2016年07月31日

/東京ヤクルト 1-10 巨人

S 000 010 000 1
G 060 200 10x 10
●館山(1-3)4,平井2,土肥1,秋吉1―中村,西田
バレンティン19号@(マイコラス)

▼データ
 ・東京ドーム9戦9敗,球団ワースト10連敗
 ・今季ワースト借金15
 ・今季ワーストタイ6連敗
 ・今季7度目の零敗
 ・2014年4月以来2カード連続同一カード3連敗
 ・館山:自己ワーストタイ8失点,対巨人戦は2012年から5連敗,東京ドーム2006年から7連敗
 ・山崎:プロ初出場

◆ポイント
 ・2回裏0死一三塁脇谷右安

ルーキー山崎登録即スタメンと起爆剤を投入するも悪い流れは変わらず。

球団ワースト記録となる東京ドーム10連敗。
3連戦で奪った得点は僅かに2。失点は11倍の22。

北陸遠征で中止がなければ鬼門はあと2試合。

館山は復帰後中6日→中8日→中8日。この間隔をもってしてもコントロールが定まらない状態。果たして肘は大丈夫なのだろうかと不安になる。

7月終えての順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁打盗塁打率防御率
1広島9858382.6044773689984.2723.52
2巨人9548443.5228.03413618035.2493.51
3DeNA9948483.50010.03984069347.2533.70
4阪神9943533.44815.03493935548.2473.60
5中日9942543.43816.03763997037.2493.66
6ヤクルト10042571.42417.54315117858.2595.06

チームは既に諦めモード?なついあつに野球を楽しめないなんて哀しい。
トリプルスリー山田が一人居たってチームは勝てない。なぜなら野球は9人でやるスポーツなんだから!
気持ちを魅せてくれ!!

■NEXT GAME
ヤクルト(石川)―広島(ジョンソン)15回戦 神宮 18:00
 ・7月対戦のなかった広島戦,神宮では5月12日以来。
 ・真っ赤に染まるのでしょうね。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 16:44 | 更新情報をチェックする

2016年07月30日

/東京ヤクルト 0-9 巨人

S 000 000 000 0
G 011 142 00x 9
●山中(3-8)4,成瀬1/3,土肥12/3,岩橋2―中村,西田

▼データ
 ・東京ドーム8戦8敗,2008年以来球団ワーストタイ9連敗
 ・今季ワースト借金14
 ・今季7度目の零敗

◆ポイント
 ・岩橋復帰後5イニング無失点

惨敗。
試合展開が試合展開だけに策を打てるでもなし。川端雄平を欠く打線が余計淡白に映る。
真中監督「かみ合わない」=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの真中監督は「攻守ともに歯車がかみ合わない」と嘆いた。川端ら主力に故障者が相次ぐ打線は無得点に終わり、投手陣もここ4試合で3試合目となる9失点以上の惨状だ。
 巨人戦も敵地東京ドームでは8戦全敗で、「あした何とか連敗を止めたい」と声を振り絞った。[ 時事通信 7月30日(土)19時32分配信 ]


止まらない故障者の連鎖。
畠山は今季絶望=プロ野球・ヤクルト
 故障で戦列を離れているヤクルトの畠山和洋内野手は、今季の復帰が絶望となった。30日に真中監督が「今季中の復帰は難しい」と述べた。
 畠山は6月に左手首を痛めて離脱。約2カ月で復帰できる見込みだったが、回復に時間がかかっており、古傷の右アキレスけんの状態も思わしくないことから、治療に専念するという。 [ 時事通信 7月30日(土)19時49分配信 ]


今度は中継ぎ先発とフル回転してきた村中が離脱。
替わりに昇格は3日前ファームで先発したばかりの土肥。このあたり一二軍の意思疎通も不安に。

良かった点を探すとしたら岩橋。村中の分までセットアップしてもらわないと・・・

■NEXT GAME
巨人(マイコラス)―ヤクルト(館山)17回戦 東京ドーム 14:00
 ・ドームでの連敗記録球団ワーストを阻めるか。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:09 | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

/東京ヤクルト 1-3 巨人

S 010 000 000 1
G 200 001 00x 3
●デイビーズ(2-2)6,松岡1,村中1−西田

▼データ
 ・東京ドーム7戦7敗,2015年10月4日以降8連敗,オープン戦含めると10連敗
 ・借金今季ワースト,2014年終了時21以来の13
 ・金曜日6月3日以来の黒星

◆ポイント
 ・1回表0死一二塁山田中飛(浅め)

対戦成績7勝8敗。内訳はホーム7勝1敗,ビジター0勝7敗。両極端な内弁慶シリーズ通りの結果に。

ヤクルト4安打,巨人5安打の貧打線。ドームラン2発の巨人に軍配。

内海相手に1番〜9番まで右を並べたヤクルト打線は3回以降無安打。
初回比屋根西浦の連打で0死一二塁の好機を築きながら無得点。
山田がランナーを進めていれば,バレンティンの中飛で先制出来た計算だが…

■NEXT GAME
 巨人(大竹寛)―ヤクルト(山中)16回戦 14:00
 ・東京ドームの連敗いつ止まるの?都丸ののか?
兵庫 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:02 | 更新情報をチェックする

2016年07月28日

/東京ヤクルト 5-10 阪神

S 000 103 100 5
T 000 450 01x 10
●小川(4-5)5,成瀬2,平井1−中村,西田

▼データ
 ・7月13日以来最下位転落
 ・今季ワーストタイの借金12
 ・今季5度目同一カード3連敗
 ・4年連続甲子園での同一カード3連敗
 ・小川:自己ワースト9失点
 ・7月火水木10戦10敗

◆ポイント
 ・4回裏1死三塁原口右3,ゴメス左本
 ・5回裏1死一三塁福留(3−2から)四球,1死満塁原口(3−2から)走者一掃左2

”聖域”鳥谷を外した途端に今季初4連勝の阪神。
不振だった打線が昨日13安打今日は14安打と生き返ったのはそのせいか?それとも単にヤクルトと当たっただけか?

小川は今日も援護点を貰った直後のイニングで吐き出してしまう投球。同点は止む無しもゴメスの一発北條のスクイズと畳みかけられる。
スクイズの場面は3−1とリードされ尚1死三塁。一球ウエストした直後にまんまと決められるというのは,完全に舐められているなぁと。好き放題やられて正直悔しい( *`ω´)

ただ結果から言えばこの4点までならなんとかなった。

5回の5点。フルカウントから四球。フルカウントから走者一掃。これが小川らしくないというか,一体どうしてしまったというべきか・・・。

1イニングに5つも四球を貰って3点は多いか少ないか。ヤクルト投手陣がこれをやったら果たして何失点したか。

■NEXT GAME
 巨人(内海)−ヤクルト(デイビーズ)15回戦 東京ドーム 18:00
 ・5/15以来となる東京ドーム。今季6戦6敗。オープン戦含めると現在9連敗中。直近東京ドームで勝ったのは昨年9月27日=マジック3が点灯した試合が遥か昔のことのように感じます。。。
 ・7月金土日祝は8勝1敗。金曜日は現在5連勝中。
 ・順番からいけば館山が中6日なのにデイビーズ。今季はこれ以上無理させないと万全を期し回避ものか?それとも何らかのアクシデントがあったのか?
兵庫 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:24 | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

/東京ヤクルト 0-9 阪神

S 000 000 000 0
T 000 900 00x 9
●杉浦(1-1)31/3,中島2/3,岩橋3,松岡1−中村,西田,井野

▼データ
 ・2010年10月5日阪神戦(神宮)以来1イニング9失点
 ・今季6度目の零敗
 ・杉浦:今季初黒星
 ・水曜日6連敗

◆ポイント
 ・2回表0死満塁ジェフン三振,中村一併
 ・4回裏0死一二塁原口左本

畠山,川端に続き雄平が抹消。坂口も古傷の肘痛ということで,レギュラー8人中4人を欠いた打線はメンバーを組むのにも四苦八苦。
H比屋根B荒木C山田FバレンティンE大引D西浦GジェフンA中村@杉浦
という打順。山田との勝負という観点で後ろにバレンティンを山田の後ろにもっていくのは納得の策。あとは苦肉の策。

川端そして坂口が務めてきた真中監督自慢の攻撃的2番の役割をこなせる打者はもうおらず,左の能見先発ということもあって荒木をそこに当てはめるも機能せず。

打線の迫力という観点からして,3点の先制点は絶望的に感じた。

せっかく先発投手陣が揃ったにも関わらず,これでは1点も相手に与えられないというプレッシャーが登板前から重くのしかかってしまいそう。

試合の大勢は決していたとはいえ,今日昇格の岩橋が3イニング投げてくれた。ルーキ―時代はセットアップもこなした左腕が,これで一つ信頼を勝ち取るキッカケとなればよいが・・・

■NEXT GAME
 阪神(青柳)−ヤクルト(小川)16回戦 甲子園 18:00
 ・選手名鑑見ると山田哲人にそっくりの青柳は,お母さまそしてお兄様までもがヤクルト社員ということが判明
 ・7月の火水木試合ここまで9戦9敗ですが果たして。
兵庫 ☔ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:19 | 更新情報をチェックする

2016年07月26日

/東京ヤクルト 3-5 阪神

S 300 000 000 3
T 000 300 02x 5
石川7,●ルーキ(5-4)1−中村
山田30号B(岩貞)

▼データ
 ・対阪神戦3連敗
 ・山田:両リーグ最速の30号到達,球団では13年バレンティン以来2人目(3度目)
 ・火曜日5連敗(4勝13敗)

◆ポイント
 ・2回表1死以降岩貞の前に無安打
 ・4回裏1死二三塁ゴメス右安(雄平の追い方)

スミ3で連勝は3でストップ。4位は変わらずも最下位とは1.5差。
火曜日の戦績を見ると,勝利したのは4/12巨人戦(神宮),5/3DeNA戦(横浜),5/31日本ハム戦(札幌ド),6/14ソフトバンク戦(神宮)のみ。これでは波に乗れませんよね。。

初回岩貞の立ち上がりを攻め大引・西浦の法政コンビで0死一二塁とし,バレが三振に倒れたものの,山田がライトポール直撃となる30号本塁打で幸先よく3点を先制。
しかし2回表先頭のジェフンがヒットを放って以降ピタリと止まった打線。



阪神にリズムが行っているなぁと感じた直後のイニングだった。

結果からいうと雄平は1死一塁原口の二塁打を処理する際に脇腹に痛みが走ったか?!打球の追い方からしてどこかを庇っているような感じだった。そして運の悪いことにこのイニングはライト方向へ集中打。
1死二三塁ゴメスの飛球もゴメスシフトで左方向に寄っていたとはいえ,雄平の脚なら追いついて犠飛でもおかしくなった。
そして決定打となった1死二三塁から大和の犠飛。投げる時に完全に脇腹をやったパターンか。

畠,慎吾に続いてどうやら雄平も離脱ということになりそう。ルーキー山崎にチャンスが回るか。将来的にレギュラーを掴む人間はこういう千載一遇の機会を自分のモノにする。山田がそうだったように。果たして。

同点で終盤まで進むも,最後はルーキがゴメスに一発を浴びてThe END。ギャレット・ビシエド・ロペス・エリアン・ゴメスと外国人に痛打を喰らう場面を何度見たでしょうか。。

■NEXT GAME
 阪神(能見)−ヤクルト(杉浦)15回戦 甲子園 18:00
 ・6/8楽天戦(コボスタ)以来勝利の無い水曜日
 ・杉さまも甲子園未勝利
兵庫 🌁 | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:38 | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

/東京ヤクルト 5-2 中日

S 000 122 000 5
D 001 001 000 2
○由規(1-1)51/3,H村中12/3,Hルーキ1,S秋吉(7)1−中村
大引5号@(小笠原)

▼データ
 ・5月12日以来4位浮上
 ・同一カード3連勝(今季3度目)
 ・2014年5月16-18日以来ナゴヤドーム同一カード3連勝,地方試合含めると4年連続となる3連戦3連勝
 ・由規:2011年9月3日巨人戦(神宮)以来1786日ぶり白星,ナゴヤドームプロ初白星

◆ポイント
 ・5回表0死一二塁由規捕犠
 ・6回表0死一二塁西田一犠
 ・6回裏1死一三塁代打ナニータ投併(遊撃大引のカバーリング&スローイング)

昨日の見聞LOGの言霊通り「1786日ぶり」がキーワードとなりました。
由規、仲間に感謝=感慨の5年ぶり白星−プロ野球・ヤクルト
 支配下選手に復帰後、2試合目の登板で5年ぶりの白星をつかんだ。ヤクルトの由規は「素直にほっとした。少し、感極まっています」。静かに喜びをかみしめた。
 右肩を痛めた影響で、かつての剛速球は影を潜めた。「5年前のような力で抑える投球はできない」。だからこそ、勝負どころで変化球を決め球に使った。
 2点を勝ち越してもらった直後の五回裏。迎えた1死一、二塁のピンチでは3番平田、4番ビシエドをスライダーで打ち取った。勝利投手の権利を手にすると、六回にも2点の援護を得た。
 六回1死まで投げ2失点。「周りが守ってくれて、打ってくれて、リリーフの力も借りて、みんなに勝たせてもらった」と仲間への感謝を忘れなかった。
 けが人が多い中、チームは3連勝。「僕もチームにいい影響を与えられるように一生懸命投げていきたい。次は神宮で勝ちたい」。本拠地で復活した姿を見せることを誓った。[ 時事通信 7月24日(日)19時52分配信 ]


感動のヒーローインタビュー一問一答
 −5年ぶりに帰ってきました!由規投手です。
 「ありがとうございます」
 −今、こうしてファンの声援を受けて。
 「試合が終わった瞬間は、素直にホッとしました。今、こうやってカメラの前、ファンの皆さんの前でしゃべって、少し…感極まっています」
 −5年ぶりに手にした白星。
 「5年前みたいな勢いよくというか、力で抑えるようなピッチングはできませんけど、とにかく今は一生懸命投げてチームにいい影響をと思って、一生懸命投げています」
 −苦しい5年間、日常生活もままならないほど肩の痛みに苦しんだとも。
 「こうして勝つことだけを考えて、ずっとモチベーションにして頑張ってきたので、とにかくうれしいです」
 −長い期間支えてくれたものは。
 「どんな時でもいろんな方が知識をくれたり、応援したりしてくれた。5年も投げていない自分を応援してくださるのはすごくうれしかったです。感謝の言葉でいっぱいです」
 −きょうもたくさんの声援。
 「いつもは余裕がなくなって周りが見えなかったり、周りの声とかも聞こえないんですけど、きょうは冷静になって聞こえた。ホントに力になりました」
 −ウイニングボールを受け取り実感も。
 「ハイ、しっかりといただきました。この5年間、家族には迷惑をかけたのでプレゼントしたいです」
 −ここからがまたスタート。
 「チームも連勝しているし、このままいい影響を与えられればと、僕自身も頑張っていきたいと思います」
 −5年間待ってくれたファンの皆様にご挨拶を。
 「少しでも僕のピッチングを見てくれたらなと思いますし、ホントにありがとうございます。これからも一生懸命頑張ります」


5年。野球選手にとってこの5年間というものがどれほど長い月日であるか。それを乗り越えた由規。ただただ言葉がありません。。

前回の復帰登板の見聞LOGに
「5年という歳月を擁したのだから,投げることに精一杯だった。ただ由規はそれ以上のことが出来るはずだから敢えて苦言を。
3回表は0死一塁から堂上の投前犠打を併殺を焦ってセカンド悪送球。0死一三塁とピンチを広げての失点。4回裏は逆に自ら犠打併殺。
22歳まではこれらが許された。いくらブランクがあるとはいえど,いまや26歳。このままずっと子どものままでもいられない立場なのだから。。」
と綴ってしまったのですが,見事に今日は投げる以外の要素=犠打を見事に成し遂げてくれました。

1-1同点の5回表。先頭西浦が四球。中村がヒットでつないで0死一二塁。ここで由規に打席が回り,サインは当然のごとく送りバント。最も難しいとされる0死一二塁の場面でキッチリ犠打をやってのけた。

これで攻撃のリズムが生まれて相手投手小笠原の暴投で勝ち越し,大引のタイムリーでもう1点加える。

6回表は由規の勝利をより確かなモノにするべく,山田雄平の連打で同じく0死一二塁の状況から西田が犠打を決め,西浦がライトへタイムリー二塁打。

5回を投げ切り,6回表打順が回ってもそのまま打席に入り,目途とされる100球を投げ抜くべく6回裏のマウンドへ。しかし先頭福田に四球。エルナンデスに二塁打を浴び0死一三塁。堂上のショートゴロ間に三塁走者が生還したところ,98球で降板。

由規の後を託されたのは長男村中というリレーもなんとも感動的。昨年はとてもじゃないが考えられなかった継投だから・・・

桂に四球を与え1死一二塁。一発出れば分からなくなる場面で代打ナニータ。ピッチャーゴロ。村中の送球は逸れかけたが,ショート大引が手を伸ばしてキャッチしすぐさま一塁へ送球し見事併殺完成。
大引ならではの何気ないプレーだが,由規を救ったスーパープレー。由規復活劇を陰で支えたのは攻守の大引です。

ルーキと秋吉は3連投となってしまいましたが,いつもとは違う緊張感のマウンドになったでしょうかね。明日は完全休養に充てていただき,また来週のビジター6連戦も助けていただきたいです。

■NEXT GAME
 阪神(能見)−ヤクルト(石川)14回戦 甲子園 18:00
 ・超変革でついに”聖域”にまでメスを入れた金本阪神との対戦。
 ・2週間前良いようにやられた天敵西岡はいない。
 ・由規の復活をキッカケに上昇ムードに乗れるか?!ビジター9連勝したら一気に借金3まで返済できるからね。そのくらいの強い気持ちでまた一週間!!
 ・なお
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 20:56 | 更新情報をチェックする

2016年07月23日

/東京ヤクルト 3-1 中日

S 010 000 000 2 3
D 001 000 000 0 1
山中8,○ルーキ(5-3)1,S秋吉(6)1−中村

▼データ
 ・対中日戦3カード連続勝ち越し
 ・今季初ドーム球場カード勝ち越し
 ・ナゴヤドーム土曜日3戦3勝
 ・秋吉:3年連続3度目の50試合登板

◆ポイント
 ・4回裏0死一三塁藤井三振杉山三振吉見三振

苦手のドーム球場で今季初のカード勝ち越し。これで4位中日に0.5差。

ナゴヤドーム特有の投げ合い。
序盤2回表山田雄平の連打で0死一三塁から職人今浪の犠飛で先制。対する中日も3回裏1死から大島が二塁打。2死二塁から平田がタイムリー二塁打で同点。

今日の吉見の出来からしてあと1点が致命傷になりかねなかった。
4回裏。0死一塁からエルナンデスとの間にヒットエンドランが決まって0死一三塁。そこから山中が魅せた圧巻の3者連続三振ショー。
藤井には0−2から強気の3球勝負。杉山も2球で0−2と追い込んでファールの後に見逃し三振。吉見を迎えても気を緩めずこれまた3球三振。
山中のこの投球無くして今日の勝利はあり得なかったでしょう。

ルーキは昨日今日と安定感抜群。その前に何か吹っ切れる出来事でもあったのでしょうかね?!←

延長に入って10回表。ルーキの打順に代打三輪から。これは結果論になるが9回裏ルーキを6番に入れていればまた違った攻撃になったはずで,これも勝負のアヤだったか。

あとは互いにミスを重ねたが,ミスが少なかった分ヤクルトに軍配が上がったか。

0死一塁から大引が犠打も失敗。しかし打球を処理した捕手の杉山が悪送球でオールセーフ。0死一二塁から坂口に犠打を命じるも失敗。1死一二塁でバレンティン。ボテボテのショートゴロでランナーそれぞれ進塁。
山田を迎え2死二三塁と一塁が空いている状況で勝負を選択した中日バッテリー。山田意地の?!ピッチャー強襲内野安打で勝ち越し。
雄平を迎えたところで岩瀬にスイッチした中日サイド。2死満塁で左対左は怖かったということか。

秋吉はランナーを三塁まで進められたものの6セーブ目。競り負けた中日は最後平田がファンに激高という後味の悪さも。

■NEXT GAME
 中日(小笠原慎之助)−ヤクルト(由規)18回戦 ナゴヤドーム 14:00
 ・各都道府県の地方大会が佳境を迎える中で,甲子園を沸かせた投手同士の対戦。これは楽しみ!!
 ・キーワードは「1786日ぶり」になるでしょうか。
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:07 | 更新情報をチェックする

2016年07月22日

/東京ヤクルト 6-3 中日

S 101 040 000 6
D 000 110 100 3
○館山(1-2)5,村中1,平井1,Hルーキ1,S秋吉(6)−中村
バレンティン18号@(バルデス)西浦3号C(バルデス)

▼データ
 ・40勝到達(リーグ5番目)
 ・館山:2015年9月23日広島戦(神宮)以来,今季初白星
 ・西浦:自身満塁弾,2015年6月7日ロッテ戦(神宮)デニング以来今季チーム初満塁弾

◆ポイント
 ・1回表2死満塁西浦中飛
 ・5回表2死満塁西浦左本
 ・9回表2死無走者坂口中安

初回2死満塁で凡退した西浦が,5回表同じく2死満塁で巡ってきた打席で自身初となる満塁弾で勝負アリ!
館山自身2012年クライマックスシリーズ第2戦以来となるナゴヤドームの登板で今季初勝利。クリーニング手術が報われた瞬間となりました。

館山が今季初勝利=プロ野球・中日―ヤクルト
 ヤクルトが3連敗を免れた。一回に雄平の犠飛で先制し、三回にバレンティンのソロで加点。2―1の五回は西浦の満塁本塁打で突き放した。館山は要所で踏ん張り、5回2失点で今季初勝利。中日はバルデスが6失点と誤算だった。[ 時事通信 7月22日(金)21時25分配信 ]


左のバルデス相手に6番一塁ジェフン,7番三塁西浦というスタメンで挑んだ真中監督。
ジェフンには1回表1死一二塁,5回表2死一三塁という場面で回っていずれも四球を選んで後ろにつないだ形に。西田ならどうだったか。しかし本職は外野手ということもあり一塁の守備では早い打球への反応という面で課題が見えたでしょうか。

初回に満塁の好機を築くも無得点或いは1得点に終わり敗れるという試合が多々あった今季のヤクルト。その意味で初回バルデスの微妙なコントロールの判定から1死満塁を築きながら雄平の犠飛のみで畳みかけられなかったことが後々響いてくるのではないかという思いがあった。

2-1と1点差に詰め寄られた中で生まれた,西浦の起死回生の満塁弾。まさに値千金。

初回,4回裏,5回裏とピンチを招くもなんとか5回93球2失点でまとめ,6回表に打順が回ったところで交代となった館山。今後も登板間隔中6日を課されることになるのだろが,果たしてどこまで行けるのだろうか。
ただ結果的にこれでカード初戦を石川・館山が務めることになったローテーション。安心感がある一方で,いつまでも二人に頼っていいものかという葛藤も。小川と杉様がこれを手本にこの位置に収まってこないとダメでしょ!!

6回以降2番手投手から走者を一人も出せなかったが,9回表2死から坂口に1本ヒットが出た。これがチームにとって意味あるヒットになったような。



■NEXT GAME
 中日(吉見)−ヤクルト(山中)17回戦 ナゴヤドーム 15:00
 ・今季2戦2勝のナゴヤドーム土曜日デーゲーム
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:09 | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

オンドルセクが退団=プロ野球・ヤクルト

 ヤクルトは21日、ローガン・オンドルセク投手(31)の退団を発表した。代理人を通じて本人から申し入れがあり、球団が了承。ウエーバー公示の手続きを行った。
 来日2年目の今季は抑えに起用され30試合で11セーブを挙げていたが、6月26日の中日戦で降板後に首脳陣らに暴言を吐いて自宅謹慎処分に。その後、球団幹部らに謝罪して2軍の練習に参加した。しかし今月17日、家庭の事情を理由に米国へ帰国していた。 [ 時事通信 7月21日(木)16時52分配信 ]


率直な気持ちを綴ると,こんな形のお別れになるというのは,裏を返せばチームがまとまっていない証拠だし,優勝した翌年にこうなってしまったことは決して好ましい事態ではないと思う。

58.ローガン・オンドルセク(2015-2016途)
58.JPG

彼なしに優勝はあり得なかった。

入団が発表されたのは2014年12月29日。ラルー・カーペンター・ナーブソンのクリストリオで大失敗を続け,バーネットも不安定というチーム事情の中で,アメリカでの実績十分なオンドルセクを,推定年俸120万ドル+出来高という破格の好条件で獲得。

当初は抑えを期待されていたものの,最終的に収まったポジションはセットアッパー。守護神バーネットにつなぐセットアッパーとして,72試合に登板。33ホールドはセ・リーグ1位タイ。ロマン・オンドルセク・バーネットのROBトリオとしてチームの14年ぶりのリーグ優勝に貢献してくれた。

シーズン終了後バーネットがメジャー復帰,ロマンが自由契約となり,強力リリーフトリオで残されたのはオンドルセクただ一人だった。バーネットに代わるクローザーに任命され,開幕から順調なスタートを切っていたが,5月28日中日戦(ナゴヤドーム),6月10日ロッテ戦(QVCマリン)でセーブに失敗。抑えとして不安定な面も露呈するようになっていた。

そして6月26日中日戦(神宮)。3点リードの9回表。連打でピンチを招くと,味方野手の失策で同点に追いつかれ救援に失敗。ベンチに戻るなり,首脳陣とチームメイトに対し暴言を吐き,試合終了を待たずクラブハウスに引き上げたことを,球団は厳重に見て翌27日に登録抹消と無期限の自宅謹慎処分を言い渡した。

6月29日に自宅謹慎処分は解除され,二軍の練習に合流したが,登板機会のないまま7月17日に一週間の有給休暇と称し米国へ帰国。今日21日に契約解除が発表され,ウェーバー公示となった。

「代理人側から、立て直しは精神的に困難という話があった。表面上は頑張ると言っていたが、実際の心の中では葛藤があったのだろう。海外で仕事をするのは大変なこと」と奥村政之編成部国際グループ部長。

ブルペンでも一人浮いた存在だったと某新聞社に書かれていたが,実際どうだったのかは分からない。
ただオンドルが昨年馴染んでいた(ように見えた)ことは事実で,どうしても来日6年目のトニー&4年目のオーランドという二人の存在が大きかったのではないかという見方になってしまう。
その二人が抜けたことで,今度はオンドルセクが,デイビーズ・ルーキ・ペレスに日本野球を伝承する立場になってもらわなければならなかったのだが,それが道半ばで途絶えてしまった。

新しい環境に順応できないあるいは溶け込めないというのは本人の性格的なものもあるだろうし・・・


中日が今季途中からオマール・リナレス氏を巡回コーチに就任させたように,もしロマンちゃんが現役引退したら,こういう架け橋的存在として帰ってきてほしいなぁ。。
東京 🌁 | Comment(2) | SWALLOWS Memories | at 21:56 | 更新情報をチェックする

2016年07月20日

/東京ヤクルト 2-9 横浜DeNA

B 001 110 060 9
S 101 000 000 2
●小川(4-4)51/3,成瀬2/3,村中1,平井0/3,ペレス1,中島1−中村

▼データ
 ・今季最多タイ借金12
 ・対DeNA戦4カード連続負け越し

◆ポイント
 ・1回裏2死満塁西田三振
 ・6回裏2死三塁中村左飛(フェンス直撃筒香ジャンプ一番キャッチ)
 ・8回表0死一塁乙坂投失

7回裏を終えて2-3と緊迫した試合も,終わってみれば惨敗。熊原にプロ初勝利を献上。どうしてこういう言霊は当たってしまうのか。。

対筒香。2回表先頭打者で勝負を避けるような四球。3回表も2死二塁で一塁空いたことで勝負を避ける。序盤からこの弱気な攻めが後半に影響を及ぼしたか。

乗ってる男は何をやっても上手くいく。6回裏2死三塁中村が見事に捉えた打球をここしかないというタイミングでジャンプ一番キャッチ。ここ2試合で4発で山田とは3本差。

そして試合を決められた8回表0死満塁からエリアンの走者一掃二塁打。0死一塁から乙坂の犠打。平井がセカンドを刺そうとして悪送球で自ら傷口を拡げての失点。ミスミス勝機を逃した。

熊原相手に初回から攻めたものの1点止まり。西田の見逃し三振は読みが外れた感。長打のある西田だけに小細工するよりはこれの方が潔いかとは思うが。得点圏の西田という声もちらほら。。

■NEXT GAME
 中日(吉見?)−ヤクルト(館山)16回戦 ナゴヤドーム 18:00
 ・今季3勝12敗と苦手とするドーム球場での試合は6/2(札幌ド)以来
 ・今月のホーム試合は終了。残すはビジター9試合。うちドームが6試合。このままズルズルAクラスが遠のいてしまうのだろうか・・・
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:22 | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

/東京ヤクルト 8-9 横浜DeNA

B 041 102 001 9
S 000 040 220 8
杉浦3,成瀬2,村中2,ペレス1,●秋吉(3-4)1−中村,西田
バレンティン17号A(ぺトリック)

▼データ
 ・90試合目で50敗(昨年は8月8日101試合目,一昨年は7月25日85試合目)

◆ポイント
 ・2回表0死一塁石川一安(杉浦ベースカバーで一塁踏むもセーフの判定)
 ・6回表0死一塁エリアン左本

0-6から追いつくも,同点の最終回に投入した守護神秋吉が筒香に一発を浴び敗戦。

8回裏6-8からセットアッパー三上相手に今浪四球西田右2で0死二三塁から代打上田が走者一掃のタイムリー三塁打。0死三塁からジェフン大引連続三振,坂口一ゴと勝ち越せなかった。
ただ梶谷筒香ロペスとクリーンアップに回るイニングを任せられるのは秋吉しかいないでしょう。1死から筒香に3ボールまでいっての被弾。四球でもOK。とにかく一発だけは避けたいという場面で一発を喰らったバッテリー。カツノリコーチとどんな反省会がなされるやら。

8回の攻撃よりも7回の攻撃がお見事だったかなぁと。2死無走者から大引二塁打坂口四球。バレが右方向で2点返す。これで勝負が再びわからなくなった。

ただ0-6から4-6に追い上げた直後の反撃ムードに水を差されたエリアンの一発。来日3本塁打がいずれもヤクルト戦と野手版ネイラー(=やくせん)を襲名しつつあります( *`ω´)

負けが消えた形の杉浦。2回表0死一塁で石川のファーストゴロ。贔屓目に見てもベースを踏んでいるようにしか見えないのですが・・・
8番9番を1死二塁で迎えるのと,0死一二塁では心理的にそうとう違うでしょう。打たれた打たれないはともかくとして。

ジェフンのところで代打三輪なんて声も後出しじゃんけんで聞かれたが,ベンチの構成上荒木浩康を代打で使った以上,内野手特に二遊間に何かのアクシデントがあった場合守れるのは三輪だけということもあり,ムダ使い出来ない現状。
こういう不測の事態に備えて,元々使うつもりがないのなら前半終了翌日(=14日)に奥村を抹消しておくべきだったのでは?ということになる。もちろん14日時点で大引に再びアクシデントが生じ登録出来なくなるという可能性も0ではなかったわけが。
今浪・西田をスタメン起用となると尚更ベンチ構成に気を使わなければならない。

■NEXT GAME
 ヤクルト(小川)−DeNA(熊原)17回戦 神宮 18:00
 ・小川:6月24日中日戦(神宮)以来の登板
 ・オールスターのお陰で井納石田との対戦回避で熊原。ルーキーにプロ初○○を献上するのに定評のあるヤクルト。果たして??!
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:18 | 更新情報をチェックする

2016年07月18日

/東京ヤクルト 9-3 横浜DeNA

B 000 000 120 3
S 010 220 04x 9
○石川(5-5)7,ルーキ2/3,S秋吉(5)11/3−中村

▼データ
 ・3年連続後半戦白星発進
 ・石川:2015年7月10日DeNA戦以来神宮球場11連勝,通算149勝目
 ・最下位脱出

◆ポイント
 ・2回裏1死満塁中村左犠
 ・4回表2死一三塁梶谷三振
 ・8回裏1死一二塁西浦四球

8日ぶりの勝利は9点快勝で5日ぶりに最下位脱出。

先制・中押し・ダメ押し・死体蹴りという効果的な得点。
先制点は相手のミスに乗じた得点。2回裏先頭山田がポテンヒット。雄平はファーストゴロ併殺かと思われた打球をロペスがファンブルし一二塁。バレが四球で0死満塁。満塁の最初の打者今浪が三振に倒れるも,中村がキッチリ犠飛。最低限ながら最上級の仕事でこれが決勝打に。

中押しは4回裏。その前のイニング4回表2死一塁からサード三輪がセカンド悪送球でピンチを拡げながら,石川が踏ん張った直後の回。これまた先頭山田のヒットから1死一二塁から今浪,中村の連続タイムリー。

ダメ押しは5回裏。2死無走者から雄平バレの連打で一二塁とし,今浪が走者一掃のタイムリー三塁打。

8回裏の4点は完全に相手の自滅。先頭中村が死球。上田がキッチリ送って1死二塁。大引のセカンドゴロをセカンドエリアンが一塁悪送球(記録は内野安打と失策)で6点目。
坂口がストレートの四球。西浦は本塁打性の大ファール含め9球粘っての四球。1死満塁で山田を迎えたが,山田を恐れるあまり?暴投で7点目。さらに一塁空いたことで山田を歩かせようと戸柱が立ち上がると,戸柱も捕れないような暴投で8点目。
動揺した小杉―戸柱バッテリーを完全に揺さぶり,山田が初球からスチール。雄平はタイムリー内野安打。そしてその雄平も二盗ともう好き放題攻めた。
打者一巡ながら内野安打2本で4得点。これはもう完全な相手の自滅。

ルーキがエリアンに一発を浴び,秋吉がイニング跨ぎ。スッキリとした勝ち方ではないが,まずは白星スタート。

しかし打線に暗雲・・・

どうしましょ。。

11月に六大学選抜―ヤクルト戦
 明治神宮外苑は18日、同苑の創建90年記念行事として、東京六大学野球選抜とプロ野球ヤクルトとの奉納試合を11月5日、午後1時から神宮球場で行うと発表した。2006年にも同80年記念行事として対戦が組まれ、ヤクルトが3―2で勝った。[ 時事通信 7月18日(月)18時7分配信 ]
 

■NEXT GAME
 ヤクルト(杉浦)−DeNA(ぺトリック)16回戦 神宮 18:00
 ・川端を欠き打順をどう弄るのか。苦悩は続きます。。
 ・今度は投手陣が打線を助ける番なのでしょうか?!
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2016年07月17日

近藤一と八木がトレード=オリックスとヤクルト―プロ野球

 オリックスの近藤一樹投手(33)とヤクルトの八木亮祐投手(25)の交換トレードが成立し、17日に両球団から発表された。左腕が手薄なオリックスと、先発陣の強化を図るヤクルトの思惑が合致した。
 右投げの近藤一は東京・日大三高から2002年に近鉄入り。通算31勝45敗、防御率4.68。今季は5試合に先発して2勝2敗。
 左投げの八木は愛知・享栄高から09年にヤクルトに入団。通算11勝22敗、防御率4.25。今季は1試合の登板にとどまっていた。[ 時事通信 7月17日(日)15時1分配信 ]


34→70.八木亮祐(2009-2016)
2008年ドラフト2位で,愛知・享栄高校から入団。スワローズでは,あの400勝投手金田正一以来となる入団ということで,背番号は金田と同じ「34」を与えられた。

しかし入団後から左肩痛に悩まされ,2010年はファームでの登板すらないまま背番号は「70」に降格となった。
プロ3年目の2011年には高卒同期入団の赤川克紀・日高亮が一軍で勝利を挙げ,野手の中村悠平も一軍でマスクを被るなど,3人に遅れをとっていた八木であったが,その才能は4年目に開花する。

二軍でローテーションを守り続け,2012年8月4日中日戦(神宮)でプロ初登板初先発。30/3回3失点で勝ち負けつかず。プロ2試合目の登板となった9月6日横浜DeNA戦(横浜)では50/3回無失点で勝利投手の権利をもって降板するも,リリーフが追いつかれたことで白星つかず。3試合目の先発となった10月1日巨人戦(神宮)で7回無失点の好投。嬉しいプロ入り初勝利を挙げた。

2013年は開幕3戦目となる3月31日阪神戦(神宮)の先発に抜擢され,この日プロ初登板初先発となった藤浪晋太郎相手に先輩の貫禄を見せつる7回無失点の力投でシーズン初勝利。その後先発ローテに定着し,安定した投球を見せていたが,打線の援護に恵まれず,5月終了時点には防御率2点台ながらその1勝のみと勝ち星が伸びなかった。
他の先発陣が軒並み不調な中で,ルーキ―の小川泰弘と共に最後までローテーションを守りきり,規定投球回数に到達。13敗と防御率4.44はリーグワーストだったが,7月2日横浜DeNA戦(平塚)では完封勝利を挙げるなど,飛躍の年となった。

2014年は高津投手コーチの就任に伴い,中継ぎ転向となった八木。勝利の方程式の一角を期待されたが,6試合で防御率5.87と振るわず。同じく開幕当初先発を担っていた秋吉亮との配置転換という形で再び先発に回ることに。
8月5日阪神戦(神宮)に先発したものの,2/3回で負傷降板。2死からセンターへの平凡な飛球を薄暮で比屋根渉が見失った(記録は失策)走者が決勝点となったため,被安打・自責点0のまま敗戦投手に。左大腿部肉離れでシーズン中の復帰が絶望視されていたが,10月2日巨人戦(神宮)で復帰先発を果たした。規定投球回には40回ほど足りなかったものの,敗戦数は13→6,防御率も4.44→3.91と改善してきた。

ところが…
チームが優勝を果たした2015年は4月26日巨人戦(神宮)と5月4日横浜DeNA戦(横浜)に先発登板もいずれも黒星。5月5日出場選手登録を抹消されると,再び登録されることなくシーズンを終えることに。

今シーズンは5月24日阪神戦(神宮)で先発の白羽の矢がたち,その立ち上がり史上18人目の1イニング4奪三振という珍記録を樹立するも,結局3回4失点でKO。これがスワローズ最後の一軍登板となってしまった。

08年ドラフト入団の赤川,八木,日高高卒左腕トリオはこれで全員スワローズから去ることに。よってこの年のドラフトで残るは中村のみということに。。

年度試合勝数負数セーブ防御率投球回安打本塁打三振四球死球暴投ボーク失点自責点
2012年31001.8015101131111043
2013年2651304.4415216918122592207775
2014年235603.911032/31191076412205045
2015年20206.30101425301177
2016年101012.003606301044
通算55112204.252832/331831222117571142134


そしてスワローズへようこそ近藤一樹。
2001年第83回全国高等学校野球選手権大会の優勝投手。ドラフト7巡目で大阪近鉄に入団。日大三高のチームメイト内田和也がドラフト4巡目でヤクルトに指名されている。
分配ドラフトでオリックス入り。2008年には10勝,2009年も9勝を挙げていたが,故障もあって2014年には育成契約に。2015年7月12日に1411日ぶりの白星を挙げたという苦労人。

坂口智隆の移籍によって,オリックス・バファローズに所属する唯一の元近鉄選手となっていたが,その坂口の後を追うようにヤクルトに移籍。近鉄が最後に日本シリーズを戦ったヤクルトに縁が生まれつつある?!

縁という意味では近藤のプロ初安打は2010年5月12日ヤクルト戦(神宮)で石川雅規から放っているようです。高校時代以来となる東京&神宮球場でもう一花咲かせてほしい!!


東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS Memories | at 21:21 | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

/全セ 5-5 全パ

第2戦 全セ1勝0敗1分 ◇横浜スタジアム 26,760人
AP 000 030 110 5
AC 021 000 200 5
De石田2,T岩貞2,De井納2,秋吉1,D田島1,De山崎康1−De戸柱,T原口
De筒香2号@(涌井)C丸1号@(塚原)
▽最優秀選手 大谷(日本ハム) 
▽優秀選手 筒香(DeNA)鈴木(広島)浅村(西武)

7番D川端 中安(涌井)二ゴ(益田)
7番H5山田 右飛(有原)一飛(有原)
1番6大引 中安(有原)
3番H9バレンティン 投ゴ(有原)
6番HD中村 三ゴ(有原)
4番手P秋吉 左安(大谷)レアード(三ゴ)浅村(三振)今宮(一安)長谷川(中飛)

▼データ
 ・全セ:通算78勝80敗11分

◆ポイント
 ・8回表2死一二塁大谷右安

7回裏阪神原口のタイムリー二塁打で4−4の同点に追いつき,続く1番大引のヒットで原口が生還。5−4と勝ち越し。と同時に7回表を投げた秋吉に勝ち投手の権利が舞い込んだものの・・

スーパースター大谷が大引のMVPも秋吉の勝利投手も奪っていきましたとさ。。とほほのほ。

本日24歳バースデーを迎えた山田はスタメン落ち。途中からサードの守備に就くも,これで2年連続オールスター無安打。単なるお祭り男とは違うようですね。

昔の映像が随所に挿入されていたために尚更感じることになったのですが,9回表の康晃ジャンプなど,球場の雰囲気は本当に変わってきているなぁと。思い思いのユニを着て,華やかさが増しているなぁと。
思えばマスコットがオールスターに参加するようになったのって何時からだろう。少なくともイチローがピッチャーやった頃ってマスコットなんていなかったはずだから・・・


さぁ1日休んで後半戦!2試合連続本塁打の筒香がいるDeNAが相手。7/5-7の同一カード3連敗のリベンジから始めようヤ!!!
神奈川 ☁ | Comment(0) | NPB | at 23:34 | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

/全セ 5-4 全パ

第1戦 全セ1勝0敗0分 ◇ヤフオクドーム 35,653人
AC 000 120 002 5
AP 000 010 002 4
坂本1号@(石川)筒香1号@(則本)バレンティン1号@(則本)
G菅野2,○T藤浪2,C野村2,De三上1,Gマシソン1,C中崎1−中村,T原口
▽最優秀選手 筒香(DeNA)
▽敢闘賞 坂本(巨人),バレンティン(ヤクルト),栗山(西武)

2番D川端 二ゴ(和田)遊飛(石川)三振(則本)遊併(塚原)
4番C山田 三振(和田)遊飛(石川)三振(則本))
7番DHバレンティン 三振(石川)右本(則本)遊ゴ(マーティン)
9番A中村 右飛(石川)右安(則本)
5番6大引 三振(サファテ)

▼データ
 ・全セ:通算78勝80敗10分
 ・2002年7月12日第1戦(東京ドーム)以来のヤクルト監督率いる全セ勝利

◆ポイント
 ・9回裏0死無走者岡島遊ゴ,2死無走者レアード遊ゴ

ヤクルト目線で。
真中監督:日本シリーズ初采配初勝利!後半開幕DeNA戦を睨み石田,井納,山崎康を明日に回す采配。
中村:菅野・藤浪・野村・三上をリード。特に苦手とする野村対策のヒントを掴めたか?!
山田:オールスター8打席無安打。7回裏の守備から菊池と交代し,ベンチで坂本と談笑。休養とリフレッシュになったかしら?!
川端:フルイニング出場。打撃はサッパリ。今日は守備でアピール?!
バレンティン:オールスターでの本塁打は2011年第1戦(ナゴヤドーム)以来自身5年ぶり2本目。6月25日中日戦(神宮)以来だけに感触を取り戻してくれればいいのだが・・・
大引:7回裏の守備から実戦復帰。打席にも立てたということで,後半戦からの復帰にGOサインが出たと見てよろしいでしょうか?!

地上波は過去の映像と大谷の本塁打競争と大谷。野球に興味の無い芸能人の登用や番宣は無かったものの,もっと選手や試合に焦点を当てて欲しいというのが本音。
福岡 ☁ | Comment(0) | NPB | at 22:55 | 更新情報をチェックする