2014年10月29日

ヤクルトがコーチ陣発表=プロ野球

 ヤクルトは29日、来季のコーチ陣を発表した。三木肇2軍内野守備走塁コーチが1軍に昇格し、新設の作戦コーチを兼任する。
 【1軍】▽監督 真中満▽作戦兼内野守備走塁 三木肇▽投手 高津臣吾、伊藤智仁▽チーフ打撃 杉村繁▽打撃 宮出隆自▽外野守備走塁 福地寿樹▽バッテリー 野村克則
 【2軍】▽監督 伊東昭光。[ 時事通信 10月29日(水)18時55分配信 ]


2015年コーチングスタッフについて

2015年のコーチングスタッフは次のとおりです。なお、二軍バッテリーコーチについては、決定次第お知らせいたします。

【一軍】
監督/77 真中満
作戦コーチ(兼内野守備走塁)/88 三木肇
投手コーチ/99 高津臣吾
投手コーチ/84 伊藤智仁
チーフ打撃コーチ/74 杉村繁
打撃コーチ/76 宮出隆自
外野守備・走塁コーチ/73 福地寿樹
バッテリーコーチ/78 野村克則

【二軍(ファーム)】
監督/92 伊東昭光
チーフ投手コーチ/86 成本年秀 ※新加入
投手コーチ/79 山部太
投手コーチ/98 石井弘寿
野手総合コーチ/96 池山隆寛
打撃コーチ/83 斉藤宜之 ※フロントから異動
内野守備・走塁コーチ/89 水谷新太郎 ※新加入
外野守備・走塁コーチ/75 土橋勝征
バッテリーコーチ (未定)
バッティングアドバイザー/81 伊勢孝夫


一昨年は10月22日,昨年は10月23日がスタッフ発表でしたが,今年はちょっと遅めの29日。しかもまだ未定のポストがあるという状況で…

真中監督の腹心役に三木コーチ。つまり攻撃時にサインを出す役目ということですよね?!
となると守備走塁コーチでもある三木コーチは一塁ベースコーチには立たないということ?だとすれば一塁コーチは若松監督時代に杉村”打撃”コーチが務めたように,宮出打撃コーチが立つのでしょうか?!

高津・伊藤両投手コーチは留任。八木・石山の先発起用,秋吉・中澤のセットアップ転向。高津コーチが春先に思い描いたシナリオは崩されたものの,上手く修正してきてくれました。適材適所を模索した一年目。二年目は運用ですよね。

青木・山田を育てた杉村コーチ。早出のティー打撃など精力的な指導をお願い申し上げます。
福地コーチは今年同様安定のサードコーチを発揮して欲しいです。
バッテリーには野村克則コーチが昇格。中村・西田を実戦でどうアドバイスしてくれるか期待です。

ファームは伊東監督が留任。
チーフ投手コーチに成本コーチが8年ぶりに復帰。今年は山部,石井と左腕コーチ2人態勢だったのでバランスが取れた印象。ただ2007年の投壊を招いた伊東・成本コンビが復活ということに一抹の不安も。。

池山コーチは野手総合というポストに。一軍では狙い球を絞れず僅か一年で配置転換。しかし今年は松淳はじめファームで調子を上げられないまま終わった選手が多かっただけに,個人的にはその指導力に疑問を抱いているのも事実。ただ野手総合という肩書を与えられたということで,将来的な流れもあるんだろうなぁと。

打撃コーチに斉藤スカウトが配置転換。スカウトとして小川らの獲得で結果を残しての現場復帰。権力あるベテランスカウトにとって目の上のたんこぶ的存在だったから飛ばされたなんて噂もありますが(苦笑)
シーズン途中から橿渕マネージャーがスカウトの引き継ぎをしていた(育成ドラフトにも二人同席していた)ようですし,そういうレールが敷かれていたと見てよいのでしょう。アマ球界の名門横浜高校出身。巨人時代分厚い選手層に阻まれ一軍出場に恵まれなかった苦節。そしてスカウトの経験を活かして名指導者となって欲しいものです。

水谷内野守備走塁コーチは2006年以来9年ぶりの復帰。宮本慎也氏の一代前の背番号6。御年60歳で灼熱の戸田復帰というのは身体に堪えるかと思いますが,往年の名ショートとして西浦らを鍛え直して欲しいものです。

土橋外野守備走塁コーチは留任。

そして未定なバッテリーコーチ。何故この機に及んでも決まらないのか?
現在日本シリーズを戦っているソフトバンク,阪神からの外部招へいが内定しておりまだ発表出来ない。というなら止むを得ません。。

中西親志氏,小野公誠氏といったフロントからの配置転換。或いは福川将和ブルペン捕手のコーチ就任ならもっと早く調整もつくはずだし・・・

もしかしてスワローズ的に超大物OBの招聘に動いているのでは??監督経験もある背番号27とか?!そんな訳無いヨネ。。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:39 | 更新情報をチェックする

2014年10月23日

ヤクルト、外れ1位でヤマハ・竹下と交渉権/ドラフト

 プロ野球のドラフト会議が23日、東京都内のホテルで行われた。2球団競合の末に1位指名の安楽智大投手(済美高)を抽選で外したヤクルトは、外れ1位で力投派左腕・竹下真吾投手(ヤマハ)の単独指名に成功。交渉権を獲得した。
 ヤクルトは09年の菊池雄星から斎藤祐樹、高橋周平、藤浪晋太郎、大瀬良大地に続き、今回の安楽と6年連続で競合の末、1位指名を抽選を外した。
 2位は風張蓮投手(東農大北海道オホーツク)、3位は山川晃司捕手(福岡工大城東)、4位は寺田哲也投手(四国IL・香川)、5位は中元勇作投手(伯和ビクトリーズ)、6位は土肥寛昌投手(ホンダ鈴鹿)、7位は原泉外野手(第一工大)を指名した。


衣笠球団社長の出身地でもある愛媛県松山市の安楽(済美高校)には残念ながらご縁がありませんでしたということで・・・
肘を痛めているという懸念もあり,他球団が続々敬遠。あわや一本釣りを目論んだ安楽でしたが,楽天との競合に。奇数球団が指名すれば”真ん中”を引くと公言していた真中監督でしたが,2球団(=偶数)指名。左を選んで外れということになりましたが…
結果的に即戦力社会人左腕を指名出来たので,これがスワローズが「なるべくしてなった」運命だったのでしょう!

1位 竹下真吾(投手・ヤマハ)
 1989年西村龍次,2012年石山泰稚と平成に入って3人目となるヤマハからの1位指名。新垣渚の後輩となる九州共立大出身。
 「先発、中継ぎとこなせる社会人No.1左腕」という触れ込みながら,本人はリリーフを希望とか。岩瀬,森福,宮西のような存在になってくれたら心強い!
 
2位 風張蓮(投手・東農大北海道オホーツク)
 ウェーバー順いの一番で指名したのは風張蓮。レンくんと名前が新しい時代を感じさせます。
 畠山と同じ岩手出身。以前は東農大生産学部という学部名だったということで,2001年5巡目福川将和,2002年9巡小森孝憲以来3人目の指名ということになりますでしょうか。
北海道学生リーグで5度のリーグ優勝に貢献。今秋リーグ戦では5勝無敗で最優秀投手という”オホーツクの怪腕”。「頑丈で故障知らず」というスカウト評が一番不安^^;

3位 山川晃司(捕手・福岡工大城東高)
 新田の退団に伴い捕手の指名はある程度予想されたが,将来性を買い「高校生No.1捕手」を指名。1999年米野智人,2008年中村悠平,2010年西田明央とドラフト3位指名の高校生捕手はいずれも一軍戦力に育っているので,山川にも大いにその可能性に期待したいもの。未定の二軍バッテリーコーチに誰が就任するかが気になりますが…
 しかしこれで,2011年1位川上竜平,2012年3位田川賢吾,2013年5位児山祐斗,そしてこの山川と4年連続して高校生は1名のみの指名に。ここ数年のチーム事情がそうさせてしまっているのだが・・どこかで補正をかけていかないと。。
 1996年11月15日生まれの17歳。オフなのでこの日のスタメンは無し。一番近いスタメンは1996年の最終戦。G飯田C辻H稲葉BオマリーA古田D土橋E宮本慎F松元秀@田畑。これを知らない若者です(・・;)

4位 寺田哲也(投手・四国IL・香川)
 四国IL・香川の前はBCL・アルビレックス新潟BCに所属していた寺田投手。何試合か生で観戦しておりました。。交流戦では山田,雄平,ユウイチ,荒木,西田らとの対戦経験もあります。

 寺田と同学年の村中,慎吾が来季10年目を迎えるのに対し,1年目からある程度結果も求められかねないだけに…長い事夢見てようやく掴んだNPBの世界で花を咲かせて欲しい!

5位 中元勇作(投手・伯和ビクトリーズ)
 七條と同じ伯和ビクトリーズ出身。これは明らかにリリーフ左腕としての獲得。久古,江村,岩橋といった面々との争いにどう食い込んでくるか。
 田中将大世代の88年組。高卒入団は上田だけになってしまいましたが,石山,星野,大場,秋吉,藤井と社会人出身メンバーが増えてきました。

6位 土肥寛昌(投手・Honda鈴鹿)
 赤川,八木,中村,小川,谷内という1990年世代にドラ1竹下とこの土肥が加わる形に。東洋大出身者はヤクルト初では?!訂正)2002年10巡目久保田智以来でした。

7位 原泉(外野手・第一工大)
 190cm,95kgという「恵まれた体からのパワーが魅力」。畠以来久しい和製大砲の誕生が待たれます。

育成1位 中島彰吾(投手・福岡工大)
 2011年徳山,ウーゴ以来となる3年ぶり育成ドラフト指名。

育成枠を指名したということは支配下選手を65名以上にはするということ。
今年度の支配下選手は66名。阿部,山本斉,押本,真田,新田,又野,岩村,野口の8名が退団。外国人は6人から5人にするという報道があったので,計-9名と計算すると,このドラフトによって支配下選手は64名。少なくとも1人はトライアウトで日本人選手を獲得するということですぬ。

投手6,捕手1,外野手1の指名。弱い部分を明確に補えたと思います。

ドラフト当夜の背番号予想!
現在の空番号を今一度整理すると00/1/6/13/17/22/27/32/39/48/55/58/63/65/66/69。

竹下「13」風張「17」山川「32」寺田「58」中元「63」土肥「65」原「55」
「MATSUOKA」「KAWASAKI」「KAWASHIMA」ときたから「KAZAHARI」にそろそろ右のエースの称号与えてもいいんじゃないカナ?!「LEROUX」なんて居なかったんヤ( *`ω´)
東京 ☁ | Comment(4) | SWALLOWS | at 22:51 | 更新情報をチェックする

2014年10月08日

ヤクルト新監督に真中氏=再建は守備面から―プロ野球

最終戦から一夜明け,早速発表された新体制。
 プロ野球ヤクルトは8日、来季新監督に、OBでチーフ打撃コーチの真中満氏(43)が昇格すると発表した。3年契約。東京都港区の球団事務所で記者会見に臨んだ真中氏は、「厳しい中で大役を任されたという思い。今までの伝統を大事にし、若さも出しながらやっていきたい」と抱負を述べた。
 ヤクルトは今季、主力の相次ぐ故障もあって2年連続の最下位に沈み、小川淳司監督が責任を取って退任した。チーム再建のポイントについて真中氏は「投手力が劣っている。(野手の)守備を含め、ディフェンスが非常に大事だと思っている」と語った。
 真中氏は宇都宮学園高(現文星芸大付高)から日大を経て、1993年にドラフト3位で入団。以来、ヤクルト一筋で16年間プレー。2011年から2軍監督を務め、今季は1軍チーフ打撃コーチに就任。チーム打率を引き上げるなど手腕を発揮した。
◇真中新監督の略歴
 真中 満(まなか・みつる)宇都宮学園高(現文星芸大付高)から日大を経て、93年にドラフト3位でヤクルト入り。勝負強い打撃で活躍し、4度の日本一を経験した。07年には代打のシーズン最多安打記録をマーク。通算成績は1368試合に出場し、打率2割8分6厘、54本塁打、335打点。08年に現役を引退し、翌年から2軍打撃コーチに就任。11年からは2軍監督になり、今季は1軍のチーフ打撃コーチを務めた。43歳。栃木県出身。 [ 時事通信 10月8日(水)9時54分配信 ]

報道通り真中チーフ打撃コーチの昇格となりました。ヤクルト一筋43歳の青年監督。
「守備を含めディフェンス面が大事になると思う。野手のバッティングをよく取り上げられるが、チーム力としてディフェンス面も大事」。よく分析されているなぁと思いました。
時代とともに選手も変わっている。「個性を伸ばす」指導法が功を奏すことを願うばかりです。

併せてコーチ陣の人事も明らかに。

佐藤コーチら退団=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは8日、佐藤真一ヘッドコーチ、城石憲之内野守備走塁コーチ、小野公誠バッテリーコーチの3人と、来季の契約を結ばないと発表した。
 また、衣笠剛球団社長兼オーナー代行はこの日、退任する小川淳司監督に編成部門でのフロント入りを要請したことを明らかにし、「まだ具体的な返事はもらってないが、編成部長の上で総指揮を執ってもらおうと思っている」と話した。[ 時事通信 10月8日(水)17時34分配信 ] 

82.佐藤真一コーチ
05年現役引退後,3人の監督のもとで9年間指導して下さりました。
2006-07年古田政権で一軍外野守備走塁コーチ。高田政権初年度に二軍外野守備走塁コーチに配置転換されるも,2009年から再び一軍打撃コーチ。2010年からは作戦面も兼ねる打撃コーチとなり,2014年小川監督の腹心としてヘッドコーチに昇格。
現役時代は小川監督と同じタイプ右の一発長打のある外野手として活躍。その意味で小川監督からの信頼も厚かったことでしょう。時期を同じくしてユニフォームを脱ぐ。ヘッドコーチの定めでもあるんでしょうね…

87.城石憲之
2009年現役引退後5年間一軍内野守備走塁コーチを務めて下さいました。2010年から4年間は三塁ベースコーチを務め2014年は一塁ベースコーチに配置転換。椎間板ヘルニアの手術で一軍を離れたこともありました。
三塁ベースコーチ時代は”壊れた信号機”と揶揄してしまう場面が度々ありましたよね。。それでも宮本慎也氏も認めた二遊間コンビ。在任中畠山,田中浩康,宮本と内野手のゴールデングラブ賞を数々輩出してくださいました。その美貌で女性ファンも多かったのも事実。

86.小野公誠
08年現役引退後,スコアラーを務めていたものの,2013年二軍バッテリーコーチとして現場復帰。翌2014年一軍バッテリーコーチに昇格。しかし2年で現場のユニフォームを脱ぐことに。
今年一年は中村のリード面でどんなアドバイスがあったのか。解説者から中村のリードに苦言を呈されることもしばしば。そのあたりが気になってはいたのですが・・・

宮出打撃,三木内野守備走塁,野村克則バッテリーコーチが,それぞれファームから昇格するとのこと。
外部からの血が必要という批判もありますが,三木コーチは栗山監督の下日本ハムで優勝を経験しています。野村コーチも楽天で野村監督,橋上ヘッドの下で作戦面を支え,巨人の二軍コーチも経験されています。
実績を充分に積まれていますし,そういう心配はないと思うんですけど・・

ただ不思議なもので,三木もカツノリもスワローズ現役時代はパッとしなかった。
三木は確かに守備は上手いが,打撃は打てる気がしない。走塁ではたまにポカをする。カツノリなんてなんでプロになれたの?なんで一軍に居られるの?そんな見方を(自分が高校生時代に)していたのも事実です。
杉村さんだってそう。名選手名コーチにあらず。不思議なモノですよね。。

オフの補強は一にも二にも投手ではありますが・・・
1位は有原、安楽が軸=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは8日、東京都港区の球団事務所でスカウト会議を開き、23日のドラフト会議での指名候補を、即戦力の投手中心に50人程度に絞った。鳥原チーフスカウトによると、1位指名候補は有原航平(早大)と安楽智大(愛媛・済美高)の両右腕が軸。 [ 時事通信 10月8日(水)17時57分配信 ]

有原も安楽も故障持ち。特に安楽は高校時代の投げ過ぎが懸念されています。
大学生の伸び悩みもあって不作と言われるドラフト。最下位というウェーバーを活かした指名が出来るのか。
そして歪になりつつある年齢構成(高卒投手と高卒野手の不足)をどう補正出来るか。

衣笠の心を動かせるのは実は同じ日大OBである真中監督なのかも知れませんヨネ?!
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:04 | 更新情報をチェックする

2014年10月07日

^東京ヤクルト 3-4 横浜DeNA

B 000 100 030 4
S 010 002 000 3
●小川(9-6)8,中澤1−中村

まぁなんとも今シーズンを象徴するなんとも残念な負け方で2014年シーズンの幕が閉ざされました・・

小川監督最後の試合を勝利で飾る。そして小川泰弘に2年連続10桁勝利を達成させてあげる。
こう描いたシナリオ通り試合は進んだ。中日を自由契約になってヤクルトに拾われ選手会長にまで這い上がった森岡のタイムリー。投手から野手に転向し,全治一年の大怪我からも這い上がった雄平のタイムリー。
投げては小川が白崎に一発こそ浴びたものの,要所を締め8回も2死一二塁からその白崎をレフトフライに打ち取ってチェンジ!のはずが・・・

森岡が深追いしすぎた?声の連携が無かった?グラブの土手に当てているんだからプロとしてもう言い訳は許されないはず。
ぶつかってでも捕る。両手でガッチリ捕る。そんな気迫すら見られなかった。

山田が日本人右打者安打記録。ガラスの王子とまで言われた川端が2試合欠場しただけで,自身初の一軍フル出場。畠も初の規定打席3割。雄平も野手として初の規定打席&3割。中村も自己ベストの数字を残した。バレもなんだかんだで3割31本塁打。

これだけ並べたら凄い数字。それでも最下位に終わったということは,何が原因か。昨年は怪我で言い訳出来たが,今年はそうは言いきれない。
併殺が取れない。打球判断を誤る。クッションの処理。連携。野球を根本的に見直さないと。細かいミスのオンパレード。選手個々人にきっちり鍛え直さないと。それも根本的に。

そして小川監督の退任挨拶。
「今年1年最後までたくさんのご声援ありがとうございました。昨シーズンの最下位から、今年こそはという思いを持って戦ってきましたが、監督としての力量が足りず、期待していただいた皆さんに申し訳なく思っております。また、高いアベレージを残した選手が数多くいながら、勝利に導くことができず、選手たちにも申し訳なく思っています。今年成長した選手たちは来年以降必ず強いスワローズを作り上げて優勝へと導いてくれると思います。監督として4年……結果を出すことができませんでしたが、最後まであたたかいご声援を下さったファンの皆さん、監督代行、監督をさせていただいたフロントの方、選手、関係者の皆さんに感謝を申し上げ、最後のあいさつとさせていただきます。5年間本当にありがとうございました」

監督が言葉を詰まらせたシーン。ただただ涙が止まらなかった。。。
今は上手く言い表せないけれど,とにかく小川監督には感謝しかありません。本当にありがとうございました。



対DeNA戦ホーム全日程勝敗表
3.2818:0126,1453:209-1○小川(1-0)6,石山1,八木1,山本哲1−相川三嶋西浦1号B(三嶋)
3.2914:0020,0123:344-5石川5,押本1,●山本哲(0-1)1,カーペンター1,バーネット1−相川井納相川1号A(井納)
7.1118:0114,4763:171-10●八木(4-4)5,赤川3,山本哲1−中村井納
7.1218:0128,2133:221-7●小川(3-2)5,押本2,久古1,カーペンター1−中村モスコーソ田中浩3号@(モスコーソ)
7.1318:0116,7053:324-8●村中(0-1)41/3,秋吉12/3,江村1,カーペンター1,バーネット1−相川三浦
7.2518:0019,9173:582-3●村中(0-2)6,カーペンター2/3,江村1/3,山中1,赤川1−中村井納
7.2618:0022,8843:391-7●石川(6-7)6,カーペンター1,山中1,久古1−中村モスコーソ
7.2718:0016,6463:471-10●小川(4-3)5,赤川2,阿部2−中村三浦山田16号@(三浦)
8.2318:0615,6803:564-2石山5,松岡1,中澤2/3,○山本哲(3-3)1/3,H秋吉1,Sバーネット(7)1−中村ソト
8.2418:0410,6352:592-1○小川(6-5)8,Sバーネット(8)1−相川井納雄平18号@(井納)武内4号@(井納)
10.618:0018,9683:147-6石山6,山本哲1,○中澤(1-0)1,S秋吉(5)1−西田,中村山口雄平23号A(モスコーソ)山田29号C(山口)
10.718:0018,7963:283-4●小川(9-6)8,中澤1−中村国吉

開幕も閉幕も神宮DeNA戦。4勝8敗。松山での2試合含め平均観衆19,090人。
西浦のホームランに始まり,山田の新記録と飯原の落球で終わった。。それがそのまま1年になった感。。

全日程終了セ・リーグ順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁打盗塁打率防御率
1巨人14482611.573596552144102.2573.58
2阪神14475681.5247.05996149455.2643.88
3広島14474682.5217.564961015396.2723.79
4中日14467734.47913.55705908775.2583.69
5DeNA14467752.47214.556862412176.2533.76
6ヤクルト14460813.42621.066771713962.2794.62



ということでお陰さまで今シーズンも無事144試合全試合記ログを記すことが出来ました。
連続試合見聞ログは1368試合。来シーズンは1500試合達成が懸かります。チーム132試合目。その試合を14年ぶりの優勝で飾れたらこれに勝る喜びはありません。
今年も一年間ありがとうございました。


最後におまけ。続きを読む
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:08 | 更新情報をチェックする

2014年10月06日

^東京ヤクルト 7-6 横浜DeNA

B 300 002 001 6
S 003 000 04x 7
石山6,山本哲1,○中澤(1-0)1,S秋吉(5)1−西田,中村
雄平23号A(モスコーソ)山田29号C(山口)

12球団最遅で60勝達成。
対DeNA戦神宮では3/28開幕戦以来の勝利。
中澤雅人が2012年10月2日以来の白星。神宮での白星となると2010年5月1日横浜戦以来。
そして山田哲人。昨年10月6日広島戦(マツダ)以来ジャスト1年ぶり自身2本目の満塁本塁打は,1950年に藤村富美男(阪神)が記録した191安打を抜き,日本人選手右打者シーズン最多安打新記録となる192本目。
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メモリアルな試合ですっかり霞んでしまったけれど,中澤に2年ぶりの白星がついたことが嬉しい。
昨年未勝利に終わり,ハッキリいって戦力外の崖っぷちまで立たされたいた中澤。
オープン戦中継ぎとして結果を残し,開幕ローテを掴むも,記録上初先発となった4/6阪神戦(神宮)で12/3KOで即二軍落ち。
そこから約4ヶ月。最初はもっぱら敗戦処理だったが,セットアッパーとしての信頼を得るまで這い上がった中澤。左のワンポイント的な起用法もあり,イニングを投げ切るということもなかなかなかった。
山田の劇的満塁弾で転がり込んだ自身2年ぶりの白星。苦労人についた白星というのは本当に嬉しい。
神宮での白星となるとプロ初登板初先発初勝利2010年3月30日中日戦,2010年5月1日横浜戦以来3試合目。いずれも高田監督時代だったので,小川監督となっては初の神宮勝利になったわけですよね。感慨深い。。

先発転向3ヶ月目の石山。
今日も初回に浴びた被弾。そして2死満塁からファーストゴロベースカバーの送球を落球し失点。そして当初一番苦労した犠打。今年は課題をもって秋季練習に臨めるはず。10桁勝てるだけのポテンシャルは絶対あるんだから!

山田逆転弾を演出した西田への代走川ア。松淳の選んだ四球。このあたりも疎かに出来ないはず。

山田、勲章の192安打=日本の右打者で藤村越え−プロ野球
 八回1死満塁、ヤクルトの山田の打球は左中間席で弾んだ。この日4安打目。右打者の日本選手では1950年の藤村富美男(阪神)を抜くシーズン最多の192安打とし、「信じられない。最高です」。最多安打の初タイトルも確実にした。
 一回に外角直球を逆らわずに中前へ。四回は内角直球をはじき返して左翼線への二塁打を放ち、六回にはバットを折りながら左前に運んだ。
 昨季途中から二塁のレギュラーに定着。これまで1年通じ活躍したことはなかったが、4年目の今季は大きな不振に陥ることなく走り抜けた。秘訣(ひけつ)は連日、早出で杉村打撃コーチとともに行うティー打撃。「それしかやっていないけど、(打撃フォームを)修正できる」。3試合連続無安打は1度もなかった。
 杉村コーチは「とんでもないことをした。頑張ればプロ野球の宝にもなれる」と大きな期待を寄せる。まだ22歳。記録とタイトルという勲章は、さらなる飛躍への大きな自信となるはずだ。[ 2014/10/06-22:18 時事通信社 ]

第4打席山口俊からバットを折りながらレフト前へ。藤村富美男さんの記録に並ぶ191本目。
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明日は最終戦。どんな言葉になるか分からないけど…小川さんと戦える最後の試合。。

メモリアルなお写真は現地観戦の勝ち組ー!な友人から許可を得て掲載させて頂きました。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:51 | 更新情報をチェックする

2014年10月02日

^東京ヤクルト 1-9 巨人

G 300 003 300 9
S 000 001 000 1
●八木(5-6)5,久古1/3,古野12/3,新垣1,中澤1−中村

2年連続80敗到達は球団ワースト記録とのことです( *`ω´)

対阪神戦もそうだった。勝てば対戦成績イーブンという試合で勝てない。11勝13敗で対巨人戦3年連続負け越し決定。

それでも対戦成績別にみれば,対巨人-2,対阪神-2,対中日+1,対オリックス+2,対ソフトバンク-1,対日本ハム-1,対西武±0,対日本ハム±0,対ロッテ-2。
9球団に対して借金5。現状の成績から見ればそこまで見劣りするような数字ではない。結局広島とDeNAのお客さんになったことがこの成績につながっており,そういうところを改善できれば浮上の余地もあるわけで・・

試合は菅野の最多勝を阻止し,山田が猛打賞で188安打とし,再び最多安打に踊り出たことくらいしか見所はありませぬ。。

8月に肉離れで離脱し今季絶望と言われた八木が最後投げられた事。復帰までの道のり含め何かに活かせれば。昨年は一年間ローテを守ったし,投手としての責任感の強さは石川・館山,小川に似たものを感じる。年齢的にちょうどその中間に位置するはずの村中にそれが欲しいのに…

6回2死二三塁で橋本到。次はピッチャー(大田がネクスト。村田はベンチ)。ストライクゾーンを広めに使えという古野に対する中村の指示。そして被弾。投手と悠平の信頼関係がぁ…って感じた瞬間でもあった。

対巨人戦ホーム。
4.1518:3115,9553:148-4ナーブソン6,秋吉1,○山本哲(1-1)1,石山1−相川マシソン
4.1618:1521,3734:158-9八木5,ロマン2,真田1,カーペンター0/3,久古0/3,山本哲1,●秋吉(0-3)1-相川マシソン山田2号@(菅野)バレンティン7号@(マシソン)
4.1718:0018,1183:033-5●古野(0-1)5,真田2,ロマン1,石山1−相川今村バレンティン8号@(今村)9号A(今村)
6.2818:0021,5882:490-9●ナーブソン(2-6)31/3,松岡12/3,カーペンター1,赤川2,江村1−中村杉内
8.1918:0428,8974:054-6村中6,松岡1,H秋吉1,バーネット1,H中澤2/3,木谷0/3,●久古(1-3)11/3−中村マシソンバレンティン27号@(杉内)畠山12号B(久保)
8.2018:0026,1443:352-1○ナーブソン(4-8)8,Sバーネット(6)1−相川小山
8.2118:0026,3694:295-6石川5,松岡2,秋吉1,H中澤1,Hバーネット1,●江村(0-1)1−中村マシソンバレンティン28号A(澤村)畠山13号A(田原)
9.518:0028,0762:334-1○七條(1-0)9−中村内海中村5号A(内海)
9.618:0028,2093:102-5●石山(3-6)61/3,中澤11/3,山本哲1−中村西村
9.718:0024,3243:1810-3○小川(8-5)7,秋吉1,バーネット1−相川久保バレンティン30号B(久保)山田23号@(笠原)
10.118:0115,5262:432-1○杉浦(2-2)7,H山本哲1/3,S秋吉(4)12/3−西田田原誠
10.218:0015,9383:171-9●八木(5-6)5,久古1/3,古野12/3,新垣1,中澤1−中村笠原


5勝7敗。うち3敗がマシソン。
4/16。2点ビハインドの8回に今浪のタイムリーで勝ち越しさらにユウイチの犠飛も飛び出し,2点のリードを奪って9回表にカーペンターを送り出し・・・
8/19。畠山の逆転3ランで1点リードし,最終回。9回2死一塁からレフトバレのクッション処理の隙を突かれて追いつかれ,ベンチでバレとバネが一触即発・・・
8/21。1点リードの8回。秋吉がロペスに痛恨の被弾。

終盤のリードを守れず,結局延長戦の末,阿部,阿部,片岡にそれぞれ決勝ホームランを浴び敗戦。

それが巨人の強さでもあり,ヤクルトの弱さでもあるんだろうけど,試合内容的には充分に勝ち越していてもおかしくないことは確か。首位巨人とは充分に戦えた。
それが広島DeNAに出来ない。この差は一体??
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:35 | 更新情報をチェックする

2014年10月01日

^東京ヤクルト 2-1 巨人 & 岩村、真田ら戦力外=プロ野球・ヤクルト

G 000 010 000 1
S 000 101 00x 2
○杉浦(2-2)7,H山本哲1/3,S秋吉(4)12/3−西田

59勝目。
杉浦対巨人戦初登板初勝利。課題だった立ち上がりで,大田・橋本・坂本を3者連続三振。そして特筆すべきは今日も無四球。新人王の権利も残せた。
ここまでのピッチングを見せられると,杉浦で気がかりなのは肘だけ。手術しないで完治するもののか。

先制タイムリー谷内。谷内の打撃がようやく勝利に結びつき,プロ初のお立ち台。杉浦との國學院大學先輩後輩コンビ爽やかでした。

6回裏0死一塁から畠の代走で起用され,盗塁を仕掛け,相手の送球が逸れる間に一気に三塁を陥れ,誉士の犠飛で間一髪生還の上田。それでも走塁で何を考えているのか分からないと古田氏は分析していた。スライディングも結果的にセーフだったけど,正直に突っ込んでよかったのか。では果たして僅差の終盤でこれが出来るのか。

10月1日。複雑な1日でした。。
岩村、真田ら戦力外=プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは1日、岩村明憲内野手、真田裕貴投手と来季の契約を結ばないと発表した。阿部健太投手、押本健彦投手、山本斉投手、新田玄気捕手、野口祥順内野手、又野知弥内野手、育成の中根佑二投手と佐藤貴規外野手も戦力外通告を受けた。
 岩村、真田、押本、又野は現役続行を希望している。[ 時事通信 10月1日(水)19時5分配信 ]

58.阿部健太(2012-2014)
 数少なくなってきた元近鉄戦士。2011年オフのトライアウトで正田樹,木下達生,水田圭介とともにヤクルトに入団。
 2012年のオープン戦ではあの林昌勇を差し置いてストッパーとして君臨。6試合に登板し7イニング無安打無失点5セーブをマークし,トライアウト組では唯一の開幕一軍を掴み取る。
 2013年7月3日対DeNA戦(横浜)で3点ビハインドの4回から2番手で登板。1イニングを1安打無失点に抑えると,直後5回表にチームが逆転しそのまま勝利したため,阿部がルーキー時代の2003年9月14日以来3580日ぶりの勝利投手に。日本プロ野球のみでプレーした選手としては元阪神の遠山奬志の3507日を更新する最長記録を達成した。
 2014年は11試合に登板し防御率13.11。ファームでは先発を務めるなど投手のコマ不足を補ってくれたが…。球団から打撃投手を打診されたようで,現役引退を決断。

63.山本斉(2008-2014)
 酒田南高校から2007年高校生ドラフト3巡目で入団。当時のスカウトの評価では由規のハズレ1位級とあり,期待も大きかった。
 ルーキーイヤーの2008年はファームで7試合の登板に終わったが,当時の高田繁監督の期待も高く,松山秋季キャンプに抜擢されている。
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 2009年7月31日にプロ初の一軍登録されるも,登板機会なく抹消。10月11日に再び一軍に登録され同日の対中日最終戦(神宮)でプロ初登板初先発。勝ち負けこそつかなかったが,6回被安打5,奪三振3,与四球2,3失点というデビューを飾った。
 2010年春季キャンプに自身初の一軍スタートとなったが,キャンプ終盤に故障で離脱。8月29日阪神戦(神宮)に先発するも,2回4失点でプロ初黒星。結局一軍ではこの1試合の登板に終わった。
 2011年4月22日対広島戦(マツダ)で7回を投げ被安打2,無失点という投球で4年目にして嬉しいプロ初勝利をマークしたが,その後はオールスターまで9度の先発登板も,打線の援護にも恵まれず6連敗となりファーム落ち。優勝争いが佳境を迎えた終盤チームに故障者が続出し,再び山本に白羽の矢がたつも,10月9日広島戦(神宮)で先発登板後故障を訴え離脱。右肘靭帯の疲労骨折が判明し,2012年5月14日群馬県館林市の病院で右肘内側側副靱帯の再建手術を受けたが,思うように状態が回復せず,無情の通告となった。

65.押本健彦(2008-2014)
 2008年1月。藤井秀悟,坂元弥太郎,三木肇との3対3の交換トレードで川島慶三,橋本義隆と共に移籍してきた右腕。
 移籍一年目からセットアッパーとして君臨。3月29日対巨人戦(神宮)で移籍後初勝利。開幕から24試合連続無自責点。5月23日対ロッテ戦(千葉マリン)でプロ初セーブを記録。前年崩壊した中継ぎ陣は,この押本の加入と,中継ぎに転向した松岡健一,さらに故障から復帰した五十嵐亮太,そして不動のストッパー林昌勇によって,安定した勝利の方程式が確立された。
 2008年67試合27ホールド,2009年51試合12ホールド,2010年61試合16ホールド,2011年はチームトップの65試合で23ホールド,2012年も背番号と同じ65試合の22ホールド。5年連続50試合以上登板というタフネス右腕。
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 でもこれによる蓄積疲労は相当なものだったのだろう…。ここ2年は明らかに生彩を欠いたものだった。中継ぎ崩壊が叫ばれる中でも7月14日を最後に一軍からお声がかからなかったということ。トレード移籍。年俸6200万。さまざまな要因が複合してしまったのだろう…。
 現役続行を希望するとのこと。良し悪しあるが,もし押本がヤクルトの生え抜きであれば,もっと違った対応になったのだと思う。。寡黙ながらファンにも温かく接してくれた。こんな形でチームを去らなくてはならないなんて…酷だ。。

66.真田裕貴(2014)
 2014年唯一にして最大の補強がこの有り様じゃ,現場は可哀想だっていう話。
 クラブハウスから自転車移動で,子供のサインの要請にも忙しいからと応じようとしない。巨人のドラフト1位。ポスティングでメジャー移籍要求。プライドが強いのだろうか。残念ながら彼からは謙虚さを感じられなかった。

32.新田玄気(2009-2014)
 2008年ドラフト5位でパナソニックから入団。同年で引退した小野公誠の背番号「32」を引き継いだ。
 2010年8月26日対横浜戦(神宮)で山口からプロ初打席初安打。2012年9月15日対DeNA戦(神宮)で藤江からプロ初打点。2013年5月15日対埼玉西武戦(神宮)で牧田からプロ初本塁打。こうみると神宮の申し子という感じ。
 ただ新田の在籍した6年間は,相川,中村,西田という主戦捕手がおり,一軍でもファームでも捕手での出場機会は限られて,右の代打あるいはサブの内野手という役割が主だっていたのは不運な面もあった。
 走りだせ 走りだせ 明日を迎えに行くよ♪嵐の「Happiness」を聴くと新田玄気が想いだされる。

39.又野知弥(2011-2014)
 北海道北照高校から2010年ドラフト4位入団。この年は3位で西田明央も指名されており,高校時代はバッテリーを組んだ二人が同じチームに指名された。
 その長打力を活かそうと外野のほかにも三塁手として期待がかけられてきたが,西田との差は開いていった。4年間一軍登録がなく,22歳という年齢での通告。プロ野球選手としての見切りをつけられたということになってしまうんだろう。。

48.岩村明憲(2013-2014)
 東北楽天を自由契約となり,7年ぶりにスワローズ復帰。背番号はスワローズ入団時から2000年まで着用していた「48」。
 2013年4月7日対DeNA戦(神宮)で2006年10月10日以来となる神宮球場での本塁打。お立ち台での「ただいま!」に思わず涙腺が崩壊してしまった。75試合の出場に留まり打率.246,3本塁打。数字としては物足りなさはあるものの,背番号「1」の岩村を知っているものとしてやはり復帰は嬉しいものだった。
 ただ今年は6月14日北海道日本ハム戦(札幌ドーム)で4打席連続二塁打という日本タイ記録を樹立しているが,7月28日を最後に一軍登録なし。それはつまりこういうことだった。
 岩村にサードのレギュラーを奪われた池山は,ファーストセカンドレフトライトとどこでも守る姿勢をみせ,ベンチでも自ら先頭となって若手を迎え,声を出し,それがファンにも受け入れられた。ただ岩村はどうだっただろう。ベンチにどっかと腰を下ろし,雑談。容姿も含め,後輩に何かを残すという姿勢は感じられなかった。
 他球団での現役続行を希望。ポストというのは遠のいたのかなぁと。そして岩村の退団で2001年を知るメンバーは完全に居なくなってしまう。。

55.野口祥順
 正直ショックすぎて惜別のコメントを出せない。。昨年ならまだ仕方ないって思えた部分があったかもしれない。
 4月30日に綴ったのが本音。。ほんと野口って自分にとって特別な選手。これは一生変わらないと思う。。

111.佐藤貴規
 2010年の育成ドラフト3位入団。正直言うと当時は将来的な由規のFAを見据え,人的な経緯で入団という見方をしていた。それでも2012年にはファームでチームトップの打率と安打数を残すなど,実力をつけてきたこと。
 しかしながらチームの支配下選手登録に空きがあり,かつ外野手の絶対数も決して豊富とは言えない状況下でも支配下登録されない。由規がこういう状況になったということと関係はあるのだろうか…

138.中根佑二
 2年連続の戦力外通告。再度育成契約が結ばれる模様。ファームではブルペンに入るまで回復してきているとのことで,まずは投げられるようになってから。

もう一つ。
バレンティン、手術へ=左アキレスけん痛で渡米中―プロ野球・ヤクルト
 ヤクルトは1日、ウラディミール・バレンティン外野手が米国時間1日に左アキレスけんの手術を受けると発表した。昨季から痛めており、検査のためシーズン終了を待たずに渡米した。 [ 時事通信 10月1日(水)19時25分配信 ]

手術なら全治6ヶ月ですよね。開幕間に合うのかしら…。
東京 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:57 | 更新情報をチェックする