 5
●ブキャナン(4-2)51/3,中澤2/3,秋吉1,山本1−中村

▼データ
 ・ビジター広島4戦4敗
 ・対大瀬良:9連敗

◆ポイント
 ・3回裏2死一二塁新井四球
 ・6回裏1死三塁會澤四球→1死一三塁代打エルドレッド三失

本日もミスが響いての負け。
試合を決定づけたのは6回裏のエラー。1死三塁から會澤との勝負を避けエルドレッドで併殺を目論んだバッテリー。注文通りの三塁ゴロに仕留めて5−4−3と思ったら,藤井がセカンド悪送球。。

原樹理の再調整があって呼ばれた藤井。原樹理の抹消が無ければ今日のスタメンも無かった藤井。巡りも悪いというか悪循環。。
藤井六番。1回表2死一三塁,3回表2死一二塁で凡退。8回表にも野間のサードゴロを失策。完全に厄日。

さすがにこのプレーでナン様も集中力が切れた。続く會澤に四球を与えたところでの交代。これ以上投げさせてもろくなことない。1死満塁のピンチで田中菊池を斬ってくれた中澤には頭がさがるばかり。

3回裏2死無走者からの満塁弾。
気になったのは新井との勝負。カウント1−2と追い込んで4球目に釣り球要求。これが結局無駄球というか,自ら苦しくしてるというか。1球外す意図が分からないまま満塁となって,結果最悪の満塁弾。1点を怖がって4点与えたようなものという印象はあります。

■NEXT GAME
 広島(九里)−東京ヤクルト(小川)11回戦 マツダスタジアム 13:30
 ・小川の状態。一週間どう調整出来たか。
 ・日曜日は●○●○●○●と来てるので明日は!?
広島 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 17:48 | 更新情報をチェックする

2018年05月16日

]東京ヤクルト 4-12 巨人

G 001 700 400 12
S 001 000 003 4
●原(0-5)31/3,風張12/3,松岡12/3,山本11/3,中澤1−古賀
山田哲11号@(吉川光)西浦2号B(中川)

▼データ
 ・今季最多失点
 ・原:自身7連敗
 ・水曜日6連敗

◆ポイント
 ・4回表1死一二塁吉川光投失

チームの借金6。うち5つが原。勝てない原。

その原因は何処にあるのか。
味方が得点した直後のイニングの失点。自身の失策からの失点。ピンチで踏ん張れない。原と野手との信頼関係。
それとも藤浪のようにもはやメンタルの問題か。

3回表裏。坂本と山田哲のソロ本塁打でそれぞれ1点ずつ取りあって4回へ。
打者一巡だった4回表を振り返ると,阿部岡本で0死一三塁。亀井長野の連続タイムリー。なお0死一二塁。小林が犠打失敗で1死一二塁。あり難いことに吉川にも犠打のサイン。ところが原が三塁へ悪送球で二塁走者生還。ここから坂本のタイムリー,吉川尚の走者一掃三塁打でゲームは完全に壊れた。

じゃあ中継ぎ勿体ないから原を騙し投げさせろという意見をちらほら見かけたが,それは金本監督が藤浪にさせたことと一緒。それが果たして良かったかというとそうでもないわけで・・・

あとは試合を消化するのが精一杯。松岡,山本,中澤といわゆる敗戦処理をこなしたが,彼らも若いころは先発であったりセットアッパーとして活躍し,年齢を重ねこういう立場に落ち着いている。
原もなんかこう年齢的にも自覚が芽生えてほしいなぁ。。

最終回山田哲人のエンドレス前奏と西浦の一発で,最後まで残った鹿児島の少年たちが喜んでくれたようなので,それだけは救い。

■NEXT GAME
 広島(ジョンソン)−東京ヤクルト(ブキャナン)10回戦 マツダスタジアム 18:00
 ・ナンさまの金曜日
鹿児島 火山灰 | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:44 | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

]東京ヤクルト 2-1 巨人

G 000 100 000 1
S 010 000 01x 2
○ハフ(1-3)8,S石山(3)1−古賀
青木1号@(山口俊)

▼データ
 ・ハフ:来日初勝利
 ・青木:2011年10月8日広島戦(神宮)[大竹]以来の本塁打
 ・火曜日:今季初勝利,2017年8月22日以来の勝利
 ・鹿児島では1984年4月17日巨人戦以来の勝利

◆ポイント
 ・2回裏1死一塁雄平二盗(二塁ベースカバーおらず)
 ・2回裏2死一塁ハフ二安
 ・9回表1ハフ→3荒木,3→7坂口,7バレ→5大引
 ・9回表1死一二塁阿部左飛

1−1の均衡した試合展開。こういう時は得てして一発で決まる。そんな野球のセオリー通りに青木の一発で決まった。山口俊からすればまさに一球に泣いた試合。

これまで6試合勝利から見放されてきたハフが来日初勝利。気分転換?にバッテリーを組んだのが古賀。そんな古賀が絶賛の嵐。

小川監督「本来ハフは球種の少ないピッチャー、それを古賀が読み取り気持ちで投げさせた一球なので、古賀の配球のうんぬんかんぬんはまだ先の問題だけどピッチャーが安心して投げられるキャッチャーだなぁ」

ニッポン放送解説の江本氏「リードというのは、ピッチャーにいかに投げやすい球を投げさせるか。自分(のサインで)投げろじゃなくて、ピッチャーが投げやすいサインを出す。大体ピッチャーもピンチになってくると、首を振りたがる傾向がある。それが全くない」「コンビネーションが良かったというのと、キャッチャーがピッチャーのことを良く分かっている。こういうバッテリーのコンビネーションは大事だということが今日の試合で分かりましたよ」

来日最多となる8イニング112球を投げ,岡本に浴びたソロ本塁打の1失点。2回,5回,6回と先頭打者を出し,3回,7回も走者を背負う(=セットでの)ピッチングながらホームは踏ませぬピッチング。こうなるとハフの時は古賀となるのか。中村もウカウカしていられなくなった。

7回裏0死一塁の場面で犠打を決めていればまた評価が変わったかも。伸び悩む寺島・梅野。2年目の出世頭となるか。

そんなハフの全力疾走が生んだ得点。たらればになるが,ハフの走塁が無ければ1−0で負けていた可能性が。2死二塁。ハフが倒れても次のイニングは1番山田から。そういう状況でのセカンドゴロ。土のグランド。一塁は間一髪のタイミング。菊池なら印象でアウトにされていたかも。還してくれた山田もお見事。

ヤクルトの青木、復調を実感=プロ野球
 ヤクルトの青木が復帰後初アーチで勝利をもたらした。同点の八回に山口俊の外角速球をジャストミートして右翼席へ運ぶ決勝ソロ。「最高の場面で打ててうれしい」。来日初勝利を手にしたハフとお立ち台で喜び合った。
 今季はスイングの鋭さに自信があった一方で、タイミングのずれに悩んでいた。だが、「最近は少しずつ良くなってきた」。34試合目でようやく打撃がかみ合ってきた。「なじみが深い場所」という鹿児島で、宮崎出身の36歳が輝いた。[5/15(火) 22:23配信 時事通信 ]


バレンティン発案のサイレントトリートメントの儀式。廣岡のバケツシャワー。雰囲気もいい。

守護天使がすっかり板についた石山。1点差でも安心できる。そんな中今日の守備固めの布陣は,3荒木5大引7坂口だった。あまり目立たないが7坂口。9回1死一二塁から代打阿部のレフトフライで二走吉川大の三進を許さなかった。一塁守備で神経を使っているはずなのに,一昨日のハマスタではライトで,今日の鹿児島はレフトで好守を連発している。本当に頭が下がるばかり。2死ながら一三塁となっていれば,バッテリーの攻めにも影響があったはず。それを防いだ守備力。今日のFP。

追伸)鹿児島の鳥小屋。一球一球に集中する兄妹の姿が見られていいね!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(原)−巨人(吉川光)8回戦 鹿児島県営鴨池 18:30
 ・ハフは勝った。次は原の番。
 ・捕手はどうする?!
 ・東京ドームで勝てない分,主催試合で巨人には存分に勝っておきたいところ。
鹿児島 | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:45 | 更新情報をチェックする

2018年05月13日

]東京ヤクルト 3-10 横浜DeNA

S 300 000 0** 3
B 302 020 3x* 10
●小川(0-1)32/3,山本11/3,中澤12/3−中村

▼データ
 ・7回裏2死降雨コールド負け

◆ポイント
 ・1回裏2死三塁宮崎左本
 ・3回表0死満塁西浦三振雄平遊飛中村三ゴ

何故審判は頑なに試合を続けるのかずーーーーーーーーーーーーーっと謎だったんですけど,16:24分に合わせるかのように試合が終わった瞬間,あっ!これは放送局(TBS)の圧力だ!と謎が一気に解決しましたわ。。

15時から強雨の予報は私でもチェック済でした。結果的に予報通り14:30には画面が霞むほど降ってきた雨。試合開始時刻が昨日同様14:00だったら果たしてどうだったでしょうね。

雨予報の中立ち上がり京山が三者連続四球という乱調もあり1安打で3点先制。これは優勢かと思いきや,今季初登板小川。結果からするとまだ早かったのだろうか?
神里に四球。ソトにライト前。筒香にはライト前タイムリ―。当たりとしては打ち取っていたかもしれないが野手の間を抜けていった。それでも0死一二塁から怖いロペスを1−4−3の併殺打。復帰後初のアウトを併殺で奪った。
2死三塁で宮崎。次は宮本。雨予報があっただけに尚更勝負を急ぐ必要はあったのかという疑問が残る。結果被弾。そして宮本は簡単に打ち取った。

3回表0死満塁から西浦三振,雄平インフィールドフライ,中村三ゴという何も起こらなかった攻撃。雄平は初回こそボール球を強引にレフトへもって行ったが,この打席は2−2から高めのボールに手を出してアウトに。よくも悪くも雄平。

3回裏ロペスへの被弾は事実上の決勝点。宮崎の本塁打が無ければこの2ランで同点だからそこまで心理的にも追い詰められなかった。

結果的に7回2死まで進んだのであれこれ言えませんが,5回裏以降の5失点はどこまで意味があるのかと。

それでもバレの四球とか外野に回ったぐっちのFPとか諦めない姿勢はあったけれど,二塁ベースへのスライディングすらストップがかからないような状況での試合続行は酷でした。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(ハフ)−巨人(山口俊)7回戦 鹿児島県立鴨池 18:30
 ・鹿児島へ移動
 ・巨人山口俊とは初対決
 ・フジテレビ地上波放送で真中満解説員
 ・副音声で若さま,平松さん,大矢さんという御年71歳トリオ
 ・フジワンは別立てで実況竹下アナ解説野村アナ

神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 17:20 | 更新情報をチェックする

2018年05月12日

]東京ヤクルト 6-5 横浜DeNA & スワローズライスファームプロジェクト2018

S 300 020 000 01 6
B 000 500 000 00 5
由規32/3,風張11/3,H秋吉12/3,H中尾1/3,H近藤1,H石山1,○松岡(1-0)2−中村

▼データ
 ・カード勝ち越し(ビジター3カード目)
 ・松岡:2016年8月3日広島戦(神宮)以来の勝利投手,通算150HP(史上11人目)

◆ポイント
 ・5回表1死一三塁雄平二ゴ
 ・5回表2死一塁中村三振
 ・11回表1死一二塁西浦遊失(大和ハーフバウンド合わせられず後逸)
 ・11回表1死満塁上田初球捕邪飛

2番手以降の6人の投手が61/3回無失点リレー。三上,井納,エスコバー,山崎康,パットン擁するDeNAに競り勝った!

今季初登板濱口相手に初回から幸先良く3点先制。2死満塁で9番の由規にまで回る攻撃。由規にはもっとバットを積極的に振って欲しかったなぁ。。自分が楽になるんだから…

2回表も先頭山田がヒットで出塁。2番西浦が6−4−3。これで濱口も落ち着きを取り戻してしまった感。不安定な投手に対して強攻の末の併殺。西浦も昨日の今日だし,これは妥当な策だとは思ったけれど。

2巡目から急に崩れた由規。0死一三塁からロペスの同点弾。これは打った瞬間だったが,続く宮崎の被弾はライトフライかと思ったら意外に伸びてしまった。。さらにもう1点でKO。

それでも逆転された直後のイニングである5回表に追いつけたことも大きかったが,8番中村で切れたことも結果的に大きな意味があったような気がしている。
先頭青木ヒット,バレ四球で0死一二塁。当たっている坂口に犠打を指示するというベンチの執念。1死二三塁から大引がライト前へポトリ。これで1点差。なお1死一三塁で雄平がとにかくバットに当てる打撃で同点に。これもチーム打撃の賜物。2死一塁で中村は三振に倒れてチェンジ。もし9番まで回って果たしてそのまま風張を打席に立たせただろうか?!
これによって5回裏も風張を続投。そして風張が筒香ロペス宮崎の3人をあっさり抑えて,流れを膠着状態にもってきてくれた。

6回秋吉。7回2死一塁筒香を迎えたところで中尾。ここを任されるまでになった中尾の成長も著しい。8回近藤。9回石山でベイスターズに点を与えなかった。

10回表1死三塁の好機に代走田代でギャンブルスタートも実らず。10回裏は松岡。石山はイニングを跨がなかった。

無安打で得点の11回表。先頭中村の四球。荒木が送って,一塁が空いた状態で山田は当然敬遠。1死一二塁で西浦はショートへのハーフライナー。大和が併殺を狙ったかダイレクトキャッチを狙ったか。それとも変な回転がかかっていたのか。打球は大和の股間をすりぬけセンター前へ。ツキもあって1死満塁。決勝打になったのは青木カウント3−2からのボールで押し出し。

なお1死満塁。四球のあとの初球を狙うというのはセオリーではあると思う。ただどうにも印象が悪い初球捕邪飛。これでは何も起こらない。どうも何を考えているのか分からない打席が3回に1回くらいあるのが上田さん。この回結局その1点のみで松岡にイニング跨ぎを託すことに。

そして先頭嶺井が同じように初球捕邪飛。いかに助かるか。それでも残り2つのアウトを捌いたのはライトに入った上田さんでしたが,これをもポカしてたら完全に居場所を失ったでしょうね。。

リクエストで試合終了というのも見てみたかったが,お立ち台に呼ばれたマツケン。
「やっぱり歳を取って、余計、自分にプレッシャーのかかる場面で抑えられたことがすごく気持ちいいです。(1点も与えられない緊迫した場面だったが)クビがかかっているので、差し出すものは差し出して、いくしかないという気持ちで行きました。最近みんな(中継ぎ)が頑張っているんで、自分が中継ぎで一番年上。自分が引っ張っていく気持ちで頑張りたい。打撃が粘ってくれているので、ピッチャーがなんとかしてという気持ちがみんなあるので、今の結果が出ていると思う」とリリーフ陣の思いを代弁。あと19試合に迫る自身の500試合登板にも「試合は多いので一つずつなので。一気には増えない。地道に目立たないようにしていきたい」

淡々と話す一言一言が実に重みがあって,涙線があつくなりました。。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(京山)−東京ヤクルト(小川)8回戦 横浜 13:00
 ・小川がついに今季初登板
 ・100球を目途ということで,明日も中継ぎ総動員は避けて通れないわけですが・・・

という好ゲームの前に行われた恒例スワローズライスファームプロジェクトの模様を。にん。
主役のつば九郎隊鳥が,チームの鹿児島遠征の前前乗りをしなければならないということで,まきのじゅるすけで行われました。
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先月無投票で3選を果たされた鈴木燕市長とのオープニングトーク。
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「ちょくしゃにっこうがつらい」ということで柱の影に退避。「ことしはうえるところとかるところいっしょ?」と昨年おとなのじじょうがあった点を直々にツッコミ。

スポンサー様の紹介などでスラスラとぺんをはしらせるつばさま。
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田植え会場に移動して記念撮影。都会では決して撮ることの出来ない自然情緒溢れるつばさま。
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農家の方の田植えのレクチャーを必死で茶化すつばさま。
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田植えの間はたっぷりと休養し,そのあと田植えをした人全員につーしょっタイムを設けてくださったつば九郎隊鳥。感謝。
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最後はぶろぐー用?すたっふーに記念撮影をリクエストしておりました。
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それでも少し時間が余ったため物販ブースをふらふらして,12時ジャストに鹿児島に向けて飛び立っていかれました。めでたしめでたし。
神奈川 | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:03 | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

]東京ヤクルト 7-3 横浜DeNA

S 201 000 103 7
B 000 001 200 3
○ブキャナン(4-1)62/3,H中尾1/3,H近藤1,石山1ー中村
バレンティン12号A(石田)山田哲10号@(石田)

▼データ
 ・4月14日阪神戦(甲子園)以来ビジター球場&神宮球場以外での勝利
 ・金曜日:5戦5勝
 ・西浦:1試合5安打
 ・バレンティン:通算229号(広沢克己を抜き球団2位)

◆ポイント
 ・1回表1死無走者西浦中安
 ・7回表2死一塁坂口右2(一走西浦生還好走)
 ・7回裏2死一塁Pブキャナン→中尾筒香中飛

不敗神話の金曜日。これで5戦5勝。
ビジター球場および神宮球場以外ではおよそ4週間ぶりの勝利。ハマスタでは開幕シリーズに続く3勝目となり,昨年の同球場での勝利数に並びました。

5打数5安打の西浦が勝利の立役者でしょう。
2番ショートでスタメン出場。法政大学の後輩石田相手に第1打席はセンター前。この西浦を置いてバレの場外弾。第2打席は山田のソロ本塁打直後にセンター前。

第3打席以降は山田で打順が切れたためいずれもイニングの先頭打者としての登場。第4打席法政大学の先輩三嶋から放ったショートへの打球は記録ヒットで今日4本目。そして2死後坂口の二塁打で一気に生還の好走塁。ぐっちさんがカウント3−2まで待ってからの長打という要因はあったにせよ,そのグッチも認めた好走塁。
結果的にこの4点目は大きかったというか,この得点が無ければ7回裏に同点に追いつかれていた計算となるため,DeNAの継投も8回から勝ちパターンになっていただろう。それを防げたというのも大きい。

守備でも初回先頭桑原の飛球。風に流され体勢崩しながらもキャッチ。
7回裏1死一二塁から桑原の難しいゴロを刺した(チャレンジ要求もアウト)。ただブキャナン的にはこの間と100球が相まってソトにタイムリーを浴びたが,それでもこれがオールセーフで満塁となっていればまたまた違った局面となっていたはず。

ブキャナンの後を受けた中尾は,2死一塁から筒香を一球で料理。8回はロペス宮崎倉本という打順を近藤さんが三者凡退。流れを渡さなかった二人も今日の勝利には欠かせない。

そして9回表2死満塁からようやく生まれた雄平の走者一掃センターオーバーのタイムリー。これは昨年17回1/3を自責0と完璧に抑えられた来日2年目パットンからスワローズが初めて奪った得点。これで吹っ切れた雄平。明日は4打数4安打あるで!!

■NEXT GAME
 横浜DeNA(濱口)−東京ヤクルト(由規)7回戦 横浜 14:00
 ・濱口が今季初登板
 ・ここ2試合安定の由規
 ・わたくしは田植えです
神奈川 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:51 | 更新情報をチェックする

2018年05月09日

]東京ヤクルト 2-3 中日

S 010 000 100 2
D 001 010 01x 3
原52/3,中澤1/3,●近藤(0-2)2−古賀,中村

▼データ
 ・ビジターカード1分挟んで8連敗
 ・神宮球場以外1分挟んで9連敗
 ・古賀:プロ初打点[吉見]

◆ポイント
 ・6回表1死満塁雄平三ゴ坂口三振
 ・7回表2死一三塁青木左飛
 ・8回表2死満塁中村二飛
 ・9回表2死一二塁雄平二ゴ

今年も鬼門のビジターとなるのか。神宮球場を離れると別のチームになるスワローズ。。

奪った得点は2回表古賀のスクイズと7回表記録松井雅の捕逸間。12残塁の拙攻。6回以降は毎回得点圏に走者を進め,且つ2度の満塁機がありながら遠いホーム。

結果的にブレーキとなりやり玉の雄平。ただ個人的には7回表の青木の打席。カウント3−1からもう1球待っても良かったのではないかという印象。。

ただチームとして犠飛が出なくなっているのも最近の傾向。4月17日広島戦(呉)の1回表青木以来犠飛が出ていない

勝てない樹理。6回裏2死三塁大島を迎えたところで降板を告げられる。投球数は95。イニングを投げ切れば勝ちの権利を得る可能性もある。そこを投げさせてもらえない。中継ぎ運用含め田畑Cとコミュニケーション取れているのか二人の関係にもちょっぴり不安を感じるなど。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(石田)−東京ヤクルト(ブキャナン) 6回戦 横浜 18:00
 ・ナン様で勝たないと。。
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:56 | 更新情報をチェックする