2009年12月29日

名実ともに燕の顔に!青木、来季背番『1』

親会社のみ記事にしているので信頼して良いのかな?!
 ヤクルト・青木宣親外野手(27)が来季、背番号を04年の入団以降つけていた『23』から『1』に変更することが28日、明らかになった。ヤクルトの背番号1といえば、かつて若松勉氏(62)=サンケイスポーツ専属評論家、池山隆寛氏(44)、岩村明憲内野手(30)=米大リーグ、パイレーツ=が背負った“ミスター・スワローズ”の象徴。青木が2010年、名実ともにチームの顔となる。【続きを読む】[2009.12.29 05:05 サンケイスポーツ]

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9年ぶりの優勝へ新たな縁起が!
紙面左に背番号1の系譜として若松さんとともにこの二人の写真も掲載されていますが…
池山隆寛(1992-1999)
岩村明憲(2001-2006)

と,二人とも背番号1を背負った年にスワローズは優勝している!それも9年おきに!!ということで,青木が「1」を背負えば優勝へまた一歩近づくはず!
越年にはなるものの,契約更改の場での「重大発表」が楽しみですね!
東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 20:24 | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

石川が4年契約 来季年俸は1億8千万円

これで2009年東京ヤクルトスワローズはご用納めですね。
本来は石川の4年契約がメインニュースであるのに・・・
 ヤクルトの石川雅規投手(29)が25日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉し、4年契約を結んだ。来季の年俸は2500万円増の1億8千万円プラス出来高払いで、年俸は3年目以降に見直される。
 8年目の今季は自己最多の13勝(7敗)。入団以来、7シーズンで2けた勝利を挙げた安定感を評価されての大型契約に「球団にもリスクがあるので身が引き締まる思い。長い契約でも1年1年のつもりでやりたい」と責任感をのぞかせた。来季の目標については「200投球回。それだけ投げればそれなりの結果がついてくる」と話し、3年連続の開幕投手にも意欲を示した。(金額は推定)[共同通信 2009年12月25日 17:31]

Yahoo!のトップを飾るは「つばくろう」!
ヤクルト つば九郎、名前もじった2896円で初の更改
 つば九郎、年俸大幅アップ? プロ野球・ヤクルトのマスコット「つば九郎」が25日、東京都内の球団事務所で初の契約更改に臨み、これまでの「ヤクルト飲み放題」に加え、名前をもじった年俸2896円プラス出来高払いでサインした。
 つば九郎は94年デビューで、CDを出すなど人気の高い中日のマスコット「ドアラ」と同期。ライバルに負けじと「ドアラに勝ってマスコットの一番になる」と筆談で表明したつば九郎。心意気に感じ入った鈴木正球団社長が、年俸の大幅増を提示した。
 ずんぐり体形のつば九郎だが、スマートで運動神経抜群のドアラを意識してか、出来高条項の中には「バック宙ができたらプラス2896万円」という条件も。今季はクライマックスシリーズの第1ステージで激突したヤクルト、中日だが、来季はマスコット同士の激しいつばぜり合いにも期待だ。【芳賀竜也】[12月25日19時9分配信 毎日新聞]

年俸2896円(推定)???
真偽はともかく,新たなファン獲得。そして東京を中心とするこどもたちに野球(ヤクルト)への興味をもってもらうという意味で,その貢献度はプライスレス!!
来年もおおいに神宮球場を盛り上げて欲しい!よろしくね!!
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東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 22:04 | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

Mr.Children DOME TOUR 2009 〜SUPERMARKET FANTASY〜

結局今回はWOWOWで生観賞るんるん
番組ガイドを見て,このブログでも話題にした映画の放送があったので11月中旬に「スタート割」に加入。
B-CASカード1枚目は945円というお値段は今月も変化無いので今後とも続いていくのでしょう。
そして今月をもって解約(予定)。カスタマーセンターに電話しましたが,すんなりと受け入れられました。今回のLIVEメインって方も多かったのでしょうかね!?

で,ネタバレを我慢して挑んだイブのLIVEの率直な感想は4年前の”I 黒ハート U TOUR”と被ったかなぁバッド(下向き矢印)
場所は全国5大ドームで時期も年末にかけてと全く一緒。
そして完全生中継の謳い文句を覆し,エンディングぶつ切り直後の会場限定ソングとその歌詞のアレンジがより一層。。

セットリスト
東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | Mr.Children | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

総括2009−球団史上初クライマックスシリーズ進出までの道のり

はじめに
 1月16日。ヤクルト球団史上初となるFA選手獲得となる相川亮二の加入が正式に決定し,前年5位からの巻き返しを目指した高田繁監督就任2年目のシーズン。
 開幕から阪神・中日という前年Aクラスチーム相手に2カード連続で勝ち越し,上々のスタートを切り,4月は12勝10敗と勝ち越す。その後も西のチーム(中日・阪神・広島)には全て勝ち越し,東のチーム(巨人・横浜)には負け越すという相性が極端に現れながらも,21勝13敗の2位という成績で交流戦を迎えた。
 交流戦開幕後はなかなか波に乗ることができず一進一退の状態が続いていたが,6月14日のオリックス戦で,後にギネス世界記録に正式認定されることになる11打数連続安打の日本記録を樹立したあたりからチームは急加速。18日のロッテ戦はガイエルのサヨナラ本塁打,20日の西武戦はデントナがサヨナラ打。交流戦最終戦となる21日の西武戦でも福地寿樹の打球が相手敵失を誘い球団史上3度目となる3試合連続のサヨナラ勝ちを収める。過去に記録した年(1978年・1995年)はいずれもチームは優勝・日本一に輝いているという縁起の良さも相まって,優勝への期待も高まった。
 交流戦終了時首位・巨人とは2.0ゲーム差の2位。リーグ戦再開最初のカードはその巨人だった。3連勝すれば首位という期待も懸かったものの,その初戦に金田正一を抜き球団新記録となる14連勝を誇っていた館山昌平が7失点KOで遂に連勝ストップ。翌日こそ由規の好投で勝利を収めたが,3戦目は石川雅規が崩れ結局カード負け越し。
 7月はデントナが打率.416,6本塁打,25打点の驚異的な成績で月間MVPを獲得するも,チームは勝ったり負けたり。その間驚異的な勝率で追い上げてきた中日に守り続けてきた2位の座を奪われたものの,46勝33敗の3位で前半戦を折り返し。この時点でクライマックスシリーズ進出へのマジック52が点灯しており,誰もが3位以内を信じて疑わなかった・・・
 ところが8月から悪夢のような日々が待ち受けていた。8日館山が右手中指を痛め登録抹消。13日の試合中にデントナが左太腿裏を肉離れ,15日には宮本慎也が左太腿を痛め登録抹消されるなど投打の主力に故障者が相次ぎ8月を7勝18敗で終える。
 9月に入っても悪い流れは断ち切れず,五十嵐亮太,林昌勇が揃って登録抹消。抑えを任された松岡健一もリードを守れず完全に自信を喪失。5日からは17年ぶりの9連敗。球団史上ワーストとなる12カード連続の負け越し。本拠地神宮球場では39年ぶりとなる10連敗も記録した。最大14あった貯金を使い果たすと,12日にはとうとう4位に転落。21日には1958年以来・セ・リーグ史上6度目となる2ケタ貯金から2ケタ借金10を背負い,5位にまで転落した。
 瀕死のチームを救ったのは4年目の高木啓充だった。5位転落の翌22日の広島戦でプロ初完封勝利を挙げ,チームの危機を救う。阪神・広島との熾烈な3位争いが続く一方,下旬からはそれまでチームを支えてきた川島慶三が右肘痛を訴えて以降,連鎖反応するかのように相川,飯原誉士,田中浩康,武内晋一と相次いで試合中に負傷し戦線離脱…。
 それでも4番に座った青木宣親と,右手小指の骨折を抱えながらも強行出場を続ける宮本を中心に,主力不在で出場機会を得た昨年の4番打者畠山和洋をはじめ,川本良平,中村悠平,鬼崎裕司,梶本勇介,森岡良介,吉本亮,野口祥順,松元ユウイチら脇役陣が奮起。
 迎えた10月8日からの阪神2連戦。その初戦に右のエース館山が5安打無失点完封勝利で3位再浮上しクライマックスシリーズ進出マジック2を再点灯させると,翌9日は左のエース石川が8回途中まで1失点に抑え,最後は林昌勇が締め直接対決2連勝。3年ぶりの3位を確定させ,球団史上初のクライマックスシリーズ進出を決めた【表1】。

【表1】チーム月別成績
試合勝数負数引分勝率通産順位
42212100.545.5452
5221480.636.5912
6181170.611.5972
72111100.524.5783
8257180.280.5093
9279171.346.4784
109720.778.4973


【表2】チーム成績 ※()はリーグ順位
試合勝数負数引分勝率勝差順位得点失点本塁打打率防御率
200914471721.49622.03548(3)606(5)116(4).259(2)3.97(5)
200814466744.47117.55583(2)569(4)83(5).266(4)3.75(4)


 チーム防御率・失点共に下げたものの,一昨年は13勝28敗,昨年は13勝25敗と2年連続勝率3割台と課題としていた1点差試合でも19勝16敗と勝ち越し,その勝率.543はリーグ2位と,「接戦の弱さ」は克服している。
 チーム打率は下がったものの,リーグ順位は2位である。本塁打数が33本増加し「長打力不足」は解消されたにも関わらず,得点は35点の減少【表2】。ここにチームとして取り組むべき課題が見出せるのでないだろうか。後で考察することにする。
 次に対戦カード別成績【表3】。

【表3】対戦成績 ※( )は引き分け
巨 人中 日阪 神広 島横 浜日ハム楽 天ソフト西 武ロッテオリク
200905(1)1813(0)1115(0)0912(0)1211(0)132(0)23(0)11(0)32(0)23(0)14(0)071(1)72
200806(0)1813(2)0910(1)1311(1)1215(0)091(0)32(0)22(0)22(0)21(0)33(0)166(4)74


 こうして対戦成績を並べてみると,8・9月の低迷があったものの,トータルでは五分に近い成績で終わっているのだ。巨人戦を除けば……。対巨人戦がシーズン5勝以下に終わったのは1970年(5勝21敗)以来39年ぶり。最後に勝ち越したのは2000年で,以降9年間連続で負け越し。この間の成績は84勝141敗3分。勝率.373。
 とにもかくにも対巨人戦を何とかしないとならないのだが,実は巨人戦が突出して悪いという数字が並ぶ訳でもないのである。

【表4】対戦別チーム成績
巨 人中 日阪 神広 島横 浜日ハム楽 天ソフト西 武ロッテオリク順位
得点72107818890721151526265483
失点11810486102106119182413156065
安打数19922419119919726343737494512383
本塁打数13251523190615541164
三振数1681541541581512225242023269252
四球数547072466391116816143794
死球数10815611141222622
併殺打数2417121012445452993
盗塁数11132417255110541061
失策数8812139022300571
打率.252.275.246.251.246.215.268.278.280.336.328.2592
防御率4.743.953.203.914.392.832.314.375.403.163.753.975

 打率に限っては対広島・阪神・横浜戦よりも高く,安打数もほとんど変わらない。失策数も対中日戦と並んで最も少ない。
 単純計算であるが巨人戦以外の対セ・リーグ4球団では安打数の45.0%,対パ・リーグ戦でも46.7%が得点に結びついているのに,対巨人戦となると36.1%に激減塁を賑わせることは出来ているのにも関わらず,得点に結びつかない。三振と併殺打数が最も多く,機動力も発揮できていない。
 失点・防御率ともワーストであり,1点でも多く取る工夫が他球団以上に必要なのにそれが出来ていないのだ。攻撃に関してチームとして工夫したものを指示していくなどすれば数字の上昇は見込めるのではないだろうか。

 守備に関しては【表5】の通り,リーグ最高の成績を残すことが出来た。これに関しては多いに誇ってよいだろう。守りから攻撃のリズムを生んだ試合も数多くあったように記憶している。

【表5】守備成績
チーム守備率試合守機備会刺殺補殺失策併殺捕逸
参加球団
ヤクルト.990144553838271654573331263
巨 人.985144561539241607843151179
中 日.9851445576386916238433212113
阪 神.985144557438411647863151185
横 浜.9821445463379415709932111610
広 島.9821445503384015631002741003

さて先に考察すると挙げた「チームとして取り組むべき課題」について,独自の「四球率」なる数字を出してみた。「四球率」とは単純に四球の数を,四球となるカウント(0-3・1-3・2-3)での打席数で割ったものである。つまり四球を選べるカウントでどれだけ四球(死球も含んでいる)を選べたかである。それをカウント別の打率及び,通産の出塁率とともに示す【表6_1】。

【表6_1】出塁率内訳
四球率

[出塁率]
カウント打席打数安打打率四球割合四球率

[出塁率]
カウント打席打数安打打率四球割合
青木

.524

[.400]
0-31410.00013.929ユウイチ

.467

[.307]
0-3300-31.00
1-340166.37523.5751-3631.3333.500
2-3894813.27139.4382-3651.2001.167
ガイエル

.465

[.367]
0-321551.0016.762武内

.429

[.329]
0-3500-51.00
1-31443.75010.7141-3863.5002.250
2-379529.17327.3422-322142.1438.364
田中浩

.405

[.315]
0-3400-41.00畠山

.422

[.329]
0-3400-41.00
1-32285.62514.6361-31582.2507.467
2-358428.19016.2762-345295.17216.356
デントナ

.380

[.327]
0-31232.6679.750飯原

.417

[.315]
0-3200-21.00
1-31862.33312.6671-3831.3335.625
2-3494011.2759.1842-314113.2733.214
福地

.375

[.310]
0-3300-31.00野口

.400

[.318]
0-3100-11.00
1-322126.50010.4551-32111.001.500
2-347336.18214.2982-31283.3754.333
宮本

.356

[.320]
0-3100-11.00川本

.308

[.254]
0-3000-0-
1-3820.0006.7501-3000-0-
2-336276.2229.2502-31394.4444.308
相川

.354

[.286]
0-3500-51.00
1-3930.0006.667
2-351396.15412.235
川島慶

.330

[.314]
0-3400-41.00
1-323112.18212.522
2-3705414.25916.229
 こうして数字を出してみて面白い事に気がついた。それはデントナ・ガイエルの決めうち打率の高さだ。ガイエルに至ってはカウント0-3から実に5打数5安打である。ど真ん中ストレートと山を張ったケースでの打撃。思わず来季注目してみたくなった。
 それはさておき本題。いわゆるクリーンナップの前に如何に走者を溜めるかという意味で,上位打線の出塁がポイントになるということで,「四球率」なるものを算出してみたが,今季主に1・2番を組んだ福地,川島慶の数字は決して高いものではなかったことが分かるだろう。カウント2-3からは,デントナはともかくとして,川島慶は打ったほうが確率が高いという数字まで出てしまった。
 セ・リーグ上位2チームの1・2番と比べても,とりわけ2番の「四球率」にはこれほどまでの差がある【表6_2】と,小笠原・ラミレス・亀井,森野・ブランコ・和田という強力クリーンナップに与えたプレッシャーも大きくなることは自ずと予想できる。それでいてカウント2-3からの勝負強さも両名とは比較にならないほど高い数字を残している。

【表6_2】出塁率内訳
カウント打席打数安打打率四球割合
G坂本

.363

[.357]
0-314111.0013.929
1-32195.55612.571
2-3866718.26919.221
G松本

.428

[.338]
0-3500-51.00
1-3731.3334.571
2-3372511.44012.324
D荒木

.247

[.304]
0-3400-41.00
1-31881.12510.556
2-3796822.32411.139
D井端

.447

[.388]
0-31400-141.00
1-340187.38922.550
2-31077117.23936.336

 彼らは足力のある選手。四球で塁に出れば相手投手にプレッシャーを与え,打者有利の状況を作り出せる選手なのである。それはチームの得点に直結するものでもある。それだけに,この数字は実に惜しまれるものだと思う。勝負強さばかりは天性のものがあるだけに,せめてカウントやケースに応じたボールの見極め力には,より一層の磨きをかけて欲しい。

 
 攻撃の話中心になってしまった。投手では石川,館山に次ぐ投手を確立出来なかったことが最大の課題であろう。その二人に次ぐ投手は実績からしても,そして何より年齢的に川島亮しか居ないと思っている。川島亮の今季の全登板は以下の通り【表7】。

【表7】個人投手成績_17川島亮
勝敗回数打者球数被安被本三振四死失点自責
4/05阪 神626101703133
4/12横 浜42/32279714144
4/19広 島625108426322
4/28中 日-52/32062214122
5/09広 島-50/32191303331
5/17阪 神728118504211
5/24ソフトバンク52489625354
5/31ロッテ72597505011
6/07日本ハム62399511222
7/01横 浜-22/31772211244
7/10横 浜-51/322106230311
7/17広 島51983210122
7/29広 島32/31965111253
8/26広 島42488240499

 開幕3戦目の先発を任されたものの,夏場以降調子を落とし,8/26を最後に一軍での登板は無かった。こうして白星を挙げた試合を見ても分かるように,100球前後で6〜7イニングを3失点以内に抑えるという,先発としての最大限の責務を全う出来るだけの力は備えているのは明らかである。元々被本塁打も多かった投手。そんな細かい事は気にせず,トータルのコントロールとここ一番の気持ちを込めた投球で白星を重ねてきたタイプの投手だ。

 だが首脳陣はこの事への不安感か,川島亮先発試合の場合は特に早め早めの継投を想定しているようなベンチワークが見られた。失われた信頼関係―これを取り戻すには一体どうしたらよいのだろうか。気持ちを込めた投球スタイルを生かすならリリーフ転向というのも一考の余地があるだろう。

 だが本人の先発としての意思も強いと思われる。何よりスワローズに欠けている部分でもあるのだから。川島亮の右腕次第でチームの順位は左右されるといっても過言では無いだろう。


おわりに〜2010シーズンに向けて
 阪神はマリナーズから強肩強打の正捕手城島を獲得。野村新監督が就任し脱ブラウン野球を図る広島。尾花新監督を迎える横浜はロッテから清水直・橋本,日本ハムからスレッジ・稲田・(坂元)弥太郎など例年にない補強を敢行した。
 下位球団が積極的に補強するなか,ヤクルトは阪神からFA宣言した藤本敦士を獲得した以外は目立った補強はない。3年ぶりにAクラス入りした今季を上回り,優勝を狙うためには,現有戦力を底上げするしかないだろう。
 中でも先発陣は,左右の両腕石川,館山以外は横一線。由規,村中恭兵,川島亮,ユウキ,一場靖弘,高木らがシーズンを通してローテーションを守れるようにならないとやはり苦しい。新人の中澤雅人,山本哲哉。そして赤川克紀,八木亮祐,日高亮,山本斉,増渕竜義ら一人でも多くの若手の台頭が待たれる。加藤幹典,岡本秀寛,西ア聡,高市俊らそろそろ結果を出さないと厳しい選手達の奮起も促したい。
 五十嵐が抜けた救援陣は4年ぶりの一軍マウンドを目指す石井弘寿の復活に期待しよう。林昌勇,押本健彦,松岡には好不調の波を予め察知するような配慮が必要だろう。特に林昌勇の場合は来日して2年続けて交流戦までは防御率0.00を誇り,9月に調子を落とし二軍落ちというパターンが続いているだけに。
 橋本義隆,松井光介,萩原淳,鎌田祐哉,吉川昌宏など困ったときに頼れる経験豊富な投手も控えている。左のワンポイントには,これまた手術からの復活を期す佐藤賢と後半実績を作った李恵践を中心に動いてもらうことになるだろう。

打撃陣は4番に青木を据えたことで,本人もチームも機能した。常時青木を4番にするためにも3番打者が鍵を握る。終盤はその役割を宮本が務めた訳だが,これ以上宮本に負担をかけるわけにも行くまい。
 これを担えるのは田中浩康しかいないと私は考える。
 (左)福地−(遊)藤本−(二)田中−(中)青木−(一)デントナ−(右)ガイエル−(三)宮本−(捕)相川と続けば打線の破壊力が増すに違いない。
 この並びであれば,(捕)川本,福川将和,米野智人,中村(一)武内,ユウイチ,野口(三)畠山,吉本(遊)川島慶,荒木貴裕,川端慎吾,梶本,鬼崎,森岡(左)志田宗大,飯原(右)高井雄平,上田剛史,中尾敏浩と主力に時折休養を与えても,大きく打順を弄る必要も無かろう。

高田監督にとっては3年契約の最終年となる。思い起こしてみよう。野村克也監督は1年目に種を蒔き,2年目に水をやり,3年目の1992年に花を咲かせた。若松勉監督も4位,4位と続いた就任3年目の2001年にチームを優勝に導いた。そして何たる運命かスワローズの監督としては9年ぶりに就任3年目を迎える。2010年はまさに3年目のジンクスの年!
 高田監督も5位・3位と着実に上ってきた階段をもう一段,いや二段上がってくれることを願って,2009年総括の締めくくりとしよう。+おまけ

2009年12月21日

ガイエルが2年契約で残留

私が拝読させていただいているスワローズファンの方々のブログでは,皆さん取り上げていらっしゃるので便乗して…
 ヤクルトは18日、ガイエル外野手の残留を発表した。新たに2年契約を結び、年俸は100万ドル(約9千万円)プラス出来高払い。
 来日3年目の今季は128試合に出場し、打率2割6分7厘、27本塁打、80打点の成績を残した。ガイエルは球団を通じて「再び神宮でプレーできることを誇りに思う。日本一になって、スワローズで野球人生を終えられればいい」とコメントした。(金額は推定)[ 共同通信 2009年12月18日 17:37 ]

第一報はスワ通でした。その時はパッとしか確認できなかったのですが,後で読み返してみると何と「2年契約」との事!!
球団もムードメーカー,ファンへの姿勢,練習への取り組み,そして外国人選手(デントナ)とのコミュニケーションなどトータルに判断してよくぞ英断してくれましたね!
これが2年前ラミの時に…ってのは禁句ですかね?!でもそれから学んだ事も多かったんだろうと勝手に解釈しちゃってます。

「スワローズで野球人生を終え」たい―。
2011年10月に39歳を迎えるアーロン。もし本人がその気ならば,是非球団史上初!いや恐らく日本プロ野球史上初となるであろう,外国人選手の引退セレモニーを盛大に開いてあげて欲しいですね!きっと注目集めることと思いますよ。

これは今年の一枚。まるで流し撮りをしたかのようにピントに収まったAG。
実際はそんな高度な撮影技術は一切持ち合わせていないし,他の写真は見事ピンボケ連発だっただけに,ガイエルの空間伝説ってやっぱりあるんだなぁ。。って。
GUIEL2.JPG
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2009年12月17日

ヤクルトFAの五十嵐とメッツ、2年契約で合意 MLB大リーグ

 大リーグのメッツは17日、プロ野球ヤクルトからフリーエージェント(FA)になった五十嵐亮太投手(30)と2年契約で合意したと発表した。米メディアは、2年総額300万ドル(2億7千万円)と伝えている。
 五十嵐は、今季35セーブをあげた守護神・ロドリゲスにつなぐ中継ぎとして期待され、本人も「オファーを受けた時からこのチームでキャリアを積もうと思っていた。ロドリゲスと同じマウンドで投球することを楽しみにしています」とコメント。ミナヤGMは「彼はいいフォークボールを持っている力のある投手だ」と語った。
 五十嵐は今季、主に中継ぎとして56試合に登板。3勝2敗3セーブ、防御率3・19。
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2009年12月15日

新潟県による球団誘致問題

ANN系列局県内ニュースによる報道。昨日もあったようだが,本日のもの。ウェブには公開されていない。

以前から新潟県はプロ野球誘致を目指している
新潟県がプロ野球球団招致へ
 泉田裕彦新潟県知事が将来的なプロ野球の球団誘致について意欲を見せた。8日の県議会で公明党の志田邦男県議から「野球の振興の夢づくり」について質問を受け、「地域おこしなどの面で大変意義深く、近隣各県との交流人口の拡大も期待できる。夢の実現に向けてチャレンジしたい」と発言した。プロの試合を行うことのできる県立野球場が今年7月にオープン。すでに4試合を開催し、泉田知事は答弁で「野球関係者から大変高い評価を受け、新潟の熱狂的なファンの存在にも強い印象を持っていただいた」と話した。来年にはオールスターゲームの開催も決定しており、北陸地区初のプロ球団誘致へ前向きな姿勢だった。[2009年9月10日7時49分 ニッカンスポーツ]

具体的にその対象をヤクルトスワローズに絞った。
HOEN08.jpg
球場の命名件を取得している(株)ハードオフコーポレーションのインタビュー
 ・宣伝効果は絶大なので是非誘致したい

スワローズホームページトップの画像
 ・ヤクルト球団は2006年に東京と冠したので移転は考えていない
→そこで県は年間20試合程度の準フランチャイズ化を求めていく

ヤクルト新潟後援会の方のインタビュー
 ・ヤクルト球団は専用施設(球場)を有していない
 ・神宮での試合は(実数)2,000〜3,000人程度しか入らない試合も多い
 ・今年9月に行われた横浜−中日戦でも20,000人入った
→新潟県で9月試合を行えば観客増が見込める

こうした趣旨でした。
新潟 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 21:24 | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

ヤクルトに新外国人 25歳の右腕デラクルス

 ヤクルトは14日、新外国人選手として、エウロ・デラクルス投手(25)=180センチ、95キロ、右投げ右打ち=の獲得を発表した。1年契約で年俸は15万ドル(約1335万円)プラス出来高払い。背番号は70に決まった。
 デラクルスはドミニカ共和国出身で、今季は米大リーグ、パドレスなどでプレーした。メジャー通算15試合の登板で勝ち星はないが、球速100マイル(約161キロ)をマークした経験もあるという。(金額は推定)[2009年12月14日 16:37 共同通信]

初報のあったサンスポ写真を見てまず思い出したのは,2001年に在籍したハースト。体型といい,MAXスピードといい,同じ臭いがする。。ただハーストと決定的に異なるのが若さ。
若さという点ではゴンザレスを獲得した際も年齢は25歳だった。ゴンの場合はシーズン途中加入だったから補強の色は濃かったけれど。。
この背番号と年俸が示すように,準育成枠的意味合いが強いように感じてならない。そもそも二軍の首脳陣が育成出来れば,今頃村中・増渕・由規・赤川と若さ溢れる投手陣を形成出来ている訳であって…
助っ人の「枠」もある訳で,一軍の戦力になりうるのかは疑問符。

本当に必要なのは,ある程度長いイニングを計算出来る先発投手。こういう実績ある投手を獲得するのは悪い話ではない。
ただ焦る必要も無いと思う。メジャーのスターターから漏れた選手を春先獲得した年(ホッジスやベバリン)にはある程度結果を残せている。スカウトの眼力と交渉の行方を見守ろう。
スウィーニー獲得も…ヤクルト
 ヤクルトが、日本ハムを自由契約になったブライアン・スウィーニー投手(35)を補強候補に挙げていることが13日、分かった。先発候補として、メジャー実績のある投手らをリストアップしているが、交渉は難航。長引いた場合は、スウィーニーに切り替える可能性が出てきた。
 球団では、日本の3年間で通算23勝21敗の右腕を以前から高評価。今季こそ5勝8敗に終わったが「12勝を挙げた昨年は良かったし、セ・リーグ向き」と球団幹部は分析している。[2009年12月14日 06時00分 スポーツ報知]


嬉しかったのはこのニュース。球団も本人もその気があるようで,多くの選手に逃げられてきた過去のあるスワローズにとっては有り難い話。
荒木,宮本の次の監督候補としてお声がかかりそう。
“生涯ヤクルト”石川に4年8億6000万円提示へ
 ヤクルトが石川雅規投手(29)に今月下旬に行われる契約更改交渉で4年総額8億6000万円の長期契約を提示することが13日、分かった。来年4月に国内フリーエージェント(FA)を取得する見込みの左腕に対し、球団側は投手では球団史上最長の年数で引き留める。石川も複数年契約に応じる構えで“生涯ヤクルト”を誓った。
 エースに最大限の誠意を見せる。既に下交渉で4年契約を提示。球団幹部は「先発ローテーションを入団した時から守り続け、安定した成績を残してきたことを評価した」と説明した。投手では石井一、館山の3年を超える球団最長。野手を含めてもチームの新旧の顔というべき古田、宮本の5年に次ぐ長期契約だ。年俸も今季の1億5500万円から3000万円増の1億8500万円プラス出来高を提示したとみられ、総額では8億円6000万円となる。
 在籍8年間で7度の2ケタ勝利をマーク。今季は自己最多の13勝を挙げ、チーム初のCS進出に貢献した。この日は神宮室内練習場で行われたミズノ主催の少年野球教室に参加し「ヤクルトでずっとやりたいし、ありがたい話」とFA権を行使せずに骨をうずめる覚悟を示した。「プロは一年一年が勝負」と成績次第で増減する変動制にするか、2年で契約を見直すかは試行錯誤中。石川は長期契約に甘えることなく、エースとして神宮のマウンドに立ち続ける。[2009年12月14日 スポーツニッポン ]
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2009年12月09日

中沢、目標は石川=ヤクルトが入団発表

 ヤクルトは9日、東京都港区のヤクルトホールで、育成を含む新人7選手の入団発表を行った。ファン約500人の前で、ドラフト1位の中沢雅人投手(トヨタ自動車、背番号14)は「目標は(ヤクルトの)石川投手。早く1軍で投げる姿をファンに見てもらいたい」と抱負を話した。ほかの選手と背番号は次の通り。
 ▽山本哲哉投手(三菱重工神戸、20)▽荒木貴裕内野手(近大、24)▽平井諒投手(愛媛・帝京五高、67)▽松井淳外野手(日大国際関係学部、57)【育成】▽曲尾マイケ外野手(青森山田高、117)▽麻生知史内野手(日大国際関係学部、114)。[時事通信 2009年12月9日 18:18 ]

併せて
ヤクルト3選手が背番号変更
 ヤクルトは9日、来季の背番号を発表し、萩原が48から42、鎌田が20から48、高市が14から54に変更となった。 [スポーツニッポン 2009年12月09日 15:01]

多くの場合仮契約と同時に背番号が発表されるものだが,山本哲と荒木は未発表のまま今日の入団発表を迎えた。
鎌さんが2001年から9年間背負ってきた背番「20」が剥奪され山本哲に。加藤は剥奪されず。
内藤尚行→吉井理人→木下文信→エーカー→花田真人と,平成以降ず〜っと投手の番号だった「24」が野手の荒木に。
高木は昇格ならず。もう少し実績をということか。来年3年契約の切れる昌勇との交渉次第如何によっては,入団時の番号を取り戻すって可能性も無くは無い…ってのは良い事のか?!悪い事なのか?!

城石守備・走塁コーチの背番号「87」をつけていた伊藤真打撃投手の動向が分からないのだが,これで空き番号は,1・18・27・53・64・69・70・76・81。

来年のドラ1投手には,高校3年・大学2,3年次に背負った「1」と,大学1年次に背負った「16」と,球界のエースナンバー「18」を尽くして天命を待つわけだわーん☆
東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 21:16 | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

ファミリー主義で断念 木佐貫に幻の交換トレード話あった

多分ここで言われていたことは高井と木佐貫の事を指していただったんだろうな...
 オリックス・高木康成(27)と交換トレードが決まった巨人・木佐貫洋(29)。実はプロ入り同期生で、投手から野手転向したばかりのヤクルト・高井雄平外野手(25)と、幻の交換トレード話があった。野球人生、どう転ぶかわからない。興味深い楽屋裏話を明かす。
 今季終盤、高井に関心を寄せたのは、巨人・原辰徳監督だったという。高井は毎年のように期待されながらプロ7年間で18勝19敗1セーブの左腕だったが、巨人には山口以外に信頼できる左のリリーフはいない。
 高井はもともと巨人の大ファンだった。東北高校からプロ入りの際には「巨人入団一本槍。それ以外は社会人へ」と希望したが、ヤクルトに02年のドラフト1巡目に指名されて入団した経緯がある。この年、巨人は亜大の木佐貫を自由獲得枠で取ったために、高井の願いは叶わなかったのだ。
 「ぜひ巨人でプレーしたいという選手を獲っている」と球団フロントがたびたび強調している巨人。その意味では高井も巨人移籍の有資格者ではあっただろう。ヤクルト・高田繁監督に対する非公式な打診の中で、巨人サイドが交換要員として名前を挙げたのが木佐貫だったという。
 シーズン中から先発不足に泣いていた高田監督も投手力補強を望んでいた。「木佐貫や久保はどうしているんだ。ウチに来れば、すぐにローテーション入りできるのに…」と、木佐貫の名前をつい口に出してしまったことすらあった。
 交換トレードが、実現しなかったのは、ヤクルトのファミリー主義が要因の1つだろう。ヤクルトは、いまだにドラフト1位で獲得した選手は簡単には放出しない球団方針を維持している。
 ヤクルトは今オフ、投手として大成しなかった高井を野手転向させてチャンスを与えることを決断した。一時期、本人は投手として最後の勝負を申し出たりしたが、最終的には打者転向することになり、ヤクルトで第2の野球人生を歩き出したのだ。
 対照的に巨人は、ヤクルトとの話はまとまらなかったが、木佐貫のトレードはそのまま敢行した。「育成」を大PRしているが、自由獲得選手の木佐貫はオリックスへ旅立つことになった。
 「2年連続育成枠出身の新人王、山口、松本のPRばかりするが、高いお金を出して取った自由枠、希望枠選手が育たないのはどういうわけか」。
 OBからもこうブーイングが起きている巨人から、育成されなかった自由枠選手が1人消える。高井、木佐貫、どちらが幸せな野球人生か。ともに来季、自ら答えを出すしかないのだが…。[12月5日16時56分 夕刊フジ]


「左腕」で「小谷に見てもらう」。高井しかあり得ないもん。。高井の人生からすれば丁度小谷コーチと入れ替わりで入団だったからなぁ。もう1年でもずれていれば変わっていたかも知れない。
まぁ小林雅を獲得し,トレードで中継ぎ左腕の高木を獲ったからもうこの話は無いだろう。

「いまだにドラフト1位で獲得した選手は簡単には放出しない球団方針を維持している」とあるが,平成に入って入団した選手で,自らFA行使した川崎(1988年1位)・石井一(1991年1位)を除けば,トレード移籍は西村(1989年1位)・三木(1995年1位)だけ。やっぱりこれは他の球団に比べたら少ない方なのかな?!

伊藤(1992年1位)・山部(1993年1位)両投手コーチを筆頭に,岡林(1990年1位)スカウト,石堂(1998年1位)打撃投手,三上(1997年1位)ショップ店員と引退後もスワローズに関わっている。

現役は野口(1999年1位)・石川(2001年自由枠)・高井(2002年1巡目)・川島亮(2003年自由枠)・田中浩,松岡(2004年自由枠)・村中(2005年高校1巡目)・武内(2005年希望枠)・増渕(2006年高校1巡目)・高市(2006年希望枠)・由規(2007年高校1巡目)・加藤(2007年大社1巡目)・赤川(2008年1位)・中澤(2009年1位)といるわけだが・・

大して戦力にならなかった北川(1994年1位)・伊藤彰(1996年1位)・平本(2000年1位)は背番号降格なども味わった挙句ひっそりと退団。

>高市&加藤
いくら「ファミリー主義」とはいえども,結果出さないと容赦されないんだゾ!!
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2009年12月03日

FA藤井、巨人入りへ=「お互い必要」と清武代表

 日本ハムから国内移籍可能なフリーエージェント(FA)権を行使した藤井秀悟投手(32)の巨人入りが3日、確実となった。
 藤井と巨人の清武球団代表が同日、東京都内のホテルで初交渉。巨人から年俸などの条件提示はなかったが、藤井は「巨人でやりたいという気持ちをしっかり伝えられた」と、好感触に笑顔を見せた。
 「しっかりした姿を見せたかった」という藤井は、いつもの茶髪を黒く染め、ひげもそり落として交渉に臨み、「もし(巨人に)入れたら、高い意識でプレーしたい」と語った。
 清武球団代表は「巨人でやりたいという選手を集めたい。お互いに必要としている感じだし、心意気は受け止めたい」と獲得に前向きな姿勢を示した。次回の交渉は8日に予定されている。[2009/12/3 20:08 時事通信]

実に複雑な心境。。
高橋尚成の穴を埋めるという意味では的確な補強。FA浪人危機の選手を救うというのも大義名分には合致する。
巨人軍75年の歴史と伝統が,早速髭と茶髪を更正させ,これからはしばし藤井に付きまとった私生活面での行き過ぎた行動さえも是正されることだろう。
そして肝心の投球もルーキー時代教えを乞うた小谷コーチとの再開で,また何かを掴むかも知れない。ゴンザレスのように。。

これによって結果的に2007年の最下位メンバーから,ラミレス・グライシンガー・ゴンザレス・藤井と2年間で4人が献上されたことに。

全球団勝利の懸かるヤクルト戦の登板機会も増し,本人も一段と気合が入ることだろう。。

来季の巨人との開幕3連戦。いきなりゴンザレス・グライシンガー・藤井秀悟の先発3枚との対戦すら考えられる。そのローテ次第では藤井の故郷・愛媛での対戦も濃厚だ。

FA移籍で飼い殺された野口や門倉のようになって欲しいような欲しくないような。。。

ちなみに巨人は背番号「18」空いているが,どうするのだろうか?!
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2009年12月02日

HP9周年

つばくろうぶろぐに載っていたふくちくんのわんこ「れおくん」とは誕生年も月も一緒。日だけ1日違いなんですね。

亮太のFAによって,生え抜きではとうとう弘寿に次いで2番目の在籍となる10年目を迎える鎌さん。同時に2001年の優勝を知る投手もこの2名だけとなりました。。時間の流れの儚さと偉大さを感じます。

ブログに移行してこれで4年と1ヶ月。2008.12.01から2009.11.30までの1日あたりの訪問者(IP)は162.47/day,1年間のページビュー(PV)は計123,795と,今年も一年間順調に成長させて頂くことが出来ました。ありがとうございました。
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9月から始めたtwitterとの兼ね合いがどうなるかと思っていましたが,seesaaにはtweetを拾い上げる機能が未だ無いので,そのあたりと連携出来ればもっと可能性が広がるような気がしています。
例えばこの時点で「ピッチャー代えるな」って言ってるでしょ?!みたいに,より説得性を持たせられるようになればもっと記事が面白くなるんじゃないのかなぁ…と。

twitterの実況(即時)性には適わないけれど,アーカイブ性と自由度に優れるのはやはりブログでしょうか。

今後とも宜しくお願い申し上げます。
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