2017年10月26日

【ヤクルト】九州学院の村上宗隆ら8人の交渉権を獲得…ドラフト指名選手

 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で行われ、ヤクルトは、九州学院の村上宗隆ら8人の交渉権を獲得した。指名選手は以下の通り。
 1位・村上宗隆捕手(九州学院)
 2位・大下佑馬投手(三菱重工広島)
 3位・蔵本治孝投手(岡山商大)
 4位・塩見泰隆外野手(JX―ENEOS)
 5位・金久保優斗投手(東海大市原望洋)
 6位・宮本丈内野手(奈良学園大)
 7位・松本直樹捕手(西濃運輸)
 8位・沼田拓巳投手(BC・石川)[ スポーツ報知 10/26(木) 20:36配信 ]


小川SDが一年間見てきた選手を,監督という立場で指名することになったドラフト会議。
注目の清宮を指名もクジで外しどこかでほっとした自分。。外れ1位の指名はまさかの高校生捕手。さらには一本釣りかと思いきや巨人に続き楽天も指名で,2度目の抽選。
そして見事小川監督が引き当てえみふるな表情。この笑顔を拝めただけで嬉しくなりました♪


1位・村上宗隆捕手(九州学院高)
九州学院高・村上、清宮に「負けたくない」=プロ野球ドラフト
 「外れ1位」で3球団から入札を受けた熊本・九州学院高の村上は、緊張した表情で抽選の行方を見守った。ヤクルトが当たりくじを引き当てると、「いろんな球団から評価してもらってうれしい。まずは1軍で活躍し、日の丸を背負える選手になりたい」と決意を込めて話した。
 高校通算52本塁打のパワーが自慢だが、「ホームランだけではなく、バントや進塁打もできる、チームを勝たせられる選手になりたい」と話す。同じ強打者で、電話で連絡を取り合う友人でもある清宮については「負けたくない。今は清宮君が上だが、下から行く方が強い」とライバル心をのぞかせた。
 捕球してから二塁送球1.8秒台の強肩捕手でもあるが、「まずは出場することが大事」。プロ入り後のポジションにはこだわらない考えだ。[ 時事通信 10/26(木) 20:20配信 ]

187cm,95kgの恵まれた身体。阿部慎之助二世という呼び声。捕手というよりも清宮を狙ったように将来的には一塁手としての起用を見据えての指名にも感じました。
そして驚きの生年月日はなんと!2000年2月2日!!サザンオールスターズのTSUNAMIが大ヒット。浦添キャンプがこの年から始まったのです。

2位・大下佑馬投手(崇徳高−亜細亜大−三菱重工広島)
ウェーバー2番目で指名だけに即戦力の期待が懸かる右腕。しかし隠し玉か?Sky-Aに映像は無し。

3位・蔵本治孝投手(神戸国際大学附属高−岡山商大)
ヤクルト3位蔵本治孝「びっくり」異色経歴でプロへ
 ヤクルトから3位指名を受けた岡山商大の蔵本治孝投手(4年=神戸国際大付)は驚きを隠さなかった。「まさか自分がこんなに早く呼ばれると思わず、びっくりです」。同僚の近藤弘樹投手が楽天から早々に1位指名を受け「自分が呼ばれなかったら、悪い雰囲気になるな」と居心地が悪かった記者会見のひな壇で「呼ばれてホッとしてます」と最高の笑顔をみせた。
 異色の経歴でプロの世界に飛び込む。高校時代は3年間ベンチ外で、外野手登録だった。大学で最速151キロの本格派右腕に成長したが、赤木貫人監督(39)は「(大学に)入ってきたときは、変化球も投げられず、フィールディングも全然だった」と振り返る。さらに2年前の11月には、右肘の再建術(トミー・ジョン)を受け、実戦復帰も今春だった。
 「今年から出てきた自分が、そんなに評価されていないと思っていた」のが3位の高評価。フィールディングにけん制と、投手としての課題は多いが、それも伸びしろのひとつ。馬力型のリリーフタイプで「どれだけ真っすぐが通用するか試したい。(ヤクルトは)最近低迷しているが、自分が戦力になって頑張りたい」と救世主の活躍を誓った。[ 日刊スポーツ 10/26(木) 20:44配信 ]

高校は坂口の後輩。MAX151km/hのセットアッパー候補。トミージョン手術を経験済。さらに縁があるのは誕生日。久古,小川,菊沢と同じ5月16日生まれ。すんなりスワローズ投手陣に溶け込めるのではないでしょうか!?

4位・塩見泰隆外野手(武相高−帝京大−JX―ENEOS)
走攻守三拍子揃った社会人の即戦力外野手。学年的には山崎と同じ。左右で切磋琢磨して欲しいもの!

5位・金久保優斗投手(東海大市原望洋)
ヤクルト5位の東海大市原望洋・金久保 二刀流大谷が目標「打てる投手を目指したい」
 ヤクルトに5位指名された東海大市原望洋・金久保優斗投手が、日本ハム・大谷のような打てる二刀流選手になることを目標に掲げた。
 指名を受けた瞬間、満面の笑顔を浮かべた金久保は千葉県市原市内の同校で会見し、「バッティングは自分は好きなので、打てる投手を目指したい」と抱負を語った。
 最速147キロの直球にスライダー、フォークが武器の投球が持ち味も、長打力がありシュアな打撃にも定評がある。
 目標の選手には「大谷翔平選手」と言い切り、インターネットで大谷の動画を見続けてきたというだけに「自分も打てて、投げられる選手になりたい」と目を輝かせた。[ デイリースポーツ 10/26(木) 22:04配信 ]

センバツで218球を投げ抜きながらも力尽きたのは鮮明に憶えています!
1999年11月4日生まれということで今年の高校生は生まれた日に試合無し。それでも高校生は指名するからには複数というのがここ3年続きいい傾向です。川上,田川,児山,山川は気の毒だった。。色々と。。

6位・宮本丈内野手(履正社高−奈良学園大)
ヤクルト6位奈良学園大・宮本、教え子と指名見届け
 ヤクルトから6位指名された奈良学園大・宮本丈内野手(4年=履正社)は履正社の3学年先輩で、チームメートになる山田に弟子入りする。
 目標の選手を問われた宮本は「プロ野球選手になりたいと思ったきっかけになった憧れの選手。同じ舞台でプレーしたい」と目を輝かせた。
 指名の瞬間は昨年6月に教育実習で担当した三郷小の教え子たちと見届けた。指名の瞬間は涙も浮かべたが子どもたちの話題に「プロ野球選手になるという約束を守れて良かった」と、笑顔だった。[ 日刊スポーツ 10/26(木) 21:12配信 ]

宮本HCが就任する年に宮本内野手が入団!履正社出身で山田の後輩。谷内と同じく教員免許をもつ秀才。学年的には奥村と同期に。伸び悩む中堅にも刺激となりそう。

7位・松本直樹捕手(丸亀高−立教大−西濃運輸)
ヤクルト7位松本 ビールかけ翌日神宮で試合あった
ヤクルトに7位指名され会見する西濃運輸・松本直樹捕手(中央、左は小森紳司野球部長、右は阪本一成監
 西濃運輸・松本直樹(24=立大)がヤクルトから7位指名された。岐阜・大垣市内の同社で会見を行った。
 立大時代は控え捕手でリーグ無安打も、社会人で力をつけた。1年目から正捕手で16年の都市対抗ベスト4、17年同大会ベスト8に貢献。二塁到達1秒8前後と強肩が光る即戦力捕手として評価されていた。
 大学時代も戦った神宮球場が本拠地になる。松本は「(ヤクルトからの指名の予感は)ありました。神宮なので。縁のある球場。15年のリーグ優勝した翌日にリーグ戦があった。ビールかけをしたにおいがグラウンドに残っていたのを覚えている。愛着があります」と笑顔で語った。[ 日刊スポーツ 10/26(木) 21:18配信 ]

2人目の捕手指名。人数的に藤井は来季からは内野手転向ということなのでしょう。中村と3学年下。古賀よりは5学年上。どのような位置づけの捕手となるのか。そして14年組の残る2人のうちの1人である山川はかなり立場的に追い込まれたましたね。。

8位・沼田拓巳投手(大垣日大高−名古屋産業大−BC・石川)
小関先生曰く一番の即戦力。信じていいやら悪いやら。アメリカでの留学経験もある苦労人。ミリオンスターズからは大村,沼田と2年連続指名となりましたね。

小川監督のコメントは以下のようです。
(1位指名の村上選手について)右でも左でもホームランバッタ―はなかなか出てこないので、今までは即戦力のピッチャーを指名することが多かったが、将来を考えて、そういうバッターを指名していこうという話になった。3球団が競合し、他球団も高く評価している中で引き当てることができて良かった。長打力だけでなくミート力も高く評価している。守備よりも打つ方の評価で、高校生の野手の中では抜きんでていた。(村上選手へ)とにかく神宮でたくさんのホームランを打つ姿が見たいので、ぜひヤクルトに来てください!
(指名を終えて)満足と言って良いんじゃないかなと思います。もう1人高校生を指名したかったというのはありますが、戦力的にバランスが取れたんじゃないかなと。点数を付けるとしたら90点くらいです。

小川さん信者なんで小川さんを信じますから!!


恒例ドラフト当夜の背番号予想。
空き番:00・(6)・7・9・15・22・23・(27)・34・37・39?・40?・45・48・53?・59・62・64・65・69・71
村上「55」
大下「40」
蔵本「45」
塩見「00」
金久保「62」
宮本「48」
松本「37」
沼田「65」
全く読めません。村上はいきなり一桁というのも無いと思うので,山川剥奪かなぁと。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:08 | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

小川氏、4年ぶりに監督再登板=ヤクルトの再建託す―プロ野球

 ヤクルトは5日、小川淳司シニアディレクター(60)が監督に就任すると発表した。4年ぶりの復帰で、契約は2年。小川SDは東京都内で記者会見し、「最初はまさか自分がと思った。チーム力アップのために必死になって頑張りたい」と抱負を語った。
 真中満監督は2015年にリーグ優勝を遂げたが、昨年5位、今年も下位に低迷して8月に退任を表明。最終的には球団史上最多の96敗を喫して3年ぶりの最下位となった。衣笠剛球団社長は「チーム力を強化できる監督としては、今のチームの全てを知っている小川さんしかいない」と再建を託した理由を述べた。
 小川氏は現役時代は外野手としてヤクルト、日本ハムでプレーした後、ヤクルトの2軍監督などを務め、10年途中に監督代行となり、11年から4年間監督を務めた。15年からは編成部の最高責任者を務めていた。 [ 10/5(木) 15:43配信 時事通信 ]


小川淳司監督4年ぶりに再登板が正式に発表されました。就任にあたり衣笠社長は今日このように発言されたそうです。

「真中監督が8月21日に辞意を表明され、固い決心をされておりました。そういうことから、次期監督ということで誰にお願いするかと、考えました。とにかく今年、東京ヤクルトスワローズは主力選手がけがで、人数も多く、長期離脱、短期離脱をいたしました。本来であれば、控えの選手が、2軍の選手がそれを補って戦うわけですが、結果としてはまさに層が薄いと。知ってはいましたが、如実に出てきた。つまり、チーム力が非常に低いと確認しました。そんなことから、来年優勝を狙えるようなチームには至っていないということから、そのチーム力をつけてもらうために、人選をしたところ、2軍の監督を9年、1軍の監督を代行を含めて5年、ここ3年はチームを強くするためにシニアディレクターとして、編成部門の最高責任者として、やっていただきました。いまのチームを全て知っているのは小川シニアディレクターということで、彼に来年、チームを預けて、優勝というよりもチーム力の強化、底上げをお願いし、了承をいただきました」

「来年優勝を狙えるようなチームには至っていない」
「優勝を言うよりもチーム力の強化、底上げをお願いし、了承していただきました。1年目もチーム力の強化、2年目もチーム力の強化。」
正直社長にこんな風に言われて腹だたしいし,ここまでの焼け野原にして去る前監督を憎らしく思う。しかも最後の最後でルーキの造反があったというではないか。これでオンドルセクに続いて2年連続の乱。指揮官としての統率力を疑うし,社長もこの発言を受けて4年前みたく補強は真田のみとか言って補強すら放棄したならば・・・ホントに両名を恨みます。

真中監督退任を受け,高津臣吾二軍監督の昇格でまず間違いないと見られていた監督レース。

まず衣笠社長としては,真中監督にもう1年指揮を取ってもらい,再来年から高津監督にバトンタッチというのが考えがあったと思われます。そのための今季からの二軍監督就任でもあった。だが社長が(真中)続投を要請するも固辞された。そのためこの前提が崩れてしまった。となれば1年前倒しにというのが道理。

ただ高津二軍監督は2年連続断トツ最下位だったファームを立て直し,Aクラスまで引き上げる手腕を発揮していたこともあり,もう少し選手を育ててからの方がいいいのではないかという意見もあった。
表向きにはこう表現出来るが,裏を返せば”このチーム状況で一軍に引き上げても高津臣吾の球歴に傷がつきかねない”ということでもあろう。

そのためにも少なくとも1年は誰かにやってもらわざるを得ない。しかしこの火中の栗を拾わされるような状況で監督を引き受けるような人材はまずいない。外部からの招聘なんてもってのほか。となり白羽の矢が立ったのが小川さんというより小川さん以外見当たらなかった。こういう流れなのだろうなぁというはなんとなく想像がつく。

OBの伊勢孝夫氏も東スポの記事ではあったが真中退任発表直後に,「『次は高津臣吾』と聞いているが、経験のない高津では難しい仕事になるだろう。ならば誰が適任か。小川(淳司SD)を戻すか、若松(勉)を連れてくるしかない。とにかく実績、経験のある人物にチームを根本からつくり直してもらう。高津がやるのはそれからでも遅くはない。」と提言されていた。

さらには野村克也元監督に「あいつに監督をやらせたい」と言わしめた宮本慎也氏の存在。社長としては口煩い宮本氏のことなんて微塵も考えていなかったのはず。
それでも球団を最もよく知り,球団のことを真剣に考えてくれる小川さんが,今のチームの抜本的改革には宮本慎也の力が必要だと判断し,就任受諾と同時にこの条件を突き付け,社長も渋々承諾したのではないかと。

自分も宮本慎也監督には断固反対という見解だった。なぜならPL流の厳しさは平成生まれの若い選手には合わないし,怒られること厳しくされることを知らない若者はきっと萎縮してしまうのではないかというイメージがどうしても拭えないから。解説でもネチネチ言うタイプで不愉快というか暗いというか。それでいて指導経験もなくいきなり監督をやらせるなんてもってのほかと。

ところが急転直下。小川監督&宮本ヘッド体制へという報道が出た瞬間に,こういう組み合わせがあったか!と考えを改めさせられました。

宮本氏にとって入団時のスカウトで引退時の監督という小川さんの元でコーチを要請されれば断る理由がないと。そして縁とタイミング次第とも言われるコーチ監督要請がこういう形で実現することになるとは。
さらに言えば”仏の小川”に”鬼の宮本”というのは,チーム再建の特効薬ではないかと。

3年目につば九郎が綴った
「でもね〜じゅんじさん。

ぼくは、あきらめない!?いや、かんじてる!?はたまたそうぞう!?!?

いつのひか、ぼくのゆめが、かなうとおもうんだ〜。

じゅんじさんと、みやもとさんとまた、いっしょにたたかえるんじゃないかな〜って・・・。

もしそれが、じつげんしたときは、ぼくのゆめが、かなうきがする。

そのときまで、また・・・・・。」https://ameblo.jp/2896-blog/entry-11932386908.html


という「ゆめ」が本当に叶うことになるとしたら,これはもうヤクルトの運命としか思えなくなってしまったのです。

小川さんは「プロである以上、優勝は目指したい。勝つために精いっぱい頑張っていきたい」と力強く語ってくれているし,コーチ人事も小川さんのチームを想う方向にまとまれば,劇的に変われると信じてる!
そして選手だって社長の発言にナニクソ!って奮起して欲しいし,結束して目標に向かえば無形の強さが生まれることを示してほしい!!

頼むぞ小川 勝利 をソレ目指せ 我らが指揮官 小川淳司
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おかえりなさい小川さん。まずはこれで私たちは胴上げを見られる機会を得ました。
次の夢は小川さんに優勝監督さらには日本一の監督になってもらうことです。続きを読む
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:32 | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

竹下ら戦力外=プロ野球・ヤクルト

 ヤクルトは3日、ドラフト1位で2015年に入団した竹下真吾投手(26)と来季の契約を結ばないと発表した。昨年プロ初登板したが、今年は出番がなかった。
 飯原誉士外野手(34)、今浪隆博内野手(33)らも戦力外となった。[ 10/3(火) 16:38配信 時事通信 ]


戦力外通告について

次の選手について、本日10月3日(火)、戦力外通告いたしました。
竹下真吾投手
土肥寛昌投手
ジュリアス投手
徳山武陽投手
中島彰吾投手
星野雄大選手
新田玄気選手(育成)
今浪隆博選手
飯原誉士選手
榎本葵選手
原泉選手 [ http://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/21248 ]


伊藤、押尾コーチが退団=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは5日、伊藤智仁投手コーチ(46)と押尾健一戦略コーチ兼投手コーチ補佐(46)の退団の申し入れを受理したと発表した。[ 10/5(木) 19:07配信 時事通信 ] 
来季の契約について


来季の契約について
次のコーチについて、本日10月3日(火)、来季の契約を締結しない旨を通達いたしました。

笘篠誠治外野守備走塁コーチ
水谷新太郎チーフ兼内野守備走塁コーチ[ http://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/21249 ]


惜別メッセです。

22.竹下真吾(2015-2017)
 2014年ドラフト会議,安樂智大の抽選を外してのドラフト1位指名。ヤマハからは2012年石山泰稚以来となる指名。即戦力リリーフ左腕としての期待を受け背番号は「22」が与えられた。
 この年は新人全員春季キャンプ二軍スタートという首脳陣の方針。オープン戦中盤に一軍に呼ばれたものの,結局1年目はファーム暮らし。19試合に登板しリリーフで3勝を挙げたが,防御率は9.16。投球回18回2/3に対し,与四球は21。即戦力の呼び声からは程遠い成績だった。
 1年目の秋季松山キャンプ,2年目の春季浦添キャンプと一軍でフォームの見直しなどに取り組み,2016年6月15日ついに一軍登録を果たす。翌16日ソフトバンク戦(神宮)でプロ初登板。しかし2回2/3を被本塁打2,4失点という洗礼を浴び,翌17日に登録抹消。結局この試合がプロ最初で最後の一軍登板となった。2016年のファーム成績は43試合登板で2勝5敗,防御率3.74。53回を投げ与四死球が52と球のバラつきなど課題克服の兆しは見えず。
 2017年のファーム登板は20試合で,勝敗つかずの防御率10.88。22回1/3で与四死球38。四球・暴投・タイムリーで1イニングを投げ切れるかどうかという登板が続く日々。。
 ドラフト1位が3年で戦力外通告というのは平成に入ってからは1996年伊藤彰,1997年三上真司,2006年高市俊の4年を下回り最も短い期間でのものとなってしまった。
 ・初登板:2016年6月16日ソフトバンク戦(神宮)救援登板
 ・初奪三振:2016年6月16日ソフトバンク戦(神宮)東浜巨から

45.土肥寛昌(2015-2017)
 2014年ドラフト6位指名。埼玉栄高−東洋大−ホンダ鈴鹿という球歴をもち,社会人の即戦力右腕という期待がかかった。
 しかし竹下同様1年目の一軍登板は無し。2年目の2016年6月17日竹下に代わって初めて一軍登録され,29日広島戦(マツダ)で初登板。
 一軍登板は2016年,2017年といずれも4試合づつ。2017年7月26日中日戦(神宮)では0-10と10点ビハインドの6回表から2番手で登板。2イニング4奪三振無失点投球で流れを引き寄せ,土肥に送られた代打中村悠平の本塁打からあの奇跡の大逆転劇が始まった。中村の打球を見つめ両手で万歳するベンチの土肥の表情も印象的だった。
 ・初登板:2016年6月29日広島戦(マツダ)救援登板
 ・初奪三振:2016年7月30日巨人戦(東京ドーム)橋本到から

48.日隈ジュリアス(2016-2017)
 2015年ドラフト4位指名。
 2016年5月15日ロッテ戦(戸田)で公式戦初登板を果たしたが,一年目の登板はこの1試合のみ。8月31日に左肘関節のクリーニング手術を受けたが癒えず,2017年5月10日に左肘靱帯のトミー・ジョン手術に踏み切った。全治1年。戦力外通告を受けたが他球団の獲得が無ければ育成選手として再契約の見込みで,来夏頃の復帰が待たれる。

115(2012)62.徳山武陽(2013-2017)
 2011年育成ドラフト1位指名。背番号は「115」。
 2012年は育成選手としてファームで13試合に登板。5勝2敗,防御率3.26の成績を残した。
 2013年もファームの先発要員として5月12日までに5試合に登板し3勝1敗,防御率1.67の好成績を残していた徳山。一軍で館山昌平や由規など先発陣の故障離脱者が相次いでおり,5月13日に支配下登録,背番号は「62」となった。
 5月15日埼玉西武戦(神宮)でプロ初登板初先発デビュー。その初球を浅村栄斗に先頭打者本塁打されたが,一軍初登板における第一打者に本塁打を喫するのは球団史上4人目,初回先頭打者本塁打となると球団史上初という珍記録となった。3回3失点で敗戦投手となったが,5月22日日本ハム戦(札幌ドーム),9月3日巨人戦(富山),9月12日広島戦(神宮)と計4試合で先発登板。
 自身6試合目の先発登板となった2014年9月3日中日戦(神宮)で嬉しいプロ初勝利を記録した。
 この年のオフに就任した真中満監督からの期待も高く,2015年は自身初の浦添キャンプスタート。開幕一軍に名を連ねると,古野正人とともにビハインド時の中継ぎ或いはロングリリーフ要員として大車輪の活躍。久古健太郎,秋吉亮,オーランド・ロマン,ローガン・オンドルセク,そしてトニー・バーネットと強力なセットアップ陣につなげるまでの貴重な役回りを務めてくれた。
 2015年5月3日広島戦(神宮)ではプロ初登板初先発となった風張蓮が打者2人目で危険球退場の処分を受け,急遽2番手でマウンドに。2回2/3を投げ,プロ2勝目を掴んだ。優勝翌日の10月3日広島戦(マツダ)では延長10回裏に登板。11回表にチームが勝ちこしたたことでプロ3勝目が舞い込むが,これが最後の勝利になってしまうとは・・
 2016年は開幕一軍スタートも,開幕直後の3月31日インフルエンザに感染し一軍登録抹消。10日程度で復帰かと思われたが,再登録は交流戦明けの6月28日にずれ込み,7月1日に再登録で抹消。僅か3試合の登板に終わってしまう。9月に不調を訴え,10月のフェニックスリーグ登板後に緊急帰京。精密検査を受けた結果国指定の難病黄色靱帯骨化症を発症している事が判明。11月22日に手術に踏み切ることに。
 2017年9月29日日本ハム戦(鎌ヶ谷)で打者27人3安打完封勝利をあげるまでに回復していた矢先の非情な戦力外通告。「正直まだ整理はついていないので迷っています」と語るが,身体のことを踏まえてどのような進路を決断するのか。ただただ見守りたい。。
 ・初登板・初先発:2013年5月15日埼玉西武戦(神宮)
 ・初奪三振:2013年5月15日埼玉西武戦(神宮)牧田和久から
 ・初勝利・初先発勝利:2014年9月3日中日戦(神宮)
 ・初打点:2015年10月3日広島戦(マツダ)押し出し四球

111(2015)71.中島彰吾(2016-2017)
 2014年育成ドラフト1位指名。背番号は111。
 2015年ファームで12試合に登板し防御率1.38。13回で15奪三振という光る数字も。野手不足により外野手としてスタメン起用される試合もあった。
 2016年は開幕から10試合連続無失点,防御率2.40の成績が評価され5月2日に支配下選手登録。背番号は「71」に変更となった。5月4日一軍登録も登板機会なく5月13日に登録抹消。再登録された7月9日中日戦(神宮)でプロ初登板。1回1/3無失点デビューを飾った。この年は3試合に登板し防御率6.00。
 2017年は2試合に登板,防御率13.50。7月30日に登録抹消され,今回の戦力外通告。大量点差がつかないと登板機会が与えられないという不遇な面も否めない起用が多かったように感じる。
 ・初登板:2016年7月9日中日戦(神宮)救援登板
 ・初奪三振:2016年7月9日中日戦(神宮)エルナンデスから
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37.星野雄大(2013-2017)
 2012年ドラフト5位指名。捕手というポジション柄どうしても出番は限られる。
 2015年4月21日にプロ初の一軍登録を果たしたが,出場機会がないまま4月24日に登録抹消。8月5日に再登録されたが,またも試合出場なく8月7日に抹消。
 2017年4月12日自身2年ぶりに一軍登録されるも,またもや出場無く4月28日に登録抹消。6月17日自身4度目となる出場選手登録は,正捕手中村が右大腿骨骨挫傷で離脱中に加え西田明央が自打球を受けベンチ入り出来ず。藤井亮太は内野手としての出場が続き,井野卓がスタメンマスクを託されるというチーム状況下での登録となった。6月18日日本ハム戦(神宮)で大量点差のついた9回表に念願のプロ初出場を果たした。マスクを被りジョシュ・ルーキをリード。1イニング無失点というデビューを飾る。その裏あと1人でプロ初打席が回ってきたが,前の打者武内晋一が倒れゲームセット。しかしこの試合で負傷し高卒ルーキー古賀優大と入れ替わり登録抹消され,しばらく実戦からも遠ざかるという不運。
 ・初出場:2017年6月18日日本ハム戦(神宮)捕手で途中出場
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104.新田玄気(2017)
 2014年シーズンをもって現役を引退し,この年の秋季キャンプから裏方へ転身。
 2017年の交流戦明けに,星野が怪我をしたことで,古賀が一軍に呼ばれ,育成の大村孟は故障で守備に就けない(DHでの起用のみ)という事情も重なり,二軍の試合に出場できる捕手が山川晃司のみで控え捕手が皆無という非常事態に,選手不足に伴う暫定措置ながら6月24日付で育成選手契約を締結。
 3年振りの現役復帰となった。故障者の回復もあり試合出場は3試合に留まったが,今後も裏方としてチームを支えてくれることになるだろう。

59.今浪隆博(2014-2017)
 2014年の開幕直後3月31日に増渕竜義との交換トレードで移籍。4月12日右内腹斜筋損傷の森岡良介に代わって移籍後初の一軍登録。しかし森岡の復帰と同時に5月8日登録抹消されその後一軍登録なし。出場は僅か13試合に留まり,増渕を放出してまでして獲得した今浪に対する風当たりは決して良いものではなかったように記憶している。
 移籍2年目の2015年。ショートのポジションを森岡,FA加入の大引啓次と1984年生まれの同級生トリオで争う展開に。5月5日に大引が左内腹斜筋肉離れで離脱すると,ショートでのスタメン機会を与えられ,打撃面で勝負強さを光らせる。途中1ヶ月ほど一軍を離れたが,再登録された後半戦以降は大引に代わるショートスタメンや代打の切り札としての起用が増え,3割を超える高打率をマークしてチームの優勝に貢献。
 自己最多となる94試合に出場し,打率.279,1本塁打,28打点。一塁・三塁・遊撃と複数ポジションでのスタメン起用,さらには代打で9打点,得点圏打率.533と勝負強さが光った2016年。
 その裏で病が今浪を襲っていた。2016年6月17日西武戦(神宮)では炭谷銀仁朗が打ったフライを追いかけ川端慎吾と衝突,そのまま担架で病院に運ばれた。翌18日に登録抹消されたが,抹消から10日未満となる6月24日に一軍登録。この年から設けられた「脳震盪の登録抹消特例」適用第1号となった。9月2日広島戦(神宮)を体調不良で欠場すると,血液検査で甲状腺機能の数値に異常が確認されたということで3日登録抹消。9月22日に一軍復帰したが,26日に再び抹消。明らかに身体が異常を訴えていた。
 2017年は西都キャンプで別メニュー調整。実戦復帰は4月28日横浜DeNA戦(横須賀)となったが,そこから打率.414の好成績を残し,5月18日に一軍復帰。登録即スタメン出場も果たしたが,29日に抹消。2ヶ月ほど戦列を離れ,7月21日日本ハム戦(戸田)で実戦復帰。しかし8月23日巨人戦(東京ドーム)でヒットを放った直後に代走を告げられそれ以降ファームでも出場が無かった。
ヤクルト今浪引退「僕の体では戦えない、橋本病」
 ヤクルト今浪隆博内野手(33)が3日、現役引退すると表明した。この日、都内の事務所に訪れ、球団に伝えた。その後、取材に応じ、体調不良を理由に現役を退くと説明した。
 「引退しますといいました。今の僕の体では戦えないというのが大きい。病気とまず戦っていかないといけいない。試合に出るにつれて、体の不調が出てくる。医者に診てもらっても数値は正常といわれるが、自分は正常ではないと感じることが多かった。そういう人間が1人でもいると周りに迷惑をかける。申し訳ないなという気持ちもあり、もっと早く言うべきだった。戦力外というタイミングで言えた。区切りが付いた。病名は甲状腺機能低下症、橋本病です」と話した。
 今浪は07年に日本ハムに入団。14年途中にトレードでヤクルトへと加入していた。[ 2017年10月3日15時29分 日刊スポーツ ]

 お立ち台を自ら滑り台と称した。「スタメンで出なくていい」「たまたま」「打てなかったらしゃあない」という発言は弱気な面を隠していたのだろうか。一球一打に高い集中力を研ぎ澄まし,数々の快音を響かせた今浪。記録よりも記憶に残る選手として,すっかりヤクルトファンから愛される存在になっていた。
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46(2006-2007).9飯原誉士(2008-2017)
 2005年大学・社会人ドラフトで白鴎大学から5巡目指名。栃木県の大学からプロ入りするのは飯原が初となった。
 2006年春季キャンプでは第1回WBCの合宿に参加する青木宣親と入れ替わる形で浦添キャンプに合流。下位指名ということもあり,注目度はさほど高くなかったが,オープン戦でも打率4割超という好成績を維持し,そのままルーキーながら開幕一軍メンバーに名を連ねた。3月31日の開幕阪神戦(神宮)でレフトアレックス・ラミレスの守備固めとしてプロ初出場。4月22日横浜戦(神宮)に7番ライトでプロ初スタメン。初安打,初盗塁を記録すると,翌23日横浜戦(神宮)プロ初打点含む3安打でプロ初猛打賞をマーク。一軍出場は28試合に終わったが,二軍では打率.274,5本塁打,12盗塁。7月20日のフレッシュオールスターゲームでも4安打3得点1盗塁の活躍で,チームでは青木以来のMVPを獲得。オフにはハワイ・ウィンターリーグに派遣され,リーグ最多の5本塁打と将来が期待された。
 2007年は外野手登録ながらその打撃を活かそうと古田捕手兼任監督は,岩村明憲のメジャー移籍で空いた三塁手のポジションを宮出隆自,畠山和洋らと争わせた。この年は三塁手118試合,遊撃手11試合,外野手11試合,二塁手1試合として起用されたが,リーグ最多となる18失策と守備が安定しなかった。これが打撃面にも影響したか,初の規定打席に到達したものの,打率.246,83三振と持ち前の思い切りの良さが失われる結果に。それでもチーム最多の23盗塁を決めており,オフに就任した高田繁監督が外野への再コンバートを決め,背番号も「9」へと変更された。
 2008年ラミレスの移籍もありレフトのポジションに収まる。しかし5月から調子を落とし人的補償で移籍してきた福地寿樹にレギュラーの座を奪われかけたが,福地が不振のアーロン・ガイエルの代わりにライトへと回り,川島慶三や武内との併用の末,交流戦明けからレフトの座を完全に射止め,青木が北京五輪で離脱中にクリーンアップを任されるまでに成長し,2年連続で規定打席に到達。135試合に出場し打率.291,9本塁打,28盗塁と走攻揃った外野手でヤクルトに欠かせない存在となっていた。
 しかし2009年はガイエルの復活もありスタメン出場は対左投手のみが多くなる。94試合に出場し,打率.250。10月2日に右肩棘下筋肉離れで離脱し,クライマックスシリーズには出場できずにシーズンを終える。
 2010年小川代行監督就任後再びレギュラー外野手に定着。自己最多の15本塁打を記録。一方で盗塁失敗が増え8盗塁に終わる,
 2011年は開幕から極度の不振に陥り,登録と抹消を繰り返した一年に。出場試合は前年の半分以下となる64試合で打率.126。本塁打,盗塁いずれも0。それでも入団6年目で初めて出場したクライマックスシリーズのファイナルステージ第2戦で左腕のチェンから決勝本塁打を放ちチームの勝利に貢献していた。
 2012年に入っても調子は上がらず。2年ぶりの本塁打と盗塁を1つずつ記録したが,50試合の出場で打率.161。
 2013年も開幕から21打席ノーヒットで4月26日に登録抹消。5月25日に再登録されると,ようやく調子を取り戻し3年ぶりにOPS.700超えなど,復調をアピール。
 2014年は96試合の出場で,規定打席には到達しなかったが打率.306をマークしていた。シーズン最終の10月7日DeNA戦(神宮)の8回表。3-2と1点リードした2死一二塁の場面。白崎の平凡なレフトフライを飯原がまさかの落球で2者が生還。逆転を許し,小川泰弘の2年連続10桁勝利の可能性を消してしまった。
 2015年は僅か18試合の出場で,5月17日に登録抹消されたまま故障もあって再登録なし。胴上げの輪には加わったものの,貢献度は薄かった。
 入団から続けてきた開幕一軍登録が10年で途切れた2016年。主に代打で63試合の出場だったが,印象に残ったのは2016年4月30日巨人戦(神宮)での一発。2-3と1点ビハインドの7回裏山口鉄也から放った値千金の逆転2ラン本塁打でお立ち台に。小川に勝利投手をプレゼントした。
 2017年はファームで結果を残していたが,一軍出場は自己最少の17試合にとどまる。球団は功労者としてフロント入りを打診したが,飯原本人は「球団には感謝しかないが、現役を続けたい」と現役への思いが強く,来季は他球団でのプレーを目指すことになった。12年間の通算成績は901試合,打率.258,49本塁打,246打点。
 ・初出場:2006年3月31日阪神戦(神宮)
 ・初先発出場,初打席:2006年4月22日横浜戦(神宮)
 ・初安打:2006年4月22日横浜戦(神宮)ソニアから
 ・初盗塁:2006年4月22日横浜戦(神宮)
 ・初打点:2006年4月23日横浜戦(神宮)吉見祐治から
 ・初本塁打:2007年4月5日阪神戦(神宮)ボーグルソンから
 ・フレッシュオールスターゲームMVP:2006年
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64.榎本葵(2017)
 2016年11月12日の12球団合同トライアウト(甲子園)を経て獲得が発表された。
 オープン戦期間中の3月17日に一軍合流すると,13打数6安打,打率.462と結果を残し,開幕一軍を掴みとった。4月5日に抹消,5月6日に再登録されるも,21日に抹消。出場は代打のみで7打数1安打。
 野手不足のファームで外野を守り続けたが,自身2度目の戦力外通告となった。

65.原泉(2015-2017)
 2014年ドラフト7位指名。恵まれた体形と長打力から喜界島のバレンティンと呼ばれ,貴重な右の長距離砲と期待が高かった。
 2015年は101試合に出場。打率.177ながら6本塁打と大器の片鱗を見せていた。
 2年目の2016年は故障もあり出場試合は61試合に減ったが,打率は.236,3本塁打と確実性を上げていた。
 3年目となる2017年109試合に出場。打率は.215ながら11本塁打と持ち前の長打力が出てきた矢先の通告となった。「トライアウトは受けようと思っています。受ける方向でこれから練習していこうと思います」と現役続行の意思。指導者や環境が変わればまだまだ可能性は秘めていると思われます。
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84.伊藤智仁(2004-2017)
 現役引退した翌2004年から二軍育成コーチに就任。背番号は現役時代の4倍となる「84」。
 2008年より一軍投手コーチに就任。ブルペン担当として荒木大輔コーチと6年,高津臣吾コーチと3年間コンビを組み,2015年にはチームの優勝に尽力。
 2017年からベンチ担当を務めたが,成績不振の責任をとって退任を発表。バーネットら外国人投手からの信頼も厚く,原樹理,星知弥を先発として育て上げた。
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81.押尾健一(2016-2017)
 1999年に現役引退後,2000年から打撃投手兼スコアラーを務めてきた。
 現役時代のチームメイトだった真中監督就任に伴い,新設ポストの「一軍戦略担当スコアラー」へ異動。真中監督が「押尾が言っていることはコーチと同じ」と伝えるほど信頼関係は厚く,2016年にはからは新設ポストの「一軍戦略コーチ」を兼務,2017年は一軍戦略コーチに加え,一軍投手コーチ補佐も務めてきた。
 真中監督退任に伴い,自らも28年間袖を通し続けたスワローズのユニフォームを脱ぐことになってしまった。

89.水谷新太郎(2015-2017)
 1990年に現役引退後,1991年から2006年まで守備走塁コーチを務め,2007年からスカウトに転身。2008年から2012年まで横浜ベイスターズの内野守備コーチ。2015年からヤクルト二軍内野守備走塁コーチとして復帰。2017年はチーフコーチを兼任した。
 12月で64歳の誕生日を迎える水谷コーチ。長きにわたりヤクルトに貢献してくれた。

79.笘篠誠治(2016-2017)
 1997年の現役引退後,西武・中日・ソフトバンク・楽天・ヤクルトと一度も現場を離れることなくユニフォームを着続ける名コーチ。
 山崎晃大朗の後ろ方向の打球には強いが前方向に弱い守備力はどう映ったのだろうか。
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[東京ヤクルト 6-10 巨人

G 210 003 004 10
S 001 230 000 6
ギルメット4,H石山1,山本2/3,松岡11/3,H近藤1,●秋吉(5-6)1−中村

▼データ
 ・全日程終了:45勝96敗2分
 ・1970年終了時以来今季ワースト借金51
 ・球団ワースト年間96敗(2005年楽天97敗以来史上9度目,1955年大洋99敗以来リーグ4度目)
 ・秋吉:自身ワーストタイの4失点

真中監督、最後飾れず=プロ野球・ヤクルト
 退任するヤクルトの真中監督は最終戦を白星で飾れなかった。今季を象徴するように投手陣が崩壊して10失点。試合後はファンに「最後まで本当にふがいなかった」とわびた。
 7月に14連敗するなど、球団最悪の96敗。「チームはこのままではいけない。選手は今年の悔しさをバネにして頑張ってほしい」と訴えた。
 就任1年目でリーグ優勝し、頂点もどん底も味わった3年間の監督生活。スタンドから温かい声援と拍手を受けると、涙をこらえ切れなかった。[ 10/3(火) 22:17配信 時事通信 ]


◆ポイント
 ・7回裏0死一塁大引一飛
 ・9回表0死代打相川遊安
 ・9回表1死満塁前進守備→山本左本

今季最終戦は今季を象徴するかのような逆転負けで,球団ワーストを更新する96敗で2017年シーズン終了となりました。

試合開始3分で坂本に被弾。2回にも新鋭宇佐見に一発を浴びて0−3と序盤からビハインドの展開。

しかし最終戦で見せた2死無走者からの得点劇。
3回裏は荒木が二塁打。山田がセンター前にポテンと落ちるタイムリー。セカンド吉川尚が飛びついて追いつきそうな飛球だったが,2死で助かった。
4回裏は廣岡がヒット。大引が四球で一二塁。ここで代打大松。今季の代打の切り札大松が意地のタイムリー。二塁から廣岡が生還。さらに一三塁から坂口も続いて同点に追いつく。
さらに5回裏。バレの二塁打中村死球廣岡四球で満塁として,大引の勝負強さの光るタイムリー。さらに桜井の暴投があって3点のリードを奪う。

シーズン途中から一軍に合流したはずの山本松岡の両べてらん。気がつけばトミージョン明け山本は32試合目。キャンプから全休だった松岡は37試合目。来る日も来る日も点差関係なく投げてくれたイメージ。松岡はさらにイニング跨ぎ。
昨日オリックスから戦力外通告を受けた八木亮祐との交換トレードで昨季途中に加入した近藤は54試合。たまに浴びてしまう一発もあったが,躍動感あるフォームで何度もピンチを切り抜けてくれた。

6−6同点で9回は秋吉。先頭打者に代打相川亮二が告げられ,360°から声援が送られる異様な雰囲気の神宮球場。ショートゴロを捌いた廣岡は先輩への配慮もあったか送球せず。。
まさかここから傷口が拡がるとはこの時点では想像も出来なかったが・・・1死満塁で山本を迎え前進守備。1点を防ぐための作戦で4点を失う。これが今季のヤクルトを物語っていた。
秋吉もWBCから始まり,故障離脱,守護神剥奪。不安定な投球が多かった。これも大きな誤算の一つ。

攻撃面では7回裏。0死一塁で大引に犠打を命じたが送れず。1死一塁から起用した代打藤井は併殺で結局3者凡退。これも今季の象徴。チームとしての野球が後半は全く機能しなくなった。

試合終了後感動的だった巨人ヤクルト両軍入り混じっての相川の胴上げ。両軍から応援歌が流れ,相川は三塁側だけでなく,ライトスタンドへも深々と挨拶をしてくれた。

そして最終戦セレモニー。
3年間を振り返るVTRに目がぐちゃぐちゃになった真中監督。そしてマイクの前に立ってもしばらく声がでない。。。

ようやく開いた口から発せられた最後の挨拶。
「え〜…皆様。今シーズンも143試合、最終戦、最後まで本当にふがいないシーズンでありましたが、大きなご声援、本当にありがとうございます。私事ですが、今季でヤクルトを退団します。現役時代も含めまして本当に多くのファンに支えられ、精一杯まっとうすることができました。本当に感謝しています。ありがとうございます。チームはこのままではいけないと思います。今年のこの悔しさをバネに、本当に選手には頑張ってほしいという風に思っております。来季以降、僕もファンの皆さんと一緒に、ともに、東京ヤクルトスワローズを応援していきたいと思います。本当に本当ありがとうございました」
最後はライトスタンドの方へ駆け寄り,2年と1日ぶりに神宮球場の宙に舞った。併せて伊藤智仁コーチも。。

率直に言うと自分にはサバサバしたコメントだったなぁと。悔しさをにじませるでもなく,どこか他人行儀に聞こえてしまった。これは人それぞれ感じ方はあると思います。ただ「チームはこのままではいけないと思います。」というの言葉がかなり自分の中では引っかかりました。

退任発表後7勝25敗。勝率.219。結局連勝は一度もないまま淡々と負けを重ねる日々。戦う集団になれなかった。これは指揮官の撒いた種。指揮を執る以上は責務を全うして欲しかったし,そうでないのならいっそのこと投げ出してほしかった。その方が緊張感が生まれたと思う。
もしこれが負けぐせとなり,90年代の阪神,TBS時代の横浜のように暗黒時代に突入してしまったとしたら,尚更この期間が大きくのしかかってくるのだから。。




ホーム巨人戦全日程終了(5勝8敗)
4.2818:0128,1032:560-7●石川(2-2)4,ギルメット2,近藤2,山本1−中村マイコラス
4.2918:0030,7253:122-1○小川(3-2)72/3,H石山1/3,S秋吉(3)−中村篠原雄平2号A(篠原)
4.3018:0028,2162:503-2星6,○ルーキ(1-2)1,H石山1,S秋吉(4)1−中村池田
6.2718:0115,0203:203-4由規6,●石山(1-4)1,松岡1,ギルメット1−西田,井野田口大引5号@(田口)山田9号A(田口)
6.2818:2011,4392:474-2○星(3-2)6,H近藤1,Hルーキ1,S秋吉(10)1−西田大竹寛山田10号@(大竹寛)
8.118:3021,6563:003-10●原樹理(2-7)5,松岡1,中澤1,山本1,屋宜1−中村マイコラス
8.218:0126,0233:094-10●由規(3-3)6,松岡1,山本1,屋宜0/3,中澤1−中村バレンティン21号A(畠)
8.318:0025,7063:117-5星4,山本1,近藤1,○石山(3-4)2,Sルーキ(1)1−中村西村バレンティン22号A(西村)
8.1618:0024,6303:072-8●原樹理(2-8)6,村中2,中澤1−西田マイコラス西田1号A(山口)
8.1718:0028,7733:214-3○星(4-5)51/3,H近藤2/3,H松岡1,H石山1,Sルーキ(3)1−中村内海荒木5号B(内海)
9.2418:0026,0893:143-5●ブキャナン(6-13)5,松岡1,近藤1,秋吉1,石山1−中村田口中村4号@(田口)
9.2518:0023,4643:355-6ギルメット42/3,H石山1/3,H松岡2/3,近藤11/3,●秋吉(4-5)1,ルーキ1−中村マシソン
10.318:0030,5173:146-10ギルメット4,H石山1,山本2/3,松岡11/3,H近藤1,●秋吉(5-6)1−中村戸根

ルーキの来日初セーブ。

■NEXT GAME
 ・キャンプインまで4ヶ月。この屈辱を胸に選手はこの4ヶ月をどう過ごすか。
 ・開幕戦は2018年3月30日。3年ぶりマツダか2年ぶり東京ドームか17年ぶり横浜スタジアムか。ただカード単位で考えると2年連続ヤクルト横浜戦というのは可能性薄いだろうか。

おわりに
2005年から始まった試合見聞LOG。13年目となった今シーズンを終え,公式戦1797試合連続記ログとなりました。
振り返ってみると夏場以降感情をあまり出せず,淡々と書き綴っておりました。マンネリ感も否めないと思います。
それでも将来この2017年を振り返って,こんな年もあったと笑える日が再びまた必ずや訪れることを信じております!今シーズンも一年間ありがとうございました。

退団ニュースもありましたが,惜別メッセは追って。続きを読む
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2017年10月01日

[東京ヤクルト 4-6 中日

D 001 100 103 6
S 030 000 001 4
梅野5,H松岡1,近藤1,H秋吉1,●ルーキ(4-6)1−中村

▼データ
 ・球団ワースト年間95敗(プロ野球史上10度目,セ・リーグでは2010年横浜以来5度目)
 ・借金50
 ・日曜日13連敗
 ・日曜日:6勝16敗2分
 ・月初:6戦6敗,2016年6月以降8連敗

◆ポイント
 ・一塁奥村
 ・3回表1死二塁友永右2(廣岡の中継プレー)
 ・9回表2死無走者京田遊失

球団ワースト95敗目。さすがにルーキが松井佑に被弾した瞬間は気が抜けたというか・・放心しましたね。。

梅野がプロ初勝利の権利をもって降板。5回89球6奪三振。しかも京田からは3打席連続三振。
2回裏1死一塁で犠打失敗。点を貰った直後のイニングの先頭打者松井雅に四球。このあたりは反省点になるのでしょう。
5回裏打席が回ってきたところで代打リベロで交代。89球という球数での降板は是か非か。昨日の寺島のように制限が定められているならば止む無し。しかし解説の若松さんは自分が監督ならもう少し投げさせると仰った。将来のためにもう1イニングという意見もあるだろうし,先輩たちが1イニングずつ守り切って初勝利をプレゼントしてあげるべきという意見もあるだろう。

でも結果的に何も残らなかった。こうなるなら例えば100球投げたという自信をつけるとか何かが欲しかった。

一塁奥村起用もそう。
将来的に一塁手というのなら解かる。ただあの身体つきからしてどうみても一塁手という器ではない。不慣れな一塁守備。
4回表0死一二塁井領のライト前タイムリーも他の一塁手なら捌けるような打球に映った。
8回表1死高橋周平のセカンドゴロ。ベースカバーが中途半端になり,あわやベースカバーに入った秋吉と衝突でもしていたらどう責任を取るというのか。

あと2試合で辞める監督とはいえ,あまりに将来のチームのことを考えていないのではなかろうか。国のことよりも自分の当選の事しか考えない政治家と同じじゃないですか。

廣岡は中継のカット,さらには9回2死無走者からショートゴロの一瞬の握り損ねからの決勝点という苦い経験をした。これには大引が,さらには三木コーチが熱心にアドバイスを送っていた。彼はまだまだ勉強する立場。
裏返せばこういう勉強の場を渡邉だったりにも設けてあげることは退任する立場でいくらでも出来たはず。でもそれを頑なに拒んだ気がする。

「記録更新だね。現実をしっかり受け止めるしかない。本当に残念。もう1試合あるので、しっかり頑張りたい」というのが敗者の弁。

ホーム中日戦全日程終了(7勝6敗)
4.1218:0017,6863:052-5山中7,H石山1,H秋吉1,●星(0-2)1−中村三ツ間
4.1318:0016,5482:533x-2ブキャナン8,○秋吉(2-0)1−中村岩瀬畠山2号@(又吉)
5.1313:0015,1903:283-4小川8,●秋吉(3-2)1−中村アラウホ
5.1413:0114,5363:185x-1星6,Hルーキ1,H石山1,○秋吉(4-2)1−中村大野荒木1号C(大野)
7.2518:0024,9844:389x-8原樹理62/3,H久古1/3,近藤1,○ルーキ(3-4)2−西田,中村笠原バレンティン15号A(吉見)リベロ1号A(吉見)
7.2618:0028,6543:5411x-10星5,土肥2,山本1,Hルーキ1,○石山(2-4)1−西田,中村伊藤中村1号A(大野)バレンティン16号A(大野)
7.2718:0029,2062:5811-2○山中(1-4)9−中村小熊バレンティン17号@(小熊)18号B(小熊)
9.1218:0014,7732:541-8●石川(4-14)3,石山2,菊沢2,松岡1,中澤1−中村山井
9.1318:0025,8182:522-1○原樹理(3-9)7,H秋吉1,Sルーキ(5)1−中村大野
9.1418:0017,3303:151-2ギルメット8,Hルーキ1,●秋吉(4-4)1−中村又吉
9.2018:0018,2522:411-6●原樹理(3-10)8,ルーキ1−中村大野山田24号@(大野)
9.3018:0027,8852:497-5寺島30/3,山本1,H石山2,H近藤1,○秋吉(5-5)1,Sルーキ(7)1−中村祖父江バレンティン32号B(大野)
10.118:0024,5103:114-6梅野5,H松岡1,近藤1,H秋吉1,●ルーキ(4-6)1−中村又吉

サヨナラ勝利が4試合。鵜久森サヨナラタイムリー,松山での荒木サヨナラ満塁ホームラン,山田押し出し四球。そしてあの伝説0-10から代打大松サヨナラホームラン。
バレンティン通算200号本塁打。菊沢寺島プロ初登板。山崎プロ初打点,奥村プロ初盗塁。
松山で秋吉が9回2死から浴びたビシエドの逆転3ランは悔やまれる一敗。延長での敗戦も2試合。

■NEXT GAME
 ヤクルト(ギルメット?)−巨人(菅野?)最終戦 神宮 18:00
 ・今季最終戦
 ・真中監督は最後に何を語るのか
 ・明日あたりから来季に向けての動きもありそうか
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:24 | 更新情報をチェックする