2015年09月29日

|東京ヤクルト 2-4 広島 マジック1

C 000 030 010 4
S 001 000 100 2
●館山(6-3)5,ロマン2,久古1/3,秋吉12/3−中村

▼データ
 ・マジック1
 ・観衆33522人(神宮球場今季最多)

◆ポイント
 ・8回表1死三塁丸菊池連続敬遠

マジック1。そんな簡単にいくものではありません。
思い起こせば14年前・・・。マジック1として広島・阪神に連敗。
神宮に戻って最下位阪神との対戦。さすがに優勝が決まるだろうと周囲の期待が膨らむも3連敗。その翌日は引き分け。この年は勝ち数で優勝が決めるため引き分けではマジックは減らない。

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目の前の胴上げを期待して叶わなかった気持ち・・・。胴上げを期待して現地に足を運んだ公認レポーターさんもこのなんとも言い難い気持ちお分かりいただけましたかね( *`ω´)
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写真提供Mさん


一球一球に対する大歓声。ボルテージ。すごい球場の雰囲気でした。これを経験することでまたたくましくなる。クライマックスを見据えて緊張感を保つ。これも必要なことだと思います。

術明け一軍では初の中5日登板となった館山。今日は明らかな抜け玉が目立った。Vへのプレッシャーならばともかく,十分な間隔と言えるのか。中日吉見も間隔を詰めた起用で離脱しているだけに,気がかりではある。。

3回裏2死一二塁から山田のタイムリーで先制。館山は1回2死一二塁,2回2死満塁とピンチを招きながら粘りのピッチングを繰り広げるも,5回表の2発に沈み,リードを許した展開でマウンドを降りることに。

7回裏2死一二塁山田のこの日2本目のタイムリーで1点差に迫るも,直後8回表に野間のタイムリー三塁打で再び2点差に広げられた。そんな中で勝利への執念を見せたシーン。

2死三塁で丸菊池を連続敬遠し,3番に入っていた投手に代打を出させる満塁策。このあたりの駆け引きが奥深かった。ポストシーズンが楽しみになる。


対広島戦ホーム全日程終了(8勝5敗)
4.1518:3017,3282:441-0○石山(1-1)7,Hオンドルセク1,Sバーネット(5)1−中村前田健
5.118:0129,8192:545-4○小川(3-0)7,Hオンドルセク2/3,Sバーネット(8)11/3−中村黒田雄平3号@(黒田)
5.218:0130,7772:402-6●石川(2-3)6,ロマン11/3,中澤2/3,古野1−中村ジョンソン
5.318:0030,2543:037-3風張1/3,○徳山22/3,H古野4,オンドルセク1,バーネット1−中村福井荒木1号B(九里)
7.2818:0330,8683:242-11●新垣(3-9)52/3,山本0/3,徳山11/3,秋吉1,金伏1−中村黒田
7.2918:0028,9563:398-3○小川(6-6)6,秋吉1/3,Hロマン2/3,松岡11/3,久古2/3−中村今井比屋根1号@(今井)川端6号@(戸田)山田24号@(戸田)
7.3018:0030,1363:044-5石川6,Hロマン1,●オンドルセク(4-2)1/3,秋吉2/3,久古1/3,松岡2/3−中村ヒース畠山20号A(薮田)
9.418:0025,8843:114-2○石川(9-9)5,Hロマン11/3,久古1/3,H秋吉1/3,Hオンドルセク1,Sバーネット(34)1−中村ジョンソンミレッジ1号A(ジョンソン)
9.518:0131,1843:440-4石山6,H秋吉2,●バーネット(2-1)1/3,松岡2/3―中村大瀬良
9.614:0028,4843:096-0○館山(5-2)7,秋吉1,徳山1−中村戸田
9.2218:0032,0693:014-2○石川(12-9)6,H秋吉1,Hオンドルセク1,Sバーネット(37)1−中村戸田
9.2313:0032,2782:306-0○館山(6-2)7,オンドルセク1,松岡1−中村黒田畠山26号A(黒田)
9.2918:0133,5223:282-4●館山(6-3)5,ロマン2,久古1/3,秋吉12/3−中村野村

神宮開催12試合中実に8試合が観衆30,000超え。
風張のプロ初登板危険球退場。ジョンソンから放ったミレッジの一発。山田の30盗塁。

9月を終えての順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1ヤクルト14074642.536M156450310682.2583.29
2巨人14072671.5182.54684359796.2422.79
3阪神14170692.5044.54645427848.2473.48
4広島13967693.4936.049446410180.2482.96
5中日14161764.44512.54695027088.2533.22
6DeNA14162781.44313.050258710857.2503.78


1日おいて10/1は本拠地最終戦。ヤクルトが勝つ。もしくは巨人がDeNAに敗れれば優勝決定。歓喜の瞬間は持ち越し。そう言えるのも今日までだからね。。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:09 | 更新情報をチェックする

2015年09月28日

|東京ヤクルト 6-2 中日 マジック1

D 000 011 000 2
S 140 000 01x 6
○杉浦(1-0)52/3,H松岡1,久古1/3,Hオンドルセク1,徳山2/3,Sバーネット(40)1/3−中村

▼データ
 ・優勝へのマジック1
 ・2011年終了時以来今季最多貯金11
 ・2002年以来13年ぶり年間74勝
 ・杉浦:2014年10月1日巨人戦(神宮)以来の勝利
 ・バーネット:40セーブ(球団新更新)
 ・畠山:104打点(1977年大杉勝男に並び球団日本人最多タイ)
 ・川端:シーズン21度目の猛打賞(日本人では球団史上初)
 ・オンドルセク:70試合登板(球団史上3人目)

◆ポイント
 ・1回裏0死一塁川端右中2
 ・2回裏0死一塁今浪右2タイムリー・中村右2タイムリー

一気に王手!
ヤクルト、29日にもV=プロ野球
 プロ野球セ・リーグは28日、優勝へのマジックナンバーを3としていた首位ヤクルトが中日を6―2で下した。
 2位の巨人が阪神に敗れたため、マジックは1となり、29日に本拠地の神宮球場で行われる広島戦に勝つか引き分ければ、2001年以来14年ぶり7度目のリーグ優勝が決まる。 [ 時事通信 9月28日(月)21時48分配信 ]

大一番を制したことで重圧からも解き放たれたか。ヤクルトの球団カラーでもあるのびのび野球がいい方向に作用してくれた。もっともガチガチになるのかと思ったけど・・・今年のチームには関係ないのかもしれないですね。。

2014年9月29日の見聞LOGです。
「本日の敗戦をもって2年連続15度目の最下位が確定。
2年連続最下位は1985-86年以来球団ワーストタイ記録。それはすなわち未だ球団史上3年連続最下位はないってことですよね。衣笠社長( *`ω´) 」


そのまた一年前。2013年9月29日の見聞LOGにはこんなニュースが。
小川監督が続投=要請受諾、1年契約―プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの衣笠剛球団社長兼オーナー代行は29日、小川淳司監督(56)が来季も引き続き指揮を執ることを明らかにした。契約期間は1年。衣笠社長が同日、続投を要請し、小川監督が受諾した。
 チームは最下位に低迷し、小川監督は「責任を取らなければならないという思いと、このままでは悔しいという思いがある中で、もう一度チャンスを頂けるというお話を頂いた」と述べた。
 球団側は小川監督の実績を評価。今季の成績について衣笠社長は、主力にけが人が相次いだことなどを理由に「監督の采配、コーチの指導だけでは全体を盛り上げることができないような環境があったと感じていた」とかばった。
 小川監督は2010年、高田繁前監督(現DeNAゼネラルマネジャー)の成績不振による辞任を受けて監督代行に就任。11年から監督を務めて2位、12年は3位でチームをクライマックスシリーズ進出に導いた。[ 時事通信 9月29日(日)13時29分配信 ]

9月29日何か因縁めいたものを感じます。。


1回裏0死一塁。川端が強攻して0死二三塁とチャンスを拡げる真中野球の象徴。1死二三塁畠山の内野ゴロ間で先制。
2回裏0死一塁。今浪・中村の連続タイムリー二塁打。0死二塁杉浦がキッチリ送り上田がとどめの今季初本塁打。

目標のあるチームと失ったチーム。歴然とした差がありました。

ピンチらしいピンチは杉浦のおよそ1年ぶりとなる勝利投手の権利の懸かった5回表。1点を失いなお0死満塁のピンチを井領三振・大島遊飛・亀沢左飛。

6回2死一二塁。バッテリーとセカンド山田の見事なサインプレーによる牽制死。

ダメのダメを押した川端。今季21度目の猛打賞(日本人では球団史上初)を本塁打で決め,最後はバーネットのために用意された4点差2死一二塁の場面。キッチリセーブを挙げ40セーブ目。

対中日戦ホーム全日程終了(7勝5敗)
4.718:0110,1603:140-1●成瀬(1-1)6,徳山2/3,中澤1/3,古野1,オンドルセク1−中村大野
4.818:009,2043:242x-1石山8,Hバーネット1,○オンドルセク(1-0)1−中村高橋聡
4.918:0013,5753:023-2○新垣(1-0)5,H徳山1,H秋吉1,Hオンドルセク1,Sバーネット(3)1−西田武藤
5.913:006,1533:341-9●小川(3-1)3,徳山2,久古1,秋吉1,中澤1,古野1−中村吉見
5.1013:006,8233:284-6●石川(2-4)3,古野1,ロマン2,中澤1,オンドルセク1,バーネット1−中村大野山田4号@(大野)
7.2418:0023,6833:077-5○館山(2-0)7,オンドルセク1,秋吉2/3,Sバーネット(24)1/3−中村大野大引2号A(大野)山田21号A(大野)
7.2518:0026,6353:356-5古野42/3,山本1/3,○松岡(2-0)1,Hロマン1,Hオンドルセク1,Sバーネット(25)1−中村祖父江山田22号@(八木)川端4号@(八木)
7.2618:0021,1092:518-7○山中(4-0)50/3,H山本1,Hオンドルセク1,Hロマン1,Sバーネット(26)1−中村若松山田23号B(若松)川端5号@(若松)中村1号@(若松)
8.2118:0218,8342:512-7●ロマン(2-3)5,中澤12/3,徳山11/3,岩橋1−中村ネイラー山田28号@(ネイラー)
8.2218:0124,6713:152-13○石山(5-5)6,久古1,秋吉1,徳山1−中村,田中雅濱田達比屋根3号@(濱田)山田29号@(濱田)30号A(朝倉)31号B(山本)畠山22号B(小熊)
8.2317:0120,5993:350-4●館山(3-2)3,中澤2,松岡2,久古1/3,徳山12/3−中村若松
9.2818:0027,5273:256-2○杉浦(1-0)52/3,H松岡1,久古1/3,Hオンドルセク1,徳山2/3,Sバーネット(40)1/3−中村山井上田1号A(山井)川端8号@(ネイラー)

4月7日。敗れはしましたものの,開幕から11試合連続3失点以下のセ・リーグタイ記録から始まりました。
浩康のサヨナラタイムリー。山田の4打数連続本塁打。
そして今日。同じ神宮平日中日戦で比較すると,4月8日のおよそ3倍となる27,527人が駆け付けた大観衆。

2001年以来14年ぶりセ・リーグ制覇へついに王手。妙に落ち着いている自分がいます。

東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:12 | 更新情報をチェックする

2015年09月27日

|東京ヤクルト 2-1 巨人 マジック3 & スワローズライスファーム稲刈り

S 000 020 000 2
G 000 010 000 1
○石川(13-9)5,H秋吉1,Hロマン1/3,H久古2/3,Hオンドルセク2/3,Sバーネット(39)11/3−中村

▼データ
 ・優勝へのマジックナンバー3が点灯
 ・石川:13勝(自身シーズン最多タイ),月間5勝(2004年6月ベバリン以来)

◆ポイント
 ・5回裏1死二三塁菅野の代打井端右犠(雄平ダイビングキャッチ)
 ・6回裏久古三者凡退
 ・7回裏0死一二塁寺内犠打失敗三振
 ・7回裏1死一二塁ロマン→久古堂上三振,アンダーソン中飛
 ・8回裏1死三塁坂本捕邪飛
 ・8回裏2死三塁オンドルセク→バーネット阿部死球,長野三振
 ・9回裏0死一塁寺内犠打失敗捕ゴ二塁封殺
 ・9回裏1死一二塁加藤三振,立岡三振

執念の一打。執念の守り。そして執念の継投―
負ければ2位巨人とのゲーム差が0.0となるペナントの運命を分ける一戦に勝利。14年ぶりのセ・リーグ優勝へ向けたマジック「3」が点灯した。

最少得点差「1」を守り切る。今季のヤクルトを象徴する勝ち方だったように思う。開幕から14試合連続3失点以下のプロ野球記録を樹立した投手陣。それを1年間支えてきたのが秋吉・ロマン・オンドルセク・バーネットだった。

そして石川。借金1で迎えたGTG勝負の8試合。その初戦を託されたのが中4日の石川だった。その日以来今季2試合目の中4日登板。とにかく相手に点を与えない。低めを丁寧につき,飛ばせるところまで飛ばすピッチングで今月5戦5勝。

優勝への執念と気迫がバットにも乗り移った。
5回裏。先頭の雄平が見事な流し打ち。そして今浪が叩きつけてショートへの内野安打。中村が初球でキッチリと犠打を決め1死二三塁。巨人内野陣は前進守備。その頭を越える綺麗なタイムリーで欲しかった欲しかった先制点。
1死一三塁で上田。これまた叩きつけ全力で一塁を駆け抜け併殺を阻止。石川の一二塁間で止まる走塁も昨日の教訓を活かせたか。

「かつおくんからめーるが。きょうかつよ!だって」
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石川さん。これぞ有言実行ですね。本当に本当にありがとうございます。

あとは毎回ピンチの連続。
5回裏は1死一二塁で菅野に代打井端。井端らしい流し打ち。それを雄平がジャンプ一番スーパーキャッチ。犠飛は仕方ない。前に落ちるあるいは後逸していたら,同点に追いつかれなお得点圏に背負うという状況を救ってくれた。

6回裏。71試合目の登板もなんのその。気迫の三者凡退で魅せたガッツポーズ!!!

7回裏。ロマンが招いた0死一二塁のピンチ。寺内の犠打失敗。そして堂上アンダーソンの代打攻勢には久古。

8回裏2死三塁からバーネットを継ぎ込む執念の継投。9回裏1死一二塁一打出ればサヨナラという場面で加藤・立岡を連続三振。

これほど緊張感持って見つめた試合は一体いつ以来だろうか?
巨人ベンチも全員が立って身を乗り出して戦況を見つめていた。
そして守るヤクルトも9回裏2死となり,ベンチの三木作戦コーチがベンチの選手全員に立って見守るように促していた。試合前には全員が肩を組んで円陣。

目の前の試合に両軍選手が立ち向かっている姿は本当に美しかった。

あと1人ってところでなんか自然と涙が出てきた。そして試合が終わった瞬間―。安堵感かホッと肩の力が抜け,すわほー( ^ω^)个とつぶやけた。。



5月17日。あの悪夢の9連敗の最中に行われた田植え。
あれから4ヶ月―あの日に植えた稲も立派に成長し,本日刈り取りの日を迎えました。

誰よりもチームを愛するつば九郎。この大事な時期。しかも決戦日の地方遠征。気が気じゃなかったことでしょう。

それでもファンを前に魅せるパフォーマンスはつねにプロフェッショナル。
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鈴木市長も昨日イタリアミラノの出張から帰国したばかり。まだ時差ボケが治らない中での公務。頭が下がります。
稲を刈れば刈るほど実りの秋=優勝が近づくと力強く宣言してくださいました。
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9月に入ってから雨が多かった越後平野。田圃は相当にぬかるんでおりました。それでも刈ったどー!
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14:30。試合が着々と進む中でツアー客をお見送り。
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明日は試合があるつば九郎。今日のこの大きな大きな勝利を一体どこで見届けていたのでしょうかね?!

14年前はマジック1から●●●△と4試合足踏みした経験があります。数字的には有利になったとは言えども,勝負は下駄を履くまで分からない。巨人だってそんな簡単に優勝させてくれないでしょう。
目の前の試合を今日のように一戦一戦必死で戦うのみ。

”優勝”という名のゴールまであと3つ!!!
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 20:52 | 更新情報をチェックする

2015年09月26日

|東京ヤクルト 3-4 巨人

S 300 000 000 3
G 020 110 00x 4
石山4,●ロマン(4-5)1,秋吉2,オンドルセク1−中村

▼データ
 ・首位
 ・2位巨人とのゲーム差1.0
 ・秋吉:70試合登板(2010年松岡以来球団史上2人目)

◆ポイント
 ・1回表1死満塁中村二飛
 ・7回表0死一塁川端二併

これが優勝へのプレッシャー?硬さ?あるいは産みの苦しみというものなのだろうか。

終わってみればスミ3敗戦。守りに入ったというわけでもないのだろうが,いわゆる逆転負けは8月21日中日戦(神宮)以来およそ一ヶ月ぶり。

初回いきなり死球,打撃妨害ともらったチャンスで山田が左翼ポール直撃となる3ランで幸先よく先制。なお1死満塁とした好機を築く。もう1点。だれもがそう願ったはず。でも結局その1点を奪えなかった。



もう1点畳み掛けられなかった攻撃。これが高木勇を立ち直らせてしまい,2回以降は内野安打1本しか奪えず。

警戒せねばならない走者を置いての一発で追い上げられ,伏兵岡本にタイムリーを浴び追いつかれ。決勝打は阿部のセンター方向伸びた飛球。上田の追い方から察するにまるで神風が吹いたのかと・・・

7回は山口,8回はマシソンと今季ヤクルト戦防御率0.00の二人を崩せず。最後は下位打線3人を澤村に抑えられての敗戦。一方ジャイアンツは東京ドーム12連勝とのこと。

ぶれない真中采配は7回表にあった。
この回から代わった山口に対し,上田が0−2から粘って選んだ四球。1点ビハインドの展開で川端は普段通り強攻に出て結果併殺に倒れた。
この期に及んでいつもと違う攻撃を仕掛けることは是か非か。でもこれが監督の選択。ファンがどうこう言うべきでもないし,我々は信じることしかできないから・・・

明日が本当の大一番。優勝を知らない石川に優勝が託された。これも何かの運命。信じて応援あるのみ!


大事な一戦とは知りながら・・・試合中浮気をしておりました。にん。
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神宮球場燕市ヒーロー賞のスポンサー企業である和平フレイズ様の関連会社「ストックバスターズ」でつば九郎が一日店鳥を務めるということで。

店鳥就任式
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店内巡回
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包丁を見ながら「よくきれる?ばーねっともよくきれます」って。キレたらあかんねん(笑)

お勧め商品の実演販売
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どう見ても人殺しではなくて・・

ちゃんと研ぎ研ぎします。
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とはいえ大事な試合の経過が気になるつば九郎。
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この通り15:00の時点では「3かい 3−2 かってます」だったのに・・・退場直前に追いつかれ・・・
あとはお察しください。。。

明日も本当は稲刈りなんてしてる場合じゃないんだけど・・・お互いに(笑)
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:04 | 更新情報をチェックする

2015年09月24日

|東京ヤクルト 4-2 横浜DeNA

B 010 100 000 2
S 201 100 00x 4
○小川(11-8)6,H秋吉2/3,H久古1,Hオンドルセク1/3,Sバーネット(38)1−中村
山田35号A(石田)36号@(石田)

▼データ
 ・4連勝
 ・貯金10(2011年終了時の貯金11以来)
 ・2位巨人と2.0差
 ・年間72勝(2010年以来5年ぶり)
 ・山田:35号(1989年池山隆寛を抜き球団日本人右打者新記録)
 ・川端:20度目の猛打賞(2014年山田・2004年青木に並ぶ球団日本人最多記録)
 ・バーネット:38セーブ(球団新記録)
 ・2012年以来3年ぶり4度目のクライマックスシリーズ進出決定

◆ポイント
 ・1回裏1死一塁山田本塁打
 ・4回裏2死一二塁川端左線二塁打
 ・7回表2死一三塁秋吉→久古代打乙坂三振
 ・8回表梶谷三振筒香三邪ロペス左飛

いざ最終決戦の地・東京ドームへ!!

雨が降りしきる中でプレーボール。
先制点の重要性。初回山田の一振りで試合を優位に進められた。川端が安打で出塁した直後の初球を叩いてそのままスタンドイン。これで1989年の池山隆寛を抜き球団日本人右打者新記録を達成。

1点返されるも,再び山田の本塁打で突き放す。しかし再び1点差に詰め寄られる。1点差に詰め寄られた直後にすぐさま突き放した天才・川端のタイムリー。

先発・石田を降ろすことには成功したものの,小林−小杉−長田−大原の前に41/3イニング抑えられる。これはDeNA戦にありがちなパターン。

それでも踏ん張る投手陣。7回表大車輪秋吉が2死一三塁のピンチを招いて降板も,久古が見事な火消し。イニング跨いで梶谷筒香と一発の怖い左打者二人をキッチリ抑えてくれた。陰のヒーローでしょう。
久古と言えばこれから気温が低くなるにつれ,血行障害の影響が心配されるが・・・

最後はトニー。高津臣吾,五十嵐亮太,石井弘寿を抜き球団新記録の38セーブを達成!

ホームDeNA戦全日程終了(11勝2敗)
4.1718:2015,9682:573-1○小川(2-0)81/3,Sバーネット(6)2/3−中村井納雄平2号@(井納)
4.1818:0025,8392:514-0○石川(1-2)7,中澤1/3,ロマン2/3,徳山1−中村山口畠山3号A(山口)
4.1918:0018,8875:209x-8杉浦4,ロマン1,徳山11/3,オンドルセク2/3,秋吉1,Hバーネット2,○中澤(1-0)2−西田小杉川端1号B(三嶋)
5.1918:0015,1282:452-1○古野(1-0)6,Hロマン1,Hオンドルセク1,Sバーネット(10)1−中村久保山田6号@(久保)
5.2018:0018,7522:540-2●新垣(1-3)5,久古1,秋吉2,中澤1−西田,中村三浦
5.2118:0017,9594:244x-3成瀬52/3,徳山1/3,Hロマン1,Hオンドルセク1,Hバーネット1,H久古2/3,○秋吉(3-0)11/3−中村小杉
7.1018:0128,4293:004-2〇石川(5-7)6,Hロマン1,Hオンドルセク1,Sバーネット(20)1−中村井納山田19号@(井納)
7.1118:0131,0272:435-1○館山(1-0)6,秋吉1,松岡1,オンドルセク1−中村山口
7.1217:0026,5923:210-3●新垣(2-8)5,中澤1,秋吉1,山本1,松岡1―中村三浦
9.1018:0014,6452:423-1○石川(10-9)62/3,H秋吉1/3,Hオンドルセク1,Sバーネット(35)1−中村石田大引5号@(石田)山田34号@(石田)
9.1518:0019,9362:452x-1館山7,Hオンドルセク1,○バーネット(3-1)1−中村岡島
9.1618:0013,9222:429-1○石川(11-9)7,徳山1,中澤1−中村ビロウ畠山24号B(小杉)雄平6号@(三嶋)
9.2418:0015,8863:114-2○小川(11-8)6,H秋吉2/3,H久古1,Hオンドルセク1/3,Sバーネット(38)1−中村石田山田35号A(石田)36号@(石田)

”優勝するにはお得意さんチームを作らなくてはいけない”とノムさんがよく言っていた。今年はそれがまさにDeNA戦になった。
17勝8敗0分とDeNAから実に9つの貯金。その貯金すべてをホームで築いた計算。4月19日上田,5月21日畠山,9月15日中村と3つのサヨナラゲームで勢いがついた。ちなみに2敗はいずれも新垣−三浦の投げ合いで敗れたもの。

今一度一ヶ月前を想い出してください。
8/24。GTGと続く勝負の8試合の前日でした。その時点で借金1。首位阪神とのゲーム差は4.5ありました。
そこからの一ヶ月を16勝5敗1分という成績でここまで来ました!8試合+7連戦と二つのヤマを乗り越え見えてきた頂。

敵地・東京ドームでの天王山に挑むスワローズ。
東京ドームでの試合は7月8日以来で,オールスター明け初。ここまで2勝6敗と大きく負け越しいる苦手の球場。さらにその東京ドームを本拠地とする巨人は目下東京ドーム11連勝中と絶対的な強さ優位さを発揮している。

リーグ4連覇への挑戦権を残す王者・ジャイアンツ。相手にとって不足は無い。
今年3つ目のヤマを乗り越えた時。歓喜の瞬間は必ずヤ訪れるはず!!

東京 ☔ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:13 | 更新情報をチェックする

2015年09月23日

|東京ヤクルト 6-0 広島

C 000 000 000 0
S 102 000 30x 6
○館山(6-2)7,オンドルセク1,松岡1−中村
畠山26号A(黒田)

▼データ
 ・3連勝
 ・3年ぶり17度目の年間勝ち越し決定
 ・2位巨人と2.0差
 ・2012年5月5日以来の貯金9
 ・今季12度目の零封勝ち
 ・畠山:2004年岩村に並び球団の日本人2位タイのシーズン103打点

◆ポイント
 ・1回裏2死一塁山田二盗
 ・3回裏2死一塁山田二盗
 ・6回表0死一塁安部二盗失敗,2死一塁野間二盗失敗

先制・中押し・ダメ押し。見事なまでの快勝。1試合1試合本当にチーム一丸となって大事に戦ってくれているのをこの肌で感じられた。

「まだまだアツいぞ!タフマンDAY」
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試合前女優の橋本マナミさんと共演でご機嫌の?つばさま。
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両手にタフマン
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まるでプロが撮ったかのように上手く撮れたのは神宮球場の背景がボケているから。

22年目の大べてらんつば九郎今日のひとこと
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しるばーうぃーくさいしゅうび
いろんなところのこんざつじょうほう
えびな だんごうざか SA おもったとーりです
りょうごくこくぎかんまんいんおんれい
のぞみごうきつめです
せいぶしんじゅくそこそこです
じんぐうごるふじょう30ふんまち
あんでるせんこうえんまちすぎです!
せいぶだい2きゅうじょう きのう2000にん
しあいごのつばくろうてんだいせいきょうですが
まんびきははんざいです

スタメン
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G上田D川端C山田B畠山H雄平E今浪F三輪A中村@館山


館山−中村バッテリーと黒田−石原のバッテリーの差。

1回裏2死無走者。山田が右安打で出塁し迷わず初球二盗に成功。畠はそれを待ったかのようにキッチリ弾きかえし先制打。
3回裏もまるでリプレイのような攻撃。2死無走者から山田の安打と盗塁。そして畠が2ラン。

盗塁王の2盗塁と打点王の3打点。これで黒田−石原のバッテリーを完全に攻略してみせた。

館山は5回をパーフェクト。1997年石井一久のノーヒットノーランの再来をも夢見る内容だったが,6回表先頭の安部にセンター前に運ばれ大記録ならず。
広島サイドはここで一気に攻略しようという意図だったのか?!スチールを仕掛けてきたが,館山−中村の見事な呼吸で盗塁を阻止。2死一塁となってこれまた野間の盗塁を刺し,この回2安打されたものの結局打者3人で抑えた。

9回2死まで打者26人。打者27人で試合を終えられるかと思ったが・・・松岡先生は時間の方をキリ良く終わらせたかったようで(試合時間2時間30分)笑。。

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ヒロインは館山と畠山
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内野席から勝利のハイタッチーを初体験!タテさま!!
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勝利の関東一本締め
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イニングスコア
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9月23日秋分の日。奇しくも2年続けて神宮球場での広島戦でした。
これが昨年。
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そしてこれが今年。
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赤色がライトスタンドにまで浸食してきても文句を言えない成績でした。
あれからちょうど1年――。スワローズはここまで生まれ変わりました。

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来場時成績10勝1敗。勝率.909。こんなシーズンは滅多にないでしょう。多くの勝利を見届けられて幸せです。

あとは14年越しの悲願を―その時が訪れることを信じて。残り8試合。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:00 | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

|東京ヤクルト 4-2 広島

C 010 000 001 2
S 201 100 00x 4
○石川(12-9)6,H秋吉1,Hオンドルセク1,Sバーネット(37)1−中村

▼データ
 ・2連勝
 ・2位巨人と2.0差,3位阪神と3.0差,4位広島と5.5差(=自力優勝可能性消滅)
 ・2012年5月6日以来となる今季最多貯金8
 ・70勝到達(2011年以来4年ぶり,セ・リーグ一番乗りは1993年.1995年.1997年についで4回目)
 ・石川:自身5連勝,神宮7連勝,2010年の13勝以来となる12勝目,
 ・バーネット:2001年高津・2004年五十嵐・2005年石井弘寿に並ぶ球団最多タイ37セーブ
 ・畠山:2013年バレンティン以来,日本人では2005年岩村以来,日本人右打者では1977年大杉勝男以来の100打点

◆ポイント
 ・3回裏1死三塁大引投ゴ間
 ・7回表1死二三塁代打松山中飛→三走エルドレッド本塁憤死

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1回裏0死満塁畠山ショートゴロ間の1点と1死二三塁相手バッテリーエラーによる1点。
3回裏1死三塁大引きピッチャーゴロ間の1点。
綺麗なタイムリーは4回裏1死二塁川端の安打のみ。

1回裏1死二三塁,2回裏0死一二塁犠打失敗,2回裏1死満塁,4回裏2死一二塁,6回裏2死一二塁,7回裏2死二三塁,8回裏1死満塁と,悉く得点のチャンスで点を奪えなかった。

決して綺麗な形とは言えないが,それでも結果的に快勝してみせた。それもこの残り10試合を切った最終盤に。これが昨年までの巨人に感じていたような”強さ”なのではなかろうか。

9番目の打者石川の粘り。前の打席犠打を失敗した荒木の犠打。川端の安打で本塁に還る石川の走塁。エラーを取り返そうと叩きつけてゴロで三塁走者を還した大引。チーム一丸ヤクルトスタイル。

リードを守るという型にはまっているから安心感もある。
先発石川が6回を投げ74球とまだまだ余力を残しての降板。これは次の登板を見越してのものであろう。
連投となった秋吉は一打同点のピンチを招いたものの,この回から石川に代わり守備に入った上田の好返球によって0に凌ぎ,オンドルセク−バーネットと繋いでの逃げ切り。

スタメン
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H荒木D川端C山田B畠山FバレンティンG雄平E大引A中村@石川

べてらんつば九郎のきょうのひとこと。
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おたがいにじゅうようなしあいですがまけませんよ!!
あすのしあいは13:00〜です。まちがえないで

しんかんせんはあすやばいってさー!
しるばーうぃーく ぶーあざはすいてました。
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ヒロインは石川とバーネット。
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「もう気合だけです。素晴らしいバックがいるんで、そのおかげです。最少失点でいけば打線がすぐ返してくれると思ったんで、1人1人と思って集中して投げました」と野手を信頼しきった左腕。

「37というのはすごい数字だと聞いていますが、数字だけは特に私には重要じゃなくて、今チームが優勝に向かって進んでいますし、1試合1試合大切な試合が続きますし、それをしっかりと戦っていけるようにこれからも続けていきたいと思います」と決しておごることない絶対的守護神。

勝利の関東一本締め
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マジック点灯こそお預けとなったが,目の前の1試合1試合を今日のようにキッチリ戦うことで見えてくるゴール。一歩一歩前進あるのみ。

これで来場時成績は9勝1敗となり勝率.900の大台に。10桁勝利を目指して明日も神宮へ!!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

|東京ヤクルト 5-2 阪神

S 001 100 300 5
T 001 100 000 2
杉浦5,○ロマン(4-4)1,久古2/3,H秋吉11/3,Sバーネット(36)1−中村
雄平8号@(藤浪)

▼データ
 ・貯金7
 ・2位阪神と2.0差(阪神の自力優勝消滅),3位巨人と2.0差,4位広島と4.5差
 ・雄平:甲子園初本塁打

◆ポイント
 ・6回表2死無走者中村11球粘って三振
 ・6回裏1死満塁大和初球スクイズファール,三ゴ川端本塁封殺のみ
 ・6回裏2死満塁藤浪の代打新井良太三振
 ・7回表1死無走者上田中安

首位攻防に相応しい緊迫した戦い。

中4日藤浪に対し出来るだけ球数を放らせる。ボール球に手を出さず見極める。徹底されたチーム打撃。藤浪を降ろして後半勝負に持ちこむ。その目論見通りとなった。
ただその大前提として藤浪と互角に投げ合ってくれた病み上がりの杉浦の好投なくして今日の勝利はあり得なかった。救世主・杉浦の台頭に感謝。

初回だけで28球。川端山田バレンティンと四球を選んで2死満塁で雄平。じっくり見極めていれば・・と思わずにはいられなかったが,次の打席で取り返してくれたのでね。。

先制するも追いつかれ,勝ち越すも追いつかれる展開。5回を終えて2−2の同点。杉浦が82球。対する藤浪は96球。

6回裏からロマンにスイッチ。球数的にもう1イニングなんて欲を出さず,あくまで病み上がりということを考慮してスッパリと継投。後ろに不安がある昨年なら引っ張ったのでしょうか。今年の型にはめた継投。僕は納得出来ました。

ただ誤算だったのがロマン。3四球と制球定まらず1死満塁。迎えるは8番の大和。無警戒の初球スクイズ。ファールで流れが変わったか。サードゴロを川端は慌てずホームで1つアウトを取ることを選択。三塁走者の背中に当たらないように。キャンプから三木コーチと取り組んできた練習の賜物。

2死満塁。阪神首脳陣は藤浪の次回登板をいつと決め今日はどこまで行かせるつもりだったのか。結果的に藤浪に回り,藤浪に代打が送られ,その代打が三振に倒れ3者残塁。願ったり叶ったりの展開だった。

6回119球。2死無走者から一人で11球を投げさせた中村の打席。これがあっさりだったらもう1イニング考えられたのだろうか?

2番手は安藤。
1死から上田が安打で出塁し,バッテリーに揺さぶりをかけ,川端が内野安打でつなぐ。ここで山田が左中間に弾き返し勝ち越し。畠四球で1死満塁としバレが3−2から高めの釣り球に反応しかけたが見極め押し出し。さらに雄平の犠飛。
この3得点がこの試合だけでなくペナントを決める3点となるか。

昨日4タコ&2失策の山田が3安打2打点。見事な切り替えと集中力。

チーム一丸でもぎ取った価値ある79勝目。残りあと10試合!

ビジター阪神戦全日程終了(5勝8敗)
4.2818:0040,2892:411-3●成瀬(1-3)6,徳山1,オンドルセク1−中村メッセンジャー畠山7号@(メッセンジャー)
4.2918:0040,3553:291-3●石山(2-2)6,古野1,ロマン1−中村岩田
4.3018:0037,0913:151-5新垣6,●中澤(1-1)1/3,秋吉2/3,徳山1−西田高宮
6.2014:0138,2073:231-4●石川(4-7)42/3,秋吉11/3,石山1,山本1−中村メッセンジャー
6.2114:0141,4493:142-4●新垣(2-5)51/3,秋吉1/3,久古1/3,オンドルセク1,ロマン1−中村藤浪
7.3118:0046,5784:148-10成瀬32/3,H山本1/3,松岡12/3,オンドルセク11/3,●ロマン(2-1)2/3,久古1/3−中村安藤
8.118:0146,8853:394-1○石山(4-4)7,H秋吉1,Sバーネット(27)1−中村メッセンジャー畠山21号A(メッセンジャー)
8.218:0046,5473:155-0○山中(5-0)7,ロマン1,秋吉1−中村岩崎
8.2818:0042,4113:020-9●ロマン(2-4)5,中澤1,古野1,松岡1−中村藤浪
8.2918:0046,2203:398-4石山6,久古2/3,○秋吉(6-1)1/3,オンドルセク1,徳山1−中村メッセンジャー山田33号A(二神)
8.3018:0040,1883:5011-8○館山(4-2)5,中澤1,松岡1,古野2/3,秋吉1/3,久古2/3,Sバーネット(32)1/3−中村,田中雅岩崎館山1号B(岩崎)
9.2018:0146,9022:431-8●山中(6-1)12/3,徳山31/3,松岡2,中澤1−中村岩田
9.2114:0146,8843:445-2杉浦5,○ロマン(4-4)1,久古2/3,H秋吉11/3,Sバーネット(36)1安藤雄平8号@(藤浪)

7月まで0勝6敗も8月以降5勝2敗。メッセを攻略した2試合。館山の自援護本塁打。最後に天王山を制した。

もう甲子園には来たくない!そのためには阪神より上に行くしかないんヤ!!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:35 | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

|東京ヤクルト 1-8 阪神【公式戦1500試合連続記ログ達成】

S 000 000 010 1
T 320 010 02x 8
●山中(6-1)12/3,徳山31/3,松岡2,中澤1−中村

▼データ
 ・貯金6
 ・2位阪神と1.0差,3位巨人と2.0差,4位広島と4.5差
 ・山中:開幕からの連勝6でストップ。ソフトバンク時代の2013年4月27日以来移籍後初黒星

◆ポイント
 ・1回裏2死二塁ゴメス本塁打

山中の連勝記録は6でストップ。
当日移動の疲労か?!打線は散発4安打。守備でも3失策を犯すなど集中力を欠いたプレーで完敗。
対阪神戦という観点では10勝13敗となり負け越しが確定。これで阪神と勝ち数・負け数・引き分け数が全く同率で並んだ場合は,対戦成績によって阪神が上になることになった。故に阪神にはこのまま引き分け数が変わらないのであれば1.0差以上つけないと優勝出来ないことに。誤審問題がヤクルトにも波及してきたか?!

ただ今日もDeNAが広島に逆転勝ち。中日も初回の猛攻で巨人に完封勝ち。ということで3日連続でアシストしていただき,CSクリンチは着々と減らせている。

今日は山中に尽きるか。
山中、ほろ苦い復帰登板=プロ野球・ヤクルト
 約1カ月ぶりの登板となったヤクルトの山中は立ち上がりから制球に苦しみ、2回持たず5失点で降板。「大事な試合で投げさせてもらったのに、情けない」。首位攻防初戦での黒星に肩を落とした。
 右大胸筋肉離れで戦列を離れ、復帰戦は今季2勝で防御率0.69と相性の良かった阪神相手だったが、結果は出せなかった。真中監督は「こちらの(起用の)判断が早かった部分もあるから仕方ない。あしたが大事」と、気持ちを切り替えるように話した。[ 時事通信 9月20日(日)21時54分配信 ]

阪神・広島のように中4日スクランブルをかける手もあった。それでも敢えてこの甲子園遠征は山中杉浦で挑むと首脳陣は選択した。あくまでペナントトータルで考えて,これが最善だったと言える日が訪れることを信じるほかあるまい。

ポイントで上げたのは立ち上がり。
2死三塁で福留。慎重に慎重を期すならば,立ち上がりとはいえど福留との勝負を避けアンダースローを苦手とする外国人=ゴメスとの勝負もありだと思った。
結果的にそのゴメスに本塁打を浴びたので・・・まだ調整が必要だったということなのでしょう。。

監督も仰るように「あしたが大事」。ヤクルトにとって1勝1敗ならば充分すぎるのだから。
ただ相手は藤浪×デーゲーム×甲子園×NHK−BS中継×解説宮本慎也。これ以上ない悪条件が揃いましたが・・・



さて・・私ごとではありますが本日の更新をもちまして,公式戦1500試合連続記ログを達成することが出来ました。

”ブログ”が流行語となった2005年。それまでの日記形式からブログに乗り換えて10年―。
1年で多くて146試合。それをコツコツ積み重ねとうとう1500試合の大台に乗りました。節目の年を”優勝”で飾れたならば・・・それ以上の喜びはありません。

今後とも宜しくお願い申し上げます。
兵庫 ☀ | Comment(4) | SWALLOWS | at 23:13 | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

|東京ヤクルト 10-4 巨人

G 012 010 000 4
S 014 000 23x 10
石山41/3,H中澤1/3,○ロマン(3-4)11/3,H久古1,Hオンドルセク1,秋吉1ー中村
雄平7号B(大竹)畠山25号B(戸根)

▼データ
 ・首位
 ・2位阪神,3位巨人と2.0差
 ・8月30日阪神戦(甲子園)以来今季7度目の二桁得点
 ・バーネット:リーグ2位タイ36セーブ

◆ポイント
 ・2回裏1死無走者バレンティン左線二塁打,1死二塁雄平中安で二走バレンティン生還
 ・3回裏1死一二塁バレンティン中安タイムリー
 ・5回表石山→中澤→ロマンの継投
 ・7回表久古3者凡退

ヤクルトが勝って,阪神巨人広島が揃って敗れる。ヤクルトにとってこれ以上考えられない最高のシナリオとなった1日。
DeNAさん,中日さん本当にありがとうございました。

終わってみれば15安打10得点の猛攻で巨人を圧倒した形だが,決して楽な展開ではなかった。
簡単には勝たせてくれない。王者巨人の底力を感じた。でもそれに打ち勝ったことで,確かな手応えも感じられた。

スタメン
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G上田D川端C山田B畠山FバレンティンH雄平E大引A中村@石山
お久しぶりのバレンティン。そのバレンティンが魅せた気迫の走塁。

2回表1死満塁から加藤に犠飛を浴び先制点を許した直後の回。それも四球が絡んだもの。流れ的には決していいものではなかった。
短打でもおかしくない当たりに,あのバレが全力疾走で二塁を陥れる。そして雄平のセンター前ヒットで一気にホームイン。
脚痛めるんじゃないかってこっちが不安になった。そのくらいの魂こもった走塁に心打たれた。おそらく昨年までなら各駅停車で一二塁にしかならなかった。そこで1点を奪えた。
これはチームメイトにとっても1点以上の価値があったはず。

しかしその直後3回表。2死二三塁からアンダーソンに勝ち越し2点タイムリー。一塁空いた状況で,カウント2ー0からの長打。不用意とも言われかねなかったはず…

3回裏はあっさり2死。これが重圧というものなのかと感じずにはいられなかったが……
そこから始まった怒とうの4連打。一挙4点を奪った逆転劇。
山田の左前打。畠山の中前打で山田は三塁を奪い,バレンティンがコンパクトなスイングで1点返し,なお2死一二塁から雄平がフルスイングで描いた放物線はライトスタンドに吸い込まれ一気に逆転。

この時点でナゴヤドームでは中日が広島にリードを奪っており,真中監督も非情采配に出た。

5回表。あと2アウトで勝利投手の権利を得る石山を,阿倍に二塁打を打たれた時点でスパッとスイッチ。ロマンまで惜し気もなく投入した。
1点差に詰め寄られはしたものの,この試合にかける気迫はひしひしと伝わってきた。

7回表。定石なら秋吉だが,阿部アンダーソン亀井と左が3人続く場面で久古を選択。その久古がキッチリ3者凡退と期待に応え,バレンティンのタイムリー二塁打と,中村の犠飛が生まれる。見事な流れだった。
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トドメは8回川端山田の連打で0死一二塁から畠山が打点を伸ばす25号3ラン。
3点差から6点差となったことですぐさまバーネットが投球練習を止めたのも印象的だった。
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ヒロインはバレと雄平。
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「アシタガンバリマス」も懐かしい!

試合前べてらんつば九郎のお言葉。
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さぁ、やってやるぞ。
どこんじょうでやんす〜。
たりきほんがんですが…。
べいすたーずとどらごんずがんばれ!
さぁ〜あとはすわろーずがかつだけです!!

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まさによげんてきちゅう!!

試合の協賛スポンサーもなく,故に試合前の球場正面ブース付近でのつば九郎とのふれあいもない。
昨年まである意味それが唯一の楽しみ(試合は二の次)感があったが,優勝に向かってチーム一丸。他球団の動向まで気にしながら見つめる一球一球の緊張感。

勝つことが何よりもファンを喜ばせる。満員札止めの神宮球場がそれを証明してくれた。
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イニングスコア
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ホーム巨人戦全日程終了(8勝5敗)
4.2418:0220,8123:023x-2小川7,H秋吉1,Hバーネット1,○オンドルセク(2-0)1−中村澤村畠山5号@(ポレダ)
4.2518:0029,2782:175-0○石川(2-2)9−中村田口
4.2618:0025,5182:541-4●八木(0-1)5,古野1,中澤1,秋吉1,ロマン1−中村高木勇畠山6号@(高木勇)
6.2714:0020,5262:150-1●新垣(2-6)8
,オンドルセク1−中村
マイコラス
6.2814:0131,5313:046-2 館山40/3,○秋吉(5-0)1,Hオンドルセク1,Hロマン11/3,Sバーネット(17)12/3−中村菅野山田14号A(菅野)
8.418:2312,3613:173-5●館山(2-1)61/3,中澤1/3,松岡1/3,山本2−中村マイコラス
8.518:0329,9553:325-6小川5,H松岡1,●ロマン(2-2)1,オンドルセク1,秋吉1−中村宮國小川1号@(小山)雄平5号@(宮國)
8.618:0025,1573:105-3○石川(7-7)6,H秋吉1,Hオンドルセク1,Sバーネット(28)1−中村菅野デニング4号A(菅野)
8.2518:0030,9143:035-2○石川(8-9)72/3,H秋吉1/3,Hバーネット(29)1−中村小山中村2号@(小山)山田32号A(田原誠)
8.2618:0024,4093:354-0○小川(9-6)71/3,オンドルセク2/3,秋吉0/3,Sバーネット(30)1−中村菅野
8.2718:0022,7143:072-0寺田3,H徳山3,H久古1,○オンドルセク(5-2)1,Sバーネット(31)1−中村ポレダ
9.1818:0021,0033:293-6●小川(10-8)52/3,松岡11/3,徳山2−中村マイコラスバレンティン1号A(マイコラス)
9.1918:0031,8763:4110-4石 山41/3,H中澤1/3,○ロマン(3-4)11/3,H久古1,Hオンドルセク1,秋吉1ー中村 大竹雄平7号B(大竹)畠山25号B(戸根)

静岡福島の主催試合を含むため,神宮では8勝3敗と圧倒。
川端のサヨナラ打。石川の完封劇。館山の復帰戦。GTG8番勝負の3連戦3連勝。そして今日と,どれも今季のスワローズを語る上では欠かせない試合ばかり。
館山の復帰戦が印象的なのは間違いないんだけど,もし優勝出来たとしたら,8月25日石川の中4日登板が最大のターニングポイントとなったと語られるような気がします。


さて私事ではありますが…。本来ならば今日神宮球場で迎える予定だった節目の試合まであと1試合となりました。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2015年09月18日

|東京ヤクルト 3-6 巨人

G 010 023 000 6
S 000 102 000 3
●小川(10-8)52/3,松岡11/3,徳山1−中村
バレンティン1号A(マイコラス)

▼データ
 ・連勝ストップ
 ・首位,2位阪神3位巨人との差1.0,4位広島との差3.5
 ・対巨人戦の連勝5,神宮球場での連勝4でストップ
 ・バレンティン:4月24日巨人戦(神宮)以来の出場,今季初安打,今季初本塁打
 ・小川:神宮球場今季初黒星

◆ポイント
 ・6回表2死二三塁小林四球
 ・6回裏1死一塁バレンティン本塁打
 ・徳山:8回表9回表を2イニング0封

結論から言うと,負けはしたものの,被害は最小限で済んだかなぁと。
1.0差の2位阪神がDeNAに,3.5差の4位広島が中日にそれぞれ逆転負けということで,単独首位は変わらず。実質マジックを14→13に減らせたと捉えられば。

そして何より残り14試合で切ったジョーカーであるバレンティンに一発が出たこと。それもこすったような当たりでもスタンドに放り込むパワーを相手に見せつけ,さらには一塁側からライトスタンドにかけて湧き起こるスタンディングオベーション。球場の雰囲気を一変させる男が還ってきた。

ビハインドの展開でキッチリ2イニング投げてくれた徳山の存在も7連戦の初戦という状況下でキラリと光る。

以上3点が負け試合の中での収穫。

ミスが失点につながってしまった。
5回表は1死一塁からマイコラスの犠打を一塁手・畠山がセカンド送球を選択し,結果的にオールセーフ(記録は失策)。2死二三塁から立岡にレフトへのタイムリーを浴びたため,小川の自責は0。バレのクッション処理にも不安は残った。

ただこの二人はそれを取り消してくれたんだから・・・


結果的に明暗を分けた6回表。
連続四球で0死一二塁で村田を迎え犠打を指示したジャイアンツベンチ。ファールさらには空振りで二走阿部が飛び出しかけるということで,ヒッティングに切り替わり,結果は最高の6−4−3の併殺。
2死三塁で亀井。次の小林を考えたら四球は止む無し。2死一三塁小林。ネクストには堂上がスタンバイ。2死満塁で血迷ってマイコラスを代えてくれるなら四球も有りだと思った。

勝負に行きながらも空振り三振を奪えず最後は根負けの四球で2死満塁となり,マイコラスがそのまま打席へ。

0−2からの4球目を三遊間に運ばれ・・・勝負は決した感はあった。山口−マシソン−澤村のリレーも完璧だった。

ただペナントの流れはまだヤクルトに味方してくれている。連敗しないこと。それが大事。

明日は現地です。今季6戦無敗のCREWユニで山田とバレの本塁打を呼ぶから見てろヤ( *`ω´)
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2015年09月16日

|東京ヤクルト 9-1 横浜DeNA

B 000 000 100 1
S 161 000 10x 9
○石川(11-9)7,徳山1,中澤1−中村
畠山24号B(小杉)雄平6号@(三嶋)

▼データ
 ・2012年5月16日以来貯金7
 ・2位阪神と1.0差,3位巨人と2.0差,4位広島と3.5差
 ・神宮4連勝
 ・対DeNA戦3連勝
 ・最下位可能性完全消滅=2年連続最下位からの脱出確定!!

◆ポイント
 ・1回裏0死満塁畠山三ゴ(三走比屋根の背中に当たる送球で生還)
 ・2回裏1死満塁川端走者一掃三塁打

3イニング4安打で8得点という効率の良い攻めで圧勝。

来日初登板となる初物ビロウとの対戦。予告先発が2試合続けて流れ,今日の神宮も試合前から雨がポツポツ。雨を呼ぶ何かをもつ男だけに,ジョンソンかマイコラスか左のネイラーかと恐れていたが,左のラルーだったw

立ち上がり三者連続四球で0死満塁。0死満塁の最初の打者畠山はサードバルディリスのほぼ正面の打球。バルディリスはニアベースの三塁を踏み,本塁封殺を狙う。タイミング的にはアウトだったが,その送球が比屋根の背中に当たるというラッキーな形で幸先よく先制。
なお1死満塁が続くも,雄平はライナー気味のレフトフライ。荒木は初球ピッチャーゴロに倒れ,結局1点しか奪えず。

2回裏も制球定まらないビロウ。今季初出場&初打席となった谷内の内野安打と中村の四球で0死一二塁を築くも石川が珍しく?犠打失敗で1死一二塁。
こういう展開でズルズルいくと相手に流れが行ってしまうものだが,川端の走者一掃タイムリー三塁打で悪い流れを断ち切って完全にこっちのものと出来た。

ビロウKO後も攻撃の手は止まず。1死二三塁から畠山が自己最多となる24号3ランホームランで勝負あり。

こうなると敵は雨のみ。8−0のまま5回表を終え無事試合成立。

石川は今日も序盤から丁寧なピッチング。3回まで無安打,併殺を3つ奪うなど安定した投球。これで神宮では6連勝(8勝1敗)。次回は中6日で同じく神宮広島戦となるでしょうか。


さて冒頭に「2012年5月16日以来貯金7」とさらりと書きましたが,実はこの翌日からヤクルトは10連敗を喫しています(苦笑)
残り14試合。
その半分となる7試合が明後日から7連戦として組まれております。相手は巨人巨人阪神阪神広島広島DeNA。おそらくこの7試合でセ界の視界がクリアになるでしょう。

ゴールデンウィークは2勝7敗と暗黒でした。シルバーウィークでそのお返しを出来れば・・・必ずヤペナントレースはゴールデンなものとなるでしょう。
それを信じて・・・応援あるのみ!!!

そしてこの連戦中に私自身も1つの節目を迎える模様
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2015年09月15日

|東京ヤクルト 2x-1 横浜DeNA

B 100 000 000 1
S 010 000 001x2
館山7,Hオンドルセク1,○バーネット(3-1)1−中村

▼データ
 ・単独首位キープ
 ・5月21日DeNA戦(神宮)以来今季5試合目のサヨナラ勝ち
 ・中村:2013年8月13日中日戦(神宮)以来自身2度目のサヨナラ打
 
◆ポイント
 ・7回表0死無走者筒香四球
 ・9回裏0死一塁上田犠打
 ・9回裏1死二塁今浪遊ゴ間に雄平三進

もうここまで来たら内容う云々より結果ですから!とにかく勝てて良かった!!

これで落としていたら2番川端に何故送らせないのか?!という疑問抱いたと思うんですよね。
1回裏0死一塁,5回裏1死一塁,8回裏0死一塁。いずれも比屋根を一塁に置いた状況+シーズン終盤という状況で。でもこれが真中スタイルでもあるし,結果が全てですから・・

2連戦が続くだけに初戦の重要さ。そこを託すに相応しい館山の投球。
立ち上がりこそ先頭の荒波のレフトフライがデニングの正面に照明が入った?!不運な形で出塁(記録は二塁打)を許し,犠打&タイムリーで先制点を許すも,終わってみればいわゆるスミ1に。しかも2回から7回までの6イニングを打者18人無安打で斬ってくれた。

三浦大輔との投げ合いで1−1と同点の展開。梶谷筒香ロペスバルディリスらの一発を警戒しなければならない中で低めをつく細心の注意を払った投球。
7回表先頭筒香への四球。BBBSB。このバッテリーの意図に痺れた。

9回裏。1球1球に集中するベンチの表情。上田が館山が浩康が。そしてオンドルがトニーが。とにかくすごくいい雰囲気でした。チーム一丸ヤクルトスマイル!

先頭雄平がサードバルディリスを強襲する内野安打で出塁。上田が初球こそ失敗するも,2球目でキッチリ犠打を決め1死二塁。今浪は追い込まれてから当てるような打撃。ショートゴロながらも雄平が躊躇なく三塁を陥れる走塁。

最後決めてくれたのは今や不動の正捕手中村悠平。

2死三塁で次はバーネットという打順。歩かせて塁を埋め守り易くして,さらにバーネットを代えてもらって延長戦に持ち込むという作戦も考えられた場面。このあたりが優勝を争うチームか否かに尽きるのでしょうかね。

「もう執念だけ、気持ちで打ちました。打った瞬間を覚えていなくて、(荒波の前に)落ちたのを見て、よかったなぁと」こっちも興奮でした。

残り15試合。一戦必勝。#ヤクルトスタイル!
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2015年09月13日

|東京ヤクルト 2-2 中日

S 000 000 110 000 2
D 000 002 000 000 2
石山6,ロマン1,Hオンドルセク1,Hバーネット2,H秋吉11/3,H久古1/3,松岡1/3−中村

▼データ
 ・5月27日日本ハム戦(神宮)以来今季2度目の引き分け
 ・単独首位浮上
 ・2位阪神,3位巨人と0.5ゲーム差
 ・畠山:自身最多タイシーズン23号,2011年以来のバースデーアーチ

◆ポイント
 ・7回表2死一二塁代打ユウイチタイムリー
 ・8回表0死一塁山田遊併
 ・9回表1死三塁中村三振併殺

勝てなかった?負けなかった?

昨日阪神と1つ差がついた引き分け数の差が,1日にして等しくなった。直接の対戦成績(10勝12敗)で不利な分,勝率に差が生じるので有利になるかと思ったが…。
ただ阪神に2勝1分と勝ち越した広島がここにきて非常に不気味な存在になってきたように感じる。

75分で5回裏が終わる展開。ナゴヤドームで与えた先制点。それも2点。非常に重苦しい雰囲気だった。

それを振り払ってくれた代打ユウイチの一打。そして併殺でチャンス潰えたように思われた直後に起死回生の同点バースデーアーチを放った畠山。

今日も追いつくことは出来たが,勝ち越せなかった。

ロマン,オンドルセク,バーネット,秋吉,久古,松岡とつなぎ何とか守り抜いた投手陣。
8回裏0死一二塁で三塁封殺を決めた畠山の犠打処理。1死一二塁ルナのレフト前安打で本塁生還を許さなかった三輪の守備位置。10回裏2死二塁ルナ,11回裏2死一二塁代打小笠原と一打サヨナラの場面でいずれも冷静に打球を処理した大引。

攻撃陣に1本出なかった分守って落とさなかった。そういう見方をするべきか。

2番川端から打順が始まること4度。6番ミレッジにはいずれも走者を置いた場面で回った。このあたり試行錯誤の続く打順。何かをもってる比屋根を再び戻すことで機能するのか否か。そしてあの人の復帰。

最大のチャンスは9回表。先頭三輪が出て,大引がキッチリ初球を送り,相手バッテリーミスで1死三塁となった直後に仕掛けたスクイズのサイン。
カウントが2−2ということで結果最悪の三振併殺。
2ストライクと追い込まれていなかったら。あるいは中村が倒れても2死三塁でオンドルセクに代打起用などいろいろ考えられた場面。

奇襲。焦り。いろんな解釈が出来るけど,何が何でも点を取るって作戦は間違っていないし,自主性に任せて無策に終わるよりも,責任の所在が明確となるのだから,これはこれで正しい選択だったのでしょう。

10回表先頭打者で三振。11回表1死一二塁(いずれも四球の走者)でランナーすら進めないセンターフライ。これだけは残念というかあまりに哀しい内容だった。。

対中日ビジター全日程終了(6勝6敗1分)
4.2118:0023,6812:412-3●成瀬(1-2)7,古野1−中村大野
4.2218:0023,8643:154-1○石山(2-1)5,Hロマン1,H秋吉1,Hオンドルセク1,Sバーネット(7)1−中村山井
4.2318:0023,8492:551-3●新垣(1-1)6,徳山1,古野1−西田吉見畠山4号@(福谷)
6.2318:0017,4263:415-3○小川(4-4)6,Hロマン1,Hオンドルセク1,Sバーネット(16)1−中村田島
6.2418:0025,2353:3011-3成瀬6,○松岡(1-0)1,H秋吉1,中澤1−中村又吉雄平4号@(若松)山田12号@(又吉)
6.2518:0025,0333:047-3○古野(4-0)5,Hロマン2,Hオンドルセク1,バーネット1−中村大野山田13号@(大野)
7.1418:0021,0183:184-9●小川(4-6)32/3,中澤1/3,山本1,徳山2,松岡1−中村,藤井若松
7.1518:0021,9552:233-1○山中(3-0)6,Hロマン1,Hオンドルセク1,Sバーネット(21)1−中村大野大引1号A(大野)
8.718:0026,7362:381-6●古野(4-2)4,中澤3,久古1−中村,田中雅ネイラー
8.818:0037,9452:541-4●新垣(3-10)4,山本2,久古2/3,松岡11/3−中村若松
8.914:0137,6344:315-4石山4,秋吉2,オンドルセク1,ロマン1,○バーネット(2-0)2,S松岡(1)1−中村高橋聡川端7号@(又吉)
9.1215:0028,5253:052-3●小川(10-7)6,ロマン1,秋吉1−中村ネイラー
9.1314:0028,7274:012-2石山6,ロマン1,Hオンドルセク1,Hバーネット2,H秋吉11/3,H久古1/3,松岡1/3−中村-畠山23号@(若松)

6/23-25の同一カード3連勝が効いてなんとか5分で終えたものの,対若松4試合・対大野3試合・対ネイラー2試合と苦手投手との対戦が続き打線も苦しめられた。
8月9日。同一カード3連敗&借金生活突入濃厚だった終盤2イニングで同点に追いつき,延長11回相手のエラーで勝ち越した試合。これが大きかったとシーズン終わって言えるような展開になると信じて。残り16試合。
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:46 | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

|東京ヤクルト 2-3 中日

S 000 110 000 2
D 001 101 00x 3
●小川(10-7)6,ロマン1,秋吉1−中村

▼データ
 ・阪神と同率首位転落
 ・小川:ナゴヤドーム3連敗
 ・ネイラー:3戦3敗

◆ポイント
 ・4回表1死一二塁雄平左邪飛,ミレッジ捕邪飛
 ・5回表2死一三塁山田三振

独立Lからシーズン途中加入のネイラーの3勝はいずれもヤクルトから。未だヤクルトにしか勝っていないネイラー。まさにヤク専。とんだヤク病神が現れたものだ。。

ポイントとしては結果的に勝ち越せなかったという意味で。

昨日のショウアップナイターで真中監督は,比屋根に疲れが出ているので,上田か三輪を使う。あと雄平の復調待ちとのレポートがあった。
雄平も上田もヒットを放った打席の前でヒットを打っていたら・・というようなたらればの展開。

判定に苦しんだ小川。打席での粘りも魅せた。しかし6回裏2死満塁で中日を今季限りで戦力外となる小笠原にタイムリーを放たれそれが決勝打に。自身の連勝は6でストップ。

引退興行に入った最下位球団相手に,痛い星を落とした感。しかも2連戦の初戦。明日は成長著しい若松が相手。
終盤のナゴドがまたもやペナントの分岐点となってしまうのか。疑心暗鬼となってきた。

広島が延長十二回“幻の本塁打”で勝利逃す
 延長十二回ドロー。広島は微妙な判定に泣き、勝利を逃した。
 2−2で迎えた延長十二回、1死走者なしから田中広輔内野手が左中間へ大飛球を放った。打球はそのままフェンスを越えたかに見えたが、塁審はインプレーの判定。ビデオ判定でも判定は変わらず“幻の勝ち越し本塁打”となった。
 三塁打として試合再開となり、その後に2死二、三塁まで攻めたが、勝ち越し点は奪えず。この時点で広島の勝ちはなくなった。
 その裏、中崎が無失点。引き分けに持ち込んだ。田中の打球が本塁打であれば、勝っていた試合だった。
 東責任審判は試合後「バックスクリーン方向からのリプレー映像を3回見直した結果、ラバー上部にあるフェンスにどんと当たって落ちたように見えた。横からの映像は見ていません」と説明。審判団は、打球は左中間フェンスに直撃したと判断した。
 阪神・和田監督は「(一塁)ベンチからは見えないよ。あそこは。ビデオで見てああいう結果が出たわけだから」と話した。[ デイリースポーツ 9月12日(土)20時17分配信 ]

1992年9月11日にも同じような出来事が甲子園であった。相手はヤクルト。一度は八木のサヨナラホームランと判定された打球が野村監督の抗議で二塁打に覆り,結局(延長15回)引き分けた。
これで阪神と引き分けの数に「1」つ差がついた。これがどんな影響を及ぼすのか。結果は神のみぞ知る―――
愛知 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:29 | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

|東京ヤクルト 3-1 横浜DeNA

B 000 000 001 1
S 010 100 01x 3
○石川(10-9)62/3,H秋吉1/3,Hオンドルセク1,Sバーネット(35)1−中村
大引5号@(石田)山田34号@(石田)

▼データ
 ・同率首位タイ
 ・2015年4月26日以来今季最多タイ貯金6
 ・石川:自身11度目の2桁勝利(中日・山本昌,西武・西口文也を抜き現役最多)(球団では金田正一の14度目以来2人目)
 ・山田:34本塁打(1989年池山隆寛に並び球団日本人右打者最多本塁打タイ記録)
 ・バーネット:35セーブ(2010年林昌勇に並び球団歴代外国人最多セーブタイ記録)
 ・大引:12球団本塁打

◆ポイント
 ・1回表1死一塁荒波牽制死
 ・2回表2死無走者大引本塁打
 ・7回表2死一二塁ロペス三振

ナイスゲーム!

史上稀に見る混セ状態の中で,これからの時期は昨年・一昨年のヤクルトのような”目標を無くしたチーム”から,いかに確実に白星を稼げるかというのも大事だと思う。
DeNA−中日−中日−DeNA−DeNAと続く5試合。内容は問わない。とにかく結果。白星あるのみ!

あの中4日登板から3連勝で自身11度目の10桁勝利を達成した石川。これは中日・山本昌,西武・西口を抜き現役最多記録とのこと。ヒロインで語った「優勝」という力強い言葉に涙が出てきた。

とはいえ不安だった立ち上がり。1番荒波にいきなりヒットを許しながら,1死後荒波を牽制アウト。こういうのが下位の球団の雑な野球と言えばそれまでだが,大きかったプレー。2回以降は凡打の山を築き,6回まで0を並べ,7回のマウンドへ。
1死後,初回の荒波以来この日2本目の安打を代打宮崎に打たれ,2死二塁で筒香を迎えた場面。2点差。筒香に一発出れば同点という状況で無理せず歩かせる選択をしたバッテリー。

そしてロペスを迎えたところで,未だ85球ながらスパッと外国人キラー秋吉にスイッチしたベンチ。とにかく勝てる試合を勝つ。そういう気迫の現れた継投。それに見事に応えた秋吉の小さなガッツポーズ。チーム一丸ヤクルトスタイルの瞬間だった。

勝利をある意味確信した2回裏大引の本塁打。これで大引が本塁打を放った試合は5戦5勝。エラーは1試合負けているが,本塁打は正真正銘不敗神話継続!

石田−三嶋の法政リレーから奪った貴重な3点目。
8回裏。天才的な打撃&前進守備ながらも躊躇なく本塁に還ってきた川端も陰のヒーローでしょう。

最終回宮崎に一発を浴びたバーネット。イライラした表情は他者(審判とか味方とか)に向けられたものというより,自分自身に向けられたものだったように映りましたよ。少なくとも自分には。

移動日挟んで今季最後のナゴヤ遠征。なんの嫌がらせか苦手ネイラー・若松との対戦が予想される。最下位チーム相手に苦手など言っていられない。
終盤のナゴヤドームといえば,同一カード4連敗やらクライマックスでブランコに浴びた満塁弾など,嫌な思い出がいっぱい詰まった地。そんなトラウマを払拭したい!
東京 ☔ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:59 | 更新情報をチェックする