シドニー五輪予選を兼ねた野球のアジア選手権決勝リーグ第2日が16日、当地の蚕室(チャムシル)野球場であり、日本が中国を3−0で破り、台湾に勝った韓国とともに2戦2勝で並び上位二位以内が確定、来年のシドニー五輪出場を決めた。
日本は西武の松坂大輔投手(19)らプロの八選手を加えたプロ・アマ合同チームで今大会に参加。前日、サヨナラ勝ちした台湾戦に続き、この日も相手投手を打ちあぐんだが、7回に先制すると、8回は古田敦也捕手(34)=ヤクルト=の適時打などで突き放した。
日本の野球は公開競技だった1984年ロサンゼルス、88年ソウルの2大会を含め、五大会連続の五輪出場となった。日本の団体競技のシドニー五輪出場資格獲得はソフトボールに次いで2番目。