2018年03月31日

]東京ヤクルト 5-3 横浜DeNA

S 002 200 100 5
B 010 000 200 3
○石川(1-0)62/3,H近藤1/3,H石山1,Sカラシティー(1)1−中村

▼データ
 ・2012年以来開幕連勝スタート
 ・2年連続開幕カード勝ち越し
 ・2017年4月5日以来貯金2
 ・2017年7月25-27日中日戦(神宮)以来の連勝&カード勝ち越し
 ・2017年5月16-18日巨人戦(東京ドーム)以来のビジターカード勝ち越し
 ・2015年7月20-22日以来の横浜スタジアムでのカード勝ち越し
 ・石川:2017年5月18日巨人戦(東京ドーム)以来の勝利投手,自身の連敗11でストップ
 ・カラシティー:来日初セーブ

◆ポイント
 ・7回表0死二塁坂口セカンドゴロ進塁打
 ・8回裏2死一塁宮崎3−0からピッチャーゴロ
 ・9回裏0死一二塁代打柴田捕ゴ(犠打失敗)
 ・9回裏1死一二塁倉本左飛(坂口好捕)

「連勝」「カード勝ち越し」これだけなのに色んなデータを列挙出来ました。

攻撃面ではハッキリ言って強さを感じた。
先制点は山田哲の四球と盗塁で0死二塁。山崎が犠打安打と盗塁。0死二三塁からバレの内野ゴロ間の1点。
中押し点は2死無走者から,山崎の四球,バレの安打で一二塁として青木のあわやのフェン直タイムリー。

そして5点目となったダメ押し点はそつの無い攻撃の典型。先頭の川端が二塁打で出塁すると代走に藤井を起用。続く坂口がキッチリ進塁打となるセカンドゴロで三塁に進め,廣岡がキッチリタイムリー。この時点で5-1となり,勝利を確信出来たが。。ここからが長かった。。

石川が100球を超えた7回2死から突如乱れ4連打であっという間に2点差に。なお同点の走者を背負って近藤にスイッチ。その近藤が1番桑原を打ち取り,8回は石山。
2死一塁で宮崎の場面。カウント3−0から簡単に打ってくれてピッチャーゴロ。この攻撃にも助けられた。

そして9回裏のカラシティーはもう心臓ドキドキ。フォークを見極められると厳しい。それでいてカウントを取れる球種が無いとなると先が思いやれれなくもないのだが・・・

連続四球で0死一二塁。ラミレス監督は犠打で走者を進めることを選択。代打起用された柴田にバントが出来る雰囲気が無くて助かった。昨年なら田中浩康という名手がいたのに,今年は干されてしまってますものね。
キャッチャーゴロを三塁送球。中村の判断も判断なら,藤井も(スパイクされながらも)命がけで捕球。

1死一二塁で倉本。結果的に一塁からレフトに守備固めで回った坂口の攻守に救われたビックプレー。バレからぐっちに代えていたこと。そして河田外野守備走塁コーチの前へという指示やポジショニングも見事に嵌ったなぁと。

これで落ち着きを取り戻したシティさん。最後は桑原に代打佐野を送るという謎采配にも救われ,来日初セーブ。これに対し小川監督は,「カラシティーは内容よりも抑えたことを評価したい」とコメントしたという。これを聞いて奮起しないアメリカンはいないでしょう!!今後に期待です!

そしてシティーさんがセーブを挙げたということは同時に石川に白星がついたということ。
ヤクルトの石川、11連敗止める=プロ野球
 ヤクルトの石川が今季初登板で白星を挙げ、昨年からの連敗を11で止めた。100キロ台の変化球でタイミングを外し、三回から六回まで走者を一人も出さなかった。「喉から手が出るほど白星が欲しかったので、ほっとしている」と喜んだ。
 昨年5月18日の巨人戦以来の勝利。「もう勝てないんじゃないかと弱気になった。年が変われば自分も変わると思って、オフからやってきた」。家族が見守る中、長いトンネルからようやく抜け出した38歳は「まだまだ頑張るぞという姿を見せたい」と意気込んだ。[ 3/31(土) 19:49配信 時事通信 ]

通算157勝目はまた格別なものになったはず。。ほんと長かった。。でも安堵した。。。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(京山)−東京ヤクルト(由規)3回戦 横浜 13:00
 ・弱冠19歳2年目右腕との対戦
 ・由規にとって小川監督が見つめる中で投げるのはあの2011年9月3日巨人戦(神宮)以来
 ・開幕カード同一カード3連勝スタートとなれば2008年以来10年ぶり
 ・2015年終了時以来となる貯金3チャレンジ!
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2018年03月30日

]東京ヤクルト 7-3 横浜DeNA

S 203 000 011 7
B 000 100 020 3
○ブキャナン(1-0)6,石山1,秋吉1,カラシティー1−中村
川端1号A(石田)

▼データ
 ・2年連続開幕戦白星
 ・ブキャナン:外国人投手としては2004年べバリン以来の開幕戦勝利
 ・川端:2016年5月26日阪神戦(神宮)以来の本塁打
 ・DeNA(前身球団を含む)との開幕戦は通算13度目。1984年(○9-3,横浜)から8連勝

◆ポイント
 ・1回表0死一塁山田2盗
 ・9回表1死三塁坂口→代走田代

開幕戦勝利で昨年4月5日以来の貯金1!

なんというか久々に手に汗握るというか,ドキドキした。特に8回裏。宮崎に一発を浴びて3点差になった時とか。いかに昨年後半惰性で野球を見ていたことか。。

1997年が小早川の3連発なら2018年は大和のエラー?!

初回先頭打者山田哲のなんでもないショートゴロ。開幕戦独特の緊張感か?それとも30分以上にも及ぶ盛大な開幕セレモニーの影響?!名手大和のお手玉から始まった試合。
小川采配。120%犠打と思われた山崎の打席で,山田哲に盗塁を指示したベンチ。これが見事に決まった。そしてベンチの小川監督の笑顔。
だがしかし2番に抜擢された山崎が犠打を失敗し山田を進められなかった。結果的には送ったと同じだが・・

山崎のミスを救ったバレ青木コンビ。連続四死球で1死満塁。川端は中飛も三走山田還れず2死満塁。ここで廻ってきた6番坂口。坂口の打順別打率で1番以外はサッパリという印象がどうしても拭えなかったのだが・・・この1本のヒットで波に乗って一気に4安打の固め打ち!!!!
青木の加入でレギュラーを追われるかと思われていた坂口が努力で掴んだ一塁での開幕スタメン。後半からはバレの守備固めでレフトに回るという新たなオプションも披露された。

川端、復活示す2ラン=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの川端が2ランを放ち、故障からの復活を印象づけた。三回2死二塁でDeNAの石田の直球を右翼スタンドへ運んだ。「久々の試合だったのでかなり緊張した。打った瞬間、完璧だった」。2016年10月以来の出場で早速結果を出した。
 昨年は開幕前に腰椎椎間板ヘルニアを発症し、開幕戦は自宅でテレビ観戦。そのままシーズンを棒に振っただけに、「活躍して恩返ししたい」と思いを強くして迎えた今季。まずは最高のスタートを切った。[ 3/30(金) 23:09配信 時事通信 ]

3回表は慎吾さまの描いた放物線。もはや天才という感想しかなかった。美しい。


8回表は川端の守備固めで三塁に入った藤井のヒットから2死一二塁として,青木が公式戦では2011年10月15日横浜DeNA戦(横浜)以来2358日ぶりの安打がタイムリーで中押し。

そしてダメ押しとなった7点目。これが小川采配の極みだった。
先頭坂口が二塁打。廣岡には犠打の指示。1死三塁となったところで,三走坂口に代走田代起用。解説の槙原と真中は坂口にアクシデントなんていう解説をしていたが,代走起用こそが小川采配の真骨頂でしょう!
そして中村がお手本通りのセンターフライで田代が生還。前監督はほとんど代走起用しませんでしたよね…ゴニョゴニョダメのダメを押せた。

不安だった?!シティーさんのデビュー戦は4球で3アウトを奪う快投!?秋吉は登板間隔の問題と信じましょう(2016年も初登板でギャレットに本塁打浴びた)。

久々の勝利に酔ってちょっと興奮気味で見聞LOGの幕開けということで。

■NEXT GAME
 横浜DeNA(バリオス)−東京ヤクルト(石川)2回戦 横浜 14:00
 ・バリオスさんは元ソフトバンクブランド
 ・ただし身長は185cm
 ・とにかく石川に勝ち星を!!
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2018年03月29日

プロ野球、30日開幕=巨人の菅野、ソフトバンク千賀ら開幕投手

 プロ野球セ、パ両リーグが30日に開幕する。セは3連覇を狙う広島が本拠地マツダスタジアムに中日を迎え、2年連続日本一を目指すソフトバンクはヤフオクドームでのオリックス戦。29日は各チームが最終調整を行った。
 広島は7年目の野村、中日は20歳左腕の小笠原がともに初の開幕投手を務める。昨年4位からの巻き返しを図る巨人は菅野が2年ぶり。阪神は4年連続5度目のメッセンジャーが登板する。DeNAは2年連続で石田、ヤクルトは来日2年目のブキャナンが先発する。
 ソフトバンクは千賀、オリックスは西が大役を務め、日本ハムは新外国人のロドリゲス、西武は3年連続で菊池が登板する。ロッテは現役最多9度目の涌井が登板。楽天は2年ぶり5度目の則本が投げる。[ 3/29(木) 18:40配信 時事通信 ]


甲子園風開幕戦出場選手登録2018。
【投手】
由規(7年ぶり4回目)
石山泰稚(2年連続3回目)
中尾輝(初)
秋吉亮(4年連続4回目)
石川雅規(14年連続15回目)
ブキャナン(初)
カラシティー(初)
田川賢吾(初)
山中浩史(初)
近藤一樹(初)
【捕手】
中村悠平(6年連続6回目)
井野卓(初)
【内野手】
山田哲人(5年連続6回目)
西浦直亨(3年連続4回目)
川端慎吾(2年ぶり7回目)
荒木貴裕(4年連続5回目)
畠山和洋(10年連続10回目)
廣岡大志(初)
藤井亮太(3年ぶり2回目)
奥村展征(初)
【外野手】
バレンティン(2年連続5回目)
青木宣親(7年ぶり8回目)
山崎晃大朗(初)
坂口智隆(3年連続3回目)
上田剛史(7年連続7回目)
田代将太郎(初)
鵜久森淳志(3年連続3回目)

最多は石川。自身の記録をさらに延ばし14年連続15回目。畠山が火曜日のイースタンの試合に出場し問題なかったとのことで滑り込みセーフで10年の大台に。上田(7年),中村(6年),山田哲(5年),荒木・秋吉(4年),西浦・坂口・鵜久森(3年)と続く。
由規と青木が2011年以来7年ぶり。藤井は2015年以来3年ぶり。そして川端は2年ぶりとなります。昨年の今頃は早ければ開幕2カード目にも復帰なんて言われていたんですけどね…

中尾・田川・廣岡・奥村・山崎が初。山中,近藤,井野,田代もスワローズでは初めて。ブキャナンも昨年はローテーションの関係で外れていたため初。新加入カラシティーと合わせて11名のフレッシュな顔ぶれに。

捕手は二人制。選ばれたのは経験豊富な井野さん。
サブとして内外野守れる荒木,藤井は貴重な存在。
一方で俊足の左打外野手が3人(山崎・上田・田代)おりアンバランス感も。ここに雄平・武内も入る可能性があったのだから尚更。明らかに右打者が不足気味。唯一名を連ねた西浦を筆頭に,谷内・塩見といった右打者には一軍ベンチへの活路を見いだしてほしいもの。

そして幕を明ける2018年に向けて――
再起の道は決して平坦なものでは無いかもしれない。それでも千里の道も一歩から。目の前の1試合1試合を全力で,勝利への執念をもって戦う。これを1つ1つ積み重ねることで結果は自ずとついてくると思う。

贔屓目はもちろんあるけれどスワローズは96敗もするようなチームじゃない。
昨シーズンの後半2ヶ月くらいは,もうただ試合をこなすだけ。試合に対するモチベーションも何も無かった。そんな状態でプロ相手に勝負を挑んだって簡単に勝てっこない。
口では全力でと言ったとしても脳も体もついてこない。人間だもの。そういうことは絶対あるじゃない。自分に置き換えてもそうだから。どこかで諦めたら結果は伴わない。

あと昨年一年野球を見て改めて感じたことがあった。
96敗したヤクルトだって45勝できた。逆に94勝したソフトバンクですら49敗した。どんなに弱いチームでも1/3は勝てる。どんなに強いチームでも1/3は負ける。それがペナントレース。

だから残りの1/3をどう戦うか。そこで泥臭くどんな形でも最後に相手より1点多く取ることで順位が左右されるんだって。昨年のヤクルトはそれがほぼ皆無だった。

96敗からの再起を懸けるシーズンは,4年ぶり復帰となる小川淳司監督に託されたわけだが,オープン戦で小川監督の目が改めて印象に残った。
普段は温厚そのものだし,選手と談笑する時も笑顔だ。でもやっぱり試合の時は本当に厳しい目つきで戦況を見つめていた。まさに勝負師の視線。

小川監督はどんな状況でも諦めることはしない。自身の体験から途中で投げ出すようなこともしない。そしてつねにヤクルトスワローズの未来を見据えている。それは前政権時に証明されている。
奇しくも石川,館山,由規が開幕ローテーションに入る。畠山,川端,青木,バレンティンがスタメンに名を連ねる。2011年の悔しさを知るメンバーが再びここに集った。
小川,中村,山田,雄平といった小川監督に育ててられたメンバーもいる。

この選手たちでなんとしてでも小川監督を男すなわち優勝監督にして欲しい。それだけの力は十分あるはずだから――こんな気持ちで私は今シーズンスワローズを見つめます。


昨年は正直ただ続けるためだけに書いているのではないかと自問自答する日々もありました。それでも有難い感想を寄せて下さる方がいらしたり,決して無駄ではないんだと思えることが幾度かありました。
また自分の気持ちをストレートに吐き出すことで日々の自分を整えている部分もありますので,その点ご容赦いただければなあと思ったりする次第であります。
そんな感じで今シーズンも試合見聞LOGならびにマーサ@まーくん!を宜しくお願い申しあげます。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:04 | 更新情報をチェックする

2018年03月25日

]東京ヤクルト 1-3 北海道日本ハム(オープン戦)

S 100 000 000 1
F 001 001 10x 3
館山31/3,松岡2/3,●山中(0-1)12/3,中澤0/3,近藤1/3,秋吉1,カラシティー1−松本,中村

オープン戦最終戦はスミ1敗戦で終了。

1回表先頭山田哲二塁打を犠打,内野ゴロ間で還した1点。
6回表,7回表と0死一塁の走者を犠打で得点圏に進めたものの,得点にはつながらず。
投手陣は連投&ワンポイントを試した中澤が近藤に決勝打を浴びる形に。

先発マウンドには館山。昨年6月3日埼玉西武戦(神宮)以来の一軍マウンド。10月に通算9度目となる肩と肘の手術を受けていたことを明らかにし,周囲を驚かせた不死鳥。
37歳、復活へ手応え=手術明けの館山、力強い直球−プロ野球オープン戦・ヤクルト
 復活を目指す37歳の速球は力強かった。昨年10月に右肩と右肘を手術したヤクルトの館山がオープン戦に初登板。粘り強い投球で日本ハム打線を四回途中まで4安打1失点に抑えた。
 1軍相手に投げるのは今年初めて。球速は140キロ台中盤を何度も計測した。三回無死一、二塁では、近藤に対して外角を粘り強く攻めて最後は空振り三振。この回、押し出し死球で1点を失うなど制球に課題は残ったが、「徐々に操れるボールも増えてきた。悪かったボールも修正できると思う」と表情は明るい。
 若手の頃から何度も手術を繰り返してきたが、心が折れることはなかった。自分の投球が同じく手術明けの後輩、小川や星を元気づけることも分かっており、「彼らも受け取ってくれたと思う」と力強く話した。
 小川監督は先発枠入りの可能性について、「確定ではないが、このあとの回復次第」と答えた。館山は「いろんなことがうまくいって、ここまで状態が上がってきた」。自身の回復ぶりに自信を見せていた。[ 3/25(日) 19:44配信 時事通信 ]

予め95球を目途としていたようで,31/3回を89球,被安打4,与四死球4の1失点。MAXは149km/h。明らかな抜け球というのは3回裏2死満塁カウント0−2からアルシアに与えた死球くらいではなかっただろうか。
「昨年10月に手術をして、この時期に90球近く投げられたのは、チームスタッフやサポートしてくれた方々のおかげです。まだまだ、思ったところにいっていない球もありますが、いくつか良いボールもありました。オープン戦の終盤大事な時期に呼んでもらったので、ここからは自力で勝ち取っていきたいと思います」自分自身の組み立てにも拘り,ローテーション入りに勝負の姿勢を見せた投球に映った。そのタテの姿に同学年としてホッと安堵もした。

4回裏1死一三塁でパ・リーグ盗塁王西川遥輝を刺したルーキー松本。ダブルスチールを警戒して投げないのかと思ったら,そこからお見事なセカンドへのストライク返球で西川を刺す強肩ぶりを発揮。これは頼もしい捕手が加入したのかもしれない。

オープン戦順位表
試合勝利敗戦引分勝率得点失点本塁盗塁打率防御率
1位巨人171151.6887860199.2232.97
2位ロッテ14842.6676257319.2793.60
3位楽天16952.64380691319.2693.90
4位DeNA15852.61560521512.2443.33
5位オリックス14752.58354431322.2302.95
5位日本ハム15753.5836658259.2483.48
7位西武16862.5714752912.2403.06
8位ヤクルト16664.50072741313.2674.23
9位中日17791.43876791510.2624.18
10位ソフトバンク165101.33364662016.2493.83
11位広島14392.2505470107.2514.72
12位阪神162122.143467975.2253.72


勝率.500は昨年と同じ。近年.500で終わったのは,2013年と2017年があるが,いずれもその年は最下位に終わるという不吉なデータも。
順位は8位。セ・リーグ6球団中では3番目。近年8位で終わったのは2004年と2015年。2004年は2位,2015年はいわずもがな。オープン戦8位の年はAクラス率100%ヤ!!

■NEXT GAME
 横浜DeNA(石田)−東京ヤクルト(ブキャナン)1回戦 横浜 18:30
 ・いよいよ開幕戦
北海道 ☔ | Comment(4) | SWALLOWS | at 20:32 | 更新情報をチェックする

2018年03月24日

]東京ヤクルト 1-2 北海道日本ハム(オープン戦)

S 001 000 000 1
F 100 100 00x 2
●石川(0-1)5,秋吉1,中澤1/3,近藤2/3,石山1−中村
山田哲4号@(マルティネス)

昨夜は打ちあった両軍。今日は全てソロホームランによる得点であっさりと試合終了。
山田哲、順調な仕上がり=プロ野球オープン戦・ヤクルト
 ヤクルトの山田哲が順調な仕上がりぶりを見せた。三回に左中間へ豪快なソロ本塁打。「しっかりスイングができていたと思う」と納得の一発だった。
 オープン戦に入って一時調子を落としたが、終盤にきて上向きに。「想像していたようにいけた。すごくいい。2年前と同じ感じ」と2年連続でトリプル3を達成したシーズン前の感覚に近いようだ。
 「個人的にはあした開幕してもいい」と自信を口にする山田哲。小川監督も「体の状態もいいし、塁に出れば走る意欲もある。相手へのプレッシャーも出てくるのでは」と期待していた。[ 3/24(土) 19:27配信 時事通信 ]

昨年なんて開幕するのが怖い的な発言をしていた記憶のある哲人がみせる自信。どうやら打順もトップバッターに収まりそうで,昨年は使えなかった機動力も復活の兆し。どんな進化をするやら山田哲人。

開幕2戦目濃厚の石川は,大田と中田にそれぞれソロ本塁打を浴びたが,これは事故。「チームとしても自分としても、ホームランは課題のひとつ。2アウトからもったいない。シーズンに入ったら減らしていかないといけない」と引き締め迎える17年目のシーズン。
現役で最も勝っている投手でも遠い1勝。みんなで勝たせてあげて欲しい。

オープン戦で解決出来ていない課題を挙げるとすると中継ぎ陣。
今日も7回裏。左のアルシア,田中賢介を迎えたところで中澤を投入も,先頭にいきなり四球。
1死一塁から近藤にスイッチもヒットと四球で1死満塁というピンチを招いてしまうという展開。後続はなんとか断ったが,本調子には程遠い印象を受けずにはいられなかった。

■NEXT GAME
 日本ハム(加藤)−ヤクルト(館山) 札幌ドーム 13:00
 ・オープン戦最終戦
 ・引き分け以上なら2012年以来6年ぶりのオープン戦勝ち越し
 ・館山が帰ってくる!館山と同い歳としてそろそろという覚悟もある。もちろんタテにはまだまだフルシーズン投げ抜いて欲しいけど,もうそういうポジションではないということは感じている。でもだからこそ。小川と星の居ないこの春先に,タテがなんとかチームを支えてくれっていう気持ちが強い。もう祈るような想いでその登板を見つめたい。
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:51 | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

]東京ヤクルト 7-7 北海道日本ハム(オープン戦)

S 200 000 014 7
F 010 002 121 7
ブキャナン3,田川1,中尾1,由規3,カラシティー1−中村
バレンティン5号A(ロドリゲス)6号@(公文)

両軍合わせて29安打14得点の乱打戦。打ちも打ったり。打たれも打たれたり。
8回裏を終えて3-6。昨年ならあっさり負けていたことでしょう。それが9回表一挙4得点で逆転。しかしその裏1点返され終わってみればオープン戦4試合目の引き分けと。
勝てなかった負けなかった論はさておき・・・

バレはオープン戦14試合で6本塁打。144試合換算したら60本ペースですね。

ナンさまは開幕前の最終登板ながら3回で退いたので何かアクシデントかと心配しましたが,そういうわけでもなさそう。「思ったところに制球でき、低めとコーナーを意識して打たせてとる投球ができたと思う。開幕投手に指名されたことは心から光栄に思っていますし、最高の形でファンの皆さんに喜んでいただき、自分らしい投球をしたいです」と開幕に向け気合十分。

田川は背番号62を初披露。

5回表2死満塁で青様。中途半端なスイングでの空振り三振。これを見た瞬間青木が本当に帰ってきたんだなぁと感じられて,妙に懐かしかった。

背番号32の捕手松本。オープン戦プロ初打席で左中間を綺麗に破る二塁打。小野公誠さんを想起させるようなスイング。

途中出場田代は盗塁と札幌ドームのフェン直タイムリー。オープン戦前半は塩見が目立っていたが,ここ5試合で一気にアピール。昨年は西武で開幕スタメンに名を連ねただけの実力者。外野手の開幕一軍に滑りこんでくるのか。

由規は3回5失点と開幕3戦目に向け不安を残す内容。
ここにきて先発6番手として館山の名前が急浮上。横浜スタジアムと神宮広島戦。由規,山中,館山。過去の相性なんかも考えながらの起用というのは田畑コーチの頭の中にあるのやら。

リードを守れなかったシティーさん。一応自分なりのデータを。


今日は試合をじっくり見られていないのでこんな感じで。

■NEXT GAME
 日本ハム(マルティネス)−ヤクルト(石川) 札幌ドーム 14:00
 ・ハムさんは開幕戦も2戦目も新外国人さんに頼らざるを得ないんですね。。
北海道 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:58 | 更新情報をチェックする

選抜大会、23日開幕=東筑―聖光学院で火ぶた―高校野球

 第90回選抜高校野球大会は23日、甲子園球場で午前9時に開会式が始まり、開幕する。開会式に続き10時30分開始の東筑(福岡)―聖光学院(福島)で熱戦の火ぶたを切る。22日は同球場で開会式のリハーサルが行われた。
 開会式では昨年の優勝校で史上3校目の選抜連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)を先頭に、駒大苫小牧(北海道)から富島(宮崎)まで北から南の順に入場行進する。行進曲は大会歌の「今ありて」。25年ぶりに採用された曲のメロディーに合わせ、第90回の記念大会に伴い例年より4校多い36校の選手らが歩を進める。選手宣誓は瀬戸内(広島)の新保利於主将が行う。
 第1日は1回戦3試合が予定され、第2試合は英明(香川)―国学院栃木(栃木)、第3試合は明秀日立(茨城)―瀬戸内。大会は準々決勝翌日の休養日を含め13日間の日程で行われる。[ 3/22(木) 15:32配信 時事通信 ] 

ミレニアム世代による甲子園がいよいよ始まります。
甲子園でタイブレーク=議論重ね、今春初導入―選抜高校野球
 今回の選抜高校野球大会では、春夏を通じ甲子園大会で初めてタイブレーク制度が導入される。長い延長戦を避けて早期決着を促すタイブレークは、投手の負担軽減や健康管理などが目的。延長十二回を終えて同点の場合、十三回以降の攻撃を得点の入りやすい無死一、二塁から始める。打順は前の回から継続。決勝戦を除き、延長十五回引き分け再試合はなくなる。
 甲子園大会でのタイブレーク採用をめぐっては、日本高校野球連盟で2014年から議論を重ねてきた。15年からは春季地区大会で実施。甲子園では時期尚早と保留されていたが、昨春の選抜大会後、必要性を再検討する機運が一気に高まった。
 同大会2回戦で、同じ日に福岡大大濠(福岡)―滋賀学園(滋賀)が1―1、健大高崎(群馬)―福井工大福井(福井)も7―7で延長十五回引き分け。春夏を通じ初めて同一大会で2試合が再試合となり、ルール改正への流れが加速した。
 高野連は投球回や球数の制限なども協議したが、公正さを守り切れず、次善の策としてタイブレークを選択。47都道府県高野連へのアンケート調査で38連盟の支持も得て、導入に踏み切った。[ 3/22(木) 16:17配信 時事通信 ]

今大会から新たにタイブレークが導入され,どう試合に影響を与えてくるのか。新たなドラマが生まれることにも期待したいです。

懲りずにベスト8予想を。
[第1ブロック]静岡(静岡)聖光学院(福島)東海大相模(神奈川)駒大苫小牧(北海道)東筑(福岡)
[第2ブロック]中央学院(千葉)日本航空石川(石川)明徳義塾(高知)膳所(滋賀)
[第3ブロック]智弁和歌山(和歌山)英明(香川)富山商(富山)延岡学園(宮崎)国学院栃木(栃木)
[第4ブロック]創成館(長崎)智弁学園(奈良)下関国際(山口)日大山形(山形)
[第5ブロック]大阪桐蔭(大阪)瀬戸内(広島)高知(高知)伊万里(佐賀)明秀日立(茨城)
[第6ブロック]東邦(愛知)慶応(神奈川)彦根東(滋賀)花巻東(岩手)
[第7ブロック]日大三(東京)おかやま山陽(岡山)三重(三重)乙訓(京都)由利工(秋田)
[第8ブロック]松山聖陵(愛媛)星稜(石川)近江(滋賀)富島(宮崎)
兵庫 🌁 | Comment(0) | 高校野球 | at 00:00 | 更新情報をチェックする

2018年03月21日

]東京ヤクルト 3-5 巨人(実戦形式合同練習)

YG 000 100 103 5
YS 100 001 100 3
ハフ6,松岡1,カラシティー1,石山1−中村,松本

神宮球場のオープン戦は朝9時に早々と中止が発表されたものの,巨人軍との異例コラボによって,東京ドームでの合同練習試合が実現。

東京ドームなのにヤクルトがホームユニフォームで後攻と,ドームアレルギーを払拭できるかと思いきや・・・最終回に岡本に逆転3ラン本塁打を喰らい,今シーズンこれでドームは3戦3敗・・・
ゲレーロにも被弾し,先が思いやられるような。。

ハフ、好投に満足=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの新外国人左腕、ハフが巨人打線を6回1失点に抑え、先発ローテーションを見込む首脳陣を安心させた。テンポ良く、早めに追い込む強気の投球で、「シーズンに向けて、いい投球で終えられてよかった」と満足そうに振り返った。
 雨で中止となったため、神宮から東京ドームに移っての無観客試合。変則的な登板に「教会で投げているみたいだった。変な感じ」と苦笑いした。[ 3/21(水) 19:37配信 時事通信 ]

松岡,松本,武内がこの試合に出場。そのまま札幌にも帯同するのかしら?
東京 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:12 | 更新情報をチェックする

2018年03月20日

]東京ヤクルト 中止 東北楽天(オープン戦)& 田川、大村を支配下登録=プロ野球・ヤクルト



浦添以外の主催試合の中止は2014年3月13日ほっともっと神戸で予定されていた試合が中止になったことはあったものの,神宮でのオープン戦の中止は実に6年ぶり。ということで見聞LOGもお休みしようかと思ったら,夕方に嬉しいニュースが♪
ヤクルトは20日、育成選手の田川賢吾投手(23)と大村孟捕手(26)を支配下選手登録した。背番号は田川が117から62、大村は120から59となった。[ 3/20(火) 18:32配信 時事通信 ]

オープン戦で結果を残していた田川,大村の両選手が支配下登録。
田川は2016年シーズン終了後に育成契約となっており2年ぶりの支配下復帰。オープン戦ではここまで6試合に登板し1勝1セーブをマーク。巨人上原も認める長身から投げ下ろす直球を武器に,自身プロ初の一軍登板はもうすぐそこ。

大村は2016年育成ドラフト1位入団も,春の新人合同自主トレで早速リタイア。イースタンでも野手が足りない中で一塁もしくは指名打者との出場が続くなど怪我に泣かされてきたが,2年目の春に支配下を掴んだ。

田川も大村も2月1日西都キャンプからのスタートだった。田川は村中に代わり,大村は新人の松本のコンディション不良でそれぞれ一軍に呼ばれ,約一ヶ月で支配下を掴んだ。何が転機となるか分からないプロの世界。

そして2人が背負うことになった背番号が「62」と「59」というのもどこか運命を感じる。
昨年ファームで苦しいリハビリとプレーに励んでいた徳山武陽と今浪博隆が背負っていた背番号。怪我や故障ではなく,もう本人ではどうしようもない病気という理由でユニフォームを脱ぐことになった2選手。いわば志半ばで終わった魂が,田川・大村の両選手に引き継がれることになる。言い方悪いが何も知らない外国人や移籍選手が引き継ぐよりもよっぽど良かったと思う。田川の投げる姿に徳山を,大村の立つ左打席に今浪を重ねてより一層応援したい。

■NEXT GAME
 ヤクルト(ハフ)−巨人(内海) 神宮 13:00
 ・おそらく明日も中止でしょう。ハフさんの手の内を見せずに済みそうです。
 ・ただ巨人は6回澤村7回上原8回マシソン9回カミネロと強力リリーフ陣が完成。2015年のヤクルトのように5回までにリードしておかないとというプレシャーを与えそう。菅野田口くんしか計算出来る先発がいなくてもなんとかなってしまう。これは手強いゾ。。

 日本ハム−ヤクルト(ブキャナン) 札幌ドーム 18:00
 ・金曜日から札幌に移動してハムとの3連戦でオープン戦全日程終了となります。
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2018年03月18日

]東京ヤクルト 7-6 福岡ソフトバンク(オープン戦)

H 010 201 200 6
S 300 000 40x 7
山中4,中尾1,秋吉1,○田川(1-0)1,石山1,Sカラシティー(1)1−井野,中村
山田哲3号A(武田)バレンティン4号@(武田)

2試合連続7-6の逆転勝利で貯金2。

山田哲・バレンティンの2者連続本塁打で幸先良く先制も,デスパイネに3連発。さらに松田,福田にも一発を浴び5発で6失点。日曜日の呪いで今日もダメかと思われたが・・・

流れを変えたのは新入団選手発表のため戸田から神宮に1日一軍体験に来たドラ1村上だった。
村上、落ち着いて2安打=プロ野球オープン戦・ヤクルト
 ヤクルトのドラフト1位、村上がオープン戦初出場で堂々の2安打。二回に内野安打で出塁し、七回には左前打を放ち、小川監督は「軸もぶれない。打席で落ち着いている」とうなった。
 1日限定の1軍お披露目。今後も2軍で調整を続けるが、「早く1軍に上がって1年目から結果を出したい」と成長を誓った。[ 3/18(日) 19:05配信 時事通信 ]

実績のある左腕・飯田から逆方向へ綺麗な流し打ち。左ながら左を苦にしそうにない無理の無いスイング。まるで筒香を見るかのようでした。高卒ルーキーながら4番サード固定の英才教育が今後も続く村上。将来ミスタースワローズを継承するかもしれない。そんな大器の片鱗を感じたデビュー戦でした。

その村上に刺激を受けたか先輩達。同じく大卒ルーキー神宮に5年ぶりに帰ってきたサード宮本がセカンドへ内野安打。山崎もサード内野安打で続いて0死満塁。
左3人から1つもアウトを取れなかった飯田に代わって加治屋に対する山田哲人。新人2人を返す痛烈なレフト前タイムリーで1点差。
0死一二塁から荒木がキッチリ送って1死二三塁。こういう細かい野球で失敗をオープン戦であまり見ない気がするのは気のせいか。
お膳立てが出来て鵜久森がレフト前タイムリーで逆転に成功。石山−カラシティーで最少リードを保って連勝!という試合運び。ただ後半はホークスの主軸は誰一人出ていませんのでね。参考程度に。

デスパイネへの攻め方。第2第3打席はいずれもフルカウントから投じた一球をいとも簡単にスタンドへ運ばれる。中でも第2打席はカウント1−2から故意に2球外してからど真ん中要求と,全く意図が分からなかった。3試合とはいえ交流戦で対戦するのですから,どうしたらよいのでしょうか。

試合後出陣式も開かれた日曜日の試合で,オープン戦ながら25,137人の観客が集まった神宮球場。これは昨年3月19日阪神戦で記録した20,914人を上回り,実数発表となっての最多観衆をまた更新。
試しに青木がいた2005〜2011年の神宮オープン戦の観客数を調べてみたら,隔世の感がありました。。

青木が初めて首位打者を獲った翌年の2006年。最も観衆が多かったのは木曜日の阪神戦で6000人あまり。単純に今日はその4倍以上が集まっているんですからね。。
横浜スタジアムといい,神宮といい,どこからこんなにお客さんが集まるようになったのでしょうか。。

■NEXT GAME
 ヤクルト(原)−楽天 神宮 13:00
 ・神宮残り2試合。
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2018年03月17日

]東京ヤクルト 7-6 北海道日本ハム(オープン戦)

F 200 004 000 6
S 100 401 01x 7
石川5,○ブキャナン(1-0)4−中村 ●ロドリゲス
山田哲2号@(ロドリゲス)

オープン戦からルーズベルトゲーム。決勝点はスクイズと勝負に拘った!

投手は先週のマツダスタジアムと反対で石川が先発,ブキャナンが2番手という2人の継投で1試合を回した。
いずれも立ち上がり主軸への被弾による失点。石川はセーフティーバントで出した走者を背負って中田翔に被弾。ブキャナンはヒット四球ヒットで背負った3人を置いてレアードに被弾。それでもそれで目を覚ましたか2イニング目以降走者を出したのは4回の石川のみで,あとはいずれも三者凡退。
来週はそれぞれ金曜日,土曜日に先発し,中6日で公式戦を迎えることになるのでしょう。

野手は始まりは山田哲のホームラン。
ヤクルトの山田哲、久々のアーチ=プロ野球オープン戦
 ヤクルトの山田哲が20日ぶりの本塁打を放った。一回2死走者なしの場面で振り抜いた打球は、左翼ポールを直撃。「球も甘かったし、逃さずいけた」と淡々と振り返った。
 安打が出ず悩みを抱えた時期もあったが、現在は調子の波が落ち着き、スイングに手応えをつかみ始めた様子。「同じような(良い)形で振れている。順調にきている」。開幕に向け、ようやくエンジンがかかってきたようだ。[ 3/17(土) 19:34配信 時事通信 ]

あとは小技を絡めての攻撃。

4回裏の集中攻撃。先頭山崎三塁への内野安打。山田哲8球粘っての四球。青木は大きなセンターフライ。悠々タッチアップかと思いきや山崎はどうやら打球判断を誤った模様。1死一二塁からバレンティンがライト前へコンパクティンで同点。山田哲も積極走塁で三塁狙うも憤死で2死1塁。
しかしそこから川端内野安打,廣岡フルカウントから勝ち越しタイムリー,中村もセンターオーバータイムリー三塁打で一挙4点。

6回裏は先頭バレの代走で起用された田代がすかさず二盗(ビデオ判定覆らず)。川端の一ゴ間に三塁に進み,廣岡の遊ゴで一気に生還と,ヒット1本で奪った1点。

最後は8回裏。上田四球田代死球で0死一二塁。藤井は三振に倒れるもその間に二走上田が三塁を奪い,1死一三塁として廣岡のスクイズ。打球が上ずってしまったが上田が判断よく生還しこれが決勝打。
田代・上田といった後半要員の脚力で1点ずつを奪って勝利につなげた。まさにベンチワークの勝利。

結果的にもっていった廣岡。
中村悠平,畠山和洋,山田哲人,川端慎吾,バレンティン,雄平。15年優勝メンバーを試合で我慢強く起用したのは小川淳司監督でした。廣岡大志は完全にその流れに乗るのだと思います。これはもう間違いないでしょう。

■NEXT GAME
 ヤクルト(山中)−ソフトバンク(武田) 神宮 13:00
 ・オープン戦なのに内野完売&外野応援ブロック開設ってホント一昔前からしたら考えられない。。。
 ・武田翔太のような本格派をどう攻略するか。そういう姿勢を見たいもの。
 ・山中さん古巣を相手に先発6番目に食い込めるか。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:00 | 更新情報をチェックする

2018年03月16日

]東京ヤクルト 2-5 広島(オープン戦)

C 101 210 000 5
S 000 000 110 2
○野村S一岡 ●寺島(0-1)4,風張1,中尾2,近藤1,石山1―中村,井野
廣岡2号@(今村)

試合的には開幕投手と開幕ローテーション入り当落線上の投手の差は歴然だったということに尽きようか。

ただ野球の一球の恐さは再認識した。
4点差がついた8回裏。マウンドにはセットアッパー・ジャクソン。それが一球の頭部死球で状況が一変。準備してないブルペン。力の劣る投手。ヒット四球四球であっという間に一打逆転という状況になってしまうのだから・・・
しかしその千載一遇のチャンスをモノに出来なかった大村。

風張,中尾,井野,田代とこの時期に上がってきたメンバーに出番が。
風張はファームでの成績は文句無し。あとは二軍と一軍の壁を破れるかだけのはず。14年組の意地を見たい。
中尾はキャンプ一軍内定からのインフル離脱だった。実力は首脳陣も認めているはず。
移籍の田代さんは初出場。最後見逃し三振でゲームセットはもったいない。

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1988年。父に初めて神宮球場に連れていってもらってからちょうど30年となる2018年の神宮球場―。いつもならまた今年もというただありふれた風景のはずが,今年はなんだかまるで違う風景にすら見えたのだ。

小川さんが4年ぶりに指揮官に復帰―
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昨年一度も姿を見なかった川端が―
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4月以降姿を見なかった畠山が―
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2011年ファン感謝DAY以来の青木が―
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ここ2年間不動のレギュラーだったぐっちがファーストミットを手に―
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今目の前にいるという光景を目の当たりにして,なんだか感慨深くなってしまった。。
でもやっぱりこの鳥が居ないと始まらない。
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スタメン
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C山田哲H山崎FバレンティンG青木B畠山D川端E廣岡A中村D上田P寺島

ファームは開幕前日で試合無し。例年だとこういう日に合わせて試合前に新入団選手発表を行なってきたが,今年はそれをファームの公式試合のある日に出陣式と併せて行うという改革?で,特別な青木宣親「I'm back」セレモニー。
ここでスタジアムDJパトリックユウさん&25ねんめのだいべてらんつば九郎(ということで今日のひとことは無し)が登場。
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今日はパトさんの登場はここまで。ここ数年あった選手登場曲の演出も無し。ウグイス嬢さんによるアナウンスのみで試合は進めらました。選手登場ビジョンももちろん無し。でも各イニング間の“Swallows Rising 〜再起〜”と“Tokyo Yakult Swallows 2018”は収録済。

つばさまは試合中ふりーだむにウロウロされていました。
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生憎の雨。試合が進むにつれ強さを増す上空の風。それにともない体感気温はどんどん下がりましたが,結局最終回まで行われました。

最終スコア
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試合時間3時間33分なのに,試合が終わっても誰一人ベンチから出て来ず,報道陣もグランドで待ちぼうけ。
早速ミーティングが行われた以外考えられませんよね。ただチャンピオン広島も同様にしばらく誰も出てきませんでした。
昨年迄は一目散に監督から引き上げていきましたから全く気がつきませんでした。広島はやっていたんですね。ただそれよりさらに長かった。その時間およそ15分程度でしたでしょうか。

戦利品
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 ・2018オープン戦招待券
 ・2018ポケット日程表
 ・直筆サイン(89田畑C)

■NEXT GAME
 ヤクルト(石川)−日本ハム(マルティネス) 神宮 13:00
 ・ナンさまが開幕投手に正式に指名されました!
<プロ野球>ヤクルトの開幕投手はブキャナン
 ヤクルトの小川監督は16日、今季の開幕投手に来日2年目のブキャナンを起用すると明らかにした。東京都内で開かれた球団の激励会で発表した小川監督は、昨季6勝13敗だった右腕へ「去年の安定感から決めた。1年間ローテーションを守ってほしい」と期待した。[ 3/16(金) 20:46配信 毎日新聞 ]
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:13 | 更新情報をチェックする

2018年03月14日

]東京ヤクルト 3-2 阪神(オープン戦)

S 001 000 020 3
T 000 001 010 2
ハフ5,大下1,○秋吉(1-0)1,カラシティー1,S田川(1)1−中村 ●高橋聡

オープン戦ながら3連勝で貯金1☆

昨年4月5日(開幕5試合3勝2敗)以来の貯金生活となりました。

攻撃は細かい野球をキッチリが徹底されて,それに選手が応えている印象。
小技光るヤクルト=プロ野球オープン戦
 ヤクルトの小技が光った。三回は四球の走者を、バスターエンドランと犠打で進め、山田の犠飛で先制。八回無死一、二塁からは、代打の上田が相手のバントシフトをあざ笑うかのようにバスターに成功。追加点を奪った。
 今季はキャンプから首脳陣が小技や走塁を絡め、打てなくても点を奪う野球を浸透させようとしている。小川監督は「無安打で点を取ったし、バスターを絡めての攻撃もあった。いい試合だった」と満足そうだった。[ 3/14(水) 18:57配信 時事通信 ]

3回表。先頭四球でこの日出た初めてのランナーを送る構えからのバスター。これを相手ショート今日は糸原がファンブルで0死一二塁。廣岡がしっかり送り,山田哲がきっちり打ち上げる。相手のミスに乗じたこの1点が結果的には勝敗を分けたのだから。

8回表は上田劇場。0死一二塁から鵜久森の代打に指名されると,均衡破る勝ち越しバスタータイムリー→初球二盗成功。
0死二三塁から藤井が左腕の高橋聡をもろともせず外野に飛球を打ち返し追加点。その間に三塁へ進んだ上田は中村のファーストゴロで本塁狙うもアウト。

昨日今日と相手の守備体型を把握した上で,どうすれば点が入るか。裏を返せば昨年どう点を取られていたかを,外部からの血で叩き込まれた成果なのではと。

投手陣は開幕の枠がある程度固まったのかなあと。

ハフは5回を44球無失点ピッチ。2試合連続無四球。テンポ良くアウトを積み重ねた。
左打者に左方向に流された時のバレンティンの守備も鍵を握りそうか。でも福留を二塁に行かせなかったり懸命なプレーしているココ。

秋吉は3者連続三振とエンジンかかってきたか。

シティーさんは内野ゴロ間の失点はあったが最少リードは保つといういわば抑え属性。

そして最後を任されたのは連投となる田川。ロサリオ・大山という面々を抑えて堂々のセーブ。これは支配下復帰も近しか。

■NEXT GAME
 ヤクルト(ブキャナン)−広島(野村) 神宮 13:00
 ・今季初神宮
 ・青木にとっては2011年クライマックスファーストステージ第3戦以来の神宮凱旋試合となりますね
兵庫 | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:17 | 更新情報をチェックする

2018年03月13日

]東京ヤクルト 10-5 阪神(オープン戦)

S 000 910 000 10
T 000 004 100 5
○原(1-0)5,梅野1,近藤1,石山1,田川1−中村,古賀 ●藤浪

2引き分け挟んで2連勝!!
”連勝”という響きだけでも昨年7月25〜27日対中日戦(神宮)以来。ここ4試合負け無しとなると,昨年は5月17〜20日と6月14〜17日(いずれも4連勝)の2回あっただけという。

藤浪対策で,山田哲バレンティン畠山を外し,廣岡中村以外は7人左打者を並べた打線。しかし坂口・奥村の2名が被害者に・・・

そんな藤浪を一気にKOした4回表の攻撃。助演賞はショート西岡。

先頭大村の打球をファンブル。藤井のヒットで大村は三塁陥れ一三塁。廣岡四球で0死満塁。前進守備の西岡が中村のショートゴロを後逸。ボールが転々とする間に大村に続き藤井も還りまず2点。
奥村死球でまた満塁。山崎三振後,上田がライト前で2者生還。ここで藤浪交代。

坂口ヒットで三度満塁。四番青木が2点タイムリー。
打者一巡し大村倒れ2死一三塁となるも,藤井が四球で満塁四度目。ここで廣岡が走者一掃(廣岡は三塁憤死でチェンジ)。

この回一挙9得点。それも全部満塁から。ホームランも無し。選手が一塁→二塁→三塁→本塁と駆け回る。打球を即座に見極め先の塁先の塁を積極的に窺う。全員野球は見ていて清々しい。
その伏線には3回まで球数を投げさせるというベンチの指示もあったとか。少なからず藤浪にとってのヤクルトへの妙な意識は拭えないままでシーズンに入れそう。

原、開幕ローテに前進=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの原が5回無失点と好投し、開幕ローテーション入りに前進した。特に良かったのは目先を変える緩いカーブ。打者に的を絞らせない絶妙の組み立てで2安打に封じ、「緩急をつけながら丁寧に投げられた」と自賛した。
 体調不良などでようやくオープン戦初登板となったが、出遅れを感じさせなかった。先発が手薄なチームには欠かせない3年目右腕。小川監督は「現状なら間違いない」と満足そうだった。[ 3/13(火) 18:30配信 時事通信 ]

樹理は2月21日巨人戦以来の実戦登板。体調不良による調整の遅れを感じさせないテンポの良さ。5回を58球でまとめた。昨年は中継ぎとして開幕を迎えた。今年は神宮開幕投手で決まりだろう。

梅野が打たれたのは,樹理が良過ぎた反動だと思いたいのだが…

試合時間は3時間44分。
両軍からリクエスト要求。阪神サイドからのホームクロスプレーはともかく,ヤクルトサイドはいわゆる一連の流れで片付けられてきた併殺プレーへの要求。
検証によって間延びもする。試合時間短縮には程遠く感じるなど。

■NEXT GAME
 阪神(能見)−ヤクルト(ハフ) 甲子園 13:00
兵庫 | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:11 | 更新情報をチェックする

2018年03月11日

]東京ヤクルト 3-3 広島(オープン戦)

S 000 001 011 3
C 000 300 000 3
由規4,寺島1,大下1,梅野1,田川1,山中1−中村,古賀

今日も負けなかった。しかし日曜日という観点では今週も勝てなかった・・・。

7回終わって1−3と2点ビハインドの展開。

8回表は先頭の山崎が四球で出塁。山田哲バレンティンのバットに懸けたが2死一塁。暴投で山崎が二塁に進み,塩見に代わって一軍合流した上田がフルカウントからライト前に運び1点差。
9回表も先頭廣岡が四球で出塁。古賀がキッチリ送って1死二塁。そして藤井が藤井から同点タイムリー二塁打。
さらに2死一三塁として奥村。カウント0−2と追い込まれた場面で,キャンプで練習したであろうディレードスティールを仕掛けるも・・あえなく失敗。勝ちは無くなる。
それでも終盤のイニングに得点圏に走者を進め,1本の安打で得点を奪うという攻撃。目の前を試合を全力で戦うという首脳陣の姿勢が,オープン戦ながら敵地で負けないという結果になっている。

3.11登板となった先発由規。
ヤクルトの由規、故郷に恩返しを=プロ野球オープン戦−東日本大震災7年
 東日本大震災の発生から7年。仙台市出身のヤクルト由規は、「この日を忘れてはいけないといつも思っている」と故郷への思いを語った。
 試合では先発で三回まで無安打に抑える好投。四回に3点を失ったが、威力ある直球で打者を押し込む場面が目立った。震災があった2011年以来の開幕ローテーション入りを目指し「仙台、東北の方に元気に投げている姿を見せて、恩返しできるようなシーズンにしたい」と気持ちを新たにしていた。[ 3/11(日) 17:32配信 時事通信 ]

4四球(うち1つは申告敬遠)3暴投と暴れたが,「課題が多く出た試合だった。三、四回で直球の感覚がずれ始めた。その時にどうしたらいいかがシーズンでもポイントになってくる」とあくまでシーズンというか自身7年ぶりの開幕ローテに照準を絞っている様子。
小川監督のもとでローテとなれば本当に感慨深い。なんとかそこに収まってほしい。

6回以降大下,梅野,田川,山中と1人1イニング小刻みに打者3人パーフェクトピッチ。山中の起用法はどうなるのか。

■NEXT GAME
 阪神(藤浪)−ヤクルト(原樹理) 甲子園 13:00
 ・オープン戦8試合目にして初勝利を挙げた阪神と。連敗爆弾が回ってこなくてホッ。
広島 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 18:12 | 更新情報をチェックする

2018年03月10日

]東京ヤクルト 6-6 広島(オープン戦)

S 012 100 002 6
C 030 200 010 6
ブキャナン4,秋吉1,石川4−中村

負けなかった引き分け。粘っての引き分け。それも敵地マツダスタジアムで。

2点ビハインドの9回表。相手投手は勝ちパターンの一人一岡。
先頭荒木から,山崎,奥村と3連打で0死満塁。最初の打者鵜久森までも安打で続き1点差。なお0死満塁。ここで谷内。4−6−3の間に同点に。さらに2死三塁と勝ち越しのチャンスを築いたが藤井が三振に倒れ勝ちはならず。

負けを阻止したい9回裏は石川が4イニング目。2死を簡単に奪うも奥村のトンネルもあって2死満塁と一つのミスでもサヨナラという場面まで追い込まれたが,メヒアをカットボールで詰まらせ最後はサードゴロ。トンネルした奥村に即座にリベンジの場面を与えた。

もちろんシーズンであれば相手投手の継投は変わってくるし,この結果をシーズンでもというのはなかなか難しいだろうが,一打サヨナラの場面の緊張感というのは若い選手にも糧となるのだから大いに結構なこと。

河田コーチによる積極的に次の塁を狙う姿勢。
2回表0死一塁から畠山がレフトへの二塁打。ここでレフトエルドレッドのファンブルを付いて一走バレが一気にホームイン。
3回表0死三塁から山田哲の一ゴ間の生還。5回表には谷内,藤井と立て続けに盗塁を仕掛けた。
負けじとホームにセカンドにと走ってきた広島。このあたりも面白い勝負。

ピッチャーは開幕候補ナンさまと石川で明暗。
ナンさまは4イニング91球とリズムが悪く試合が長くなった。ただ対戦したのは主力組。廣岡の失策からの大量失点もあった。
逆に石川は終盤4イニングで主に控え組と対戦し61球。それでも最後ギアを上げるなど調整以外の勝負にも拘った感。

もう一度二人を今度は逆(先発石川→リリーフブキャナン)で投げさせるのか。それとも今日の投球でどちらかに決めたのか。次の広島戦(=16日)が開幕投手の答えになると思うのだが・・・

監督談話。
「最後は非常にいい攻撃だった。欲を言えば勝ち越せれば良かったが、1軍で投げている投手に途中から出た選手がいいバッティングを見せてくれた」「ミスが多すぎる。打つ方も守る方も粘ることはできたけど、防げるミスは防がないといけない」。見事なまでに称賛と苦言を織り交ぜてある。

■NEXT GAME
 広島(高橋昂)−ヤクルト(由規) 福山 13:00
 ・開幕3戦目は由規が有力か
広島 | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:34 | 更新情報をチェックする