S 004 100 02x 7
寺島30/3,山本1,H石山2,H近藤1,○秋吉(5-5)1,Sルーキ(7)1
バレンティン32号B(大野)
▼データ
・9月16日広島戦(マツダ)以来45勝目
・借金49
・9月13日中日戦以来神宮勝利
・坂口:チーム最多10度目猛打賞,2年連続6度目150安打
・バレンティン:2013年以来自身2度目来日32号
・寺島:プロ初登板,初先発,初奪三振[京田]
・土曜日:12勝14敗
ヤクルトのバレンティンが退場=プロ野球
ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手は30日の中日24回戦(神宮)の五回、見逃し三振に倒れてホームベースに土を掛け、球審への侮辱行為で退場処分を受けた。バレンティンの退場は今季3度目。[ 9/30(土) 20:32配信 時事通信 ]
◆ポイント
・4回表0死一二塁P寺島→山本京田中飛遠藤中飛
・4回表2死満塁福田三振
・4回裏0死二塁代打三輪投犠
・8回裏1死一塁廣岡中安
2週間ぶり。神宮では17日ぶり。今年45回目のすわほー( ^ω^)个
注目の寺島成輝プロ初登板初先発試合。
初対戦となったのは同じルーキーで新人王当確の京田。絶対に負けたくない相手から奪ったプロ初奪三振。しかしプロの洗礼は福田。2死一塁から完璧にスタンドまで運ばれた。これも勉強。
2イニング目はヒット2本と犠打で2死二三塁で京田と2度目の対戦。次は京田に軍配。逆方向に流された。バレンティンからの返球をカットした廣岡の中継プレー。これが試合後三木コーチからの指摘のひとつだったのだろうか。
3イニング目は落ち着きをみせたか。先頭を四球で出しながらも4番福田5番松井佑6番阿部と打ち取る投球。立ち上がりは苦手で徐々に上げていくタイプなどとも言われているようだが,その所以か。
しかし味方に追いついてもらった直後のイニング。下位打線から始まるなかで,先頭高橋周平に四球。そこから武山につながれ,大野にセーフティスクイズで追いついた直後に勝ち越され,73球で降板。降板は球数で決められていたというので予定通り。
それでも負けがつかなかった。それも今季のヤクルトで負けなかったというのなら,やはり何かを持っているということなのでしょう。
寺島のあとを受けた先輩リリーフ陣。山本−石山−近藤−秋吉−ルーキによる6イニング無安打無失点リレー。とりわけ先陣を切った山本の火消し。べてらんの味。
そして寺島の負けを消す犠打は三輪正義。0死二塁で山本の代打として起用されキッチリ犠打で三塁に送り,坂口の犠飛を呼んだ。一つ先の塁に進める細かい野球。来季は変わることでしょう。
たかが1点されど1点。結果5回以降無得点だったことも考えると。この1点が無ければ終盤2イニングの相手の継投も変わりますからね。。そして8回に1点でもリードされていれば今季勝ちが無いというデータがあるのでね。。
試合を決めたのはぐっち。
2番手祖父江に代わった8回表。1死から大引が四球。廣岡が基本に忠実なセンター返しで一二塁。大松に対しては制球乱れ四球で満塁。ここで中日は前進守備。その前進守備の間を抜ける坂口のタイムリー。二塁から廣岡もホームイン。
ベンチでは先発した寺島が声を出し,廣岡は縦横無尽にグランドを駆け回る。山田は履正社高校の後輩寺島のもとに駆け寄る。若い息吹を感じられた試合。
君がいるだけで。びっきーがいるだけで。ショートに大引がいるだけで安心できる。9回ルーキは一番信頼できるショートの3つのゴロを打たせてゲームセット。
9月終えての順位表
チーム | 勝利 | 敗北 | 分 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 本塁 | 盗塁 | 打率 | 防御率 | |
1 | 広島 | 88 | 50 | 4 | .638 | 優勝 | 729 | 527 | 150 | 111 | .272 | 3.319 |
2 | 阪神 | 75 | 61 | 4 | .551 | 12.0 | 576 | 522 | 108 | 69 | .249 | 3.318 |
3 | DeNA | 70 | 65 | 5 | .519 | 16.5 | 579 | 589 | 126 | 39 | .252 | 3.832 |
4 | 巨人 | 71 | 67 | 3 | .514 | 17.0 | 522 | 493 | 108 | 55 | .248 | 3.284 |
5 | 中日 | 58 | 75 | 5 | .436 | 27.5 | 477 | 606 | 107 | 76 | .249 | 4.065 |
6 | ヤクルト | 45 | 94 | 2 | .324 | 43.5 | 463 | 637 | 95 | 49 | .234 | 4.163 |
■NEXT GAME
ヤクルト(梅野)−中日(伊藤)最終戦 神宮 18:00
・15週連続勝ち無しで今季最後の日曜日
・月初(1日)も2016年5月1日巨人戦(神宮)原樹理プロ初勝利以来勝ち無し
・梅野:プロ2試合目の先発登板