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1996年12月17日
16日、東京都港区の本社でドラフト指名選手の入団発表をした。選手は次の通り。(【 】内数字は指名順位。カッコ内は背番号)
【1】伊藤彰投手(17)=山梨学院大付高「11」(登録名はアキラ)
【2】岩村明憲内野手(17)=愛媛・宇和島東高「48」
【3】山崎貴弘投手(18)=静岡・小笠高「58」
【4】小野公誠捕手(22)=東北福祉大「32」
【5】副島孔太内野手(22)=法大「25」
1996年12月11日
ヤクルト・スワローズは、インターネットにホームページを開設している。その中の「ひとこと言いたい」欄は、パソコン通信を使ったファンの投稿や議論の場だ。ここ数日、話題は当然、「落合」に集中した▼9日、43歳の誕生日に、落合博満選手はヤクルトの要請を蹴(け)って日本ハムへの入団を決めた。〈やはり落合はお金に目がくらんで〉〈男の意地はなかったわけね〉〈男気に期待したんだけどな〉と「言いたい」欄には批判、非難が相次いだ。ヤクルト野村克也監督への苦言もあった。〈しゃべりすぎ〉と▼入団交渉の過程で、監督は、金銭面での条件が上回っていた日本ハムを意識して「落合が日本ハムに行けば、お金と思われる」などと発言した。これが落合の神経を逆なでした、と解説したスポーツ紙もあった。〈しゃべりすぎ〉は、この辺を指すのだろう。男の意地とは、自分を袖(そで)にしたジャイアンツを球場で見返すこと。もちろんヤクルトの四番として▼一方で、ホームページにはこんな声もある。〈プロなのだから「自分個人にとって有利な方を選んだ」でいい〉〈自分を裏切った相手を見返すために戦うのを「浪花節」とたたえるのは疑問です〉。私も、こちらに賛成したい。集団に適応せず、あくまで個に徹し、自分の主張をはっきりさせる落合は、日本の社会では異端だ。しかしプロとして働けるのはあと二、三年。あれこれ考え、条件のいい方を選ぶのは当然だと思う▼このパソコン投稿、ほかにもファンの心理を映して、なかなか面白い。〈来年の四番がだれになるか、これでまた考える楽しみができた〉〈来季、落合が来たのにヤクルトの成績はBクラスというのよりはいい〉〈お歳暮にハムを贈るのはやめよう〉▼冷静な人もいる。〈この欄の意見は、あくまで一部。パソコンを持たぬファンも多い。ほかの声も聞くべし〉
1996年12月06日
ヤクルトは6日、大リーグ・レンジャーズのデュウェイン・ホージー外野手(29)=178センチ、左右打ち=、ルイス・オルティス内野手(26)=182センチ、右打ち=と11月末に仮契約を交わしたと発表した。
また、昨季の14勝から今季は7勝と落ち込んだブロス投手は同日、現状維持の7800万円で来季の仮契約を交わした。(金額はいずれも推定)
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