S 000 210 33x 9
○石川(1-0)6,Hルーキ1,石山1,秋吉1−中村
▼データ
・2015年以来2年ぶり開幕白星
・2015年最終戦以来2年ぶり貯金1
・石川:2012年以来5年ぶり開幕戦勝利,通算5勝目(ロッテ涌井と並ぶ現役投手の開幕戦最多タイ勝利)3敗,神宮開幕戦3戦3勝
・2016年5月10日広島戦(神宮)以来先発全員安打
◆ポイント
・逆方向の徹底
・4回裏1死一二塁中村中安(バレンティンの走塁)
・7回表0死石川→ルーキ
・7回裏0死一二塁代走上田
・8回表石山3者凡退
・8回裏2死三塁畠山中安
2年ぶりの開幕戦勝利&貯金1!!昨年は一度も貯金出来なかったんです。。
まずは何より開幕戦から先発全員安打というのは大きいでしょう。野手は安打1本が出てようやく開幕と言われますし。一人蚊帳の外だった2016年6月11日ロッテ戦(QVC)以来のスタメン畠山が最終打席に一本出たこと。4回0死一二塁で三邪飛。7回0死満塁で一邪飛。さらには6回表2死無走者からの失策と続いていただけにこれで肩の荷もおりたことでしょう。一塁ベース上での笑顔が全てを物語っているのだと思います。
あと今年の勝ちパターン8回石山−9回秋吉という2017年版勝利の方程式に確かな手応えを感じられたこと。特に石山のストレートは今季脅威になってくるはずです。
あと感じたのは石田に対し徹底的な逆方向の意識。これが今季のスコアラーなりコーチ陣の戦略面の徹底的な強化を垣間見た。
3回まで無安打に抑えられたが,三振と四球を除けば,2回裏バレンティンのサードゴロシリアコトンネル以外は全員が逆方向だった。
4回裏もバレ,雄平が流し打って0死一二塁。畠はカウント3−1から三邪飛に倒れたが,中村・西浦がバットを折りながら振り抜いて連続タイムリーと石田攻略がようやく功を奏した感。
バレは失策・安打・二塁打・四球と全打席出塁。先制点となった中村のタイムリーでは二塁から激走で今季チーム初得点を記録。走塁に対する意識も昨年までと雲泥の差。そしてこの時点ではまだ1点リードだった7回裏に代走上田を起用した真中監督の采配も着目すべきではないか。
石川、ベテランの味=プロ野球・ヤクルト
ヤクルトの石川がベテランの味を発揮した。一、二回とも走者を出したが、緩い変化球で併殺に。雨が降り続く中でも制球良く封じ、「ゴロを打たせるのが僕の持ち味」と胸を張った。
37歳でも緊張したという開幕戦で、気合のこもった投球。左ふくらはぎがつりながらも6回2失点にまとめ、「ちょっと力んでいた。勝ててほっとしている」。
昨季のチーム防御率は12球団最低で、投手陣の立て直しが至上命令。七回以降も秋吉ら救援陣が無安打投球。真中監督は「これ以上ない素晴らしいスタートが切れた」と顔をほころばせた。[
時事通信 3/31(金) 22:45配信 ]
6回裏2死無走者からの打席で自ら安打を放ち,大引の二塁打で三塁まで進んだ石川。この時の走塁で左脹脛がつったということで,7回表マウンドに上がったところで降板。大事に至っていなければよいのだが。
それでも開幕試合+悪天候下での76球というのは相当な疲労感だったはず。これで神宮対横浜DeNA戦は2014年7月26日を最後に負けなし。
■NEXT GAME
ヤクルト(小川)−横浜DeNA(クライン)2回戦 神宮 14:00
・ヤクルトが苦手とする201cm長身ピッチャーとの対戦。対策や如何に?!
・先発全員安打の翌日は不安になる。