バレンティンデーに映画鑑賞ですが何か( *`ω´) 映画館で映画を見ることには変わりないのですが,映画という作品よりはちょっと大がかりな新アルバムのプロモーションビデオ,もっというと来月から始まるライブツアーの予習という位置づけになるでしょうか。
ライブと言えば新しいアルバムが出て,それを引き下げてのツアーというのが定番ですが,今回は新しい試みというべきか?アルバムが出る前にそれに収録されている楽曲をライブで披露するという,今までとは真逆な展開。
それでも全く分からない曲を聴くよりも,一度でも耳にしておいた方がライブをより一層楽しめるだろう!そういう期待も込めての鑑賞です。
映画 "Spilit the Difference"のように,制作風景とレコーディングが交互に挿入された訳ではなく,あくまでファンクラブFATHER&MOTHER 21周年祭ファンクラブツアーがMCを含めて収録されているので,ライブ感がある。その点が良かった。
セットリスト
1.Everything(It's you)
4人でこの曲を披露したあと,キーボードに久々サニーさんが登場。ここ10年ほどライブはメンバー+小林武史で構成され,要所要所でピアノが強く出ていた感があっただけに,アレンジの進化というのも聴きどころになりそう。
2.旅人
「マシンガンをぶっ放せ」のカップリング。ライブではなかなか演奏されないレア曲なので会場の熱気がやばい!イントロ聞いただけで鳥肌たった〜
これまでのMr.Childrenは最後の曲ですということで
3.名もなき詩
3曲とも1996年(年度)に発表された曲。
自分に当てはめると高校受験目前から高1です。「名もなき詩」なんて,担任が受験の朝は一番好きな曲を朝聴いてから試験に挑め的なことを言っていたから,まさに受験当日の朝の目覚ましにセットしていた曲です。
音楽にも継続の力あり。いつまでも色褪せない。そんな曲のオンパレードでした。
そしてこれからのMr.Childrenということで,新曲の説明を挟みながら楽曲披露。ただこの時点では未発表ながら,現在では既発となっている曲も含まれるので,そのあたりのノリは変わってくるかも。
4.Melody
5.fight club
完全な新曲はこれが初。歌詞とタイトルはブラッド・ピットの映画から。1999年当時20歳の若者も今は34歳となり,見立てて戦う存在も変わっているという桜井さんの説明。今の自分とほぼ同じだから,歌詞を吟味したいと思えた曲。
6.斜陽
こちらはFNS歌謡祭で披露されていたので,イントロから掴めた。タイトルは太宰治から。小説家シリーズで次は芥川龍之介ですと。
7.蜘蛛の糸
バラード。「隔たり」とか「蒼」に近い感じ?
8.I Can Make It
Can Make It〜♪って歌詞が印象に残った。曲調が「クラスメイト」「雨のち晴れ」っぽいというか『Atomic Heart』に入っているような感じ。ポップで好き!
9.放たれる
実際ライブ会場にいた人からすれば,配信もされていたから,やっと知ってる曲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! って感じだったんでしょうね。やっぱり未発表ばかりだとせっかくのライブなのに手も振れないし口ずさめないし消化不良になっちゃうと思うなぁ。。
10.花-Memento-Mori-
桜井さんの弾き語り。ここは会場によって異なっていた模様。それでもこれまた1996年の曲。
11.進化論
太宰・芥川ときて今度はダーウィン。キリンの歌詞とタイトルは結びついたけど,曲調はあんまり印象に残ってないです。。
12.足音〜Be strong
明らかにこれまでと観客のノリが変わった感じ。ライブの1曲目にもってくるような気がするが・・・どうだろう?
13.幻聴
この曲が「エソラ」「擬態」「Marshmallow day」的存在になるんだってのは一発で分かった。
アンコール
EN1.口笛
ファンクラブ1万余名によるファン投票の結果発表。
5位「終わりなき旅」
4位「simple」
3位「旅人」
2位「I'LL BE」「I'll be」シングルとアルバムの合算なのでという注釈つき
そして1位に輝いたのが「口笛」でそれを披露。例の2番の歌詞。そろそろ自分も変わりたい。
とにかくこれすごく『Discovery』色が強い印象。自分も好きな曲1曲挙げろってのは難しいんだけど,好きなアルバム1枚だと迷わず『Discovery』と答える自信がある。
EN2.未完
柑橘のみかんでなく未完。Mr.Childrenは今もこれからも未完成で,それゆえにさらに進化し続けるという意味合いが込められたとか。サニーさんが退いて4人だけで奏でた一曲。重低音が響いてとにかく力強かった。
EN3.独り言
エンドロールに合わせて「独り言」。これまたレア。ライブに合わせるとあぁなるんだって感じ(笑)
ただこれまた「光の射す方へ」のカップリング曲だから時期的には『Discovery』。『深海』から『Q』にかけてメンバー4人でこれからの方向性について試行錯誤した頃だし,脱小林武史の現在と重なる部分があるから,そのあたりの因果関係があるのかな?
というわけで。
ちょうど4週間後北陸新幹線開通とともにスタートする
Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION。その最初の公演地・群馬ヤマダグリーンドーム前橋の2日目にありがたく参戦させていただけることとなっております。あまり恩恵が感じられないという理由でファンクラブに入ってない自分ではありますが,今回はそんなファンクラブ先行のおこぼれに預かれることとなり,記念すべき10回目のミスチルライブとなります。楽しみー♪
インフルのバレンティンデーを乗り越えたから今度は3月10日頃交通事故に遭わないようにしないと←