映画を見てからやっぱり気になって,以下で原作「赤い糸上・下」・続編高校生編「赤い糸destiny上・下」・完結編社会人編「赤い糸precious」と読ませて頂きました。
お陰で映画×ドラマとの改変点もより鮮明になりました。
一番良かったなぁって感じた,芽衣が生みの親のありがたさを知るまでの葛藤と育ての親の愛。二人の結婚式に育ての父が実父を式に連れてくるってストーリー。
ドラマでは実父は亡くなってしまい,父からの手紙で出生の事実を知ることになっていました。。芽衣を束縛したタカちゃんも事故死してしまうし,
「映画を盛り上げるために,簡単に命が捨てられていく」(Mr.Children『HERO』より)
というのは残念だったかなぁと。
ナツ・優梨・沙良あたりは原作に忠実だったでしょうか。。
最初は一種在りえない世界の描写に戸惑いましたが,話が進むにつれて凄く人間味が出てくる作品だと,自分自身は感じました。
もう一方は映画×ドラマのメディア・ミックス手法。
細かい所なんだけど,真夏と真冬に撮ったから,太陽の日差しの強さと草木の緑の明らかな差が気になっちゃった。
これは数年前某局であだち充さん原作の野球アニメが1−3月期でドラマ化されましたが,夏の予選のシーンとかで,いくら効果音つけたところで,外野やスタンドの芝が枯れてるのはやっぱり無理があるって感じたのがキッカケ。
映画に合わせてドラマの第1話・第2話は撮ってあったのだから,その時点である程度ドラマの枠も決まっていたはず。
せめて登下校など野外のシーンだけでもスペックに合わせるとかで,映像技術で一工夫が出来たならば・・・というのを感じました。
でもポッキーが食べたくなったり,主演の溝端君や挿入歌「ray」を唄うlego big morlなど,新しく注目したい人達も増えました。うまくミックスされたかな(笑)
メディア・ミックスについてはまた来週追記するかも。