2014年07月31日

^東京ヤクルト 8-1 阪神

S 200 000 114 8
T 000 000 100 1
○村中(1-2)8,松岡1−中村
バレンティン20号A(能見)

6月21-22日対オリックス戦(神宮)以来10カードぶりの勝ち越し。
甲子園でのカード勝ち越しは2012年9月11-13日以来。
木曜日の白星は5月15日以来今シーズン2回目。月末31日は2戦2勝。

今日も初回のバレ砲で幸先良く先制するも,2回2死二塁・3回1死満塁の好機を活かせず,4回以降は完全に立ち直ってしまった能見さん。

このまま2点のリードを保って逃げ切るのは正直厳しいかなぁと思えなくもない展開ではあったが・・・

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手も足もだせへん at 07/31 19:52
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このつぶやきの直後だった(笑)
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と思ったら村中 at 07/31 19:53
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2死無走者から村中が能見さんの4イニング連続3者凡退を阻止するセンター前安打。山田の打席カウント3−2から最後は四球となった投球で梅ちゃん先生が後逸(記録は暴投)する間に一気に三塁を陥れる好走を魅せた村中。

この2死一三塁のチャンスで能見から今日猛打賞となる谷内の貴重な貴重な中押しタイムリー。こういう1点を今月はなかなか取れなかった。

谷内は直後のイニングで鳥谷のショートゴロをファンブルし失点につながったが,それを9回の打席で取り戻した。昨日の(あるいは昨年後半の)山田に通じる”何か”を感じた。
左腕先発試合以外でも2番ショートのポジションを与えられるようになるか。このチャンスを掴めるか。谷内が飛躍する瞬間(とき)ーを期待したい。

同じ左腕の能見さんとの投げ合いに,村中の良さ=適度に荒れながらも失点を許さない剛腕ぶりを取り戻せたか。
「ひとつだけではだめなので、次も勝てるように頑張っていきたいです」この言葉の意味を噛みしめて欲しい。

タテヤマから代走比屋根を活かして奪った最低限の1点。昨日やられた歳内へのリベンジに成功した9回。

取られたら取り返す。やられたらやり返す。ミスしたら取り返す。

いい試合でした!


兵庫 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:32 | 更新情報をチェックする

2014年07月30日

^東京ヤクルト 4-5 阪神

S 200 101 000 4
T 100 400 00x 5
●石山(1-5)32/3,松岡11/3,山中12/3,江村1/3,秋吉1−相川,中村

結果的に守備のミスが勝敗を分けた。
4回裏1死一二塁で投手二神の代打・新井良太は注文通りサードゴロ。5−4−3の併殺でチェンジ!のはずが…
動揺したか石山。上本に四球を与え,今成に同点,鳥谷に逆転タイムリーを浴び,虎投手陣の前に逃げ切られる。
おまけに甲子園で歳内にプロ初勝利をプレゼント。

二神の立ち上がり。先頭山田の四球から3連打で幸先良く2点先制と押せ押せムードだったが,雄平併殺畠ショートゴロと一気にたたみかけられなかった打線。
そして4回もリードを2点に拡げ尚0死満塁と二神をKOしたものの,歳内の前に石山山田が連続三振。森岡セカンドゴロと完全に流れを断ち切られてしまった。

こういう紙一重のところを落としてしまうので,成績が伴わない。

ただ山田は(次の打席でタイムリーと)意地を見せた。そういうところが将来必ず生きてくる。そう信じて…

ちなみにリーグワースト24度目の逆転負けだそうです。でも今日は中継ぎ以降で点を取られていないというね…
兵庫 ☁ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:47 | 更新情報をチェックする

2014年07月29日

^東京ヤクルト 4-0 阪神

S 020 000 002 4
T 000 000 000 0
○八木(5-4)80/3,バーネット1ー相川

5連敗でストップ。甲子園では昨年9月22日以来の白星となり連敗が5でストップ。今月5勝目。
零封勝利は6月11日以来今季3度目。八木が甲子園でプロ初勝利。

「心機一転、頑張ってくれ」と衣笠剛球団社長から首脳陣に異例の訓示を受けた後の最初の試合。

川端を5番に,雄平を7番に下げ,相川さんが7月13日以来オールスター明け初のスタメンマスク。そして6番一塁に帰ってきた畠山。

決勝打は畠山。畠山離脱間のチームの勝敗は9勝22敗。
小川さんが生涯に一度だけ拳をあげたという畠山。小川さんあっての今がある畠山。昨年の大不振から這い上がった畠山。
来年がどうのこうのと新聞紙に騒がれるようになってしまった状況下で畠が中心となってもう一度チームをまとまりあるものにしてくれる!そう願いたい。

ゴメスが夏バテ?で欠場し4番サード新井。ヤクルトキラーの梅ちゃん先生も打球を受けた影響で?鶴岡に。これもうまく活かせた試合だった。

2回表先頭バレ四球。慎吾の打席でバッテリーミス(記録は岩田の暴投)。慎吾がサード新井さんへのボテボテの内野安打。0死一三塁。
ポイントゲッター6番畠がセンターの前にポトリと落とし先制。雄平セカンドゴロ併殺ならずで1死一三塁。相川さんキッチリセンターへの犠牲フライ。

「心機一転」?変更した打順が功を奏した。

2点を守り抜いた守備が見られた5回裏。
1死一二塁から鶴岡の三塁線破りそうな打球を横っ跳び。セカンドフォースアウト。
2死一三塁。今度は岩田の打球を山田。一二塁間抜けそうな打球を無駄のない動きでセカンドゴロに。アウトカウント,打者(岩田)等しっかり頭に入れての落ちついたプレーだった。

守備から崩れることの多かったスワローズ野手陣。久々にキッチリ守れた。

中盤なかなか追加点を奪えずにいたが,9回に雄平がタテヤマからダメ押しタイムリー三塁打。これも打線変更の妙。

八木は最終回アクシデントで完封を逃したが,バネも心の準備が出来ていたことを証明してくれた。
パニック状態の中村に相川さんのリードはどう映ったか。こういう縁の下の力持ちの重要性も感じた試合。

1つ1つの試合をキッチリこなす。
「まだまだ取り返すチャンスはあると思うので、1戦1戦必勝で頑張っていきます」とは八木のヒロイン。
1戦1戦。それを10試合続けてみよう。それだけでもチームは変われるはずなんだから・・・
兵庫 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:59 | 更新情報をチェックする

2014年07月27日

^東京ヤクルト 1-10 横浜DeNA

B 300 202 003 10
S 000 000 100 1
●小川(4-3)5,赤川2,阿部2−中村
山田16号@(三浦)

5連敗。対DeNA9連敗。借金はあの時と同じ「19」。

こういうチーム状態だから何をやっても空回り。1点を怖がって前進守備敷いてそれが裏目に出る。

確かにボールを捕る・投げるという基本的な1つ1つのプレーもしっかりしないといけないという面もある。

気合いを入れろスワローズ!って言われても仕方ないでしょう。。

なんでしょう今日はこの変な胸騒ぎ。。責任問題がそろそろ露呈しそうな悪寒。。。
建て直しは本当に現場だけの問題なのでしょうか。

ちょっと今日はこれ位で勘弁して…
東京 ☁ | Comment(4) | SWALLOWS | at 21:51 | 更新情報をチェックする

2014年07月26日

^東京ヤクルト 1-7 横浜DeNA

B 002 100 310 7
S 000 000 100 1
●石川(6-7)6,カーペンター1,山中1,久古1−中村

対ベイスターズ戦8連敗は1998年以来16年ぶりだそうです…

今月4勝。借金はミルミル増えて18。交流戦までは7だったはずなのに…

今日の見どころらしい見どころと言えば谷内の右方向に強い打球を飛ばしたタイムリーくらいなもので…
5回まで毎回2残塁ずつ。7回までに13残塁。8回9回は三者凡退。

バレは照明が目に入った?グラブを合わせ損ねた?やらずもがなの3点目。今は3点差が絶望的に感じてしまう。
カペに至ってはまた春先に戻ってしまったかのような信頼感。


昨年は7月31日(89試合目)で借金20に到達していたようでしたが…
なんだか結局ペース的に変わらなくなってきちゃいましたよ。社長さん。
東京 ☀ | Comment(4) | SWALLOWS | at 22:14 | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

^東京ヤクルト 2-3 横浜DeNA

B 000 200 010 3
S 001 000 001 2
●村中(0-2)6,カーペンター2/3,江村1/3,山中1,赤川1−中村

対DeNA戦7連敗。リーグ10桁勝利一番乗り井納に半分の5勝を献上。
50敗目。勝率3割台突入…

後半戦に入って先発投手は小川・八木・石山・村中と全員がいわゆるQSを達成している。だから(一時期に比べたら)試合にはなっている。

ところが今度は打線があと1点を取れない状態。今日は12安打11残塁2併殺。拙攻というかあと1本がDeNAい。これがある時期と被る。

得点の場面もそう。2死一二塁から二塁打(バレンティン・森岡)が出ているのに,打球がうまくクッションしちゃって一塁ランナーまでもが還ってこられない。

3回2死満塁岩村。5回1死二三塁バレ雄平。6回2死一三塁山田。9回2死二三塁バレ。
と,還す役割の打者に回しているが,そこであと一押し出来ない。

終わってみれば中継ぎの1失点が重くのしかかる。噛み合わない。。。
東京 ☀ | Comment(4) | SWALLOWS | at 22:26 | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

^東京ヤクルト 2-4 広島

C 010 000 001 02 4
S 100 001 000 00 2
石山7,H秋吉1,バーネット1,H江村1,●久古(1-2)1−中村
バレンティン19号@(戸田)

今季7度目の延長戦負け。4カード連続負け越し。借金今季ワースト16。勝率3割台転落目前・・・

今日も1点を守りきれなかった。そして延長戦で力尽きた。

勝利への気迫。一球一球に集中したプレー。その差が勝敗に現れるということなんでしょう。

8回裏1死二塁で雄平の当たり。左中間抜けようかという飛球をエルドレッドが腕を伸ばしてキャッチ。その他にも随所に内外野の好プレーを連発したカープ守備陣。
的確な守備位置。駒が足りないなかで見事プロ初セーブを挙げる若手投手。全てがうまく循環している。

じゃあこのプレーを同じレフトのバレが出来たかと言えばおそらく難しい。緩慢とは言わないが,全力プレーを発揮してやる!というチーム状態(=順位)ではなくなってきたから・・

一球一球への集中。
久古は赤松に対してあまりに無警戒だったと片岡解説員に言われた。川端はスライディングを怠りあわやの凡プレーだった。浩康も飛球に戻れず併殺。比屋根にしてもボール球の見極めに疑問を抱く打席が多々。

延長に入って2死二塁から自信をもって初球スチール出来る選手が控えているチーム。
方や延長でも各駅停車のチーム。11回裏の四球・緩い内野ゴロ・緩い内野ゴロという攻撃。これだって盗塁1つあれば1点取れるのが野球。

良かったところ。
2回1死一塁石山がキッチリバントを決めたこと。オールスター中みっちり練習したんだろうね。次こそは勝利につながりますように。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:22 | 更新情報をチェックする

2014年07月22日

^東京ヤクルト 4-7 広島

C 100 100 110 3 7
S 000 310 000 0 4
八木61/3,H秋吉1/3,H久古1/3,カーペンター1,Hバーネット1,●木谷(4-5)1−中村
武内3号A(バリントン)

4−4の同点の9回表に守護神バーネットを投入。残された投手は木谷,江村,徳山の3人。
出来れば延長は避けたい9回裏。

ピッチャーは中田廉。先頭は中村。ネクストにはバーネットの所に荒木。
ベンチには相川,西田,田中浩,谷内,野口,比屋根,誉士,バレンティン。

中村がヒットで出塁で荒木がそのまま打席へ。しかし結果は最悪の2−6−3の併殺。チャンスが潰え延長戦へ。2番からの好打順の前にあっさり撃沈・・。

送るなら浩康だろという意見。勝負掛けるなら捕手3人制を敷いているのだから代走比屋根。そういう策があったのではないかという意見=結果監督采配で負けたと。

当たり前の事(=犠打)が出来ない現状。野球のレベルがまだまだということに尽きるのではないでしょうか。0死一二塁とか0死二塁のもっと難しい局面ではないんだから。


4−2。2点のリードをどう守るか。6回裏2死無走者で八木に回ったこと。球数は確かに多かった。それでも続投を選択したのもチーム事情。後ろへの信頼。これが1死二塁だったら代打策はあり得た??

上田の好捕×2が無ければとっくにThe ENDだった試合。なんとか繋ぎとめてきたものが一気に流れ出てしまった。
勢い。執念。そういうもの。2011年にあったものが欠落しているのは事実。チーム状態がそうさせてしまう。それが良くない。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:26 | 更新情報をチェックする

2014年07月21日

^東京ヤクルト 3-2 広島

C 000 000 020 2
S 030 000 00x 3
○小川(4-2)7,カーペンター1/3,H久古2/3,Sバーネット(3)1−中村

現地観戦試合5勝1敗1中止。もってるオスことまーくん!
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何より池田親興氏が解説を担当した試合で,スワローズが勝利したのは2010年8月25日以来。
引き分けを挟んだ連敗は10でストップしました。
これもソフトバンクとのトレード効果か?!


試合前はオフィシャルショップ2896店のオープンイベントに。
尚イベント写真を優先した結果、中には入っておりません。
上京のたびにJRを使う田舎もんにとって,信濃町駅は一番利用頻度が高いので,ここにショップがあるのは助かります( *`ω´)
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試合
まずはグリーティングのつばみちゃん。ポーズに何度も応えてくれました!
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東京燕プロジェクト
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20年目の大ベテランつば九郎
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後半戦開幕戦のスタメン。
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C山田G上田D川端FバレンティンH雄平E森岡B岩村A中村@小川

バレが4番復帰。森岡にショートとしつのの自覚を促す。

初回小川は上々の立ち上がりも,その裏1死三塁から最低限の出来ない慎吾。

2裏。雄平四球。森岡右中間タイムリー二塁打で先制。岩村のセカンドゴロを名手菊池がまさかのエラー。2点目。

悠平は一塁走者岩村を進める打撃が出来ず,小川が送って2死二塁。

山田がタイムリーで3点目。上田も続くもまたしても慎吾が得点圏を活かせず。

3回はランナーが野村で助かったか。2死満塁エルドレッドを三振。

その後はヒットすら出ないヤクルト打線。5回のインターンバルにつばサイズ。これからじっくり観ます!
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7回を投げきった小川に代打浩康で継投に出たスワローズ。

カペたんが一軍復帰後初の自責点となるエルドレッドの2ランで1点差に迫られるも,3番手久古がキラ・田中を仕留めたことで勝負あったか。

久古たんは気温の上がる夏になると抜群の安定感。血行障害はどれほど深刻だったかを改めて考えさせらる。

最後はバーネットが珍しく?3者凡退。
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ヒロインは小川・山田・森岡の抱き合わせ商法。
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スコア。
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4安打でも勝てるんです。

後半戦のスタートはまずまず。これを続けられるか。それが大事。

明日は新垣と山中の背番号も明らかになるカナ?
1・6・27。13・17・22・45。それなりに意味のある番号ばかりです。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:52 | 更新情報をチェックする

2014年07月20日

新垣と川島らトレード=ソフトバンク、ヤクルトで2対2―プロ野球

 ソフトバンクの新垣渚(34)、山中浩史(28)両投手とヤクルトの川島慶三内野手(30)、日高亮投手(24)の2対2の交換トレードが決まり、両球団が20日発表した。先発陣の整備が急務のヤクルトと、内野手に負傷者が続いているソフトバンクの思惑が一致した。新しい背番号は川島が35、日高が40で、新垣と山中は未定。
 ドラフト自由枠で2003年に入団した新垣は、04年から3年連続で2桁勝利を挙げたが、今季は1軍登板がなかった。通算148試合に登板して60勝50敗、防御率3.82。08年に日本ハムからヤクルトに移籍した川島はプロ9年目で、通算433試合に出場して打率2割4分5厘、20本塁打、98打点。
 新垣はヤフオクドームで、「離れるのはつらいが、(投手は)投げ続けることが一番。自分にとってはチャンス」と話した。[ 時事通信 7月20日(日)10時14分配信 ]


後半戦開幕前日。移籍期限まであと10日間に迫った中での緊急トレード。
第一報にはただただ驚かされましたが,球団が動いたということには素直に認めないと。

00.川島慶三
高田繁監督が就任した2008年1月。
藤井秀悟,坂元弥太郎,三木肇との3対3の大型交換トレードで橋本義隆,押本健彦と共にスワローズに移籍してきた選手。
日本ハム時代からの高田監督の秘蔵っ子とも言われた川島慶は,高田監督の掲げるスモールベースボールの申し子としてオープン戦から1番サードのレギュラーポジションを与えられ,オープン戦打率2位の成績を残し,開幕スタメンに名を連ねると4月には4割近い打率をマーク。

一時期故障で戦列を離れるも,7月19日にはプロ初の遊撃手の守備に就き,宮本慎也をサードに追いやり,ショートのレギュラーを掴んだ。121試合に出場し20盗塁と監督の期待に応えた格好になった。

2009年は足と守備に加え,パンチ力も目立った。8月11日対横浜戦(神宮)で自身初の2桁本塁打を記録。どこまでその数字を伸ばすかと期待されたが,9月19日対巨人戦(神宮)の試合前に右肘痛を訴え登録抹消。そのままクライマックスシリーズへの出場もなくシーズンを終えた。

回復状態が思わしくなく2010年3月4日に右肘靭帯の手術に踏み切り,2010年シーズンは一軍出場無くリハビリに費やす。

怪我が癒えた2011年。東日本大震災の影響で順延となった4月12日の開幕対巨人戦(宇部)のスタメンに名を連ねたが,この試合の6回の打席で東野峻から右手に死球を受け,これが「右手第5中手骨骨折」の診断。オールスター明けの7月26日に一軍復帰まで約3ヶ月の離脱を余儀なくされる。その間に川端慎吾が正遊撃手の座をつかみ出番が限られるようになっていた。

ところがその川端が左手首靭帯の損傷で精細を欠き,川島に再び白羽の矢が立つが,またもや右肘の痛みを訴え10月3日に登録抹消。「右肘内側々副靭帯再建手術」を受け全治1年ということで2012年シーズンも一軍出場無く終わった。

2013年は大きな怪我もなくほぼシーズンを通して一軍に帯同。101試合に出場し安定した内野守備を魅せてくれた。
ショートに川島が居ることの安心感。これを2試合前の東京ドームでも痛感したばかりだったのに・・・

45.日高亮
2008年のドラフト4位で入団。赤川克紀,八木亮祐,中村悠平と高校生を4者連続指名したのも高田繁監督。

プロ初の開幕一軍を掴んだ2011年。4月12日対巨人戦(宇部)で一軍初登板。1/3回3失点のホロ苦デビューだった。その後の登板も不安定で4月23日に二軍降格となったが,9月9日に再昇格を果たすと,9月10日対阪神戦(神宮)で初ホールドを記録。その後も貴重な左腕として安定した投球を続け,9月27日対阪神戦(神宮)で川端の劇的満塁本塁打でプロ初勝利が転がり込んだ。

2012年シーズンは中継ぎセットアッパーとして,チーム最多の66試合に登板。3勝2敗15ホールド 防御率2.98の好成績をマーク。

しかし来る日も来る日も日高という登板過多が日高を苦しめたか。2013年は2試合12/3イニング,2014年も1試合2/3イニングの登板に終わっている。

今年唯一の登板となった4月24日対広島戦(神宮)は本調子とは程遠いなぁという印象を受けたばかりだった。正確に言えばこの時点でまだ一軍で投げられるだけの力はなかったのに,投手陣の相次ぐ故障で一軍に上げざるを得なかったと・・・

地元九州新天地で更なる飛躍を慶三&日高!
そしてようこそは新垣渚。
ヤクルトに館山世代がまた加わるとは正直想像もしておりませんでした。
高校時代甲子園で魅せた当時最速のストレート。あれは強烈でした。しかしこの年のドラフト会議でオリックス・ブルーウェーブが1位で交渉権を獲得したものの,新垣は「ホークス以外なら進学」と入団拒否の態度を強硬した結果,当時のスカウトが自ら命を絶つという社会問題に発展したのも事実です。

九州共立大学を経て,念願の地元ホークスを逆指名。2004年からは3年連続2桁勝利で和田毅,杉内俊哉とホークス投手陣を支えてきたが,近年は制球難に故障。さらには分厚い選手層の前に登板機会すら満足に与えられず・・
環境を変えればということで今回のトレードに至ったのでしょうか。

そして山中浩文投手。
28歳ながら2012年ドラフト6位入団ということでまだ入団2年目の投手。昨年のウエスタン・リーグ最多勝投手。
西武牧田のようなアンダースロー投手を高津コーチがどう育てるか。可能性を秘めた楽しみな素材。

1日も早く神宮のマウンドでその活躍を見たい。そして燕の投手陣を救ってくれ!新垣&山中!!
東京 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS Memories | at 20:17 | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

^全セ 6-12 全パ

第2戦 全セ1勝1敗0分 ◇甲子園 45,361人
AP 400 113 300 12
AC 101 020 110 6
山田1号@(則本)坂本1号@(平野佳)堂林1号@(福山)
●T藤浪2,G菅野2,C一岡1,D山井12/3,D福谷11/3,Cミコライオ1−G阿部,中村
▽最優秀選手 柳田(ソフトバンク)
▽敢闘賞 ペーニャ(オリックス),陽岱鋼(日本ハム),山田

2番C山田 三振(大谷)左本(則本)右2(五十嵐)左飛(平野佳)
3番Dバレンティン 中安(大谷)右安(則本)三ゴ(五十嵐)
7番H7雄平 三振(大谷)遊飛(則本)二ゴ(サファテ)右安(福山)
6番2中村 投ゴ(福山)

藤浪vs大谷で始まった第2戦は両軍合わせて31安打の打ち合い。

ということで2時間58分の試合でも放送枠に収まらず。

NPBがどれだけ放映権を下げたか分からないが,買ってくれたのはテレ朝だけ。
テレビ局はNPBの足元を見て完全中継はしませんという強きの態度。
それでも数字(=視聴率)を気にするあまり,地上波独占で衛星波によるリレー中継すらなし。
普段衛星なんて0.何%にしかならない(キリッとか豪語するなら,テレ朝系列が映らない地域のファンのためにも,衛星波で同時中継すればいいのにそれも無し。

試合そっちのけで,ゲスト解説と称してジャニーズメンバーと特定選手のトークが繰り広げられる。

マスコットに至っては1秒も映らず。

フレッシュオールスターを中継したBS-TBSのほうが,よっぽど純粋に野球をそして選手を見せてもらえた感がある。

それでいて大規模なスポーツ大会の放映権料は天井知らずで跳ねあがり続けているから,煽りとバッシングの繰り返し。

結局不満を抱いているのはおカネの使い方(=見せ方)なのカナ…


試合。
バレンティンは今日もコンパクティン。
雄平2試合連続フル出場。8打席目にして待望の初安打。
悠平も2試合通じて一番多くマスク被らせてもらえた。
そして山田が初ホームラン含むマルチで見事敢闘賞受賞!!

前回甲子園で開催された05年に,落合監督の推薦で青木が初出場したけど,いずれも守備からの出場でそこまで目立つことなく終わった。
けれどもその年の後半戦にシーズン200安打を達成し,一気にセ・リーグの顔としてファン投票常連に。

山田も来年からはそういう存在になれるように。ようやくヤクルトから華のある選手が誕生しそうだなぁと思えた今年のオールスター。

2日間の合計得点が12対12という状況からプリンス堂林がホームラン。この一発でセ・リーグがドラフトの優先権を手にしました。


休みなんてあっという間。1日休んで明後日からは後半戦。
これからは連戦続くから早いよ!そして気がついたら夏が終わって肌寒くなってくるからねぇ。それ考えるとせつないよ…
兵庫 ☁ | Comment(0) | NPB | at 22:35 | 更新情報をチェックする

2014年07月18日

^全セ 7-0 全パ

第1戦 全セ1勝0敗0分 ◇西武ドーム 30,973人
AC 003 010 201 7
AP 000 000 000 0
○C前田健3,D大野2,DB井納12/3,C一岡1/3,G山口1,DB三上1−D谷繁,中村
エルドレッド1号A(クロッタ)
▽最優秀選手 エルドレッド(広島)
▽敢闘賞 前田健太(広島)岸孝之(西武)陽岱鋼(日本ハム)

6番Dバレンティン 三振(岸)左安(西)
7番H雄平 三振(西)中飛(西)二ゴ(福山)三振(佐藤達)
9番2中村 三振(佐藤達)
2番4山田 右安(佐藤達)

オールスター初戦はセの大勝。

最近気になっていた試合時間という点では,2006年第2戦(宮崎)以来18試合ぶりに3時間超え(3時間05分)。
よって地上波の中継枠に収まらず。色々取り巻く環境を改めて考えさせられますが…

ヤクルト勢はバレンティンが力を抜いたコンパクティン。
雄平はヒットこそ出なかったが嬉しいフル出場。
哲人は憧れの勇人の二遊間を組み,初打席初安打初得点をマーク。
悠平は井納−一岡−山口−三上をリードし完封リレーを演出。
勝利のハイタッチの輪の中に悠平&雄平&哲人のフレッシュな3人がいたというのもなんだか嬉しい光景。

古田・工藤・前田智がテレビ解説。野茂・秋山・佐々木が殿堂入り。
そして明日は20歳の二人が予告先発。
セは藤浪、パは大谷が先発=球宴第2戦―プロ野球
 日本野球機構は18日、マツダオールスターゲーム第2戦(19日、甲子園)の先発投手を、全セが藤浪(阪神)、全パが大谷(日本ハム)と発表した。[ 時事通信 7月18日(金)20時27分配信 ] 


オールスターゲームを見る事これで四半世紀。随分時が流れたなぁとしみじみ感じた夜でもありました。
埼玉 ☔ | Comment(0) | NPB | at 23:52 | 更新情報をチェックする

2014年07月16日

^東京ヤクルト 2-5 巨人

S 000 000 011 2
G 100 211 00x 5
●木谷(4-4)4,赤川2,徳山2−中村
山田15号@(菅野)

オールスター前の9連戦は2勝7敗。
交流戦前が「5」で交流戦明けが「7」だった借金。
それがオールスター前に「15」ということで,リーグ戦再開後3勝11敗とすっかり負けが込むようになってしまいました。

オールスター前の順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁盗塁打率防御率
1巨人8047330.5883483247762.2673.79
2阪神8445381.5423.53703636139.2673.87
3広島8142381.5255.03623589558.2673.87
4中日8440422.4888.03623505243.2663.85
5DeNA8035441.44311.53233976646.2534.29
6ヤクルト8132472.40514.53974287936.2844.93


昨年は82試合を消化して,32勝49敗1分 勝率.395 首位との差17.5の最下位でした。それよりはちょっとだけ上カナ?!って感じ。

確かに弱い。勝つ時は大勝。その翌日は接戦を最後の最後に落とし,今度は歯が立たず。フロントのやる気なんて微塵もなし。

でもね。。
85試合終了時点で35勝48敗2分 勝率.422と借金13あったチームが,最終的に貯金4まで行った年があります。それこそが小川監督代行が率いた2010年。

だからこの数字はまだまだ巻き返し可能な数字。それを証明したのが小川監督の率いたヤクルトであるという事実は揺るがない。

諦めるな!心をひとつに這い上がれ!!
不可能な数字じゃないんだからさ…

試合は本日22歳バースデーの山田が一人意地を魅せた試合でした。
東京 ☀ | Comment(6) | SWALLOWS | at 22:02 | 更新情報をチェックする

2014年07月15日

^東京ヤクルト 3-4x 巨人

S 011 010 000 000 3
G 000 000 030 001x4
石山72/3,江村0/3,カーペンター11/3,H久古1,H秋吉1,●バーネット(0-2)2/3−中村
雄平15号@(小山)山田14号@(小山)

7月15日。80試合目。サヨナラ負けで自力優勝消滅です。
ちなみに昨年は6月9日。58試合目での自力優勝消滅でした。
昨年1986年以来27年ぶりに味わった前半戦最下位ターンの屈辱もこれで2年連続が確定。

プロ初完投初完封まであと5つのアウトというところまでスイスイ行った石山。
初回1死無走者。橋本のなんでもないレフトフライをバレが落球。そこから招いた1死満塁のピンチ。ロペスアンダーソン両外国人を抑えて,そこからは見事な省エネ投球。

亀井に与えた死球が一つのサインだったか。勇人にストレートの四球。1死一二塁。ベンチが間を取るも続投の判断。橋本はレフトフライに打ち取ったかに思われたが誉士がスライディング追いつきながら捕球出来ず満塁。
長野はセンターフライ。比屋根が助走をつけてバックホーム。タイミング的には際どかったが犠飛。亀井とぶつかった際に中村が落球。その間に一二塁の走者がそれぞれ進塁。

ここで石山から江村にスイッチ。江村は阿部を敬遠気味に歩かせ,2死満塁。
カーペンター対代打由伸の勝負は由伸が一歩上だった。それでも一走阿部ということで勝ち越しは許さず。

カペ−久古−秋吉と必死につなぎ,バネに託す。バネも慶三の攻守などあり2死二塁。あと一つで引き分けというところまで来たが・・・

ファースト武内への打球はグラブを霞め,前進守備のライト雄平が矢のようなバックホームをするも・・鈴木尚の脚というかスライディング技術はプロフェッショナルだった。

ヤクルトでこれが出来るのは三輪。その三輪を10日間以上こういう場面で使う展開にすらならなかったというのがね。。ヤクルトだって出来るんだよ。ホントは。。

で冷静に。石山は犠打の大切さを痛感したはず。

2回1死一二塁。4回1死一二塁。6回1死一塁。犠打の場面で犠打が出来なかった。結局自分で自分の首を絞めてしまった。
もちろん昨年一年間は中継ぎとしてブルペン待機し,今年シーズン途中に先発転向。まだ一ヶ月も経っていないわけだから,充分な犠打練習は出来ていないことは考慮してあげるべき。

昨年は八木が前半バント出来ずに苦しんだ。
幸いにもオールスター休みに入る。先発投手としての目途がこれだけ立ったんだから,みっちり練習して,9番打者としての役割を果たせるようになってもらえれば,必ず勝ちはついてくるんだと思う。

8回0死一塁で慶三がヒットなり犠打なりで得点圏にランナー進んでいたら?って考えはあるんだろうけど,先に石山を代えたら流れも変わったと思う。そっちの方が悔やまれるし。

それより12回を戦いながら野手を残したということ。三輪がいれば12回表上手く起用できたはず。何より還ってくるって感じさせてくれる選手。やっぱり三輪はここぞの場面で居ないと困る選手だから,早く戻して欲しい。
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 23:16 | 更新情報をチェックする

2014年07月14日

^東京ヤクルト 12-1 巨人

S 001 221 204 12
G 010 000 000 1
○石川(6-6)8,木谷1−中村
山田13号@(内海)

本当に本拠地でDeNAに同一カード3連敗したチームなの?!と思わず首を傾げたくなるような大勝。

対巨人戦敵地4連勝は2001年5/22・5/23・7/10・7/11以来。
さらにはここ3試合の得点が10(5/14)→11(5/15)→12(7/14)。
東京ドームで2試合連続10桁得点なんて・・・ハッキリ言って記憶にございません。東京ドーム2連勝が2012年の開幕シリーズ(3/30・3/31)以来ってレベルですから。。

2008 6勝18敗0分 勝率.250
2009 5勝18敗1分 勝率.217
2010 3勝*5敗0分 勝率.375
一番最初の対戦=開幕3連戦3連勝のあとは11勝41敗 勝率.212。
とにかく試合にすらならないレベルで負けを重ねる。それが同じメンバーで戦っているのに勝てるようになった。それを証明してくれたのが小川監督だったんです。

最近進退を巡り辛辣な発言が多く聞かれるようになったのは事実ですが,今日のような巨人戦の戦いをみせてもらっていることに感謝をしないと。

今季3度目の先発全員安打。今季最多タイの19安打。
12得点の影にチーム打撃あり。
4回1死一三塁から石川犠打で2死二三塁。5回0死一塁から誉士犠打で1死二塁。6回0死二塁から雄平セカンドゴロ間に1死三塁。7回0死二塁から石川犠打で1死三塁。
これが全て得点につながっている。これがヤクルト打線の理想形。久々に形になった。

勇人くんのアシストも。
2回裏。1点先制されなお2死一二塁から内海に内野安打を許し満塁とされ,大量失点の恐れもあったが,勇人は三振。
3回表の守備では野口・悠平とショートへの打球をグラブに当てながら弾いてくれてメークチャンス。
5回裏の打席では代打矢野に安打を打たれ1死一塁から5−4−3のダブルプレー。

ほんと今日は助けてもらいました。嫌いじゃないよ(笑)

石川はこれで6勝6敗のタイとなりましたが,勝った6試合の防御率が0.91で,負けた6試合の防御率が10.31だとか。この差は一体何なのか…。。

「きのうはミスだらけで連敗。きょうは勝ったけど、明日もいい形で勝たないと」
その通り。勝つ時だけ大勝は弱いチームの典型。引き締めて。

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代打を送られたのに拍手で称える野口いいね! at 07/14 20:41
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今日はベンチの雰囲気いきふんも良かったよ♪
東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 22:57 | 更新情報をチェックする

2014年07月13日

^東京ヤクルト 4-8 横浜DeNA

B 110 040 011 8
S 100 000 300 4
●村中(0-1)41/3,秋吉2/3,江村1,カーペンター1,バーネット1−相川

5連敗。対DeNA6連敗。借金14。
神宮でベイスターズに3タテ喰らったのは2000年7月28−30日以来。今世紀初の屈辱。。
当時はまだベイもAクラス常連だったし,ヤクルトだってハッカミー・伊藤智・石井一という強力投手陣を擁しての力負けだったけど…。今回はもう。。

得点に関してはいずれも相手エラーが絡んでのもの。
初回0死一塁から打球的には併殺の当たりがセンターに抜け一三塁。バレ四球で0死満塁。雄平ライト前タイムリーも慎吾が本塁憤死。森岡の打席で暴投&死球で1死満塁も相川が併殺。
立ち上がりフラフラの三浦大輔を攻めきれなかった。本塁憤死が悔やまれるといえば悔やまれる。

7回も先頭武内のなんでもないセカンドゴロエラーから始まった攻撃。山田が飯原がフェンス際あとちょっとという当たりもスタンドインならず。
中でも1死満塁で飯原の大飛球。フェンス際失速したとはいえ,状況判断としては一走慎吾がタッチアップでセカンドを狙うというのは間違ってないと思う。まさか追いついた筒香が落球するとは想像もしなかっただろうし…。

結果的に1死二三塁のはずが,1死一二塁止まりで雄平が併殺。これは結果。流れとしては間違っていないと思うけどなぁ。。

で,一方の失点。
初回グリエルのホームランは仕方ない。
5回の梶谷・山崎・グリエル・筒香・後藤の5連打。センター雄平の打球処理が2つ絡んだ。山崎の打球はダイビングせずに単打で止めなければという打球。そしてグリエルの打球は返球を急いで後逸。

上田,比屋根,雄平と同じミスを犯してしまった。まず捕る。次に投げる。一連の動作。プロとはいえ,先が見えなくなっている。これはチーム状態がそうさせているような気も…。

8回は相川のサインミスに後逸。9回は無警戒の筒香に盗塁を許す。
このあたりはなんとも言えない虚無感を感じてしまった…

9連戦の負け越しが確定。
明日からの東京ドーム3連戦。1つでも負けた時点で自力優勝は消滅。

7月末迄補強なり育成の支配下登録が可能ですが,このまま何もせず終わりのカウントダウンを待つだけのでしょうか。衣笠さん。

東京 ☀ | Comment(2) | SWALLOWS | at 21:48 | 更新情報をチェックする