プロ野球のドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。3球団競合の末に1位指名の大瀬良大地投手(九州共立大)を外したヤクルトは、外れ1位で杉浦稔大投手(国学院大)を指名。ソフトバンクと重複したが、抽選で交渉権を獲得した。
ヤクルトは09年の菊池雄星から斎藤祐樹、高橋周平、藤浪晋太郎に続き、大瀬良も外し5年連続で1位指名抽選を外した。
2位は西浦直亨内野手(法大)、3位は秋吉亮投手(パナソニック)、4位は岩橋慶侍投手(京産大)、5位は児山祐斗投手(関西)、6位に藤井亮太捕手(シティライト岡山)を指名して選択を終了した。
ヤクルト・小川監督「(外れ1位で杉浦を引き当て)正直ほっとした。即戦力というだけでなく、伸びしろもあると聞いている。先発で1年間ローテーションを守ってくれると期待している」
ヤクルト1位・杉浦投手(国学院大)「外れ1位だが、1位の評価はうれしい。ヤクルトはアットホームな球団という印象。慣れ親しんだ神宮で投げられるのも運命を感じる。将来はチームの大黒柱になりたい」[ サンケイスポーツ 2013.10.24 19:40 ]
ヤクルトっぽいドラフトでニヤニヤが止まりません←
1位:杉浦稔大(投・國學院大)
小川監督が参加する4度目のドラフト会議。10年山田に続き2人目となる抽選で引き当てたのが杉浦。
淳司さんが見せてくれた満面の笑顔。こっちまでほっこりしちゃいました。今年はこの笑顔をあんまり見られなかったからなぁ。。この笑顔を来年はグランドで!
杉浦といえばヤクルトに縁がある姓です。松岡とか小川とか1980年代に在籍した往年の名選手と同姓は活躍フラグですからね。
「豪速球や抜群の決め球を持っているわけではないが、安定感のある投球で制球に優れ、試合を作れることが持ち味だ。アマチュアなら9イニング平均で四死球3個以内なら優秀と言えるが、
国学院大が1部昇格してからの3シーズンで杉浦の与四球率1・30、0・85、1・94と驚異的な数字を残している。プロでも順調にいけば1年目から先発ローテを狙える素材。1年間ローテを守りきれば二桁勝利も見えてくる。」(スポニチ)
石山杉浦小川の3人でISOなんて売り出す事だけは止めましょう( *`ω´)
國学院大からは谷内に続き2年連続指名。斉藤宜之スカウトとのパイプが出来たのカナ?
2位:西浦直亨(内・法政大)
法政大からは1996年5位副島孔太以来実に17年ぶりの指名。一時は秦・小早川・稲葉・副島と一大勢力を誇った法大。ここ数年大引,加賀美,三嶋らを輩出しながら,ヤクルトとは無縁だったので,関係が悪化したのかと危惧しておりましたが・・。でもこうして見るとなんだかんだ野手に集中してるんですね。
即戦力投手の補強を掲げながら,ドラフトウェーバー全体の2巡目で遊撃手を指名したというのが球団としての姿勢が現れた印象。
「堅実な守備でスローイングも安定」(スカウト評)。ここがポイント。1学年後輩のショートを指名された谷内の心境や如何に。
3位:秋吉亮(投・パナソニック)
「亮」くんってだけでヤクルト(笑)
パナソニックからは2008年5位新田玄気以来の指名。
182センチの上背がありながら,変則サイドで最速146キロ。高津投手コーチ就任と同時に獲得したサイドスロー投手ということで,高津コーチがどのように育てていくかが楽しみ。
4位:岩橋慶侍(投・京都産業大)
関西六大学連盟からの指名となると1998年4位本郷宏樹・5位河端龍のW指名以来。
なんでも平野佳(オリックス)以来のリーグ30勝投手とのことで。六大通算30勝左腕ってどっかにいたような気が(ゲホンゲホン
「テークバックが小さく、打者にとってボールの出どころが見にくく、タイミングが取りにくい。球種も豊富で緩急も使え、試合をつくることができる大型左腕」(小田スカウト)「試合をつくる」ということは先発としての適性があるということだろうか。久古・江村と中継ぎタイプの指名が続いただけに,一線を画したポジションに収まって欲しい。
5位:児山祐斗(投・関西高)
2011年川上,2012年田川に続き,3年連続で高校生は1名のみの指名。
関西高校からは2006年高校生ドラフト3巡目上田剛史以来の指名。
生年月日は1995年9月1日。恒例?!その日のスタメン!は残念ながら移動日で試合無し…。ということで翌日9月2日のスタメンを。
G飯田H稲葉C土橋BオマリーA古田F秦E池山Dミューレン@ブロス
う〜む。まさに黄金期…
「まだまだ伸びしろもあり将来性を強く感じさせる逸材」(岡林スカウト)。同じ左腕の山部・石井弘両コーチにじっくり育ててもらいましょう。
6位:藤井亮太(捕・シティライト岡山)
「藤井」「亮太」ってまさにヤクルトのために生まれたような選手(笑)
水野の退団により捕手は最低1名指名されることは想定されておりました。
「俊足・巧打の強肩捕手。塁に出れば盗塁センスもある。身体能力も高く捕手に限らず内・外野もこなせるユーティリティプレイヤー。」(岡林スカウト)脚力を活かして将来的にコンバートということもあり得るのか?それもこれも中村&西田コンビが将来的にどう伸びてくるかに委ねられるのでしょうね。
今季の支配下選手が69名。引退・退団選手が12名。ドラフト指名が6名。ということで現在63名。残されたあと「7」つの枠をどのようにして埋めていくか。これがフロントの見せ場です。
さーて。もうひとつのお・た・の・し・みと言えばドラフト当夜の背番号予想!
10月24日現在の空き番を今一度整理すると,1/3/6/10/13/17/18/27/38/44/51/54/56/59/61/66/69。
「1」「6」「27」は特別な番号。「66」は中日落合GMみたいに将来的に宮本がつけるのカナなんて予測も・・
今年は変革のオフ。ですから思い切って行きましょう!
杉浦「18」。西浦「10」。秋吉「22」。岩橋「13」。児山「61」。藤井「56」。
つっこむ箇所が1つあると思うけど・・「22」→「44」の心機一転もありなのかなぁと。。