S 200 010 200 010 6
デイビーズ5,H村中1,杉浦1,Hルーキ1,Hオンドルセク1,古野2,H寺田1/3,久古2/3−中村
▼データ
・2015年9月13日中日戦(ナゴヤドーム)以来の引き分け
・デイビーズ:来日初登板,初安打
◆ポイント
・1回表0死二三塁福留遊飛,ゴメス遊ゴ,鳥谷一ゴ
・10回裏0死一塁マテオ投球練習
・11回表2死満塁西岡二ゴ
正直に言うと試合開始10分で試合終了かと思われた試合。
2度の押し出し四球による勝ち越し点を奪われながら,いずれも追いついた。サヨナラ機だった延長10回一死二塁,11回2死満塁であと1本が出ず,勝てなかった面もあるが,粘っての引き分けに持ち込んだ。
負けなかったことも然ることながら,ベンチワークの徹底が光った。ペレスに続き徳山がインフルエンザで離脱という苦しい中継ぎ陣。そんな中でも5試合で4試合登板の秋吉は完全休養日。5回以降村中,杉浦,ルーキ,オンドルセクと1イニングずつの継投。
片や阪神は,開幕投手メッセンジャーを早速中5日。そして守護神のマテオを開幕6試合目にして3イニング61球。一昨日は藤浪が149球投げている。まだ3月という段階で。
今日の試合の結果こそ引き分けだったが,シーズンの後半にこの差が出てくる。そう感じてならない。
デイビーズの立ち上がり。初球をいきなり高山にスタンドに運ばれ,続く横田に内野安打。ヘイグにはストライクが入らず四球。さらに誰もいない二塁に牽制悪送球。。
一人相撲で一体何点取られるやら?これはラルーかそれともリオスか。そんな不安しかない立ち上がりだった。ホントよく2点で凌げたと思う。
その直後2死二三塁から雄平のタイムリー二塁打ですぐさま追いついたことでなんとか試合になるかなと思われた序盤。
5回裏慎吾山田の連続二塁打で1点勝ち越し,継投へ。6回は村中が1イニングをピシャリでホールドをマーク。そして上位に回る7回に代打起用のタイミングを見計らいながら杉浦を選択。ルーキ秋吉はまだ不安だし,これは納得行く選択だった。
ところが誤算だった杉浦。売り出し中の高山横田を背負って,ヘイグにあわやのフェンス直撃タイムリーで同点。1死満塁となってゴメスに押し出しで勝ち越しを許し,鳥谷にも簡単にストライクを取りに行って軽々外野まで運ばれさらに1点。
普通ならこれで試合は終わったはず。それでも粘って再び追いついた7回裏は中軸が意地を見せてくれた。1死一二塁から山田のタイムリーでまず1点。2死一二塁から雄平の内野安打間に同点に。
ただ今日は7番スタメン起用の西浦にあと一本出ればの展開でもあったが気負ってしまったか。
1回裏2死一三塁。7回裏2死満塁。10回裏1死二塁。12回裏は先頭打者で見逃し三振。
大引の離脱で得たチャンス。明日も左腕の大野の先発ということで先発濃厚。この悔しさを晴らせ!!
11回裏も追いついて尚2死満塁で,サードファールフライで万事休すの打球を命広いした荒木もヒーローになり損ねてしまった。
それでも金本監督の無茶苦茶な起用や,緒方監督の早めの継投&守備固めなどを見るに,真中スワローズはどっしりと腰を据えている。まだまだシーズンは始まったばかり。先は長い。
3月終えての順位表
順位 | チーム | 試合 | 勝数 | 敗数 | 引分 | 勝率 | 勝差 | 得点 | 失点 | 本塁 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
1 | 巨人 | 6 | 5 | 1 | 0 | .833 | 31 | 20 | 9 | 4 | .276 | 3.27 | |
2 | 阪神 | 6 | 3 | 2 | 1 | .600 | 1.5 | 30 | 28 | 6 | 3 | .240 | 4.02 |
3 | 広島 | 6 | 3 | 3 | 0 | .500 | 2.0 | 28 | 22 | 0 | 4 | .275 | 3.81 |
3 | 中日 | 6 | 3 | 3 | 0 | .500 | 2.0 | 28 | 32 | 4 | 2 | .283 | 5.37 |
5 | DeNA | 6 | 2 | 4 | 0 | .333 | 3.0 | 18 | 25 | 3 | 0 | .255 | 3.83 |
6 | ヤクルト | 6 | 1 | 4 | 1 | .200 | 3.5 | 24 | 32 | 3 | 2 | .278 | 5.17 |
最後に。マテオに与えられた四球直後の投球練習は何なの??????それこそ待ておだよ( *`ω´)