歓喜の日本一からちょうど二ヶ月が経過した2001年12月25日。一時は「生涯SWALLOWS」を宣言していたエース・石井一が契約交渉の席で、複数年契約を拒否。2002年FA権を取得する同投手に対し、球団は残留を断念し、ポスティング・システムでのメジャー移籍を容認。2001年シーズンの開幕戦、前半閉幕戦、後半開幕戦、シーズン最終戦、そして日本シリーズ開幕戦。要所となる試合すべてに先発した投手を失うこととなった。
エースが抜けることとなった2002年シーズン。SWALLOWS課題の”連覇”を果たせるのか?期待と不安を綴ってみたい。
【不安面】
・メジャー移籍する石井一久(昨年12勝6敗)の穴
・「攻守の要」古田敦也の膝の状態
・オフに手術した伊藤智仁・真中満・土橋勝征の回復具合
・昨年後半戦思うように勝ちが伸びなかった先発投手陣−二年目への不安。藤井秀悟・入来智・前田浩継
・中継ぎ陣の疲労状態。山本樹・石井弘寿・松田慎司・島田直也・河端龍
・控え野手選手層の薄さの改善
【期待面】
・若手投手陣(特に昨年不足した右投手)の台頭。特に鎌田祐哉・坂元弥太郎
・即戦力新人3投手。石川雅規・萩原多賀彦・五十嵐貴章
・先発転向が噂される五十嵐亮太の飛躍
・内野ならどこでもこなせる浜名千広の加入
・畠山和洋・ツギオ・ユウイチ・代田建紀らファームで実績をあげた選手の存在
【?】
・大化けなるか?2001年ドラフト一位・平本学。
・一昨年の前田、昨年の河端に続けるか?「背番号60」を背負う石堂克利
最後にSWALLOWS全選手に対してコメントを。
選手へのコメント