2009年04月30日

*東京ヤクルト 3-0 中日

S 000 001 002 3
D 000 000 000 0
○石川(3-1)72/3,S林昌勇(6)11/3−相川

対中日ビジターゲームでの3連戦3連勝は2003年9月5日(ホッジス)・6日(鎌田)・7日(石堂)以来の快挙だというのに,素直に喜んでいられない。。とにかく担架で運ばれた青木の状態が気になります。
得点圏で悉く凡退し,昨日の試合終了時点ではとうとう規定打席到達者の中で下から1位となり,厳しい見方をしてしまいがちな青木ではありますが,やはりスワローズにとっての宝ですからね。

ただ当てた岩瀬も投げた直後は顔面蒼白だったし,青木の元へ駆け寄ってくれてていたので,あくまでプレー中のアクシデントだと思いますので。岩瀬のケアもしてあげて欲しいと思います。

さて試合。
ガイエルの本塁打による1点の援護だけで,石川をいつまで辛抱するかという展開。石川の代え時は非常に頭を悩ませたと思います。相手が打ちあぐねていた投手を代えた途端に流れが変わるということは多々ありますから。
8回一死2塁から井端にも四球を与え,黄色信号点滅しかけたものの,対左ということで森野まで投げさせ,二死1,2塁ブランコという場面でイニング跨ぎとなる林昌勇の投入を選択した高田采配。
この3連戦要所要所でブランコには相当救われました。当たれば飛ぶとはいえども,これがウッズだったら・・・

で色々あった9回表。
代打・ユウイチの今季初安打!代走・野口と飯原の間でエンドラン見事に決まって無死1,3塁。重盗警戒の隙をついて飯原盗塁で無死2,3塁と絶好の追加点のチャンス!
も,福地はフルカウントから完全に高く抜けた球を空振り三振。宮本もピッチャーゴロで野口本塁間に挟まれ二死。宮本の走塁に救われたが,野口の挟まれ方は後でベンチでお灸を据えられたんじゃないか?!
で二死2,3塁青木を迎えて,中日は左腕を持ってくると思ったら,なんと岩瀬−谷繁とバッテリー毎変えて勝負にきた!

青木が本来の調子なら迷わず青木敬遠武内勝負だったんだろうけど・・・

(岩瀬投入で)一旦心の緊張の解け,且つ場内の空気が騒然とする中緊急登板となった高橋聡文=左腕から,青木先輩の悔しさを晴らす大きな大きな価値ある一打を放った武内!見事だった!!

4月終えての順位表
順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差
1巨人231472.667
2ヤクルト2212100.5452.5
3阪神2311111.5003.5
3広島2311111.5003.5
5中日2310130.4355.0
6横浜228140.3646.5

例年にない好位置と言えるでしょう。月変わって5月は新装なった広島マツダスタジアムから。谷間となる3日の先発と,川島亮の中5日の影響など気になる点はまだありますが,このナゴヤでの戦いを機にまたチームが一つになれたような気がしてます。5月も
GO! GO! SWALLOWS!!

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2009年04月29日

*東京ヤクルト 7-1 中日

S 002 002 111 7
D 000 010 000 1
○館山(2-0)9−相川

先週と本当に同じチームなんでしょうか??
あれだけホームが遠かった打線が,先発早稲田コンビ以外全員安打10安打で7得点。

中日との対戦成績は4-1。そんな中日は横浜に3-0。
広島との対戦成績は3-0。そんな広島は讀賣に4-0。
どうやったら勝てるのか教えて欲しいんですけど。。。

投げては負けないエース・館山が今季チーム初完投!防御率も1.76でトップに肉薄!もはやドラキラーではない。セ界のエースだ!!

中日キラーのDG砲!?
デントナは19-08 1本塁打 5打点
ガイエルは18-10 2本塁打 8打点
DはともかくGは中日戦以外なんて目を覆いたくなるような成績なのに・・

2つ勝つともう1つ!と欲が出てしまうものですが?!左のエース・石川に期待しましょう!!
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2009年04月28日

*東京ヤクルト 4-2 中日

S 010 010 020 4
D 010 001 000 2
川島亮52/3,H丸山 1/3,○木田(2-2)1,H五十嵐1,S林昌勇(5)1−相川

「出口のないトンネルはない!!」カトケンさんの仰った通りでした!9日ぶりの勝利で5割復帰!

率なんて少々低くたって構わない。外へのスライダーに空振り三振だって仕方ない。ここぞのチャンスで1本決めてくれる!それが4番打者なんですね。右手一本でもっていったかのようなデントナの一撃でようやく連敗を止めることが出来ました。

エラーにフィルダースチョイスに盗塁失敗に走塁死。毎年1試合やっている球場のはずなのに,らしくないミスが目立った中日。自滅に助けられるかと思いきやそれをモノに出来ない連敗中のスワローズ。どっちに転んでもおかしくない試合展開だったと思います。

で気になった浩康の打席。絶不調なのは周知の事実なのに,2回一死1,2塁と五回無死1塁の打席で犠打の指示は無し。フリーに打たせるっていうのはどうなの?!という事。5回は井端の野手選択という(スワローズにとって)ラッキーな形となったが,6−4−3の併殺でもおかしくなかった打球。さすがに7回無死一塁は犠打だったが,采配としては気になった。
首脳陣の浩康への何とか自分で解決しろというメッセージなのかも知れないが。とにかく1打席でも早い復調を待ちたい。

打線は福地が戻ってきて,チャンスで福地・武内・相川に回れば何とかしてくれそう!って雰囲気になった。やはり福地一人居る居ないでは違う。

そしてO矢監督を見習ったかのような?!積極継投。5回2/3で62球の川島亮を森野の所でスパッと代えた。5/4月曜日の先発登板を睨んでの意味合いもあるだろうが,結果吉と出たかな!
代わり端に井端が盗塁死。次の回投手に打席回ってきて代打・ガイエルと,森野へのワンポイントであるはずの丸山は何もしてないのだが,「次の回(川島に)打席回るし,あと一アウト」と我慢(=続投)したら一発食らっていたかもしれないし,連敗中の嫌な流れを止めるという意図も汲み取れたし,良かった。
中継ぎ復帰の木田。2アウトを簡単に取って,更に次の打者も2−0と追い込んでから四球とある意味健在の投球。
佐賀で痛い目にあった亮太は今日は3凡。
そして日曜日調整登板した林昌勇が久々セーブのつく場面でマウンドへ。代打立浪四球で,荒木右2でいきなり無死2,3塁のピンチ。今年初のまさに胃が痛くなる展開―。それでもこんなにドキドキしちゃうんだからファンだなぁって痛感した(笑)

終わってみればまさに絵に描いた展開。井端を三振,森野敬遠,ブランコ三振,二死満塁で和田勝負。ここなら安心浩康−武内で試合終了!!

Yahoo!一球速報で配球確認してみたら,
1球目:外ストレートでボール
2球目:真ん中スライダーでファール
3球目:外角低めストレートでファール
4球目:真ん中低めストレートでセカンドゴロ
二死満塁なのにこの落ち着いた配球。特に1球目・2球目なんてピンチで自分自身も舞い上がっちゃうような捕手だったらこんなリード出来なそう。。。ま,これはさておき・・

4月を何とか最低ラインの勝率5割で乗り切る為には,残り2試合どちらかで勝たなければならない。こればかりは館山・石川左右の両腕に託そう!!
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2009年04月26日

*東京ヤクルト 2-6 横浜

B 330 000 000 6
S 001 001 000 2
●由規(2-2)1,松岡3,木田2,押本2,林昌勇1−相川

呆れたし,悔しいし,悲しいし・・・冷静さを欠いたため昨夜は書く気になれませんでした。。。

確かに由規が初回二死無走者からの自滅で試合を壊してしまったかも知れない。でも神宮開幕3連戦なんて初回3失点は勝ちに結び付けてきたじゃないか!あのチーム全体で何とかするぞ!という気迫は一体どこへ行ってしまったんだよぉ!??

グリンの立ち上がりだって決して良くなかったはず。初回の横浜と同じく二死満塁で6番に回ってきた。
金曜から動いた新打線ではあるが,それまで結果を残してきた宮本と慶三のシフトは解せなかった。宮本はチャンス(得点圏)でキッチリとランナーを還してきたし,何より慶三は,福岡で豊田から粘りに粘ってキッチリ進塁打を放つ2番打者としての働きがようやく板についてきた途端の打順変更だった。ここぞの長打も魅力ではあるが,6番では慶三の持ち味が薄れる。打席内で決めてやろうという意識が見え隠れする。あくまで次に繋げる意識を失わないで欲しい・・・

で2回表から継投。初回由規が四球連発でアップを始めたのが松岡で「え!?」って思ったし,二死になっても由規がベンチ座ったままだから交代だとは思ったが,本当に松岡がマウンドへ。
由規の交代はマメの影響も否定出来ないだろうし,将来のこともあるから大事を取ってということで解釈するが・・・
松岡の起用法!この泥沼の連敗は長崎での松岡の起用法と密接に関わる。萩原は酷使気味だし,肩の出来が早いという理由で松岡が指名されたのか?ベンチの意図が定かではないが,セの他球団で言えばG豊田C梅津Tウィリアムスを2回から投げさせるようなもの。そんな采配って有り得るの?!もう後の無いクライマックスシリーズっていうのならまだしも。
好意的に解釈すれば,荒れた試合を落ち着かせる。まだ諦めない。という意味も取れるんだろうけど,松岡の気持ちを考えたら,セットアッパー巻かされるだけの実績残してこんな起用法続くようじゃ,気持ちの整理だってつかないし,疑心暗鬼でマウンド行かざるを得ないでしょう。

マウンドに上がった松岡は2007年までの迷いがある表情の松岡だった。。ハッキリ言って別人。
2回裏打席回ってくるから(他の投手の肩も出来上がるし)1イニング限定だろうと思ったら,続投―で結局3イニング(但し球数は33球)。
松岡は単なる便利屋じゃない!!来季亮太はメジャーだろうし,昌勇だって契約がまとまるか分からない。そうなった場合に抑えを任せるのは松岡。それなのにこんな使い方して。首脳陣が確かなビジョンを持っているのかが分からなくなり,悲観した。

で打撃陣。連敗中の得点は0・2・1・0・2。さっき打てよ!ここで打てよ!は禁句だが,繋がりがまるでなし。
この期間盗塁も福岡での福地だけで,足を使った攻撃すらもなし。
今日に至ってはライト吉村へのフライが8つ。何の工夫もなし。呆れた。

6回木田の代打・森岡を告げる際の高田監督。これまで選手交代を審判に告げる際は必ずジャンパーを脱いで,審判の方へ駆け寄って交代を告げていたのに,ジャンパー着たままベンチのチョット前で森岡を指さすだけだった。
感心してた監督の姿勢が途切れた。これが今のベンチの姿勢なんだなって感じた・・・監督には逆らえないし,ベンチ内相当雰囲気悪いと思う。。。


点差があっても木田・宮本と投打の最年長選手は諦めず戦う姿勢を見せてくれた。これは正直嬉しかったし,これを見てそれよりも若い全選手が何かを感じなければならないと思う。

あとは両外国人のケア。こればっかりは首脳陣の大人の対応に委ねるしかない。
何より最後は監督。頑固で拘るところは拘るけど,柔軟性も少しもって欲しい。このままズルズル行くとホント雰囲気悪くなって手に負えなくなってしまう。
まだ4月と言えるのもあと3試合・・・

自身HPのタイトルと妙に被る東京ヤクルトスワローズ応援ソング「We Are The Swallos」の歌詞の一節ですが,今こそこの心境です。
チーム一体となって
Fight!! SWALLOWS
東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

*東京ヤクルト 0-3 横浜

B 100 000 002 3
S 000 000 000 0
●一場(1-1)7,萩原11/3,バレット0/3,松岡2/3−相川,福川

バレット−福川で試合を壊してくれてある意味清々しいわ(怒)昨日言ったように阿部に対してバレットを使ってサヨナラ食らってれば今日使わなくて済んだのにサ。。
館山・石川・一場と3試合連続で打線が投手を見殺し・・・
一場は本当に神宮のマウンドでは躍動出来るんだ!って実感出来たことだけが救い。。

ようやく重い腰を上げていじった新打線
G青木D宮本F武内BデントナHガイエルE川島慶A相川C田中浩
武内に主軸任せられるだけの貫禄がついてきて,不調の青木を1番に起用することができ,相川と浩康を入れ替えるってのもイイなぁと思った。
でも結局散発3安打。いくら三浦が良かったとはいえ・・・

4連勝のリバウンドで早速4連敗で5割逆戻り。
明日は恐らく中止だろうから,打撃陣は室内練習場でミッチリ打ち込んで,投手に作った大きな借りを取り返せ!
東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 22:16 | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

*東京ヤクルト 1-2x 巨人

S 000 000 010 1
G 000 100 001x2
石川8,●押本(0-2)2/3−相川

さすがに言葉にならないわぁ。。。
これで交流戦明け6/26(金)まで巨人との対戦は無いのだが・・・それまでにどれだけ差をつけられていることやら???ちなみに本日現在4.0差。

青木は8回にようやくランナーを還してくれました。それも昨年完璧に抑えられた山口から。でもこればっかりは東京ドームだったらホームランだったのになぁ・・・
石川は責められないでしょう。十分すぎる内容でした。9回同点で押本。これも妥当。二死1,3塁で代打に阿部。結果同じサヨナラ負けだとしても,ワンポイントでバレットを出すという策は無かったのでしょうか?
もう打てる手は全て打った的な,ファンが見て納得する負け方ならまだしも・・・

そして迎える横浜戦。神宮で3タテ食らった広島は横浜に連勝したようですが・・・暗黒週間になるのでしょうか。。
福岡 | Comment(2) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 21:30 | 更新情報をチェックする

2009年04月22日

*東京ヤクルト 2-3 巨人

S 010 001 000 2
G 000 001 02X 3
館山62/3,Hバレット1/3,●五十嵐(0-1)1−相川

痛い逆転負け・・・
昨日あの展開で松岡・押本を無駄使いしたことが今日響いたような気も。
で,思い出したくない8回裏。一死1,2塁から阿部の一ゴでセカンドフォースアウトだったが,ベースカバーの足が離れかけていたようにも見えたが?!あういうケースはセカンドへの送球が走者と重なったりでレフトへの悪送球なども多々ある場面。そのままファーストベースを踏んで,二死2,3塁になったとしたら坂本は歩かせて松本勝負だったのだろうか?
二死1,3塁坂本。カウント2−3。長打を避ける意味でのあの守備位置だったのだろうが,もう少し前なら追いつけた?
そして一番やってはならないセンターの後逸。飯原即カバーし,森岡−相川と伝わり,タイミング的には完全にアウトだったが・・・

9回一死1塁青木。同じくカウント2−3。クルーンの完全なボール球に手を出し空振り三振。見逃せば一死1,2塁デントナという状況を作れたが・・・

日曜日も大勝ムードで犠飛を打つまで完全に蚊帳の外だった青木。アメリカで燃え尽きたか調子が上がらない。昨年4月も脇腹かばってプレーして5月離脱してるのだし,少しリフレッシュして完全復調するのならば,今無理させる必要もない。今年はそれだけの布陣になったのだから・・・

左殺しでバレットに目処がついたのは収穫。

本当に100勝しちゃうだけの強さが今年の巨人にはある。。。いくらクラシリがあるとはいえ,まだ4月。2位チームの意地をみせないと!!
佐賀 ☁ | Comment(2) | TrackBack(2) | SWALLOWS | at 21:49 | 更新情報をチェックする

2009年04月21日

*東京ヤクルト 0-4 巨人

S 000 000 000 0
G 310 000 00X 4
●木田(1-2)5,松岡1,萩原1,押本1−相川

いやぁ〜ジャイアンツのピッチャー素晴らしいですね。一体どこから連れてきたんでしょうか??!

思った事は萩原もバレットも好調で,完全な敗戦処理タイプのピッチャーが皆無なこと。殆ど出番の無い3人目のキャッチャーかユウイチを下げて,一人投手上げたほうが良いんじゃないか?という事。以上。


長崎 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 20:50 | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

*東京ヤクルト 8-2 広島

C 000 002 000 2
S 002 122 10X 8
○川島亮(2-1)6,バレット1,萩原2−相川,福川

一週間前「今年一年戦えるかを見極める意味でも非常に重要な一週間となりそう。」って書いたけど,終わってみれば4勝1敗1中止。見極め終わって今年は行けるんだ!!って確信出来ました☆

展開としては6回の集中打が効いて,OMILを温存できた勝利という事で申し分なし!萩原は本当にベンチが助かる投手!

先発・川島亮。先週の事もあって不安だったが,元々言われているデーゲームが苦手なだけ?!
背番号17がマウンド上で躍動する姿を久々に見れた気がする。マウンド上飛び上がってさばいた打球が2つ。石井のピッチャーライナーと,喜田剛のピッチャーゴロ。9人目の野手としての役割をキッチリ果たした。特に喜田のは直後石原に一発浴びただけに大きなプレーだった。
一発病は相変わらずだが,ソロで食い止めた訳だし,あとはスタミナか。
現役投手最高打率を誇る打撃も健在。青木が引っ掛かった外へのスライダーをカットして,ショート・梵のグラブを弾く内野安打が,慶三の先制2点タイムリー三塁打に繋がった。

その後慶三は早くも昨年に並ぶ4本目の本塁打にライト前ヒットでサイクルリーチをかけるも,打席は回らず。
デントナの積極的暴走,宮本の飛び出しなど無ければチャンスはあったかも!?だが・・・次の機会に期待!

そして豪華控え陣。
今日も浩康の代打で登場武内はタイムリー含め2打席いずれもセンター前に綺麗なヒット!これで打率.714・出塁率.750・得点圏打率1.00と凄まじい成績。久々登場畠もヒットで打率.750に上昇↑
逆に打席を与えてもらった野口が中途半端なスイングで三振。森岡もランエンドヒット失敗の空振り三振併殺。二人共足があるからそちらで役割が中心となるが,せっかくのチャンスで印象を悪くしてしまった。

さぁ明後日から九州で首位攻防巨人3連戦。しかも明後日勝った方がセ・リーグ10勝一番乗りとなる。しかも大の苦手東京ドームでなく地方。どちらかといえば遠征慣れしてるのはヤクルトのはず!この勢いで天敵・セスを打ち崩せ!!


−深澤さんFM情報−
デーゲームやら放送休止やらで久々に聴いたんだけど,高田監督の話題も「最近ご無沙汰だった」ということでラッキー☆
高田監督
・戦力充実で第2波,第3波の攻撃が出来るようになった
・デントナ膝の調子を見ながらだが,休ませようと思うと使ってくれと言ってくる
・青木が不調。構えた時頭の位置が前になっている。
・浩康も同様。昨年自信をつけただけに残念。
・李恵践は良くなる気配が無い。二軍からは実力的にこんなもんではないかという報告が来ている
・一場はまだ1試合の登板でなんとも言えないが・・・どうして野村監督は大学出で格好良い選手を嫌うのか?
・(浩康などに厳しいが)好調の選手から使う方針でいる
・目標は優勝と口をすっぱくして言っている

淡口コーチ
・浩康が誤算。守備でも本来のスムーズさを欠いている。構えに無駄がある。
・全体として伸び盛りの選手が多い
・(高田GMに誘われ)田中賢や森本が頭角を現し始めた日本ハムに来た頃と似ている
・ガイエルは人柄が良く,気配りもでき,働き者。動きもキビキビしている。
・外国人助っ人は日本にどう同化するかが重要で,デントナも一生懸命マスターしようとしている
・デントナは宣教師フランシスコ・ザビエルに似ているという事で,チームメイトからは「ザビエル」と呼ばれている。こうしてからかわれるくらい溶け込んでいる。

深澤さん
一場については,プロは実力社会だが,そうは言っても情がある。いいチームへ来たのではないだろうか?
ヤクルトは大物は居ないがバランスの取れた良いチームになった。昨年とは大分違う。手応えを感じる。


個人的には「ザビエル」が面白かったですね♪言われてみれば確かに似てるかも。。
090419.jpg
東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 22:19 | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

*東京ヤクルト 1-0 広島

C 000 000 000 0
S 010 000 00X 1
○由規(2-1)50/3,H松岡1,H押本1,H五十嵐1,S林昌勇(4)1−相川

期待した通りの素晴らしい試合でした!敵ながら一発に泣く形となった前田健太も見事なピッチングでした!!


さぁスワローズは昨年5月9日対広島4回戦(神宮)ガイエルのソロ本塁打による1点を,村中72/3,H松岡1/3,林昌勇1と繋いだ勝利以来およそ1年ぶりの1-0完封勝利で3連勝で貯金も3!!!
土曜日も3連勝!!!ちなみに土曜日はこれで24イニング連続無失点中!!!

5回表。由規−相川バッテリーとブラウン監督との駆け引きに,野球の醍醐味を味あわせてもらった。
ランナー入れ替わりで一死1塁シーボルとなった状態で,代走に梵。由規を揺さぶりにかけ,第一打席あわやの大飛球を放った喜田剛が,綺麗にライト前へ弾き返し一死1,3塁。打者・天谷の2球目にカープ1の俊足・赤松を代走起用。前田健には代打は考えられないので,天谷の打席で重盗・スクイズなど様々考えられる中で,自分のペースを乱さず,間合いをキッチリ取って三振を奪った由規。相川のキャッチングも見事だった。
続くマエケンも打撃には定評があるようで,細心の注意を払った配球。赤松の盗塁にも落ち着いて対処した。最後はスライダーを振らせ,弾いた相川が落ち着いて一塁へ送球して三振。
こんな場面でもどっしりと対応する相川はさすがだなぁって改めて感じた。

6回マメを潰すという思わぬアクシデントでマウンドを降り,松岡−押本−亮太−昌勇という先輩にマウンドを託すことになった由規。由規自身もきっとマエケンと投げ合っていたかっただろう。勝ち星こそついたものの,納得していないはずだ!

まだまだ若い二人。ダルvs涌井がパ・リーグならセ・リーグは由規vs前田健と言われるような二人の今後の飛躍を期待したい!
そして願わくば由規・マエケン共にリベンジの場を5月2日広島&9日松山と2週連続で繰り広げて欲しいものだ。プロ野球ファンのためにも。
東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 22:10 | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

*東京ヤクルト 6-1 広島

C 000 100 000 1
S 300 001 11X 6
○石川(2-1)7,松岡1,押本1−相川

天敵に思わぬアクシンデント?!でキッチリ勝利!単独2位浮上。しかも貯金があるのは上位2チームのみ!素晴らしい!!

一昨日のヤクルトの野球を広島がしてくれたという感じ。毎回塁上を賑わせど,結局奪えた得点はシーボルのソロ本塁打のみ。残塁9の拙攻に助けられた。
裏返せば石川は小雨降りしきり,気温も低い天候とはいえ,毎回ランナーを背負う苦しいピッチング。とはいえ何とか要所を締めたのは流石と捉えるべきか,まだまだ昨年の調子には程遠いと解釈するか。まぁ先発の役割も果たし,白星がついたのでね。
ただし次の登板を巨人戦にするのか,横浜戦とするのか。首脳陣の判断や如何に?!

打線は初回の広島の得点をストライクの好返球で阻止した福地が,7試合連続第一打席に安打。得点圏の青木タイムリーと,神宮初本塁打となるデントナ2ランとようやく中軸が機能した!
中盤以降は中押し・ダメ押しと理想的な加点。7回無死2,3塁でキッチリと犠牲フライの武内。そのままレフト→ファーストと守備固め。ベンチに欠かせない選手になった!頼もしい!!

そして完全復活の浩康が猛打賞!!!これから暫く脅威の7番になるでぇ!

さて明日は19歳・由規と21歳・前田健太というこれからのプロ野球界を背負っていくであろう若武者右腕対決。
後々に語り継がれるような熱のこもった投げあいを期待したいと思う。もちろん最後に投げ勝つのは由規だ!!
東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 22:28 | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

*東京ヤクルト 6-2 巨人

G 100 001 000 2
S 010 032 00X 6
○館山(1-0)7,五十嵐1,林昌勇1−相川

巨人に勝ったーー!!!昨年由規で止めただけの対巨人戦の連敗も,4/4以降負けの無かった巨人の連勝も共に「6」で止めたーー!!!

走攻守3拍子で慶三が魅せてくれましたね。
5回裏試合を決めた逆転3ラン!!!
7回表一死1,2塁で坂本は完全な6−4−3の併殺コースも,焦って一死満塁一打同点のピンチを招く守備。
7回裏好走塁と暴走は紙一重と言われる本塁への突進(結果はアウト)。
決して一発狙ってるわけでなく,あくまでヒットの延長の本塁打だとは思うが,本音言うと慶三にはもっとダイヤモンドを駆け回って欲しいなぁ。。

ガイエルがスタメンから外れたって知った時は正直ハァ??!って思ったけど,内海キラー・飯原の出塁が得点に絡んだ訳だし,デントナもマルチ。

そして何よりようやく長いトンネルを抜けた浩康。1本出て,四球も選んで,右方向にも飛ばせて,久々のフルイニング出場も果たせた。この試練を乗り越えて,また一回り大きくなれるはずだ!もう心配ないだろう!
東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 21:46 | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

*東京ヤクルト 2-6 巨人

G 000 203 001 6
S 001 010 000 2
●木田(1-1)6,バレット2,萩原1−相川

チャンスに1本が確実に出る巨人との差が歴然。

結局ポイントは5回裏。5回85球の木田に代打かと思ったらそのまま打席へ。ただ木田のヒットでムードはガラッと変わったことは確か。福地は3試合連続となる3打席での猛打賞。慶三の犠打が内野安打となり無死満塁。

で,迎える満塁での青木―。まぁ何ともアッサリと初球でしたね。。サードゴロで本塁で木田封殺。横浜で死球を受け,脱臼して満身創痍なことは分かってます。でも,その次の打席(一死無走者)であまりにも綺麗なセンターへのクリーンヒットを見せられると・・・

4番もパタリと当たりが止まりました。カウント0−2からこれまた前の打席同様簡単に打ち上げてしまう。。

ガイエルが必死に走って何とか追いつくも,この回セスに畳み掛けられなかったのが響いたでしょう。

6回100球を超えてから明らかにバテた木田さん。二死2,3塁で迎えるがスイッチヒッターの鈴木尚・木村拓というのが継投を悩ませたでしょうか?!ただ,ここは相性云々でなく,球威を考慮して交代の場面だったと思いますが・・・
勝つんだ!って”執念”がどうしても伝わってこなかった。

連続被本塁打の記録はストップさせられたし,今日は投手よりも打線だなぁ。。”線”になれていない。
10試合経過。まだまだ最初決めた開幕メンバーで辛抱するのか??!
東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | SWALLOWS | at 21:33 | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

*東京ヤクルト 3-5 横浜

S 000 111 000 3
B 012 011 00X 5
●川島亮(1-1)42/3,丸山2/3,押本2/3,萩原−福川

今シーズン初のストレスの溜まる負け方。
相川獲得でスッカリ忘れてたスタメン福川と聞いた瞬間の違和感。。
外一辺倒とか同じ球種を続けて要求とかリードの事はとりあえず今日は封印。

それより8番・捕手という打順のもつ意味が最後まで響いた。
それは2回裏。内藤に先制本塁打許した直後,石川にも二塁打打たれて二死2塁で野口の場面で敬遠。
まだ2回で,打撃は決して良くない野口を敬遠することが解せない。
別に序盤だし,仮に野口に打たれた所で,「川島亮(福川)何やってんだ!」とは言われても,「何で野口を歩かせなかったんだ!」なんて誰も言わないだろうが・・・。
これによって,3回・5回と先頭は1番の金城から始まってキッチリ得点をするという流れを作った。

一方今シーズン初スタメン打率.000の福川さんはキッチリと自分で打順を切って,3回・5回は一死無走者の状態で1番・福地を迎え,その福地が出塁するという横浜とは対照的な流れになってしまった。
6回の第3打席だって福川が当たってでも何でも出塁していれば,丸山には代打を送らざるを得ない訳で,その裏の投手継投も変わっていた。


デントナの走塁ミスも響いた。あそこまで素早く二塁まで到達できるならもう膝は心配無いんじゃ?!って思う程。。
ただ打撃で精彩を欠いてきた。最後の打席は外へ逃げるスライダーを意識するあまり,ストレートも見逃すようになってしまった。
新加入助っ人の春先はとにかく辛抱するしかない。ラミレスもガイエルも最初は苦労したのだから。メンタルはガイエルに任せよう!

開幕6連敗だった横浜相手にカード初の負け越し。仁志・野口のシーズン初安打,松本啓のプロ初安打,内藤のプロ初本塁打,石井裕のプロ初セーブなどに貢献するわで散々な3連戦。

来週は神宮6連戦。ただし相手がここ7戦負けなしで,このままでは独走されかねない巨人(福田−セス−内海)と,強力表3枚(ルイス−マエケン−篠田)を擁する広島。

今年一年戦えるかを見極める意味でも非常に重要な一週間となりそう。
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2009年04月11日

陸上・村沢明伸 箱根は通過点、世界狙う

 長野・佐久長聖高時代は丸刈りだった髪の毛が少し伸びた。2月上旬から東海大で練習を開始。「高校と質が違う。まずは大学で戦える力をつけたい」と、新1年生はあくまで謙虚だ。
 昨年度は栄誉を手にした。全国高校駅伝初優勝、全国都道府県対抗男子駅伝連覇、5000メートルの高校ランクは日本人1位。そんな逸材は「尊敬する(佐久長聖高の)両角監督の母校なんで」と東海大に進んだ。
 中学の時は無名の存在。長野・楢川中では「1学年20人程度の小さな学校で陸上部はなかった」ため、サッカー部に所属。そもそも短距離が苦手で「走ることにいい思い出はなかった」という。
 転機は中学2年の時。2歳上の兄が高校で陸上を始めた。練習に行く姿が格好よかった。休日は兄と一緒に走り、サッカーの練習が終わっても1人で走るようになった。サッカー部所属のまま、陸上の大会に出始めた。走ることが好きになり、強豪の佐久長聖高に進学。素質が開花した。
 バネの利いた走りが持ち味。関東の大学は箱根駅伝に注目が集まるが「箱根も一つの通過点。将来は実業団に進んで、どんどん上を目指したい」。その目は世界を目指している。(小田邦彦)

 むらさわ・あきのぶ 91年3月28日生まれ、長野県出身。5000メートルの自己ベストは13分50秒86で高校歴代7位。08年国体少年A1万メートル2位。09年世界クロスカントリー選手権のジュニアで27位。166センチ、51キロ。
[ 2009年04月11日 朝日新聞夕刊 スポーツ人物館 旅立ち編 ]

*東京ヤクルト 3-0 横浜

S 300 000 000 3
B 000 000 000 0
○一場(1-0)5,H押本1,H松岡1,H五十嵐1,S林昌勇(3)1−相川

横浜先発・グリンの立ち上がりを攻めて3点を奪ったスワローズは,先発・一場から5人の継投で完封勝ちしました…よくあるニュース原稿だけでは済まされないような内容の濃い試合でした。。。

とにかく今日は移籍初登板・初先発の一場!これまで石井一・五十嵐・高井とノーコンピッチャーを見てきましたが,一場も前評判通りでしたわぁ。。

内容は以下の通り。
1回裏:中安・左安・三ゴ・三併
2回裏:四球・右安・三邪・三併
3回裏:死球・二ゴ・四球・三併
4回裏:死球・三振・一失・三振・三振
5回裏:中安・三振・四球・二ゴ・三ゴ

とまぁ先頭打者をキッチリ出して毎回セットからの投球。15秒ルールとやらがあるから集中できないの??!
そして毎回一死1,2塁のピンチを招きながらも,3イニング連続併殺!!!4回はデントナのエラー,5回は慶三の送球が逸れた為に併殺こそならなかったが,当たり的には完全な併殺コースという内容。。

昨年楽天で1つも勝てなかったのはサードがフェルナンデスだったから?!サードに名手・宮本が守っている。このことが,どれだけ一場を救ったことか。
これがデントナ・畠・飯原・宮出あたりだったら・・・考えただけでゾっとします。。

それでも4回からアウト4つが全て三振。ストレートの威力とフォークのキレはあるんですよね。

先週のファーム湘南戦は5回102球,被安打3,奪三振3,与四死球8の2失点(自責1)。そして今日の横浜戦が5回87球,被安打4,奪三振4,与四死球6で無失点。

野村監督だったらコントロールが悪すぎて話にならん!などとボヤキまくったことでしょう。それに序盤で見切って最初の打席で代えていたかもしれません。

一方高田監督は
「(初登板初勝利の一場投手は)5回をゼロだからいいんじゃないですか。台所が苦しいところで抑えてくれた。ランナーを出しても粘り強く打ちとっていた。何かをつかめばいい。可能性を感じている。次にいいものが出てくるんじゃないですか」

となんとも温かいコメント。台所事情が苦しい中チームを救ったのは紛れも無い事実!そして移籍後初登板で白星もついたのは運だけでは無いはず!!

来週は学生時代輝きを放った神宮球場での先発マウンド!今日素晴らしいピッチングをした前田健太相手というのは不安だが,神宮でどんなピッチングを魅せるか注目したい。評価はそれからでも遅くないだろう。

ヒーローインタビューでは
「(初先発初勝利で)去年ずっと勝てなかったので素直にうれしいの一言です。(今日は)特に緊張感はなかったが、先に3点取ってくれたので緊張もほぐれ、(腕を)思い切って振っていこうと思いました。(ランナーを出したが粘りの投球で)これが持ち味なんですけど(笑)、野手の方に申し訳ないと思いました。(この勝利で)去年勝てなかったぶん、最初に1勝できて、スワローズの一員になれたかなと思いますが、内容がよくなかったので次頑張りたいと思います。(次の登板では)フォアボールを出すのは昔からなんですが、もっと強気に攻めていきたいと思います。(スワローズファンに向け)ヤクルトスワローズの一場です! 今後ももっと勝っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!」

四死球が「持ち味」とビックマウスぶりも発揮した一場。野村監督の前では口が裂けても言えないような禁句だと思いますが,それをこうしてヒロインの場で出せたというのも,一場にとって非常に意味あることだと感じます。

サードで再三の好守連発と声をかけた宮本。苦心のリード+サッカーのゴールキーパー並みのキャッチングの相川。二人が本当に一場を助けてくれたと思います。感謝です。

スミ3ながら,押本−松岡−五十嵐−林昌勇のリレーも決まり,森岡にも移籍後初安打が出るなど,6回以降は非常に満足な試合運びでした。

福地も完全にふくちょうしてきたし,今日の相川の4タコは文句言えないでしょう。

気掛かりは絶不調浩康・デントナの膝・青木の得点圏か。
特に浩康!どうした!?セカンドの守備は健在だからどこか痛めてるということは無さそうだし。。淡口・佐藤両コーチ早く治して!!
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