2021年11月27日

!SMBC日本シリーズ第6戦 東京ヤクルト 2-1 オリックス 20年ぶり球団史上6度目日本一

S 000 010 000 001 2
B 000 010 000 000 1
高梨42/3,Hスアレス21/3,H清水2,H田口2/3,○マクガフ(1-2)21/3−中村

▼データ
 ・ヤクルト4勝2敗
 ・2001年以来20年ぶり球団史上6度目日本一
ヤクルトが20年ぶり日本一 セ球団9年ぶりの栄冠―プロ野球
 プロ野球セ・リーグを制したヤクルトは27日、ほっともっとフィールド神戸で行われた日本シリーズ第6戦でパ・リーグ王者のオリックスに延長十二回2―1で勝ち、対戦成績4勝2敗で20年ぶり6度目の日本一に輝いた。
 セ球団の日本一は9年ぶり。
 前年まで2年連続の最下位に沈み、今季リーグ優勝を果たしたチーム同士の対戦。ヤクルトは第1戦を落としてから3連勝。第5戦に敗れた後、敵地で悲願を遂げた。高津臣吾監督は就任2年目で初栄冠。オリックスは25年ぶりの日本シリーズ制覇を逃した。[ 11/27(土) 23:18配信 時事通信 ]

 ・対オリックス(阪急時代含む):1978,1995,2021年といずれも日本一
 ・日本シリーズ優勝率.750(6/8):複数回出場(2013年楽天は除く)では12球団トップ
 ・前年最下位から日本一:1960年大洋以来61年ぶり史上2度目
 ・セ・リーグ球団の日本一:2012年巨人以来(パ・リーグ球団の3年以上連続日本一は過去6度あるが,連続Vを止めたのは1960年大洋,1978年ヤクルト,1989年巨人,1993年ヤクルト,2007年中日,2021年ヤクルトとなりヤクルト率50%)
 ・3点差以上無し:1957年西鉄−巨人戦(1点差4試合、引き分け1試合)1960年大洋−大毎戦(1点差4試合)に次いで史上3度目。第1戦から第6試合まで連続2点差以下,1点差5試合は史上初
 ・今季初延長戦
 ・高津監督日本シリーズ胴上げ投手(1993・1995・1997・2001年)と優勝監督(2021年):金田正一(1967年巨人投手・1974年ロッテ監督)工藤公康(1986,1987,1991年西武投手・2015・2017〜2020年ソフトバンク監督)に次いで史上3人目。同一球団では史上初。
 ・試合時間5時間00分:2010年中日−ロッテ第6戦(5時間43分)に次ぎシリーズ2番目
 ・試合終了時刻午後11時05分:日本一決定試合では2010年第7戦(午後11時07分)に次ぎ史上2番目

【表彰選手】
 ▼最高殊勲選手賞 中村悠平
 ▼優秀選手賞 高橋奎二 サンタナ 杉本裕太郎
 ▼敢闘選手賞 山本由伸

◆ポイント
 ・5回表2死二塁塩見左安(三塁福地コーチGOサイン)
 ・6回表0死一二塁サンタナ二併中村遊ゴ(山本由伸エラーした若手2人に気にするなの合図)
 ・8回表山田村上サンタナ三者連続三振(沢村賞投手天晴れ)
 ・9回裏2死二塁代打ジョーンズ申告敬遠(代走送られジョーンズ消し)一二塁福田中飛(前進守備成功)
 ・10回裏P清水→田口0死宗左飛吉田正三振(3−0から)
 ・12回表2死一塁代打川端(伏見捕逸でランナー二塁へ)


実に20年ぶりの日本一…。
野球に対しての物心(ルールなど)がついたのが小学校4年生(1990年)でした。それから12年間で優勝5回。日本一4回。いわゆる黄金期を10代で経験させていただきました。今改めて振り返ってみると,特に感情も沸かないくらいいわば当たり前に感じていた”日本一”。
しかし2001年を最後に優勝から遠ざかり,2007年には球団史上21年ぶりとなる最下位に沈み,それこそ物心ついたときから見てきた古田敦也というスターが引退し,長い低迷期に突入。2015年に14年ぶり優勝を果たしたものの,日本シリーズでは全く歯が立たず。2017年には年間96敗。2018年は球団史上ワーストタイの16連敗。直近8年で5度の最下位。日本一なんて夢のまた夢・・遥かに遠い存在になっていたものがこうして現実となりました。

このツイートに正直涙が出ました。ほんと仰る通りだと。野球っていうドラマは1試合の単発ドラマじゃないんですよ。1年でもない。10年20年のドラマがあるんです。だから魅せられるし,その感じ方も歳を重ねれば重ねるほど深くなると。
だから今年からファンになった人には是非,これから圧倒的に弱いシーズンも多々あるかも知れないけれど,10年後青木が,20年後山田が,30年後村上が監督・コーチとしてスワローズを率いていることを想像して見守って欲しい。1試合の白か黒の結果でなく,人間ドラマとして―

第6戦。舞台は神戸へ。11月27日の屋外ナイトゲーム。気温は一桁。選手の吐く息が白い。天然芝は寒さで湿気を含み予期せぬ打球を生む。そんな過酷な条件で,山本との再戦。

初回からエンジン全開の山本由伸。2回は三者連続三振。ノーノーされるのではないか・・。そんな圧巻のピッチングだった。
対するは負けない男高梨。この大舞台でも奥川に中6日を強要しなかった。先頭福田にいきなり四球。進塁打で得点圏に走者を背負ったが,吉田杉本を連続三振。2回裏も2死から紅林に二塁打を浴びたが若月を三振と踏ん張る高梨。

3回表ノーノーを阻止した先頭オスナ。しかし宮本の犠打空振りに挟まれ憤死。その宮本がライト前ヒットとまさにたらればの展開。塩見死球で2死一二塁まで攻め立てたが青木ショートゴロで得点奪えず。4回表も先頭山田が二塁打で出塁したが後続続けず。そんな沢村賞投手と互角で投げ合ったのも高梨だった。

均衡が破れた5回表。先頭オスナがセンター前ヒット。宮本がキッチリ送って2死二塁から塩見。打球は三遊間を抜けた。前進守備のレフト。2死ということもあったのか腕を回した福地コーチ。正直暴走だと思った。全力疾走オスナvsカットプレーの宗。50:50の賭けに成功した。待望の先制点!

しかし今シリーズを象徴するような取ったら取り返すの展開に。5回裏1死から若月のセカンドゴロ。アウトの判定だったが中嶋監督リクエスト。映像はファーストオスナが完全捕球で無いところをキッチリ捉えていた。太田の犠打で2死二塁で福田。塩見と同じように三週間。こちらもタイミング的にはアウトだったが,青木の返球がシュート回転し走者若月の背中に直撃。1−1同点で前半終了。

後半は山本由伸vsスワローズブルペン陣の凌ぎ合い。
山本はとにかく圧巻だった。6回表サード宗,ショート紅林の連続エラーで0死一二塁とされながら,20歳19歳の若手に”ドンマイ!”"気にするな"とばかりグラブで声を掛け,サンタナのバットをへし折るストレートで併殺。中村ショートゴロ。7回表も先頭内野安打と四球で一二塁のピンチもセカンドゴロ。圧巻の8回表は山田・村上・サンタナのクリーンアップを三者連続空振り三振。明らかにギアが上がった。9回を141球で投げきった。

継投のヤクルトは5回2死からマウンドに上がったスアレスがイニング跨いで6回・7回。8回・9回は清水。両軍譲らず今季一軍では初の延長へ。やはり9回打ち切りとではゲームそのものが異なる。

10回は2番宗から始まる打順で田口くん。


6分間生きた心地がしなかった。武者震い。全身が震えていた。こんなこと初めての経験だ。だってこれで打たれたら永久戦犯だもの。。そのプレッシャーは半端ない。
左2人とキッチリ抑えて,杉本のところからマクガフという継投。オリックスも10回ストッパー平野佳。11回ベテラン能見から比嘉。12回富山と細かい継投で12回も2死無走者。あと1死で今日の勝ちは無くなるというところで吉田凌。

塩見レフト前ヒットで出塁。渡邉の打順で切り札川端。3−2フルカウントからの6球目。今シリーズ初のバッテリーミス(暴投or捕逸)がここで出た。散々今シリーズは紙一重と言ってきたが,まさにこれが明暗を分けた。塩見が二塁に進んで,神様川端の芸術的な流し打ち。塩見なら十分の勝ち越し打。それでもミスが無ければただのヒットで,2死一二塁。山田が凡退した時点で今日の勝ちは無くなっていたのだから・・・

12回裏のマウンドにはマクガフ。石山もブルペンで準備していたが,3イニング目もマクガフに託した高津監督。思えば高津監督も1997年第2戦で3イニングを投げていた(勝敗はつかず)。意気に感じたガフ。伏見三振。山足には掠めた死球を与えたが,福田センターフライ。宗をセカンドゴロ。あの1995年と同じセカンドゴロでゲームセット日本一決定というのも何かの縁ではなかろうか。

MVPは中村。「数字を見ると、今年は飛び抜けて活躍した選手はいない。今年はまさに『チーム』としてたくましく感じた」いう小川GMの言葉を引用し「チーム一丸。誰ひとり欠けても、たどり着けなかった日本一だ」と日刊スポーツの保坂記者が記事にした通りだと思った。誰一人欠けても優勝出来なかったし,誰一人欠けても日本一にはなれなかった。突出した存在が居ない中で,総合的に中村悠平。これは満場一致でしょう。
中村MVP「最高の結果」 プロ野球日本シリーズ・ヤクルト
 ヤクルトの中村がMVPに選ばれ、「僕一人で取れた賞ではない。チームメートの支えがあっての受賞。周りに感謝したい」と話した。
 息詰まる投手戦が続いた今年の日本シリーズで、女房役として投手陣を引っ張った。オリックス打線について「本当に粘り強くて、最後まで諦めず、苦しかった」と振り返る。打撃ではサンタナ、オスナの間の6番に入って勝負強さも見せ、頼もしかった。
 2年連続最下位からの日本一。ヒーローインタビューでは「最下位からの出発でチャレンジャーだった。積み重ねが最高の結果につながった。また来年も日本一になれるように頑張ります」と声を震わせた。[ 11/28(日) 0:45配信 時事通信 ]
 
1997年・2001年と古田敦也が獲得した日本シリーズMVP。球団史上でチームを日本一に導いた捕手は大矢明彦,古田敦也に次いで3人目。これは名実ともに背番号「27」の権利を得たと同然でしょう。

「感謝、感謝、感謝」 ヤクルトの高津監督との一問一答―プロ野球日本シリーズ
 ヤクルトを日本一に導いた高津監督との一問一答は次の通り。 
 ―胴上げされた気持ちは。
 一昨年、昨年と最下位に沈んで、非常に難しいシーズンだったので、喜びは何倍も大きい。すごくうれしい。
 ―最下位から日本一に。
 応援してくれたファンの皆さん、選手諸君、スタッフに心から感謝、感謝、感謝です。
 ―代打川端の勝ち越しタイムリー。
 シーズンからずっと彼の一振りに頼りっ放しだった。アウトになることが許されない場面で、当たりは良くなかったが、いいバッティングだったと思う。
 ―日本シリーズはしびれる展開ばかり。
 セ・リーグの意地もあるし、オリックスも非常に強かった。簡単には点を取らせてくれないし、抑えるのも難しかった。
 ―来年に向けて。
 われわれは絶対に崩れない。絶対に大丈夫。一年間応援ありがとうございました。[ 11/28(日) 0:06配信 時事通信 ] 


「感謝、感謝、感謝」。これは野村克也監督が1993年の日本シリーズ後の監督インタビューで放った言葉。ノムさんのDNAがこうして受け継がれ,本当に惜しい人を亡くしてしまったと改めて思う。今ノムさんがご存命ならどんな言葉をかけてくれたのだろう。。天国からコメントを出してほしい。。

そして印象的だった,「22回」と叫んだ田口くんではなく,胴上げされた直後に高津監督が交わしたマクガフとのハグ。1993年・1995年・1997年・2001年と胴上げ投手に輝いてきたのは高津投手。こちらも球団史上では松岡弘・高津臣吾に次いで3人目の胴上げ投手になったマクガフ。今シリーズ2敗を喫しながらも変わらぬ信頼。スコットもまたスワローズの球史に名を残した。

深夜には「リーグ優勝でもクライマックス・シリーズ(CS)突破でも行わなかったビールかけを、非公開で身内のみで行った」とのこと。思えば2001年もアメリカ同時多発テロというご時世の圧力でビールかけは非公開でした。今回もコロナというご時世により非公開。それでも行えたことが嬉しい。飲食したら感染するなんていうのは非科学な言説でしかありませんから。これでいいと思います。実際わたくしも2週間前都内の飲食店でノーマスク会食しましたが全くなんともありませんからね。

それでもこういうご時世で同じ関西を本拠地にするのに一切声援が聞こえてこない。互いにリスペクトし合い本当に球史に残る日本シリーズでした。もしも願いが叶うなら・・あの1992-1993年のように2年続けて再戦し,向こう30年語られる伝説にしたいもの。切磋琢磨し互いの黄金時代の幕開けとなれたら本望です。正直合併には不信感あったけれど・・こうして年月を経て素晴らしい死闘をありがとうオリックス・バファローズ。

公式戦143試合+クライマックス3試合+日本シリーズ6試合。さらにエキシビジョン9試合・オープン戦13試合・練習試合7試合。計181試合の2021試合見聞ログもここに完結です。一年間ありがとうございました。
兵庫 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする

2021年11月25日

!SMBC日本シリーズ第5戦 東京ヤクルト 5-6 オリックス

B 000 101 211 6
S 010 100 030 5
原52/3,田口1/3,石山1/3,今野2/3,大西1,●マクガフ(0-2)1−中村
村上2号@(山崎福)山田1号B(ヒギンス)

▼データ
 ・ヤクルト3勝2敗
 ・山田:日本シリーズ通算4本塁打(大杉勝男,池山隆寛に並ぶ球団最多タイ)
 ・5試合目まで2点差以内(1957年西鉄ー巨人以来64年ぶり史上2度目)
 ・原・今野・大西:日本シリーズ初出場

◆ポイント
 ・6回表2死無走者吉田正一失(山田に任せる方が正解だったのか)
 ・7回表0死一塁伏見三犠(村上猛チャージも一塁選択)
 ・9回裏0死一塁代打川端(代走山崎のタイミング)
 ・日本シリーズにおける3連投の過酷さ

高津監督バースデーを白星で飾れず。舞台は25年ぶり神戸へ。

野球ファンからしたら”今年のシリーズは面白い”の一言で片づけられてしまうのだろうが・・白熱の試合は今日も1点差。紙一重のシリーズは終わらない。。

イイ感じの序盤戦だった。
2回裏先頭サンタナが四球を選び,中村のレフト前ヒットで一気に三塁を陥れる好走塁。一三塁でオスナ。併殺には倒れたがその間に先制。

4回表先頭福田周平ライト前。宗の打席の初球でスチールを仕掛けてきたが,これを中村見事に読んで刺した。宗もレフトフライで2死。このまま行けば中村がMVPだと慢心していた自分がいた。しかし吉田正尚二塁打。杉本タイムリーであっさり同点。

しかしすぐさま突き放した4番村上の一発。このシリーズ通してオリックスリードのイニングを作らせない。これがヤクルトペースで進められている証拠でもあった。

ここから一転。まさに目まぐるしく動いた後半戦。

6回表二死無走者から吉田正の内野ゴロ。一塁オスナが捕球し,ベースカバーに原が入ったプレー。打者走者吉田の足からしてタイミングは微妙だったか。オスナが+の意味で諦め山田に託してどうだったか。記録はオスナの失策となり出塁許して,杉本につながれ一二塁。ここで左のT−岡田というところで,今日は先に動いたヤクルトベンチ。
左腕の田口へスイッチ。打球はライト前へ。打者走者T−岡田が一二塁間挟まれる間に吉田生還。杉本も本塁を突くがそのあとは冷静に連携プレーで勝ち越しは許さなかった内野陣。

6回裏2死から村上三塁打。サンタナ四球。一三塁で中村に回る。やっぱりシリーズを決める場面で役者に回ってくるなぁと思ったが・・ライトフライに倒れ,田口くんの横取り勝利投手の権利は消滅。

7回表3連投石山に託すも,先頭紅林ヒット。伏見犠打で1死二塁。今シリーズ初スタメンの太田に右中間破られ勝ち越される。さらに1死三塁で代打どうも気持ち悪いモヤ。当たり的には打ち取っているのだが,サンタナあと一歩及ばず。あの体勢なら仮に捕球しても太田には本塁突かれたでしょう。という意味で太田に関しては今後カギを握られそう。そしてモヤはもう・・どうしようもないモヤモヤ。。

8回表には大西が2死無走者からヒット二塁打でもう1点。2−5はさすがに致命的かと思われた・・・。

でも気持ちを切らさないナイン。全集中のナイン。ヒギンスから塩見青木の連続四球で0死一二塁で迎えるは山田哲人。前奏3連発の山田は何かを起こす。スタンドスタンド 越えて打球は遥かな夢へと続いた軌道。

もうなんというか鳥肌立ちまくった。ボルテージ最高潮で村上も続いたと思われたがフェンス前で失速。同点で9回へ。延長12回制ではあるが,後攻のスワローズは良いピッチャーから投入するのがセオリー。マクガフというのは納得の継投だった。しかしその先頭打者代打ジョーンズの打球は無情にもスタンドへ・・。それでも最少失点で踏ん張るのがスコット。

9回裏。シリーズ初登板平野佳から,先頭西浦が執念の四球を選び,代打川端という最高のカードをようやく切れた。ファーストスイングが超劇的サヨナラ弾かと思われるようなカメラワークだったがこれまた失速。塩見2−2から低めのボール球を球審西本がストライク判定。この疑惑の判定で流れが切れた感。最後は青木がセカンドゴロでゲームセット。

代走山崎を塩見の打席で起用したが,もっと早く西浦が歩いた時点で使うという手は無かったのかという疑問は残る。元山が守備(スローイング)に不安が残るなら致し方ないが。2死無走者からの失点が3度(4回表6回表8回表)。外野の守備体系での失点だったり,村上のチャージだったりといくつか勝負を分けたポイントが挙がってしまう。これが負け試合たるもの。

野球ファンとしてはもっとこのシリーズを見たいという願いが叶ったのだろうが・・こっちとしては東京で決めきれなかったことで,心理的に追い込まれた感がある。
勝利の女神が微笑むというが,まさにどっちに転ぶか分からないシリーズ。もうこうなったら時の運に任せるしかない。

■NEXT GAME
 オリックス(山本由伸)ー東京ヤクルト(高梨or金久保)第6戦 ほっともっと神戸 18:00
 ・再び山本ー宮城との対戦に
 ・舞台は神戸。11月下旬の屋外球場ということでコンディションも試される過酷なゲームに
 ・もう1試合負けられると考えれば,奥川と高橋を万全のコンディションにまで温存するというのも一つの手に思えなくもない

とにかく選手もそうだけれど,ファンも1日休みましょうよ。もう毎日肩に力入りまくりですから・・・
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:35 | 更新情報をチェックする

2021年11月24日

!SMBC日本シリーズ第4戦 東京ヤクルト 2-1 オリックス

B 000 001 000 1
S 010 001 00x 2
○石川(1-0)6,H石山1,H清水1,Sマクガフ(2)1−中村
サンタナ2号@(山崎颯)

▼データ
 ・ヤクルト3勝1敗
 ・石川:日本シリーズで40代投手の登板は2016年第3戦黒田(広島)以来7人目。勝利投手は1950年第1戦若林(毎日=42歳8カ月)以来71年ぶり2人目。セ・リーグでは史上初
 ・同:5奪三振(2006年第2戦山本昌(中日)の3個を上回る40代投手としては最多)
 ・石川ー山崎颯(23歳5ヶ月):2010年第4戦山本昌−唐川(ロッテ)の23歳11カ月に次いで2番目の年齢差18歳5ヶ月
 ・公式戦5勝未満の投手で3連勝:シリーズ史上初
 ・サンタナ:2試合連続本塁打(日本シリーズでの2試合連発は2019年グラシアル(ソフトバンク)以来)(ヤクルトでは1978年マニエル,1992年池山・ハウエル,2001年真中に次ぎ5人目)
 ・オスナ:勝利打点(外国人による複数試合勝利打点1995年ヤクルトの第2戦オマリー,第5戦ミューレン以来26年ぶり7度目)(2試合連続は1989年近鉄第2戦リベラ,第3戦ブライアント以来史上2度目)
 ・セ・リーグ3勝目(2013年巨人以来8年ぶり)
 ・セ・リーグ3連勝(2007年中日以来14年ぶり)

◆ポイント
 ・2回表0死一塁安達遊併(先頭四球という嫌な流れを断つ)
 ・5回裏0死石川三振(そのまま打席に入り続投)
 ・6回表2死一塁吉田正尚二飛(イニングを投げ切った)
 ・8回表1死一塁福田遊併(清水ガッツポーズ)

今日も接戦1点差ゲーム。まさに紙一重の試合を1つずつモノにしてついに20年ぶり日本一に王手。

第4戦を託されたのは石川。緩急自在のピッチング。オリックス打線を手玉に取る。5回まで許した安打は初回の宗のみ。出した走者はこの宗のヒットと2回表先頭T−岡田に与えた四球のみ。ここを次の安達でキッチリ併殺に斬り,3回から5回は3者凡退。完全に石川のペース。

そんな石川を援護したのは今日もサンタナだった。昨日の最終打席からいわゆる2打席連続。昨日と同じような右方向の飛球がスタンドへ。

5回裏先頭打者で石川。シーズン中ならここで代打を出されることもあったが,短期決戦での状態の見極めに非常に長けている高津監督。

続投の石川は6回表も2球で簡単に2死を奪った・・。しかし一瞬のスキが命取りに。2死から福田が初回の宗以来のヒットで出塁。宗はフルカウントからライト前。スタートと切っていた福田は三塁へ。2戦目9回表の杉本のようにファンブルしてしまったサンタナ。サンタナも返球が本塁でなく二塁だった。一気に福田が生還し同点に。それでもサンタナは責められまい。昨日はサンタナのお蔭で勝ったのだし,今日だってサンタナの本塁打が無ければこれが先制点になっていたのだから。

2死一塁で吉田正。左ということもあったのか?石川続投という選択をしたベンチ。それに応えた石川。吉田をセカンドフライでこのイニングを投げ切った。このことが石川に勝ちの権利につながるのだから野球は分からない。もし吉田を出したら,杉本から継投に入ったかもしれない。そうすれば石川に勝ちはつかなかった。そういう意味でここが今日一番のポイントだったかも。

6回裏は6回表のオリックスと同じように2死無走者から。アンラッキーなライナー併殺があっての状況だった。サンタナ四球。中村ライト前で一二塁。サンタナにはもう一打席回るから代走というカードは切れなかった。
オスナに変則右腕の比嘉幹貴。タイミング全くあっていないようにみえたが,5球目。外角低めのスライダーをセンター前に弾き返したオスナ。痛烈に抜けなったことも幸いした。サンタナでも十分に還れた当たりだった。と同時にいわばサンタナのミスをオスナが取り返した。二人の絆がここにあり。

7回からの継投は石山ー清水ーマクガフ。最少リード1かつ石川の勝利投手の権利を守り切った。
41歳石川、巧みな投球術 日本一に王手の好投―プロ野球日本シリーズ・ヤクルト
 41歳のベテランが巧みな投球術で、オリックス打線を手玉に取った。
 ヤクルトの石川が6回1失点(自責点0)の好投。これまでの日本シリーズで2敗していた左腕が初白星をつかみ、「一人ひとりに丁寧に投げることを心掛けてマウンドに上がった」。チームは3勝1敗で20年ぶりの日本一に王手をかけた。
 直球は130キロ台前半だが、多彩な変化球をコースに投げ分け、的を絞らせなかった。五回にT―岡田、安達を連続三振に仕留めるなど、試合中盤になっても安定感抜群。六回は味方の失策もあって1点を失ったが、制球、テンポとも良く、77球で6回を投げ切った。
 「信頼できる中継ぎがたくさんいるので、いけるところまで全力で飛ばした。いい形で後ろにつなぐことができた」とうなずいた。
 今季はプロ1年目から20年連続で白星をマークするなど、年齢を重ねても第一線で活躍を続けている。「抑えられるなら、直球だけで抑えたい。でも、そんなのはできないから、いろいろな球を使いながらやっている」。打者を圧倒する剛速球はなくても、大舞台で輝きを放った。[ 11/24(水) 21:29配信 時事通信 ]

1995年は神戸に帰ろうというオリックスをその前に退けた。6戦目は山本由,7戦目は宮城が控えており一気に形勢が逆転してしまう。明日一気に決めるしか20年ぶりの日本一になる方法は無い。そのくらいの強い気持ちで挑みたい明日の一戦になる。

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(高梨or原樹理)−オリックス(山崎福or山岡or山本由伸)第5戦 東京ドーム 18:00
 ・過去に日本シリーズで2勝1敗から王手をかけたケースは24度(引き分けを含む)。その中で1955年の南海が第1戦を落とした後に3連勝3連敗して日本一を逃したケース以外,23度すべてのチームが日本一。日本一確率96%。そのまま一気に次戦で決めたケースは23度のうち13度。
 ・明日11月25日は高津臣吾監督の誕生日。長いプロ野球の歴史の中で監督の誕生日に日本一が決まるなんてことがあったのだろうか?!最高の舞台は整った。あと1つ!頂点取るぞ!
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:32 | 更新情報をチェックする

2021年11月23日

!SMBC日本シリーズ第3戦 東京ヤクルト 5-4 オリックス

B001 002 100 4
S000 030 20x 5
小川6,スアレス1/3,田口1/3,○石山(1-0)11/3,Sマクガフ(1)1−中村
サンタナ1号A(吉田凌)

▼データ
 ・ヤクルト2勝1敗0分
 ・勝利投手石山:シーズン0勝の投手が日本シリーズで白星は、2020年第4戦松本(ソフトバンク)以来史上7人目。
 ・スアレス:日本シリーズ初出場
 ・田口:日本シリーズ3年連続登板

◆ポイント
 ・2回裏0死一二塁中村三振(バント出来ず強攻の末フルカウントからボール球)
 ・3回表0死一塁伏見遊失(併殺を焦ったか)
 ・5回裏2死満塁中村中安(サンタナおとりになるもサード宗二塁悪送球でもう1点)
 ・7回表2死満塁代打ジョーンズ三振(P田口→石山)
 ・8回表石山続投三凡(僅か5球)
 ・9回表マクガフ

いわばヤクとオリのシーソーゲームを制して連勝。2勝1敗。

3時間45分の死闘。先制点はオリックスだった。3回表先頭紅林がヒット。続く伏見が犠打の構えからエンドラン。併殺を焦ったか西浦後逸で0死一二塁。9番投手の田嶋がキッチリ送って1死二三塁。福田四球で1死満塁。宗のタイムリーで先制。このシリーズ初めて試合中にリードを許したスワローズ。尚1死満塁のピンチも吉田正尚三振杉本一邪と最少失点で凌いだ小川。

それでもこの前のイニングである2回裏。先頭村上死球。サンタナサードゴロで併殺コースをベースカバーセカンド安達が捕球出来ずオールセーフで一二塁。中村犠打の構えも2球続けてファール。これで強攻に出るも,追い込まれた末ボール球に手を出し三振。オスナセンターフライで村上タッチアップ。一三塁にはなったが,送っていれば犠飛には十分な飛球だった。2死一三塁で西浦。勝負にはいったが四球で満塁。小川との勝負。2−0とボール先行にはなったが三振で無得点。いわゆる送れていれば・・というミスがあってかつエラーが絡んでの先制点。その意味ではオリックスペースだった(はず)。

5回裏。2死一塁から村上,サンタナの連続四球で満塁。ここで中村がセンター前タイムリーで逆転に成功。さらにセンター福田の三塁送球を受けたサード宗がセカンドへまさかの魔送球。この間にサンタナも生還し3点目。おとりになったはずのサンタナの走塁が活きた貴重な1点。


1年間いや9年間小川を見てきたヤクルトファンなら誰もが不安視した援護を貰った直後の小川の投球。案の定ではないが嫌な予感が的中・・。先頭吉田正尚に二塁打を許し,4番杉本に被弾でなんともあっさり同点振り出しに。

7回表から継投で2番手スアレス。しかしどうも外国人投手受難の今シリーズ。四球犠打四球と1死一二塁のピンチを招いて,宗,吉田正尚と続くところで左腕田口にスイッチ。

これまでの人生でヤクルト的には過去6度。田口くん的には過去2度あった日本シリーズだが・・これが重なってこんなにドキドキしたシリーズは初めてだった。宗をストレートで三振!2死。吉田正も打ち取った当たりだったが・・。警戒して後ろを守っていた外野。ポテンと落ちて勝ち越し点を許してしまう。

それでも2死満塁のピンチで登板した石山が,代打・ジョーンズを空振り三振に仕留め見事な火消し。
その裏サンタナの完璧な右方向へのドームランで再逆転。石山はイニング跨いで8回もマウンドに上がり3者凡退と完璧だった。清水は信頼を失った訳ではなく,延長を見据えて温存したのだろう。延長のアリナシだと競技そのものが変質してしまうなと。このあたりは来季どうなるのか。

最少リードで最終回はマクガフ。これはもはや信頼の問題。
先頭若月にヒット。福田の犠打で1死二塁。宗の進塁打で2死三塁。吉田尚申告敬遠で一三塁と一打逆転のピンチの状況を背負いながら,最後は四番杉本をファーストゴロでゲームセット。第1戦の嫌なムードも中2日空けて完全払拭できた勝利!

1勝1敗(引き分けも含む)から先に2勝したチームの日本一確率は79%(26/33)。しかも直近18回では2008年の巨人以外17回が日本一というデータも。

「マダ、オワッテナーイ」けれどマクガフの復調で一枚岩になれたチーム。てっぺんまであと2つ!!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(石川)ーオリックス(山崎颯)第4戦 東京ドーム 18:00
 ・左腕の”ヤマサキ”か右腕の”ヤマザキ”か
 ・こちらは2015年第5戦以来の石川か。ドームでの登板の嫌なイメージも払拭したい。金久保も全力待機でしょうか。
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:54 | 更新情報をチェックする

2021年11月21日

!SMBC日本シリーズ第2戦 東京ヤクルト 2-0 オリックス

S 000 000 011 2
B 000 000 000 0
○高橋(1-0)9ー中村

▼データ
 ・1勝1敗0分
 ・2015年10月27日以来2217日ぶり日本シリーズ勝利
 ・零封勝利:2001年第1戦以来
 ・完封勝利:1978年第7戦松岡弘,1997年第1戦石井一久に次いで球団史上3人目
 ・2018年第2戦広島以来14試合ぶりセ・リーグ勝利
 ・2013年第6戦巨人以来21試合ぶりパ・リーグ本拠地でのセ・リーグ勝利
 ・高橋:プロ初完封(日本シリーズ初登板初完封は2008年第4戦岸(西武)以来13年ぶり13人目。公式戦完投経験のない投手の日本シリーズ初完投は1966年第6戦益田(巨人)以来55年ぶり史上2人目。同初完封も1966年第6戦益田(巨人)以来55年ぶり史上2人目)
 ・坂口・高橋・元山:日本シリーズ初出場

◆ポイント
 ・2回裏0死一塁ラベロ遊併(西浦好捕POD)
 ・6回表1死無走者西浦中安(チーム初安打初走者)
 ・9回表1死一塁中村投犠(初球キッチリ)
 ・9回裏橋奎二続投

試合後の今の率直な感想。試合が終わった途端めちゃめちゃ肩が凝ってることに気がついた。それだけ力の入った2時間56分でした。

悪夢のサヨナラ負けから一夜。ズルズル行かないのが今年のヤクルト。高橋奎二と宮城大弥のまさに息詰まる投手戦に競り勝ち対戦成績は1勝1敗の5分で東京へ。

京セラドームなのにバンテリンドームのような試合展開。とにかく点が入らない。今日も5回まで0−0。宮城に至っては5回パーフェクトピッチ。ランナーすら出ないのだから点なんて入りっこない。

前半は完全にオリックスペース。1回裏1死一塁。2回裏0死一塁。3回裏0死一塁。4回裏2死一塁。5回裏0死一塁・2死一二塁。毎回ランナーを背負っていた。それでもホームを踏ませる雰囲気は無かった高橋奎二。

逆に後半はヤクルトペース。それもそのはず高橋は6回以降無安打。1四球のみだったのだから。ようやく宮城を捉えた6回表。1死から17人目の打者西浦がチーム初安打。続くプロ19年目にして初の日本シリーズ。しかも古巣オリックス相手にかつての近鉄の本拠地でもある京セラドームと球場360°から歓声に包まれた坂口も渋い逆方向へのヒットで続いて一二塁。しかし塩見三振。青木サードゴロで無得点。7回表も1死から村上が逆方向レフト前ヒットで出塁するも,サンタナ中村と倒れ0行進。

8回表1死から西浦。キッチリ四球を見極めて出塁。2死から塩見が引っ張ってレフト前で一二塁。ここで青木。詰まりながらもセンターの前に落として西浦生還。ようやく均衡破り,昨日に続いての先制点。これで宮城を112球マウンドから先に引きずり下ろした。

9回表も1死からのサンタナの四球から。代走に元山。中村が初球キッチリ犠打でリズムを作って,オスナ。逆方向でライト前。前進守備のライト杉本が打球をファンブル。この隙に元山が生還で貴重な貴重な追加点。記録は杉本の失策。

8回を投げ終えベンチに帰った高橋奎二に,伊藤コーチはグータッチから人差し指を立てた。「1」ーこれが意味するもの。吉田正尚一人だけ行ってくれなのか,もう1イニング最後まで行ってくれなのか。憶測を呼んだが,結果は「1」イニング。プロ初の完封勝利をクライマックスの奥川に続いて今度は日本シリーズという大舞台でやってのけた。

「今日は絶対やり返そうという気持ちで初回からマウンドに立った」「宮城くんも凄いピッチングしてたんで、自分が先に降りるんじゃないかと感じながらマウンドに立ってました」「今日は絶対やり返そうという気持ちで初回からマウンドに立ったので、その結果9回まで抑えられたので良かったです」「青木さんがタイムリー打ってくれ、またギア上げて投げられた。(第1戦で)負けてしまったので、今日、絶対やり返すぞという気持ち。その結果抑えられて良かった」

昨日の今日でマクガフをどう使うかというのは高津監督も悩んだだろう。清水だって30球投じていた。福田宗吉田正尚と左が3枚続く打順で左から左(田口)への継投というのも考えずらい。今野石山も投げてみなければ分からない。
高橋続投が最適解だった。少なくとも自らに白黒勝負がつくまでは高橋と心中。投手出身監督ならではの采配とでもいえようか。

1978 ●○|●○○|●○
1992 ○●|●●○|○●
1993 ○○|●○●|●○
1995 ○○|○●○|
1997 ○●|○○○|
2001 ○●|○○○|
2015 ●●|○●●|
2021 ●○|
第2戦を終えて1勝1敗は球団史上5度目。うち4回日本一なので日本一確率は80%。今回のような●○は1978年以来2度目で日本一確率100%。
初戦サヨナラ負けで2戦目を取るというのは日本一を逃した1992年に対戦した西武と同じパターン。こちらは西武が日本一。さて?!
あれれれー?!よくよく見ると第2戦を勝利した年の日本一確率は100%じゃん!!!

■NEXT GAME
 東京ヤクルト(小川)ーオリックス(田嶋)第3戦 東京ドーム 18:00
 ・小川石川高梨の順番は読めない。原樹理金久保という隠し玉もある。これが予告先発無しの面白さ。
 ・対するオリックスは田嶋にせよ山崎にせよ左腕がくることは濃厚だろう。
 ・ドームランマイスター塩見に期待!心配は山田さん。気温のせいかしら?!
大阪 ☁ | Comment(0) | SWALLOWS | at 22:19 | 更新情報をチェックする

2021年11月20日

!SMBC日本シリーズ第1戦 東京ヤクルト 3-4x オリックス

S 000 001 020 3
B 000 000 103x4
奥川7,H清水1,●マクガフ(0-1)0/3−中村

▼データ
 ・ヤクルト0勝1敗0分
 ・セ・リーグ13連敗
 ・セ・リーグパ球場主催試合20連敗
 ・1試合15三振(シリーズワースト記録)
 ・毎回三振(2013年第2戦巨人以来シリーズ史上9度目)
 ・塩見・青木・村上・サンタナ・オスナ・宮本・西浦・山崎・渡邉・奥川・清水・マクガフ:日本シリーズ初出場

◆ポイント
 ・2回裏2死一二塁若月右飛(宮本フェン直好捕脳震盪)
 ・6回表1死一二塁オスナ三併(初球)
 ・9回裏0死一塁代打ジョーンズ四球(フルカウントから)

LAST3からの悪夢。。。サヨナラ負けは5月8日巨人戦(東京ドーム)で石山が岡本に打たれて以来。正直見聞ログ放棄して即不貞寝したいくらい・・それほど悔しい敗戦。

2点リードで9回裏。マクガフにつないだ。マクガフは中8日。間隔という意味では空いた部類に入るのだが・・・。
先頭紅林にライト前。まだこのあたりは落ち着いて見ていられた。代打ジョーンズにフルカウントから四球。これでまずいなと。福田の犠打。マクガフ三塁へ送球。打者走者は俊足の福田。三塁フォースアウトの選択は決して間違っていなかった。タイミング的には微妙。しかし村上足が離れたかと思いきや全く捕球出来ていなかった。一塁ベンチから見たらそれは明らかだった。0死満塁で最初の打者。同点まではOKという守備体系。宗ショートゴロ併殺に紙一重・・という当たりでも無かったか。センター前に抜け同点。0死一二塁で吉田正尚。塩見の頭の上を越えサヨナラ。あっという間のまさに京セラの悲劇だった。

「まあ、そういうこともあると思いますね。すごく難しいイニングを任せているので。全力でいった結果だと思います」と守護神を責めなかった高津監督。日本シリーズ防御率0.00の守護神高津臣吾が居れば抑えられたかも知れない。。

それでも実質20年ぶりの日本シリーズと思えるくらい見応えのある試合だった。
山本由伸に対してのチームバッティングの徹底。3回58球。4回82球。5回95球。先頭塩見でお化けのようなカーブを見せられた中で,各打者ファールで粘って,たとえアウトになるとしても簡単にアウトにはならなかった。

2回裏には2死無走者から四球とヒットでピンチを招き,9番若月の大飛球を本職は内野手のライト宮本がフェンスに頭を直撃しながらのキャッチ。山本相手に2点を防いだ守備。もしこれがサンタナだったら・・山本にとっては十分の援護とばかりスイスイ行かれていたはず。少なくとも第6戦にも投げてくるであろう山本相手にヤクルト打線は手強いという印象だけは与えられたはず。

0−0の均衡を破ったのは6回表。山田とサンタナの四球で1死一二塁。ここで中村。センター前へのタイムリーであの山本から1点を奪った。なお1死一二塁だったが,続くオスナがあっさり初球サードゴロ併殺。ここが悔やまれるところ。

1点のリードを貰って奥川。初回,2回そして5回と広い京セラドームに助けられた外野フライで無失点ピッチを続けて,7回も1死。ここで代打モヤ。

どうもこういう嫌な予感だけは的中してしまう。事故でしかない本塁打だったが,モヤモヤ。
それでも8回表。村上の10月13日中日戦(バンテリン)で松葉から放って以来となる一発で奥川に勝ちの権利。8回は清水が痺れるようなストレートで抑え,ベンチとしても手を尽くした。そこで負けたんだから仕方あるまい。

ヤクルトはサンタナだけがノーヒット。一方オリックスは4番杉本とラベロが無安打。この杉本を今後どう抑えていくかも今後のポイントとなりそう。
フェン直の宮本。最終打席ヒットを放ったものの一塁ベースに向かうところで足をピリッとやってしまったようにも見えたオスナ。この2人の状態がどうなのか。内川坂口の両ベテランに白羽の矢が立つのか。このあたりも明日の注目ポイントか。

■NEXT GAME
 オリックス(宮城)ー東京ヤクルト(高橋)第2戦 京セラドーム 18:00
 ・京セラで1勝1敗なら御の字と目されていたはず。なんとか勝って東京に帰ろう!それが合言葉。
大阪 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:14 | 更新情報をチェックする

2021年11月12日

!JERAクライマックスシリーズ セ 東京ヤクルト 2-2 巨人 6年ぶり8度目日本シリーズ進出決定

G 001 000 010 2
S 000 000 20- 2
原11/3,金久保32/3,石山1,スアレス1,清水1,マクガフ1−中村
【大会規定により9回表コールド】

▼データ
 ・ヤクルト3勝0敗1分
 ・6年ぶり8度目日本シリーズ進出決定
ヤクルト、オリックスが日本Sへ ともに3勝1分けで突破―プロ野球CS
 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは12日、神宮球場と京セラドーム大阪で第3戦が行われ、セ・パともにリーグ覇者のヤクルト、オリックスが日本シリーズ出場を決めた。
 ヤクルトは6年ぶり、オリックスは25年ぶりのシリーズ進出。
 ヤクルトは3位巨人と九回表終了コールドの2―2で引き分け、アドバンテージの1勝を含め3勝1分けで突破。オリックスは九回に追い付き、3―3のコールドで3勝1分けとした。
 日本シリーズ(7試合制)は20日、オリックスが京セラドーム大阪にヤクルトを迎えて開幕する。[ 11/12(金) 21:24配信 時事通信 ] 

 ・ファイナルステージ2失点(6試合制となった2008年以降2013年巨人,2018年広島,2021年のオリックスを抜き史上最少)
 ・最優秀選手奥川(2007年ダルビッシュ有(日本ハム)21歳を抜き史上最年少クライマックスシリーズMVP)
 ・金久保:クライマックス初出場

◆ポイント
 ・2番手金久保
 ・4回表0死二三塁松原三振メルセデス三振吉川左飛
 ・7回裏2死満塁青木左安

IMG20211112225743.jpg
ものすご〜く正直に言うと今日は勝たないで(明日決めて)という気持ちで戦況を見つめていたのは紛れもない事実です。2階席ながら最前のクラチナチケットが手元にある状態。
想定外のアクシデント。ノーヒットノーランペース。一打逆転のチャンスで廣岡。同点の最終回。本当に複雑な気持ちで戦況を見つめていました。でもこうして選手の笑顔がはじけて今は感無量でしかありません。ありがとう東京ヤクルトスワローズ。

1995年以来26年ぶりとなるオリックスとの日本シリーズが決まりました。バリバリの受験生なのにおかまいなしで野球中継に熱中していた中学3年生も40歳となりました。それだけの年月を経ての対戦。
2019年そして2020年と2年連続最下位。クライマックスシリーズはアドバンテージ+完封→零封リレー→引き分けの3勝0敗1分という全く同じ同日決着。
私のようなオールドファンにとって日本シリーズといえば1990年代の対西武というイメージが強いのですが,ヤクルトスワローズの歴史として昭和・平成・令和と3つの元号にまたがって対戦するほど縁があるのが実はオリックスということになりました。

昭和53年。スワローズが初めて日本シリーズに進出した年に対戦したのがオリックスの前身である阪急ブレーブス。
平成7年。阪神大震災のあった年に対戦したのががんばろう神戸をスローガンにしたイチローのいるオリックスブルーウェーブ。
平成13年。アメリカ同時多発テロのあった年に対戦したのがオリックスブルーウェーブと合併し消滅した大阪近鉄バファローズ。
そして令和3年。コロナ禍という苦難の年の瀬に対戦するのがオリックス・バファローズ。
元号をまたいで”4度目”の対戦。ヤクルトにとっては20年ぶり。オリックスにとっては25年ぶりの日本一を目指す。こんな巡り合わせってあるのでしょうか。
ちなみに昭和4勝3敗。平成4勝1敗ずつといずれもヤクルトが日本一に輝いているというデータが。

「選手の強さ、成長を感じた。勝つことができてすごく幸せ」「セの代表として日本シリーズに出場できることにほっとしている。必ず日本一になります」高らかに誓った高津監督。リーグ優勝の時から明らかに監督は日本シリーズを見据えていた。そこにたどり着いた。

先発原樹理をアクシデントが襲った。2回表1死大城の打球が原の右手を直撃。原はマウンド上にうずくまり,そのままトレーナーに腕を抱えられベンチへ。ブルペンで準備を始めたのは高卒4年目の金久保だった。
クライマックスシリーズと同時に一軍登録。シーズンであれば大西から小刻みに刻むべきところを,第2先発として万が一に備えていた首脳陣の危機管理がこんな形で活かされた。

緊急登板にも関わらず32/3イニングを,坂本の犠飛による1失点のみで試合を作った。4回表には0死二三塁のピンチを招きながら,8番9番1番と動じなかった。奥川高橋奎二がスポットライトを浴びる中で,村上と同期の金久保が俺も忘れるなとばかりのピッチング。クライマックスという舞台で22歳以下の3本柱を確立させてしまった。これが来年以降につながるのだから末恐ろしい。

先発メルセデスの前に3回パーフェクトだった打線。4回表先頭塩見が四球で初めて出塁するも,ノーヒットノーランペースで6回へ。6回1死一塁から山田がチーム初ヒットを放つも得点にはつながらず。

メルセデスは6回80球無失点で降板。終盤3イニングをデラロサー中川ービエイラで逃げ切る作戦に出た原監督。
7回裏。1死から不振のオスナがセンター前へのクリーンヒット。代走に渡邉。西浦が一球ファールはあったが犠打成功で2死二塁。代打川端四球。代走に荒木。続く塩見もフルカウントからハーフスイングをボールの判定で四球。満塁となり青木を迎えたところでデラロサから左腕中川にスイッチ。

その初球。逆方向に軽打。三走渡邉に続き二走荒木も生還で逆転に成功。ただこの陰におとりとなった塩見の走塁があった。レフト八百板がキャッチしてサードの廣岡に返球。廣岡は目の前まで来ていた塩見をアウトにしようと挟殺プレーに出た。もしそのまま本塁に投げていたら,タイミング的にどうだっただろうか。冷静になって振り返ると悠々アウトだった。

1点リードして8回のマウンドに清水。しかし2死無走者からウィーラーにヒット。大城に四球。暴投があって二三塁。ここで打席には廣岡。打球はかつての好敵手西浦のもとへ。先ほどのプレーを取り返そうと必死の一塁へのヘッドスライディングで内野安打。三走若林が生還し同点。なお2死一三塁と勝ち越しのチャンスで代打に中島。ここはサードフライで同点どまり。

今年の規定により同点であれば9回裏は行わない。このルールで9回表のマウンドにマクガフ。先頭八百板センターフライ。吉川尚輝サードゴロ。最後は代打中田翔を空振り三振。散々物議を醸した中田翔でゲームセットというのも何かの因縁か。 

例によって22回胴上げの提案が却下され横浜スタジアムと同じ5回宙を舞った高津監督。
「自分の力、チームの力を十分に発揮してくれた。自信とやる気を持って戦う姿は、それを見ているだけで勝てると思いました」「(原)樹理のアクシデントはすごく大きかったけれど、その後投げた金久保やリリーフの投手。最後(青木)ノリがおいしいところを持っていきましたけれども、川端の四球であったり、いろいろつないでという野球ができた」。「『絶対大丈夫』を心に秘めて、日本全国のファンのためにも全力で戦います」

今シリーズに関してはやはり第1戦の初回がすべてだったと思う。その意味で奥川に譲ったが塩見が真のMVPだと思う。

■NEXT GAME
 SMBC日本シリーズ オリックス(山本由伸)ー東京ヤクルト(奥川)第1戦 京セラドーム大阪 18:00
 ・ヤクルトとしては20年ぶりだが,セ・リーグとしても9年ぶりの日本一という使命を背負っての日本シリーズに
 ・不人気カードとは言わせない。若き才能あふれる両軍の球史に刻まれるような熱戦になること間違いなし!続きを読む
東京 ☀ | Comment(0) | SWALLOWS | at 23:59 | 更新情報をチェックする