T 010 010 100 3
○ブキャナン(5-4)5,H石山1,Hルーキ1,H小川1,H秋吉2/3,S近藤(1)1/3−西田
▼データ
・ブキャナン:3連勝,対阪神戦3連勝
・小川:プロ初救援,プロ初ホールド
・近藤:プロ初セーブ,1球セーブ(史上60人目,リーグ32人目,球団史上8人目)
◆ポイント
・5回表2死満塁坂口一強襲右安
・7回裏1死一二塁伊藤隼一ゴ
勝利を手放しで喜べない夜・・・
小川、鮮やか復帰登板=プロ野球・ヤクルト
ヤクルトの小川が中継ぎで見事な復帰登板。5年目で初のホールドを記した。交流戦を前に左内腹斜筋の肉離れを起こし、1カ月ほど2軍で調整。再登録されたこの日、1点リードの八回に起用され、チェンジアップで梅野を空振り三振に取るなど3人で片付けた。
真中監督は「自分のペースでしっかり落ち着いて投げていた」と褒めた。救援陣が手薄なため、先発から配置転換。くしくも九回に秋吉が右肩の違和感を訴え、登録抹消となる見込みのため、小川が抑えに回る可能性が大きくなった。本人も「これまでチームを離れて迷惑をかけた。貢献するために全力で投げたい」と覚悟はできている。[ 6/30(金) 22:35配信 時事通信 ]
入団以来3年連続60試合登板の鉄腕秋吉に右肩違和感の報。
肘ではなく肩。伊藤智仁,石井弘寿,川島亮,由規と苦しめられてきた肩の違和感の系譜が秋吉までも襲ってしまうのか・・・
秋吉の緊急降板&一打サヨナラの場面で緊急登板。1球で試合を終わらせた近藤に救われた。
近藤が1球セーブ=プロ野球・ヤクルト
ヤクルトの近藤一樹投手が30日の阪神10回戦(甲子園)で1球セーブと1球奪三振を記録した。セーブは16年目で初めて。九回2死二、三塁の2ボール、2ストライクから登板し、原口から空振り三振を奪った。[ 6/30(金) 23:01配信 時事通信 ]
小川のプロ初救援登板。小川が後ろに回ったことで,6回を石山,7回をルーキと1イニングずつ前倒しに。次回登板中5日が予想されるブキャナンを5回95球で降ろすことが出来た。2015年同様後ろが決まることで先発を引っ張らず,かつ限られたイニングを全力で行けるという投手陣の相乗効果が生まれる1勝になると言えたのに。。
立ち上がりのブキャ様はとにかく狭いストライクゾーンに苦しめられた。
2回裏も連続四球にグリーンの犠打処理エラーが重なり0死満塁の絶体絶命のピンチ。9番青柳は三振に仕留めたが1死満塁で1番鳥谷に回る。結果はセカンドゴロ。山田は先に一塁アウトを選択。これによって挟殺プレーとなり,1点は失ったがアウトを3つ取れた。
序盤3イニングパーフェクトの青柳。4回表ようやく最初の走者を出すも盗塁失敗で結果三者凡退。初安打はバレの全力疾走内野安打から。ランナー背負って急におかしくなった青柳。安打・二塁打・死球・死球で労せず同点に。0死満塁で西田はキッチリライトへの飛球。しかし三塁走者がグリーンではさすがに無謀。ブキャナンもボテボテに転がしたが,これまたグリーンではムリ。2死満塁。
坂口は一塁ゴロかと思われたが一塁中谷のグラブを強襲し勝ち越しに成功。そして死球四球でもう1点。3安打4点という青柳の一人相撲に助けられたが,終わってみれば今日の試合はこのイニングの3安打のみ。
2点差で継投へ。石山は下位打線を3人でパーフェクトも,不安定なルーキ。連続安打と藤井のトンネルで1点差とピンチは続く。
試合を分けた1死一三塁から伊藤隼のファーストゴロ。守備固めに入っていた武内ならではの処理。グリーンだったらどうだったろう。抜かれていたのではなかろうか。三走を牽制して打者アウト。三走がゴロゴーを切らなかった采配にも助けられたか。
8回は小川。下位打線相手に格の違いを見せ,最後は秋吉が簡単に2死を取り・・・糸井に間を嫌われたところから全ては始まったのか。或いはここ一ヶ月半ほどの不調は身体の異変の予兆だったのか。。
6月終えての順位表
チーム | 勝利 | 敗北 | 分 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 本塁 | 盗塁 | 打率 | 防御率 | |
1 | 広島 | 45 | 26 | 1 | .634 | - | 385 | 272 | 76 | 56 | .278 | 3.373 |
2 | 阪神 | 37 | 33 | 0 | .529 | 7.5 | 270 | 250 | 43 | 35 | .240 | 3.066 |
3 | DeNA | 35 | 35 | 2 | .500 | 9.5 | 302 | 312 | 62 | 24 | .251 | 3.929 |
4 | 中日 | 33 | 38 | 3 | .465 | 12.0 | 238 | 290 | 52 | 48 | .247 | 3.569 |
5 | 巨人 | 31 | 40 | 0 | .437 | 14.0 | 226 | 271 | 42 | 37 | .239 | 3.536 |
6 | ヤクルト | 28 | 42 | 1 | .400 | 16.5 | 244 | 298 | 40 | 28 | .237 | 3.861 |
昨年同様広島独走の気配。あんなふざけたインタビューの広島がトップだなんて許せない。しかし残り5球団に広島を追いかけるだけの力は無いようにも映る日々の戦い。。
■NEXT GAME
阪神(能見)−ヤクルト(原樹理)11回戦 甲子園 14:00
・阪神の連敗は8に
・72試合目。5回を終えた段階で143試合の折り返しとなります。あと半分?それともまだ半分?