2009年10月29日

ヤクルト・高田監督、中沢、山本は即戦力

 ▽ヤクルト・高田監督 菊池は残念だったけど、これも縁だからね。中沢、山本はぜひ取りたかった即戦力投手。情けないけど、ウチには(先発の)チャンスがたくさんある。 
 ◆指名一覧
(1)中沢 雅人 24 投 左左 トヨタ自動車
(2)山本 哲哉 24 投 右右 三菱重工神戸
(3)荒木 貴裕 22 内 右右 近大
(4)平井  諒 18 投 右右 愛媛・帝京五高
(5)松井  淳 21 外 右左 日大国際関係学部
育成
(1)曲尾マイケ 17 外 右右 青森山田高
(2)麻生 知史 22 内 右右 日大国際関係学部

率直に名前が面白い。
平井「リョウ」君に始まり,山本斉と山本哲,松井光と松井淳が誕生。
そして荒木。加藤(博人),衣川(幸夫),山田(勉),高木(晃次),松岡(大吾)と何年か前までスワローズに在籍した選手と同姓指名も好きだよね。。
社会人二人が上位指名となると北川哲也・宮本慎也以来実に15年ぶり。特に中沢は古田以来のトヨタ自動車からの指名ですので大いに期待しましょう。


注目・菊池雄星は一番最初にクジを引いた西武が引き当てた形に。正直ね菊池くんはヤクルト顔ではなかっただけにこれで良いんですよ。涌井・岸という若手に一久・西口という経験豊富なベテランから色々吸収して日本を代表できるような投手に育ってください。

甲子園を見た人なら誰もが羨む指名は広島。選抜優勝投手今村猛(清峰)・夏優勝投手堂林翔太(中京大中京)・速球派庄司隼人(常葉橘)の3名指名。ただ広島の環境は伸びるか潰れるか両極端。さぁどうなる?!

横浜は将来的に抜けるであろう村田の後釜に筒香(横浜高)指名はともかく,明らかに投手が足りない状況で育成含め高卒投手4名ってそんな余裕あるのか?!全くこの球団の未来に対するビジョンが見えない。

阪神に高井雄平そっくりな甲斐雄平(福岡大)。5巡目に藤川俊介(近大)ということは来季は「藤川球」?!

中日は立浪・井上の引退と李の退団のみしか発表されていない状況下で,12球団最多8人を指名。さぁ既存戦力の戦力外通告オンパレードだ…

忘れてならない信濃GSから育成枠1巡目で阪神高田周平・巨人星野真澄の2名が指名。BC初のドラフト指名オリ前田祐二(福井ME)と併せても3名のみ。順位と反比例ってのがなんとも言えない。。
東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(2) | SWALLOWS | at 22:29 | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

城島は阪神入り、4年20億 5年ぶり日本球界復帰


 米大リーグのマリナーズを退団した城島健司捕手(33)が27日、福岡市内で阪神と2度目の入団交渉を行い、合意に達した。城島は記者会見で「阪神のために力を出し切りたい」と引き締まった表情で話した。契約内容は推定4年総額20億円プラス出来高払い。背番号は「2」となるもよう。
 城島はソフトバンクでプレーした2005年以来5年ぶりの日本球界復帰となる。ソフトバンクも獲得に乗り出していたが、阪神はこの日、星野仙一シニアディレクター(SD)も交渉に同席し、獲得にこぎ着けた。城島は「球団、現場、すべてが一体となった誠意が十分に伝わった。お世話になろうと決めた」と阪神入りの経緯を語った。
 城島は大分・別府大付高(現明豊高)からドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。06年にマリナーズに移籍し、大リーグ通算成績は462試合で打率2割6分8厘、48本塁打。今季は故障などの影響もあって出場71試合にとどまり、3年契約が2年残っていたが、出場機会を求めて20日に退団を表明していた。[ 共同通信 2009年10月27日 17:48 ]


・当初の宣言通り日本に戻ってきたことは嬉しい。それも3年の大型契約2年を破棄しての日本復帰。福盛なんかとは訳が違う。
・選手として一番脂がのった時期にアメリカでプレー。そこで学んだことを是非球界に還元して欲しい。
・でも出来ればホークスに戻って欲しかった。王監督の勇退,懐事情,田上の存在など諸般の「事情」があったにせよ。
・しかし阪神入りという事で来季は厄介!特に打撃面。
・金本・新井・ブラゼル・城島と阪神が巨人化しつつある。
・一年かけて育成した狩野と長年チームを支えた矢野の心境や如何に?
福岡 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | NPB | at 23:03 | 更新情報をチェックする

2009年10月24日

日本シリーズは日本ハムと巨人の顔合わせ

 日本シリーズは、28年ぶりに日本ハムと巨人の顔合わせとなった。セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージ(6試合制)は24日、第4戦を行い、セは巨人(レギュラーシーズン1位)が2年連続32回目、パは日本ハム(同)が2年ぶり5回目(前身の東映時代をふくむ)の日本シリーズ進出を決めた。
 日本ハムは札幌ドームで楽天(レギュラーシーズン2位)に9−4で勝利。巨人は東京ドームで中日(同2位)を8−2で降した。ともに対戦成績をアドバンテージ1勝を含めて4勝1敗とした。
 巨人と日本ハムが日本シリーズで対戦するのは1981年以来で2回目。巨人は7年ぶり、日本ハムは3年ぶりの日本一を目指す。日本シリーズは、31日に札幌ドームで開幕する。

両リーグ共順当に優勝チームが勝ちあがりましたね。そしてこの組み合わせは自分の生まれた年以来2回目。勿論当時の記憶なんてありませんけれど,どことなく親近感が湧きます。

短期決戦一発勝負ということで怖さがあるのですが,宮本慎也が力の「差を感じた。」とコメントするくらいですから,やはり一年間戦ってきた結果はそのまま現れるものなのでしょうか!?
アドバンテージ1勝+全試合ホーム制を導入したこの2年間は順当に勝ち進んでいることを踏まえればやはりこの方法がベストなのでしょう。
何よりレギュラーシーズンで消化試合が減らすというCS導入に至った理念が見事なまでに反映されました。
吉見の件こそありましたが,上原ペタの敬遠合戦や故意に試合欠場などシーズン終盤の醜いタイトル争いも見られなくなりました。
ヤクルトがCS進出時に言われた「勝率.500以下」の問題。でも仮に.500以下は資格無しということが予め規定されていれば,既に両チームとも.500以下が決定していたのだから10/8・10/9の神宮球場の盛り上がりは無かった。。やはり上位3チームというのはそれなりに大きな意味があると思う。

逆に中日サイドは実質2位が確定したら0.5ゲーム差も12.0ゲーム差も変わらないと言わんばかりの無気力なシーズン中〜終盤の戦いぶり。特に対巨人戦に於いて。
2004年のパ・リーグプレーオフ実施の際にはあったものの,ギリギリ4.5差が続いて結局廃止となった「5.0ゲームで1勝」ってのが一つの目安なのかも知れない。

第1Sも第2Sも「5.0ゲーム差につき1勝」+「全試合上位チームホーム」
今年に当てはめたならば,第1Sヤクルト不戦敗だけど,巨人にはアドバンテージ2勝で良かった。
これならば中日だってもう少し真剣に戦ったと思う。ヤクルト・阪神・広島だって同様。公式戦も1試合1試合大きな意味をもつでしょう。ペナントレースはCSの為の予選なんて言わせない。
これが一番シンプルかつベストなのかなぁとポストシーズン制度導入から5年経って思えるようになりました。


来週はドラフトもありますし,クラシリに配慮し遠慮する各球団来季への動き(第二次戦力外通告や首脳陣の発表)なども見られるでしょうかね!?
東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(1) | NPB | at 23:18 | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

ヤクルト寮選手の隔離遅れ5人感染

激闘から一夜明け来季に向け歩みだしたスワローズ。各紙気になる記事がぞろぞろでした。まずはスポニチから。
引退の城石 ヤクルト2軍コーチに
 ヤクルトの高田繁監督(64)は、3年契約の最終年を迎える来季の続投が決まっている。組閣についても1軍コーチ陣はほぼ残留する見通しだ。
 また、来季2軍コーチとして今季限りで引退した城石憲之内野手(36)が入閣。近日中に発表される。また、外国人選手は今季打率・267、27本塁打、80打点を挙げたアーロン・ガイエル外野手(37)、同打率・276、21本塁打、83打点のジェイミー・デントナ内野手(27)が残留の方向。来季が3年契約最終年となる守護神・林昌勇投手(33)、2年契約最終年となる李恵践投手(30)も残留となる。

城石にポストを用意するということは枠の問題がある以上内野守備走塁コーチである角コーチの配置転換が考えられる。
そして「1軍コーチ陣」の「残留」に「ほぼ」という言葉がついていること。「ほぼ」が誰かが気になる。

続いて報知。
阪神・藤本獲りへ調査…ヤクルト
 CS第1ステージ敗退が決まったヤクルトが、国内FA権を取得している阪神・藤本敦士内野手(32)の獲得へ調査を進めていることが19日、分かった。球団関係者が「ショートを守れる内野手が欲しい」と補強ポイントを明かした。
 シーズン終盤、川島慶、田中の二遊間コンビが相次いで離脱するなど、内野陣に故障者が続出。CS進出は果たしたものの、大事な試合で梶本、鬼崎、森岡ら1軍経験の少ない若手を起用せざるを得ず、選手層の薄さを露呈した。右ひじじん帯損傷の手術を検討している川島慶は、長期離脱が確実だ。
 藤本は今季、47試合出場にとどまったが、03年には遊撃のレギュラーとしてリーグ制覇に貢献。年俸3600万円は、金銭や人的補償適用外のCランクに該当することも魅力だ。昨年オフの相川に続くFA補強へ、今後も水面下で動向を探る。

獲得の是非というよりも慶三の「長期離脱が確実」というのが気になる。慎吾もその可能性否めないし…。一体どうなっているんだろう。
藤本については人望もあるし,アテネで宮本・相川と一緒にやっている訳だし,イケメンだし,補強ポイントとしては悪くはないと思うな。

最後にニッカン。
 インフルエンザ感染者が続出しているヤクルトだが、19日には新たに川本と衣川の2選手、スタッフ1人の感染者が確認された。前夜、微熱があった館山、林は平熱に下がったが、新たに松岡が発熱し、練習に参加せず、宿舎で静養した。すでにユウキ、高木、野口がチームから隔離され、米野、三輪が2軍から招集された。
 大事なCS期間に一挙5人の感染者が確認されたが、球団の不手際も問題視されている。最初の感染者となったユウキ、高木は、寮生活を送っており、9月の月末には2軍選手の1人がインフルエンザに感染。その時点で隔離するためのホテルの費用を球団が持つか感染した選手負担にするかで対応が遅れ、寮を離れたのは発覚から数日後のこと。ホテルの宿泊費用も選手負担となっていた。
 CS第1ステージで対戦した中日は、2軍の寮生で感染者が出たが、球団側が迅速に対応し、1軍選手を寮から隔離し、感染者は広がらなかった。CS第2ステージを控える巨人は、選手だけでなく、スタッフの家族に感染者が出ただけでも、ホテルに隔離するなど、万全の態勢だった。感染が発覚していた前夜も、外出していた関係者をあわてて呼び戻すなど、ヤクルトはCS出場3チームの中で対応の悪さが目立ってしまった。【小島信行】[2009年10月20日8時57分 紙面から]

危機管理を問われる大問題!所詮は対岸の火事としか捉えなかったのだろうか?それとも金を渋ったのか?後者の可能性が高いが(苦笑)
現場だけでなくフロントも一体とならなくては優勝を狙えるチームにはなりえないのだろう。巨人・中日との差を痛感した。
東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 22:28 | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

*CS1stS 東京ヤクルト 4-7 中日

S 100 000 021 4
D 002 030 02X 7
●由規(0-1)4,松井1/3,吉川12/3,押本1,五十嵐1−相川

2009年東京ヤクルトスワローズ全日程終了。選手の皆さん。一年間本当にありがとうございました。

本当に最後の最後でインフル騒動。完治していない怪我を圧しての強攻出場宮本・相川両ベテラン。最後の最後まで諦めない8回・9回の攻撃。今日ほど感動した試合はありません。本当によくやってくれました。ただただありがとう。。。

明日からは今シーズンの疲れを癒してジックリと休んでください。

でも本音を言えば,同じ条件(インフル騒ぎ無し)でクライマックスを戦いたかった。。。

 3選手が18日にA型インフルエンザと診断されたヤクルトは19日、新たに川本良平、衣川篤志両捕手とトレーナー1人が感染したと発表した。川本は前夜の試合後、衣川は試合中にそれぞれ発熱の症状が出たという。
 ほかに、松岡健一投手が微熱を発症しており、同日午後6時からナゴヤドームで行われるクライマックスシリーズ(CS)第1ステージの中日戦に帯同しなかった。
 ヤクルトでは18日に、ユウキ、高木啓充両投手と野口祥順内野手の3選手の感染が確認されていた。


ただ隙を見せてしまったのが最後まで響いたというのは否めない(例えこの試合勝った所で更なる酷い状況が待ち受けていたとはいえども)。首脳陣は反省して欲しい。

松岡も微熱でベンチ入り出来ず。昌勇にも疑惑がある模様。石川・館山は登録メンバーにこそ入っていたものの登板はありえない。となると投げられる投手は橋本・恵践・五十嵐・吉川・押本のみ。延長も考えておかなければならない。由規には1イニングでも長く放って欲しかったというのが実情だろう。

1−2で迎えた5回表畠に初めて安打が出た。打撃を満足にこなせない相川は犠打。1死二塁で由規に打席。直前まで由規はヘルメットを被ってバットを構えていた。ランナーが進んだ所で得点圏に代打・ユウイチ。せめて左打者が進塁打を打っていればここまで悔やむことも無かっただろう。その後福地が初の出塁となる四球で浩康がライト前!もライト野本からのストライク返球で憤死。
となると畠に代走という策を講じなかったが悔やまれてしまう。でも5回まだもう1〜2回チャンスはあると判断を迷ったのだろう。

5回裏。由規に代えて松井。ラジオ解説の江本氏は「由規の直後に同じような投げ方の松井なら球威の劣る松井は簡単に打てる」ような趣旨の発言をされていた。同じ事を9月の巨人戦村中→加藤の継投の際も仰っていた。起用云々でなく順番。ワンクッションおけと。
1死一三塁。谷繁を歩かせて満塁策という方法もあった。
1点取られて代打・立浪がコールされた時点で左(恵践)へのスイッチという策もあった。

そして8回裏の五十嵐も同様。一昨日同様先頭に四球を与えた時点もしくは代打・平田にライトオーバータイムリー食らった時点でのスイッチを考えてよかった。

1点は仕方ない。でももう1点,もう1点の失点が余計だった。防ごうと思えば防げたんだから。何より決して諦めない攻撃陣が今日ナゴヤの地には居たのだから・・・

7回表に吉川の代打で鬼が起用され裏の守備から鬼がそのまま9番・遊撃(宮本遊撃→三塁)に入り7番に投手が入る。これが8回表のドラマに大きく影響していた。
8回表。先頭・福地が出塁したことでようやくスワローズの攻撃が出来た。浩康繋いで宮本一塁ゴロで浩康封殺。これも井端にしてやられた形だ。1死一三塁青木・デントナタイムリー。2点返して尚ガイエル四球で1死満塁で打順は押本。代打・志田の2球目の空振りが全てだったか。立っていれば点が入った。必死で止めた谷繁にもしてやられた。結果が最悪の併殺だっただけ。

9回表も2死無走者から点を返し尚一発出れば同点。迎える打者は青木という最高の状況まで作った。ラスト青木で終わったのだから。。。

死力を尽くした戦い。この3試合で得た経験。きっと来年に生かされることだろう。楽しみだ。本当に。


ただこれだけは言っておきたい。
フルシーズン一軍帯同だったのは石川・福地・ガイエル・青木の4人のみという例年に無く故障者が目立った。
しかも試合中の不慮の事故は宮本と飯原くらい。浩康・武内は走塁中。デントナ・相川もプレー中。福川・慶三・川端は試合とは直接関係無い所で。
投手も賢さん今季絶望に始まり,途中離脱に昌勇・亮太・押本・橋本・萩原。由規・館山にはマメ。
そして最後の最後でユウキ・高木・野口・衣川・川本のインフルエンザ。
チョット異常過ぎる。長田孝幸コンディショニングコーチは進退伺いを出すべきではないだろうか?
追記[10/28]
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2009年10月18日

*CS1stS 東京ヤクルト 2-3 中日

S 020 000 000 2
D 110 000 10X 3
●館山(0-1)62/3,李恵践1/3,押本1−川本

さぁ一気に今日決めるぞ!と意気揚揚だったのが一転したこのニュース。
 ヤクルトは18日、ユウキ(30)、高木啓充(26)両投手と野口祥順内野手(28)の3選手がA型インフルエンザに感染したと発表した。名古屋市内の病院で検査を受け、陽性と分かった。

野口が昨日の試合出場していたからさらなる感染が予想されるし,勝った所で先発居ない状態で2ndSどうなるの?って複雑な気分になった。

そんな中始まった試合―。
内容では無く結果が全て。短期決戦で1本を待っていたらシリーズは終わってしまう。福地はスタメンから外せ。そして勝たなければ終わりなのだからとっておきの代走にした方が良い。
でも野口がああなった以上代わりが志田しか居ないけど(苦笑)宮崎から呼ぶか?!

最後の打者畠。5−4−3もしくは6−4−3の併殺なら仕方ないと思ったが,最悪の4−6−3の併殺。10/11・12と正反対。決めに行って良い場面で右打ちというのが…。少なくとも畠の状態が良ければ今日も遊撃・宮本で行っていたかも知れない。鬼の若さが得点に絡んでしまった形に。
初回はいきなりで緊張もあっただろう。ただ7回のショートゴロの場面。宮本ならばやや暴走気味かつ鈍足・谷繁をサードでタッチプレーという判断をしたのか?!荒木は散々煽るから正直嫌な予感がした。。

7回表2死二塁で館山。そのまま打席はあの状況では止むを得なかったと思う。


これで対戦成績1勝1敗。
過去のプレーオフ・クラシリ(3試合制)で3戦までもつれたのは4回。
2004年パ西武○●○
2006年パ西武○●●
2007年パロッテ○●○
2008年セ中日○●○
.750の確率で初戦勝ったチームが勝ちあがっています!!

さらに日本シリーズでも
1997年○●○○○
2001年○●○○○
と○●○が続いていますし信じましょう!!!

図らずも第3戦を託されるは恐らく由規。これも何かの運命。こなったら彼と心中です。
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2009年10月17日

*CS1stS 東京ヤクルト 3-2 中日

S 000 000 300 3
D 000 110 000 2
○石川(1-0)6,H押本1,H五十嵐2/3,S林昌勇(1)11/3−川本

祝☆東京ヤクルトスワローズクライマックスシリーズ初白星


ポストシーズンは結果が全て。試合内容なんて関係ない。でもこれらの事を落合監督に言いたいと思う。

1.吉見の最多勝を重視するあまりチェンは長いイニングを投げられずにスタミナが切れた。これが天罰だ!!

2.6番・谷繁の起用には本当に助けてもらった!!
石川にも昌勇にも(というかヤクルト戦)相性抜群の藤井と逆だったら
明らかに結果は変わっていたことだろう。そして何よりスクイズ失敗。これで流れが変わった!

3.そして最後にデントナの本塁打。これなら文句のつけようがないだろう!!!


開幕戦・交流戦開幕戦・オールスター明け初戦に続き今日も開幕投手を任された石川。6回81球ではあったが,相当の疲労感が残ったであろう。よくチェンとの投げ合いに根負けせず2点で抑えてくれた。本当に頭が下がる投手だ。

打順は川本・鬼崎の流れを生かすかと思いきやサード・畠ショート・宮本の攻撃重視の布陣。畠は新婚パワーに期待したが打撃は震わず。それでも守備で無難に捌いてくれた。

復帰即スタメンの浩康。チェンの突破口となる二塁打は勿論だが,3回裏の犠打処理で魅せてくれた。石川の投球がファールグランドに逸れたにも関わらず,まず投球を抑えて,グラブでベースをタッチ。浩康だから当たり前のようにこなしてしまったが,大きな傷口を広げかねなかっただけにこのプレーは大きかった。

浩康をサードに進める宮本の進塁打。これも当たり前のようにやってのけた。ピンチにはマウンドに駆け寄って投手を鼓舞。経験の無い選手ばかりの中本当に頼りになる。

青木。5回表チェンのノーノー阻止となるチーム初安打。そして浩康を還す見事なレフト前へのタイムリー!塁に出てもチェンにプレッシャーをかけてくれた。それがあの一発に繋がったのだろう。大舞台に強い男。これからも頼むぞ!

ガイエル。2回表は井端だから併殺になってしまったようなもの。完全にヒットコースだった。7回表にガイエルシフト荒木の右を破るヒット。打席でも粘りがあった。

川本。汗ビッショリなのが画面から伝わってきた。貴重な経験をしている。大きく羽ばたけ明日を描け!

オッシー。投手陣で唯一ハム時代にクライマックスシリーズを経験。安定した投球だった。

昌勇。初戦からイニング跨ぎになった。これからも負担をかけると思うが,最後は昌勇しか居ない。ポストシーズンにおけるヤクルト守護神の連続無失点記録を伸ばしてくれ!

亮太。先頭へのストレート四球というのは頂けない。ファン感で温かくメジャーに送り出してもらえるような投球を最後に見せてくれ!

野口は代打で,吉本・ユウイチは守備固めでそれぞれ初出場。

ポストシーズンには逆シリーズ男というのが存在する。今日見る限りその危険性が高いのは福地。早い段階でまず1本。それからだ。

最後にデンさん!打った瞬間それと分かる逆転2ランホームランをありがとう!!絶叫でした。。

パ・リーグの楽天同様初戦を奪った勢いで一気に決めるぞ!頼むぜドラキラー☆館山!
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2009年10月13日

*CS1stSへの展望

まずは投手編。
登板が予想される選手の対中日戦とナゴヤドームでの成績。
防御登板S回数被安被本三振与四与死失点自責
館山vs.中日2.4853104032325421411
ナゴヤドーム3.00211015151101075
石川vs.中日3.053300202/3202103077
ナゴヤドーム0.612200142/311073011
由規vs.中日1.233000221501211063
ナゴヤドーム0.00100084073000
ユウキvs.中日4.625030251/3302201421613
ナゴヤドーム3.75202012811111055
高木vs.中日4.50100021110011
ナゴヤドーム-000000000000
村中vs.中日14.14202071326601111
ナゴヤドーム27.00101027014066
橋本vs.中日-000000000000
ナゴヤドーム-000000000000
松井vs.中日1.50400063012011
ナゴヤドーム2.25300043010011
李恵践vs.中日0.00300021/31020100
ナゴヤドーム-000000000000
押本vs.中日3.5210021151/3113134066
ナゴヤドーム3.52301072/37161033
松岡vs.中日2.619300101/380114133
ナゴヤドーム0.00210030020000
五十嵐vs.中日0.8711101101/38173111
ナゴヤドーム0.00400143033000
林昌勇vs.中日2.3811116111/392114033
ナゴヤドーム2.70310231/33111011

中日は第2ステージを見越して先発温存or中継ぎ総動員など奇襲もあるなどと報道されているが,スワローズにはそのような手は一切ありえない。館山と石川の両エースに託すのみである。では順番=開幕投手をどちらにするか?
ナゴヤドームでの防御率を見ると石川に軍配が上がるものの,ここは館山ではないだろうか。仮に石川がチェンとの投げ合いで惜しくも初戦を落とした場合,負けたら終了の2戦目に館山というのは不安が残る。逆に石川にはこれまでチームの危機を幾度と無く救ってきた精神面の強さがある。
館山・石川の両腕で一気に連勝が理想ではるが,仮に1勝1敗で第3戦にまでもつれこんだ場合。ユウキ・村中らの再登録も考えられるが相性は劣悪。データを重視すれば由規が妥当な所。ピリッとしない後半の投球に不安はつきまとうが,あわやプロ初完封かと思わせた8/16の投球が印象深いだけに,あの快投再現を願うしかあるまい。

尚押本には先発での成績(6回3失点)が含まれており,中継ぎとしての防御率は0.00。
一方の中日の現在登録されている中継ぎ投手陣の対ヤクルト戦防御率(河原1.29・高橋聡3.38・パヤノ4.26・山井4.76,岩瀬5.14,浅尾8.14,小林正∞)が示すように苦手意識は皆無!悪夢の真っ只中9/12ですら浅尾・岩瀬に一泡噴かせている。中継ぎ勝負に持ち込めば圧倒的にスワローズ有利!
とにかくチェン・吉見・川井・中田・朝倉・伊藤など全く読めない先発をどう攻略するか?だろう。

その攻略を委ねる野手。
出場が予想される選手の対中日戦とナゴヤドームでの成績。梶本が抹消されたことに伴う昇格は田中浩康と予想。
打率打数安打本塁打点三振四球死球
福地vs.中日.2849527171660
ナゴヤドーム.333331101950
野口vs.中日.41217711240
ナゴヤドーム.46213611220
宮本vs.中日.284671907830
ナゴヤドーム.16730501310
青木vs.中日.29791272712122
ナゴヤドーム.256391012461
デントナvs.中日.36269255191841
ナゴヤドーム.26123604201
ガイエルvs.中日.373672591914124
ナゴヤドーム.344321136570
川本vs.中日.27311311300
ナゴヤドーム.0004000100
鬼崎vs.中日.5004201100
ナゴヤドーム-0000000
中村vs.中日.0001000000
ナゴヤドーム-0000000
衣川vs.中日-0000000
ナゴヤドーム-0000000
畠山vs.中日.25036927530
ナゴヤドーム.18816311310
ユウイチvs.中日.2508200200
ナゴヤドーム1.001100000
田中浩vs.中日.230611418741
ナゴヤドーム.21723505400
森岡vs.中日.16712200400
ナゴヤドーム.2508200400
吉本vs.中日.0002000210
ナゴヤドーム.0001000100
志田vs.中日.2005100110
ナゴヤドーム-0000000

出場可能メンバーである川本・鬼崎・中村・衣川・ユウイチ・吉本・森岡・志田にはほとんど出場がないので,ハッキリ言ってデータは当てにならない。ただ野口の相性は買いたい所!
10月の連勝の流れを大事にしたいので,3番・宮本,4番・青木,7番・川本,8番・鬼崎は崩さないだろう。
問題は青木の後を打つ5番を誰にするか。10/6・10/7の横浜戦では青木・ガイエル・ユウイチの並びが最大限に機能した。逆に10/8の阪神戦では青木とガイエルの間に畠山を入れたことで序盤二度チャンスを寸断された。

ただし監督は左右病を患っている。先発チェンも予想される上,小笠原・パヤノ・高橋聡・小林そして岩瀬とブルペンには左が豊富に待機しており,試合終盤に青木を迎える場面でこれらの左投手にスイッチされる確率は非常に高い。これらを踏まえると,青木・ガイエル・ユウイチをくっつけることは極力嫌うのではないかと予想される。

となると鍵を握るのが右打者。デントナにするのか畠山にするのか。デントナには致命傷になりかねない守備と走塁のリスクが。畠山には得点圏打率.125という勝負弱さとランナーを進めることへの意識の欠如がある。どちらを重視するのか?それとも臨機応変に対応するのか?
打線では青木の次の打者が大きな鍵を握るであろう。
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2009年10月12日

*東京ヤクルト 5-3 巨人

G 012 000 000 3
S 100 100 03X 5
由規6,花田1/3,○高木(4-0)12/3,S李恵践(1)1−川本,中村

昨日の今日だから尚更ですが,本当に温かい気分でいっぱいです。。
レフトスタンドのジャイアンツファンの皆さん最後まで残ってくださって本当にありがとうございます。「東京決戦」是非とも宜しくお願いします。

ジャイアンツナインにも。花田には中央大学の後輩・阿部が,城石には7年間共にプレーしたラミレスが花束贈呈をしてくれました。
また引退選手に花を持たせるという風習があるかとは思いますが越智。そこからの逆転劇で内海の3年連続二桁勝利はパーになったことについては気の毒な点も少しはありますが,そもそもこの試合は10/5に予定されていたものが雨で流れたことでタナボタ的に登板機会が回ってきたもの。WBCの影響もあったかも知れませんが彼の力量からすれば,もう少し早い段階で決めなければならない投手。これを糧にしてもらえたらと思います。

でもその雨が無かっ”たら”,あの中日としかもあの殺伐した空気の中でのセレモニーになりかねなかっただけに,結果論ではありますが雨にも感謝!

さぁ試合。
序盤はこれからに向け課題を多々露呈。
・由規投手への安打&ベースカバー
・デンの守備
この辺は相変わらず感。
・畠山0死一三塁遊直・1死二塁遊ゴ。これで2試合連続。普段から右への意識で打席入っているはずが,この場面でオレが決めるとばかりに引っ張りランナー進めず。こんな打撃ではCSでスタメン起用なんて有り得ません!

ただ古田・高津・宮出・川崎と続々詰め掛けた状況が映し出されてからはもう歓喜!!(特に宮出ね。。彼にとって移籍は吉だったけれど,如何せん交換相手が。タダ同然で取られたのは痛いと。。)

7回表花田のマウンド。最後の登板は僅か2球で終わってしまいましたが,監督・コーチ・チームメイトは勿論,少年野球,高校野球,大学野球の監督・コーチ,両親・兄弟・家族への感謝を並べたメッセージに目頭がアツくなりました。。

8回裏畠に代わりネクストに城石がスタンバイ。越智の直球を見事に弾き返して左中間真二つ!綺麗な軌道でした!9回の守備を考え代走は送らず。さらにベンチ前では宮本がキャッチボール。
デントナ四球もユウイチは浅いライトフライで城石帰塁。
2死一二塁。高木に代わって起用は青木かとも期待しましたが衣川。2−3までよく粘ったことでライトも下がり,自動スタートの形が作れました。打球は一二塁間を抜けライト前へ!腰痛もちの城石の足で還ってこれるか?!ハラハラしましたが,見事ホームインで同点!
そして最後に吉本がレフト谷のダイビング及ばずタイムリー2塁打で勝負アリ!!今季のほとんどを戸田で過ごしたメンバーが見事に越智を打ち崩しました!

9回表はセカンド・城石&ショート・宮本という若松・古田時代のリードした終盤を想い出させる守備体系に。惜しくも城石の元に打球は飛びませんでしたが,8/21以来の巨人戦白星!

何気なくこれで6連勝締め!最終成績も昨日書いた通りの71勝72敗1分。やっぱり天井が…。(負けたらた古田政権一年目と全く同一70勝73敗1分だったので,翌年への縁起という意味では回避できて良かった。。)

昨年までならこれでシーズン終了〜長いオフ突入―。だったのが,今年はまだまだまだ先があります!!
クラシリ第1Sへの展望対中日戦分析はまた改めてしてみたいと思います。
でもあんな球団には絶対負けない!!ってのは強く強く抱いています!

城石憲之・花田真人両選手お疲れ様でした。


しかし振り返ってみれば山アリ谷アリの一年間でした…「夏の日の2009」悪夢のような毎日でした。。
4月03日〜07月31日:48勝35敗0分 勝率.578
8月01日〜09月15日:08勝29敗1分 勝率.216
9月16日〜10月12日:15勝08敗0分 勝率.652

2009年セントラル・リーグ最終成績
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差
1巨人14489469.659
2中日14481621.56612.0
3ヤクルト14471721.49722.0
4阪神14467734.47924.5
5広島14465754.46426.5
6横浜14451930.35442.5


おまけ
東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(2) | SWALLOWS | at 22:37 | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

*東京ヤクルト 4-3 中日

D 000 003 000 3
S 000 001 30X 4
山本6,○松岡(6-4)2,S押本(1)1−川本,中村

率直に。非常に気分が悪い!試合でなく落合の態度と一部中日ファンに対して。選手は何も悪くないと思う。でもこういうのって今後の士気に少なからず影響してくるんじゃないの?
遅延行為って言うけど,これは列記とした審判に対する侮辱行為だと思う。連盟は何らかの制裁課して然るべきではないのか?!
あと一部ファン。ペットボトルはおろか,せっかく立浪の最後の舞台に用意したはずの紙テープを投げ入れるわ,完全なライトフェンス際のファールをフェアだろとブーイングするわ,何も悪くない山井やヒーローインタビューのデントナに暴言吐くわ。あまりにも醜いと思う。。。

試合開始前の戸田経験者メインのスタメン発表に始まり,プロ初登板初先発山本が緊張もあっただろうに4イニングを抑えた。「よーし頑張れ!」この時点ではまだまだ穏やかだった。

4回裏。それまで3イニング7奪三振と完璧なチェンに代えて吉見。この時点で「相変わらず卑怯な手を使ってくるな」と呆れる。2死一二塁で山本。個人タイトル争いだけなら代打で勝負に出ても良かったのにそのまま打席に送った。
その期待に応え山本がチェン・吉見と互角に投げあい前半を終える。「こうなったら山本に勝利投手の権利を!」と応援に熱が入ってきた。

がさすがに疲れたか。6回表森野にタイムリーを浴び,ブランコに被弾。それでも荒木コーチはマウンドに行かず,6回を投げきった。大いに意味のあるピッチングになったであろう。中日相手に6回3失点。
敢えて比較したいが,ちょうど一年前横浜相手に5回無失点で今季に向け淡い期待を抱かせたが,結局何も変わらなかった投手がいる。
一軍の怖さ。1球の重み。ペース配分。山本にとって物凄くためになる授業を受けたと思う。これを是非生かして欲しい。

ただこうなると吉見に勝ちがつくという最悪の展開に―。試合の勝敗は関係ないから「とにかく同点に追いついて山本の負けを消してくれ!」

6回裏1死二三塁鬼崎の当たり。レフト和田がダイビングキャッチしかけたが,グラブからボールがこぼれた。だが二塁走者・川本は三塁タッチアウト。
「え!?」って感じだったが,リプレイを見ると三塁ベース直前まで達していたのにボールから目を離して二塁方向へ戻りかけ慌てて三塁という複雑な動き。エンドランでもかかっていたのか?って位走っていたから和田に取られた時点で併殺だったと思う。だったら川本に責任は無いはずなのに…。直後に暴投もあった。大一番では決して許されないミス。しっかり戒めよう。

で問題の7回裏。先頭福地ヒット。すかさず盗塁。アウトっぽかったけどね。この足は凶器!暴投と野口四球で0死一三塁。
畠。犠飛には充分の当たり。この打席では結果残したものの,前の打席で1死二塁で進塁打打てなかった。これも短期決戦では命取りになりかねないプレー。大いに反省を。

デンさん。それまで3打数3三振。守備と走塁のリスクはやはり伴うと思う。でもこの一発長打と得点圏での強さ。69打数25安打打率.362・5本塁打・19打点のドラキラー。どうするのだろうか…

吉見の勝ち星を奪って松岡に6勝目。色んな意味で最後に「松岡らしさ」が出た。これこそ最大の薬。「ツバめ組」完全復活をCSの舞台で!

明日レギュラーシーズン最終戦。目標は内海の二桁阻止&讀賣90勝阻止!勝利すれば71勝72敗1分。1分は天井だから実質的には.500。そう思えば恥じる事は無い!城石花田の花道を勝利で飾ろう!!
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2009年10月09日

*東京ヤクルト 3-1 阪神 CS進出決定!!

T 000 000 100 1
S 100 001 10X 3
○石川(13-7)7 1/3,S林昌勇(28)12/3−川本

青木がセンターフライを掴んだその瞬間。
よっしゃー!!ってガッツポーズ!でもその後自然と目から涙が出てきた。で暫く全身の震えは止まらなかった。。

祝☆東京ヤクルトスワローズ3年ぶりAクラス&初のクライマックスシリーズ進出決定!!

7月22日にクライマックス進出マジック「52」が点灯したものの,まさかの大失速。一時は5位にまで転落。苦しみに苦しんだ末に掴んだAクラス。
可能性こそ残すものの今日負けたら終わり。これ以上無い緊張感と古田引退試合以上の超超満員の観衆。この緊張感を味わえただけで選手はスキルアップしたであろう。宮本が危惧した昨年・一昨年で染み付いてしまった負け犬根性は完全に払拭された!

失うものは何も無い。無欲でナゴヤに挑もう。でもあの球団は正直第2ステージを見据えている。WBCにも一切協力しなかった球団。足元救ってやろうではないか!!

7回。鬼の完全な併殺コースが一転の痛恨のエラー。高橋光のタイムリー。鳥谷の森岡ファインセーブ。金本のキャッチャーファールフライ。もう胃に穴が開きかけた。正直今日の試合以上の緊張感はクラシリ&シリーズでは味わえないんじゃないかなぁ。。正直負けても…みたいなのあるし。。

今日は自分自身でも何書いてるか分かんないわ。。。冷静になれないし。
とにかく選手の皆さんありがとう!!

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2009年10月08日

*東京ヤクルト 5-0 阪神 CSマジック2

T 000 000 000 0
S 002 002 10X 5
○館山(16-6)9−川本

クライマックスシリーズ進出マジック2が再点灯!!

それでも明日の試合を落としてしまえばマジックこそ消えなくとも,最優秀防御率チェン・単独での最多勝を目指す吉見のリレーが予想される中日と,自身4年連続二桁勝利を目指す内海哲也が先発してくる讀賣との対戦に1勝1分以上が求められてしまうだけに,このマジックは忘れて,明日負ければ終わりという気持ちで試合に臨んで欲しいと思う。

そしてその大事な大事な試合を任されるはエース・石川雅規。これまで幾度となく大事な試合を任され勝利を収めてきた石川。やってくれるだろう。そう信じて明日も声援を送りたいと思う。

さて試合。もう誰がどうの言えない。
福地は7回の内野安打と盗塁でダメ押し点を呼んだ。
梶本も7回の内野安打で繋いだ。
宮本は3回新井のエラーでホームに生還。7回にはキッチリと福地をホームに還した。
青木は初回からこの試合に懸ける気迫を見せる一塁へのヘッドスライディング。3回は新井の暴投の間に一気に三塁へ。7回のヒットも得点になった。
ガイエルは3回に必死の走塁でホームに生還。
ユウイチは3回大きな大きなタイムリー2ベース。
川本は言わずもがな7回の見事な初球フルスイングで阪神の息の根を止めた!守っても館山との呼吸はバッチリ!
鬼はショートで難しい当たりを軽々捌いた。
館山は121球完封勝利でシーズン16勝目で吉見に並んだ。自身のタイトルなんて関係ない。ただチームの勝利の為に投げてくれた!
2年前は最多敗戦。昨年はリーグでは表彰されない最優秀勝率。出来るならばこのまま悲願の最多勝のタイトルを取らせてあげたいと思う!

さぁいよいよ明日。優勝への夢を描いた6月〜7月から一転。悪夢のような日々の連鎖の8月〜9月中盤を経て迎える10月9日。
ひとまずもがき苦しんで掴んだAクラス。だからこそ味わえる喜びをファンに魅せてくれ!
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2009年10月07日

*東京ヤクルト 5-4 横浜

B 012 000 001 4
S 000 021 02X 5
ユウキ3,橋本2,押本2,○五十嵐(3-2)1,S林昌勇(27)1−川本

中止だと決め付けてたから録画予約もしてない。ケータイ公式サイトは9月末で解約しちゃった。そんな中残業でめっちゃ気になるけど我慢して一切経過にアクセスしなかった…。
ようやく一息つけてPCにアクセスした。そしたらなんとか逆転で勝ってた(ただし阪神は9回表でリード)!!ってな具合の今日の試合。序盤の劣勢を知らなかったのはある意味幸せだったかも?!

4勝13敗からまさかの7連勝で終わってみれば対戦成績は11勝13敗。決して悪い数字では無いように映る不思議。台覧試合の石川降板+延長12回2死無走者からの鎌田痛恨の内川被弾の2試合が悔やまれる。。

心配された台風18号も関東地方は午前中に抜けそうだからどうやら試合は予定通り行われそう(逆に北陸地方はかなり危険かも。もう始発からJR全線運休決まってるし。。)

GWにチケット完売の中雨で流れた2試合をまさかこんな展開で迎えるとは一体誰が予想しただろうか?
両チーム譲らず0.5ゲーム差。この直接対決でどちらかが連勝すれば終わりのセ界最終決戦。


伝説の10.8がここに再び―。

館山vs安藤。いざ決戦の時!
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2009年10月06日

*東京ヤクルト 10-4 横浜

S 100 010 080 10
B 201 100 000 4
高木3,由規1,松井2,○押本(2-6)1,五十嵐1,林昌勇1−川本,中村

序盤〜中盤の展開。由規の意味不投入&失点で正直シーズン終わりを覚悟した。失速後持ち応えてここまで来られたのも高木のお陰。その高木で勝てないんなら…
そして横浜には痛い星を落としすぎた…それに尽きると。。。

それが一転。何かが変わった―。そう由規の代打・中村悠平が川本に代わってそのままマスクを被った事から―。

鬼崎に本塁打が出たことで余計悔やまれる致命的な失点。成長しない由規。青木・ガイエル・ユウイチと左が4人続くのを避けたかったからなのか?今日も7番起用で打順を斬る川本。鬼だったなら…と恨んだ起用。守っても悪いリズムは相変わらず。。
とうとう見切った高田監督。一体どんな心境でこの高卒ルーキーにマスクを被らせたのだろう??でもこの起用がまたチームを救った!

負けている展開ではあったが,松井・押本をリードして失点を許さない。攻撃側にリズムを戻す。
そして打ちあぐねた桑原謙が代わってくれた8回表。
先頭・福地,続く梶本の連打。宮本がキッチリ送って1死二三塁。ここで迎える青木に対し今季限りの横浜退団の工藤がマウンド。
最下位チームに負けてたまるか!まだまだ諦めない!頼れる4番・青木の2点タイムリーで同点!重い空気を振り払った!そしてガイエルの24号2ランで勝ち越し!!
ユウイチの何気ない四球。代走野口の盗塁。進塁打を打てない代打畠。遂に敬遠されるようになった鬼。中村あわやの四球で満塁。その走者一掃福地の3点タイムリー二塁打。巨人戦の無念を晴らす梶本のタイムリー内野安打でダメのダメ押しで一挙8得点。実に久々感。それもそのはず後半戦初の二桁得点。

憧れの人であった五十嵐・昌勇との初マスクも見事に無失点リレー!

高木・鬼に続いて3人目の救世主・中村悠平が今日誕生した!
もう恐れるものなど無い。若さを全面にイケイケリードでチームをCSに導いてくれ!!
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2009年10月04日

*東京ヤクルト 1-5 巨人

G 020 030 000 5
S 000 010 000 1
●村中(1-6)42/3,松井1/3,李恵践1,橋本3−川本

振り返ると節目節目の対巨人戦が全てだったって事になるんだろうな…
亀井が消えたというのに代役小田嶋に一番許してはならない一発浴びて先制許して,5回も小田嶋のヒットでピンチ広げ,最後は自滅。

でもその前の川本の送球。完全に5−2−3の併殺コースなのに。。投げた瞬間ライト前行くんじゃないかと思った位酷かった。。デントナよく取ったよ。やっぱり川本じゃ勝てないんだね。期待したんだけど。

唯一のチャンス5回裏押し出しで1点取って尚2死満塁梶本の場面。次の回から宮本をセカンドに回してまで守備代えるだったらって思いもある。

あの代打・福地以来ガイエルはベンチ座ってるだけだけど,膝はそんなに悪いの??フェニックス組めない戦力は分かるけどサ。。
東京 ☁ | Comment(6) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 20:51 | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

*東京ヤクルト 6-4 阪神

S 013 002 000 6
T 020 200 000 4
○石川(12-7)9−川本

負けたら終わりの試合に勝った!
やっぱり大事な試合で勝てる石川はエースだわ。。序盤のあまりにピリッとしない内容だったのに,後半は別人で打者15人パーフェクトピッチ!続投を決断した首脳陣に感謝。

デン以外先発野手全員安打でそれぞれ点に絡んだ。
中でも救世主は鬼。プロ初本塁打で決勝点。入団以来不敗神話の桟原に遂に負けをつけてやった!守備でも7つのアウトに関与。同じ甲子園では7月に慶三がポロポロやっていただけに,守備力では鬼に軍配か?!やっぱり競争は必要だよ。。

併殺に始まりブロックノータッチを犯した川本。なめられた外野の肩。毎度毎度の0死満塁からの無得点。細かなミスもあったが,もうどうのこうの言う時期でもない。とにかく勝てばそれでよい。

心配は武内…。これで飯原・浩康に続き3試合連続の負傷退場。しかも皆ずっとフルで一軍登録されてきた選手ばかり。呪われてるとしか言いようがない。青木・福地・畠は特に気をつけろよ。。
残された”動ける”野手は新田・衣川・水野・森岡・三輪・大塚・上田・中尾・高井のみ。フェニックスリーグどうすんの??

東京にとんぼ帰りで巨人戦。こうなったら他力本願。ラミ・グラ・ゴンに感謝の気持ちがあるのなら,お願いだから手を抜いて下さい。エラーでもイイんです。ワイルドピッチでもいいんです。巨人軍が取った点数よりも1点だけ多くヤクルトに与えてください。。
兵庫 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 22:09 | 更新情報をチェックする