2015年04月30日

|東京ヤクルト 1-5 阪神

S 001 000 000 1
T 000 010 40x 5
新垣6,●中澤(1-1)1/3,秋吉2/3,徳山1−西田

▼データ
 ・4連敗
 ・2014年7月25-27日対DeNA(神宮)以来今季初同一カード3連敗
 ・2014年4月18-20日以来の甲子園での同一カード3連敗

◆ポイント
 ・7回裏2死一三塁上本10球粘られて根負け・・・

暗黒週間に突入してしまったののか?!絶不調の打線の中唯一の光明であった畠が離脱。インフルを否定するあたりが怪しいが。。
ヤクルト畠山、発熱で阪神戦欠場 インフルは否定
 ヤクルト畠山和洋内野手(32)が、発熱のため30日の阪神戦6回戦(甲子園)を欠場する。
 一塁には武内が入る。真中監督は「インフルエンザではないそうなので2〜3日で良くなると思う。チームにとっては痛いが、皆で頑張るしかない」と話した。畠山は直近6試合で4本塁打と好調だった。[ 日刊スポーツ 4月30日(木)17時43分配信 ]

守りでは武内と山田が交錯するなどあわやの場面も。そしてここまで踏ん張ってきた中継ぎ陣にも疲労の色が・・・

一部紙上では風張が5/3に先発デビューということで,成瀬・石山の中6日を崩さずにいくのだろう。そうなると新垣は1度抹して5/12から5週間続く6連戦に備えてもらうことになりそう。先発は決して無理させていない。高津コーチなりに長いシーズンを見据えている証拠。
この4連敗で慌てない。焦らない。幸いにしてまだ首位と1.0ゲーム差の2位で混セの輪の中にいるのだから・・・・

4月終えての順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1巨人2816120.57192821122.2422.68
2DeNA2815130.5361.01061132219.2593.68
2ヤクルト2815130.5361.080631212.2381.94
4中日3015150.5002.09597920.2622.69
5阪神2713140.4812.5881081111.2353.68
6広島259160.3605.56967713.2372.28

巨人・中日・広島とは5分。阪神に借金2。ということで貯金2はDeNAから稼いだもの。お得意さんを作るというのも優勝するチームには欠かせないもの。

過去5年間と比較してみても・・

2014年 09勝18敗0分 .333 5位 9.0差
2013年 13勝15敗0分 .464 3位 6.0差
2012年 15勝08敗2分 .652 1位 0.0差
2011年 09勝05敗2分 .643 1位 -0.0差
2010年 11勝17敗1分 .393 6位 7.5差

昨年は4月末時点で首位と9.0差あったんですから・・それを考えれば上出来。4月から取り残されなければクライマックス圏内には入れる。それは歴史が証明しているはず!

月変わって5月は満員札止めの神宮カープ戦からスタート。雰囲気に呑まれぬよう本拠地の意地を見せて欲しいもの。
兵庫 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:18 | 更新情報をチェックする

2015年04月29日

|東京ヤクルト 1-3 阪神

S 000 000 010 1
T 200 001 00x 3
●石山(2-2)6,古野1,ロマン1−中村

▼データ
 ・今季初の3連敗

◆ポイント
 ・2回表0死一二塁中村二併

8回までに12安打。毎回走者を出すも得点は併殺間の1点のみで12残塁。これで32イニングス連続タイムリー無し。

それでも首位はキープ。4月首位ターンの可能性は残す。

ポイントは2点先制された直後の2回表0死一二塁中村の併殺打にあったように思う。右打ちと決めていたようだが初球をあっさり打って4−6−3の併殺。
これによって,3回表・5回表・7回表と9番から始まる攻撃イニングが生じてしまった。6回表ももう一人走者が出れば石山に廻り代打ということになっただろうが,8番で切れてしまい石山は6回裏もマウンドへ。
そこでダメ押しともいえる1点を失った(捕逸があったため自責にはならなかった)。

要は打線の巡り合わせ。1番山田(2)・2番上田(3)・3番川端(2)・5番畠山(3)・6番荒木(3)・7番中村(2)とマルチ出塁。しかし4番雄平・8番大引とで寸断されてしまい,それを活かせなかった。

雄平は確かにボール球に手を出し過ぎているというのは目立ってきたかも知れないが・・・気負いとか力みの振りなのかそうでないのかは気になるけど。。四番だし,ベイ戦でもその悪球打ちに救ってもらった面もあるから。。

あと山田。青木が200本打った翌(2006)年も4月終了時は.287でした。それが最終的には.321。それだけのレベルの選手だって信じてるから!

ヤクルト・館山が389日ぶり実戦復帰!最速148キロ出た
 ヤクルト・館山昌平投手(34)がイースタン・リーグ、ロッテ戦(ロッテ浦和)で389日ぶりの実戦復帰を果たした。先発し、1イニング打者6人を相手に28球を投げ2安打1四球の2失点、最速は148キロだった。
 08年から5年連続で2桁勝利を挙げた右腕は昨年4月5日の同リーグ、巨人戦(戸田)で1球で緊急降板し、その後に2年連続、自身3度目となる右肘じん帯の再建手術を受けていた。[ スポニチアネックス 4月29日(水)14時27分配信 ]

まぁ今日はこれがあったし。とにかく一歩一歩前進出来れば・・。


兵庫 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:57 | 更新情報をチェックする

2015年04月28日

|東京ヤクルト 1-3 阪神

S 000 001 000 1
T 030 000 00x 3
●成瀬(1-3)6,徳山1,オンドルセク1−中村
畠山7号@(メッセンジャー)

▼データ
 ・4月火曜日3戦3敗
 ・畠山:7号リーグ単独トップ,今季2度目自身13度目の2試合連続本塁打
 ・同率首位

◆ポイント
 ・7回表0死二塁大引右邪飛(タッチアップできず)
 ・8回表0死二塁川端三振(進塁打打てず)

ヒットは2回に許した3本のみ。その2回以外は打者3人ずつで抑えていながらの敗戦。まさに1球に泣いた展開。
プロ初を献上することに定評のあるやくるつ。田口麗斗,桂依央利,江越大賀(たいが)←NEW!

直近の負け試合3試合はいずれも畠山のソロホームランによる1点のみ。

外国人を巡るゴタゴタがあったと伝えられている阪神。しかしながらやはり甲子園のメッセンジャーとなると3点は重かった。
せめて同点に追いつく展開を探るならば,7回と8回の0死二塁の場面。同じアウトでも走者を進めるアウトで1死三塁という場面を築けたならば,その後の内野ゴロ或いは外野フライの間に1点ずつ入ったかもしれない。もちろんたらればになるが。

9連戦の初戦。接戦でピッチャーをつぎ込むのはどのチームも避けたいという思惑もあったはず。先発が6イニング投げて,残る2イニングを2人で1イニングずつ。しかも成瀬は79球ということで次回は中5日でも問題なさそう。

9連戦トータルで考えたいので今日は今日と切り替えましょう。

ファームでは由規が先発し5回86球無失点。明日はなんとタテヤマンが389日ぶりの実戦登板。
14年ぶりがキーワードとなるスワローズにとって,この2人の復帰&復活ドラマは欠かせないだけに,焦らずでもその時を待ちつたい。それがきっとかけがいのない無形の力を生みだしてくれるはずだから!
兵庫 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:21 | 更新情報をチェックする

2015年04月26日

|東京ヤクルト 1-4 巨人

G 101 000 020 4
S 000 010 000 1
●八木(0-1)5,古野1,中澤1,秋吉1,ロマン1−中村
畠山5号@(高木勇)

▼データ
 ・畠山:通産100号本塁打(史上273人目)
畠山が100本塁打=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトの畠山和洋内野手は26日、巨人6回戦(神宮)の五回に高木勇から本塁打を放ち、通算100本塁打を達成した。プロ野球273人目。初本塁打は2005年8月19日の阪神15回戦(神宮)の七回に太陽から。[ 時事通信 4月26日(日)19時55分配信 ] 

 ・惨デー日曜日1勝4敗
 ・神宮では4/7以来の敗戦。神宮7連勝主催試合8連勝でストップ。

◆ポイント
 ・7回0死一塁雄平レフトフライをレフトアンダーソンが好捕

対巨人3連勝はならず。それでも同率首位決戦の3連戦を勝ち越しゲーム差を1.0拡げられたので充分でしょう。シーズン100勝するわけでもあるまいし。

なんとか最少得点差で後半中継ぎ陣を投入するまでゲームを運べた。7回裏先頭慎吾が出て続く雄平も上手く捉えてレフトオーバーで一気に同点か?!と思われた当たりをレフトアンダーソンに捕まれ反撃ムードが沈んでしまった。2戦続けて高木攻略ならず。これで4月の月間MVPは高木勇で当確か。。

通算100号を神宮で決めた畠。プロ初本塁打は10年前の2005年8月19日に藤田太陽から。当時は高卒5年目若松監督時代。二軍ではそこそこ成績を残すもなかなか一軍からはお呼びがかからないでいた。古田が左太腿裏肉離れで一軍を抹消され出場選手登録されたその日に放った本塁打だった。
苦節10年で100号。1年10本塁打ペースと言えばそれまでだが,そこには波があったのも事実。一つの勲章。おめでとうございます。

本日誕生日飯原の出番は無し。それでも昨年の4月26日時点では7勝17敗の借金10。今年は15勝10敗で貯金5。ゲーム差に換算したら7.5。これだけの差があるんですから・・・

火曜日からはGWの9連戦。甲子園−黒田ジョンソンとの再戦−ハマスタデーゲーム。
ここをどう乗り切り,首位を守れるか。真のチーム力が問われる(確かめる)9連戦になりそう。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:30 | 更新情報をチェックする

2015年04月25日

|東京ヤクルト 5-0 巨人

G 000 000 000 0
S 302 000 00x 5
○石川(2-2)9―中村

▼データ
 ・石川:2014年6月11日楽天戦(コボスタ宮城)以来自身8度目の完封勝利。対巨人戦は2007年9月13日(神宮)以来2度目。無四球完封は自身4度目。
 ・2012年5月17日以来の貯金6
 ・神宮7連勝。主催試合8連勝。
 ・ナイター14勝4敗
 ・今季最多観衆29278人

◆ポイント
・1回表0死一塁荒木四球(犠打せず)

2週間前プロの洗礼を浴びた田口くん。ヤられたらヤり返すツバメ返しヤ!ということでプロ洗礼を浴びせましたぬ。

勝敗を分けた両軍初回0死一塁の攻防。

巨人は2番片岡に犠打。それが結果的には最悪のキャッチャーゴロ併殺。2死無走者から3番橋本に長打(二塁打)が出るというチグハグさ。

一方ヤクルトは山田が昨日の最終回澤村に続き,2打席連続死球を喰らい2番の荒木。今日は浩康でなく荒木。浩康じゃなかったから?死球の直後だったから?真中監督の構想通り?犠打のそぶりはなく球をじっくり見ることで田口にプレッシャーをかけられたのではないか。勿論走者としての山田も。実際野手がマウンドに声掛けに向かったわけだし。

結果荒木は四球で一二塁。慎吾は進塁打となり二三塁。一夜にして4番に戻ることになった雄平を迎え,何が起きたか分からないうちにボークの宣告で先制。

さすがに動揺を隠せない童顔田口くん。一呼吸置けなかったジャイアンツナイン。ボーク直後の初球を雄平は見逃さず荒木が生還。斎藤コーチがマウンドに行くも動揺は収まらず?畠もファーストストライクを二塁打で続き1死二三塁。バレの代わりを託された飯原がこれまた初球をきっちり犠牲フライ。まさに電光石火の攻撃だった。

今日の石川には3点の援護で十分だったが,3回裏1死満塁から再び飯原の2点タイムリーでダメを押せた形になった。

狙い球の徹底・投手へのプレッシャーなどチーム全体で戦えている印象を抱けた。

石川がチーム初完投&完封してくれたお陰で,中継ぎ陣が休めた。明日の八木はとりあえず4回を全力で投げる気で行ってもらえれば,ロマン・中澤・秋吉・オンドルセク・バーネットが万全の状態で待っている。
2011年・2012年・2013年と3年連続で成し遂げた4月の対巨人主催試合同一カード3連勝の再現なるかに注目ヤ!


2敗目を喫した田口くん。鼻も顔色もそうなんだけど,身長まで171cmで自分と同じってことが判った!
その田口から宮國という巨人軍10代初先発初勝利リレーとなった訳だが,田口くんにとっては次回登板は今後のプロ生活を占う上でも大きな試合になりそう。今日は敵だったけど次回は応援するから!宮國のように小さくまとまらないでね!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2015年04月24日

|東京ヤクルト 3x-2 巨人

G 000 110 000 0 2
S 010 000 100 1x3
小川7,H秋吉1,Hバーネット1,○オンドルセク(2-0)1−中村
畠山4号@(ポレダ)

▼データ
 ・2013年4月23-28日・5月6-7日以来となる神宮球場6連勝,主催試合7連勝
 ・延長戦5戦5勝
 ・金曜日5戦5勝
 ・川端:自身初のサヨナラ打
 ・畠山:2014年9月3-4日以来自身12度目の2試合連続弾



◆ポイント
 ・7回裏2死無走者畠山レフトポール際ソロホームラン
 ・昨日の新垣,徳山,古野のリレー

同率首位TOKYO決戦の初戦を制し,一夜にして単独首位復帰!

バレンティン、復帰戦でまた負傷か 左太もも違和感訴え五回で交代
 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手が五回に巨人・村田が放った左翼線への飛球を追った後に左太ももに違和感を訴え、六回の守備から交代した。
 昨年10月に左アキレスけんを手術したバレンティンは、この試合で公式戦に復帰したばかりだった。[ デイリースポーツ 4月24日(金)20時52分配信 ]

バレ復帰で喜んだのも束の間・・・。
2回裏復帰初打席の初球でフルスイング。追い込まれてからコンパクティンに変貌し貫録の四球。雄平の安打で二塁に進み,大引のタイムリーでホームに還ってくる。早速脚を使うことになったが・・

5回表先頭村田のレフト線上への飛球。左中間寄りに守っていたバレ。大股で打球を追うが,バレを庇おうとショフト大引もカバーへ。その瞬間のWアクシデント発生。。
レフトバレは脚を痛め,大引は打球をグラブに当てながら落球しファールグランドを転々・・・。

この走者を還され,小川に自責点はつかないものの勝ち越しを許す。

3回以降立ち直ったポレダ。7回2死まで15人連続で抑えられ攻略の糸口すら見いだせない展開。

その重苦しい雰囲気を文字通り1球で変えた畠山。畠の一発が無ければ,そのままポレダ−マシソン−山口−澤村の継投であっさり負けていたことだろう。値千金とはまさにこのこと。

それでも小川が降板し,8回秋吉,9回バーネット,10回オンドルセクと躊躇なくつぎ込めたのも,昨夜新垣が6回まで踏ん張ってかつ勝ちパターンを温存出来たお陰。昨日の負けが今日の勝ちにつながった。こういうのも長丁場のシーズンには大事なこと。

10回裏。悠平ヒット,大引犠打,上田内野安打。1死一三塁。上田がスタートを切ったら山田は歩かされる(満塁策)かと思ったが,その初球に狙いつけたかのような死球。報復なり因縁なり故障なりに発展しなければよいが・・・

1死満塁。オンドルセクの代打ユウイチ。日曜日のリベンジを期待したが,お得意の?!セカンドゴロ。それでも一塁の全力疾走で4−2−3の併殺は阻止してくれた。

2死満塁慎吾。その初球。ピッチャーゴロかとも思われたが,センター前に抜けた。慎吾自身初のサヨナラ打。そして昨年あれだけ苦しんだ延長戦で5戦5勝。3試合目のサヨナラ勝利。

勝負強さが出てきているし,それを期待出来る雰囲気がイイ!!

バレはアキレス腱を庇うばかりに太股を痛めたならまだ納得出来る。とにかくアキレス腱再発で無ければ・・。またバレ抜きで頑張るしかないでしょ!武内なり誉士なり剛史はまたチャンスを得た訳だし。

明日は田口くんとの再戦。自分の幼少期を思い起こさせる”じゃがいも顔の”田口くんにはすっかりぞっこん惚れ込んでしまったわけですが・・・。ヤクルト戦は別。でもいい勝負期待したいし,打撃でも力抜けないってところを魅せて欲しいもの。

P.S
14勝目。5年前はこの14勝目を挙げたのは5月30日でした。。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:24 | 更新情報をチェックする

2015年04月23日

|東京ヤクルト 1-3 中日

S 000 000 001 1
D 000 200 10x 3
●新垣(1-1)6,徳山1,古野1−西田
畠山4号@(福谷)

▼データ
 ・同率首位に転落
 ・木曜日初黒星

◆ポイント
 ・新垣が6イニング投げてくれたこと

9回2死無走者から畠山が右翼ポール際へソロホームランを放ち完封負けを阻止するのがやっと。

本拠地ナゴヤドームで脅威の勝率.800を誇る中日相手に同一カード3連敗を喰らわずに,1勝2敗で終えられたこと。
言い方悪いが新垣が踏ん張ってくれたお陰で,勝ちパターンの投手を使わずに済んだこと。

クライマックスシリーズならこんな悠長なことは言えないけれど,143試合のペナントレースなので,今日の負けは割り切れる部類でしょう。

吉見が今シーズン中10日と間隔を空けながらの起用で,20イニング連続無失点。
館山と同じ時期にトミージョン手術を受けた右腕が,ここまで復活してきた。
館山も吉見に1年遅れても今季中に戻れたら,来年の今ごろは・・・そういう希望の光が見えたから。。

明日からは同率首位の巨人を神宮に迎えての3連戦。
それに合わせるかのように天童遠征を嫌った?バレが復帰してくる。仕切り直しヤ!

明日の不安要素はCSフジテレビONEの解説が片岡篤史氏。BS朝日の解説が古田敦也氏&稲葉篤紀氏のヤクルトOBコンビ。
両方とも相性劣悪なだけに・・・いやマイナスとマイナスが掛け合わさってプラスになるののか?!
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:46 | 更新情報をチェックする

2015年04月22日

|東京ヤクルト 4-1 中日

S 000 004 000 4
S 001 000 000 1
○石山(2-1)5,Hロマン1,H秋吉1,Hオンドルセク1,Sバーネット(7)1−中村

▼データ
 ・今季最多タイ貯金5
 ・ナイター12勝3敗 勝率.800 

◆ポイント
 ・5回裏1死一二塁エルナンデスのライトフライを上田が好捕

勝てば首位負ければ3位という試合に勝利して首位をキープ。
しかし阿部不在の巨人がじわじわ迫ってきており,明日敗れると同率首位となり表記上は2番目になってしまうぅぅ>_<。。

ヤクルトの残塁数は4に対し中日の残塁数は14。相手のミス(失策)につけ込んでの得点。こういう試合をモノに出来るようになったのは「強さ」だと思います。逆を言えばここ2年間こういう試合を悉く落としてきた。

5回まで山井の前に打者15人パーフェクト。方や石山は毎回ランナーを出す苦しいピッチング。それでも最少失点の1で凌いできたのは昨年の経験+今年の自信か。

5回裏1死一二塁からエルナンデスのライトへの打球をジャンプ一番キャッチ。抜ければ2人の走者は悠々生還していただろうし,それまでの山井の出来を考えれば,おそらくこの一打で試合は決していたことだろう。
二塁走者平田は冷静な判断でタッチアップし2死一三塁も,高橋周平を抑え得点許さず。

今日はどんな意図があって浩康に代わって上田がライトスタメン起用されたかは分からないが,それが見事に的中した形。監督采配の妙だぬ!

---
流れを変えたカナ? at 04/22 19:38
---

どうやら感じたことは間違っていなかったようだ。

6回1死から17人目の打者大引がまずは完全試合を阻止する四球で出塁。5回96球石山に代えて代打森岡。セカンドゴロ併殺かと思われたが・・・神宮で攻守を再三魅せていた亀澤が併殺を焦ったか?ショートへまさかの悪送球。3死チェンジが一転1死一二塁とチャンスが拡がった。

そして山田がノーノーを阻止するセンターフェンス直撃タイムリー二塁打で同点に追いつき,1死二三塁から上田もセンター前タイムリー。ここでは二塁走者・山田の打球判断の良さが光ったか。意識高い系走塁。

4点目雄平タイムリーでダメを押した感はあったが,最終回久々にバーネット劇場を味わった。
3点差で0死満塁。一発出ればサヨナラ負けという場面を作りながら,4番福田,5番ナニータと連続三振。最後は6番エルナンデスをショートゴロ。
ナゴドのトラウマも少しは払拭出来たカナ?!

上田は早くも今季3回目のヒーローインタビュー。落ち着いたコメント・勝負強さ・集中力。野球への取り組み全般が何か変わってきた?!

明日行われる試合はナゴドだけ。日本中の注目を集める新垣渚。吉見と投げ合うというのは館山が一番望んでいるはず。そのタテの分まで同級生新垣渚は投げてもらいたい!
愛知 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:55 | 更新情報をチェックする

2015年04月21日

|東京ヤクルト 2-3 中日

S 000 000 002 2
B 000 020 01x 3
●成瀬(1-2)7,古野1−中村

▼データ
 ・4/12以来9日ぶりの敗戦
 ・負け試合で2点以上挙げたのは今季初

◆ポイント
 ・2回裏1死二塁堂上ショートゴロで二塁走者エルナンデスを三塁封殺
 ・9回表2死満塁大引タイムリー二塁打

試合時間2時間41分。あと1分早く終わっていれば一昨日の試合時間(5時間20分)のちょうど半分だったのに・・

首位攻防でドラゴンズと。あの頃を思い出させる響きですが,その第1Rに敗れゲーム差はなくなったものの,単独首位はキープ。

前回神宮で9回116球完封負けを喫した大野。今日は球数を放らせることには成功したものの,ヒットは2回表飯原の1本のみ。9回表も雄平の三振振逃げがなければ完封でした・・・

実質3アウトとなっていた2死一塁から魅せた意地。
飯原の今日2本目と中村の四球で2死満塁とし,打率.105の大引が4月2日阪神戦(神宮)の移籍後初安打以来となる打点(2点タイムリー二塁打)をマーク。

2回裏にはこれぞ大引というべき,間に合わない一塁へは投げず,二塁走者を三塁でアウトにするというショートゴロの判断もありました。大引の復調が明日以降につながると信じましょう。

平田のあとに4番ルナが居ないと助かるな( *`ω´) 訳:4番福田2併殺

プロ初を献上するのに定評のある優しいヤクルトちゃん。
田口くんのプロ初安打初打点初勝利の次は中日のキャッチャー桂依央利(いおり)にプロ初安打初ホームラン初打点をさし上げましたとさ。。。
愛知 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:29 | 更新情報をチェックする

2015年04月19日

|東京ヤクルト 9x-8 横浜DeNA

B 003 000 500 000 8
S 100 040 030 001x9


杉浦4,ロマン1,徳山11/3,オンドルセク2/3,秋吉1,Hバーネット2,○中澤(
1-0)1−西田
川端1号B(三嶋)

▼データ
 ・試合時間5時間20分
 ・2012年10月5日以来の貯金5
 ・今季初同一カード3連勝
 ・対DeNA戦同一カード3連勝は2012年9月14-16日(神宮)以来
 ・延長戦4戦4勝
 ・日曜日今季初勝利(3/1オープン戦以来)
 ・ナイター11勝2敗

◆ポイント
 ・7回表2死一二塁筒香カウント0−2からの3球目を投じる前に球審石山がオンドルセクにクレーム追記)12球団の申し合わせで、捕手がマウンドに行ける回数は3回まで(延長戦では1回)というルールを熟知していなかったため,捕手・西田を呼ぼうとしたところを球審に制された。

長い試合お疲れさまでした。
かく言う私も,試合前は神宮球場に居たんです。その証拠ににん。
150419 (3).JPG
つばさまです。

真中監督もぱちり。
150419 (2).JPG

試合最後まで見られないなら帰ってテレビでじっくり見ようと開門前に神宮球場を後にしましたが,その判断はどうやら正解だったようで(苦笑)

1回表。山田ヒット&盗塁→浩康犠打→慎吾犠飛。1安打で1点を奪うという健大高崎野球でキッチリ先制。

しかし立ち上がりから苦しんだ杉浦は4回3失点KOで早めに中継ぎを投入する展開に。

5回裏1死から大引と森岡のヒットで一三塁を築くも,山田はショートゴロ併殺・・かと思いきや一塁への全力疾走が実り併殺崩れの間に1点差に。浩康のレフト前ではまたまた山田が間一髪の三塁への走塁。打つだけじゃない。守りも走りも意識が変わった哲人の姿勢。

慎吾の逆転3ランで勝ったと思われたが・・・

7回表。徳山をイニング跨ぎで起用。ただこの時点では昨日ブルペンで秋吉が全く肩を作っていなかったので,アクシデント?かという疑念もあった。ただ結局秋吉が8回に投げたため,イニング跨ぎが論争を呼びかねない展開だったが・・・

あのタイミングで石山球審自らオンドルセクへのクレーム。あれは一体なんだったのだろうか。明らかに顔を紅潮させていたオンドルセク。そして案の定カッとなった初球の被弾だった。
続くロペスもライトへの飛球だったが,入らなくてよかった。オンドルさんはこれからカリカリさせたら危険だなと。。

2013年4月13日対中日(神宮)ではバーネットが味方の守備に,2014年4月16日対巨人(神宮)ではカーペンターが大炎上。それを境にチームの雰囲気が悪くなったというかどことなく不協和音を生んだと言うか・・それとちょうど時期を同じくしただけに嫌なムードになりかねなかったが,総力戦で追いつき最後は勝利したスワローズ。

立役者は武内と上田の途中出場組。
1死一二塁から2点差に迫る武内のタイムリー。西田がキッチリ送り2死二三塁から上田のタイムリーで同点に追いつく。
何度かサヨナラのチャンスはあったが・・
---
今日は上田の日でしょ at 04/19 22:27
---
結局は言った通りになったから( *`ω´)

2011年の雰囲気が戻ってきた感のあるスワローズ。
あの年は3時間30分ルールがあったこともあり,延長を勝ちきれない部分はあった。事情が事情だけに致し方ないこととはいえ,今日こういう試合を,引き分けず勝利したことの意味が秋になって効いてくるはず。そう信じたい。

戦利品
150419 (1).JPG
 ・つばさまのサイン(CREWユニ&CREWジャンパー)
 ・CREWロゴをあしらったオリジナルブランケット
 ・開幕シリーズで配られた丸ごとスワローズ第16号&スケジュールカレンダー&クリアファイル 現地特派員のMさんありがとうございました。ぺこり。

とりあえずお疲れだからこんな感じでざっくり。
火曜日から首位攻防中日戦inナゴド。トラウマもあるし早めに消化しておきたい気も。

でもナイターほんと強いよ!!
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2015年04月18日

|東京ヤクルト 4-0 横浜DeNA

B 000 000 000 0
S 000 004 00x 4
○石川(1-2)7,中澤1/3,ロマン2/3,徳山1−中村
畠山3号A(山口)

▼データ
 ・今季3度目の零封勝ち
 ・今季3度目の3連勝
 ・2012年10月6日以来の貯金4
 ・2013年9月14-15・24-25日以来の神宮球場4連勝
 ・石川今季初勝利。2014年8月28日対広島(マツダ)以来の勝利
 ・ナイター10勝2敗

■ポイント
 ・6回裏2死無走者田中浩四球

公式戦初観戦。お久しぶりのナイトゲーム。昼間はともかく日が落ちると南風が吹くと寒く,羽織るものも必要だったけど,試合内容が緊迫していたこともあり,お酒の力も借りながら熱くなれました。

150418.JPG
SWALLOWS CREW DAY。つばさまもぱっつんぱっつんのクルーユニに,へるめっとのつばを緑にしての登場。

150418 (1).JPG
passionのコスは青でした。ユアさんが欠席だったのが残念!

150418 (2).JPG
試合前のつば九郎の紹介はやはりノーマル。こればっかりは毎回楽しみにしていただけにちょっと残念。
ちなみに今日のお言葉は「あすはG1さつきしょうです。さすらいのぎゃんぶらーつばくろうはDりあるすているでおおしょうぶにでます。ひょっとしてがっつりきたらあすはみんなついてこい!!」と野球に全く関係のないものでした。

150418 (4).JPG
スタメン
C山田H田中浩D川端G雄平B畠山F武内A中村E大引@石川

礼に始まる試合前
150418 (3).JPG

5回終わって0−0と昨日と全く同じ試合展開。というか今シーズンずっとこんな感じ。
前回登板で山口に勝てたのは危険球退場があったからで,そう簡単に崩せるような雰囲気はありませんでした。
2回裏,5回裏と9番石川まで回ればという打順がありながら8番で切れてしまうという巡り合わせも悪かった。

で6回裏も石川から始まり簡単に2死。浩康のフルカウントからの四球。これが勝負を動かせた。慎吾のショートゴロは一塁判定微妙ながら塁審・石山はセーフのジャッジ。日曜日東京ドームの巨人戦のお返しをしてくれたのカナ?!
2死一二塁から雄平のフェンス直撃打でもう勝利を確信できた。そのくらい今の投手陣には安定感がある。
150418 (5).JPG

そしてダメを押した畠の一発。
一塁が空いていた時点で,今日3打数3三振の武内と勝負するという考えは横浜サイドには無かったのだろうか?

何点あっても不安だった昨年。それが一転。1点あれば大丈夫と思える磐石な投手陣。
石川は7回で降り,8回は中澤・ロマン。9回は徳山とちょっと間隔の空いたピッチャーで守りきれた。勝ちパターン(バーネット・オンドルセク・秋吉)は軽い投球練習のみにできた。
明日につながるだけに畠のホームランの価値は大きい。

7回裏は得点にこそ結びつかなかったものの,それまで.080だった大引と.067だったユウイチにそれぞれ一本でた。これも明日以降につながれば・・・

勝利の瞬間
150418 (6).JPG

ヒーローは今季初勝利の石川
150418 (8).JPG
「昨年、一昨年と悔しいシーズンだったので、まだ1か月たってませんけど、必死でこの位置を守れるように攻めていきたいですね。先を見ずに1戦1戦、戦っていくので、一緒に頑張っていきましょう」

悔しさを一番感じているはずの石川。「攻める」−この言葉に力強さを感じた。

今年からスタジアムDJパトリックユウさんもグランドで勝利の関東一本締め!150418 (9).JPG

試合後にはグランド開放も。これなら怪我は少しは減るだろうと思えるふかふかさがありました。
150418 (10).JPG

スコア
150418 (7).JPG

バレンティン、2軍戦で安打=プロ野球・ヤクルト
 昨秋に左足の手術を受け調整が遅れているヤクルトのバレンティン外野手が18日、イースタン・リーグの混成チーム、フューチャーズ戦(戸田)で今季初の実戦に臨んだ。1番指名打者で先発し、2打数1安打1四球。バレンティンは「打撃に関しては100%に近く、走る方は80%ぐらい」と話した。今後、少なくとも4試合は2軍戦で調整する見込みで、本人は28日からの阪神戦(甲子園)の出場に意欲を示した。[ 時事通信 4月18日(土)18時46分配信 ]
 
今月は投手陣に思いっきり甘えよう。そして来月はバレの戻ってきた打線に引っ張ってもらおう。そうすれば上昇気流に乗れるはず!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:45 | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

|東京ヤクルト 3-1 横浜DeNA

B 000 000 001 1
S 000 003 00x 3
○小川(2-0)81/3,Sバーネット(6)2/3−中村
雄平2号@(井納)

▼データ
 ・リーグ2番目の10勝到達
 ・2012年5月7日以来の単独首位
 ・2014年8月1-3日以来の神宮3連勝
 ・バーネット:プロ野球史上57人目,リーグ31人目,球団では2011年5月14日林昌勇以来7人目の1球セーブ
 ・対井納神宮球場初勝利
 ・ナイター9勝2敗

◆ポイント
 ・6回裏2死一三塁小川中安タイムリー

開幕から3週間。17試合目。
昨年も同じ17試合目の金曜日に小川泰弘が先発しました。しかしその小川が鳥谷の打球を手首に受け骨折離脱。ある意味シーズンが終わったと言えた瞬間でもありました。

今年はその17試合目に小川のあわやパーフェクトピッチングで単独首位浮上!

同率首位は2015年4月10日,2015年4月4日,2015年3月27日,2014年3月28日,2012年5月16日とありましたが,単独首位となると2012年5月7日以来1075日ぶり!めで鯛!!

順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1ヤクルト171070.588483167.2531.47
2中日191180.5797055514.2732.50
3巨人181080.5560.56356813.2372.96
4DeNA18990.5001.566761413.2574.01
5阪神187110.3893.5547888.2324.02
6広島166100.3753.53944311.2352.18


小川にとっては神宮公式戦初マウンド。
オープン戦でボッコボコにされた際「幸いにして開幕はマツダスタジアム。翌週は横浜スタジアム。その次の週は東京ドームと金曜日の登板は3週続けてビジターゲーム。神宮の登板までにはもう少し時間があるので,そこで対応してくることでしょう。」と書きましたが,言った通りだったでしょ?(笑)

6回までパーフェクト。バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発からちょうど30年ということでしたが,その3連発を打たれた槇原寛巳以来の完全試合なるかという期待すら膨らみましたが・・・

19人目の打者は大引の好捕。大記録達成に向け期待が高まった直後。記録を阻止されたのは白崎浩之。故障で出遅れ今季初出場の内野手。

その白崎にヒット1本捕られてしまった大引。6回裏2死一二塁からセンター前抜けるかと思われた当たりを好捕されセカンドフォースアウト。大引はツキからも見放されているなぁと思われたプレーだった。

それでも続く小川にタイムリーが生まれた際,映像的にはあわや打球に当たるんじゃないか?と思われた。仮にボールに当たっていたら守備妨害=3アウトだった・・

最終回併殺を焦ってセカンドに送球エラー(二塁走者生還)など攻守に悩める大引だが,本当に悪循環ならそこ(走塁)でやらかしたはず。。真面目で責任感が強いから迷宮に嵌まりこんでいるのだと思う。とにかく何かのキッカケがあれば。開幕2戦目から応援選手は大引から変えていないから!それくらい信じてる。

小川と井納の投手戦の均衡を破ったのは。雄平の悪球打ち。カウント3−2から見逃せばボール球をスタンドへ。同じコースを攻められた第1打席の空振りが布石だったか?

トニーの1球セーブは大引をも救ったはず。

投手が野手を助け,野手を投手が助ける。そしてみんなが同じ目標を持って,モチベーションも高まる。この雰囲気から生まれるものは無限大。

その力で石川と杉浦に勝ちをつけてあげよう。さらには大引がお立ち台にあがって。こんな試合を見たい!いや見る!!ということで明日は神宮より現地試合見聞LOGをお届けします( *`ω´)
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:25 | 更新情報をチェックする

2015年04月15日

|東京ヤクルト 1-0 広島

C 000 000 000 0
S 100 000 00x 1

▼データ
 ・2014年6月11日対東北楽天(コボスタ宮城)[山田の先頭打者弾&石川完封]以来の1-0勝利&スミ1勝利
 ・石山:2014年8月30日対阪神(甲子園)以来の白星
 ・中村:プロ通算3個目の盗塁
 ・ナイター8勝2敗 勝率.800

◆ポイント
 ・1回裏0死一塁田中浩投犠(通算292個目・歴代6位タイ)
 ・7回表0死田中二直

スミ1勝利で2位タイ浮上!

昨日もポイントに挙げた初回浩康の犠打。
初回からマエケン相手に1アウトを献上しても得点圏に走者を進める。この作戦は間違いでは無かった。むしろ結果的に初回しかマエケンを攻略できるイニングは無かった。

虎の子の1点を守りきった投手陣。

先発石山は,6回以外全てのイニングで2死無走者から走者を背負うピッチング。それが石山のリズムだったののか?!7回114球無失点。3試合21イニングを投げ失点3ながら自責1ということで防御率は0.429。これで大野(中日)や小川を抜いてリーグトップに躍り出た。

課題は自身の犠打か。これで今季2回目の失敗(=併殺)。それでも今日はそのミスをもカバーするピッチングだった。

石山から「いいリードをしてくれた」と褒められた中村。

圧巻だったのは7回表の先頭打者田中の場面。中村がセカンドの山田に一二塁間へ寄れと指示した直後に打球が山田真正面をつくという,解説の若松さんも絶賛のプレー。

もう一つ中村の大きなプレーが。
7回裏1死無走者から中村がヒットで出塁。大引の打席でカウント0−2からの3球目。大引が低目のボール球を見逃す。スタートを切っていた中村はスチール成功。審判の判定次第では三振ゲッツーにもなりかねなかったが,結果的に中村にとってプロ通算3個目の盗塁が記録された。

2年ぶり3個目の盗塁ということで調べてみたら・・・
---
中村悠平が盗塁を成功させると負けないジンクス
2012年9月25日対阪神 勝ち
2013年5月18日対ロッテ 勝ち
2015年4月15日対広島 勝ち #swallows
 at 04/15 21:14
---
中村が盗塁したら負けないという新たな都市伝説が生まれました!!

愛媛 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:43 | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

|東京ヤクルト 0-0 広島(降雨ノーゲーム)

C 00
S 00
成瀬2−中村

▼データ
 ・松山主催試合での中止は2006年4月15日以来2度目
 ・地方主催試合の中止は2014年6月17日(鹿児島)6月29日(秋田)以来2年連続

◆ポイント
 ・1回0死一塁田中浩投犠

降雨ノーゲーム。

長雨状態の日本列島。ぬかるんだ土のグラウンド。
とりわけ三塁ベース近辺の状態が悪く,1回表菊池の二塁打,1回裏川端三塁内野安打はグランド状態から生まれたようなもの。お慎吾ちゃんの脚に何かあったら取り返しのつかないことになったからこれで良かったのでしょう。

敢えてポイントを挙げるとしたら,初回。2番に起用された田中浩が何事もなかたかのようにキッチリと犠打を決めた点。
得点には結びつかなかったものの,雨の中強攻された試合であった以上,先制点が大きな意味をもつことは明らか。長距離砲不在の現打線ということもあり,こういう攻撃で着実に1点を取りに行きたいところ。真中監督の柔軟性を垣間見れた場面。

今シーズンからセ・リーグチームとの対戦は25試合制となり,予備日が設けられるようになったが,ヤクルト−広島に関しては無し。

現時点で発表されているSC最終カードが9月22−23日の広島2連戦(神宮)なので,その翌日である9月24日に3連戦として組まれることになるカナ?ぽ!
愛媛 ☔ | Comment(0) | SWALLOWS | at 21:10 | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

|東京ヤクルト 1-6 巨人

S 000 000 100 1
G 000 000 33x 6
●杉浦(0-3)61/3,中澤0/3,オンドルセク2/3,秋吉1−中村

▼データ
 ・開幕から連続試合3失点以下のプロ野球記録は14でストップ
 ・連続試合2失点以下10試合は球団記録
 ・日曜日6連敗(オープン戦3試合+公式戦3試合)
 ・デーゲーム1勝5敗(ナイター7勝2敗)

◆ポイント
 ・2回表0死一二塁森岡三振
 ・4回表0死一塁森岡左飛
 ・7回表0死一塁森岡犠打

開幕から14試合連続3失点以下のプロ野球記録がとうとう?というかようやく?途絶えた。ある意味投手陣が呪縛から解き放たれたと思うから,これはこれで良かったと思う。
それも1-3で迎えた8回裏2死からの3失点(ただし中村の犠打処理エラーが絡んでいるから,秋吉の自責は0)。危うく?記録が松山まで持ち込まれるところだった。

左が1人しかいないブルペン。そんな中で3連投の中澤。登板過多が気になり始めた。竹下・久古,あるいはリハビリの江村・岩橋の早期復帰が待たれる。

今日のポイントとして挙げてみたのは3度あったノーアウトから畠の四球での出塁。
今日6番に入ったのは森岡。2回と4回は送る気配全くなし。0−0の7回にようやく犠打の指示が出て,それが唯一の得点につながった。 

3〜4点を取る野球では1点は取れない。そんな気がしてならない。采配にブレはないんだろうけど。

裏を返せば7回表の攻撃では3〜4点を取りに行くなら杉浦に代打も考えられた場面。ただこれは結果論になるし,杉浦が犠打成功しても慎吾は敬遠(=満塁策)されただろうし,あれこれ言えない。

勝敗を分けたのは1死無走者から今季無安打のセペダへの四球。1死一三塁代打高橋由を迎えたところで,左の中澤にスイッチ。由伸を歩かせたのは塁を埋めるという意味もあったから止む無し。

亀井・坂本・井端と3連続押し出し。亀井と坂本はカウント0−2からの四球だった。狭いストライクゾーンに,ハーフスイング。僻みもあるのは事実。

今日も勝てないどころか負け投手となってしまった杉浦。杉浦が投げた131/3イニングのうち,味方の援護点は僅かに2。不運な部分があるのは否めない。それでも今日は自身の犠打失敗と四球でリズムを乱しそれが黒星につながっている。

新人王候補と言われながら,巨人高木勇,DeNA・山崎康らルーキーが早速台頭。どうしてもルーキーの方が有利なだけに,ある意味切り替えて2年目のピッチングを。

石川,杉浦,石山と好投報われず白星から見放されると焦りがでかねないだけに,どんな形でもいいから早い段階で勝ちをつけてあげたい。

それには打線。さらに首脳陣も策を練って。

これから第1クール折り返し。ホーム広島→ホームDeNA→ビジター中日→ホーム巨人→ビジター阪神。
データにも挙げた苦手のデーゲームは1試合も無いからね( *`ω´)
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 19:43 | 更新情報をチェックする

2015年04月11日

|東京ヤクルト 1-2 巨人

S 010 000 000 1
G 000 200 00x 2
●石川(0-2)6,古野2/3,中澤1/3,徳山1−中村

▼データ
 ・開幕から14試合連続3失点以下。プロ野球新記録達成!

◆ポイント
 ・2回裏2死一二塁実松への死球

高卒2年目19歳。プロ初登板初先発のピッチャーに翻弄され,初勝利を献上。プロ初安打初打点決勝打のおまけつき。

ヤクルトで言えば児山が初登板初先発を勝利で飾ったようなもの。しかもこの時期に。素直に相手を褒めましょう。
田口麗斗。まだあどけなさの残る顔。あの小さくて平べったいお鼻が自分と似ていることもあってどこか憎めない面があるんですよね。。

巨人に勝つことはいつでも出来るけど,80年というプロ野球の歴史の中で新記録を達成するのは今日しか出来なかったから・・・記録を勝利で飾るのは明日でも出来るわけだから・・・

今日のスポニチの記事から。
▽56年の西鉄 就任6年目の三原脩監督のもと河村久文、西村貞朗、島原幸雄ら強力な投手陣を擁し、開幕から13試合目まで3失点以下を継続(8勝4敗1分け)。その後も高卒1年目で同年新人王となる稲尾和久の活躍もあり、2年ぶりのリーグ優勝を達成。巨人との日本シリーズも制し、球団初の日本一に輝いた。

これを吉兆と捉えましょうよ。

巨人の10代投手で初登板初勝利は7人目とのこと。ただ6人目の宮國は伸び悩んでいるので田口にとってはこれからが本当の始まり。
開幕早々ルーキー高木勇,戸根そしてこの田口と若手投手が次々と出てきた巨人。しかしながらこの田口とも組ませてもらえない小林。若手が台頭しているのかその芽を摘んでいるのかよく分からないジャイアンツ。

2回表浩康のタイムリーで幸先よく先制。

その裏。石川が簡単に2アウトを奪ったものの,井端に二塁打,村田にも四球を与え2死一二塁。それでも迎えるのは阿部に較べて打力は相当劣る実松。確実にアウトを取って,次の回は9番から。その青写真が崩れてしまった実松への死球。
2死満塁で田口のプロ初打席。高校野球育ちの基本に忠実な綺麗なセンター返し。ショート大引の攻守に救われたようなものの,打撃は要注意だと思わせるスイングだった。

そして4回裏も2回裏と全く同じ展開。2死を簡単に取りながら井端村田の連打で一二塁。2球で0−2と追い込んでの3球目。暴投となりランナーはそれぞれ進塁し二三塁。
一塁空いて田口勝負というのはイニング的にもカウント的にも第1打席のスイング的にも考えられなかったでしょう。

とにかく今日は何かを”もっていた”実松と田口のバッテリー。決勝打となった田口の当たりも飛んだところがよかったもの。。
リードをもらって勝ち投手の権利がかかる5回のマウンドでも全く動じなかったから天晴れでしょう。

 ・0-1
 ・1-2
 ・1-2
 ・1-2
 ・0-1
 ・1-2←NEW!

完全な負けパターンですゎ。。そろそろ色んな呪縛から解放されたい気もしますが・・・

これで早くも?シーズンの1/10が終わったことになります。
昨年は14試合消化時点で6勝8敗。15試合目にカーペンターの乱(神宮)が起こり,そこから9連敗を喫しました。15試合目がひとつの転機になるのカナ?
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 20:38 | 更新情報をチェックする